青森県県土整備部監理課 建設工事請負契約書について 1 契約の締結 通常は、落札者が決定した日から 7 日以内に、随意契約の相手方を決定したときは遅滞なく契約 書を取り交わすこととされています(青森県財務規則第 151 条第 1 項) 。 2 必要部数【請負者が提出】 通常は、注文者用 1 部と請負者用 1 部の計 2 部を提出します。 3 請負代金額【請負者が記載】 請負代金額は、入札金額に 5%を加算した金額を記載し、うち取引に係る消費税及び地方消費税 の相当額をカッコ内に付記します。 なお、請負代金額に 1 円未満の端数が生じた場合の取扱いについては、請負代金額を総額で記載 する場合には、切り捨てます。 (国等の債権債務等の金額の端数計算に関する法律第 2 条第 1 項) 4 契約保証金 県が契約の相手方に契約保証金を納付させる目的は、契約の適正な履行を確保するためのもので あり、相手方が契約上の義務を履行しない場合、契約保証金を県に帰属させることにより損害の補 てんを容易にするためのものでもあります。 (1)契約保証金の額(率) 契約保証金の額は、請負代金額の 10%(1 件 500 万円以下の工事の請負契約にあっては 5%)以 上となっています(規則第 159 条第 1 項) 。 (2)契約の保証の種類 (ア)契約保証金の納付 (イ)契約保証金の納付に代わる担保となる有価証券等の提供( 「有価証券等」とは、国債、地方債、 政府の保証のある債券、金融機関が振り出し又は支払保証をした小切手、銀行、農林中央金庫、 商工組合中央金庫又は全国を地区とする信用金庫連合会の発行する債券) (ウ)契約保証金の納付に代わる担保となる債務の不履行により生ずる損害金の支払を保証する金 融機関等又は保証事業会社の保証( 「金融機関等」とは、銀行、信用金庫、労働金庫、農業共同 組合、信託会社、保険会社、農林中央金庫等) (エ)債務の履行を保証する公共工事履行保証証券による保証 (オ)債務の不履行により生ずる損害をてん補する履行保証保険契約の締結 (カ)過去 2 年間における 2 回以上の契約実績(請負代金額が 500 万円以下の場合に限る。 ) (注 1)担保の提供を受ける場合の担保の価値は、その保証する金額をもって契約保証金の額を満た すものでなければなりません(規則第 159 条第 3 項) 。 (注 2)上記(エ)の公共工事履行保証証券(履行ボンド)は、債権者が青森県、債務者が落札者と なっている必要があり、免除の決定は、契約保証金免除申請書(保証証券添付)によります。 (注 3)上記(オ)の履行保証保険契約は、定額てん補の特約付の保険証券である必要があり、免除 の決定は、契約保証金免除申請書(保険証券を添付)によります。 1 (3)契約書等への記載【注文者が記載(請負者記載可) 】 契約保証金(契約保証金の納付に代えて提供された担保を含む。 )を徴収した場合は、契約書等に 契約保証金の額を記載します。また、免除した場合には「免除」と記載します。 (記載例) 区分 契約書への記載例 備考 (ア)契約保証金の納付 契約保証金 ¥.88,888− 青 森 県 財務 規 則 第 159 条第 1 項 (イ)有価証券等の提供 契約保証金 ¥.88,888 の納付に代えて○○債券 (額面金額 888,888 円、担保の価値 88,888 円)を 提供した。 〃第 2 項第 1 号 (ウ)金融機関等又は保証 事業会社の保証 契約保証金 ¥.88,888 の納付に代えて○○○○ (保証金額 888,888 円)の保証を受けた。 〃第 2 項第 2 号 (エ)公共工事履行保証証 券 契約保証金 ¥. 免 除 〃第 1 項第 3 号 (オ)履行保証保険契約 契約保証金 ¥. 免 除 〃第 1 項第 1 号 (カ)契約実績免除 契約保証金 ¥. 免 除 〃第 1 項第 2 号 5 特定建設資材に係る分別解体等【請負者が記載】 当該工事が建設リサイクル法に規定する対象建設工事に該当し、契約書の(1)及び(3)欄に 記入しきれない場合は、 「別紙のとおり」と記載し、 (1)及び(3)の内容を記載した別紙を契約 書表紙の次に綴り込みます。 (2)及び(4)欄については、要する費用(税込)を記載します。 (建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律第 9 条第 1 項) 6 中間前金払と部分払の選択【請負者が提出】 請負代金額が 1,000 万円以上で、かつ、工期が 150 日を超える対象工事については、請負者は契 約締結時に、 「中間前金払と部分払の選択に係る届出書」を提出し、中間前金払又は部分払のいずれ かを選択します。なお、契約締結後は変更できません。 工事請負契約書の「その他」の欄には、次の事項を記載します。 【注文者が記載(請負者記載可) 】 (1)中間前金払を選択した場合 「 1 中間前金払選択 2 第37条の規定は適用しない。ただし、継続費又は債務負担行為に係る各年度末の部分払及 び繰越に係る工事における年度末の部分払についてはこの限りでない。 」 (2)部分払を選択した場合 「 1 部分払選択 2 第34条第4項から第7項は適用しない。 」 7 記載事項の訂正 契約書等の記載事項を訂正する場合は、訂正する文字を二線で抹消(見え消し)して、その上部 (縦書きの場合は右側)に正書し、契約書の欄外に「○字削除○字加入」のような方法で記載し、 契約当事者が押印します。 2 (注 1)年月日等の数字の訂正の場合は、その数字の一部の誤記であっても、数字の全部を抹消して 行ってください。 (注 2)契約書及び請書の首標金額の訂正はできません。 8 削除条項等【注文者が記載(請負者記載可) 】 (1)請負代金内訳書について ▼通常はこちらを選択 第3条 契約内容に不確定要素が多 い契約等の場合 第 3 条(B)(C)を削除 請負代金内訳書を参考資料 として提出させる場合 第 3 条(A)(C)を削除 請負代金内訳書の提出を必 要としない場合 第 3 条(A)(B)を削除 第 24 条 第 24 条(B)を削除 第 24 条(A)を削除 第 24 条(A)を削除 第 25 条第 3 項中(内訳書及 第 25 条第 3 項中(内訳書及 び)を削除 び)を削除 第 29 条第 5 項中(内訳書に 基づき)を削除 第 37 条第 8 項(a)を削除 第 38 条第 3 項(a)を削除 区分 第 25 条 第 37 条 第 37 条第 8 項(b)を削除 第 29 条第 5 項中(内訳書に 基づき)を削除 第 37 条第 8 項(a)を削除 第 38 条 第 38 条第 3 項(b)を削除 第 38 条第 3 項(a)を削除 第 29 条 (2)契約保証金について 金銭的保証を必要とする場 役務的保証を必要とする場 合 合 第4条 第 4 条(B)を削除 第 4 条(A)を削除 第 43 条 第 43 条を削除 区分 契約保証金の免除理由が規 則第 159 条第 1 項第 2 号に 該当する場合(1 件 500 万 円を超えない工事の請負契 約に限る。 ) 第 4 条(A)(B)を削除 第 43 条を削除 第 46 条(B)(C)(D)を削除 第 46 条 履行保証保険契約に係る保 証を付した場合は、 第 46 条(A)(B)(C)を削除 第 46 条(A)(C)(D)を削除 第 46 条(A)(B)(D)を削除 規則第 159 条 契約担当者等は、契約者をして、契約金額の 100 分の 5(1 件 500 万円を超える工事の請負契約に あっては、10 分の 1)以上の契約保証金を納めさせるものとする。ただし、次の各号のいずれかに該当する場 合においては、契約保証金の全部又は一部の納付を免除することがある。 (略) 二 過去 2 年の間に国又は地方公共団体とその種類及び規模をほぼ同じくする契約を 2 回以上にわたって締結 し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。 (3)主任(監理)技術者の専任について 区分 第 10 条 建設業法第 26 条第 3 項に規定する工事以外の場合において、専任の主任技術者又は監 理技術者を置く義務がない場合 第 10 条第 1 項第 2 号中(専任の)を削除 (主任技術者及び監理技術者の設置等) 法第 26 条 建設業者は、その請け負った建設工事を施工するときは、当該建設工事に関し第 7 条第二号イ、ロ又 はハに該当する者で当該工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどるもの(以下「主任技術 者」という。 )を置かなければならない。 2 発注者から直接建設工事を請け負った特定建設業者は、当該建設工事を施工するために締結した下請契約の 請負代金の額(当該下請契約が二以上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が第 3 条第 1 項第二号の政 3 令で定める金額以上になる場合においては、前項の規定にかかわらず、当該建設工事に関し第 15 条第二号イ、 ロ又はハに該当する者(当該建設工事に係る建設業が指定建設業である場合にあつては、同号イに該当する者 又は同号ハの規定により国土交通大臣が同号イに掲げる者と同等以上の能力を有するものと認定した者)で当 該工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどるもの(以下「監理技術者」という。 )を置かな ければならない。 3 公共性のある工作物に関する重要な工事で政令で定めるものについては、前二項の規定により置かなければ ならない主任技術者又は監理技術者は、工事現場ごとに、専任の者でなければならない。 (専任の主任技術者又は監理技術者を必要とする工事) 施行令第 27 条 法第 26 条第 3 項の重要な工事で政令で定めるものは、次の各号の一に該当する建設工事で工事 一件の請負代金の額が 2500 万円以上のものとする。ただし、当該工事が建築一式工事である場合においては、 工事一件の請負代金の額が 5000 万円以上のものとする。 一 国又は地方公共団体が注文者である工作物に関する工事 二 第 15 条第一号及び第三号に掲げるものに関する工事 三 学校、児童福祉法 (昭和 22 年法律第 164 号)第7条第 1 項 に規定する児童福祉施設、集会場、図書館、 美術館、博物館、陳列館、教会、寺院、神社、工場、ドック、倉庫、病院、市場、百貨店、事務所、興行場、 ダンスホール、旅館業法 (昭和 23 年法律第 138 号)第 2 条 に規定するホテル、旅館若しくは下宿、共同 住宅、寄宿舎、公衆浴場、鉄塔、火葬場、と畜場、ごみ若しくは汚物の処理場、熱供給事業法 (昭和 47 年 法律第 88 号)第 2 条第 4 項 に規定する熱供給施設、石油パイプライン事業法 (昭和 47 年法律第 105 号) 第 5 条第 2 項第二号 に規定する事業用施設又は電気通信事業法 (昭和 59 年法律第 86 号)第 9 条 に規定 する電気通信回線設備を設置する電気通信事業者がその事業の用に供する施設に関する工事 2 前項に規定する工事のうち密接な関係のある二以上の工事を同一の建設業者が同一の場所又は近接した場 所において施工するものについては、同一の専任の主任技術者がこれらの工事を管理することができる。 (4)中間前金払について 上記6のとおりです。 当該条件は、削除する条項ではなく、契約書のその他の欄に記載される事項となります。 (5)建設工事紛争審査会について 区分 第 52 条 紛争になった場合の紛争解決機関を中央 建設工事紛争審査会とする場合 (建設業者が国土交通大臣許可等の場合 に該当する。 ) 紛争になった場合の紛争解決機関を青森 県建設工事紛争審査会とする場合 (建設業者が青森県知事許可等の場合に 該当する。 ) 第 52 条第 1 項中青森県を削除 第 52 条第 1 項中(中央)を削除 上記の原則とは別に、当事者の合意により、管轄審査会を定めることができます。 (大臣許可業者等の場合であっても、当事者双方が書面により合意した場合は、青森県建設工事紛争 審査会を管轄審査会に定めることもできます。中央建設工事紛争審査会の所在地は東京都で、青森県 建設工事紛争審査会の所在地は青森市であり、紛争が発生した現場のある都道府県の審査会が担当す ることが円滑な手続を期待できる場合もあります。 ) (6)前金払について 区分 請負代金額が 100 万円未満であるため、前金払が該当しない場合 第 34 条 第 34 条を削除 第 35 条 第 35 条を削除 第 36 条 第 36 条を削除 4 青森県県土整備部監理課 青森県の建設工事請負契約標準約款の補足説明 第 1 条関係(総則) 1 契約担当者は、工事の施工に当たって、施工方法等を指定する必要がある場合は、あらかじめ設 計図書でその旨を明らかにしておくものであること。 2 施工方法等について、当該設計図書で指定しなかった場合においても、後日指定の必要が生じた 場合には、設計変更の手続により行うことになるものであること。 第 3 条関係(請負代金内訳書及び工程表) 1 本条の(A)は、契約内容に不確定要素が多い契約(例えば大規模な土木工事契約)で契約担当 者が請負代金内訳書(以下「内訳書」という。 )の内容となる数量について明示したとき等に使用す るものであること。この場合においては、本条の(B)及び(C)を削除するものであること。 2 本条の(B)は、内訳書を参考資料として提出させる場合に使用するものであること。この場合 においては、本条の(A)及び(C)を削除するものであること。 3 本条の(C)は、内訳書の提出を必要としない場合に使用するものであること。この場合におい ては、本条の(A)及び(B)を削除するものであること。 4 内訳書及び工程表の提出は、契約締結後 14 日以内に行うものであること。 請負代金額の変更及び工期の延長又は短縮をした場合においても同様の取扱いをするものである こと。 第 4 条関係(契約の保証) 1 本条の(A)は、金銭的保証を必要とする契約に使用するものであること。この場合においては、 本条の(B)を削除するものであること。 2 本条の(B)は、役務的保証を必要とする契約に使用するものであること。この場合においては、 本条の(A)を削除するものであること。 3 契約保証金の免除理由が第 159 条第 1 項第 2 号に該当する場合(1 件 500 万円を超えない工事の 請負契約に限る。 )にあっては、本条の(A)及び(B)を削除するものであること。 4 契約保証金の額等が、変更後の請負代金額の 10 分の 1(請負代金額が 500 万円を超えない場合に は、100 分の 5)を下回ることとなった場合であっても、請負者が、契約を履行しないこととなるお それがないと認められるときは、契約保証金の額等の増額を請求しないことができるものであるこ と。ただし、変更後の請負代金額が 500 万円を超える場合において、契約保証金の額等が変更後の 請負代金額の 100 分の 5 以下になるときは、契約保証金の額等が変更後の請負代金額の 10 分の 1 以上になるように増額を請求するものであること。 第 5 条関係(権利義務の譲渡等) 「工事材料」とは、工事目的物を構成する各種の建設資材であって、木材、砂利、砂、砕石等の資源 的資材及び鋼材、セメント等の基礎的資材並びにコンクリート、パイル、ヒューム管等の二次製品、 ボード、ガラス、サッシ、電気機器、その他機械器具等の工場製品を含むものであること。 第 10 条関係(現場代理人及び主任技術者等) 1 建設業法第 26 条第 3 項に規定する工事以外の場合において、専任の主任技術者又は監理技術者 を置かない場合は、第 1 項の「 (専任の) 」を削除するものであること。 2 建設業法第 26 条第 3 項に規定する工事に該当する場合にあっては、同法第 27 条の 18 第 1 項に 5 規定する監理技術者資格者証の交付を受けた専任の監理技術者でなければならないものであること。 第 11 条関係(履行報告) 契約の履行についての報告とは、履行状況についての報告のほか、施工計画書等の履行計画につい ての報告も含むものであること。 第 18 条関係(条件変更等) 1 監督職員が請負者に対して指示を行う場合において、当該指示が工事の全部又は一部の中止等を 伴う重要な事項であるときは、あらかじめ、契約担当者の指示を受けてから行うものであること。 2 第 5 項に規定する設計図書の変更については、協議が整う場合に限って数回分をまとめて行うこ とができるものであること。 第 23 条関係(工期の変更方法) この契約書の規定による工期の変更については、建設工事請負契約の一部変更契約書(財務規則第 97 号様式)又は建設工事請負契約書の一部変更仮契約書(財務規則第 97 号様式の 2) (以下「変更契 約書」という。 )によって行うものであること。 第 24 条関係(請負代金額の変更方法等) 1 本条の(A)は、第 3 条の(A)を使用した場合の内訳書について承認する場合に使用するもの であること。この場合においては、本条の(B)を削除するものであること。 2 本条の(B)は、第 3 条の(B)又は第 3 条の(C)を使用する場合に使用するものであること。 この場合においては、本条の(A)を削除するものであること。 3 この契約書の規定による請負代金額の変更又は増加費用の負担については、変更契約書によって 行うものであること。 第 25 条関係(賃金又は物価の変動に基づく請負代金額の変更) 1 第 3 項に規定する変動前残工事代金額及び変動後残工事代金額の算定は、次の方法により行うも のであること。 (1) 第 3 条の(A)による内訳書について承認している場合は、変動前残工事代金額については内 訳書により、変動後残工事代金額については物価指数等に基づき、契約担当者と請負者が協議のう え定めるものであること。 (2) 第 3 条の(B)又は第 3 条の(C)を使用する場合は、変動前残工事代金額については設計書等に より、変動後残工事代金額については物価指数等に基づき、契約担当者と請負者が協議のうえ定 めるものであること。この場合においては、「(内訳書及び) 」を削除するものであること。 第 29 条関係(不可抗力による損害) 第 5 項の損害額の算定は、第 3 条の(A)によって内訳書について承認している場合は当該内訳書 に基づき、第 3 条(B)又は第 3 条(C)を使用する場合は、「( 内訳書に基づき) 」を削除し、その 算定は設計書等に基づいて行うものであること。 第 34 条関係(前金払) 1 第 2 項の前払金の支払限度額を変更する場合は、変更契約書によって行うものであること。 2 第 8 項に規定する「請負金額が著しく増額された場合」とは、当該請負代金額をおおむね 20 パー セント以上増額した場合であること。 3 前金払をした工事が翌年度へ繰越しになる場合において、事業費の精算等の関連から、当該年度 6 の出来形部分相当額を超える額について返還させる必要がある場合においては、その旨特約してお くものであること。 第 37 条関係(部分払) 1 第 1 項後段の甲乙の協議については、口頭により行って差し支えないこと。 2 製造工場等にある工場製品を部分払の対象としない場合においては、第 1 項の「及び製造工場等 にある工場製品」及び第 3 項の「若しくは製造工場等にある工場製品」を削除するものであること。 3 第 8 項の(a)は、第 3 条の(A)によって内訳書について承認する場合に使用するものである こと。この場合においては、同項の(b)を削除するものであること。 4 第 8 項の(b)は、第 3 条の(B)又は第 3 条の(C)を使用する場合に使用し、請負代金相当 額の算出については、契約担当者が作成した設計書等によるものであること。この場合においては、 同項の(a)を削除するものであること。 第 38 条関係(部分引渡し) 1 第 3 項の(a)は、第 3 条の(A)によって内訳書について承認する場合において使用するもの であること。この場合においては、同項の(b)を削除するものであること。 2 第 3 項の(b)は、第 3 条の(B)又は第 3 条の(C)を使用する場合において使用し、指定部分に 相応する請負代金の額の算出については、契約担当者が作成した設計書等によるものであること。 この場合においては、同項の(a)を削除するものであること。 第 43 条関係(公共工事履行保証証券による保証の請求) 本条は、第 4 条の(B)を使用する場合において使用するものであること。第 4 条(A)を使用す る場合又は第 4 条の(A)及び(B)を削除する場合においては、本条を削除するものであること。 第 46 条関係(違約金の徴収又は契約保証金の帰属) 1 本条の(A)は、第 4 条の(A)を使用する場合において使用するものであること。この場合に おいて本条の(B) 、 (C)及び(D)を削除するものであること。ただし、契約者が履行保証保険 契約に係る保証を付した場合においては、本条の(A) 、 (B)及び(C)を削除するものであるこ と。 2 本条の(B)は、第 4 条の(B)を使用する場合において使用するものであること。この場合に おいて本条の(A) 、 (C)及び(D)を削除するものであること。 3 本条の(C)は、第 4 条の(A)及び(B)を削除する場合において使用するものであること。 この場合において本条の(A) 、 (B)及び(D)を削除するものであること。 4 本条第 2 項は、本条の(A)、(B)、(C)及び(D)のいずれの項を使用する場合であっても、共通 して使用するものであること。 第 53 条関係(仲裁) 1 仲裁契約については、原則として、あらかじめ契約締結時において別添仲裁合意書に記名、押印 することにより成立させておくものであること。 2 仲裁合意書は、原則として、請負者が国土交通大臣の許可を受けた建設業者であるときは中央建 設工事紛争審査会とし、請負者が青森県知事の許可を受けた建設業者であるときは青森県建設工事 紛争審査会として使用するものであること。管轄審査会名が記入されていない場合は、建設業法第 25 条の 9 第 1 項又は第 2 項に定める建設工事紛争審査会を管轄審査会とする。なお、当事者の合意 によって管轄審査会を定めることができる。 7
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