CA Nimsoft Monitor ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイ ド net_connect v3.0 シリーズ CA Nimsoft Monitor の著作権表示 このオンライン ヘルプ システム(以下「本システム」)はお客様への情 報提供のみを目的としたもので、日本 CA 株式会社(以下「CA」)により 随時、変更または撤回されることがあります。 CA の事前の書面による承諾を受けずに本システムの全部または一部を複 写、譲渡、開示、変更、複本することはできません。 本システムは、CA が 知的財産権を有する機密情報であり、アメリカ合衆国および日本国の著作 権法ならびに国際条約により保護されています。 ユーザは本システムを 開示したり、本システムに関連する CA ソフトウェア(以下「CA ソフトウェ ア」)の使用について CA とユーザとの間で別途締結される契約により許 可された目的以外に本システムを使用することはできません。 上記の契 約はこの通知の条件によっていかなる変更も行われません。 上記にかかわらず、CA ソフトウェアのライセンスを受けたユーザは、社 内でユーザおよび従業員が使用する場合に限り、本システムのコピーを 1 部作成できます。ただし CA のすべての著作権表示およびその説明を当該 複製に添付することを条件とします。 本システムのコピーを作成する上記の権利は、CA ソフトウェアに対する ライセンスが完全に有効となっている期間内に限定されます。 いかなる 理由であれ、上記のライセンスが終了した場合には、お客様は本システム の全部または一部を複製したコピーを破棄したことを、CA に文書で証明 する責任を負います。 準拠法により認められる限り、CA は本システムを現状有姿のまま提供し、 商品性、特定の使用目的に対する適合性、他者の権利に対する不侵害につ いての黙示の保証を含むいかなる保証もしません。 また、本システムの 使用に起因して、逸失利益、投資損失、業務の中断、営業権の喪失、情報 の損失等、いかなる損害(直接損害か間接損害かを問いません)が発生し ても、CA はお客様または第三者に対し責任を負いません。CA がかかる損 害の発生の可能性について事前に明示に通告されていた場合も同様とし ます。 本システムの制作者は CA です。 「制限された権利」のもとでの提供:アメリカ合衆国政府が使用、複製、 開示する場合は、FAR Sections 12.212、52.227-14 及び 52.227-19(c)(1)及び(2)、 ならびに DFARS Section252.227-7014(b)(3) または、これらの後継の条項に 規定される該当する制限に従うものとします。 Copyright © 2014 CA. All rights reserved. 本書に記載された全ての製品名、 サービス名、商号およびロゴは各社のそれぞれの商標またはサービスマー クです。 Nimsoft Monitor ソリューションで使用されているサードパーティおよび パブリック ドメイン ソフトウェアの法的な情報は、「Nimsoft Monitor Third-Party Licenses and Terms of Use (http://docs.nimsoft.com/prodhelp/en_US/Library/Legal.html)」に記載されて います。 CA へのお問い合わせ CA サポート へのお問い合わせ 本製品を便利にお使いいただくために、CA Technologies では個人、SOHO、 および企業向け CA Technologies 製品で必要な情報にアクセスするための サイトを提供しています。 http://www.ca.com/jp/support では、以下の情 報にアクセスできます。 ■ 技術的サポートおよび顧客サービスを受けるためのオンラインおよび 電話の連絡先情報 ■ ユーザ コミュニティとフォーラムに関する情報 ■ 製品とマニュアルのダウンロード ■ CA サポート のポリシーとガイドライン ■ お使いの製品に関するその他の有用な資料 製品のドキュメントに関するフィードバック CA Technologies Nimsoft 製品のマニュアルについてのコメントや質問は、 [email protected] 宛にお送りください。 CA Technologies 製品のマニュアルについてフィードバックをお寄せくだ さる場合は、Customer Survey に必要な情報を入力してください。これは弊 社 CA サポート Web サイト(http://ca.com/docs)からご利用可能です。 目次 第 1 章: 概要 7 このガイドについて .................................................................................................................................................. 7 関連ドキュメント ...................................................................................................................................................... 8 事前設定要件 .............................................................................................................................................................. 8 サポートされるプラットフォーム ................................................................................................................... 8 第 2 章: 設定の詳細 9 [net_connect]ノード ............................................................................................................................................. 9 [プロファイル-<ホスト名>]ノード ............................................................................................................ 11 ノードの設定 ............................................................................................................................................................ 18 アラームしきい値を設定する方法 ........................................................................................................................ 19 ホストの追加 ............................................................................................................................................................ 19 サービスの追加 ........................................................................................................................................................ 20 サービスの削除 ........................................................................................................................................................ 20 ホストの削除 ............................................................................................................................................................ 21 第 3 章: QoS しきい値メトリクス 23 net_connect QoS メトリクス ................................................................................................................................... 23 net_connect アラート メトリクスのデフォルト設定 .......................................................................................... 24 第 4 章: トラブルシューティングおよび FAQ 25 プローブは「スケジュールされた時間での実行に失敗」アラームを生成しています ................................. 25 プローブは、パケット遅延メトリクスについて、負の値を示しています..................................................... 26 プローブは、パケット損失メトリクスについて、負の値を示しています..................................................... 27 目次 5 マニュアルの変更点 以下の表は、このドキュメントのバージョン履歴を示しています。 バージョン 3.0 日付 更新箇所 2「トラブルシューティング」および「FAQ」セクション 0を追加。 ■ 1ドキュメント全体のいくつかの言語問題を修正。 4 ■ 年 1 月 3.0 このプローブの Web ベース GUI 初期バージョンについて 2 のドキュメント (このプローブの旧バージョンは、インフ 0 ラストラクチャ マネージャを使用して設定されます)。 1 3 年 9 月 6 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド 第 1 章: 概要 ネットワーク接続モニタリング プローブは、ping (ICMP ECHO)に基づい たネットワーク接続およびユーザ定義サービスのリストへの TCP 接続を 測定します。 このサービスは NetBIOS、Telnet、FTP、および HTTP です。 プ ローブは、QoS メッセージを送信することによりソリューションの Nimsoft Monitor ファミリをサポートします。 このセクションには、以下のトピックが含まれています。 このガイドについて (P. 7) 関連ドキュメント (P. 8) 事前設定要件 (P. 8) このガイドについて このガイドでは、CA Nimsoft Monitor 管理者が ネットワーク接続モニタリ ング プローブを設定する方法について説明します。以下の情報が提供さ れています。 ■ ネットワーク接続モニタリング プローブの概要および以前のバー ジョンのプローブに関連するドキュメント。 ■ プローブの設定の詳細。 ■ プローブを設定するためのフィールド情報および一般的な手順。 重要: 直観的に使用できる GUI フィールドの説明はドキュメントに含ま れていません。 第 1 章: 概要 7 関連ドキュメント 関連ドキュメント 関連ドキュメント net_connect プローブの他のバージョンのドキュメント net_connect プローブ リリース ノート アドミン コンソールのユーザ マニュアル CA Nimsoft プローブのモニタ メトリクス参照情報 (http://docs.nimsoft.com/prodhelp/en_US/Probes/ProbeReference/index.h tm) 事前設定要件 このセクションでは、ネットワーク接続モニタリング プローブの事前設 定要件について説明します。 サポートされるプラットフォーム サポートされているプラットフォームの最新情報については、「Nimsoft Compatibility Support Matrix」を参照してください。 ネットワーク接続モニ タリング プローブに固有の詳細情報については、「Support Matrix for Nimsoft Probes」も参照してください。 8 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド 第 2 章: 設定の詳細 ネットワーク接続モニタリング プローブは、モニタリング パラメータを 使用してホストを追加することによって設定されます。 また、ターゲッ ト ホストで実行されるサービスをモニタすることもできます。 このセクションには、以下のトピックが含まれています。 [net_connect]ノード (P. 9) ノードの設定 (P. 18) アラームしきい値を設定する方法 (P. 19) ホストの追加 (P. 19) サービスの追加 (P. 20) サービスの削除 (P. 20) ホストの削除 (P. 21) [net_connect]ノード [net_connect]ノードは ネットワーク接続モニタリング プローブの全般 設定を行うために使用されます。 これらの設定は、プローブがモニタす るすべてのホストに適用可能です。 ナビゲーション: [net_connect] 必要に応じて以下の値を設定または変更します。 [net_connect]-[プローブ情報] このセクションでは、プローブ名、プローブ バージョン、プローブの 開始時刻、およびプローブ ベンダーに関する情報について説明します。 [net_connect]-[全般設定] このセクションでは、プローブの QoS およびログ プロパティを設定し ます。ネットワーク接続モニタリング プローブの QoS メッセージを生 成する時間間隔およびタイムアウト設定を設定できます。 ■ ログ ファイル: プローブ関連のログを保存するためのログ ファイ ルの名前を指定します。 デフォルト: net_connect.log 第 2 章: 設定の詳細 9 [net_connect]ノード ■ ログ レベル: ログ ファイルの詳細レベルを設定します。 デフォルト: 0 - 致命的 注: 通常動作中は低いログ レベルを選択し、ディスク消費を最小 化することが推奨されます。 デバッグするときは、ログ レベルを 高くすることができます。 ■ QoS 間隔: プローブが QoS メッセージを生成する間隔を定義しま す。 デフォルト: 5 ■ QoS 間隔の単位: QoS メッセージを生成する時間の単位を指定し ます。 デフォルト: 分 ■ ネットワーク インターフェースにバインド: ネットワーク操作す べてをコントローラの IP アドレスにバインドします。 デフォルト: オフ ■ サービス チェックを強制: ICMP 接続が失敗しても、サービスをモ ニタします。 デフォルト: オフ ■ 同時実行可能数(プロファイル): 同時に実行できるプロファイ ル(接続レスポンスをモニタするための TCP サービス プロファイ ル)の数を指定します。 デフォルト: 10 [net_connect]-[サービス定義] このセクションでは、ターゲットがモニタリング用にホストするサー ビスを設定できます。 詳細(サービス名およびポート)を変更するに は、リストから既存サービスのいずれかを選択します。 それぞれのア クションを実行するには、[新規作成]および[削除]のボタンも使 用できます。 [net_connect]-[メッセージ マネージャ] このセクションは、ネットワーク接続モニタリング プローブで定義さ れているアラーム メッセージをリスト表示します。メッセージの詳細 は選択できますが、メッセージをリストに追加したり、メッセージを 編集することはできません。これらのアラーム メッセージはモニタリ ング プロファイルの作成時に指定されます。 10 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド [net_connect]ノード [net_connect]-[ステータス] このセクションには、ホストとサービスおよびそれらの可用性ステー タスの表が含まれます。 プローブによるホストへの接続試行回数を表 示できます。このセクションは、プローブによって発行される OK メッ セージおよびエラー メッセージの回数を表示します。このセクション は読み取り専用です。 [プロファイル-<ホスト名>]ノード [プロファイル-ホスト名]ノードは、ホストのホスト名および IP アドレ スを表示し更新するために使用されます。 注: ホスト名はユーザ設定可能なため、このドキュメントでは、このノー ドを「プロファイル-ホスト名」と呼びます。 ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名] 必要に応じて以下の値を設定または変更します。 [プロファイル-ホスト名]-[ネット接続情報] このセクションは、ホストのホスト名および IP アドレスを表示し更新 するために使用されます。 [<ホスト名>]ノード [ホスト名]ノードは、ホスト固有のモニタリングの詳細を設定するため に使用されます。 ネットワーク接続モニタリング プローブは、この設定 に基づいてアラームおよび QoS を生成します。 モニタリング用に ネットワーク接続モニタリング プローブに追加するす べてのホストは、[net_connect]ノードの子ノードとして追加されます。 そのため、このドキュメントでは、このノードを「ホスト名」ノードと呼 びます。これはこのノードがターゲット システムの実際のホスト名を表 示するためです。 第 2 章: 設定の詳細 11 [net_connect]ノード ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト 名] 必要に応じて以下を設定または変更します。 [ホスト名]-[ホスト設定] このセクションでは、ホストのホスト名およびそのモニタリング プロ パティを定義します。 モニタリング用にホストのサービスを選択でき ます。 ■ ホスト名: モニタリング用にプローブに追加されたターゲット シ ステムの名前を定義します。 このフィールドは必須です。 ■ IP アドレス: モニタリング用にプローブに追加されたホストの IP アドレスを定義します。 フィールドが空白のままである場合、指 定されたホスト名で名前の参照が実行されます。 ■ チェック間隔の値: プローブがプロファイルを実行する頻度を定 義します。 時間間隔は、([QoS とアラームの設定]セクション の)[送信パケット数]および[パケット間の遅延]フィールド の値に基づきます。これらのフィールドはジッタ、パケット損失、 および遅延 QoS の計算に使用されます。 ■ チェック間隔の単位: [チェック間隔の値]フィールドで定義さ れている時間の単位を指定します。 デフォルト: 分 ■ アクティブ: ホストのモニタリングをアクティブにします。 この フィールドは、設定を定義してから、必要に応じて後でその設定 をアクティブにするのに役立ちます。 デフォルト: オン ■ コンタクト情報: アラーム メッセージ内で変数として使用できる テキスト(たとえば、ホストの担当連絡先の名前)を指定します。 注: ping リクエストを送信し、レスポンスを表示するには、[アクショ ン]ドロップダウン リストから[Ping]オプションを選択します。 こ のオプションは、ホストの可用性を確認します。 12 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド [net_connect]ノード [ホスト名]-[QoS とアラームの設定] このセクションでは、QoS およびアラームを生成するためのホスト固 有のプロパティを設定できます。 ■ QoS 識別方法: QoS が生成されるオブジェクトを指定する QoS ターゲットを指定します。 通常、これはプローブがモニタしてい るホスト名です。 デフォルト: プロファイル名 ■ QoS ソース: QoS が生成される QoS ソースを指定します。 通常、 これはプローブがインストールされているロボットの IP アドレス です。 ■ アラーム識別方法: アラームの識別オブジェクトを指定します。 通常、このオブジェクトはアラームのソースを定義します。 デフォルト: IP アドレス ■ パケット損失モニタリングを有効化: パケット損失に関する QoS メッセージをアクティブにします。 デフォルト: オフ ■ 送信パケット数: 各間隔で送信されるパケットの数を定義します。 ■ パケット間の遅延(ミリ秒): 連続するパケット間の遅延時間を 指定します。 [ICMP]ノード [ICMP メトリクス]ノードは 、ICMP 設定を定義するために設定されます。 これらの ICMP 設定はホスト ステータスおよびホスト上のサービスの可 用性を取得するために使用されます。 ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト 名]-[ICMP] ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。 [ICMP]-[ICMP 設定] このセクションは、ping サービスを使用してホスト接続性をモニタす るための ICMP プロパティを設定するために使用されます。 ■ ICMP 接続(ping)をモニタ: ping サービスを使用する ICMP モニ タリングを有効にします。 デフォルト: オン 第 2 章: 設定の詳細 13 [net_connect]ノード ■ パケット サイズ: 各 ECHO リクエスト パケットのサイズを(バイ トで)定義します。 ■ デフォルト: 32 ■ OK 時のメッセージ: ホスト ステータスがしきい値時間内に OK に なったときのアラーム メッセージをメッセージ プールから指定 します。 デフォルト: MsgConnectOk ■ 失敗時のメッセージ: ホストがしきい値時間内に応答しないとき のアラーム メッセージをメッセージ プールから指定します。 デフォルト: MsgConnectFail ■ タイムアウト(秒): リクエストが失敗としてマークされるホス トの失敗のレスポンス タイム制限を定義します。 デフォルト: 2 [ICMP]-[レスポンス タイム] このセクションでは、しきい値に違反した場合の QoS およびアラーム のメッセージを生成できます。 ■ しきい値モニタリングを有効化: しきい値に基づいてアラームを 生成するためのしきい値モニタリングをアクティブにします。 デフォルト: オフ ■ レスポンス タイム(ミリ秒): しきい値アラームを送信するまで のレスポンス タイムを定義します。 デフォルト: 100 ■ OK 時のメッセージ: ホスト ステータスが OK で、ホストがしきい 値時間内に応答したときのアラーム メッセージをメッセージ プールから指定します デフォルト: ping threshold OK ■ 失敗時のメッセージ: ホストがしきい値時間内に応答しないとき のアラーム メッセージをメッセージ プールから指定します。 デフォルト: ping threshold failed 14 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド [net_connect]ノード [パケット損失]ノード [パケット損失]ノードは、情報パケットをモニタし、アラームおよび QoS を生成するようにプローブを設定するために使用されます。 ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト 名]-[パケット損失] ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。 [パケット損失]-[パケット損失メトリクス] このセクションでは、QoS およびアラームを生成するためのデフォル トのパケット損失メトリクスを定義します。 ■ 最大パケット損失: アラームが発行されるまでに各間隔で失われ るパケットの最大数を定義します。 デフォルト: 2 ■ OK 時のメッセージ: しきい値時間内にパケット損失が発生しない 場合のアラーム メッセージを、メッセージ プールから指定します。 ■ 失敗時のメッセージ: しきい値時間以内にパケットの損失が最大 パケット損失を超えた場合のアラーム メッセージを、メッセージ プールから指定します。 [パケット損失]-[ジッタ メトリクス] このセクションでは、QoS を生成するためのデフォルトのジッタ メト リクスを定義します。 ■ 最大ジッタ: 各間隔のジッタの最大値を定義します。 [パケット損失]-[遅延メトリクス] このセクションでは、遅延 QoS を有効にします。 [サービス]ノード [サービス]ノードでは、モニタリング用にホスト システムのサービス を追加できます。 (モニタリング用に追加される)サービスはそれぞれ [サービス]ノードの下の子ノードとして表示されます。 また、[ポー ト スキャン]オプションを使用し、サービスが受信リクエストをリスン しているポート番号を取得できます。 第 2 章: 設定の詳細 15 [net_connect]ノード [<サービス名>]ノード [サービス名]ノードは、[サービス]ノードの下に、子ノードとして表 示されます。 このノードは、ネットワーク接続モニタリング プローブが モニタしているサービスの名前を表します。 ホストのすべてのモニタさ れているサービスは、個別のノードとして表示されます。 一般的な用語 の「サービス名」ノードは、このドキュメントではサービスの名前を表す ために使用されます。 ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名]-[ホスト 名]-[サービス]-[サービス名] ユーザの要件に基づいて、以下の値を設定または変更します。 [サービス名]-[ハンドシェイク設定] このセクションは、ホスト上のサービスをモニタするためのハンドシェイ ク設定を有効にします。 ■ ハンドシェイク設定: ターゲット ホストで実行されているサービ スをモニタするために必要なハンドシェイク設定を有効にします。 デフォルト: オフ ■ 接続時に送信する識別文字列: SSL 用にローカル システムをター ゲット ホストとして識別するための文字列を指定します。 注: プローブおよびサービスの間の接続をテストするには、[アク ション]ドロップダウン リストの[接続のテスト]オプションを使用 します。 [サービス名]-[アラーム設定] このセクションは、ターゲット ホストでモニタされているサービスに 関連するアラームおよび QoS のメッセージを設定するために使用さ れます。 ■ 応答待ち時間(秒): アラームが送信されるまでプローブがサー ビスからのレスポンスを待機する時間(秒)を定義します。 ■ 再試行回数: [応答待ち時間(秒)]フィールドで指定されてい る時間間隔内の再試行回数を定義します。 ■ 再試行間の遅延: 連続する 2 回の再試行間の遅延を定義します。 16 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド [net_connect]ノード ■ OK 時のメッセージ: サービス ステータスが OK で、サービスがし きい値時間内に応答している場合のアラーム メッセージを指定し ます。 注: デフォルト メッセージは常に静的なテキストを表示し、変更 できません。 ■ 失敗時のメッセージ: サービスがしきい値時間内に応答しない場 合のアラーム メッセージを指定します。 [サービス名]-[チャレンジ/レスポンス設定] このセクションでは、サービスで実行されるコマンドおよび予期され るレスポンスのセットを定義できます。 このセクションでは、サポー トされているサービスのコマンドのみが示されます。 ■ タイムアウト(ミリ秒): アラームを生成するまでコマンドから のレスポンスを待機する時間を指定します。 ■ 接続時にコマンドを送信: サービスに接続した後のコマンドを指 定するためのフィールドを有効にします。 デフォルト: オフ ■ 送信するコマンド テキスト: サービスに接続した後に実行するコ マンドを指定します。 ■ レスポンスにテキストを含める: 特定のテキストを含むレスポン ス テキストに対するフィルタを指定するためのフィールドを有効 にします。 デフォルト: 無効 ■ レスポンスに含めるテキスト: レスポンス テキストで検索される 実際のテキストを指定します。 ■ 次のコマンドを送信: 前のコマンドを実行した後のコマンドを指 定するためのフィールドを有効にします。 デフォルト: 無効 ■ 次に送信するコマンド テキスト: 実行される実際のコマンドを指 定します。 ■ レスポンスにテキストを含める: 特定のテキストを含むレスポン ス テキストに対するフィルタを指定するためのフィールドを有効 にします。 デフォルト: 無効 第 2 章: 設定の詳細 17 ノードの設定 ■ レスポンスに含めるテキスト: レスポンス テキストで検索される 実際のテキストを指定します。 ■ 次のコマンドを送信: 前のコマンドを実行した後のコマンドを指 定するためのフィールドを有効にします。 デフォルト: 無効 ■ 次に送信するコマンド テキスト: 実行される実際のコマンドを指 定します。 ■ レスポンスにテキストを含める: 特定のテキストを含むレスポン ス テキストに対するフィルタを指定するためのフィールドを有効 にします。 デフォルト: 無効 ■ レスポンスに含めるテキスト: レスポンス テキストで検索される 実際のテキストを指定します。 注: サービスのコマンドおよびレスポンス設定をテストするには、 [アクション]ドロップダウン リストの[レスポンスのテスト]オプ ションを使用します。 ノードの設定 ここでは、ノード内のセクションを設定する手順について説明します。 ノード内の各セクションでは、ネットワーク接続をモニタするためのプ ローブのプロパティを設定します。 以下の手順に従います。 1. 適切なナビゲーション パスを選択します。 2. フィールド情報を更新し、[保存]をクリックします。 プローブの指定されたセクションが設定されます。 これでプローブは TCP または IP 経由のネットワーク接続をモニタする準備ができました。 18 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド アラームしきい値を設定する方法 アラームしきい値を設定する方法 いくつかの QoS 測定プローブでは、さまざまなタイプのアラームしきい値 を設定できます。これらのしきい値オプションを使用して、各 QoS プロー ブに対してアラーム メッセージが送信されるタイミングをより広範にコ ントロールできます。 さまざまなアラームしきい値およびそれらの設定要件の詳細については、 アドミン コンソール ヘルプの「一般的なプローブ設定」を参照してくだ さい。 重要: アラームしきい値の設定は baseline_engine プローブに依存します。 baseline_engine の正しいバージョンを使用していない場合、追加のしきい 値オプションが表示されません。 ホストの追加 ネットワーク接続モニタリング プローブは、モニタリングを開始する前 のホスト詳細を保存します。 ネットワーク接続モニタリング プローブへ ホストを追加した後、ホスト プロパティを設定し、モニタリングを開始 できます。 以下の手順に従います。 1. ナビゲーション ペインの[net_connect]ノードの隣にある[オプショ ン]アイコンをクリックします。 2. [新規ホストの追加]オプションをクリックします。 3. [新規ホスト設定]ダイアログ ボックスに必要な情報を入力し、[サ ブミット]をクリックします。 ホストは、[net_connect]ノードの下に、子ノードとして追加されま す。 すべての新しいホストには、ホストのモニタリング プロパティを 設定するために使用される 3 つの子ノード([ICMP メトリクス]、[パ ケット損失]、および[サービス])が含まれます。 新しいホストに は、直上の親ノードとして[プロファイル-ホスト名]ノードも含まれ ます。 この[プロファイル-ホスト名]ノードは、ホストのホスト名お よび IP アドレスを表示および更新するために使用されます。 第 2 章: 設定の詳細 19 サービスの追加 サービスの追加 ネットワーク接続モニタリング プローブを使用して、ターゲット ホスト 上のサービスをモニタできます。 アラームおよび QoS を生成するための サービス プロパティを設定できます。 以下の手順に従います。 1. ターゲット ホスト名ノードの[サービス]ノードの隣にある[オプショ ン]アイコンをクリックします。 2. [新規サービスの追加]ダイアログ ボックスの[サービスの選択]リ スト ボックスで、モニタするサービスを選択します。 注: リスト内の複数のサービスを選択するには、Ctrl キーを使用します。 3. [送信]をクリックします。 選択されたサービスは、[サービス]ノードの子ノードとして追加されま す。 それぞれのサービスのプロパティを設定するために[サービス名] ノードを選択できます。 サービスの削除 ターゲット ホスト上でサービスをモニタする必要がなくなった場合、プ ローブからサービスを削除できます。 以下の手順に従います。 1. [サービス名]ノードの隣にある[オプション]アイコンをクリック します。 2. [サービスの削除]オプションを選択します。 3. [保存]をクリックします。 それぞれの[サービス名]ノードがナビゲーション ペインから削除され、 プローブはそれらのサービスに関するアラームおよび QoS を生成しませ ん。 20 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド ホストの削除 ホストの削除 モニタリングが必要なくなったホスト情報を ネットワーク接続モニタリ ング プローブから削除できます。 ナビゲーション: [net_connect]-[プロファイル-ホスト名] 以下の手順に従います。 1. ナビゲーション ペインの[プロファイル-ホスト名]ノードの隣にある [オプション]アイコンをクリックします。 2. [ホストの削除]オプションをクリックします。 3. [保存]をクリックします。 選択したホストがナビゲーション ペインから削除されます。 第 2 章: 設定の詳細 21 第 3 章: QoS しきい値メトリクス 多くの Nimsoft Monitor プローブは、デフォルトのアラームしきい値が設 定された状態で出荷されます。 これらのデフォルト値によって、フィー ルドに入力する情報を理解できます。 これらの値は、必ずしも推奨され るベスト プラクティス値ではありません。 しきい値を調整して誤検出ア ラームを削減するために、このセクションでは QoS メトリクスについて説 明し、デフォルト アラームしきい値を示します。 このセクションには、以下のトピックが含まれています。 net_connect QoS メトリクス (P. 23) net_connect アラート メトリクスのデフォルト設定 (P. 24) net_connect QoS メトリクス 以下の表では、ネットワーク接続モニタリング プローブを使用して設定 できるチェックポイント メトリクスについて説明します。 モニタ名 単位 説明 QOS_NET_CONNECT ミリ秒 ネットワーク接続レスポンス QOS_NET_CONNECT_PACKETLOSS パーセント ネットワーク接続レスポンス パケット損 失 QOS_NET_CONNECT_PACKET_LATENCY ミリ秒 ネットワーク接続レスポンス パケット遅 延 QOS_NET_CONNECT_PACKET_JITTER ミリ秒 ネットワーク接続レスポンス パケット ジッタ QOS_NET_CONNECT ミリ秒 ネットワーク接続レスポンス QOS_NET_CONNECT_PACKETLOSS パーセント ネットワーク接続レスポンス パケット損 失 ネットワーク プロトコル ICMP ネットワーク プロトコル TCP 第 3 章: QoS しきい値メトリクス 23 net_connect アラート メトリクスのデフォルト設定 net_connect アラート メトリクスのデフォルト設定 このセクションには、ネットワーク接続モニタリング プローブの QoS メ トリクスのデフォルト設定が含まれています。 QoS メトリクス エラーしきい値 エラー重大度 説明 ICMP プロトコル レスポン ス タイム(ICMP Protocol Response Time) - メジャー ホストへの接続が失敗したときに 発行されるアラーム。 ホスト実行時間(Host Execution Time) - メジャー ホストがスケジュールされた時間 間隔での実行に失敗したときに発 行されるアラーム。 TCP プロトコル レスポンス 1000 ミリ秒 タイム(TCP Protocol Response Time) メジャー Ping レスポンスがしきい値を超え たときに発行されるアラーム。 TCP プロトコル パケット損 2 失(TCP Protocol Packet Loss) メジャー パケット損失がしきい値を超えた ときに発行されるアラーム。 ICMP プロトコル ジッタ (ICMP Protocol Jitter) - メジャー ジッタがしきい値を超えたときに 発行されるアラーム。 - メジャー サービスへの接続が失敗したとき に発行されるアラーム。 ホスト サービス ICMP プロトコル レスポン ス タイム(ICMP Protocol Response Time) 24 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド 第 4 章: トラブルシューティングおよび FAQ このセクションでは、net_connect プローブのトラブルシューティング情 報を提供します。 このセクションには、以下のトピックが含まれています。 プローブは「スケジュールされた時間での実行に失敗」アラームを生成し ています (P. 25) プローブは、パケット遅延メトリクスについて、負の値を示しています (P. 26) プローブは、パケット損失メトリクスについて、負の値を示しています (P. 27) プローブは「スケジュールされた時間での実行に失敗」アラー ムを生成しています 現象 ネットワーク接続モニタリング プローブは、時間間隔内のモニタリング プロファイルをすべて実行できません。 そのため、そのプローブは、残 りのプロファイルに対して、スケジュールされた時間での実行に失敗ア ラームを生成します。 解決策 時間間隔が、規定時間フレーム内のモニタリング プロファイルすべての 実行に十分でない場合、その問題が発生します。 そのため、モニタリング プロファイルの数を減らすか、各モニタリング プ ロファイルの処理時間を減らすためにモニタリング パラメータを変更す ることが可能です。 モニタリング プロファイルの処理時間を減らすため のいくつかの提案を以下に示します。 ■ モニタリング プロファイルのタイムアウト値を減らします。推奨値は 2 秒です。 ■ モニタリング プロファイルの時間間隔を増加させます。推奨値は 5 分 です。 第 4 章: トラブルシューティングおよび FAQ 25 プローブは、パケット遅延メトリクスについて、負の値を示しています ■ ICMP バースト メッセージの数を減らします。 推奨値は 3 です。 ただ し、問題が継続する場合は、値を 1 に減らします。 ■ モニタリング プロファイルの ICMP 接続性のモニタリングの再試行数 を減らします。 推奨値は 3 です。 ただし、問題が継続する場合は、値 を 1 に減らします。 指定された推奨事項は、Windows 上の 6500 のプロファイル、および Unix プラットフォーム上の 5048 のプロファイルで動作します。 ただし、プロ ファイルの平均応答時間は 10 ミリ秒以内である必要があります。また、 失敗シナリオは 10 パーセント以内である必要があります。 プロファイル 番号、平均応答時間、および失敗シナリオ数が増加する場合、示唆された モニタリング パラメータをさらに調整できます。 プローブは、パケット遅延メトリクスについて、負の値を示して います 現象 ネットワーク接続モニタリング プローブは、Packet_Latency QoS メッセー ジの負の値を表示しています。 解決策 [パケット損失モニタリングを有効化]オプションが選択されており、 [パケット値の遅延]フィールド値が低い場合、その問題が発生します。 そのため、そのプローブは最後のパケット レスポンスを受信する前に次 のパケットを送信します。 この問題を解決するために、[パケット値の 遅延]フィールド値を増加させることができます。 26 ネットワーク接続モニタリング プローブ ガイド プローブは、パケット損失メトリクスについて、負の値を示しています プローブは、パケット損失メトリクスについて、負の値を示して います 現象 ホストを設定し、パケット損失メトリクスを有効にしました。 ホストに アクセスできないとき、Ping メトリクスおよびパケット損失メトリクスの 両方の値は負です。 ただし、ホストにアクセスできるとき、Ping メトリッ ク ID は正しい値を示しますが、パケット損失メトリック値はまだ負です。 解決策 [パケット値の遅延]フィールドの値を確認し、1 以上、たとえば 2 ミリ 秒に変更します。 第 4 章: トラブルシューティングおよび FAQ 27
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