2007年度 ニュービジョン・フォーラム テーマ: 大学教育の新しいパラダイム−−The Scholarship of Teaching を中心として−− 日 時: 6月28日 (木) 講 師: Lyn Benn( UNBC の LS C・coordinator) 13:05∼15:05 講演の説明 「大学教員の仕事とは何か?」について、大学教育の新しいパラダイムを提起した E.L.ボイ ヤー著『大学教授職の使命{元の題名 Scholarship Reconsidered}』(玉川大学出版会)は、大 学の役割および教員の仕事をより包括的に定義することを提案し ています。個々の学問におけ る「研究」に加えて、研究の成果を社会に提供することや学習者に伝えることは、大学および 教員の重要な仕事であり、積極的な評価と報賞を必要としていると主張しています。このボイ ヤーの主張は、アメリカで活発な議論を惹き起こしました。 現在、一部の研究大学を除いて、北米の大学教員はますます、教室のなかで生じている「学 生の学び」により多くの注意を払い、多くのエネルギーを投入するようになっています。今回 のニュービジョン・フォーラムでは、 University of Northern British Columbia(UNBC)の Learning Skills Centre(LSC) の Lyn Benn 氏 を 講 師 に 迎 え 、 「大 学 教 育の 新 し い パ ラ ダイ ム − The Scholarship of Teaching を中心として−」と題して講演会を開催します。UNBC の LSC と本学 学習支援センターとは、学習支援の分野で協力協定を結んでいます。 講演会では、北米や UNBC における 教育改革の現状、 そこでのファカルティ・デベロップ メント、ボイヤーの提起した教育の学識(The Scholarship of Learning)が実際の授業でどのよう に実現されているか、などが話される予定です。多数の教職員の参加を期待します。 1
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