平成 2 6年 3月 1 5日 関係各位 公益財団法人日本バスケットボーノレ協会 審判委員会 バスケットボール競技規則変更点の概略 国際バスケットボーノレ連盟 ( F1BA : F e d e r a t i o nI n t e m a t i o n a l ed eB a s k e t b a l l )のテクニカル・コミッションは, 2013 年 6月 20日 , 2 1日の 2日間にわたりスイスのジュネーヴにある FIBA 本部で開催された FIBA セントラノレ・ボード ( FIBA中 央委員会)に, 2 014 年1 0月 1日以降 (2014年男女世界選手権大会以降)に施行される予定の新しし、競技規則の最 終原案を提出した. FIBA セントラノレ・ボードは,その原案を採択・承認し, 2 014年 10月 1日より施行される規則として, FIBA のホーム・ ページを通じて公表した. FIBAは,これらの変更点を含む新しい競技規則については,印刷物としての競技規則書を r O f f i c i a lB a s k e t b a l l R u l e s2 0 1 4 Jとして 2014 年夏までに刊行することをすでに公表済みである. 変更点の主な概略は,以下の通りである. 1 . ノー・チャージ aセミサークル・ルール: ノー・チャージ・セミサークノレのラインは,ノー・チャージ田セミサークル・エリアに含まれることになった. すなわち,ノー・チャージ・セミサークノレのラインに触れている防御側プレイヤーは,ノー・チャージ・セミサークル エリア肉にいるものとみなされることになった. したがって,防御側プレイヤーがノ←・チャージ・セミサークルの外側にいても,その防御側プレイヤーがノー・ チャージ・セミサークノレのラインに触れている場合は,ノー・チャージ・セミサークルリレーノレの規定が適用されるこ とになった. E これは,ショットやパスをするためにジャンプ した攻撃側プレイヤーをより保護するための変更で、ある. o など,変更に付随する締かい点における規定については, ※「片足だけがラインに触れている場合J FIBA からの解説の発表を待つことになる. 2 . タイム・アウト: 第4ピリオドの最後の2分間には, 1チームがタイム・アウトを3聞とることはできなくなった. チームは,後半(第 3ピリオドと第4ピリオドを通じて)に3 回のタイム・アウトをとることができる J が , すなわち,「 1 第4 ピリオドの最後の2 分間にはそのチームにタイム・アウトが3回残っていたとしても,それぞれのチームは2 田ず つまでしかタイム・アウトが認められなくなった. これは,ゲーム終了直前における過度の回数のタイム・アウトによるゲームのたび、重なる中断を避けるための変更 である. ※ 1チームが「後半(第 3ピリオドと第4ピリオドを通じて)~こ3回のタイム・アウトをとることができる」としづ本来の 規則についての変更はない. ※ 「前半(第 1ピリオドと第 2ピリオドを通じて)に 2回J,r 各延長時限には 1回ずつ J のタイム・アウトをとることが できることについては規則の変更はない. 3 . 24 秒ルール: フィールド・ゴールあるいは最後のフリースローのボーノレがリングに触れたのち,シューター側チームのプレイヤー がそのリバウンドのポールを取った場合は, 24秒計は 1 4 秒からはかり始められることになった. これは,ゲームのテンポ・アップ。やスピード・アッフ。を図り,攻撃や、ンヨットの機会をより増やすための変更である. 24秒計)の仕様に変更が求められているので注意すること│ ※出器具 ( ※「ショットによってボーノレのコントロールが終わっても, 24 秒の制限が終わらないうち(ボールがリングに 触れなかったとき)にふたたび伺じチームがそのボールをコントロールした場合は, 24 秒計は止めないし リセットもしなしリことについては変更はない. からの ※「パスされたボーノレがリングに触れた場合」なと変更に付随する細かい点における規定は, FIBA 解説の発表を待つことになる. 4 . テクニカル・ファウル/その①: プレイヤーに科されるものでもコーチに科されるものでも,テクニカノレ・ファウノレの罰則は「相手チームに 1 個のフ リースローとスロー・インを与える jことになった. そのほかの点については下記 5 .に述べられたもの以外,特に変更はない. これは,テクニカル・ファウノレとアンスポーツマンライク・ファウノレを比較したとき,“からだの触れ合いのないテクニカ ノレ・ファウノレ"にも“からだの触れ合いによるアンスポーツマンライク・ファウル"と同様に「相手チームに2個のフリー e; . l¥うことが罰則としては重すぎるのではないかという考え方から,これらのファウノレ スローとスロー・インを与える J による罰則の重さのバランスを取るための変更である. ※変更になるのはフリースローの数だけである. E テクニカル・ファウル/その②: 1フ。レイヤーにテクニカノレ・ファウルが2回記録されたときは,そのプレイヤーは失格鋼退場になることになった. これは, 1プレイヤーが一度テクニカノいファウルを宣せられているにもかかわらず,ふたたび、スポーツマンシップと フェア・フ。レイの精神を逸脱するふるまいをしてゲームのクリーンな雰囲気を損なった場合に,そのプレイヤーによ り重い罰則を科すための変更である. J個のファウ J レとして考えるので, ※テクニカノレ・ファウルとアンスポーツマンライク・ファウノレは種類の異なる男I 1プレイヤーにテクニカノレ・ファウルとアンスポーツマンライク・ファウノレが 1回ずつ記録されても,それだけ では失格・退場になることはない. ※この規定によってプレイヤーが失格・退場となった場合は,罰則はテクニカル・ファウルの罰則だけを適用 する.したがって,そのうえさらにデ、イスクオリファイング・ファウルの罰則が適用されることはない. ※コーチに記録されるテクニカル・ファウノレの回数によるコーチの失格・退場となる条件については変更はな 2 0 1 5年 3月 1 4日 r2015-バスケットポール競技規則 Jにおけるユニフォーム(シャツ・パンツ)の圏内導入について 2 0 1 5年 4月 1日に施行される r2015-バスケットボール競技規則」の改正点のうち、ユニフォーム(パン ツの長さ)に関するルール改正について、移行措置として次のとおり定める。 該当規定 : r 2 0 1 5 . . . . . .バスケットボール競技規則 j 第 4条 .3ユニフォーム ( 4 .3 .1 ) 「ユニフォーム規程 J 3 .パンツ ( 3 .1 .3 ) まひざ上までとする旬り;ざ言葉にかかってしまう長さ的パンツ i ま公式大会のニエニ ※パンツの長さ i ま認められない. フォームとして i 1 .2 0 1 5年 4月以降に新しくユニフォームを製作・購入する際は、上記規則に準じたユニフォームであること 2 .各カテゴリーの特性を考慮し、導入する時期を次のように定める ①全日本総合バスケットポール選手権大会(オールジャパン) 2 0 1 5年度開催の本大会より適用する 各ブロック予選大会ほか、 NBL及び WJBしを除く、オールジャパン出場推薦を兼ねる大会での適用に ついては、主催者の判断とする ② NBL.WJBL 2 0 1 5年度開催の大会 ( 2 0 1ト 2 0 1 6シーズン)より適用する ③U 1 2 (ミニ連盟) 身体成長の著しい時期でもあるため、国肉大会での規則の適用は行わない 但し、国際親善大会の場合は(日本国肉開催であっても)、上記規則にできるだけ沿うような長さのパ ンツを着用することが望ましい ④その他 0 1 6年度からとする 全国大会での適用は、移行期間を 1年開設け、 2 各ブロック予選大会、各都道府県園地区大会、各地方連盟主催大会等の適用については、主催者の 判断とする 以上
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