プレスリリース 解禁日時:平成 25 年 3 月 21 日(木)午後 3 時 平成 25 年 3 月 21 日 報道関係各位 独立行政法人 国立科学博物館 企画展「江戸人展 ―からだが語る『大江戸』の文化―」 開催およびプレス内覧会実施のお知らせ 国立科学博物館(台東区上野公園、館長:近藤 信司 )におきましては、このたび下記のとおり4月 9日(火)から、企画展「江戸人展 ―からだが語る『大江戸』の文化―」を開催いたしますので、 お知らせいたします。 また、本企画展のオープンに先立ち4月8日(月)に、別添のとおりプレス内覧会を実施いたしま すので、併せてご案内申し上げます。 国立科学博物館は、4 月 9 日(火)から 6 月 16 日(日)の期間で企画展「江戸人展 ―からだ が語る『大江戸』の文化―」を開催いたします。 本企画展では「大江戸」と呼ばれた江戸御府内の領域から出土した 17 世紀後半から 19 世紀半 ばまでの「江戸時代」の標本資料を中心として、研究によって明らかになった身体的特徴や文化 を紹介するとともに、人間の身体も「文化」の一側面であることや、江戸時代の人骨も貴重な標 本であり、資料の収集と研究が重要であることを紹介します。 つきましては、展示のオープンに先立ち、4月8日(月)午後3時00分~4時30分の間、 プレス内覧会を実施いたしますので、取材・記事の掲載など本企画展の広報に関して特段のご支 援・ご協力を賜りたくお願い申し上げます。 記 【会 場】国立科学博物館(台東区上野公園 7-20)日本館 1 階 企画展示室 【開催期間】平成 25 年 4 月 9 日(火)~平成 25 年 6 月 16 日(日) 【入 館 料】常設展示入館料のみでご覧いただけます。 (一般・大学生:600 円(団体 300 円)高校生以下および 65 歳以上無料※団体は 20 名以上) 【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は火曜日) ただし、4 月 30 日(火)は開館 【主 催】国立科学博物館 【協 力】ポーラ文化研究所、共立女子大学、早稲田大学 【展示内容】別添の「展示のポイント」にてご紹介します。 報道関係各位 平成 25 年 3 月 21 日 独立行政法人 国立科学博物館 企画展「江戸人展 ―からだが語る『大江戸』の文化―」 プレス内覧会のお知らせ 平成25年4月8日(月)午後3時00分~/上野・国立科学博物館 国立科学博物館では、企画展「江戸人展 ―からだが語る『大江戸』の文化―」の開催に先立 ち、下記のとおりプレス内覧会を実施いたします。 当日は、担当研究者による展示解説も行いますので、ぜひご参加いただき、記事として取り上 げていただければ幸いです。 記 【日 時】 平成 25 年 4 月 8 日(月)午後 3:00~午後 4:30(受付開始午後 2:30~) 【会 場】 国立科学博物館 (東京都台東区上野公園 7-20) 【受 付 場 所】 国立科学博物館 事務棟入口 ※通用門からお入りください。 <交通のご案内> JR上野駅公園口から徒歩 5 分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅から徒歩 10 分、京成電鉄上野駅から徒歩 10 分 ※駐車場の用意はございません。 上野恩賜公園 シ ロ ナ ガ ス ク ジ ラ 日本館 受付 通用門 付 地球館 日本学士院 ラムダロケット用 ランチャ 公園口 JR上野駅 JR 上野駅 有料駐車場 上野公園駐車場 両 大 師 橋 当日のスケジュール 午後2:30~ 受付開始(受付場所:事務棟入口 ※通用門からお入りください) 午後3:00~4:30 展覧会内覧 (会場:日本館 1 階企画展示室) ・担当研究者が展示解説を行い、皆様からのご質問にお答えします。 ・展示室内の撮影が可能です。 担当研究者のプロフィール 国立科学博物館 人類研究部人類史研究グループ 坂上 和弘 (さかうえ 研究主幹 かずひろ) 専門は形態人類学で、発掘された古人骨から法医学分野で扱う現 代人の骨までを幅広く取り扱い、「骨のかたち」から何が読み解け るかを追究している。 1970 年香川県生まれ。理学博士。 参加をご希望の方は、別紙「返信用紙」にて4月5日(金)までにお知らせください。 ※事前にお申し込みいただかなくても、当日参加いただけますが、大まかな人数把握をさせて いただきたく存じますので、下記担当までご返信いただければ幸いです。 本件に関するお問い合わせ先 国立科学博物館 事業推進部 企画展示課 TEL 03-5814-9175、9883 〒110-8718 担当:吉野、関根 FAX 03-5814-9899 東京都台東区上野公園 7-20 E-mail:[email protected] イベント等の詳細については下記をご覧ください。 http://www.kahaku.go.jp/ 【 返 信 用 紙 】 F A X 番 号 <03-5814-9899> 企画展「江戸人展 ―からだが語る『大江戸』の文化―」 プレス内覧会 参加票 (平成25年4月8日(月) 午後3時00分~午後4時30分) (受付:午後2時30分~) 参加をご希望される方は、下記項目にご記入の上、事前にFAXにてご返信 いただければ幸いです。 お手数をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。 貴社名 貴メディア・所属部署名 ご芳名 連絡先 住所:〒 - TEL: メールアドレス: 備考 FAX: 企画展「江戸人展-からだが語る『大江戸』の文化-」 展示のポイントと資料紹介 1.大江戸人の顔 大江戸の人口は最大で 100 万人以上であったといわれています。現代と同じく、大江戸にはさまざまな 顔の人たちが生活していました。顔の土台である頭の骨(頭骨)にも生前の個性がうかがわれます。 このゾーンでは、大江戸の人たちは身分によって顔が違っていたことを示しています。江戸考古学の研究 によって、埋葬形式や副葬品などから生前の身分を推定することが可能になっています。 【主な展示資料】 江戸時代人町人男性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 江戸時代人町人女性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 江戸時代人武家男性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 江戸時代人武家女性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 2.大江戸人のからだ 大江戸の人たちがどのような環境で育ち、どのような体格だったのか、何歳ぐらいまで生きていたのか、 そして亡くなった後はどのように扱われたのか。発掘されたお墓や遺骨はこういった情報を教えてくれます。 ここではいくつかの例を紹介します。 【主な展示資料】 甕棺(小日向二丁目遺跡) (文京区教育委員会所蔵) 「胸郭異常」 子どもの頃から帯を強く締めていたことが原因 ではないかと考えられる。 「試し切り標本」(湯島四丁目遺跡出土) 『解体新書』(復刻版) 個人蔵 3.大江戸人の装い 江戸時代は、それまで身分の高い人たち特有の文化であった「装う」ことが、一般の人たちにまで広が った時代です。ここでは、大江戸の人たちがどのような装いをしていたのか、着物、髪型、そして化粧方法 を紹介します。 【主な展示資料】 ひ わ い ろ ち り め ん じ りゅ う すい ば い じ ゅ も よ う こ そ で 「鶸色縮緬地流水梅樹模様小袖」 (個人蔵) 「お歯黒道具一式」 (ポーラ文化研究所所蔵) 男性髪型【大銀杏】 (ポーラ文化研究所所蔵) 女性髪型【丸髷】 (ポーラ文化研究所所蔵) 4.写された・描かれた江戸の人たち 会場で展示している細密画はエメ・アンベール著『Le Japon illustré』の初版本から引用しています。写 実的で美しい数多くの挿絵は江戸時代の日本を現代に伝えています。また、写真機が発明されたのは 1839(天保 10)年ですが、14 年後の 1853(嘉永 6)年には日本で最初の写真撮影が行われました。ここ で紹介するのは、江戸末期から明治にかけての日本人です。写真でしか知りえない、当時の人たちの 「からだ」や風俗が写しだされています。 【主な展示資料】 エメ・アンベール『Le Japon illustré』の挿絵その 1 エメ・アンベール『Le Japon illustré』の挿絵その2 「島津斉彬公」 「日本の床屋と髪結い」 画像提供:尚古集成館 画像提供:横浜美術館 広報用として写真をご用意しております。 国立科学博物館ホームページの「企画展」写真貸出からお申し込みできます。 (http://kahaku.go.jp/procedure/rent/sample_photo.php?group=0001363582369332) ポスター(江戸人展) 画像提供:国立科学博物館 江戸時代人町人男性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 画像提供:国立科学博物館 江戸時代人町人女性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 画像提供:国立科学博物館 エメ・アンベール『Le Japon illustré』の挿絵 画像提供:国立科学博物館 江戸時代人武家女性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 画像提供:国立科学博物館 「島津斉彬公」 画像提供:尚古集成館 江戸時代人武家男性頭骨と復顔 (池之端七軒町遺跡出土) 画像提供:国立科学博物館 女性髪型【丸髷】と男性髪型【大銀杏】 (ポーラ文化研究所所蔵) ひわいろ ちりめんじりゅうすいばいじゅもよう こそで 「鶸色縮緬地流水梅樹模様小袖」 (個人蔵) 【記事利用の際のお願い】 *写真使用は本展の紹介のみとさせていただきます。本展終了後の使用はできません。 *写真掲載時には、資料のクレジットを必ずご記載ください。 *展覧会の開催情報紹介欄に、会期、入館料、開館時間などの基本情報をご掲載いただく場合は確認のため、 校正の段階でお送りください。(記事内容をチェックするものではありません。) *ご掲載いただいた場合は、掲載誌等をお送りくださいますようお願い申し上げます。 〈広報に関するお問い合わせ先〉 国立科学博物館 事業推進部 広報・常設展示課 福井、佐々木 電話 03-5814-9855、9858 FAX 03-5814-9898 E-mail:[email protected] 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
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