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「南海レスキュー26」に名を借りた日米合同軍事訓練の

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2014年6月2日
高知県知事
尾 﨑 正 直 様
郷土の軍事化に反対する高知県連絡会
「南海レスキュー26」に名を借りた日米合同軍事訓練の中止を求める要請書
貴職の県民生活の向上に向けたとりくみに敬意を表します。
さて、5 月 20 日、陸上自衛隊は突如、6 月 1 日から 11 日にかけて「南海レスキュー26」訓
練に米陸軍約 40 名、航空機 3 機を含む訓練を実施すると発表しました。貴職は、今回も、訓練
容認の姿勢をとっていますが、私たちは、以下の理由により、防災訓練に名を借りた実質的な軍
事訓練については容認すべきでないと考えており、貴職の受け入れ容認に抗議するとともに、こ
のような訓練を取りやめるよう防衛省に申し入れることを求めます。
第一に、今回の訓練については、貴職への通知は 5 月 20 日であったと思われますが、規模や
装備の内容、米軍との調整の必要性を考えれば、防衛省の準備は相当事前から行われてきたもの
と考えられます。にもかかわらず、直前の通告によって実施する、さらにその内容についても十
分な説明を行わないという防衛省の姿勢は横暴きわまりないというだけでなく、貴職がかねてか
ら表明している「軍事訓練であれば実施は断る」との姿勢からすれば、「軍事訓練であるか否か」
を検討する時間も確保されないものです。このような横暴を許してはならないと考えます。
さらに、このような防衛省の姿勢は、この間、防衛省が「オスプレイの沖縄県外における訓練
の拡大のため、各県の防災訓練などへの参加を米軍に働きかけることとした」と表明していると
いう事実から考えても、「防災訓練に名を借りて、日米合同訓練を全国化し、そのことに国民を
慣らせたい」意図があることを見ておく必要があると考えます。
第二に、今回の自衛隊の装備や行政側の関与の低さなどからしても、あるいは第一で述べたこ
とからしても、今回の訓練の意図は、軍事的側面を強く持つことは明らかであると考えます。
第三に、前回訓練への米軍の参加見送りは、米軍の都合次第で災害救援への支援がなされない
ケースがあり得ることを証明しています。東日本大震災時においても、米軍は放射線汚染地域に
おける活動は行いませんでした。中央構造線ないし南海トラフ・中央構造線連動による大地震時
には、伊方原発の過酷事故が懸念されるところであり、これに対応できる救難・救助体制として
は、「米軍支援頼み」という考え方には大いに問題があることが浮き彫りとなったと考えます。
第四に、3 月 12 日にも申し入れましたが、すでに自衛隊の規模・能力は、専守防衛の域を大き
く逸脱しており、周辺諸国から多大な疑念を抱かれる状況になっています。東西冷戦体制も消滅
し、他国からの侵略に備える防衛力強化という説明の方が非現実的であり、たとえばテロのよう
に「戦争」の概念が大きく変わる中、アメリカに付き従い、戦争ができる体制を整えていること
の方が、テロ攻撃の目標とされるなど、国民の危険性を増大させるものです。少なくとも、現在
の自衛隊の要員や装備を削減し、災害救助の専門機関に転換することの方がはるかに現実に沿っ
た考え方であり、災害救助の専門性を持つ要員・装備を備えることができ、効率的でもあります。
また、地球規模で、地震災害等が頻発する時期に入った現在世界において、そのことによる国
際貢献は国際的にも評価されることとなると考えます。
以上
郷土の軍事化に反対する高知県連絡会構成組織
高知県平和運動センター
高知県平和委員会
平和資料館・草の家
サロン金曜日
平和な未来をつくる高知の会
高知県労働組合連合会
新日本婦人の会高知県本部
高知県母親運動連絡会
高知県退職婦人教職員連絡会
高知県革新懇
香南市革新懇
護憲連合高知県本部
日本共産党高知県委員会
社会民主党高知県連合
新社会党高知県本部
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