【B-6】 企業名 株式会社キコーコーポレーション テーマ ナノファイバー

【B-6】
企業名
株式会社キコーコーポレーション
テーマ
ナノファイバーシートを使ったフェイスリフト化粧品の販売モデル
代表者
代表取締役 渡邊 あい子
所在地
〒512 -8056
設立年月
H21 年 4 月
三重県四日市市札場町 565-1
3,000 千円
業 種
その他の製造業
資本金
従業員数
5人
URL
http://www.kikohco.jp
電話番号
059-336-2755
FAX
059-336-2756
主業務製品 化粧品
【求める支援】
販 売
提携先
【発表の目的】
化粧品の販売には店頭での対面販売、訪問販売、テレビなどの通信販売、雑誌、カタログなどの通信販売等多岐にわた
ります。最近の潮流は通信販売であり、中でも通信販売は小さな企業でも簡単に始めることができるため、今や化粧品販
売法の主流となっています。一方当社が販売を始めた化粧品は、効果を実感するためには使用方法に少し練習を必要と
します。そこで通販と実演を組み合わせた販売方法を構築し、説明と練習を必要とする化粧品を当社のような小さい企業
でも販売できることを報告します。
【製品等の概要・特徴】
フェイスリフトを標榜する化粧品や雑貨はかなりの数が販売されているが、その効果や効果の持続性については消費者
を満足させるものが少ない。そこで当社は独自に開発したナノファイバー不織布をシート状に加工しそれを専用の美容液
で顔に貼ることによって、肌のたるみを引き上げ、目じりのシワやほうれい線のたるみを取り女性の顔が若返るフェイスリ
フト化粧品を「アートフェイシャル」と名付けての販売を始めました。「アートフェイシャル」は従来の通販のような、説明書が
あれば簡単にフェイスリフトができるというわけではなく、使用方法が少し訓練が必要であるため、会社内に「サロン」を設
け、説明と実演を行いながら販売することとしました。説明者は代表の渡邉ともう一名の女性の 2 名でスタートしました。
8 月 27 日の中日新聞への発表とそれに伴う反響に応えつつ、口コミをベースに販売活動を行っています。
アートフェイシャルは引き上げながら貼ってわずか 5 分で簡単リフトアップ。その場で 10 歳若返りますというコピーの通り
貼った直後に変化が実感できます。
ビフォー
アフター
箱の中には専用美容液 70gとシートが 20 枚
入っています。「アートフェイシャル公式通販
サイト」にはさらに詳細な貼り方が紹介されて
います。
【現在の進捗状況・今後の展開等】
プランの市場性:フェイスリフト化粧品の市場は 2,000 億円余りといわれていて、クリームなどの化粧品が 80%を占め、
シワを埋めるパテ状の化粧品、ウレタン製のテープ状のものなどが残りの市場を形成しています。
現在販売されているクリームなどは即時性と変化の小さいことが欠点となり、パテ状のものは即時性には優れているが、
持続時間が短く、ウレタン製のテープ状のものは即時性もあり持続性もあるが、使用されている糊が肌に、発赤やカブレ
を作りやすく、剥がすときの痛みや肌荒れもあります。このような従来の製品の欠点を解決したものがアートフェイシャル
です。
プランの社会性:女性が顔のシワやタルミを取り、いつまでも美しくいたいという願望は大きなものであり、美容整形の中
心的なメニューでもあるが、手術の失敗やミスによる訴訟なども増加傾向にあります。このような状況を踏まえ、「アートフ
ェイシャル」は女性にとってリスクの極めて低い若返り方法といえます。
【想定される販路】
プランの独自性:アートフェイシャルは商品の独自性と販売方式の独自性の両面があります。商品は他社が追随できな
いように特許で守られており、販売方式においては使用方法の説明と実演を行いながらの販売となっています。
プランの新規性:販売方法が通販と実演販売の 2 つから成り立っており、実演を行うことで使用方法を熟知させ、商品に
対する価格=価値の納得性を認知していただき、継続して購入する場合は通販で簡単に購入できる仕組みとなっていま
す。