熱中症予防指針

WBGT INSTRUMENTS
401B 無線式
熱中症予防表示パネル
熱中症予防指針に現在のWBGT値をリアルタイム表示!
!
無線通信で配線工事不要 設置場所を選びません。
401B熱中症予防表示パネルは、現在のWBGT(暑さ指数)
を熱中症予防指針にダイレクト
表示のため、
リアルタイムの熱中症危険度と熱中症予防策が一目瞭然でわかります。
測定・掲示の手間から解放されます。
NETIS登録商品
(登録番号KK110016-A)
無
線
通
信
商品コード:RN300500001
商品名::熱中症予防表示パネル
WBGT 401B無線式
測定値が、熱中症予防指針の
危険度に合わせ移動
リアルタイムで危険度と予防
情報をお知らせ
※熱中症予防指針ポスターは用途に合わせて3種類を用意
スポーツ用
労働安全用
日常生活用
特 長
現在のWBGT(暑さ指数)
を測定表示
測定値が、熱中症予防指針の熱中症危険度に合わせて移動表示
リアルタイムで熱中症危険度と熱中症予防情報をお知らせ
測定ユニットは、乾電池駆動も用意、設置場所を選びません
予防指針は用途別に「スポーツ用」
「労働安全用」
「日常生活用」の
3 種類より選択可能
(危険度の表現変更も可能)
無線式のため煩わしい配線工事が不要
暑熱の場所で簡単に測定、注意喚起したい場所で即表示可能
05
仕 様
測定範囲:WBGT 0∼50℃
WBGT表示:赤色LED 文字高 15.2mm
表示範囲:Lo℃、
20∼33℃、Hi℃
電源:AC100V、
DC12V(測定ユニットは電池式も可能)
パネルサイズ:A1版
(H891xW644)
設置環境:屋外/屋内 表示パネルは壁掛取付
無線通信距離:見通し約500m
(設置環境により短くなる場合あり)
中継ユニット使用で延長可能
出力:シリアル通信
(RS485)
オプション:パネルスタンド
(キャスター付)
PCソフト
(詳細は、P10をご覧ください)
大形WBGT表示器
大形WBGT表示器に無線ユニットを内蔵
測定データをWBGT測定ユニットからダイレクトに受信、
取扱いが簡便です。
WBGT
INSTRUMENTS
401B 無線内蔵式
NETIS登録商品
401B無線内蔵式大形WBGT表示器は、
表示器に無線ユニットを内蔵しましたので
ケーブルを使用せず測定データを表示できるため、表示器を離して使用する場合に
取扱いが楽になりました。
線
通
信
WBGT測定器
ユーティリティソフト
無
商品コード:RN400500001
商品名::熱中症予防表示器
401B 無線内蔵型
WBGT測定器
Selection Guide
(登録番号KK110016-A)
熱中症予防システム
熱中症予防システム
NETIS Selection Guide
熱中症予防システム
システム構成機器
熱中症予防システム
システム機器組合せ
約500m
!
仕 様
測定範囲
・WBGT:0∼50℃ ・黒球温度:0∼80.0℃
(φ150mm黒球)
・周囲温度:0∼60.0℃ ・湿球温度:周囲温度、
相対湿度から算出
・相対湿度:10∼90%RH
電源:AC100V、
DC12V(測定ユニットは電池式も可能)
無線通信距離:見通し約500m
(設置環境により短くなる場合あり)
中継ユニット使用で延長可能
オプション 出力:シリアル通信(RS485)、
アナログ
(DC4-20mA)、
警報出力(オープンコレクタ出力1点)、
取付:表示器取付金具
(取っ手付/無し)
、
アルミ三脚
PCソフト
(詳細は、P10をご覧ください)
WBGT(暑さ指数)とは
熱中症予防指針
現在のWBGT(暑さ指数)
と周囲温度を測定、大きく表示
大形赤色LEDを採用、視認距離は約10m
連続計測が可能で、測定値の記録も容易
オプションの警報信号灯使用で、現在の危険度をお知らせします
無線式のため煩わしい配線工事が不要
暑熱の場所で簡単に測定、注意喚起したい場所で即表示可能
測定ユニットは、
乾電池駆動も用意、設置場所を選びません
表示器を測定ユニットに取り付け可能な取付金具をオプションで
用意、測定ユニットと一体型で使用できます
JIS規格、JIS Z 8504 準拠
熱中症とは
特 長
熱中症予防システム
構成機器 形名構成表
中継ユニットを使用すれば、
通信距離延長も可能。
WBGT INSTRUMENTS
形名構成表
無線通信
職員室
06
WBGT表示器 Selection Guide
仕 様 / 形 名
種
別
401A
401B-21
401B-12
401B-01/02
401C
401D
WBGT表示器
WBGT表示パネル
無線内蔵表示器
熱中症予防システム
ローコスト屋内用
WBGTセンサ
0 ∼ 50.0℃
0 ∼ 60.0℃
概 観 仕 様
W
測
定
範
囲
B
G
T
0 ∼ 50℃
周 囲 温 度
0 ∼ 60.0℃
相 対 湿 度
黒球温度
10 ∼ 90% RH
※1
0 ∼ 80.0℃
湿 球 温 度
測
定
精
度
W
B
G
デ
ー
タ
通
信
± 0.5℃(10 ∼ 35℃) ± 1℃(左記以外の測定範囲)
相 対 湿 度
± 3%RH(20 ∼ 80%RH、25℃において)
黒 球 温 度
± 0.5℃(10 ∼ 35℃) ± 1℃(35.1 ∼ 60℃)
屋 外
項 目
表
0.7 ×湿球温度+ 0.3 ×黒球温度+ 0.1 ×周囲温度
屋 内
WBGT 計算式切替機能
機
器
間
通
信
± 1℃(10 ∼ 35℃)
周 囲 温 度
WBGT 計算式
表
示
仕
様
周囲温度と相対湿度から算出
T
0.7 ×湿球温度+ 0.3 ×黒球温度
●
●
●
●
(屋内のみ)
●
WBGT
●
●
●
●
●
―
周囲温度
●
―
●
●
●
―
示
色
赤色LED
文字高さ(mm)
45(高輝度タイプ 60)
15.2
45
45
45
―
表 示 周 期
2秒
1分
1分
1分
2秒
―
―
―
●
●
●
―
―
―
最大 500m
方 式
有線式
●
無線式
※2
通 信 距 離
最大 100m
約 500m(見通しの良い直線距離にて/特定小電力無線)
アナログ(4-20mA)
○(2ch)
RS232C
○
RS485
○
●
AC100V
●
●
AC200V
●
●
警報(判定)出力
供
給
電
源
電
周
辺
機
器
―
○
○(2ch)
(○)
○
●
○
●
●
●
●
●
●
●
○
DC12V
●
DC24V
●
池
○
式
(○)
(○)
○(充電池併用)
○(測定ユニットのみ) ○(測定ユニットのみ)
使 用 環 境
0 ∼ 5 0℃ 10 ∼ 9 0 %R H(結露なきこと)
保 存 環 境
− 2 0 ∼ 70℃ 10 ∼ 9 5%R H(結露なきこと)
PC ソ フ ト
○
○
○
○
○
○
別置用表示器
○
○
○
○
○
○
警 報 信号 灯
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
WBGT 表示パネル
○
予防指針掲示ボード
○
表示器別置用三脚
○
○
○
※1 φ150mm 黒球 ※2 設置環境により短くなる場合あり、
中継器使用にて通信距離の延長可能
○
●:標準 ○:オプション
オプション機器
〈TC-651WBGT警報信号灯〉
熱中症危険度を予防指針
に応じた5段信号灯で
お知らせします
現在のWBGT値も
確認できます
9
〈4015 大形WBGT表示器〉
RS485の信号入力を受けて
WBGT、
周囲温度を表示します
401A、401B、
401Cと同一サイズ
〈
三脚スタンド〉
表示器別置用
〈
パネルスタンド〉
表示パネル取付用
熱中症予防システム
NETIS 登録商品 登録番号:KK-110016-A
JIS 規格 JIS Z 8504 準拠
32,17
常 時 測 定・常 時 監 視 (気象は刻々と変化、今 危険かもしれません)
POINT 2 遠 隔 測 定・集 中 監 視 (暑い場所に度々測定に行くのは危険です)
POINT 3 手 間 いらず で注 意 喚 起 POINT 4 黒 球 温 度( 輻 射 熱 )測 定 POINT 5 (度々の測定と危険度告知は大変です)
(暑さ指数要素の3割※は黒球温度です)
測 定 デ ー タの 記 録 ※屋内の場合
(事故発生時の記録を残せます)
熱中症予防システム導入事例
.1 学校では・・・
運動場で測定し保健室に居ながらにして
熱中症危険度をモニター 記録も取れます
WBGT測定
ユニット(無線式)
パソコンソフト
11
.2 建設現場では・・・
熱中症予防
表示パネル
導入事
作業現場の熱中症危険度を遠隔監視
現場責任者に警報メールでお知らせ
WBGT測定
ユニット(無線式)
パソコンソフト
.3 公共施設では・・・
例No
例No
例No
導入事
無線内蔵型
大形WBGT表示器
メール配信機能
導入事
WBGT(暑さ指数)
を測定し、
ミスト噴霧装置を制御して周囲温度を冷却
WBGTセンサ
WBGTリレー
ユニット
ミスト装置
NETIS Selection Guide
システム構成 1
401A
WBGT表示器
システム構成機器
表示部
(※2)
①大形WBGT表示器
(一体型)
形名:401A-3-X-X-X-54-000
WBGT測定部
(※1)
PC用出力
(RS485)
有線式
ケーブル長
最大100m
電源:AC100V
[オプション]
②延長ケーブル 最大100m迄
③PC用出力
(※1)
電源:AC100V
※1 本品には、直接のメール配信機能は有りません。
(直接メール配信タイプも製作可能)
但し、
PC/PCソフトと組み合わせれば、
メール配信が可能となります。
システム構成 2
401B-21 熱中症予防表示パネル
システム構成機器
401B-01
WBGT測定ユニット
〔オプション〕
PCソフト 5890-11
システム構成 3
(PCは含みません)
※1 測定ユニットの電源は、
電池式も製作可能
電源:AC100V
取付:壁掛
※2 設置環境により通信距離が短くなる場合あり
401B-02 コントロールユニット
システム構成機器
401B-01
WBGT測定ユニット
PCソフト 5890-11
RS485/USB
変換器
[オプション]
⑤RS485/USB変換器 (PC周辺機器、市販品)
RS485
ケーブル10m
電源:AC100V※1
取付:ポール差込み
無線通信
※2
約500m
(見通し距離)
(PCは含みません)
電源:AC100V
取付:壁掛
※1 測定ユニットの電源は、
電池式も製作可能
システムバリエーション 1
システム構成機器
401B-12 無線内蔵式WBGT表示器
401B-01
WBGT測定ユニット
PCソフト 5890-11
〔オプション〕
電源:AC100V※1
取付:ポール差込み
無線通信
※2
約500m
(見通し距離)
[オプション]
⑤RS485/USB変換器 (PC周辺機器、市販品)
(PCは含みません)
電源:AC100V
取付:壁掛
※1 測定ユニットの電源は、
電池式も製作可能
WBGT INSTRUMENTS
形名構成表
RS485/USB
変換器
RS485
ケーブル10m
①WBGT測定ユニット 形名:401B-01-3-X-X-56
②無線内蔵式WBGT表示器 形名:401B-12-3-X-E1-X-51
③機器間ケーブル 10m
④PCソフト 形名:5890-11
熱中症予防システム
システム機器組合せ
※2 設置環境により通信距離が短くなる場合あり
熱中症予防システム
システム構成機器
〔オプション〕
①WBGT測定ユニット 形名:401B-01-3-X-X-56
②コントロールユニット 形名:401B-02-3-E1-X-55
③機器間ケーブル 10m
④PCソフト 形名:5890-11
熱中症予防システム
NETIS Selection Guide
電源:AC100V※1
取付:ポール差込み
RS485
ケーブル10m
熱中症予防システム
[オプション]
③機器間ケーブル 10m
④RS485/USB変換器 (PC周辺機器、市販品)
⑤PCソフト 形名:5890-11
RS485/USB
変換器
無線通信
※2
約500m
(見通し距離)
①WBGT測定ユニット 形名:401B-01-3-X-X-56
②熱中症予防表示パネル 形名:401B-21-3-E1-X-55-B
WBGT測定器
ユーティリティソフト
※2 NE
I
TSには、
「表示部」
を測定部に対しての「受信部」
として記載している箇所が有ります。
WBGT測定器
Selection Guide
表示部と測定部を
分離して使用可能
WBGT
INSTRUMENTS
国土交通省 NETIS登録商品
熱中症事故予防の注意喚起システム(登録番号:KK-110016-A)
※2 設置環境により通信距離が短くなる場合あり
システム構成機器
401C 屋内用
WBGT表示器
PCソフト 5890-07
①屋内用 WBGT表示器 形名:401C-3-X-X-E1-56
②機器間ケーブル 30m
③PCソフト 形名:5890-07
熱中症予防システム
構成機器 形名構成表
システムバリエーション 2
〔オプション〕
電源:AC100V
取付:ポール差込み
RS485
ケーブル長 最大500m
熱中症とは
有線式
[オプション]
④RS485/USB変換器 (PC周辺機器、市販品)
RS485/USB
変換器
(PCは含みません)
WBGT(暑さ指数)とは
システムバリエーション 3
システム構成機器
401D
WBGTセンサ
PCソフト 5890-07
RS485
RS485/USB
変換器
熱中症予防指針
[オプション]
④RS485/USB変換器 (PC周辺機器、市販品)
〔オプション〕
有線式
①WBGTセンサ 形名:401D-3-E1-X-56
②機器間ケーブル 30m
③PCソフト 形名:5890-07
ケーブル長 最大500m
電源:AC100V
取付:ポール差込み
(PCは含みません)
12
熱中症とは
はじめに
ヒートアイランド現象や地球温暖化による影響のひとつとして、熱ストレスの増大が指摘されています。一般環境における熱ストレスの増大は、
日
常生活における熱中症発症のリスクを高めます。従来、熱中症は、多くは高温環境下での労働や運動活動で発生していましたが、最近では日常生
活においても発生が増加していると言われています。
また体温調節機能が低下している高齢者や、体温調節機能がまだ十分に発達していない小児・幼児は、成人よりも熱中症のリスクが高く、更に注意
が必要です。熱中症の症状は一様ではなく、症状が重くなると生命へ危険が及ぶこともあります。
しかし、適切な予防法を知っていれば、熱中症を
防ぐことができます。
熱中症を予防するには
熱中症は、下記のに示すように<環境><からだ>の条件が複合して症状を引き起こします。<環境>条件においては、高温環境だけでなく多湿、
風が弱い、輻射熱源(直射日光、照り返し、熱を発生するもの)
があるなどの条件が影響します。このような条件下では、体から外気への熱放散(皮
膚温上昇による)
が減少し、
汗の蒸発も不十分となり熱中症になりやすくなります。
熱 中 症 を 引 き 起 こ す 条 件
環 境
・
・
・
・
か ら だ
激しい労働や運動によって体内に
著しい熱が産生される
気温が高い
湿度が高い
風が弱い
日差しが強い
暑い環境に体が充分に対応できていない
熱中症を引き起こす可能性あり
よって熱中症を予防するには、気温、気流、湿度、輻射熱を測定することにより、人体に及ぼす影響を複合的に評価し予防措置を取る必要がありま
す。現在までに高温環境を評価する種々の温熱指標が提案されていますが、特に高温環境の指標として労働や運動時の熱中症の予防措置に用い
られているものにWBGT
(Wet-bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)
があります。
熱中症を予防するには、環境を測ることが必要…
気温だけでなく湿度、輻射熱などの環境を測る必要があります。
乾球温度
NDB
WBGTの測定
WBGT=湿球黒球温度
湿球温度
NWB
黒球温度
GT
19
写真 -1 環境省「熱中症環境保健マニュアル」より
乾球温度、湿球温度、黒球温度の
3つを測定します。
WBGT(暑さ指数)とは
WBGTは、1989年にISO(国際標準化機構)により
「WBGT指数および作業者の熱ストレスの評価」
としてISO7243が規格化され、1999年に
JIS(日本エ業規格)においてもJISZ8504として同様の規格が作成されました。
WBGTは乾球温度、
湿球温度および黒球温度により次の式で算出されます。熱中症予防のための指標であり、
「暑さ指数」
といえます。
WBGT
INSTRUMENTS
WBGT(湿球黒球温度=暑さ指数)
とは
WBGT測定器
Selection Guide
〔WBGT計算式〕
WBGT=
〔0.7 × 湿球温度〕
+
〔0.2×黒球温度〕
+
〔0.1×乾球温度〕
室内で日射のない場合
WBGT測定器
ユーティリティソフト
屋外で日射のある場合
熱中症予防システム
WBGT=
〔0.7 × 湿球温度〕
+
〔0.3×黒球温度〕
WBGTは人体の熱収支に係わる環境の4要素のうち温度、湿度、輻射熱の3要素により算出されますが、湿球温度・黒球温度は気流の
影響も受けていますので、
温度、湿度、輻射熱だけでなく気流を加えた環境の4要素を積極的に取り入れた指標といえます。
写真 -1の乾湿温度計を用
いて測定します。乾球温度は輻射熱を取り除くために感温部を日陰(アルミホイルでカバー)
にします。また湿球温度の感温部は水で濡らしたガー
ゼで包む必要があるので、
ボトルに常に水が入っているように管理します。輻射熱はφ150の黒球温度計を用います。測定装置は、地上高1.2∼
で鶴賀電機㈱では、湿球温度測定の水補給や計算の繁雑さを取り除き、現場でリアルタイムにWBGTを表示する「大形ディジタルWBGT表示
器」をはじめとするWBGT測定器を製品化致しました。
電卓で計算
乾球温度・湿球温度は何℃?
目視測定
熱中症予防システム
構成機器 形名構成表
WBGT値を求める
WBGT INSTRUMENTS
形名構成表
黒球温度は何℃?
熱中症予防システム
システム機器組合せ
今までは…
熱中症予防システム
システム構成機器
1.5mの高さに設置し、少なくとも15分間放置して温度表示が安定した後に読み取ります。また10分毎、
60分毎に観測することも必要です。そこ
熱中症予防システム
NETIS Selection Guide
WBGTの計算式は、
日射のある屋外と日射のない屋内では、
計算式が異なります。乾球温度と湿球温度の測定は前頁
熱中症とは
WBGT(暑さ指数)とは
もっと簡単に測りたい
熱中症予防指針
WBGT(暑さ指数)測定器
20
熱中症予防指針
スポーツ用 ㈶日本体育協会
スポーツに関する 熱中症予防のための運動指針
気 温
WBGT温度
運 動 指 針
35℃以上
31℃以上
31∼35℃
28∼31℃
WBGT28℃以上では、熱中症の危険が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動
厳重警戒
は避ける。運動する場合には、積極的に休息をとり水分補給を行う。 体力の低いもの、 暑さになれ
(厳しい運動は中止)
ていないものは運動中止。
28∼31℃
25∼28℃
警 戒
WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり水分を補給する。激しい運動
(積極的に休息) では、30分おきくらいに休息をとる。
24∼28℃
21∼25℃
注 意
WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意すると
(積極的に水分補給) ともに、運動の合間に積極的に水を飲むよう にする。
24℃まで
21℃まで
ほぼ安全
WBGT21℃以下では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分の補給は必要である。市民マラソ
(適宜水分補給) ンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。
運動は原則
中止
WBGT31℃以上では、皮膚温より気温のほうが高くなり、体から熱を逃すことができない。特別の
場合以外は運動は中止する。
(財)
日本体育協会
(1994)
熱中症予防のための運動指針より
労働作業用 厚生労働省、環境省
作業者に関する WBGT 熱ストレス指針の基準値表
WBGT基準値
※1
熱に順化
している人
熱に順化して
いない人※2
代謝率区分
33℃
32℃
0 安静
30℃
29℃
1 低代謝率
(軽作業)
28℃
26℃
作 業 例
安静。
楽な座位で軽い手作業や手及び腕の作業、腕と脚の作業など。立体位では小さい部分のドリル・
フライス盤作業、小さい力の道具の機械作業など。ちょっとした歩き(速さ3.5km/h)
2 中程度代謝率 継続した頭と腕の作業や腕と脚の作業、腕と胴体の作業など。軽量な荷車や手押し車を押したり
(中程度の作業) 引いたりする作業。3.5∼5.5km/hの速さで歩く。
気流を感じるとき
26℃
23℃
気流を感じないとき
25℃
3 高代謝率
(激しい作業)
強度の腕と胴体の作業、重い材料を運ぶ作業、草刈り作業など。重い荷物の荷車や手押し車を押
したり引いたりする作業。鋳物を削る作業、コンクリートブロックを積む作業。5.5∼7km/hの
速さで歩く。
22℃
気流を感じるとき
25℃
20℃
気流を感じないとき
23℃
4 極高代謝率
最大速度の速さでとても激しい活動など。おのを振るう作業、激しくシャベルを使ったり掘った
(極激しい作業) りする作業。階段を登る、走る、7km/hより速く歩く。
18℃
※1 基準値が限度を超えた場合、適切な方法により熱によるストレスを軽減
する必要あり。
※2 順化していない人とは、作業する前の週に毎日熱にさらされていなかっ
た人をいう。
環境省HPおよびJIS Z 8504指数に基づく作業者の熱ストレスの評価 - 暑熱環
境よりこれらの数値は最高直腸温度38℃を許容限度として認定されている。
衣類の組合わせによりWBGT値に加えるべき補正値
下記の衣類を着用して作業を行う場合にあっては、算出されたWBGT値に、各補正値を加えてください。
衣服の種類
WBGT 値 に 加え
るべき補正値(℃)
作業服(長 布(織物) 二層の布 SMS ポリプ ポリオレフィ 限 定 用 途 の
袖シャツと 製 つなぎ ( 織 物 ) ロピレン 製 ン布 製つな 蒸 気 不 浸 透
ズボン)
服
製服
つなぎ服
ぎ服
性つなぎ服
0
0
3
0.5
1
11
※補正値は、一般にレベルAと呼ばれる完全な不浸透性防護服に使用しないでください。
※重ね着の場合に、個々の補正値を加えて全体の補正値とすることはできません。
日常生活用 日本生気象学会
日常生活における熱中症予防指針
温度基準(WBGT)
注意すべき生活活動の目安
危険(31℃以上)
すべての生活活動で
おこる危険性
厳重警戒(28∼31℃)
注 意 事 項
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内
に移動する。
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25∼28℃)
中等度以上の生活活動で
おこる危険性
注意(25℃未満)
強い生活活動で
おこる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
(ここでのWBGTはその日の最高気温時の気温と湿度から推定されるものである)
(28∼31℃は28℃以上31℃未満の意味)
21
ホームページ
http://www.tsuruga.co.jp/etc/wbgt.html
熱中症予防システム
熱中症予防システム
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熱中症予防システム
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≫熱中症予防に関する情報はこちら!!
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≫現在のWBGT値を測定中!!
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