喜多方の四季祭 皆さん、こんにちは。喜多方市長の山口信也でございます。 「郷土芸能フェスティバル 喜多方の四季祭」の開催にあたり、大会長として一言ご挨 拶を申し上げます。 今年で 15 回目となります「蔵のまち喜多方冬まつり」は、観光客の足が遠ざかりがちな 喜多方の冬に、活気と賑わいを創り出すことを目的に開始され、現在は冬の元気な喜多 方を象徴する、恒例の催しとして定着しておりますが、その中でも「郷土芸能フェスティバ ル喜多方の四季祭」は、この「冬まつり」の中心的なイベントとして開催されているところで あります。 さて、東日本大震災からまもなく4年が経とうとしておりますが、原発事故の影響による 風評被害が未だに続いております。 市といたしましては、関係機関・団体と連携を図りながら、風評被害払拭のため様々な 施策に取り組んでおりますが、この「冬まつり」の開催は、福島の復興に向けた元気な姿 と、福島ならではの魅力を見える形で直接、喜多方から全国に向けて発信をするもので あります。 今回のステージでは、本市の誇る郷土芸能に加え、いわき市を代表する郷土芸能であ にしごう る「じゃんがら念仏踊」を継承されている「 西 郷 子供じゃんがらの会」の皆様をはじめ、現 在も避難生活を余儀なくされながらも「美しい自然、そしてここが故郷」をテーマに活動を やま き や だいこ 続けられている川俣町「 山 木屋太鼓 」の皆様、更には本市の友好都市であります千葉 県香取市や、下郷町の郷土芸能団体の皆様にご出演をいただきます。ご出演をいただ く皆様には、お足元の悪い中、お出でをいただきまして、本当にありがとうございます。心 より御礼を申し上げます また、ご来場の皆様には、お寒い中、ご来場いただきありがとうございます。これから市 内外の郷土芸能団体の皆様の復興への強い願いのこもった多彩な演技が繰り広げられ ますので、本日のステージを十分にご堪能いただき、郷土の復興に向けて頑張っておら れる皆様の演奏などから、それぞれの郷土の魅力や郷土への思いの深さを感じとってい ただければ幸いであります。 結びに、このたびの喜多方の四季祭の開催にあたり、ご尽力をいただきました実行委 員の皆様をはじめ、関係者の皆様に深く感謝を申し上げ、ご挨拶といたします。 平成 27 年 2 月 22 日 喜多方市長 山口 信也
© Copyright 2024 Paperzz