花育体験・福祉園芸体験実施の手引き

花育体験・福祉園芸体験実施の手引き
平 成 2 8 年 6 月 8 日
さいたまの花普及促進協議会
国産花きイノベーション推進事業により実施する花育体験・福祉園芸体験(以
下、
「花育体験等」という。)は、この花育体験・福祉園芸体験実施の手引き(以
下「手引き」という。)に基づき行うものとする。
第1 目的
花や緑を利用した園芸体験等を通じて、暮らしの中に花と緑を取り入れて楽
しむことができる人々を育成していくとともに、本県花植木産業の振興を図る。
第2 実施主体
さいたまの花普及促進協議会(以下「協議会」という。)とする。ただし、
協議会構成団体(以下「構成団体」という。)及び協議会構成団体の傘下の組
合等(以下「組合等」という。)が実施する場合は、協議会が実施したものと
みなすことができる。
第3 花育体験等の対象
1 花育体験
(1)花育体験は、小中学生等(原則5歳以上18歳以下)を中心に実施する。
ただし、事前に対象を明確にしておくこと。
(2)対象の選定方法は任意とする。ただし、1回の催行人数は30名程度と
する。
2 福祉園芸体験
(1)県内の福祉施設利用者を対象とする。
(2)対象の選定方法は任意とする。ただし、1回の催行人数は20名程度と
する。
第4 花育体験等の内容
1 原則として、埼玉県産の花や緑を使用して実施する以下の体験とする。
(1)花や緑を利用した園芸体験
(2)生け花、フラワーアレンジメント、フラワーボックス、ハンギングバス
ケットの作成体験
(3)押し花、サンドアート、ハイドロカルチャー、プリザーブドフラワー、
盆栽の作成体験
(4)花育体験等として、さいたまの花普及促進協議会長(以下「会長」とい
う。)が特に認めたもの
2 構成団体及び組合等は、1により実施した花育体験等の参加者及び講師等
に対して、体験終了後、様式第1号によりアンケートを実施するものとする。
第5 計画の策定
1 構成団体が花育体験等を行う際は、実施20日前までに、様式第2号によ
り実施計画書を作成し、会長に申請するものとする。
2 組合等が花育体験等を行う際は、実施20日前までに、様式第2号により
実施計画書を作成し、構成団体の長の了解の上、会長に申請するものとする。
3 会長は、実施計画書の内容が適正であると認められるときは、これを承認
し、その旨を様式第3号により通知するものとする。
第6 経費の負担
協議会は、構成団体及び組合等が実施する花育体験等に必要な経費を、予算
の範囲内で負担する。
2 負担対象経費
会場使用料、郵券代、花材・花器代、講師謝金、補助員賃金とする。
3 負担額
経費の負担額の上限は別表のとおりとする。
4 花育体験等実施期間
経費の負担対象となる花育体験等は、平成28年6月から平成29年2月
までに実施したものとする。
第7 実績報告
1 構成団体は、花育体験等終了後10日以内に、様式第5号により実績報告
書として取りまとめ、様式第4号により会長に報告するものとする。
2 組合等は、花育体験等終了後10日以内に、様式第5号により実績報告書
として取りまとめ、構成団体の長の了解の上、様式第4号により会長に報告
するものとする。
第8 経費の支払い
会長は、構成団体及び組合等から提出された実績報告書の内容が適正である
と認められるときは、必要な経費を支出する。
第9 その他
この手引きに定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
別表
花育体験等負担対象経費
対象経費
内容
注意点
上限額(1 回あたり)
会場使用料
花育体験を実施する
ために必要な会場使
用料として支払われる
経費
ただし、体験内容等を 上限1万円とする
検討するための会議
等を開催する場合の
会場使用料は除く。
郵券代
花育体験等参加希望
者との連絡に要する
経費
82円×参加希望者数
花材・
花器代
花育体験等を実施す
るために必要な花材・
花器代として支払われ
る経費
1,000円×(参加者数+講師
+見本)
講師謝金
花育体験等を実施す
るために依頼した講師
への謝金として支払わ
れる経費
1回あたりの講師は1
人を目安とする。
ただし、内容によって
は、この限りではな
い。
10,000円/ 時間
(1回あたり2時間、2万円を上
限とし、1日あたり、4万円を上
限とする。)
補助員賃金
花育体験等を実施す
るために雇用した補助
員への賃金として支払
われる経費
①花育体験
1回あたりの補助員は
1人を目安とする。
②福祉園芸体験
1回あたりの補助員は
3人を目安とする。
ただし、内容によって
は、この限りではな
い。
1,250円/時間
(4時間、5千円を上限とす
る。)
準備・片付けにかかる時間は、
講義前後30分を上限として申
請可能