サポステ通信 2013年10月号

暑さも一段落、空の色も澄みわたり、秋の深まりを感じさせる季節となりました。皆さま、
お元気にお過ごしですか?
さて、このたび、いが若者サポートステーション(いがサポステ)では、サポステ情報紙
「いがサポステ通信」を発行することになりました。サポステのことをできるだけ広く多く
の人に知っていただき、活用していただくための一助となればと思います。
いが若者サポートステーション(通称いがサポステ)とは?
伊賀市社会福祉協議会が厚生労働省の認定を受けて、若者の職業的自立支援をして
います。対象は伊賀市と名張市の15歳から39歳までの方です。
働きたいけど自信がない・・・・
就職活動の方法がわからない・・・
進路に悩んでいる・・・
人とのコミュニケーションが苦手・・・
このような悩みをお持ちの方、どうぞ気楽に相談においでください。保護者の方
でも結構です。サポステでは様々なプログラムを用意しています。利用料は無料です。
♪「やすらぎの家」でトーンチャイムの発表♪
サポステプログラムの1つであるグループワークでは、
毎月1回、伊賀音楽療法研究会のみなさんの指導で、トー
ンチャイムの練習をしています。1人1人がそれぞれの音
を担当し、曲を演奏します。息もぴったりです。みんなの
心が1つになり、演奏がうまくいった時の気分は最高です。
先月 26 日には伊賀市内のデイサービスセンター「やす
らぎの家」で高齢者の方々の前で演奏発表会を行いました。
練習のかいあって、利用者のみなさんに大変喜んでいただ
きました。演奏の後、サポステメンバーと利用者さんとの
交流会があり、和やかな雰囲気で話に花が咲きました。若
者と高齢者は相性が良いと言われています。普段はしゃべ
れない方も高齢者の前ではしゃべれることもあります。
「ま
た来てね」「次は演歌を」「よく来てくれて」と声をかけて
いただき、この日はやり終えた達成感と喜んでいただいた
満足感で大変充実した日になりました。
「作業」は、就労体験に至るまでに軽作業に参加し、自
分の適性を知り働くイメージを膨らませてもらうための
プログラムです。
10 月から始まる共同募金月間を前に、共同募金の赤い
羽根を台紙に貼り付ける作業をしました。この台紙は共同
募金について理解を深めていただくための啓発となるも
のです。
作業の前には、
「きれいに貼る」
「できるだけたくさん貼
る」「集中してやる」など各自が目標を定め、1日2時間
半、13 日間取り組みました。
根気と集中力のいる作業でしたが、回を重ねるたびに作業のスピードが上がり、予定よりもかなり早
く終了することができました。今月から共同募金月間が始まりましたが、伊賀市の方で、この羽根を手
にされる人も多いことでしょう。
“
えん”に就労体験
学校連携事業
8月には水耕栽培農場“えん”に2名の利用
学校との連携により、卒業後の進路が未決定の生
者が5日間の就労体験に行かせて頂きました。
徒や学校を中退した若者の、ニートの未然防止と職
水菜や小松菜の根切り、種付けなど体験。
業的自立支援をいたします。
暑いビニールハウスでの労働に「きつかったけ
学校
ど自分が向いている仕事が見つかった」
、
「商品
として出荷する物を扱っているという自覚を
サポステ
連携
在学生
学校・自宅等訪問
もった」
、
「毎日食べている野菜であるが、これ
・中退予防
からは食べ物を大切にしなければ」等振り返り
・関係づくり
をしてくれました。
切れ目のない支援
来所・自宅等訪問
中退者・
・ニート予防
中卒者
・引きこもり予防
・学び直し支援
(社会福祉法人
〒518-0869
TEL
伊賀市社会福祉協議会)
伊賀市上野中町2976番地 1 上野ふれあいプラザ3階
0595-22-0039
FAX 0595-26-0002
Email [email protected]
【名張サテライト】
〒518-0729 名張市南町 822-2 名張産業振興センター(アスピア)4階
TEL・FAX
0595-64-8611