CGY750 クイックセットアップ EMBLA450E ( ヒロボー ) 用 ヒ ロ ボ ー 製 EMBLA450E と Futaba 8FG,8FG super を 例 に 3 軸 ジ ャ イ ロ CGY750 のベーシックメニューを中心に簡単なセットアップをまとめていま す。 以下の調整、数値はすべて EMBLA450E 用の推奨値です。 *注意事項・詳細は CGY750 や送信機・機体の取扱説明書をご覧ください。 * T8FG をお使いになる場合は送信機のソフトを最新版 (Ver3.0 以上 ) にアップデートしてご使用ください。 HIROBO EMBLA450E Futaba CGY750 オペレーションモードの変更(P.33) *カッコ内のページは全て CGY750 の取扱説明書のページです。 オペレーションモード 初期設定:Gyro+Gov CGY750 の動作モードを設定します。初期設定は、Gyro+Gov モードです。ガバナを使用しない場合は、Gyro+THR を 選択します。この場合、TH 端子には、スロットル信号がスルーで出力されます。また、スワッシュモードを H4-xx モー ドに設定した場合は、表示は Gyro+H4 に自動的に切替わります。ガバナは無効となります。 *ヘリにガバナーセンサー及びマグネットを取り付け CGY750 のガバナー機能を使う場合は Gyro+Gov を選択します。 (ホーム画面から) (MODE + キーを 4 回押す) (DATA + キーを 1 回押す) Gyro+THR を選ぶ -1- S.BUS・ベーシック設定 (P.95~P.97) ご使用の送信機に合わせて、必ず、この S.BUS ベーシック設定で、各ファンクションのチャンネル設定 を行ってください。 T8FG,T8FG super 使用の場合は初期設定のままでOKです。 GY750 の制御は、S.BUS 対応の受信機が必要となります。使用しないチャンネルは、INH 側に設定します。 T18MZ の FASSTest12CH モードはチャンネル設定の変更が必要です。(ピッチ CH が 5CH, RUD ゲイン CH が 6CH となります。) (DATA + キーを 6 回押す) ① S.BUS 接続設定:スタート画面 ⑨ S.BUS 接続設定:RUD ゲイ ンチャンネル< 5ch を設定> MODE +/– キーを押すごとに 設定画面が切替わります。 DATA +/– キーを押して、送信 機のラダーゲインチャンネルに 設定します。 ● 設 定 範 囲 ( 共 通 ):1 ∼ 16ch, DG1, DG2, INH ② S.BUS 接 続 設 定: エ ル ロ ン チャンネル < 1ch を設定> (MODE + キーで 順に画面が送ら れます) ᵕ DATA +/– キーを押して、送信 機のエルロンチャンネルに設定 します。 ③ S.BUS 接続設定:エレベータ チャンネル < 2ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のエレベータチャンネルに設 定します。 ④ S.BUS 接続設定:スロットル チャンネル < 3ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のスロットルチャンネルに設 定します。 ⑤ S.BUS 接続設定:ラダーチャ ンネル < 4ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のラダーチャンネルに設定し ます。 ⑥ S.BUS 接続設定:ピッチチャ ンネル < 6ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のピッチチャンネルに設定し ます。 ⑦ S.BUS 接続設定:AIL ゲイン チャンネル< 9ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のエルロンゲインチャンネル に設定します。 ⑧ S.BUS 接続設定:ELE ゲイ ンチャンネル< 10ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のエレベータゲインチャンネ ルに設定します。 -2- ⑩ S.BUS 接続設定:回転数設定 チャンネル < 7ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機の回転数設定チャンネルに設 定します。 ᵖ ⑪ S.BUS 接続設定:ガバナ ON/ OFF チャンネル< 8ch を設定> DATA +/– キーを押して、送信 機のガバナ ON/OFF チャンネル に設定します。 スワッシュ設定 ●スワッシュタイプ / サーボタイプ / ヘリサイズ (P.48~P.49) スワッシュ設定を Embla450E の場合 120°タイプのスワッシュの為、H3-120 を選択します。 サーボタイプの選択では例として Futaba S3156 を使用しているので "DG:285Hz" を選択します。 ヘリサイズの選択は 450-550 を選択します。 * Futaba 製デジタルサーボをご使用の場合は "DG : 285Hz " を選びます。 (DATA + キーを 4 回押す) ①スタート画面 MODE +/– キーを押すごとに、設定画面が切 替わります。 H3-120 を選ぶ (DATA + キーを押すたびに タイプが変わります) (確認画面) ②スワッシュタイプ <初期値:H3-120 > スワッシュタイプの選択を行います。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押すと変更確認画 面、xxx? が表示されます。この状態で、set キー を押すと選択されたスワッシュタイプに変更さ れます。RSET キーを押すと元のモードに戻り ます。xxx? 表示の状態で、1 秒以上何も操作を しないと、元のモードに戻ります。設定を変更 すると、他のデータは初期化されます。 (MODE + キー押し) DG:285Hz を選ぶ ③サーボタイプ <初期値:Analog > 使用するスワッシュサーボタイプを選択しま す。ディジタルサーボを使用すると、応答速度 が上がり、性能が向上します。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押すごとに、モー ドが切替わります。 (DATA + キーを押すたびに タイプが変わります) (MODE + キー押し) (DATA + キーを押すたびに ヘリサイズが変わります) 450-550 を選ぶ ④ヘリサイズ <初期値:600-700 > 飛行させるヘリのサイズを選択します。3 段 階で選択出来ます。ヘリの運動性に合ったパラ メータをプリセットします。 [ 設定方法 ] ロータサイズを目安に選択してく ださい。DATA +/– キーを押すごとに、モード が切替わります。 (MODE + キー押し) -3- ●フライトモード / サーボ動作方向 (P.50~P.52) フライトモードは標準的なセッティングの 3 を選択を選択します。 サーボ動作方向設定は "ServoDir:Comb#6" を選択することで AIL サーボ:ノーマル、ELE サーボ:リバース、 PIT サーボ:リバースに自動的に変更されます。 (EMBLA450E で Futaba 製サーボをご使用の場合 Comb#6 を選びます。) ⑤フライトモード <初期値:3 > "3" を選ぶ フライトスタイルを 5 段階で選択します。 [ 設定方法 ] 値を小さくすると、操作はソフト フィーリングになります。値を大きくすると、 (DATA + キーを押すたびに 操作は敏感でハードになります。DATA +/– キー モードが変わります) を押すごとに、モードが切替わります。 (MODE + キー押し) "Comb#6" を選ぶ ⑤サーボ動作方向設定 <初期値:3 > H3-xx スワッシュモードの場合、3 個のスワッ シュサーボの動作方向を、DATA+ または DATAボタンを押すごとに順次切り替えていきます。 (DATA + キーを押すたびに ボタンを押して、ピッチ方向の動作方向が合う Comb# が変わります) 設定値を選択します。H3-xx スワッシュモード の場合、8 種類の組み合わせがあります。その 中の一つを選択します。画面下段右にその組 み合わせ番号を表示します。H4-xx スワッシュ モードの場合は、16 種類の組み合わせがあり ます。同様に設定します。設定後は、エルロン サーボリバース、エレベータサーボリバース、 ピッチサーボリバース 2nd エレベータサーボリ バースの値が自動的に変更されます。 ピッチ方向の動作方向が合っても、エルロン、 エレベータ方向がリバースとなる場合がありま す。この時は、送信機の、エルロン、エレベー タのリバース設定をリバースとしてください。 または、スワッシュ・ベーシック設定メニュー 中のエルロン、エレベータのスワッシュレート の極性を反転してください。 (MODE + キー押し) -4- ●サーボニュートラル / スワッシュレート調整 (P.52~P.53) サーボニュートラルは AIL、ELE、PIT、のニュートラルを調整します。(いわゆる送信機の サブトリム機能のように使用できます。) スワッシュレート調整は最大サイクリック角 12°、最大ピッチ角+− 12°となるように設定し ます。(AIL.Rate+70%・ELE.Rate+70%・PIT.Rate+35% ではぼこのピッチとなります。) (いわゆる送信機のスワッシュ AFR 機能のように使用できます。) ⑩サーボニュートラル調整 <初期値:μS > (MODE + キーで 順に画面が送ら れます) AIL.Rate +70% に ELE.Rate +70% に PIT.Rate +35% に (DATA + キーを押すたびに オフセット量が変わりま す) スワッシュサーボのニュー トラル位置の調整を行います。 ELE2 は H4 モード時のみ設定可 能です。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押 すごとに、オフセット量が増減 します。 ⑪スワッシュレート調整 <初期値:50% > エルロン、エレベータ、ピッ チの動作量を設定します。規定 のピッチ変化量が取れるように 調整します。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押 すごとに、動作量が増減します。 -5- (DATA + キーを押すたびに レートが変わります) ラダージャイロベーシック設定 ●サーボタイプ / ジャイロ動作方向 / サーボリミットポイント設定 (P.40~P.42) サーボタイプはラダー専用デジタルサーボ (S9257,BLS257) を使用した場合 DG:1520 を選択します。 ジャイロ方向 は Reverse に、サーボリミットポイント設定はA:80% B:100%にします。 (DATA + キーを 1 回押す) ①スタート画面 MODE +/– キーを押すごとに、設定画面が切 替わります。 (DATA + キーを押すたびに タイプが変わります) "DG : 1520" を選ぶ ②サーボタイプ <初期値:DG 1520 > (MODE + キーで 順に画面が送ら れます) 使用するラダーサーボのタイプを選択し ます。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押すごとに、デジ タル 1520 →デジタル 760 →アナログに切替わ ります。 ●対応サーボ DG 760:BLS251, S9256, S9251 DG 1520:BLS254, BLS257, S9254, S9257 Analog:全般 (DATA + キーを押すたびに ノーマル、リバースが変わ ります) "Reverse" を選ぶ ③ジャイロ動作方向 <初期値:Normal > ジャイロの動作方向を設定します。 [ 設定方法 ] 機首を右に振ったときに、ジャ イロは左に当て舵を打つように設定します。 DATA +/– キ ー を 押 す ご と に 方 向 が 切 替 わ り ます。 送信機のラダースティックを左右に操作すると A.B が変わります。 Sv.Limit A : 80% に Sv.Limit B : 100% に ④サーボリミットポイント設定 <初期値: 100%、設定範囲:50 ∼ 150% > ラダーサーボの最大舵角を調整します。ラ ダーリンケージが干渉しない最大の舵角に設定 します。 [ 設定方法 ] 送信機のラダースティックを右 (左)方向一杯に振ります。DATA + キーを押す とラダーサーボ動作量が増加します。DATA – キーを押すと動作量が減少します。ラダーサー ボがリンケージと干渉しない最大位置に調整し ます。左右両方向の設定を行います。 -6- (DATA +−キーで動作量が 増減します) ●フライトモード (P.43) 標準的なセッティングは " Sports " モードを選びます。 3D フライトで高速ピルエットを行いたい場合は " 3D " を選びます。 (DATA + キーを押すたびに モードが変わります) " Sports " に ⑤フライトモード <初期値:3D > フライトスタイルを設定します。Sports モー ドはきめ細かなラダー操作が可能となります。 3D モードはラダー操作が敏感となり、ピルエッ トスピードも高速に設定されます。 [ 設定方法 ] DATA +/– キーを押すごとに、動作 モードが切替わります。 ● AFR100% 時のピルエットレート : Sports:450 deg/sec 3D:720 deg/sec -7- エルロンジャイロベーシック設定 ●ジャイロ動作方向 (P.44) ここまで本書のセッティング通りで Futaba 製サーボ使用の場合 Reverse に設定します。 (DATA + キーを 2 回押す) ①スタート画面 MODE +/– キーを押すごとに、設定画面が切 替わります。 (MODE +/– キー押し) (DATA + キーを押すたびに ノーマル、リバースが変わ ります) "Reverse" を選ぶ ②ジャイロ動作方向 <初期値:Normal > ジャイロの動作方向を設定します。 [ 設定方法 ] 機体を右に傾けたときに、ジャ イロが左に当て舵を打つように設定します。 DATA +/– キ ー を 押 す ご と に 方 向 が 切 替 わ り ます。 実際に機体を動かして動作方向が正しいか確認します。 危険ですのでモーターの配線は接続せずに電源を入れてください! 機体が左に傾くと ヘリの動き スワッシュが右に傾きます スワッシュの動き ※ジャイロゲインの調整はプロポ側で行うため、ジャイロで調整する 必要はありません。(初期設定の 100% のままご使用ください。) -8- エレベータジャイロ・ベーシック設定 ●ジャイロ動作方向 (P.46) ここまで本書のセッティング通りで Futaba 製サーボ使用の場合 Reverse に設定します。 (DATA + キーを 3 回押す) ①スタート画面 MODE +/– キーを押すごとに、設定画面が切 替わります。 (MODE +/– キー押し) (DATA + キーを押すたびに ノーマル、リバースが変わ ります) "Reverse" を選ぶ ②ジャイロ動作方向 <初期値:Normal > ジャイロの動作方向を設定します。 [ 設定方法 ] 機体を前に傾けたときに、ジャイ ロはアップに当て舵を打つように設定します。 DATA +/– キ ー を 押 す ご と に 方 向 が 切 替 わ り ます。 実際に機体を動かして動作方向が正しいか確認します。 危険ですのでモーターの配線は接続せずに電源を入れてください! 機体がダウン側に傾くと ヘリの動き スワッシュの動き スワッシュがアップ側に傾きます ※ジャイロゲインの調整はプロポ側で行うため、ジャイロで調整する 必要はありません。(初期設定の 100% のままご使用ください。) -9- T8FG super + EMBLA450E セッテングデータシート SLM ローターヘッド タイプ ヘリコプター スワッシュ H-1 モデルタイプ デュアルレート エクスポ ノーマル アイドルアップ1 アイドルアップ2 アイドルアップ3 ホールド ノーマル アイドルアップ1 アイドルアップ2 アイドルアップ3 ホールド エンドポイント リバース フェールセーフ F/S B.F/S コンディション ディレイ ON(0%) アイドルアップ1 アイドルアップ2 アイドルアップ3 THR 20 ノーマル スロットルカーブ アイドルアップ1 アイドルアップ アイドルアップ3 ノーマル アイドルアップ1 ピッチカーブ アイドルアップ2 アイドルアップ3 ホールド ジャイロ タイプGY THR 20 ホールド THR 20 レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント レート カーブポイント ノーマル アイドルアップ1 アイドルアップ2 アイドルアップ3 ホールド ※ デュアルレート・エクスポネンシャルの設定は、実際にフライトし各自のフィーリングにあわせて調整をおこなってください。 ※ ジャイロはFutabaCGY750+ラダーサーボはBLS257を使用しています。 ※ スワッシュサーボはFutaba製S3156を使用しています。 サーボの種類が変わるとサーボリバースが逆になる場合があります。 ※ ジャイロの設定はお使いのジャイロの取扱説明書にしたがって設定し、フライト調整をおこなってください。 ※ お使いの送信機の説明書にしたがって、フェールセーフの設定をおこなってください。 各コンディションは以下のような設定になってい 各数値はあくまでも目安です。使用するサーボ、ジャイロによりジャイロ感度やピッチカーブの数値は、 変化しますので、各コンディションごとのピッチ角を確認し、フライトにより調整を行ってください。 ジャイロ感度も同様にフライトにより調整を行ってください。 - 10 - ノーマル アイドルアップ1 アイドルアップ2 アイドルアップ3 ホールド ホバリング ループ系 ロール系 オートローテーション CGY750 + EMBLA450E セッテングデータシート ジャイロアンプ設定 ※BLS257を使用しています。 ※実際に動作しながら調整してください。 ※サーボの種類により変わります。 ※ スワッシュサーボはFutaba製S3156を使用しています。 サーボの種類が変わるとRev及びDirが逆になる場合があります。 双葉電子工業株式会社 無線機器営業グループ TEL.(0475)32-6981 〒 299-4395 千葉県長生郡長生村薮塚 1080 ©FUTABA CORPORATION 2011 年 12 月 初版 - 11 -
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