つるつると ソバ会食に 魅せられて 老いも若きも 時を忘れり

曽於市立菅牟田小学校
鼓打つ
童七人
逞しく
学校だより 平成27年12月号
明日にはばたけ 三柱の子
つるつると ソバ会食に 魅せられて 老いも若きも 時を忘れり
(すがむた祭りに向けて,上田達夫さんが詠まれた短歌です。)
校長
中 村
洋 一
後,2週間で平成27年が終わろうとしています。この
一年間本校の子どもたちが元気に安心して学校に来ること
ができたのも,保護者や地域の皆様のおかげだと感謝して
います。ありがとうございました。
さて先日の「すがむた祭り」いかがだったでしょうか。
午前中は,そば作り,昼食はそば会食,午後からはきらめ
き発表会と盛りだくさんの内容でした。そばについては,
種蒔き・そば刈り・実落とし・そば作りまで,長寿会をは
じめ地域の方々やそば名人の方々の御協力をいただき,子どもたちは食について貴重な学習をするこ
とができました。なお,そば畑の耕地・管理,そばの製粉については池之上三好さんに大変お世話に
なりました。ありがとうございました。
きらめき発表会は,八木副市長をはじめ,20年ほど前に菅牟田小学校に勤務された佐藤秀紀先生
(現在姶良市立山田小校長)を御来賓にお迎えして盛大に実施することができました。各学級の工夫
を凝らした発表や全校児童による合唱・竹太鼓の発表に会場から割れんばかりの拍手をいただきまし
た。ホタル竹太鼓は,今年,校区公民館からこの日に合わせて寄贈していただいたはっぴを着ての演
奏でした。なお,このはっぴは,学校応援団の原田麻沙美さんにデザインしてもらったもので,演奏
の前には贈呈式を行い,感謝の気持ちを込めて公民館と原田さんに感謝状をお贈りしました。
すがむた祭りに参加していただいた皆様に感謝申し上げるとともに,これからも地域と一体となっ
た教育活動を進めてまいります。
この2学期,子どもたちは喜びや苦労を分かち合いながら努力してきました。がんばったところは
認め,まだ足りないところは努力させたいと考えています。御家庭でも今学期のがんばりを子ども自
身に見つめさせ,成長をほめていただきたいと思います。
11月30日から
12月4日までを本
校では校内人権週間
としています。子ど
もたちは,人権標語
を作ったり図書室に
特設した人権コーナ
ーの本を読んだりし
ました。また,先日の全校朝会では,職員が人権に関
する話をしました。年間を通して人権について考える
機会を設けていますが、日々の生活の身近なところや
学習を通して、子どもたちの人権感覚を高められるよ
うにしていきたいです。
8日(金)始業式,身体計測
9日(土)土曜授業,鬼火たき
11日(月)
成人の日
13日(水)鹿児島学習定着度調
査(~15日)
15日(金)授業参観・PTA 全体会
学級PTA
24日(日)PTA リサイクル活動
中谷小 PTA との交流
校内持久走大会
.
去る11月16日に,長
寿会の皆様の御支援を受け
て,刈り取ったそばの実落
としを実施しました。
棒でたたき落とす,昔な
がらの手法でしたので,な
かなかうまくいきません。
棒の振り方やたたく位置な
ど,作業をしながら長寿会
の皆様に御指導いただきま
した。落とした実を,唐箕
を使って,実のない殻やゴ
ミを吹き飛ばしました。
長寿会の御指導のおかげ
もあり,昨年度よりも多く
の収穫をすることができま
した。ありがとうございま
した。
12月3日,笠木小・
大隅北小との三校合同に
よる「芸術鑑賞会」が行わ
れました。国の芸術巡回
事業によるもので,大阪
から人形劇団「クラルテ」
が公演に来てくださいま
した。演目は,本になっ
気温は低かったものの心配された
天候も回復した中で持久走大会を実
施できました。子どもたちは,2チー
ムに分かれ駅伝方式で競い合い,学校
応援団である原田秀一郎さんの御指
導もいただきながら,毎日練習を積み
重ねてきました。そして,自己ベスト
やチーム優勝をめざして,全員が力走
し,完走しました。
当日は,寒い中,沿道に多くの地域
の方々が応援に駆けつけてくださり,
温かい御声援をいただきありがとう
ございました。
≪おめでとうございます≫
☆市読書感想文コンクール
【最優秀賞】
2年
さん
ている木村裕一作「あら
【特
選】
しのよるに」でした。
1年
さん
5・6年生が冒頭で共
5年
さん
演するなど,直接体験を
☆曽於地区小学校家庭科巡回作品展
<
含めた鑑賞会で,子どもたちは,プロの本物の演
【特
選】
技に感動していました。子どもたちの表現力育成
6年
さん
にもつながりました。
『ちいちゃんのかげおくり』を読んで~せんそうはいやだ~
作品コーナー
3年
わたしは,この物語を読んで,ちいちゃんはかわいそうだと思いました。なぜなら,せんそう
で家族や友だちをなくしたからです。わたしが一番かなしいと思ったところは,せんそうでたく
さんの人が一人ぼっちになったところです。わたしは,世界でせんそうをやってはいけないと思
います。なぜなら,せんそうをすれば,自分たちの命をなくしたり,家族や友だちがかなしんだ
り,町がなくなったりするからです。せんそうはいやだ。