SUMICHIRAL OA-8000

世界初 !!キラルクラウンエーテル化学結合型固定化カラム
SUMICHIRAL OA-8000
SUMICHIRAL OA-8000 は、擬 18-クラウン-6骨格を有する キラルなクラウン
エーテルを化学結合によりシリカゲルに固定化した HPLC用キラルカラムで、ホス
ト−ゲスト作用に基づいた分離機構を有し、キラルアミン類の直接光学分割 に
非常に優れています。
コーティングタイプと異なり化学結合型固定相であるので、順相系移動相、 及び
逆相系移動相共に御使用頂くことが可能で、幅広い対象化合物に対する分離検
討が可能となっています。
SUMICHIRAL OA-8000 の特長
−広範囲のキラルアミン類光学分割が可能です−
◇ キラルアミン,アミノ酸,アミノアルコール類 等の、
-NH2基を有するキラル化合物の光学分割に適用できます。
◇ 順相移動相、及び 逆相移動相共に使用可能であり、
有機溶媒濃度に制限が無く、耐久性に優れ長期間の分離検討等に有効です。
特に通常保持の強い疎水性アミン類の分離分析に最適です。
SUMICHIRAL OA-8000 仕様
キラルセレクター : 擬18-クラウン-6-エーテル
担 体 : 高純度シリカゲル(5μm)
担持法 : 化学結合
推奨移動相 :
[順相系]ヘキサン/エタノール/トリフルオロ酢酸
[逆相系]過塩素酸水溶液/アセトニトリル
分離対象化合物 : アミン、アミノアルコール、アミノ酸
アミノ酸エステル、ペプチド、
他、アミノ酸誘導体
本製品は、大阪大学大学院・基礎工学研究科との共同開発品です。
SUMICHIRAL OA-8000 分析例
順相有機溶媒系条件における光学異性体分離
DL-DOPAの分離
DL-フェニルプロパノールアミンの分離
HO
NH2
CO2H
NH2
HO
OH
DL-Phenylpropanolamine
DL-DOPA
3-(3,4-dihydroxyphenyl)
-DL-alanine
移動相:
移動相:
Hex / EtOH / TFA
(70:30:0.5)
Hex / EtOH / TFA
(65:35:0.5)
逆相水溶液系条件における光学異性体分離 ナフチルエチルアミンの分離
アラニン-β-ナフチルアミドの分離
NH2
O
C
NH2
1-(1-Naphthyl)-ethylamine
N
H
Alanine-β-naphthylamide
移動相:
移動相:
HClO4(pH=2) / CH3CN
(70:30)
HClO4(pH=2) / CH3CN
(75:25)
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