3月9日~3月14日 予算特別委員会会議録(PDF 1.16 MB)

つくばみらい市議会
予算特別委員会会議録
平成 28 年 3 月 9 日 開会
平成 28 年 3 月 14 日 閉会
つくばみらい市議会
第 1 号
〔 3月9日 〕
つくばみらい市議会予算特別委員会
(第1号)
平成28年3月9日
出
席
委
午前10時03分開会
員
委
欠
席
委
員
長
松
本
副 委 員 長
坂
委
員
飯
村
委
員
伊
藤
委
員
野
口
委
員
柿
沼
委
員
委
和
男
君
洋
君
裕
一
君
正
実
君
修
君
幸
君
鐘ケ江
礼生奈
君
員
小田川
浩
君
委
員
中
島
清
和
君
委
員
染
谷
礼
子
君
委
員
中
山
栄
一
君
委
員
古
舘
千恵子
君
委
員
直
井
誠
巳
君
委
員
古
川
よし枝
君
委
員
海老原
弘
君
委
員
今
川
明
君
委
員
豊
島
葵
君
議
長
高
木
房
君
な
し
長
石
神
栄
君
長
木
村
明
夫
君
長
中
山
和
広
君
者
奈
幡
優
君
朋
英
寛
員
出 席 説 明 員
市
長
総
公
市
務
民
会
部
経
計
室
済
管
部
理
会
計
課
長
補
佐
星
川
真知子
君
政
策
秘
書
課
長
飯
泉
勝
宏
君
政 策 秘 書 課 長 補 佐
中
島
毅
君
政 策 秘 書 課 長 補 佐
鈴
木
富
夫
君
政
査
尾
崎
和
博
君
みらいまちづくり課長
斉
藤
孝
次
君
みらいまちづくり課長補佐
荒
井
一
志
君
策
秘
書
課
- 1 -
主
みらいまちづくり課福岡地区整備推進室長
飯
泉
みらいまちづくり課係長
藤
倉
みらいまちづくり課係長
石
参
長
総
事
兼
務
総
課
務
長
課
補
隆
君
啓
雄
君
引
一
久
君
吉
田
弘
之
君
佐
中
村
滋
成
君
総
務
課
係
長
根
本
純
一
君
総
務
課
係
長
亀
田
和
義
君
長
中
島
強
君
佐
古
谷
隆
夫
君
滋
彦
君
財
財
政
政
課
課
長
補
財
政
課
主
査
境
野
財
政
課
係
長
飯
泉
覚
君
財
政
課
主
幹
福
田
渉
君
長
中
村
将
君
佐
飯
島
光
二
君
長
直
井
和
美
君
参
税
事
務
収
兼
課
税
務
長
納
課
補
課
収
納
課
長
補
佐
浅
川
昭
一
君
安
心
安
全
課
長
須加尾
博
司
君
安心安全課長補佐兼放射能対策室長
関
正
臣
君
産
長
谷
口
雅
之
君
産 業 経 済 課 長 補 佐
川
田
賢
司
君
市 民 サ ポ ー ト 課 長
染
谷
武
君
市民サポート課長補佐
飯
泉
真由美
君
生
長
中
村
渉
君
生 活 環 境 課 長 補 佐
杉
田
卓
生
君
生活環境課廃棄物対策室長
黒
木
誠
人
君
市
長
小
菅
美智子
君
市 民 窓 口 課 長 補 佐
関
佐佳恵
君
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
伸
次
君
議 会 事 務 局 長 補 佐
梅
和
成
君
業
活
民
経
環
窓
済
境
口
課
課
課
出席議会事務局職員
議
事
日
程
第
1
本
号
平成28年3月9日(水曜日)
午前10時03分開会
1.協議案件
1)議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算
午前10時03分開会
○委員長(松本和男君)
おはようございます。きょうは予算特別委員会ということで、
ご苦労さまです。また、きのうの話はきょうは忘れて、しっかりと審議をしてもらいたい
- 2 -
と、こういうことでお願いします。
早速でありますが、ただいまの出席委員は17名です。全員出席です。
定足数に達しておりますので、ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
本日の委員会に、議会事務局職員、会計管理者及び関係職員が出席であります。
これより早速でありますが、議事に入ります。
なお、議案の説明については、簡潔にお願いをします。
議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算を議題といたします。それでは早
速でありますが、議会事務局から所管部分について説明をお願いします。
森議会事務局長。
○参事兼議会事務局長(森
伸次君)
おはようございます。
それでは早速でございますが、議会事務局から予算につきまして、説明をさせていただ
きます。
予算の説明につきましては、予算書と予算の資料が2通りございますが、予算の資料を
もって説明をさせていただきたいと思いますので、予算資料をごらんになっていただきた
いと思います。
ページにつきましては、議会事務局は23ページ、1ページのみでございます。お開きい
ただきたいと思います。よろしいでしょうか。
議会事務局に関しましては、ここに記載している黒い三角がございますが、これが事業
費の名称になってございまして、議員報酬等経費と議会活動費と議会事務局費とこの三つ
でございます。総額合わせまして、1億3,626万7,000円の歳出になってございます。こち
らにつきましては、一般会計に占める議会費の割合ということに関しますと、0.63%とい
う状況でございます。こちらは、100の提言とかであれば、0.5%が平均ということで、全
国平均の部分よりは若干多くなっているのかなということでございます。ただ対前年度比
か ら し ま すと 、 90.3%と い う こ とで 、 9.7%の 減 に な って ご ざ い ます 。 そ れ では こ の 後 説
明をさせていただきます。
まず議員報酬等経費でございますが、こちらにつきましては、丸い小さい点がございま
すが、報酬と期末手当と議員共済会の負担金ということで、議会議員の報酬等に関する経
費でございます。こちらは昨年27年4月1日に議員報酬が改定になってございます。ただ
こ ち ら の 総 額 が 1 億 2,381 万 9,000 円 と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 昨 年 比 で し ま す と 、
1,618万1,000円の減、かなり大きな減になってございますが、こちらにつきましては、小
さい点の三つ目にございます議員共済会負担金、こちらの既受給者に対する公費負担でご
ざ い ま すが、 国 の 共済会 の 掛 け率が 大 幅 に下が っ た 状況で ご ざ います 。 本 年度は 100分 の
41.0で ご ざい ま す 。 それ が 27年 度は 100分 の 63.7と い う数 値 で ご ざい ま し た 。こ れ は 平 成
27年がピークということでの説明でございましたので、これからまた若干の率の下がりが
生じてくるのかもしれません。そういうことで大きな減額になってございます。
次に、議会活動費でございますが、こちらは490万7,000円でございまして、昨年比78万
円の増となってございます。こちらにつきましては、説明欄に書いてございますが、行政
の公平公正かつ効率的な運営を監視し、議決機関としての機能を果たす本会議や委員会等
の開催、地方自治の課題の研究調査のための先進地の視察を行い、一般質問や政策提言等
で市民のための施策向上を図るということで、研修費等が主なものでございます。今年度
につきましては、この中の一番下に二つございますが、議会改革特別委員会の旅費6万円
- 3 -
掛ける11人、議会広報特別委員会の旅費6万円掛ける6人ということで36万円、合計しま
し て 102万円 、 こ ちらを 増 額 という こ と で計上 を さ せてい た だ きまし た 。 昨年の 常 任 委 員
会の研修につきましては、合同で群馬県の長野原町と桐生市のほうで研修をしてきました。
次 に 、 議 会 事 務 局 費 で ご ざ い ま す が 、 こ ち ら は 754万 1,000円 、 45万 1,000円 の 増 と な っ
てございます。こちらにつきましては、主に議会本会議や委員会の円滑な開催や議会を運
営するための会議録の作成、または市民に議会の情報等を伝達する議会だより、こちらの
費用が主なものとなってございまして、会議録の作成費用が229万4,000円、広報の印刷製
本費、議会だよりですね、こちらが218万2,000円ということでの2本立てが主な状況とな
ってございます。
また28年度の予算でございますが、債務負担行為としまして、2月に入札を実施をしま
して、議会だよりにつきましては、5社の指名をしまして契約が済んでございます。契約
の単価については、今年度からカラーで表紙をつくるということで計画をさせていただき
ましたが、昨年の2色刷りより安い単価での契約になってございます。昨年は1ページ当
たり0.59円だったところ、今回は0.58円ということで、入札で単価は下がってございます。
議会事務局の事業については、以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたし
ます。
○委員長(松本和男君)
局長より説明が終わりました。
質疑がある方は、これより質疑、意見ということで、質疑のある方は。
海老原委員。
○委員(海老原
弘君)
説明がありました共済の負担金なんですが、これは当市に関係
ある人たちの分ですよね。そうすると、これ、人数的にどのぐらいの人数なんですか、金
額はこれでいい、わかりますけれども。
○委員長(松本和男君)
○参事兼議会事務局長(森
局長。
伸次君)
ただいまのご質問でございますが、こちらに関し
ましては、ちょっとお調べさせていただいて、当市に関する人数か、全国で決まった数字
なのか、ちょっと調べさせていただいて、後で報告させていただきます。申しわけござい
ません。
○委員長(松本和男君)
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
鐘ケ江委員。
議会活動費の旅費なんですけれども、これ委員会等の研修で、
講師を呼んだ場合に、謝礼として流用するということはできないのですか。講師の謝礼の
分が、活動費というか、議会費の中にないので、委員会で呼んだ場合の流用というのはで
きるのかどうか、お願いします。
○委員長(松本和男君)
○参事兼議会事務局長(森
局長。
伸次君)
ただいまのご質問でございますが、基本的には予
算化をしまして、そこで支出をしていくわけでございますが、急遽議会の委員会の中でこ
ういった研修をしたいというようなことがあれば、本来であれば補正予算等をとるとか、
そういったことになります。ただ、予算的には、執行残とかそういう部分もございますの
で、最終的には流用という方向もとることは可能でございますが、委員会で研修等を行う
ということであれば、本来であればやはり前年度からそういうことでやりたいんだという
ようなことで、事務局のほうに要望していただければ、新年度予算を当初から計上すると
いうのが本来の流れかと思います。以上でございます。
- 4 -
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
ホームページというのは、項目ないですけれども、これは議会事
務局費ではない状況なんですか。
○委員長(松本和男君)
局長。
○参事兼議会事務局長(森
伸次君)
ただいまの野口委員のご質問でございますが、確
かに予算的には事務局でとってございませんで、これ市まとめてのホームページというこ
とで、財政課の情報係のほうで予算計上されているかと思います。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
会議録がホームページに載っているんですけれども、この検索機
能がないんです。検索機能がないのは、多分、かなり自治体でも持っているので、検索機
能がない議会の議事録というのは、数少ないのではないかな。その辺、どのように判断し
ていますか。
○委員長(松本和男君)
局長。
○参事兼議会事務局長(森
伸次君)
ただいまのご質問でございますが、確かに情報化
ということで、インターネットで全て閲覧できるようなシステムを導入している市町村が
多いかと思いますが、当市においてはまだ導入していないという状況が現状でございます。
これに関しましては、今年度の予算化は現在しておりませんが、今後調査研究等を進めま
して、導入に向けた検討を進めていきたいと考えております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
それから、最近図書費というか、その議会の図書室というのが、
充実を求められているんですけれども、図書費というのはどこで見るのですか。
○委員長(松本和男君)
局長。
○参事兼議会事務局長(森
伸次君)
ただいまのご質問でございますが、こちらは議会
事務局費でございます。1の1の1の04番でございますが、こちらの中の需用費の中に計
上してございますが、トータル的に若干ではございますが、今年度の予算は3万円程度の
計上となってございます。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
図書室というような状況はまだないんですけれども、図書費とい
うのは、もう少ししっかりと精査して、それで議会議員の活動にどのような書籍が必要か
等を検討して、予算を少し考えていただきたいなということをちょっと要望しておきます。
○委員長(松本和男君)
○参事兼議会事務局長(森
○委員長(松本和男君)
○参事兼議会事務局長(森
ほかにはありませんね。なければ、議会事務局に対しての……。
伸次君)
先ほどの海老原委員の質問がわかりましたので。
海老原委員の。
伸次君)
先ほどの海老原委員からの質問でございましたが、
負担金を掛け率を決める際の人数等については、つくばみらい市の人数に応じた負担金の
率ではございませんで、これ全国で決まった人数でございます。そちらにもらっている方
の人数を掛けて、負担金を出しているということでございます。
○委員(海老原
弘君)
○参事兼議会事務局長(森
○委員長(松本和男君)
どこの市も同じ。
伸次君)
そうです、そういうことになります。
ほかにはないようですので、議会事務局所管の一般会計予算に
対する質疑、そして意見は以上で終わります。
- 5 -
次に、会計課所管の一般会計予算について、説明を求めます。
奈幡会計管理者。
○会計管理者(奈幡
優君)
おはようございます。
それでは、会計課所管の平成28年度予算を説明させていただきます。
会計課といたしましては、予算書の44ページ、45ページ、それと予算資料の33ページの
ほう、両方一遍にというか、両方見ながらご説明させていただきます。
それでは、まず予算書のほうでございますが、44ページの目の4、会計管理費、全体と
いたしまして、856万8,000円、予算規模としてはかなり小さいほうなんですが、これは会
計課は経常費的なものでございまして、毎年決まって支出されるような経費でございます。
まず最初に会計課の職員は4人おりまして、正規が4人、それと嘱託職員が1人おりまし
て、全員で5人でございます。その嘱託職員の報酬、給与ですね。給与と共済費、旅費等
でまず最初予算計上してございます。それと、次に需用費としまして、消耗品、これはい
ろいろな細かいものを買ったり、A4の紙を買ったりするもの、それと印刷製本費、決算
書です、毎年決算書の印刷をしますので、その辺のところで決算書印刷製本費としまして
31万 9,000円 。 そ れ に12の 役 務 費と し ま し て、 通 信 、 運搬 、 そ れ と手 数 料 と いう よ う な 、
これは銀行のほうにデータ等で送信したりしますので、その辺の通信運搬費がかかるよう
な形でございます。それと委託料、これは、谷和原庁舎、伊奈庁舎に1人ずつ常陽銀行さ
ん の ほ うで派 遣 し てござ い ま して、 そ れ の委託 料 と いたし ま し て、216万 円 とい う 形 で ご
ざいます。それと公金収納情報データ作成業務委託としまして、会計の中では一番率を占
める341万4,000円。それと去年は入っていなかったんですが、18の備品購入といたしまし
て、50万円、これは耐火金庫、何分ちょっと古くなったもので、新しい庁舎に耐火金庫、
もうちょっと大きいものを入れるような形で一応50万、予算を計上してございます。それ
と交付金、これは研究会、県南都市会計事務研究会がございまして、そちらのほうに
3,000円という形で予算を計上してございます。
何分毎年6万枚ほどの伝票等を処理するに当たって、会計課的には、かなり人数的にも
目いっぱいでやってございまして、正確な仕事のために心がけておりますので、今後も頑
張りたいと考えております。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
皆さんから質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松本和男君)
ないようですので、会計課所管の一般会計予算に対する質疑は
これで終了します。
ここで執行部の入れ替えを行います。課長、ご苦労さま。
〔執行部入れ替え〕
○委員長(松本和男君)
それでは、執行部の入れ替えが終わりましたので、これからは
市長公室関係です。議案説明のため市長公室長、関係課長及び職員が出席であります。
まずは、石神市長公室長より挨拶をお願いします。
○市長公室長(石神
栄君)
おはようございます。市長公室長の石神でございます。本
日はどうぞよろしくお願いいたします。
市長公室の28年度の当初予算の概要について、簡単でございますがご説明をさせていた
だきますが、現つくばみらい市総合計画の計画期間が平成29年度で終了することから、平
- 6 -
成28年度から第2次となる総合計画の策定に入るため、それにかかる経費を計上させてい
ただきました。
また当市が継続的に活力のあるまちにするために、当市への転入、そして定住促進のた
めの新たな事業を計画、それにかかる経費等を計上をさせていただいております。
詳細につきましては、担当課長からご説明をさせていただきますので、よろしくご審議
のほどお願いいたします。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
それでは、早速でありますが、市長公室所管の一般会計予算に
ついて、説明をお願いします。
なお議案の説明については、簡潔にお願いをします。
まず質疑及び意見については、各課の説明終了後に行いますので、よろしくお願いしま
す。
早速でありますが、飯泉政策秘書課長から、お願いをします。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
政策秘書課飯泉です。おはようございます。どうぞよろ
しくお願いいたします。
それでは、政策秘書課所管部分の予算についてご説明いたします。
お手持ちのつくばみらい市予算書、歳入から、つくばみらい市予算書において説明させ
ていただきます。よろしくお願いします。
初めに歳入から説明いたします。
予算書の22ページをお開きください。
15款 、 県 支 出 金 、 2 項 、 県 補 助 金 、 1 目 、 総 務 費 県 補 助 金 、 1 節 、 総 務 管 理 費 補 助 金
359万4,000円でございます。茨城県が行っております新市町村づくり支援事業補助金でご
ざいます。この補助金につきましては、みらい平コミュニティセンターの建設事業費の一
部償還金に充てております。
続いて、28ページをお開きください。
20款、諸収入、5項、2目、5節、雑入、説明欄一番上にございますホームページ有料
広告掲載料36万円は、つくばみらい市ホームページに掲載されるバナー広告収入でござい
ま す 。 月 額1 万 5,000円 、 毎 月 2枠 、 12カ 月分 、 36万 円の 歳 入 を 予定 し て お りま す 。 続 き
まして、29ページ、説明欄下から3段目にあります広報紙等有料広告掲載料60万円でござ
いますが、毎月発行している、広報つくばみらいの有料広告収入でございます。月額1万
円、月平均5枠、12カ月分、60万円の収入を見込んでおります。
次に、歳出を説明いたします。
35ページをお開きください。
2 款 、総務 費 、 1項、 総 務 管理費 、 1 目、一 般 管 理費、 説 明 欄、02秘 書 総務費 217万 円
でございます。嘱託職員の雇用のほか、秘書業務にかかる旅費、需用費など秘書業務にか
か る 経 常経費 を 計 上いた し て おりま す 。 続いて 36ペ ージ、 説 明 欄、03特 別 職活動 費 282万
7,000円 でご ざ い ま す。 こ れ は 、特 別 職 の 活動 に か か る経 費 で 、 市長 、 副 市 長の 旅 費 、 市
長の交際費など、経常経費で、主な支出といたしましては、県市長会負担金等を計上させ
ていただいております。続いて、説明欄、04賀詞交換会事業費30万円でございます。これ
はつくばみらい市賀詞交換会、みらいを語る新春の集いを開催するための賀詞交換会実行
委員会に交付する補助金30万円でございます。この補助金は、当日の会費と合わせ、必要
経費を差し引いて精算いたしております。
- 7 -
続いて、43ページをお開きください。
2款、1項、2目、広報広聴費、説明欄、01広報つくばみらい発行業務費747万4,000円
でございます。広報つくばみらいは、市政及び市民生活に係る情報を市民に周知するため、
毎月1回、各家庭に広報紙を配布しています。28年度は、人口の増加に伴い毎月の発行部
数を2万700部で計上いたしております。続いて、説明欄、02広聴事業費2万8,000円でご
ざいます。中学生議会や市長への手紙にかかる経常経費でございます。中学生議会は、中
学生が議会を通じ、市の仕組みや議会の役割を学習して、市政、市議会への関心を深めて
もらうため、28年度も7月に開催を予定しております。また市長への手紙は、より多くの
市民の皆さんの声を市政に反映させることを目的とした手紙による提案制度で、28年度も
引き続き実施してまいります。
続きまして、50ページ、51ページをお開きください。
2 款 、 1項 、 6 目 、企 画 費 、 説明 欄 、 01企画 総 務 費 2億 2,230万円 で ご ざ いま す 。 平 成
28年度の新規事業として、説明欄13節、委託料、総合計画策定業務委託料を計上いたしま
した。予算書戻って8ページをお開きください。第2表、継続費上段にあります総合計画
策定業務委託、こちらはつくばみらい市のまちづくりを行う上で、最上位計画であるつく
ばみらい市総合計画の計画期間が、平成29年度で終了することから、つくばみらい市のま
ちづくりの指針となる第2次におけるつくばみらい市総合計画を平成28年度から2カ年を
かけ、28年度は610万2,000円、29年度は465万5,000円、総額1,075万7,000円を継続費にて
策定する予定でございます。戻りまして、50ページ、51ページをお開きいただきたいと思
います。51ページ、説明欄、19の負担金の中で、常総地方広域市町村圏事務組合の政策秘
書 課 が 所 管 す る 負 担 金 が 、 27年 度 と の 比 較 で 1,033万 3,000円 の 増 額 と な り 、 2 億 1,470万
1,000円の計上となっております。
続きまして、52ページをお開きください。
説明欄、03行政改革懇談会運営費18万円でございます。行政改革懇談会でつくばみらい
市行財政改革大綱の進捗管理を実施していくことで、委員報酬を計上しております。
最後になりますが、55ページをお開きください。
説明欄の53市制施行10周年記念事業(政策秘書課)195万5,000円でございます。平成18
年3月27日に旧伊奈町と旧谷和原村が合併して、平成28年3月で市制施行10周年の節目を
迎えることから、市のさらなる発展を図ることを目的に、つくばみらい市市制施行10周年
記念事業を実施いたします。28年度は、10周年を記念して、全庁を上げ実施してまいりま
す。政策秘書課においては、つくばみらい市イメージキャラクター、みらいりんぞうの商
標登録を行うほか、10周年記念タイムカプセル、未来への手紙と題し、10年後の自分自身
や友人、市などへの現在の記録、記憶とともに未来への思いや希望などを託した手紙を募
集いたしまして、タイムカプセルに保存し、オブジェがわりに展示する予定でございます。
以上で政策秘書課所管部分の予算につきまして説明を終わります。ご審議のほどよろし
くお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
次に、斉藤みらいまちづくり課長、お願いします。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
みらいまちづくり課の斉藤でございます。よろ
しくお願いします。
それでは、お手元の予算書、まず24ページをごらんください。
まず歳入のほうから説明させていただきます。
- 8 -
24ページ、ちょうど中段のところになりますが、款項目といたしまして15番、県支出金、
項としましては、3、県委託金、こちらについては、茨城県からの統計調査費の委託金と
いうことで、説明欄のほうごらんいただきますと、約6種類の各種調査事業の予算を計上
しております。
続きまして、同じく26ページをごらんください。
26ページのちょうど一番下のほうになります。款項目としましては、18番の繰入金とい
うところになります。こちらについては、ふるさと創生基金の繰入金ということで、
1,527万5,000円を計上しております。こちらについては、各種事業の繰り入れということ
になりますが、先日ふるさと創生事業推進委員会においてご審議いただきまして、事業の
ほうも決定されておりますが、主な充当事業としましては、別添の予算資料のほうにも掲
載しておりますが、古民家松本邸、カヤぶき屋根のふきかえ工事とか、福岡堰桜の植えか
え300万とか、そういった事業を計上しております。
続きまして、29ページをごらんください。
29ページ、諸収入の項目になります。説明欄をごらんいただきますと、上から4点目に
なります。デマンド乗合タクシー納入金736万2,000円でございます。こちらはデマンド乗
合タクシーの利用券、あとは委託先のタクシー会社3社、そこを経由して、茨城県からは
補助金をいただきますので、そういった県、国からの補助金の合計になります。現在の委
託先としましては、守谷タクシー、常陽観光タクシー、さくら住宅の3社のほうに運行の
ほうを委託しております。
続きまして、支出のほうのご説明に移ります。
支出につきましては、予算書の51ページをごらんください。
まず51ページの説明欄、中段のあたりに02番、まちづくり推進総務費341万1,000円を計
上しております。これは主にみらいまちづくり課の庶務の関係の経費でございまして、嘱
託職員1名の報酬、そして茨城県関係の各種協議会の負担金などになります。
続きまして、次の52ページをごらんください。
説 明 欄 の 上 か ら 2 段 目 の あ た り に な り ま す 。 04番 、 地 域 公 共 交 通 運 行 事 業 費 4,014万
9,000円を計上しております。こちらにつきましては、主に下の13番の委託料1,748万円、
こちらについては、デマンド交通システムの運営委託料ということで、先ほどのタクシー
会社3社への運営委託料、あとは予約センター、シルバー人材センターに委託しておりま
すが、そういった委託経費、あとはシステム管理料、そういったものの委託経費でござい
ます。
続きまして、19番、負担金,補助及び交付金2,146万7,000円を計上しております。こち
らについては、循環バス運行事業補助金としまして、コミュニティバスの運行事業費補助
金、こちらを関東事業所の関東鉄道のほうに支出しているものでございます。
続きまして、53ページをごらんください。
説明欄の上になります。説明欄07企業誘致推進事業、267万6,000円を計上しております
が、こちらについては、企業誘致に係る茨城県との協議会、あとは当市の企業誘致の優遇
制 度 で ありま す 雇 用促進 制 度 とか、 そ う いった も の の奨励 金 240万と い う ことを 載 せ て お
ります。
続 き ま し て、 そ の 下 08番 、 つ く ばエ ク ス プ レス 推 進 事 業総 務 費 28万1,000円 、 こ ち ら に
ついては、茨城県や沿線11地区で構成している協議会の負担金を計上しております。
- 9 -
続きまして、一番下の09番、シティプロモーション事業2,018万4,000円になります。こ
ちらについては、最近よく言われるところなんですが、地域間競争、そういったものを自
治体としても勝ち抜くという必要がありますので、新たな定住促進策としまして、三世代
同居・近居住宅支援事業というものを新たに設けております。そちらについては、次の54
ページ、説明欄の一番上をごらんください。54ページの説明欄の上のほうになります。こ
ちらについては、19番の負担金,補助及び交付金としまして、2,000万円を計上しておりま
す。この三世代同居・近居住宅支援事業ということで、新たな事業を計画しております。
この事業については、子育て世代、高齢者世代、そういったところの安心な暮らしを応援
し、本市での移住定住を促進するために、創設するというものになります。概要としまし
ては、例えば、親世代が当市に住んでいて、子供世代がほかの市町村といったところに住
んでいると。そういうふうに分かれているような状況になっているところも多くあるかと
思うんですが、そういった場合に、その子供世帯が市外から転入して、3世代同居を始め
ると、必ずしも同居だけではなくて、市内の別のところに住んでもいい、そういったもの
を近居というふうに定義していますけれども、そういうような制度を設けまして、具体的
には、そういった市外から転入して、例えば新しい家を購入するとか、買うとか、あとは
リフォームだとか、いろいろな経費が考えられるんですが、そうした3世代同居・近居を
始めるために必要な住宅の購入費とか、リフォーム費用だとか、そういったものについて、
一定の助成を行うというものになります。今のところの金額の案としましては、同居・近
居、あとはそれぞれの新築購入と、増改築リフォーム、いろいろなパターンを検討してお
りまして、その中で基本的には、新築購入という場合には、60万円の助成金という形で考
えております。あとは同じように、増改築リフォーム、こちらについては、50万円の金額
ということで、あとはそれについて、さらに上乗せという考えを持っておりまして、例え
ば、新築購入するときの不動産事業者とか、建築事業者とか、それが市内に本店本社を持
っているところの場合、地元加算ということで、先ほどの新築購入60万円の場合が、地元
加 算 と いうこ と で 最大100万 円 とい う こ とに、 地 元 業者の 振 興 も考慮 す る と、そ う い っ た
ところもつけ加えて制度設計を考えております。
続きまして、同じく54ページの説明欄、中段になりますが、51番、スマートインターチ
ェンジ設置事業、397万7,000円でございますが、こちらについては、昨年の全協でもいろ
いろご説明のほうはさせていただいておりましたが、国の制度が昨年の半ばで変わったこ
とによりまして、スマートインターチェンジの設置に係るようなある程度の権限といいま
すか、スマートインターチェンジの必要性については、国のほうで必要性を認めるという
ところが一つの大きなハードルになっております。その国との協議を進めるための各種資
料の請求作成だとか、そういったものをこの事業のほうで委託によって行いたいと思って
おります。
続きまして、説明欄の52番、福岡地区工業用地整備事業でございます。こちらについて
は、平成26年度に工事を進めてきている事業でございますが、引き続き整備推進をしてい
くために、1,856万2,000円の事業費のほうを計上しております。主なものとしましては、
13番の委託料1,839万9,000円でございますが、この中の委託料としまして、四つの事業を
検討しております。その中で金額の大きいものをご説明いたしますと、2点目の雨水排水
検討業務委託料ということになります。こちらについては、土地区画整理事業の実施に伴
いまして、従来の農地からそういう市街化区域に変わるというところに伴って雨水関係の
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流出の増加が見込まれると、そういったところの検討に必要な調整池とか、そういったと
ころの設計に要するような事業を計上しております。そして、3点目です。事業化推進
(組合設立準備会支援)業務委託料897万2,000円でございますが、これは組合設立準備会
の事務局を市が務めております。そういったところもございますので、その準備会の会議
資料の作成、総会とか役員とか、いろいろ毎回毎回重ねておりますが、あとはこの事業に
対しての地権者の方々の同意状況の把握、アンケートとか、そういったものをこれまでも
とっておりますので、あとは現在事業構想の案を作成しておりますが、そういったところ
も修正を図っていきたいと思っておりますので、そういった事業をこの委託費によって検
討したいと思います。
あとは、その後、55ページの説明欄の下のほうになります。
54番、市制施行10周年記念事業(みらいまちづくり課)124万1,000円でございますが、
これはシティプロモーションの関係ともかかわるものなんですが、動画コンテスト、例え
ば、当市のいい景色とか、何かそういった特色のあるようなものを映像化、市民の方から
は、コンテストというような形式で募りまして、そういった映像の関係の振興だとか、そ
うして、ある程度選定されたそういう映像作品、そういったものをシティプロモーション
の材料ということで活用できればという考えで設置しているものでございます。
以上がみらいまちづくり課所管の主な事業になります。
あとは、先ほどちょっと収入の欄でご説明さしあげたときに、タクシー事業者納入金と
いうところで、茨城県、国からの補助金でご説明したんですが、茨城県からの補助金はあ
りません。国からの補助金のみになります。訂正させていただきます。
説明は以上でございます。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより質疑及び意見を行います。皆さんから、意見、質疑がある方は挙手をお願いし
ます。
中島委員。
○委員(中島清和君)
54ページにあります。これは53ページにシティプロモーション事
業の関係で、その中の3世代同居関係の新事業ですか、その中で、先ほど説明の中に、新
規では60万と。そしてリフォームについては50万、なおかつ市独自に40万をプラスする新
規のほうへと。これリフォームのほうへはつけないのでしょうか。どうなんですか、よろ
しく。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
ご説明の中で、そこまでご説明しませんでして、
ちょっと言葉が足りませんでしたが、基本的に増改築リフォームのほうでも、加算のほう
は用意しております。新築購入についての加算額が大きいものですので、それを代表して
説明とさせていただきました。以上です。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんか。
野口委員。
○委員(野口
修君)
予算書50ページの企画総務費の総合計画策定業務委託料について
なんですけれども、これ一番の上位計画だと思うんですけれども、市長の所信に聞き漏ら
してしまったかもしれないんですけれども、この総合計画策定に当たって、どういうふう
なつくばみらい市としては基本的な姿勢があるかということが、聞き漏らしてしまったん
- 11 -
ですけれども、何かあったのですか。政策秘書課のほうでは、そういうふうなことを入れ
たのですか。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
ただいまのご質問にお答えします。
施政方針の中では、基本的にこれから策定するという言葉にとどめております。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
策定するに当たって、つくばみらい市としては、総合計画に対し
て、基本的に、姿勢というか、基本的な施策というのは、どういうふうに考えて、新しい
総合計画に当たるか、それは、総合計画自体は、もう自治法から外れているので、つくら
なくてもいいわけなんです。それを多分、条例をつくって、つくることにしたと思うんで
すけれども、それにはやっぱりつくばみらい市としては、つくるに当たって、総合計画、
どういうふうに位置づけして、どういうふうな委託業務を結ぶときに、どういうふうな委
託のその項目をしていくかということ、重要になると思うので、その辺の考え方みたいな
のは、担当課、あるいは担当部でどういうふうに考えているか。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
ただいまのご質問にお答えいたします。
野口委員ご指摘のように、昨年の12月、つくばみらい市総合計画条例、こちらを定めて
おります。その中で、今後2年間において、先ほども継続費のほうでということでご説明
しておりますが、2年間において、総合計画を定めるに当たり、基本構想、そして基本計
画、これらをまとめ、総合計画としていきたいというふうに考えております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
それはそうなんですけれども、だから、それに当たって、つくば
みらい市としては、どのような策定をしていくかということになると思うんですけれども、
では、策定するに当たって、委託業務をコンサルタント会社としていくんだと思うんです
けれども、それはどのようなその契約をしていくのか、ちょっと今後新たにつくるに当た
って、こういう特色のあるものをつくりたいから、新たにこういう契約項目をつけて、コ
ンサルタント会社と契約したいと、そういうふうなところはありますか。
○委員長(松本和男君)
○市長公室長(石神
この件については、公室長のほうからお願いします。
栄君)
野口委員のおっしゃるとおり、市の最上位計画として位置
づけられております市の総合計画でございます。こちらの策定に当たりましては、やはり
市民の皆さんがどういうふうにこのまちを考えているのかということを、私どもも十分に
捉えていかなければならないというふうに考えておりますので、例えば、ワークショップ
を開くなどの、今までですと、アンケートだとか、そういうふうな一方的な市民の皆さん
の意見を聞くという方法がとられていたかと思いますが、例えば、ワークショップを入れ
るとか、市民の皆さんも直接その計画づくりの中に参入していただいて、参加いただいて、
計画づくりをしていきたいというふうな考えを一つ案として持っております。
またその業務委託につきましては、競争入札という方法もありますが、提案型のプロポ
ーザル方式というのもやはりその選択肢の中の一つとして今考えております。今後の中で、
計画を進めていく、この事業を進めていく、今後の過程の中で、その辺はよく詰めていき
たいというふうに考えております。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
野口委員。
- 12 -
○委員(野口
修君)
ありがとうございます。そういうことを聞きたかったんですけれ
ども、今おっしゃったように、市民が計画段階からどのように加わるかということも考え
ているということなので、そういうことも加えた業務契約をするべきかなと。提案型にし
ても、プロポーザル方式にしても、そういうものを加えて、どういうふうにその、項目と
して加えたほうがいいかなと思っています。ただそこまでやるのであるならば、やっぱり
その策定委員を、委員会を、人数を決めないで、公募型にしても、全員受け入れて、それ
で委員会方式でやっていくみたいなところも、自治体でありますので、そういうふうに、
いかに市民を参加させて、策定に生かしていくか、その辺をしっかりとやっていただきた
いことを要望しておきます。
○委員長(松本和男君)
次に、海老原委員。
○委員(海老原
数字的なことではなくて、市長への手紙はずっと行われている
弘君)
わけですけれども、非公開なんです。どういう意見があって、市はどういうふうに対処し
たかというものを、広報等で知らせるべきじゃないか。これは、他市の例もありますけれ
ども。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
市長への手紙につきましては、ちょっと時期は少しおく
れるんですけれども、ホームページにおいて、公開はしております。
○委員(海老原
弘君)
広報では。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
広報ではしておりませんが、ホームページのほうで順次
更新できるようになっていますので。あと広報では、年に数回行っております。
○委員長(松本和男君)
○委員(豊島
葵君)
次に、豊島委員。
54ページの福岡地区工業用地の整備事業です。ここに民間事業者
募 集 選 定要項 見 直 し業務 と い うのが あ る んです け れ ども、 140万 、今 ま で だとど う 見 直 す
のか、あるいはあとは進捗状況、どの辺まで進んでいるのか、お聞きします。
それから、もう一つ10周年記念事業では、表彰とかもあるわけですね。表彰。その中で、
10周年記念事業委員会、委員謝礼というのがあるんだけれども、どんな人を検討している
のかちょっと聞きたいんですけれども、合併10周年だから、いろいろこれ、内容ちょっと
聞いていないのでわからないんですけれども、どういうこの表彰とか、そういう基準です
ね、今回の10周年の、ちょっとそれを聞きたいと思います。二つ、お願いします。
○委員長(松本和男君)
それは最初、斉藤課長のほうだね。はい、お願いします。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
福岡地区のご質問にお答えします。
まず1点目の見直しというところになりますが、こちらについては、昨年の12月から進
捗状況も含めてご説明したいと思います。昨年の12月から民間事業者の公募を始めており
まして、現在民間事業者のほうの応募もあったものですから、その選定手続を行っており
ます。それについては、ちょうど今月13日、地権者の総会のほうがありますので、地権者
の総会で承認をいただければ決定ということになりますので、決定後の状況については、
皆様のほうにもご説明したいと思っております。というところで、見直しの内容というと
ころになるんですが、現在の公募の条件、そういったところで、事業者のほうも応募して
いただいておりますので、恐らくそれで決まれば、この予算の委託の可能性は、恐らく使
わないことにはなるかと思うんですが、ただ可能性としては、地権者の方々の意向もあり
ますので、可能性はゼロではありませんので、それに備えて予算のほうは計上しておりま
- 13 -
す。
あとは、事業構想の例えば修正というところもあるんですが、今ある程度中規模街区の
構成で土地利用計画を立てておりますので、それを大きな大街区化して土地利用構想を検
討するとか、そういった見直しの可能性も出てまいりますので、そういった可能性のため
に予算のほうも計上しております。以上です。
○委員長(松本和男君)
次に、飯泉課長、お願いします。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
10周年記念事業検討委員会の委員の構成でございますが、
市議会の代表者、そして区長会、商工会、文化協会、体育協会、ボランティア協議会、子
ども育成会、NPO法人、あと職員というふうな形で、9名で構成しております。
それから、表彰者につきましては、表彰条例に基づきまして、表彰条例の34条、条例に
基づいたもので83名の表彰者と、それから感謝状を17名に贈呈する予定です。
○委員長(松本和男君)
○委員(豊島
葵君)
豊島委員。
まず斉藤課長のほうだけれども、この見直しは、もし決まってし
まった場合は必要ないというようなご答弁だけれども、これは募集して、これ広い土地で
すから、例えば、1社で全部やるのか、あるいは1社ということはないと思うんですけれ
ども、何社かでその土地を、一つ、斉藤課長が言ったのは、結局総合デベロッパーみたい
なものが1社でやるんだろうけれども、内容的には何社ぐらいそこのこの土地にいろいろ
な工場が多いと思うんですけれども、そういうのが張りつく予定なのか、それをちょっと
お伺いしたい。
それと10周年記念のほうの表彰ですけれども、9名でやって83名ということですけれど
も、これは、どういうふうに検討したのか、ちょっと聞いていないのでわからないんです
けれども、例えば、合併にかかわった人、10周年ですから、当然これ合併、市制施行10周
年ですから、これ合併協とか、それから例えば、このつくばみらい市という名前をつけた
検討委員会とかあるわけです。今回間に合わないのでしようがないですけれども、つくば
みらい市という名前が、どうしてできたのかという、そういうのもこれ検討したんですか、
これ。例えば、そういうのが基本なんです。つくばみらい市の市制施行ですから。そこに
かかわった合併協の人たちとか、合併に努力した人たちとか、これ入っているのかどうか、
ちょっとわからないんだけれども、そういうのは検討したんですか。検討委員会というの
はあるんだけれども、何を検討したのですか、ちょっと。表彰、83名して、そのかかわっ
た基本ですよね、基本にかかわった人たちは入っているのですか、これ。その辺ちょっと
聞きたいんですけれども。それが基本だと思うんです。合併しなかったら、これ市制、市
もならないし。それから名前なんかも、これ検討、長い間検討してつけたわけでしょう、
つくばみらい市という名前。いい名前だということで、私なんかちょっと議長やっていた
ころですから、方々の合併した当時、全国行きましたけれども、つくばみらい市といった
ら、いい名前だなということで、みんなに。ほかはみんなくっつけたような名前で。例え
ば、小美玉市とかね、そういう名前になってしまったんだけれども、非常にみんなから、
おおっという、言われた記憶があるんですけれども、そういうのもやっぱりこの10周年記
念ですから、そういう人たちも本当は表彰したほうがよかったんじゃないかなと思うんで
すけれども、ちょっと、やっぱりもう終わってしまったことだからしようがないんですけ
れども、課長の意見をちょっと聞きたいと思います。
○委員長(松本和男君)
それでは、斉藤課長のほうからお願いします。
- 14 -
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
大体何社ぐらいの立地というご質問かと思いま
すが、現在の事業計画では、おおよそ5ブロックから6ブロックぐらいで土地利用計画を
立てておりますので、それに一社ずつ張りつけば五、六社ということになります。あと中
には、ある程度中小規模の土地を希望される企業の方もいらっしゃるかと思いますので、
そういったところを考慮しまして、およそ5社から10社ぐらいが一つの目安と考えており
ます。以上です。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
それでは豊島委員のただいまのご質問にお答えします。
まず審議会の中でということなんですが、審議会のほうでは、こちらの表彰者について
の審議はしておりません。といいますのは、表彰者は条例に基づいて表彰するものであり
ますので、そちらのほうは、庁内で、中で各課全課のほうに今回の表彰対象者リストのリ
ストアップを行いまして、それによりまして表彰を決めております。それで、名前の表彰
ですとか、そういう方についての表彰なんですが、まず合併したときに、合併して記念の
感謝状とか、そういうものを贈られているかと思います。それと、平成23年の5周年、5
周年のときに表彰された方々、一度表彰されますと、2度目、次の表彰には該当になりま
せんので、そのような形でなっているのかなという部分、そして、それらに、表彰者に該
当しない方につきましては、感謝状というふうな形の贈呈を行っております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(豊島
葵君)
よろしいですか。豊島委員。
では、斉藤課長のほう、これ五、六社という、これわからないで
すけれども、大体想定だよね。これは、例えば、工場とか、例えば、研究所とか、ありま
すよね、種類によって。そういう、想定しているのは、工場ですか、これ。工場というか、
そういうのが主ですか。中身、サービス業じゃなく工場という意味かどうか聞きたいと思
います。
表彰のほうはしようがないね。決まっちゃってんだから。とりあえず聞いてみてくださ
い。
では斉藤課長、最後にそれお願いします。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
ただいまのご質問にお答えします。
そうですね、ある程度想定しているのは、工場とか、物流施設とか、そういったところ
が主体に考えております。あとサービス業については、すぐ近くに、みらい平地区の県有
地、そういったところで商業用地の分譲なども計画されているようですので、そういった
ものとのすみ分けを図っていくという必要もありますので、当地区については、製造業の
工場だとか、いろいろな物流施設とか、そういった産業系の土地利用を想定しております。
以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
3点ほどお願いします。
ペ ー ジ 数が36ペ ー ジ。負 担 金 ,補助 及 び 交付金 の 中 の政経 懇 話 会会費 と あ ります け れ ど
も、この中身について、お願いします。
それから42ページなんですけれども、これは準備だと思うんですけれども、特別職報酬
審議会経費とありますね、それからいじめ問題再調査委員会経費、それから行政不服審査
会 経 費 と 、こ れ い ず れも 1,000円し か 計 上 して い な い んで す け れ ども 、 こ れ は問 題 が 起 き
たときにやるということで、予算……。
- 15 -
〔「それは総務課です」と呼ぶ者あり〕
○委員(今川英明君)
これさっき説明しなかった、これ。そう。ではこれはいいです。
54ページ。スマートインターの397万7,000円計上していますけれども、これ中身です。
委託料ということで、スマートインターチェンジ協議会支援業務委託、支援ということだ
から、つくるように努力するような業務委託だと思うんですけれども、この中身について
お願いします。
それから、55ページの市制施行の10周年記念事業の市のイメージキャラクター等の商標
登録業務委託、これもちょっと説明をお願いします。以上です。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
それでは先ほどの一番最初にありました36ページの負担
金の政経懇話会会費、こちらでございますが、こちらの会費につきましては、茨城新聞社
が主催しております政経懇話会、またそして時事通信社が行っております内外情勢調査会、
こちらの参加負担金でございます。あ、失礼しました。勉強会でございます。
それから一番最後のご質問なんですけれども、イメージキャラクター商標登録ですが、
平成27年度に決定いたしました市のイメージキャラクターの商標登録、これを取得するも
のでございます。平成27年度において商標登録、出願です、これを実施しております。最
終登録が平成28年度になるため、今年度登録の最終手続を行うということでございます。
以上です。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
スマートインターのご質問にお答えします。
予定している業務内容としましては、関係機関との協議支援及び資料作成ということに
なりますが、国土交通省、茨城県、あとは近隣のつくば市とか、あとはNEXCO東日本、
そういったものの協議、調整が必要になってまいりますので、各種図面の作成とか、交通
量の関係だとか、あとはいろいろな構造だとか、そういったものの資料の作成を委託しよ
うというふうに考えております。あとはもう一つ、スマートインターチェンジを作成する
に当たっての、例えば企業とか、そういったところに対してアンケート調査を実施したい
と思っております。ある程度企業とか、そういったところに対してアンケート調査を行っ
て、その結果、やはりそういった産業活動の振興だとか、そういったためにはスマートイ
ンターチェンジの設置が有効だとか、そういったところがアンケート調査において、明確
にそうした傾向があらわれれば、国との必要性の協議、そういったものにも有効になりま
すので、そういった必要性に関してのアンケート調査のほうを実施したいと思っておりま
す。あとは各種委託、委託関係の打ち合わせ業務とか、そういった細かいところも入れて
おりますが、主にそういった積算をしております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
さっきのその36ページの政経懇話会のほうは、会費じゃなくて、
その行く場合に必要経費という部分でのあれかな、それとも今2社を出しましたけれども、
そ の 会 費、年 間 幾 らとい う よ うな会 費 の 中のト ー タ ルで32万 7,000円 と い うこと で す か ね 。
あともう一つ、スマートインターなんですけれども、これ、前々からもうそういったこ
とでやっていますよね。スマートインターに関しては。去年あたりから、国が選ぶんだと
いうことで、方針変わったということですけれども、選ばれるような方策をとりたいとい
うことでの事業費だと思うんだけれども、現在までトータルでどのぐらいかかっているの
- 16 -
かな。私としては、市の持ち出しは当初では5億円とかいろいろありましたけれども、実
際問題として、37億円でしたっけ、39億円か、そのぐらい事業費かかるんですよね。そう
いった事業費の中で、例えば、今の交通体系なんか、谷田部インターと谷和原インターが
ある中で、どっち行っても15分ぐらいで行ってしまう場所なんです。で、国が果たして必
要 と 認 めるか ど う か。そ の 辺 も考え ら れ るわけ で す 。そこ に や っぱり 例 え ば、今 年 は 390
万 、 ま あ 400万 ぐ らいの 予 算 ですけ れ ど も、ト ー タ ル的に は も うかな り 事 業費を 入 れ て い
るんですよね。だからそういったことで、この、果たして選ばれて、そういった最終的に
選ばれるかどうかわからないわけですけれども、その辺の見通しと今までかかったところ
の事業費に関しての、事業効果はあるというような話ですけれども、果たしてそれはでき
てみないとわからないことなので、その辺のところもうちょっとお願いします。以上です。
○委員長(松本和男君)
最初に政経懇話会だっけ。よろしくお願いします。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
政経懇話会の会費については、年会費でございます。2
社で、毎月勉強会は、両方とも毎月行っております。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
スマートインターチェンジには、これまでには
大体千六百数十万の予算のほうをかけております。23年度から予算化のほういただいてお
りまして、27年度については、ある程度年度の早いうちに国との協議の中で、方式が変わ
ったものですから、委託事業のほうも、当初は三百数十万いただいていたんですが、その
うちの8割、9割弱のほうは使わないで補正のほうで落としております。実際に協議のほ
うが、進捗のほうも、最近では少しずつ国との協議もまた再開しておりますので、来年度
に向けて、そういった見通しとか含めて、国との協議のほうを重ねていきたいと思ってお
ります。以上です。
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 ( 今川 英 明 君 )
はい。
1,600万と い う と 、実 際 今 ま で使 っ て し まっ て い る わけ だ け れ ど
も、これで確率からいって、課長ではわかるかちょっとわからないんだけれども、選ばれ
る確率はあるのですか、はっきり言って。何か、うわさによると、ほとんどだめなんじゃ
ないかといううわさを聞いているんですけれども。そういった場合に、もし全然だめだっ
た場合は、かなり無駄な費用を今まで出したということなので、選ぶほうだから、選ばれ
るほうは、どうのこうのないでしょうけれども、できればその確率、そういううわさを聞
いていなければオーケーですけれども、かなり有望ということならば結構ですけれども、
その辺のところもうちょっとね。以上です。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
そうしたうわさのほうは特段聞いておりません。
あと国のほうの出先機関のほうとも協議のほうを重ねておりますので、今後の検討で進め
ていきたいというところになります。
○委員長(松本和男君)
ここで、休憩を入れます。
午前11時15分休憩
午前11時25分開議
○委員長(松本和男君)
それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
やる前に、皆さんに一言お願いします。というのは、これだけ大勢の人が質問するので、
- 17 -
質問については、まとめて途中ぱらぱらじゃなくて、まとめてお願いしたいということを
お願いします。
それでは、小田川委員。
○委員(小田川
浩君)
福岡地区工業用地整備事業についてなんですけれども、この整
備進めていく中で、工場、施設を誘致するということになっていますけれども、その中で、
例えば、エンターテインメント関連施設の誘致、工業用地ですと、都市計画からいえば、
ほとんどのものが建てられるということになってきますので、そういったことを考えると、
エンターテインメント関連の例えば、コンサートのできるホールですとか、劇場ですとか、
そういったことも建設可能なんです。位置的にも駅からも近い、駐車場もとれる、インタ
ーチェンジも近いということで、東京からすれば非常に近い立地条件が整っていると。そ
してなおかつエンターテインメント考えれば、ワープステーションという施設も当然当市
にはありますので、関連もあるということで、そういったことを誘致を提案するというこ
とは、これまであったのか、それか今後していくというようなことは考えているのかとい
うことです。なぜこういう質問をするかというと、つくば市の総合運動公園の整備の跡地
に、ジャイアンツの2軍が来るというのが新聞でも報道されました。関東で8カ所候補地
があって、その中の一つに入っていると。これはかなり有力な現実味のある話になってい
るようで、その中の一つに、筑波大学との提携、大学病院を備えていて、スポーツ関連の
研究が進んでいる筑波大学と連携していって、ジャイアンツとしては、それをメリットと
考えているということがあるようです。ですから、当市もそういったところで、工業用地
ということで、全て工場を誘致しなければいけないということではなくて、そういった施
設も幅広い範囲で考えていくことができるのではないかというふうに思うのですが、その
辺の考えを聞きたいのがまず一つ。
それと、この福岡地区の関連で、給食センターの建設の問題がありました。そのときに、
みらいまちづくり課としての意見は我々も聞いていないんですが、それを今回予算を審議、
学校教育課の審議をしていく上で、同じ予算委員会として、その辺の意見を参考にしたい
と思うんですが、その辺は答弁いただけるかどうか。
この2点について、お願いします。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
小田川委員のご質問にお答えします。
基本的には福岡地区については、産業系の土地利用、先ほどもご説明した工場とか、物
流系とか、そういった土地利用で進めるということで、これまでも協議をしてまいりまし
た。あとは、この関係は、都市計画手続のほうにももちろん絡みまして、現在市街化調整
区域、それを市街化区域に編入するという手続の中に、茨城県との協議、そういったもの
がありますので、その中でこれまでやはりみらい平地区との兼ね合い、距離も近いもので
すから、みらい平地区のほうは、商業業務系で、うちのほうも同じように商業業務系も可
能ということになりますと、そもそも開発の適地として、ほかに好適地があるのではない
かとか、そういったところですみ分けというところで、当地区は基本的には産業系の土地
利用で行くというふうなところもあったものですから、やはり土地利用上は、そういうふ
うに福岡地区にそういうものを立地、もし可能であれば、そういうところもいろいろな効
果があるとは思うんですが、そうすると、みらい平地区の県保有地、そういったところの
処分にも影響が出るおそれがありますので、基本的には都市計画上の手続の中で、それぞ
- 18 -
れの役割分担ということを考慮しまして、現在の産業系の土地利用で検討しているという
経緯がありましたので。
あとはもう1点の給食センターについての影響ということなんですが、それは先日の議
会のときにも市長のほうから答弁があったとおりでございます。今のところは、地権者の
方々もそれほど、ごく一部にはそういった給食センターの話をされる方もいらっしゃるよ
うですが、特段それ以上の話のほうは、今のところは聞いておりませんので、そういった
ところは状況によくこちらも注視しながら、地権者の方々の意見もいろいろ伺いながら、
今後進めていきたいと思っております。以上です。
○委員長(松本和男君)
小田川委員。
○委員(小田川
みらい平地区の県の保有地との兼ね合いということもあるとい
浩君)
うことなんですが、ただその商業施設というところで、全てその、例えば、劇場ですとか、
コンサートのできるようなホールというのができるような場所というのは、あまりないと
思います、みらい平地区の中では。そういった中で、工場だけしかつくらないというのを
限定してしまうと、そういった、例えば、案件が市のほうに舞い込んできたときに、対応
することができないと、門前払いになってしまうというようなことになるかと思うんです
が、それでもいいというふうにお考えになっているというふうに受けとめられるのですが、
そこはどうでしょうか。
それと、学校給食センターの問題ですけれども、みらいまちづくり課の意見としては市
長と同じ。市長答弁のとおりということなんですが、そこもみらいまちづくり課としての
意見は、みらいまちづくり課で話し合った結果の意見というのをちょっと聞きたかったん
ですが、その辺はどうでしょう。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
ただいまのご質問ということになりますが、基
本的に、そういうふうにコンサートホールだとか、いろいろな誘致の話が来れば、すごく
ありがたいことかとは思います。ただ現状のこの開発手続、それを進めているというさな
かにあって、ある程度茨城県のほうでも大規模な土地もまだ残っておりますので、そうい
った現実にある土地というところを、やはりそういう民間事業者とか、コンサートホール
をつくりたいといった企業も、そういう大きな土地があるかとか、そういう市場調査をし
て、やはりいろいろ声をかけてくるかと思いますので、となると、現状ではみらい平地区
に残っている数ヘクタールの規模の県有地と保有地、そういったところを一つのターゲッ
トとして、声をかけてくださるのかなという想定かと思います。そういったところもあり
ますので、せっかく来た話をみすみすお断りするというのは、多少残念かとは思うんです
が、福岡地区の工業用地の整備を進めているという手続の中にあって、あまり欲張るとい
う言い方はちょっとよろしいかどうかは別なんですが、あれもこれもというところもなか
なか難しいところがありますので、福岡地区は産業系の用途で行きたいと思っております。
あとは基本的に、市長答弁のとおりということで、当課のほうも考えております。以上
です。
○委員長(松本和男君)
よろしいですか。
それでは、古川委員。
○委員(古川よし枝君)
一つは、地域公共交通運行事業の中での昨年度から見直しを含
めたアンケート事業をやっていて、今年度、その後どういうふうに見直しの行程に進めて
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いくのか、日程的には、会議の日程、計上されておりますけれども、予算がね。どういう
日程で、進めていくのか。それから、もうアンケートの調査は、済んでいるんだというふ
うに思うんですけれども、ぜひ議会中に調査結果をお示しいただきたいということが一つ。
それから、福岡地区の工業用地の整備事業なんですけれども、これはあくまでも組合式
の区画整理事業として進めていくということですよね。ですから、組合が設立すれば、事
業が全てその設立事業者の組合が責任を持ってやるということで、これまでも説明があっ
たように、市の主体的に支援もしていくということはあったにしても、今回の予算で見る
と、民間事業者の募集、選定要項見直しの委託料ということで、私は解せないんですけれ
ども、もう応募者があって、13日には総会を開いて決定できるんだと。それまでの間、見
直しが必要になってくるかもしれないと。しかも、そのどういうことが想定されるのかも
ある程度あるという話なんですけれども、そのことはきちっと、どういうことなのか、お
話 し し ていた だ き たいと い う ことと 、 そ れから 雨 水 排水検 討 業 務委託 料 と いうの で 、 500
万 、 ま あ 600万 近 く予算 が あ るんで す け れども 、 こ れは、 区 画 整理事 業 の 中の32ヘ ク タ ー
ルの中での事業なのか、それか枠を超えたものとして、検討をしているのか、伺います。
そ れ か ら 事業 化 推 進 のそ の 組 合 準備 の 支 援 とし て 、 業 務委 託 で 900万 近 い 予 算が 組 ま れ
ていますけれども、この内訳は、どういう組合の設立のための支援が、どういう事業があ
るのか、委託しているのか、それも細かく説明してほしい。
それから、この権利調査補正業務委託というのは、わからないわけではないんですけれ
ども、その1、2、3点について、きちっと議会に説明しなければ、何だかもう、市が施
行主でやっているような感覚もあるわけですから、そこはきちっと組合であるということ
を位置づけるためにも、説明をしていただきたいというふうに思います。
それからスマートインターチェンジですけれども、今年の予定は、国に認可してもらう
ための情報の提供とか、関係機関との協議が入るということなんですけれども、その中で、
その企業のアンケートの実施というふうに説明はされましたけれども、企業だけではない
ですよね。市民もこの事業に対しては、非常に、必要なのか、本当に必要なのかという疑
問を持っていますし、だから企業だけではなく、市民にもきちっとアンケートをとるとい
うことを求めたいと思うんですけれども。
○委員長(松本和男君)
それでは、斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
古川委員のご質問にお答えします。
まずは1点目というところになりますが、地域公共交通の見直しのスケジュールという
ところになります。つい先月、地域公共交通会議、そちらのほうも開催しまして、ある程
度の現状報告と、あとは来年度以降の見直しの方向性とか、そういったところの説明、意
見交換などをこなしてきました。ある程度の見通しとしては、次の公共交通の会議のほう
で、大体6月から7月、次の議会明けのころに、一つの目標としまして、ある程度事務局
のほうで、見直しの方向性をまとめまして、そういったところで委員の皆さんにお諮りし
たいと思っております。
あとは、その結果を議会中にお示ししていただきたいというご要望があったかと思うの
ですが、この地域公共交通会議のメンバーの中には、市議会の議長、副議長、あとは3委
員長、皆様も入っておりますので、そういった方々で議会の皆様のご意見のほうは、集約
のほうをさせていただきたいと思っております。
あとは、福岡地区、組合の事業の関係ということになるわけなんですが、基本的には、
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福岡地区の事業については、組合施行の土地区画整理事業ということで、ある程度、一歩
一歩事業のほうも進めております。もちろん市のほうが、この事業をリードしながら、地
権者の方々、あとはそういう民間事業者、最終的に立地するエンドユーザー、そういった
4者の関係を市がリードしながら、この地で企業が立地して、雇用の促進とか、地域経済
の発展を目指していくと。そういう役割を市がある程度リードしながら、うまくコントロ
ールしながら進めて、成功に導くという大前提がありますので、その大前提を進めていく
ためには、ある程度市のほうで、当然その組合とか、正式なところが、やっていく費用分
担と市が行う役割というふうにきちんと分かれる必要がありますので、そのところを考え
ますと、現在の段階では、いわゆる民間事業者の募集、先ほど古川委員おっしゃったのは、
正式に茨城県からの認可がおりて、組合が設立された、正式な組合がされれば、その民間
事業者と組合の間で完全にそういった経費も含めてということになります。その過渡期で
ある組合の準備会の段階、現在がそういう状況なんですが、そういったところは、そのリ
ード役としての市として、ある程度公募条件が整理に必要な各種調査、現況測量とか、本
年度予算もいただいておりますが、そういったところを市のほうが民間事業者を募集する
ために必要な条件整理、あとは、この事業がスムーズに進むように、そういったところを
整えていくためのいろいろな条件を。例えば、行政手続ですね。いわゆる農林水産省との
農林協議とか、あとは茨城県との都市計画決定手続だとか、各種行政手続もありますので、
そういったところを市の役割ということで、これまでもご説明してきております。
あとは、雨水排水の関係でございますが、基本的には、32ヘクタールの中の雨水排水、
調整池というところが中心になります。現在の設計で、雨水排水対策ということで、調整
池はある程度県の基準とかそういったところもありますので、そういったものに基づいて
設計をしております。そういったものをある程度事業計画の素案ということで、今年度の
委託経費でまとめております。その中である程度まとまってはいる状態にはあるんですが、
今後の事業の収支を考えますと、例えば、もう少しそういった協議を詰めて、例えば、そ
のコストダウンの可能性もありますので、そういったところを最終的に調整池を小さくで
きたり、そういう検討をするために、その委託事業の中身としては、今のところ雨水排水
の放流先としては、福岡堰にある逆瀬川、福岡堰のほうに流れるちょっとした水路がある
んですが、そちらのほうに放流させていただこうということで、調整をしております。今
のところの放流先の基準としては、ある程度流せる水量が少ないんですが、先方福岡堰土
地改良区との調整の中で、福岡堰のほうもある程度逆瀬川にどの程度の水量を流せるかと
いうところは、ある程度詳しい調査を行ってみないとというところもありますので、逆に
言うとその詳しい調査を行うことで、福岡堰のほうの同意もとれて、もう少し雨水排水が
そちらに流せるというところがきちんと証拠をつくっていくというふうに、その調査費用
を、この五百数十万円の委託事業のほうで計上させていただいております。
あとはもう一つ、組合の支援の八百数十万の内訳ということなんですが、基本的には準
備会の事務局は市のほうでやっておりますので、地権者の方々への説明資料だとか、総会
とか役員会とか、ある程度毎月、2月ぐらいの間に開催しておりますので、そういった説
明資料の作成だとか、あとはこれからもアンケート、地権者の方々に対して、この事業に
対しての意向調査、26年度にも意向調査のほう行っておりますので、現在のところは条件
つきを含めて約9割の方が事業のほうには賛同していただいておりますので、そういった
ところも今後の現在の進捗状況にあわせて地権者の方々の意向調査を行いたいと思ってい
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ますので、その関係経費でございます。
あとは、そういったところで、事業計画、現在の素案の見直しとか、再度詰めていくと
か、そういうような作成も検討しております。
あとは、福岡地区については、ある程度それぞれのこれまで全協の中で、進捗状況のご
報告ということで、節目節目で皆様のご意見を伺いながら進めてきておりますので、今後
も地権者の方々の総会で、事業者のほうが決定しましたら、また全員協議会とか、そうい
う形でご報告いたしたいと思っておりますので。
あとは最後になりますが、スマートインターチェンジの関係ということなんですが、先
ほどのご説明の中で、企業などというように今、私のほうもちょっとご説明したかと思う
んですが、ある程度企業のほうも、アンケートの徴取先としては、大きなところとは考え
ておりますが、住民、市民の方々へのアンケートも同じように検討したいと思っておりま
すので。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
福岡地区の今後の整備の事業で、その最初に伺った選定要項見
直しということについては、触れていなかったように思うんですけれども、予算計上して
いるわけですから、説明してください。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
要項の見直し業務委託料百四十数万円の予算と
いうことになります。こちらについては、先ほどのご説明の中で、可能性ということをご
説明したかと思いますが、今度の13日の総会において、可能性としてはなかなか低いとは
思うんですが、再度民間事業者を募集してほしいと、そういうような結果になれば、事業
要件は多少は見直して、来年度に再募集を図っていくと、そういうための経費を、可能性
ということでのせさせていただいております。以上です。
○委員長(松本和男君)
ほかにありませんか。
野口委員。
○委員(野口
修君)
先ほどのまず答弁についてなんですけれども、所信の施政方針に
対して、市長の、ありましたけれども、幾ら見ても、新しい総合計画をつくりますなんて
一言も触れていないですけれども。総合計画、先ほど触れていると言いましたよね、答弁
で。新基本計画に基づいて話はしていますけれども、それは既存の新基本計画に基づいて
話をしているのであって、新しい総合計画をつくりますなんていうことは一言も言ってい
ないですよ。それについて。
○委員長(松本和男君)
飯泉課長。
○政策秘書課長(飯泉勝宏君)
今、改めてちょっと確認したところですが、ちょっと私
の記憶違いで申しわけございませんでした。触れておりませんでした。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
そのように、つくばみらい市の最上位計画を今年度からつくると
いうことに関して、所信で触れていないというような状況なんですよ。これはやっぱり事
務方として、やっぱりしっかりとその辺はやっていただかないと、何だかわからなくなる。
それから、デマンド、バス、公共交通については、今お話があったんですけれども、この
昨年度アンケートやっているんですから、そのアンケートに基づいて、それをどうしてい
くかということは、新事業で予算をつけないといけないのではないですか。それは全く何
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もついていない。一体どうするつもりかさっぱりわからない。予算づけがないのですから。
その辺はどういうふうに考えているのか。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
野口委員のご質問にお答えいたします。
ただいまの地域公共交通の件と、来年度行っていくというところに関してですが、予算
立てとしては、特別の委託事業とか、そういったもののほうは計上しておりません。ただ、
この会議の中で、ちょうど予算書の52ページの地域公共交通、4,014万9,000円の中の報償
費、こちらのほうで、会議の委員会の謝礼ということで、3回ほどの会議を開催すると、
予算は計上しておりますので、そういった中で、まずは当面、今回のアンケートの結果を
もとに、事務局、当課のほうを中心として、この見直しの案をつくっていきたいというふ
うに考えております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
それはあれですか、19万2,000円というものですか。
○委員長(松本和男君)
斉藤課長。
○みらいまちづくり課長(斉藤孝次君)
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
19万2,000円の予算でございます。
野口委員。
それ昨年と一緒ですよ。つまり新たに何かをやるというふうなこ
とを考えていない、昨年と一緒ですよ、予算、19万2,000円。
○委員長(松本和男君)
○市長公室長(石神
あのね、野口委員。今、部長から説明。
栄君)
まず最初に政策秘書課長の先ほどの発言について、事実誤
認の点があったことについては、私のほうからおわびをさせていただきたいと思います。
また、委員のおっしゃることも十分私ども理解しております。事務方として最善を尽くし
ていきたいというふうに思っております。
また、地域公共交通の部分につきましては、昨年と同額ということでございますが、こ
の新しいアンケート結果についての新しいルートであるとか、それから次の対応について
は、地域公共交通会議においてご議論いただくというようなことになっております。新た
にその計画策定の支援を外部に委託するというものではなく、あくまでもこの地域公共交
通会議の中で皆様のご意見を伺いながら、計画を練っていくということでございますので、
結果的に昨年と同額であるということでございます。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
わかりました。では、ちょっと要望しておきますけれども、昨年
と同じ額での公共交通会議の報償金ですけれども、そうではなくて、それを受けて、どう
いうふうな取り組みをしていくかということを、やっていないから昨年と同じような状況
なんじゃないですか。やっているのであれば、やっぱり昨年と同じ予算ではなくて、こう
いうところに、では、講師を呼んで公共交通の会議の委員さんたちも勉強するとか、ある
いはワークショップをするとか、市民を呼んでワークショップをするとか、そういうふう
なことも考えられるし、あまりちょっとその昨年度の事業を受けて、今年度何をするかと
いったときの計画がちょっともう少ししっかりと練っていただきたいなということを要望
しておきます。
○委員長(松本和男君)
ほかにありませんね。
直井委員。
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○委員(直井誠巳君)
時間経過しているんだけれども、ごめんね。一つ先ほどの話の結
果で、要望させていただきたいと思います。福岡地区の工業団地の誘致の中で、またこの
話はちょっと早いのかなと思うんですが、予算時期というようなことで、要望を1点。と
いうのは、お答えのほう、斉藤みらいまちづくり課長の中では、工場やら物流の企業誘致
とあるわけですが、できるならば、地元の雇用促進ということを考えれば、優先的に選考
できるものであれば、工場のほう、このほうを誘致していただきたい。自動車メーカーの
日 野 自 動 車が 坂 東 市 です か 、 そ のほ う に 2,000人 雇 用 で来 て い た だけ る 。 大 変な 雇 用 が 上
がっているわけです。物流になりますと、当市にもアシックスというのがありますが、あ
のアシックスは大変当初期待を持ったんですが、地元雇用が7人程度、今の電子制御など
で物流の出し入れが主にやっている時代ということで、あまり地元の雇用が上がらない、
それよりもむしろ雇用が上がる工場誘致のほうを優先していただける判断があればと。時
期的に当然、まだまだ先の話かと思うんですが、この予算の時期において、要望しておき
たいと思います。
また、個別、二、三件あるんですが、個別案件ということで、後、担当のほうにお伺い
できるものもあればということで、そのときひとつよろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
ここで暫時休憩をします。再開は、1時からとします。
午前11時55分休憩
午後
○委員長(松本和男君)
1時00分開議
それでは休憩前に続いて、会議を再開します。
これよりは総務部所管のものであります。議案説明のため、総務部長、関係課長及び職
員が出席であります。まずは木村総務部長より挨拶をいだたき進行します。部長、よろし
くお願いします。
○総務部長(木村明夫君)
皆さん、こんにちは。
平成28年度つくばみらい市一般会計予算、総務部門の説明をこれよりさせていただきま
す。総務部につきましては、総務、財政、税務、収納、安心安全の5課がございまして、
それぞれ順番に説明を課長よりさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
それでは、早速でありますが。総務部所管の一般会計予算につ
いて説明をお願いします。なお、議案の説明については、いつものとおりでありますけれ
ども、簡潔にお願いします。また、質疑及び意見については、各課の説明終了後に行いま
す。
まずは吉田総務課長よりお願いします。
○参事兼総務課長(吉田弘之君)
それでは、総務課所管の28年度予算につきまして、概
略を説明させていただきます。
予算書でございますが、37ページをお開きください。
まず歳出のほうから説明したいと思います。
同じく予算の説明資料につきましては、28ページから31ページまでが総務課の説明にな
っております。こちらに昨年度の比較並びに詳細はこちらの予算資料のほうをご参照くだ
さい。
それでは、予算書の37ページの説明欄の08番からでございます。総務課所管でいいます
と、庁内の物品購入費からでございます。こちらが809万1,000円でございます。これは昨
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年並みでございまして、庁舎で使いますコピー用紙とかプリンターとかのインク代等の消
耗品等でございます。
続きまして、09番の全国町村会の総合賠償保険の経費でございます。こちらは、人口割
で保険料が決まっておりまして。4月1日の見込みの人口で掛けて349万7,000円を計上し
てございます。それからその賠償金としましては、予定されます約50万円を計上している
次第でございます。
続きまして、38ページの通信運搬費でございますが、こちらが2,335万9,000円を計上し
てございます。こちらは主に、昨年度の実績ベースで郵便料が、伊奈庁舎、谷和原庁舎合
わせて2,300万ということで、計上しているものでございます。
続 き ま し て、 フ ァ イ リン グ シ ス テム の 経 費 59万 8,000円 で ご ざ い ます が 、 庁 舎内 の 文 書
の保存をファイリング方式ということでやっておりまして、そちらにかかるフォルダー等
の消耗品が主なものでございます。
続きまして、12番のシャトル便の運行事業でございます。こちら182万9,000円でござい
ますが、こちらは昨年同様ということで、1日4便の運行を予定しておりまして、そちら
にかかる運転員の報酬でございます。
続きまして、13番のほうです。法制業務の経費でございます。まずこちらの主な内容と
しましては、11番の需用費が229万5,000円でございます。こちらは法令集に係ります追録
の料金でございます。それから委託料の489万2,000円でございますが、これにつきまして
は、法律相談委託料としまして、こちら弁護士2名分を計上してございます。顧問弁護士
を2人という形でお願いするものでございます。それからその下の次のページになります
けれども、一番上の例規集の管理業務委託料、348万9,000円を計上しておりますが、こち
らは、例規集のシステムの保守とか、更新のデータ作成費という形でございます。続きま
して、あとは各システムの使用料等を計上してございます。
続きまして、14番の情報公開制度の関係経費3万円でございますが、こちらは情報公開
個人情報保護審査会の委員の報酬ということで、こちらの5人分を計上しています。3万
円でございます。
続きまして、政治倫理審査会のほうは、こちらは審査請求があったときに開催するとい
うことで、1,000円のみの計上という形でございます。
続きまして、飛びまして、40ページでございます。18番の一般管理人事費でございます。
こ ち ら 3,891万 2,000円 で ご ざ い ます 。 こ ち らの 主 な 内 容と し ま し ては 、 ま ず 共済 費 936万
1,000円でございますが、こちらは公務災害の補償基金の負担金ということで、こちら214
万円でございますが、前々年度の給与総額をベースに掛金をかけたものということで、
214万 と なっ て ご ざいま す 。 続きま し て 、大き い の が、07と い うこと で 、 臨時職 員 の 労 働
保険料でございます。こちら696万5,000円でございますが、今年度の見込み額に、保険料
の負担率を掛けて計算してございます。続きまして、臨時職員の賃金でございます。こち
らは総務課に臨時職員を1人雇用という計画で、1人分163万3,000円を計上させていただ
き ま し た。そ れ か ら主な も の としま し て は、委 託 料 13番に な り ます。 55万 8,000円 の う ち 、
まず源泉徴収票の委託料、これは計算センターのほうに源泉徴収の処理のほうを委託して
お り ま し て、 そ ち ら が25万 7,000円 で ご ざ いま す 。 そ れか ら 、 41ペー ジ の 一 番上 に 、 職 員
採用試験の委託料ということで、毎年職員の採用試験を行っておりますけれども、その教
養 テ ス トと専 門 テ ストと い う ことで 、 教 養テス ト 、 今まで の 実 績で210人 分 と専 門 の ほ う
- 25 -
は 、 60人 分と い う こ とで 、 統 一 テス ト の 30万1,000円 を計 上 し て ござ い ま す 。次 に 、 使 用
料、賃借料でございますが、こちらの公舎借り上げ料と家具等の借り上げということで、
317万円と23万5,000円計上してございますが、こちらは県庁に市の職員を実務研修生とし
て水戸のほうに派遣しておりますので、そちらのアパートの借り上げ等でございます。そ
れからその下の人事記録給与計算関連システムの借り上げ料という形で、こちらが月額21
万円の12カ月分ということで、272万2,000円を計上しているものでございます。
次に19番の負担金でございます。その中で、特にメインは、県職員の給与の負担金、こ
ちらを来年度は、県から権限移譲関係とか、あとは福岡地区関係で2名を県から派遣とい
うことで要望しております。そちらの給与とか共済費含めて2,040万5,000円を計上してい
るものでございます。
続いて19番の職員厚生費でございます。総額で476万6,000円でございます。この中身で
ございますが、まずは産業医の報酬、これ年額報酬で12万円。それから費用弁償としまし
て、1回2万円の10回分で20万円でございます。それから、主なものとしましては、委託
料でございます。委託料の主な中身は、職員の定期健康診断の業務委託ということで、こ
ちらは正職員プラス嘱託職員でも週20時間以上の方は対象ということで、354万7,000円を
計上させていただきました。それから新規としまして、このストレスチェック業務委託と
い う こ と で58万 3,000円 を 計 上 して ご ざ い ます 。 こ ち らは 労 働 安 全衛 生 法 に より ま し て 、
これは50人以上の事業者は、全部これはストレスチェックというのは、義務づけされてお
りまして、今年の11月30日までに実施するようにということで、今回計上してございます。
次のページでございます。42ページの20番の職員研修経費でございます。こちらは、職
員の資質向上のためにやって、毎年計画的に実施をしているものでございます。
続いて、行政不服審査会の経費、これは新たに今回の議案第2号でも提案してございま
す行政不服審査法関係で、新たな審査会をつくりまして、そちら、これも審査請求があっ
たときに開催するということで、1,000円のみ計上ということでございます。
それで、続きまして、ちょっと飛びまして、62、63ページをごらんください。固定資産
評 価 審 査 委員 会 の 経 費と い う こ とで 、 3 万 8,000円 で ござ い ま す 。こ ち ら も 固定 資 産 に 不
服審査があった場合開くということで、3人分の計上でございます。
69ページのほうに飛びまして、選挙管理委員会の経費ということで、これは4人分の委
員の報酬並びに委託料としまして、選挙人名簿の電算処理にこれは年に4回定時登録をや
っていますので、そちらの経費という形でございます。
それから新年度の選挙の費用としましては、01番ということでございますけれども、参
議 院 の 選 挙が 7 月 25日に 任 期 を 迎え る と い うこ と で 、 そち ら に か かる 経 費 1,700万 円 、 こ
れは選挙管理委員さんの報酬とか、立会人さんの報酬等でございます。それから職員の時
間外経費等でトータル1,707万4,000円ということでございます。
最後になりますが、最後に73ページに監査委員さん関係の経費でございます。これも監
査委員2名分の経費ということで、報酬並びに負担金という形で計上がございます。
以上が総務課所管の歳出のほうの説明になります。
続いて歳入のほうですが、歳入につきまして、24ページにございます。
選挙費委託金ということで、今回の参議院議員の通常選挙の委託金、こちら、国政選挙
ということで、全額1,700万、選挙委託金として歳入を計上してございます。
そ れ と 、 歳 入 と し ま し て は 、 29ペ ー ジ の 中 段 に 派 遣 職 員 の 負 担 金 と い う 形 で 、 877万
- 26 -
7,000円 がご ざ い ま すが 、 そ ち らは 毎 年 取 手下 水 道 組 合に 職 員 1 名を 派 遣 し てお り ま す の
で、そちらにかかる負担金という形でございます。
これが総務課の人件費以外の経費でございます。
それで、人件費につきましては、別紙で1枚でお配りしています当初予算にかかる人件
費比較表というのを委員の皆様に配っていると思いますけれども、こちらでございます。
こちら、まず一般会計と各特別会計ということで、職員数と、まず一般会計でいいますと、
職 員 数 が 28年 度 310名 、 27年 度 が 305名 と い う 形 で 、 給 料 と 手 当 と 共 済 費 を 合 わ せ て 25億
1,600万というのが28年度、27年度が24億4,400万という形で、102.9%ということで2.9%
上がってございます。こちらと各特別会計を含めて、一番下に合計というのがございます。
合計で28年度の職員数が345名と、27年度340名ということで、5名の増という形でござい
ます。総額でいいますと、人件費が27億6,100万円と、昨年度が26億8,200万ということで、
7,800万円の増と。率にして、2.9%の増でございます。この主な理由は、地域手当が2%
上 が る という こ と と、勤 勉 手 当が0.1カ 月 分上 が る という こ と で、こ ち ら のよう な 予 算 と
なったものでございます。
以上総務課のほう、よろしくご審議のほうお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
続きまして、中島財政課長、お願いします。
強君)
それでは、財政課からの説明をさせていただきます。
財政課からは、最初に予算書の1ページになるんですけれども、そこに28年度の一般会
計の予算ということで、歳入歳出215億9,730万円ということでなってございます。前年に
比べますと、約7億6,700万の増ということで、3.7%の伸びとなっており、過去最高とな
っております。
それでは、歳入から財政課所管の分について、説明をさせていただきます。
最初15ページになります。
15ページの2の地方譲与税から次のページの16ページの11交通安全対策特別交付金まで
につきましては、国が公表しました平成28年の地方財政対策と県から提出された算出資料
をもとに、見込んだものでございます。
さらにその次の17ページのところの13使用料及び手数料のところの使用料につきまして
は、こちらは谷和原庁舎等で上下水道課で使用している使用料、自動販売機の使用料など
の使用料、あとは職員の駐車場の使用料などを計上しております。金額で533万4,000円と
なっております。
続きまして、25ページになります。
25ページのところは、財産収入の財産貸付収入というものがございまして、ここは説明
欄の右のところに、歴史公園地先の土地貸付収入ということで、ワープステーションのと
ころののNHKエンタープライズに貸し付けしております土地の貸付収入1,277万7,000円
などとこちらに書いてある内容となっております。
さらにその一番下の17寄附金のところ、2のふるさとづくり寄附につきましては、昨年
からふるさとづくりの寄附としていただいた方に、返礼品をお渡ししております。特に10
月 か ら は 、稚 内 の 商 品を 加 え た こと に よ り まし て 、 年 間で 昨 年 度 なん で す が 、4,000万を
超 え る 寄 附を い た だ いて い る と ころ で す 。 この こ と か ら、 28年 度 につ き ま し ては 、 6,000
万円を計上してございます。
次に、26ページの中段より下のところになります。こちらが繰入金ということで、財政
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調整基金の繰り入れということになってございます。本年につきましては、大きな事業も
ございまして、繰り入れ金額が大きくなってございます。さらに、その下です。繰入金に
つきましては、以上になります。
さらにその下の27ページのところは繰越金ということで、こちらにつきましても昨年と
同様の2億5,000万円を上げてございます。
次に、30ページになります。
30ページは下の段のところに、21の市債ということで、借り入れに対するものです。こ
ちらにつきましては、3番の臨時財政対策債、こちらは昨年よりも2億減の5億円を計上
してございます。またその下の合併特例債につきましては、財政課所管のものとしまして
は 、 下 か ら2 番 目 の 庁舎 改 築 等 の整 備 事 業 債と し ま し て、 1 億 7,930万 円 を 見込 ん で ご ざ
います。
次に、歳出になります。44ページからになります。
44ページの右側の説明欄01の財政管理総務費につきましては、特に増えたものにつきま
しては、ふるさとづくり寄附の歳入で多く見込んだ分、お礼の品ということで謝礼品とし
て の 金 額 等増 え て ご ざい ま す の で、 そ ち ら を3,000万 とい う こ と で、 今 年 に つい て は 増 額
になってございます。
次に45ページの右側の下のところ、庁舎管理事業費です。こちらにつきましては、庁舎
の管理に伴う経費ということで、光熱水費、警備委託料など施設管理に必要な費用となっ
てございます。
次に、47ページになります。
公有財産管理費につきましては、市で管理しております市の土地、市有地の除草委託と
か、公共施設等総合管理計画策定支援業務委託料などがなってございます。
次のページの48ページのところでは、工事請負の中で、谷和原庁舎に隣接する土地を借
りて、駐車場を整備する費用としても、1,474万2,000円を計上してございます。
次の03公用車管理事業につきましては、公用車の管理に伴う費用、あるいは公用車の古
くなったものを買いかえのための費用というものを計上してございます。
次に49ページ04の契約事務に要する経費につきましては、契約業務に対する経費となり
まして、特に2年に1度の業者の登録の定期受け付けのために臨時職員の方の賃金とか、
システムの台帳作成の委託料などがございます。
その下の50庁舎改築等整備事業につきましては、現在行っております伊奈庁舎の改築業
務、そちらに対する事業費となっております。28年につきましては、そちらのほうの引っ
越しに伴う費用などが計上してございます。
15番の工事請負費につきましては、庁舎の建設分あるいは古いほうの庁舎の解体、あと
駐車場などの外構の費用、そういったものを計上してございます。
続きまして、56ページになります。
56ページは情報関係になります。情報政策経費ということで、こちらにつきましては、
伊奈庁舎の完成に伴いまして、庁舎移転に伴うサーバー機器等の移転作業の業務委託料、
あるいは備品の購入の中で、インターネット接続に必要である分配器であるハブといわれ
るものがあるんですけれども、そういったものが老朽化したことにより、交換する費用、
そういったものを計上してございます。
最後に244ページになります。
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244ペ ー ジは 、 公 債 費と な っ て おり ま す 。 こち ら に つ きま し て は 、地 方 債 償 還の 分 に な
ります。01の元金の分とその下の利子の分ということで、計上してございます。元金の償
還分として、13億6,845万8,000円という金額を計上してございます。
さらにその下の諸支出金のところにつきましては、1の基金費ということで、そちらの
245ペ ー ジの 財 政 調整基 金 の 分から 、 次 ページ の 10番の土 地 開 発基金 の 繰 出金ま で は 、 そ
れぞれ基金あるいは利子を積み立てるものとなっております。特にふるさとづくりの基金
事業につきましては、ふるさと寄附の金額が多く見込んだ関係で、積立金もそれにあわせ
て増えているというような状況でございます。
財政課からは以上でございます。
○委員長(松本和男君)
続きまして、中村課長。
○参事兼税務課長(中村
将君)
それでは、税務課の中村です。税務課所管の28年度予
算について説明させていただきます。
予算書の11ページをお願いいたします。
一 番 上 の 市 税 に つ き ま し て 、 本 年 度 73億 3,252万 2,000円 と 見 込 ん で お り 、 前 年 対 比 で
0.4%の増、2,827万円の増となっております。
それでは各税目の主な内容を説明させていただきます。
14ページをお願いいたします。
歳入の市税になりますが、このうち税務課では、現年度課税分につきまして説明させて
いただきます。個人市民税、現年課税分、均等割につきましては、人口の増加、所得割に
つきましては、所得の増加率等を見まして、前年対比3,833万8,000円の増額を見込んでお
ります。
続 き ま し て、 法 人 税 につ き ま し ては 、 法 人 市民 税 の 税 率が 12.3% から 9.7% に改 正 に な
ったことの影響もありまして、1億1,037万3,000円の減額となっております。
固定資産税につきましては、主に、家屋の新築住宅の増加により9,168万4,000円の増額
になっております。
国有資産等所在市町村交付金につきましては、茨城県所有の土地建物に対します交付金
でございます。
軽自動車税は、軽四輪車の増加により1,620万2,000円の増加になっております。
たばこ税につきましては、健康意識の拡充などによりまして、1,580万4,000円の減少を
見込んでおります。
都市計画税につきましては、固定資産税と同様の理由で1,511万2,000円の増額でござい
ます。
それでは、歳出のほうに移らせていただきます。
歳出につきましては、平成28年度つくばみらい市予算資料をお願いしたいと思います。
予算資料の36ページをお願いいたします。
ちょうど中間あたりなんですけれども、税務課で税務総務費2,667万6,000円につきまし
ては、嘱託職員、臨時職員の費用及び課税処理のための電算機器システム借り上げ料が主
なものでございます。
そ し て ま た新 た に 確 定申 告 相 談 員派 遣 業 務 委託 265万 円に つ き ま して は 、 申 告時 に 職 員
が市民の方に聞き取りを行いまして、その聞き取りを行ったデータを派遣相談員8名で申
告システムに入力する委託料でございます。
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次に、賦課事務経費8,321万5,000円につきましては、市民税、固定資産税、軽自動車税
など、各種税にかかる賦課電算処理委託が主なものでございます。
また軽自動車ナンバープレートなんですけれども、ご当地ナンバーにつきましては、50
㏄以下の原動機付自転車のご当地ナンバーを予定しております。
簡単ではありますが、以上が税務課になります。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
続きまして、直井収納課長、お願いします。
○収納課長(直井和美君)
収納課の直井でございます。どうぞよろしくお願いをいたし
ます。
それでは、収納課所管の予算を歳入からご説明申し上げます。
予算書の14ページから15ページをお開きください。
1款の市税につきましては、各税の滞納繰越分が収納課所管となります。予算額を前年
度 と 比 較 いた し ま す と、 1 項 、 1目 の 個 人 住民 税 で は 、27年 度 予 算額 は 、 2,750万 円 で し
た が 、 28年度 計 上 額 は2,300万 円と 、 約 16%の 減 、 2 項の 固 定 資 産税 に お き まし て も 、 率
で約7%の減など、市税の滞納繰越分につきましては、総じて減額での予算計上となって
ございます。この減額の理由でございますが、収入未済額、翌年度に繰り越す額でござい
ますが、この額が年々縮減されていることに伴って、予算額も減額での計上となっている
ものでございます。
続きまして、19ページをお開きください。
13款 、 2 項、 手 数 料 の1 目 4 節 、督 促 手 数 料は 、 市 税 にか か る も ので ご ざ い ます 。 100
万円を計上してございます。
歳入の最後になりますが、27ページをお開きください。
こちらも中段になりますが、20款、諸収入の1項、1目、延滞金でございますが、こち
らも同じく市税に付随するものでございまして、350万円を計上いたしました。
続きまして、歳出でございます。
予算書では64ページから65ページになりますが、予算資料にてご説明を申し上げます。
予算資料の37ページをお開きください。
一番上段でございます。収納課は、徴収事務経費の1事業でございます。予算総額は、
2,410万 9,000円 で 、 前 年 度 比 62万 8,000円 の 増 額 と な っ て ご ざ い ま す 。 経 費 の 使 い 道 、 内
容でございますが、市民の皆様からご納付をいただく各市税の収納、管理、それと一部ご
納付をいただけない方への督促や催告、さらには滞納処分を実施するための経費となりま
す。資料にもございますように、口座振替などにかかる手数料、電算処理委託料や、茨城
租税債権管理機構への負担金などが主なものとなります。前年度より増額となった主な経
費 で ご ざ いま す が 、 コン ビ ニ で の収 納 件 数 増加 に 伴 う 手数 料 で 、 30万 8,000円の 増 額 、 茨
城 租 税 債 権管 理 機 構 負担 金 で 76万8,000円 の増 額 な ど とな っ て ご ざい ま す 。 この 機 構 へ の
負担金につきましては、債権管理機構での徴収実績が算出基礎の一つとなっておりまして、
28年度の負担金につきましては、26年度の徴収実績を反映しての負担金額となってござい
ます。
最 後 に な りま す が 、 新規 事 業 と いた し ま し て口 座 振 替 キャ ン ペ ー ン事 業 37万 2,000円 を
計上してございます。この事業は、市制施行10周年記念事業の中の1事業で、納期内納税
の推進を目的といたしました口座振替をご利用いただく納税者の皆様を対象に実施をする
ものでございます。
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以上収納課所管部分の予算説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
続いて、須加尾安心安全課長、お願いします。
○安心安全課長(須加尾博司君)
安心安全課の須加尾でございます。どうぞよろしくお
願いいたします。
それでは安心安全課所管の当初予算について、ご説明させていただきます。
初めに歳入でございます。主なものについてご説明申し上げます。
予算書24ページをお開きください。
款15、県支出金、項3、県委託金、目1、総務費県委託金、節6、災害救助費等委託金、
257万2,000円でございます。こちらにつきましては、東日本大震災による福島県からの避
難者3世帯におかれます応急仮設住宅として、民間の賃貸住宅借り上げにかかる委託金で
ございます。
29ページをお開きください。
こちらは、款20、諸収入、項5、雑入、目2、雑入、節5、雑入、右側の説明欄の真ん
中 あ た り でご ざ い ま す。 消 防 団 員退 職 報 償 金、 1,296万円 で ご ざ いま す 。 こ ちら は 5 年 以
上在職された消防団員に対しまして、消防団員等公務災害補償等共済基金から支払われる
退職報償金でございます。28年度39人の退団見込みでございまして、この金額を計上して
ございます。
次に歳出でございます。主なものについて、ご説明させていただきます。57ページをお
開き願います。
款 2 、 総 務費 、 項 1 、総 務 管 理 費、 目 8 、 交通 安 全 対 策費 、 01交 通安 全 対 策 事業 453万
9,000円 でご ざ い ま す。 主 に 年 4回 実 施 い たし ま す 交 通安 全 キ ャ ンペ ー ン に 係る 啓 発 品 及
び平成29年度に新中学1年生になられます生徒に配布いたします自転車通学用ヘルメット、
それから自転車反射材などの需用費151万5,000円、それとカーブミラーの新設、建てかえ
など、工事請負費185万4,000円のほか、関係団体等への負担金補助金となってございます。
次ページをお開きください。
02防犯対策事業4,662万7,000円でございます。主に嘱託職員1名にかかる人件費、その
ほか委員12人で構成しております空家等対策協議会会議開催にかかる報償費24万円。それ
と 防 犯 灯 、お よ そ 5,150灯 、 赤 色回 転 灯 34灯に か か り ます 電 気 料 及び 修 繕 料 など の 需 用 費
3,877万6,000円、それと防犯灯の新設、移設にかかります工事請負費321万9,000円、それ
と今年度青色防犯パトロール車、こちら初年度から20年以上経過しておりますので、軽自
動車に更新するための備品購入費といたしまして、158万1,000円を計上してございます。
122ページをお開き願います。
款4、衛生費、項1、保健衛生費、目8、環境災害対策費、01放射能対策事業(安心安
全 課 ) で ござ い ま す 。71万 7,000円 で ご ざ いま す 。 主 に放 射 能 測 定器 9 台 分 の検 査 に か か
る手数料となってございます。
166ページをお開きください。
款8、消防費、項1、消防費、目1、常備消防費、01常備消防費7億3,972万9,000円に
つきましては、常総地方広域市町村圏事務組合の常備消防にかかる負担金となってござい
ます。
その下でございます。目2、非常備消防費、01非常備消防総務費4,324万1,000円でござ
い ま す 。 主に 消 防 団 員定 数 256人 に か か る 報酬 1,370万 3,000円 、 そ れ と 消 防 団員 の 退 団 見
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込 み 者 39人分 に か か りま す 退 職 報償 金 と い たし ま し て 1,296万 円 、そ れ と 消 防団 員 の 活 動
服、そらから半長靴、防火衣など需用費に1,010万3,000円でございます。
その下でございます。02消防団員活動費1,666万5,000円につきましては、主に建物火災
など有事のほか、市の操法大会、それと県南北部操法大会、冬期の夜間警戒活動など出場
に伴う費用弁償でございます。また、隔年で実施しております幹部視察研修等も含めまし
て 、 895万 円 で ご ざ い ま す 。 そ の ほ か 11個 分 団 消 防 ポ ン プ 車 の 整 備 料 な ど 需 用 費 で 187万
8,000円でございます。そのほか消防関係の負担金としまして、440万円。消防団本部11個
分団、女性消防団への活動交付金としまして390万円となってございます。
次ページをお開き願います。
目 3 、 消 防施 設 費 、 01防 火 水 槽 設置 事 業 で ござ い ま す 。こ ち ら 1,150万 円 で ござ い ます。
18区に計画しております40トン耐震性貯水槽1基の整備にかかります設計委託工事請負費
でございます。
次ページでございます。
02消火栓設置事業1,004万9,000円につきましては、主に消防活動における水道使用料及
び消火栓の新設及び改修費用の下水道事業会計への消防水利負担金及び消火栓建設改良負
担金といたしまして、935万円となってございます。
その下でございます。03消防団ポンプ車両・団器具置場維持管理事業104万2,000円につ
きましては、第1分団ポンプ車の更新に伴いまして、無線機、受令機の移設にかかる修繕
料のほか、11個分団の器具置き場、車両にかかる保険料でございます。
次ページをお開きください。
一番上からでございます。04消防団ポンプ車両更新事業1,792万5,000円につきましては、
初年度登録からおおむね22年経過している消防団のポンプ車両を毎年度計画的に更新して
いるものでございまして、平成28年度は、第1分団の車両を更新するものでございます。
その下でございます。目4、水防費、01水防対策事業253万8,000円につきましては、主
に消防団の水防警戒に係る出場や鬼怒・小貝水防訓練、利根川水系連合水防訓練出場に係
る費用弁償や関係団体などへの負担金となってございます。
その下の目5、防災対策費、02防災関係経費99万円につきましては、次ページにわたり
ますけれども、防災行政無線の放送内容などの運用を検討する委員会を新たに設置いたし
まして、その会にかかる委員の報償費としてのほか、県防災ヘリコプターにかかる負担金
をなってございます。
03災害対策総務費264万8,000円につきましては、主に東日本大震災に伴う福島県からの
避難者3世帯の民間賃貸住宅借り上げにかかる賃料でございます。
04非常備蓄品整備管理事業635万7,000円につきましては、主に非常時に備えて備蓄する
非常用食料、飲料水など消耗品費296万3,000円、毎年計画的に避難所に配置いたします防
災倉庫、それの中の備品としまして、テント、発電機、投光器など配備にかかるものとい
たしまして、備品購入費で338万2,000円でございます。
次ページをお開き願います。
05防災無線維持管理事業1,639万4,000円につきましては、主に同報系と呼ばれます固定
の防災行政無線、こちらが合計で123局、それと可搬式や車載など、移動系で103局の防災
行政無線にかかる保守点検委託料で、781万6,000円でございます。また、新たに情報伝達
方法の多様化を図るため、防災行政無線で放送いたしました内容を電話でも確認できるテ
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レホンサービスの導入にかかる工事といたしまして421万3,000円を計上してございます。
その下でございます。06防災訓練事業121万9,000円につきましては、こちらにつきまし
ては、防災訓練にかかる費用となってございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
各課の説明が終わりました。これより質疑及び意見を行います。
意見のある方は挙手を願います。
伊藤委員、どうぞ。
○委員(伊藤正実君)
伊藤正実でございます。2点ほど質問させていただきます。
1ページの本年度の歳入歳出215億9,730万円の積算根拠です。これはもう積算根拠のフ
ローは大体わかっているんですけれども、215億9,730万円に一生懸命したというのは努力
の結果だと思っているので評価はしているんですが、今般の3月議会に上程されている第
16号議案の補正予算においては、9億円ほどの減額補正がかかっています。この内容を見
て、見ると、計画的に当然減額するというのはあるんです、確定して下がるのはわかるん
ですが、そもそもいわゆる当初予算でもう少し厳しく見ていれば、もう少し厳しく見てい
れ ば 、 この減 額 補 正をし な く てもよ か っ た、す な わ ち 215億 の 中でも う 少 し厳し く し て い
れば、もう少し抑えられて、そして、投資的経費を新規事業やレベルアップ事業に回せる
可能性もあるという見方もできないわけではないのではないか。そういった観点から見る
と、この215億9,730万円の積算根拠について、もう少し方向性と考え方、この辺をもう少
し教えていただければというふうに思っております。
2点目。14ページ、先ほどの滞納繰越分なんですけれども、市税のほうと、それから固
定資産税のほうでの滞納繰越部分の2,300万、もしくは2,400万の先ほどの説明では、結論
からいうと、現年分の滞納繰越分が減ったことによってこれが減ったということなんです
けれども、基本的にこれは2,300万円なり、2,400万円なりというのは、これは今年度中に
滞 納 繰 越分を 100% 徴収 す る という 意 識 で計上 さ れ ている と 思 うんだ け れ ども、 そ れ に つ
いての意気込みをお聞きしたい、お聞かせいただければと思います。以上2点です。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
強君)
それでは、中島課長。
ただいま伊藤委員から質問いただきました積算根拠の方向性
の考え方というご質問かと思います。28年度予算の編成に当たりましては、附属の資料の
中に、編成方針というのがございますけれども、その中で、事業の必要性、公共性などを
十分考慮した上での積算となっております。特に今年の予算の中では必要不可欠な事業と
しまして予定しております仮称の富士見ヶ丘小学校の工事費、土地代、あるいは給食セン
ターに伴う整備費と、そういったものが予算の中でのウエートを占めてございます。そう
いったことによりまして、予算規模も大きく伸びているというような状況にございます。
簡単ですが、以上です。
○委員長(松本和男君)
○総務部長(木村明夫君)
部長から、ちょっと補足やります。
伊藤委員からご指摘のとおり、予算査定が少し甘いのではと
いうご指摘なんですけれども、実はここ二、三年度は、実は3月補正でほとんどの不用額
をゼロに近いような形でしっかりと3月で減額補正しようという動きになってございます。
以前は、実はそういったこともしていなくて、不用額が相当出てきたということもあるも
のですから、さまざまなところにひずみが来てしまったということから、実は毎年少しず
つご指摘なようなことを踏まえて、査定は厳しくしているつもりなんですけれども、なか
- 33 -
なか契約差金なり何なりたくさんございます。必ずしもゼロにはならないですけれども、
こういうことがないように、今後もしっかりと予算編成していきたいと思っております。
以上です。
○委員長(松本和男君)
続いて直井課長。
○収納課長(直井和美君)
お答え申し上げます。
予算計上の滞納繰越分につきましては、各税とも減ということになっておりますが、こ
れは収納率、前年までの収納率をもとに計上してございます。それと収入未済額が減にな
っているというところでございますが、合併当初、当市で約3億円ほどございました。が、
26年 度 の 決算 に お き まし て は 、 約半 額 の 1 億4,000万 ぐら い ま で 下げ る こ と がで き た と い
うことで、当然予算計上額についても、減額の計上となっております。先ほど申し上げま
した収納率でございますが、おかげさまをもちまして、当市は県内でもトップクラスの収
納率を誇っております。来年度におきましても、この予算額に見合って、また予算額を超
えるような徴収の努力をしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上
げます。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
ありがとうございます。予算のいわゆる甘目か厳し目かというの
は、もう現場しかわからないので、きちっとやっていただければいいんですけれども、や
っぱり限りある予算ですから、なるべくレベルアップ事業とか、新規事業とか投資的経費
の本当に少ない部分でやるので、それは期待するしかないと。ただ、今の説明によると、
やはり今回の補正でもそうなんですけれども、減額補正を3月補正でするのであれば、そ
れで、それの評価がそのままで、結局9月の決算で不用額が出てきてという、そのままに
しているのであったら何の意味もないですよね。3月補正で何で減額補正をするのかとい
う一定のその考え方、理解がないと、9月の決算でまた不用額の問題と全く同じ議論にな
ってしまうと。これ以上言っても予算なのであれなので、また9月議会じゃなくて、決算
のときに議論をしていきたいと思いますので、これはこれでと。
それからあとは、滞納分については、滞納を徴収する方々の努力は本当にわかりますの
で、引き続き頑張っていただきたいということでございます。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(中山栄一君)
ほかに。中山委員。
ちょっと財政課のほうに、お聞きしたいんですけれども、合併特
例債とその地方交付税の関連について、ちょっと聞きたいんですけれども、今回市債も37
億 4,000万と い う 非 常に 多 額 の 市債 で 、 こ の中 に は 合 併特 例 債 、 富士 見 ヶ 丘 小学 校 の 合 併
特例債も相当入っていると思うんですけれども、この前の学校建設の中の説明で、学校を
建てるに当たって、なかなか補助金が見つからないと。補助金にするか、合併特例債にす
るかを非常に検討した結果、補助金があまり出ないから合併特例債にしたというような、
何か変な説明をしたんですけれども、なぜその補助金と合併特例債、片方は補助金、片方
は借金なんで、そこでなぜ並べて説明するのかなと思いながら、その合併特例債について、
もうちょっと理解をしたほうが各課ともいいんじゃないかと思うんですけれども、その財
政 課 と して、 今 合 併特例 債 、 ずっと も う 106億 の 限 度額で し た か、ほ と ん ど限度 額 い っ ぱ
い合併特例債を使って事業展開をしているという中で、もう元利償還金の発生した合併特
例債もたくさん出ていると思うんです。もちろんこれ公債費も13億でしたっけ、今回出て
いましたよね、先ほどの説明で、13億。これは、公債費というのは、一般会計だけでも相
- 34 -
当 200本 から 300本 近く の 公 債 費、 全 事 業 合わ せ る と 400本 ぐ ら いの 公 債 費 が発 生 し て いる
と思うんです。その中に、臨時財政対策債のような、その合併特例債と違って、また元利
償還金について、10割地方交付税に還元するんだとか、そういうふうな名のもとに借りて
いる市債も入っていると思うんです。合併特例債は、7割がその地方交付税に還元される
んだといいながらも、いつもどおりの説明で、なかなかこの見方が難しいと。それで、市
債、地方交付税の中に、10万円の償還金に対して7万円返ってくるようなことならわかり
やすいんだけれども、地方交付税にどこに入っているのか、それで基準財政需要額の算定
基準の項目の中に入っているんだという説明があったんですけれども、その地方交付税を
見る限りでは、この合併が10年過ぎて、地方交付税が昨年よりも今年が減るだろうという
予想で予算もこれ、立てられています。そうすると、財政課のほうでは、その地方交付税
に還元されるというその合併特例債の元利償還金の7割が還元されるんだといいながら、
本当にその還元されているのか、合併特例債と違って、ほかにも地方交付税に還元される
ような市債というのはたくさん入っていると思うんです。先ほど臨時財政対策債もそうだ
けれども、5割還元されるといういような市債もあったと。そういう中で、数百本の起債
で、公債費が13億云々というように発生しながら、財政課として、どこまでその把握でき
ているのかどうか、本当に把握することが不可能なのか、それからまた可能なのか、また
金額まできちっとその地方交付税にこれだけ還元されているんだと。だから、本当に合併
特例債というのは、これほど得なんだということが、その合併特例債だからって、いかに
もそのあたかも補助金と同じような考え方で、先ほど学校建設じゃないけれども、同じよ
うな並べて説明するぐらいに、補助金としてもらえるのと同じような考え方でいるのか、
それともきちっとその計算した結果、これだけ還元されているから、やっぱりこれは本当
に得なんだと、その辺はどの辺まで把握しているのか、どこまで、計算が不可能なのか、
可能なのか、その辺については、財政課、どこまでこの地方交付税の還元というのを把握
しているのかというのは、ここら辺はいかがですか。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
それでは、中島課長。
強君)
ただいまの中山委員のほうから特例債についてのご質問をい
ただきました。合併特例債事業については、通常の起債よりは有利な借り入れとなってい
るところなんです。交付額が幾ら来ているのか、はっきりわかっているのかということに
つきましては、交付税のその算出するための算入額というものはわかるのですが、実際に
こちらに幾ら来ているかという金額が、この分が特例債の分ですよという形での交付税と
しては来ていないものですから、算入する分は把握できているものの、はっきりした金額
については、わからないというような状況です。
○委員長(松本和男君)
○委員(中山栄一君)
中山委員。
だからその算入する額は地方交付税、これだけ書いて、これだけ
の償還金が発生するというのだから、それは算入されているだろうということじゃないか
と思うんです。ですから、その合併特例債のこれほど百数億あって、もうこれは得なとい
うか、一般の市債に比べたらそれは有利なことは確かなんだけれども、その本当にそこま
でつかんで、ま、つかめないというか、算定基準なんかも、基準財政需要額というのは、
本当に細かい点を積み上げていくようなことなのでわからないかもしれないけれども、あ
る程度その辺具体的なことがないと、本当にこれ得だから借りよう、得だから借りようっ
て、今回もその補助金がもらえないから合併特例債で借りるんだとこの同じような考え方
- 35 -
で合併特例債でも国からの補助と同じような、これもらえるんだみたいな考えでやってい
るような気がして、これどんどん積み上がってきて百数億ですよね。結局は市債がどんど
ん増えていく、だから、その辺の感覚というか、確かにわからないんじゃないかと思うん
です。これだけが地方交付税還元される金額なんだと、別に来るわけでも何でもないから、
ただ地方交付税だって、これだけ昨年に比べて今年だってもう減らして予算を組まなくて
はならないという中で、その辺の考え方がもうちょっと厳しく見る必要があるんじゃない
かなといつも思うんですけれども、これは部長、財政のほうやっているし、きょうは境野
さんもベテランの財政職員もいるので、その辺の考え方とか、そこらもうちょっとどうで
すか、部長。
○委員長(松本和男君)
それでは部長、お願いします。
○総務部長(木村明夫君)
中山委員がおっしゃることはよくわかります。ただ、単純に
起債をするというよりは、合併特例債で起債をするというほうが、有利であるということ
はこれは間違いない。それはなぜかといいますと、交付税そのものを算定するにあったと
き、基準の金額を算出しますね、その金額の中に合併特例債事業はプラスしていいですよ
という形になりますから、間違いなく全体の場合からすれば大きくなっております。ただ、
委員おっしゃるように、普通交付税につきましては、実はずっと平成22年度が26億、23年
で25億、23億、23億、23億、来年は22億と、どんどん下がってきている現状です。本来で
あれば、合併特例債に全て見ますよということであれば、それほど大きく下がるというこ
とは本来はあり得ないだろうという、おっしゃることもそのとおりなのかもしれません。
ただ、国の最終的に、基準財政需要額があって、それでは幾ら市町村のほうに送りましょ
うというときに、今度は最終的に国が全ての、全市町村の範囲の中で、その中で配分する
わけです。そうすると、今年の配分率は幾つですという形になると、必ずしも去年より今
年のほうが、基準財政需要額が高いのに、なぜ低くなってしまうと、そういう実は現象も
あらわれてきてしまいます。ですから、申しわけないんですけれども、間違いなくそのま
まで行く数字よりは高く来ているのは、間違いなく来ていると思うんですけれども、それ
ではその部分が幾らになっているかというのは、申しわけないんですが、なかなかつかめ
ないというのが現状でございます。で、先ほどおっしゃいましたように、そのほかに、臨
財債の話も出ました。これ臨財債につきましては、もう本来であれば、次年の形でもう当
分、大分前にやめられていいはずであったものが、国の都合上でずっと実はこれも強制的
な借金というような形で、これももう50億、60億を超えているようなそういう状況になっ
ています。これらについても、含めて、やはり起債については、今後まだ今のところ私ど
ものほうでは返済のほうもそれほど負担にはなっていませんけれども、これから間違いな
くそれらが高くなってくるということは考えられますので、今後新たな起債について、本
当に十分に検討していかなければならないというふうに考えます。ただ、おっしゃるよう
に、通常の起債をするよりは、合併特例債で借りたほうが得であるというのは、間違いな
く言えるというふうに思います。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
ほかに。染谷委員。
3点ほど伺いたいんですけれども、初めに財政課のほうで、資料
のほうの31ページ、庁舎の管理費なんですけれども、前年度の額を持っていないので、申
しわけないんですが、伊奈庁舎が5月から新しくなります。ここで、いろいろな部分での
経費として、光熱費や清掃費、こういった部分が削減されるのか、増えるのか、新しい庁
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舎になって、管理費が増えるのか、減るのかといった部分を1点教えていただきたい。
それから2点目としては、安心安全課のほうで、資料のほうの33ページ、防犯対策のほ
うなんですけれども、この防犯灯の件です。これは、以前から取り上げられていまして、
坂委員のほうも何度も一般質問しておりますけれども、現在経費として、防犯灯の光熱費
と し て と 、そ れ か ら 修繕 費 、 両 方で 約 4,000万 か か っ てい ま す け れど も 、 こ れを L E D に
することで、約1,000万程度に抑えられる、3,000万ほど削減ができるということは、もう
何年も前から坂委員のほうからも訴えているわけですけれども、LEDにすることで、光
熱費も抑えられるし、それから電球の修繕費、これも寿命も長いということで抑えられる、
それから明るさも倍になるという点で、この辺これだけの経費が毎年かかっているので、
LEDにする考えを、早く切り替えたほうがいいのではないかと思うんですけれども、こ
の辺について1点伺いたい。
それからもう1点としては、36ページの防犯無線の件なんですけれども、今回新規とし
て、防災行政無線の中で同報系、電話の応答装置設置工事ということで新規として入って
いるわけですけれども、これは電話で私は質問しましたので、電話で同じものが来ている
という形かと思うんですけれども、この電話の台数については何台ぐらい考えていらっし
ゃるのか、設置をする電話の台数。設置をする電話の台数が何台ぐらいなのか、この3点
をお伺いします。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
強君)
それでは、中島課長。
染谷委員のほうから、新しい庁舎建設に伴いまして、管理料
等が増えるのかというようなご質問かと思います。新しい庁舎は、例えば、暖房、あとは
電気のエアコンのような形なんですね、これまでは重油とかを燃やして使っているんです
が、そういったこともありますし、あと今度庁舎の開庁に伴いまして、新しく案内の方を
お願いしたりする予定でいるんです。正面入って、総合案内という形で、庁舎はまだでき
たばかりですので、中の様子もわからないので、お客様に何々課はどちらですかとかとい
うのを案内する方を、電話交換等をお願いしているような会社のところで、人数を1人増
やしてお願いする予定でもおりますし、あとエレベーターなども設置するようなこともあ
りますので、そういった点検料などもありますし、そういった関係で、これまでよりは昨
年に比べると多く見込んでおります。ただ、1年たちますと、実際にどれぐらいの電気を
使ったかというような実績も出ますので、それによってまた必要ない部分は削減していき
たいと考えております。
○委員長(松本和男君)
続いて、須加尾課長。
○安心安全課長(須加尾博司君)
それでは、2点目、3点目について、ご説明申し上げ
ます。
まず2点の防犯灯のLED化についてでございます。こちらにつきましては、先ほどご
質問にもありましたとおり、これまで質問等いただいておりまして、今年度内にそのLE
D化への計画を立てていこうということで進めておりました。大変申しわけございません
が、昨年の関東東北豪雨の対応、その後の引き続きの対応等で、若干その計画がおくれて
いるのが事実でございますが、これはスピード感を持って、やはり進めていかなければな
らない事業だと思っております。LEDのその展開につきましては、初期整備には、多額
の費用がかかります。しかし一方で、先ほど委員からお話がありましたとおり、大幅な電
気料及び修繕料の削減が図れることから、そのLED化への対応というのを、計画を進め
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てまいりたいと考えております。
それと3点目の防災行政無線に係りますテレホンサービスでございます。こちらにつき
ましては、電話の台数というお話でございましたが、回線を2回線、専用回線を2回線設
けまして、そちらで防災行政無線で流したその放送内容が確認できるというようなシステ
ム装置を設置するものでございます。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
染谷委員。
庁舎の管理とLEDに関しては了解しました。
最後の回線のことなんですけれども、この2回線でということは、防災無線が流れて、
問い合わせというのは一気にどれだけ来るかわかりませんけれども、これは、2回線とい
うことは、同時に2人は対応できるという考え方ですか。
○委員長(松本和男君)
課長。
○安心安全課長(須加尾博司君)
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
はい、そういうことになります。
染谷委員。
2回線、2人ということですけれども、できれば多いほうがいい
のかなという思いはするんですが、これからですので、状況を見て、また増やすべきであ
れば、そういうふうに増やしていただきたいということで、要望したいと思います。以上
です。
○委員(古川よし枝君)
財政課のほうと税務課と重なるんですけれども、今年度の予算
額が昨年度に続いて200を超えて、216億ということで見てみますと、交付税が減って、あ
と交付税と一緒に国庫県負担金が前年度よりもかなり減るわけですね。そういう中で、増
えているのは、市税です。市税でも、市民税の個人のところが増えているということがあ
ります。それから、その繰入金、財調からのとか、基金の繰り入れが増えていて、それか
ら市債ですね、臨時対策債も入りますけれども、前年度よりも増えているということで、
構成されているんですけれども、その市民税の中でも、法人税が減額、1億近く減額され
ているんです。これは、法人税のその負担の割合が、国と地方の違いがあるわけですよね、
地方が減ったわけです。だから、国のほうが増えて、それが、交付税の財源として使うん
だというふうで、県も市町村もそうなんですけれども、そういうことがあるのかというふ
うに思うんですけれども、そういう中で、先ほど徴収率を高めるということで市の中でも
伸びているんだけれども、県下1位に徴収率を上げろと、それを保てと、今、高いわけで
すから、そういうことで言われているんですけれども、個人税も法人税も固定資産税も全
てかなり国が言っている数値に近い98.5%ですね、あと法人のこの税割のところなんかは、
99.5%とかなり徴収率を高めた予算を組んでいると。これはこの間ずっと徴収力を高めて
きた実績の結果なのか、それとも国が5年ぐらいかけて、98.5%に持っていけという、そ
ういうあれもあるんですよね。だからそのことで、こんなふうに上げたのか、伺います。
それから地方交付税なんですけれども、今年10周年ということで、1年かけて10周年の
記念行事が組まれているわけですけれども、私ずっと不思議に思っていたのは、合併する
ときに、財政計画をつくって、協議会でね、だから、効率がよくなって、財源、何ていう
んですか、その効率のいいものができるんだというふうにずっと言ってきたんですけれど
も、どうも合併した、数年でもその協議会で、合併協議会でつくった財政計画とかなりか
け離れた数値になっているのは、そうだと思うんですけれども、そういう中で、もう一度、
合併するときに立てた財政計画と比べたら、一体あのとき大変な思いをして財政計画をつ
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くったのにどうだったのかというのが私すごく不思議に思うので、それちょっと比較をし
てもらって、財政計画の今後の参考にしてほしいなというふうに思っているんです。
もう一つ、その交付税の問題なんですけれども、10年で合併の交付税の算定が2本立て
から1本化にするということで、経過措置をとって、5年間で1本化にしていくんだとい
う ふ う に 言っ て い て 、今 年 は 7,000万 ぐ ら いが 多 分 そ れの 差 額 な のか な と い うふ う に 思 っ
たりしているんですけれども、これでどんどん下がってしまうのかなと思っていたんです
けれども、実は、国のほうでは、その7割ぐらいは還付をするというふうに言っているん
です。だからそういうことでは、そんなに交付税がこれからどんどん下がってしまうんじ
ゃないかなという心配はないのかなというふうに思っているんですけれども、その辺のと
ころ、地方交付税の今後の見通しなんかについて、どういうふうに思ってこの今回の財政
を組んでいったのか、二つ、だから、徴収率とその交付税の今回減ったわけですけれども、
その考え方、どういうふうにして減っていったのかというのを教えていただきたいんです
けれども。
それから、細かいことになるんですけれども、安心安全課のほうで、みらい平の地域の
中は、道路も街区道路で整備されているんですけれども、非常に危険だというのが、最近
顕著になってきているんです。通行量が増えて、街区道路の中でも、ぶつかってしまうと
いうこともあるし、それからT字路なんかでは、カーブミラーがないために、危険な状態
が起きているということもありまして、私は何度か担当課のほうにもその旨対処してほし
いというふうに言っているんですけれども、道路が広くなっているから安心だというふう
に言うこともあって、それは現場に出てみると違うと思うんです。敷地の中に、ごみの集
積所があったり、建物があったりすると、どうしてもカーブミラーがあれば安心が保てる
のになと思うところもあるので、ぜひその辺は要望ですけれども、課題として検討してほ
しいというふうに思います。要望ですけれども、その点について何か意見があれば言って
ほしいというふうに思います。以上です。
○委員長(松本和男君)
中村課長。
○参事兼税務課長(中村
将君)
それでは、古川委員の市税の収納率の増につきまして
は、過去の収納率等を勘案しまして、現年度分につきましては、収納課と調整をしまして、
全市税につきまして、収納率をアップさせて、予算計上をさせていただいたということで
ございます。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
強君)
続いて、中島財政課長。
ただいまの古川委員から、交付税の件でのご質問かと思いま
す。交付税につきましては、先ほどお話していただきましたように、合併10年を経過して
国の特例期間が終了して、今後5年かけて段階的に減額するというようなことがございま
して、今年は1億円の減額となっているところなんですけれども、国のほうについても、
そのことについては、少し見直しも考えているというような話も聞いております。ただ、
古川委員がおっしゃったように、7割程度の対応とかというようなことについては、まだ
うちの財政課のほうにはそういう連絡というのですか、文書等は来ておりませんので、ま
だそこは確認できておりません。
○委員長(松本和男君)
続いて、須加尾課長。
○安心安全課長(須加尾博司君)
それではカーブミラーにつきましては、こちらにつき
ましては、原則は目視で確認をするというのがあります。それを補完する意味で、カーブ
- 39 -
ミラーというのがございますが、なかなかやはりその道路の形態とかによっては、なかな
か見づらいとかいう箇所が多々あろうかと思います。市民の皆様から、地域から、ご要望
いただきまして、必ず私どもでは現場を確認して、やはりそういうようなものが見受けら
れる場合には、カーブミラーの設置に努めておりますので、今後もそのように進めてまい
りたいと考えております。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
海老原委員、どうぞ。
○委員(海老原
合併特例債の、これ何本かあるんですけれども、それぞれの借
弘君)
り入れ期間と利率、これ後でもいいですけれども。今、回答あれですから。それぞれの、
何本もあるので。これは幾らで何年という、表にでもしてもらえますか。
○財政課長(中島
○委員(野口
強君)
修君)
後からご報告いたします。
予算書42ページの職員研修費なんですけれども、新年度は、どう
いうふうな研修をしようとしているのか。その辺教えてください。
それから、予算書56ページの情報政策費ですけれども、あ、ちょっとお待ちください。
ま、情報公開で聞きたいのは、今度新しく庁舎かわって、旧庁舎のほうでは、情報公開室
とか……。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員、これ39ページじゃないの。39ページの14。
あ、そうです。済みません。39ページの14、情報公開制度に関す
るものです。情報公開室とかがないんですよね。あと、その情報公開の閲覧、情報を閲覧
するところとかがないので、その辺、どういうふうに考えているのかなというのが、考え
を述べていただければと思うんですけれども。
それから、58ページの防犯対策事業で、空家対策協議会委員というのが出てきているん
ですけれども、これは空家対策特別措置法に基づくものなのか、それとも市独自でやって
いるものなのか、その辺教えてください。以上です。
○委員長(松本和男君)
吉田課長。
○参事兼総務課長(吉田弘之君)
職員研修の28年度の計画でございますが、まず接遇研
修を2回ほど予定しております。それから、コミュニケーション能力向上研修、オペレー
ションミス防止研修、会議能力向上研修をそれぞれ予定してございます。それから、自治
研修所というのが県のほうにございますけれども、そちらで職員を派遣しまして、地方自
治制度の研修並びに公務員倫理指導者育成の研修、行政法講座、地方自治講座、法制執務
講座、訴訟法の講座、民法講座、政策形成基礎講座、政策法務講座、シティプロモーショ
ン講座、クレーム対応能力向上講座、メンタルヘルス講座、その他いろいろ各メニューが
あるんですけれども、そういった形で職員を募ってどんどんそちらの研修に行かせるとい
うようなことで、メニューは20種類ほど用意してございます。
○委員長(松本和男君)
わかりましたか。
○参事兼総務課長(吉田弘之君)
2点目よろしいですか。情報公開は、総務課が窓口で、
情報公開の請求を受けておりまして、特に総務課内で事務というのは行っておりまして、
そちらで受け付けをしているということで、新庁舎におきましても。あとは各課が持って
いる情報は、各課で対応するというような形で現在は行っております。
○委員長(松本和男君)
須加尾課長。
○安心安全課長(須加尾博司君)
それでは、3点目のこちらにつきまして、空家対策等
検討協議会でございます。こちらについては、委員からお話がありましたとおり、特措法
- 40 -
に基づくものでございます。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
どうもありがとうございました。研修、20ほどあるということだ
ったんですけれども、できれば絞って、今年は、今年度はこういうことをするんだという
ふうな形でやっていったらいいんじゃないのかなと僕は思うんですけれども、これは意見
として言っておきます。シティプロモーションということが大きくうたわれていますので、
その辺の研修をどういうふうにしていくかということは重要かなと思っています。
それから、情報公開に関してですけれども、やっぱり担当課が資料を持っているのでは
なくて、やっぱり閲覧機能を考えるということが重要じゃないかなと思うんです。ですか
らその一般の市民が、情報を閲覧できるようなそういうふうなところを設けることも必要
なんじゃないかなと。新しい市庁舎ができるのであれば、そういうことをやっぱりしっか
りと考えることが重要なんじゃないかなと思っておりますけれども。まだ、そういうこと
が可能であるならば、お考えになったらいいんじゃないかなと思います。
それから、空家特別措置法に基づく協議会ということですけれども、これは第1回とい
うふうなことになると思うんですけれども、計画書をつくるというふうな形で聞いている
んですけれども、特定空き家を指定したり、そしてその空き家の後の空き地とか、その空
き家をどうするかとか、そういうことも考えられるというふうに聞いているんですけれど
も、その辺でこの予算立てで行えるのかなということなんですけれども、どういうふうに
考えているのかなと思いまして。
3点目のものはちょっとお答えください。
○委員長(松本和男君)
須加尾課長。
○安心安全課長(須加尾博司君)
その3点目の内容でございますが、今委員からござい
ましたとおり、国の基本指針によりまして、その空家等対策計画に関する事項ということ
で、大きな項目が幾つか示されてございます。こういったその項目を、その計画に盛り込
みなさいということでございまして、それでそれにかかる予算的なものはどうなのかとい
うご質問でございますが、計画書作成につきましては、こちら業者への委託ではなくて、
市で直接計画書を作成しようと考えております。以上でございます。
○委員(野口
修君)
了解です。
○委員長(松本和男君)
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
鐘ケ江委員。
1点だけお願いします。
財政課のほうで、予算資料の32ページの公共施設等総合管理計画策定支援業務委託です
が、この公共施設などというものの対象になるものと、あとその計画の詳細について、詳
しくお願いいたします。31、32ページです。予算資料のほう。31の最後から、公有財産管
理事業の中の公共施設等総合管理計画策定についてです。詳しくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
強君)
中島課長。
こちらの32ページの上の、二つ目のところにあります公共施
設 等 総 合管理 計 画 策定支 援 業 務委託 料 553万円 、 28年は計 上 し てござ い ま す。こ ち ら は 、
公共施設ということで、市の庁舎、学校、コミュニティセンター、そういった市で持って
いる施設の老朽化しているものもございますし、そういったものを今後どのようにしてい
くのかと、そういったものの今後の計画を定めるものでございます。27年度、本年度にお
いては、それの洗い出し作業ということで、どういった施設があるのか、面積がどれぐら
- 41 -
いの規模なのか、いつごろ建てたのかとか、そういったものの調査を今年しております。
それで、来年はその調べた結果に基づいて、それぞれの施設についてどのようにするのか
というものを検討しながら、計画をつくっていくというような業務を予定してございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
鐘ケ江委員。
ではこの公共施設を、例えば、どこかに貸すとか、どこかに
売るかとか、そういった内容もその計画の中で取り入れていくのかどうかというのと、あ
とは学校関係で、今統廃合の問題があると思うんですけれども、そのもし廃校になるとし
たら、その学校の施設をどうするかとか、そういった内容まで、この計画の中に入れてい
く考えでいいのかどうか。
○委員長(松本和男君)
○財政課長(中島
強君)
中島課長。
その施設、例えば、学校の統廃合になるとかという、方向性
については、この計画の中で出すものではございませんけれども、ではその残った施設を
どのようにして今度、仮に残って使うのであれば、それをどうやって修繕していくとか、
あるいはもっと使うとなれば、それをどれくらい使うのかとか、そういうようなその修繕
的な部分等についての計画をつくるようになると考えております。
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
意見として、統廃合のほうが進まないと、その公共施設のほ
うの学校も入れるというのは、なかなかそれ、計画の中に進まないと思うので、28年度に
策定するというふうに決めてはいると思うんですけれども、その辺の兼ね合いを見て、し
っかりとやっていいただければと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
ここで暫時休憩を入れたいと思いますが、どうですか。ではい
いですね。これで総務部所管の審議は終わります。これで、休憩45分までしましょう。
午後2時35分休憩
午後2時49分開議
○委員長(松本和男君)
それでは、休憩前に続いて会議を開きます。
これはここで最後になりますので、皆さんよろしくお願いします。
市民経済部長、関係課長及び職員が出席しておりますので、まずは中山部長より挨拶を
お願いして、進めていきます。お願いします。
○市民経済部長(中山和広君)
皆様、長時間にわたり大変お疲れさまでございます。市
民経済部の中山でございます。
市民経済部所管の平成28年度予算の審議をいただきます担当課は、産業経済課、市民サ
ポート課、生活環境課、市民窓口課の4課でございます。順次担当課長より説明させてい
ただきますので、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。以上でございます。
○委員長(松本和男君)
早速でありますが、谷口産業経済課長。お願いします。
○産業経済課長(谷口雅之君)
産業経済課の谷口と申します。よろしくお願いいたしま
す。
産業経済課の所管いたします28年度予算につきまして、歳出より増減の激しかった事業、
新規事業についてご説明をしたいと思います。
まず農林水産関係の事業よりご説明いたします。
予 算 書の133ペ ー ジを お 願 いいた し ま す。な お 、 予算資 料 に つきま し て は、65ペ ー ジ か
らとなっております。
- 42 -
款5、農林水産業費、項1、農業費、3目の農業振興費、事業01の農業振興総務費につ
きまして、新規の事業といたしまして、水稲病害虫緊急対策補助金263万7,000円を計上い
たしました。こちらにつきましては、近年、増加が懸念されております稲縞葉枯病、こち
らの原因となりますウイルスを持ったウンカ類、害虫ですね、また米の品質低下の要因と
なります斑点米の原因となりますカメムシ類などの水稲病害虫を防除するための薬剤購入
費の一部、20%を水稲農業者に補助するものでございます。財源につきましては、市の単
独予算となります。
135ページをお願いいたします。
6目、水田農業構造改革対策費、事業01水田農業構造改革対策事業につきまして、こち
ら1億5,374万9,000円を計上いたしておりますが、平成27年度の当初予算9,974万7,000円
に対しまして、54.1%の増額となっております。この要因といたしましては、米の生産調
整を目的とした転作を支援するため、水稲農家に支払う水田農業構造改革対策助成金、転
作助成金となりますが、こちらが飼料用米、家畜のえさとなるようなお米での取り組みの
増 加 が 見 込ま れ る こ とか ら 、 平 成28年 度 は 1億 3,000万円 と 大 き く予 算 を 増 加し た も の で
ございます。なお、水田農業構造改革対策助成金につきましては、本年度におきましても、
当 初 予 算 7,800万 円 に対 し 、 不 足が 生 じ て いる こ と か ら、 こ の 定 例会 に お い て、 増 額 の 補
正を出させていただいております。
次の136ページをお願いいたします。
7 目 、 農 業 経 営 対 策 事 業 費 、 事 業 06 農 地 中 間 管 理 事 業 に つ き ま し て は 、 平 成 28 年 度
1,747万 7,000円 を 計 上 し て お り ま す が 、 平 成 27年 度 予 算 は 、 3,435万 円 で 、 50.9% の 減 額
となっております。この要因といたしましては、農地中間管理機構を活用した農地集積に
協力をいただき、一定以上の集積率を達成した地域組織に対し支払われる協力金、これが
平成27年度までは特別単価といたしまして、通常の2倍であったものが、平成28年と29年
度 は 1.5倍、 平 成 30年度 か ら は通常 単 価 に減額 さ れ ます。 そ の ため、 そ れ と今後 減 額 が 予
定されるので、平成27年度に制度を最大限活用して利用したため、来年度以降の活用が減
少するという予測から減額をいたしました。また、制度につきましても、一部見直しが行
われるため、利用が難しくなるというような要因もございます。この農地中間管理事業に
関する事務費や協力金の財源につきましては、全額県の補助となっております。
137ページをお願いいたします。
9目、土地改良事業費、事業02土地改良事業につきましては、1億1,660万4,000円とな
っており、平成27年度6,463万4,000円に対し、80.4%の増額となっております。この事業
につきましては、地域の要望に基づき、農地や農道、農業用排水路などの農業の生産基盤
を整備する経営事業に対し、市や地域の土地改良区が負担金を支払うものでございますが、
平成27年度につきましては、国・県の予算不足などの理由により、事業の進捗が進んでお
らず、平成28年度に先送りされる工事が行われますことから、増額となるものでございま
す。市の負担割合につきましては、事業それぞれによって異なりますが、こちら中間あた
りにあります基幹水利施設ストマネ事業、本田排水機場の改修事業で見てみますと、平成
28年度の総事業費2億2,700万円に対し、市の負担は25%の5,675万円となっております。
またこのうちの30%、1,702万5,000円につきましては、協定により福岡堰土地改良区の負
担となってございます。こちらは歳入として計上がございます。またこの事業につきまし
ても、平成27年度に見送られた分につきましては、減額の補正を提示させていただいてお
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ります。
138ページをお願いいたします。
同 じ 9 目 、事 業 06多 面的 機 能 支 払交 付 金 事 業に つ き ま して は 、 3,278万 円 で 、平 成 27年
度の2,149万6,000円から52.5%の増額となっております。こちらは、地域共同で行う水路
や農道等の保全管理に対する支援という事業内容には変わりはございませんが、活動組織
が前年当初の10の組織から、16組織に増加したことに伴い増額となるものです。こちらの
財源につきましては、事業費に対し、国から2分の1、県から4分の1の補助があり、市
の負担は4分の1でございます。県より2,458万4,000円の歳入がございます。
142ページをお願いいたします。
商工観光の事業に移りますが、款6、商工費、項1、商工費、1目、商工振興費の事業
07商工業振興総務費を、こちら新設をいたしました。内容といたしましては、市のイメー
ジキャラクターとして、市制施行10周年記念事業で作成されましたみらいりんぞうの維持
管理に関する経費といたしまして、30万円を計上しております。みらいりんぞうにつきま
しては、3月27日に開催されます10周年記念式典の以降、産業経済課のほうに管理が移り
まして、4月2日、3日に行います福岡堰さくらまつりや、4月の9日、10日に常総市で
行われる千姫まつり、こちらなど市の内外のイベントに出演することにより、市のイメー
ジアップに活用してまいりたいと思います。
143ページをお願いいたします。
2目の観光費、事業04福岡堰桜並木保全事業、こちらにつきましては、やはり新規事業
と い た しまし て 、 300万 円 を 計上い た し ました 。 福 岡堰桜 並 木 につき ま し ては、 当 市 の 観
光名所ではございますが、老木が多くなっており、幹や枝が枯れてきているものが増えて
おります。このため、老木や倒木の伐採、新しい桜の木の植樹や土壌を改善するための事
業を行い、桜並木の保全を図るものでございます。事業は平成28年度から5カ年を目途に
周辺の景観を維持できるように配慮し、実施いたします。財源はふるさと創生基金からの
繰り入れとなります。5カ年で約1,000万円を活用する予定でございます。
145ページをお願いいたします。
6 目 、 商 工災 害 対 策 費、 事 業 01商工 災 害 対 策費 、 こ ち らも 新 設 と なっ て お り ます 。 134
万 4,000円を 計 上 い たし ま し た 。こ ち ら に つき ま し て は、 平 成 27年9 月 関 東 東北 豪 雨 災 害
により、直接あるいは間接に損害を受けた中小企業者が茨城県が設置した緊急融資対策を
利用した際、茨城県信用保証協会の保証を受けるための保証料及び融資金額の利子を全額
助 成 す る もの で ご ざ いま す 。 事 業費 の 2 分 の1 は 県 か ら補 助 さ れ るた め 、 53万7,000円が
歳入となっております。
以上、産業経済課の主な事業につきまして、説明を終わりにいたします。よろしくお願
いいたします。
○委員長(松本和男君)
○市民サポート課長(染谷
続きまして、染谷市民サポート課長。
武君)
市民サポート課の染谷と申します。よろしくお願い
します。
予算のまず歳入の主なものからご説明いたします。
予算書の23ページをお願いいたします。
15款、県支出金、2項、県補助金の5目、商工費県補助金、そちらの説明欄1行目の消
費者行政推進事業費補助金286万7,000円でございます。こちらは消費者行政強化に取り組
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む 自 治 体 を支 援 す る ため の 補 助 金で ご ざ い ます 。 前 年 度比 で 62万 8,000円 の 増額 に な り ま
す。現在消費生活センターに勤務している相談員のうち週2日勤務の相談員につきまして、
それを週4日勤務にするということで、相談体制を強化する予定でございます。相談員の
人件費増額分の50%分が補助対象となることから、増額になりました。
続きまして、歳出の予算について、ご説明いたします。
予算書の36、37ページをお願いいたします。予算の資料のほうでは、37ページからにな
ります。
36ページの一番下の段でございます。事業06活動支援事業費、こちらはNPOや市民活
動団体などに対しての団体の自主性を尊重しながら、支援、交流、連携を促進する事業で
ご ざ い ます。 そ の うち13番 委 託料で 計 上 しまし た 古 民家松 本 邸 現状調 査 業 務委託 料 152万
3,000円 でご ざ い ま すが 、 こ ち らは 市 の 都 市農 村 交 流 施設 古 民 家 松本 邸 が 建 築基 準 法 上 の
集会施設の用途に適しているかどうか、それを調査委託するものでございます。
続きまして、15番工事請負費、古民家松本邸茅葺屋根補修工事508万6,000円、こちらに
つきましては、27年度から3カ年かけて行う古民家松本邸のカヤぶき屋根補修工事の2年
目の費用を計上してございます。こちらにつきましては、ふるさと創生基金を活用して実
施する予定でございます。
それから19負担金,補助及び交付金、こちらの補助金ふれあいコミュニティ補助金100万
円。こちらは自主的自発的に地域活動を実施する団体に対して、1団体につき10万円を限
度として、補助金を交付するものでございす。27年度と同じく10団体分を計上してござい
ます。
次に39ページをお願いいたします。
39ページの説明欄、事業16行政協力員経費、1,795万8,000円でございます。行政協力員
の報酬で、1,768万8,000円、行政区以外の区域で回覧等の業務をお願いしている自治会に
対する謝礼金を27万円計上してございます。
次の事業17広報紙等配布事業、845万3,000円、こちらにつきましては、広報紙の配布物
を各世帯に配布、また回覧文書を行政協力員にお願いして回覧していただく事業でござい
ます。需用費の印刷製本費では、各世帯に市の文書を配布する際の帯紙の印刷製本費で39
万1,000円、回覧文書を行政協力員に送付する宅配便で、15万6,000円、戸別配布文書の配
布業務の委託料で、789万2,000円を計上してございます。
次に、59ページをお願いいたします。
59ペ ー ジの 下 の 段 でご ざ い ま す。 事 業 02男女 共 同 参 画推 進 事 業 費38万 9,000円 で ご ざ い
ます。こちらにつきましては、男女共同参画についての基本理念を定め、総合的に推進し、
男女共同参画社会を実現することを目的とした事業でございます。委員会を開催して、男
女共同参画の視点から、施策及び重要事項についての調査審議を行うとともに、前年度の
市の事業についての検証を行います。また、各中学校での出前講座、父と子の料理教室、
標語募集などにより男女共同参画の啓発を行います。
続きまして、60ページをお願いいたします。
60ペ ー ジ の10目 、 諸 費の う ち 、 集会 施 設 整 備補 助 金 交 付事 業 で ご ざい ま す 。 25万 7,000
円でございます。昨年のうちに各行政区に集会施設の修繕にかかる補助金交付の希望をと
ったところ、1地区から要望がありまして、交付要綱に基づき予算を計上したものでござ
います。
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次に95ページをお願いいたします。
95ページの一番下の段でございます。事業08嫁に来ないか事業201万1,000円でございま
す。こちらは結婚に関する相談及び支援体制を整備して、市民の未婚化晩婚化を解消し、
少子化対策及び市内定住化を図る事業でございます。28年度につきましては、次のページ
に な り ますが 、 次 のペー ジ の 委託料 、 婚 活事業 委 託 料 150万 と いうこ と で 、こち ら 結 婚 を
希望する独身男女を支援する、失礼いたしました、これまで、職員がやっておりました婚
活イベント、それからセミナーなどにつきまして、28年度は業者委託により推進する予定
でございます。
次に143ページをお願いします。
事業の01フィルムコミッション推進事業211万4,000円でございます。市内での映画やテ
レビなどの各種映像作品の撮影を誘致するために、映像制作会社からの依頼に対応すると
ともに、土地や建物の所有者と初期交渉を行うなど、撮影の誘致に努める事業でございま
す。予算の主なものは、嘱託職員の人件費、それとエキストラの会の補助金でございます。
次に144ページをお願いいたします。
事業の01消費生活センター運営事業790万9,000円でございます。こちらは予算の大部分
が消費生活相談員の人件費になっております。先ほども歳入のほうでご説明いたしました
が、相談員3名のうち1名が、今現在週2日勤務でございます。そちらを28年度からは週
4日勤務で対応する予定でございます。
その下の事業50消費者行政推進事業148万5,000円でございます。こちらも歳入のほうで
説明しました県の消費者行政活性化基金を活用した補助対象の事業になります。相談員の
スキルアップのための弁護士相談料、研修費用、啓発物品の購入、放射能測定器の校正手
数料等に充ててございます。
以上で説明のほうを終わりにいたします。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
続きまして、中村生活環境課長。
渉君)
生活環境課中村です。よろしくお願いいたします。
説明のほうは、予算書のほうでご説明させていただきたいと思います。まず最初に、歳
入のほうをご説明したいと思います。
19ページのほう、こちらお開きになっていただきたいと思うんですが、真ん中より少し
下の手数料のほうで、衛生手数料の中に畜犬手数料、こちらのほう狂犬病予防関係の手数
料のほう、例年どおり計上させていただいています。最近ちょっと減少傾向にはなってい
るかなと思います。
そ の 下、粗 大 ご みの収 集 手 数料、 こ ち らのほ う は 、一つ に つ きまし て 500円の 収 集 手 数
料をいただいている分、こちらのほうを計上させていただいています。
それでは28ページのほうにお願いしたいと思います。
雑入のほう、下のほうの雑入の中で、上から4番目、資源物売払収入、こちらは、古布、
それから新聞紙、古紙、そういったもの、それから家電、小型家電とかを回収しての資源
物としての売り払い収入のほうを計上させていただいております。
主な大きなものは以上かと思いますので、以上で歳入のほうは終了させていただきまし
て、歳出のほうをご説明したいと思います。
59ページのほうをお開きになっていただきたいと思います。
事業として03、このページの一番上なんですが、自転車駐車場管理事業、こちらはみら
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い平駅前の自転車駐車場、それからそこにありますトイレ、そして、一部小絹駅のほうの
関係のも経費がございます。主には駐車場とトイレのほうの管理費、そして市長のほうの
施政方針でもございましたように、工事請負費のほうで、自転車駐車場、こちらがもうい
っ ぱ い になっ て 枠 外のと こ ろ までと め ら れてお り ま すので 、 180台分 の 増 設のほ う を 行 い
たいと思います。
それでは続きまして、120、121ページのほうをお開きになっていただきたいと思います。
120ペ ー ジの 上 の ほう、 01環 境衛生 総 務 事業、 こ ち らのほ う で 、 28年 度 に つきま し て は 、
環境基本計画の見直し作業、こちらのほうの関係の予算を要望させていただきました。現
在の計画のほうが、平成19年3月に策定されまして、10年間ということで、10年経過しま
すので、新たに29年から38年ということで、計画させていただきたいと思います。報償金
のほうでも、講師謝礼、そして13委託料のほうで、策定業務委託料のほう、今年度計上さ
せていただきました。
02のほうは、その下の温暖化対策事業は、庁舎のグリーンカーテンの関係の経費です。
その下03の畜犬登録・狂犬病予防は、先ほど歳入で触れました犬の登録、狂犬病予防の
の関係の通知とかそういった経費になってございます。
そのページの一番下、関係組合負担金のほうでは、取手市外の火葬場組合、こちらのほ
うの負担金、それからし尿処理のほう、市内にあります常総衛生組合の負担金を計上して
います。それぞれ前年よりは減額となっております。
続 き ま し て、 121ペ ージ の ほ う で、 01環 境 保全 事 業 の ほう 、 こ ち らは 、 水 質 検査 、 そ し
て騒音検査のほうの関係の経費です。委託料のほうで5番目の自動車騒音のほうでは、28
年度は、常総取手線のほうの測定を行いたいと思います。
その下の今度実施計画の策定のほうは、現在の計画が28年度で終わりますので、29年度
から33年度までの5カ年の計画を立てさせていただくための経費です。
続きまして、02の不法投棄抑制事業、こちらのほうの関係では、これまで不法投棄のパ
トロール、そして収集のほう、シルバー人材センターのほうに委託しておりましたが、今
後東京オリンピック、またリニアモーターカーとかで、大きな事業もあるということで、
今後そういった不法投棄、そして無許可の盛り土が増える可能性があるということから、
直営で嘱託職員を増員しまして、現在2名いるんですが、3名にして、それで直営で不法
投棄のほうのパトロールも行いたいと考えまして、そのための経費、それから監視カメラ
の設置、初めて1台、28年度設置したいと考えておりまして、その関係の経費のほう、新
たに要望させていただいております。14使用料のほうの借り上げ料、15のほうで監視カメ
ラの設置工事、そして備品購入費の公用車は軽トラック、これはパトロール用で使う軽ト
ラックのほうを要望させていただいております。それと工事のほうで、不法投棄防止の看
板のほうは、合併前につくられた老朽化した大型看板2枚につきまして、これを、危ない
ので、交換したいと思いまして、その経費のほう、要望させていただきました。
続きまして、124ページのほうをお開きになっていただきたいと思うんですが、124ペー
ジの真ん中上の02清掃総務事業、こちらでは、先ほど不法投棄の監視パトロール、直営で
行うということで、そちらの嘱託職員のほうの人件費関係を要望させていただいておりま
す。あとこちら、金額が大きいのですが、一番下の負担金のほうで、常総広域負担金のほ
う の ご み 処理 関 係 の 経費 が 、 昨 年度 と 比 べ てま た 約 6,000万 増 え てお り ま す 。こ れ は 平 成
27年8月から、今まで工事の瑕疵担保で見てもらっていたんですが、今度包括委託契約と
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い う こ と で行 っ た こ とか ら 、 約 6,000万 の 金額 の ほ う が27年 度 と 比べ て 増 と なっ て お り ま
す。
125ペ ー ジの ほ う 、こち ら の ほう、 一 般 廃棄物 処 理 事業、 こ ち らのほ う に つきま し て は 、
環境基本計画とあわせまして、一般廃棄物の処理計画のほうも10年たつということで、一
緒に見直しを図ろう、こちらのほうもごみの減量化とかを、今後の計画を考えていきたい
と考えまして、委託料、そういったものも新たに増えております。
あと13委託料のほうでは、家庭ごみの収集運搬委託料、こちらのほうは、人口の増加、
それに伴って、ごみ集積所も増加、アパートとかの部分が増えて、そういったこともあり
まして、昨年より4%ほど伸びた金額となっております。
主なところは、生活環境課、以上です。
資料のほうですと、生活環境課関係は60ページ以降にございます。こちらには簡単な積
算根拠も載っているところもございます。以上、説明のほう、終了させていただきます。
ありがとうございました。
○委員長(松本和男君)
続きまして、小菅市民窓口課長、お願いします。
○市民窓口課長(小菅美智子君)
市民窓口課小菅でございます。よろしくお願いいたし
ます。
それでは、市民窓口課の予算の説明をさせていただきます。歳入から、主なものの説明
をさせていただきます。
予算書の19ページをお開きください。
13款 、 2項 、 1 目 、総 務 手 数 料、 2 節 、 戸籍 住 民 手 数料 1,350万円 で す 。 主な 証 明 書 と
い た し ま して 、 戸 籍 関係 、 住 民 票関 係 、 印 鑑登 録 証 明 書関 係 、 約 5万 5,000件を 見 込 ん で
おります。
次に同目で、3節、自動車臨時運行許可証、仮ナンバーというものです、こちらのほう
36万9,000円見込んでおりますが、492件を見込んでおります。
次に20ページをお開きいただきたいと思います。
下のほうになります。14款、2項、1目、総務費国庫補助金、2節、戸籍住民基本台帳
費 補 助 金 、537万 3,000円 で す 。 内訳 と し ま して 、 個 人 番号 カ ー ド 交付 事 業 費 補助 金 362万
6,000円 です 。 こ ち らの 内 容 は 、通 知 カ ー ドと か の 作 成で 、 ま た 各世 帯 の ほ うに 配 送 す る
分の料金の関係になります。こちらは補助率のほうが、10分の10となっております。二つ
目といたしまして、個人番号カード事務費補助金174万7,000円でございます。こちらは、
マイナンバー業務に携わる臨時職員の人件費等でございます。また、申請時来庁方式によ
る個人番号カードを簡易書留でお宅のほうに送らせていただく郵送料となっております。
主なものとして、歳入のほうは以上となります。
次に、歳出のほうの説明をさせていただきます。
予算書の66ページ、下段のほうをごらんいただきたいと思います。
2款、3項、1目、戸籍住民基本台帳費5,126万6,000円でございます。こちらは、主に
人件費のほうが占めておりまして、報酬、職員手当、共済費、賃金、旅費の費用弁償、こ
ちらのほう、嘱託職員6名、臨時職員6名、人件費といたしまして、1,907万1,000円と上
げてございます。こちらのほうの内容としましては、平成28年5月2日より伊奈庁舎のほ
うでの市民窓口課でも、税証明書のほうを発行いたします。そのため従来4名でしたもの
を6名、2名増員という形に考えております。臨時職員のほうですが、こちらも6名を予
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定しております。うち4名が、マイナンバーカード事務対応で、9月までの雇用となって
おります。残り2名のほうは、人口増加が著しいため、平日及び日曜窓口での発行業務の
充実を図るために、年間で計上させていただきました。
続きまして、需用費のほうですが、こちらのほうは従来どおり書籍とか、改ざん防止の
ほう、また新たなものとしましては、個人番号カードの個別管理のフォルダーとなってお
ります。
12節、役務費205万1,000円です。こちら主なものを二つごらんいただきたいと思います。
一つ目は、個人番号カードの交付通知で、はがきでございます。交付時来庁者への交付お
知らせの通知分となりまして、79万円を考えてございます。二つ目といたしまして、通知
カード等の郵送料、通知カード、個人番号カードをやはりこちらもご自宅のほうへ送るた
めに、簡易書留での料金となっております。58万8,000円を計上させていただきました。
手数料の主なものといたしまして、コンビニ交付取り扱い手数料、こちらはコンビニ交
付で、コンビニエンスストアのほうにかかる手数料になります。1件証明書を出すのに
123円 か か り ま し て 、目 標 と し まし て 、 4,000件 を 考 えて お り ま す。 そ の た め、 49万 2,000
円を計上させていただきました。
13節、委託料、266万6,000円です。その中で、コンビニ交付システム管理業務委託料、
194万4,000円とございます。こちらのほうは、茨城計算センターのほうへの支払いになり
ます。
14節、使用料・賃借料です。こちらはほぼ例年どおりで計上させていただいております。
次に予算書68ページをお開きいただきたいと思います。
18節 、 備 品購 入 費 で ござ い ま す 。こ ち ら が 新た な も の で、 22万 4,000円 、 婚 姻届 け 出 時
の記念撮影用ボードで、伊奈庁舎、谷和原庁舎に各1台ずつ置かせていただく予定でござ
います。
19節、負担金,補助及び交付金1,297万円です。負担金としまして、二つ目のコンビニ交
付 運 営 市町村 負 担 金 300万 円 でござ い ま す。次 に 三 つ目の い ば らき戸 籍 共 同シス テ ム 整 備
運営協議会負担金、戸籍システムの入れ替えを機会といたしまして、戸籍共同化に参加い
たします。633万6,000円を計上させていただきました。交付金といたしまして、歳入で説
明させていただきました14款、2項、1目、総務費国庫補助金のほうの個人番号カード交
付事業費補助金362万6,000円で、こちらは先ほども申しました通知カードとかの作成の費
用をこちらJ-LIS地方公共団体情報システム機構への支払いとなります。
最後に事業名が旅券事務費になります。こちらは嘱託職員1名分の人件費となっており
ます。185万4,000円計上させていただきました。
以上で市民窓口課の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。皆さんから、質疑、意見を行います。質
疑のある方は、挙手願います。
今川委員。
○委員(今川英明君)
28ページの雑入で、資源物売払収入453万6,000円ですか、これは
資源物、売れる資源物だよね、それの収入だと思うんですけれども、その辺もちょっと聞
きたいのでお願いします。
それから、39ページの行政協力員の経費ということで、1,795万8,000円かな、それ1戸
当たりとかいろいろあるんでしょうけれども、その細かい1戸当たりとかありましたよね、
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その辺をお願いします。
それからこれ嫁に来ないか、何ページだったかな。嫁に来ないかの件でもうちょっと聞
きたいんだけれども、嫁に来ないかの150万の件で。95ページだな、嫁に来ないかは。
あと最後に市民窓口課なんですけれども、予算には直接関係ないんだけれども、市民窓
口課行って、愛想というのかな、にこにこして、いらっしゃいませとか、そういう対応を
もうちょっと来た人に和やかなムードになるようなことでお願いしたいんですけれども。
あと、市民窓口課じゃなくて、庁舎に用事があって来る人がいますよね。その人が何に来
たんだろうという感じの、例えば、守谷なんかに行くと、どんなご用ですかと聞かれるん
だよね、行くと、きょろきょろしていると。うちのはそういうのがないので、そういう対
応も、いや、本当に初めて来る人は、来て、どこが何だか全然わからないわけです。その
ときにやっぱりそういう対応してもらうと、非常に庁舎も行きやすいし、ありがたいなと
思うんだよね。だからそういうことに関して、どういうふうに思っているのか、お願いし
ます。以上です。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
それでは私のほうからは、資源物の売り払い収入につき
まして、ご説明させていただきます。
先ほども触れましたように、これは指定された収集日に各集積所に出された古布、古紙、
そういったものは環境センターのほうには運ばずに、美濃紙業とか、そういった斎藤英次
商 店 と いうと こ ろ 2件に 持 っ ていっ て い るので す が 、年間 で 約 65万キ ロ 以 上が、 650ト ン
ですか、そのくらいの重さのものが出ております。こちらのほうの売り払い金額のほうが、
この収入のほとんどになります。小型家電のほうは、平成26年から始まったんですが、ま
だ ち ょ っと1 ト ン 以下、 500キ ロち ょ っ ととい う と ころか な と 思いま す 。 こちら 小 型 家 電
のほうは、ごみの集積所ではなくて、公共施設、伊奈庁舎、谷和原庁舎、それから図書館、
あるいは保健福祉センターとか、そういったところ、あと民間でもカスミとかヨークベニ
マルとか、そういったお店にもこの小型家電のほうの回収のボックスのほう、置かせてい
ただいて、そこに入れてもらったものを月1、定期的に回収させていただいているような
感じです。以上です。
○委員長(松本和男君)
○市民サポート課長(染谷
染谷市民サポート課長、お願いします。
武君)
市民サポート課からは、まず行政協力員の報酬の内
訳について、ご説明いたします。行政協力員の方、お1人当たり均等割ということでまず
1 万 2,000円 、 こ ち らが お 支 払 いさ れ ま す 。そ の ほ か にそ の 行 政 区の 戸 数 、 1戸 当 た り に
つ き ま し て1,200円 とい う こ と で、 お 支 払 いの ほ う 、 予算 の ほ う を計 上 さ せ てい た だ い て
おります。
それから、28年度の結婚の委託事業につきましてご説明いたします。
27年度までは、課が担当しまして、年に2回程度のイベントを実施しておりました。こ
れまで、カップル成立は20組ほどございましたが、うちのほうで確認しました結婚まで至
った方というのが、2組ということで、決して高い成果がございませんでした。というこ
とで、28年度はもうちょっと内容を強化いたしまして、業者に業務を委託しまして、年に
3回のイベント、それと3回のセミナー、そちらの実施を委託する予定でございます。以
上でございます。
○市民窓口課長(小菅美智子君)
市民窓口課でございます。ただいまの今川委員からの
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質問にお答えさせていただきます。
窓口のほうはやはりどこの課の窓口もそうなんですけれども、やはり最初に来たお客様
は不安でいらっしゃいますので、今以上にお声かけをさせていただきたいと思います。と
ても参考になりました。ありがとうございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
さっきの資源ごみなんですけれども、前に自分も一般質問やった
んですけれども、例えば、空き缶とか新聞紙とか、そういうお金になるごみだよね。それ
を回収する前に、専門に集めている泥棒みたいな人がいるんです。これ本当です、笑い事
じゃないですから。それを地域の人は見ているだよね。市の車じゃない人が持っていって
しまうという話なんです。だからその場合、自分も一般質問で言ったんですけれども、例
えば、警察とか地域の人がナンバーを覚えていれば、それを警察に届けて、そういうふう
な取 り締 ま りを やら な いと 、こ れ 今、452万 で市 の広 報 のお 金よ り 、何 倍も 、 80万 とか 五 、
六十万ぐらいでしょう、だからその辺からいうと、かなり今大きなお金が上がっているわ
けです。だからそれの3割とか、4割とかが盗まれると大きなお金になるので、商売にし
ているみたいなので、その辺の取り締まりですね、それもやっぱり頭に置いてやったほう
がいいと思うんです。
あと、市民窓口課なんですけれども、守谷に行くと、本当に、ちょっと行くと、どんな
ご用でしょうって来るんですよ。そういうやっぱり流れをつくらないと、つくばみらい市、
変な話、つくばみらい市の役所は伊奈庁舎に行っても、谷和原庁舎に行っても、ちょっと
暗いなっていうようなイメージがあるということを聞いていますので、その辺よろしくお
願いします。
では、中村課長だけ、一つお願いします。以上です。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村生活環境課長。
渉君)
持ち去りにつきましては、昨年の一般質問でもちょうだ
いしまして、こちらのほうでも、抑制看板ですか、そういう設置とともに、最近でもやは
り住民の方からそういう通報、ありがたくいただいていますので、そういったときにはす
ぐに駆けつけなりして、この前もそれで直接やめてくれというような話もして、どうして
もそれでもできないような、なかなか相手が続けるような場合には、そういった法的手段
というのも考えていきたいと考えております。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
中山部長。
○市民経済部長(中山和広君)
私、市民窓口課の職員の対応ということで、私も谷和原
庁舎のほうにいるんですが、やっぱり中にはうろうろしている方というのもいますので、
市長のほうも、笑顔で挨拶というような標語をいろいろ張ってありまして、皆さん職員を
そういうふうにやれということで、言われていますので、今後、今川委員が言われていま
したように、ちょっと徹底してやっていきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
今川委員の今の話、泥棒の話、本当にいました。私、捕まえま
したよ。そう。警察に、すぐパトロールカーが来て、2トン車で来た、そうでしょう。そ
ういうこと、本当あるんです。
染谷委員。
○委員(染谷礼子君)
金額的なことではないんですけれども、2点伺いたいと思います。
市民窓口課のほうで。1点は、マイナンバーカードの作成者の状況について、教えていた
- 51 -
だきたいと思います。
それと、今、今川委員のほうからもお話ありました対応、窓口の対応ということで、こ
れは永遠の課題なのかなとは思うんですけれども、先ほどほかの説明のときに、ほかの課
の説明のときに、伊奈庁舎には、総合案内がつくと、今度。新庁舎になって。それで、谷
和原庁舎にはないというのは、大変格差是正のためにも、検討されたらいいのではないか
と思います。やはり不安で入ってきた方が、場所だけでも明確に行かれれば、戸惑いがな
く、その担当の課に行かれると思いますので、同じ方法ではなくても、何らかの方法でそ
ういう案内の整備をしていけばいいのではないか、谷和原庁舎のほうも、必要ではないか
と思いますが。
この2点、お願いいたします。
○委員長(松本和男君)
それでは、小菅課長のほうから先に。
○市民窓口課長(小菅美智子君)
では市民窓口課からご説明させていただきます。
個 人 番 号カ ー ド の 申請 数 、 28年3 月 4 日 の時 点 な ん です け れ ど も、 申 請 数 3,718件 、 人
口が3月1日現在の人口、5万431人からしまして、7.4%ということです。まだちょっと
あれですけれども、コンビニのほうの利用件数なんですが、多少テストの件数も入ってお
りますけれども、1月分だけがわかっておりまして、38件ほどご利用いただいております。
カードが手元のほうに行ったのが、やはり1月半ば過ぎでしたものですから、どうしても
ちょっと少ない感じではありますが。
○委員長(松本和男君)
中山部長。
○市民経済部長(中山和広君)
庁舎の総合窓口の件ですが、新しい伊奈庁舎のほうは、
引っ越しして5月の連休から窓口が、総合案内ですか、それができるということになって
おりまして、そちらは庁舎管理の財政課のほうが担当しておりますので、本来でしたら谷
和原庁舎のほうは、今のところ市民窓口課が総合案内みたいな役割も果たしているという
ことなんで、今のところはちょっと窓口の、谷和原庁舎でのそういう総合案内の話は出て
おりませんが、そういう要望が多いということであれば、ちょっと今後財政課、総務課な
りにもちょっとお話しまして、検討してまいりたいと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
染谷委員。
窓口という形でなくても、フロアマネジャーのような形で、誰か
1人腕章をつけて置くということも必要なのかなと思いますので、その辺も要望されたら
いいかと思います。お願いします。
○市民経済部長(中山和広君)
○委員(坂
洋君)
わかりました。
3点ほどお願いします。
先ほどの資源ごみの持ち去りなんですけれども、持ち去ってほしいというのがありまし
て、この、大型テレビをずっとごみ置き場に置いているのがありまして、これ、私も処分
し よ う と 思っ た ら 、 4,000円 ほ どか か る ん です 。 こ う いう の は ど うし た ら い いも の か と い
うことです。
あと、不法投棄の監視カメラを1台今度つけるということでありますが、これは今後増
えていくのか。この、今回つけるカメラはどの辺を考えているのかということをお願いし
たいのです。
あ と 、 多 面的 機 能 支 払交 付 金 で あり ま す が 、今 回 は 1,000万 ほ ど 増加 し て お りま す 。 こ
れどういう見込みで増加するのでしょうかということと、あと農地中間管理事業が昨年度
- 52 -
よりも2分の1の予算になっているんです。これから大事な事業だと思うんですが、なぜ
これ2分の1になったのかということを教えてください。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
私のほうから、まず大型テレビの不法投棄につきまして
な ん で す が、 家 電 リ サイ ク ル 法 の対 象 品 目 とい う こ と で、 先 ほ ど 処分 す る の に4,000円程
度かかるというようなことになったかと。テレビのほかも、冷蔵庫とかエアコンとかそう
いったものはやっぱりリサイクル料が必要ということで、今の、捨てられていたのは、集
積所かどこかにずっと置かれているような状況でしょうか。それでは私どものほうで、も
う誰も置いた人が取りにこないような感じですね。それでは、こちらのほうで回収させて
いただきたいと思いますので、後でちょっと詳しくお話聞かせていただければと思います。
あと2点目のほうの不法投棄のほうなんですが、こちら不法投棄のカメラのほうは、今
回初めて、一つ要望させていただいたんですが、地区でいうと、南太田地区のほうで、何
度ももう7回ぐらい不法投棄がされて、そういうのが頻発しているところで、誰がやっぱ
り捨てているのか、多分夜とかでわからないということで、そういったところで、ちょっ
と1回やってみて、今後こういった事案も市内でも各所に多いんです。ほかでもやはりそ
ういうふうに人けの少ないところとかで、やはり捨てられている箇所というのは、何カ所
かございます。そういったところも増やせるかどうか、財政当局とかもやって、今回1基
をつけてみて、その効果、それを検証した上で、今後有効であるということでしたら、増
やしたいなとも、こちらとしては思っております。以上です。
○委員長(松本和男君)
続いて、谷口課長。
○産業経済課長(谷口雅之君)
坂委員のご質問にお答えいたします。
まず多面支払交付金につきましては、平成27年度、当市は10の地域組織に交付をいたし
ておりましたが、平成27年度中に3組織が増え、平成28年の4月からは、さらに3組織、
計6組織が増加いたします。この分が増加の原因でございます。平成28年度からは、合計
の 事 業 面 積が 768.9ヘ ク タ ー ル にな り ま し て、 こ ち ら は市 の 農 業 振興 区 域 、 こち ら 23.2%
に達しております。
また農地中間管理事業の減額につきましてでございますが、先ほど申し上げましたとお
り、この事業に取り組んだ地域におきまして、その一定の地域で集積率が2割を超えた場
合、農地中間管理機構より、協力金という形で地域に対して交付金がございます。この交
付金の単価、これが現在基準の2倍という特別単価となってございます。これが平成28年
度 か ら は、1.5倍 、 具体 的 な 金額で い い ますと 、 10アール 当 た り平成 27年 度まで は 2 万 円
だったものが、1.5万円になります。1万5,000円になります、失礼しました。そのため、
できる限り協力金を受け取るのは、今年27年度中がよろしいということで、積極的に行政
といたしましても、地域に働きかけて、事業を進めた結果、平成27年度の目的が当初を上
回り、これは後ほどまた補正予算のほうでご説明したいと思いますが、予想を上回る協力
金を受けることができました。その反動ではございませんが、28年においては、利用する
地域が減少するだろうという見込みでございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○委員(坂
洋君)
坂委員。
大型テレビ、これ慣例化してしまうと怖いですけれども、地域の人
たちもこれずっと置いておくのかなという思いでありますので、ちょっと私もどういうふ
うにしていいかわかりませんが、よろしくお願いします。
- 53 -
○委員長(松本和男君)
ほかにありませんか。小田川委員。
○委員(小田川
今のテレビの件については、部長のほうから答弁はないのです
浩君)
か。慣例になってはいけないという話で今終わったんですけれども、それを持っていくの
か、持っていかないのか。課長は持っていくというふうに言ったんですけれども、それは
本当に持っていくのですか、持っていかないのですか。持っていくんだとしたら、ちょっ
と私はそれは。
○委員長(松本和男君)
中山部長。
○市民経済部長(中山和広君)
小田川委員のご質問にお答えいたします。
基本的には、やっぱり個人が出した不法投棄のものなので、持っていかないのが本来な
んですが、それで集積所に置いておいて、収集できませんというスタンプというか、紙が
あるんですね、そういうのを張って、かなりの期間置いておきます。そうした場合にも、
やっぱりもしもそれが溜まってしまった場合、収集のごみを出すのにも、不便になってく
るという場合も中にはありまして、そういうとき、いろいろな集落からも相談を受けたと
きには、今までも持っていったことは、不法投棄という扱いで、持っていったことはあり
ます。ただこれは基本的には、あるからすぐ持っていきますと、そういうものではないで
す。基本的には持っていかない。ただ、こちらは、集積所でないところにも、不法投棄さ
れる場合がありますので、それはどなたも持っていかないということがありますので、そ
れは不法投棄の収集委託料というのをとってありまして、それで最終的には処分いたしま
す。それと同じ扱いをするということで、課長のほうから申し上げたんだと思うんですが、
慣例的にいつでも行いますということはできないと思います。すぐやるということを言い
ますと、やっぱり皆さん、家電リサイクルのものなんかは、廃棄にお金がかかりますから、
みんな出すという形になってしまいますので、それを全て市のほうでということは、ちょ
っと不可能、無理だと。それはできないということになりますので、基本的にはやらない
という方向で。
○委員長(松本和男君)
よろしいですか。
○委員(小田川
私は決めるべき、持っていくなら持っていくということになっ
浩君)
てしまったと思ったんですけれども、そういうある程度の考えのもとに行うしかないとい
う判断なんでしょうけれども、私は持っていかないのが普通なのかなというふうに考えて
いました。なので、それは私は、集落の問題として、そこの管理者、集積所を管理してい
る人たちの責任において、処分するのが私は当然のことじゃないかなというふうに考えま
す。
○委員長(松本和男君)
中山部長。
○市民経済部長(中山和広君)
それ、確かに集落で出たごみですので、集落で解決する
のが最善、普通かと思います。小田川委員のおっしゃるとおりだと思います。
○委員長(松本和男君)
はい。
○委員(小田川
ダブルスタンダードになるのを避けてほしいということです。
浩君)
両方基準をつくってしまうと、ある自治会は自分たちで処分している、こっちはずっと置
いておいたら市のほうで持っていったと。ダブルスタンダードになってしまうので、それ
はやめてもらいたいなと思います。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
では済みません、ちょっと1点だけお願いしたいんですけれど
- 54 -
も 、 犬 猫の死 体 、 委託料 っ て 108万 あ り ますね 、 こ れ、犬 と 猫 とその 割 合 はどの ぐ ら い あ
ったのでしょうか。1匹というか、1死体、お幾らなんですか。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
済みません、お待たせしました。
犬猫の死体処理のほうなんですが、料金は犬も猫も、またあと最近タヌキとかも出てく
る ん で す が、 1 匹 当 たり 5,000円プ ラ ス 消 費税 と い う こと で す 。 それ で 、 犬 はや は り 少 な
いです。犬は10匹以下で、残りは半分以上が猫、あとは最近タヌキ、あとカラスとか、そ
ういった鳥類も、鳥とかも出てきております。以上です。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
東京都のどこかの区だと思うんですけれども、猫を6匹以上飼
ってはいけないという条例をつくった区があるんですよね。ですので、つくばみらい市、
これ要望なんですけれども、つくばみらい市も猫の好きな方は、本当にかわいがられてい
るのはよくわかるんですけれども、近所にすごく迷惑をかけているということもあります
ので、やはり6匹以上飼うというのはどうかなというふうに思うのと、あと猫も、やはり
登録制にしていったらどうでしょうかという要望です。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
○委員(直井誠巳君)
答弁はいいんだよね。はい、直井委員。
関連1点と、ちょっとお伺いしたいことが、生活環境課、中村課
長のほうに。先ほどの議案説明の中で、不法投棄抑制事業ということで、今、2名の嘱託
職員、中で頑張ってもらっているんですが、今度新たに1名プラスというような話がござ
いました。約3年前に、この本市も狙われて、大変な違法盛り土行為なんかございました
よね。結果的には、それが6月の時点でありながら、8月に搬出します、市外のほうに搬
出しますということながら、いまだにそれが山になっている事案がございます。それも解
決していないままです。2名の方の監視等活動も含めて、その話が随分今落ちついていま
すが、ここで新たに1名の方を増員するということですから、新たな心配事が出てきたが
ために、嘱託職員1名を増員するのか、することにしたのか、参考的にお聞きしたいんで
す。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
2月ごろの新聞のほうで、茨城県での不法投棄が多いと
いうような記事もございました。茨城県のほうでも、今後東京オリンピックとか、そうい
った事業にかこつけて、茨城県に東京方面からとかで、盛り土が、持ってこられる可能性
が高いということで、県のほうではドローンとかも用意したり、そういったことで警戒を
強めてくださいというような話が来ております。これまで市のほうでは、シルバー人材セ
ンターのほうに委託していたわけなんですが、28年度については、嘱託職員1人につきま
しては、粗大ごみの受け付け、今までどおり女性の方が行いまして、あともう1人のほか
にもう1名採用して、嘱託職員2名で、今度不法投棄のほうのパトロールのほうを委託で
はなく行いたい、それはもう速やかに、今まで、シルバーさんのほうに頼んでいたときで、
どうしてもすぐに行けないよというようなときもありました。こちらで対応もしたんです
が、そういったところを今後はもっとすぐに、早期に対応できるようにということで、考
えております。
あと廃棄物対策室のほうにも、そのほかにも県のほうのOBの方もちょっと来てもらお
うかなというふうにも考えて、とにかくつくばみらい市、その新聞では県内で2位とかと
- 55 -
いう、持ってこられているというように書かれております。やはり谷和原インターもあり、
道路も整備されて、首都圏にも近いということで、つくばみらい市が今後も狙われるのは
確実かなと思います。ですから、来られたら、もうそういうふうに持ってきたものという
のは、幾ら言ってもほとんど土砂はなくならないんです。入れられる前の指導、警戒、そ
ういったところに力点を今後、さらに入れていきたいと考えて、そのように予算要望させ
ていただきましたので、何とぞご理解いただければと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(直井誠巳君)
直井委員。
これ本当に要望になりますが、繰り返しになりますが、3年前に
あの大騒ぎ、議会議員も現場に視察まで行って、それをやめてくれまでお願いしてきた経
緯がございます。あれは今地目が変わって、違う用途になっていますが、そのほかの場所
であっても、あれを市外に搬出しますという約束ながら、いまだにそのまま。今の課長じ
ゃないけれども、一度やられてしまうと、それを復元するとか、現状に戻すということは
無理ですよね。相手の方にお願いしてもね。もともとそういう計画の中でやっているわけ
ですから。ですから、今の話プラス1人を増員しながら、自己防止策という流れで、パト
ロールの強化、これも肝心なことであるいのかなと思います。わかりました。
それから、さっき坂委員の話に鑑み、小田川委員の意見がございました。しばらくここ
に放置してあるがために、このごみ集積所も手狭になり不便が生じるというような理由が
あっても、それを市のほうで、だから取り除くということを、この委員会で話してしまう
と、私はいかがなものかと思う。議員の1人として、そうしたほうがいいよと私は言えま
せん。以上です。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
ただいまいろいろありがたいご意見聞かせていただきま
して、私も反省しております。あと以前の盛り土のときには、先ほど言い忘れましたが、
議員の皆様には一緒に現場のほう、何度も足をお運びいただいて、一緒にそういった盛り
土をやめるようにということで、ご尽力いただいたことに、ここでまた改めて御礼申し上
げます。
あと先ほど、テレビの件で、そういった事例が以前にもあったことがありまして、軽率
にも、軽はずみな答弁をしてしまいましたので、この件については、もう一度課内のほう
でも協議しまして、何らかの機会でそういったことについても、またご回答させていただ
ければと思います。先ほどのちょっと行き過ぎた発言もあったかと思います。どうも申し
わけございませんでした。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
野口委員。
○委員(野口
修君)
予算書59ページ、男女共同参画推進事業費なんですけれども、38
万 9,000円と い う ふ うな 事 業 費 なん で す け れど も 、 も う少 し 頑 張 って い た だ けな い も の な
のかなと。女性のキャリアアップに対しての事業を独自に組むとか、それから、相談窓口
を充実させるとか、そういうことがもう少しできるのではないかなということなんだけれ
ども、その点について、ちょっとご意見ください。
そ れ から、 120ペ ージ の 環 境衛生 総 務 事業で 、 環 境基本 計 画 策定委 託 料 がある ん で す け
れども、この環境計画策定をどのように取り組んでいくのか、環境基本計画においては、
これ10年前でしょうけれども、そのころはかなり環境基本計画に対して、市民参加をいか
- 56 -
に取り組むかとかというふうなことが全国的に話題になっていたんですけれども、ですか
ら策定に当たって、どういうふうにその市民参加をなし遂げていくのかというふうなこと
がちょっと気になりますので、この辺をお話ください。
それから、133ページの市民農園管理事業なんですけれども、市民農園という6万6,000
円という感じですけれども、やっぱり市民農園の事業というのは、予算立てではここしか
ないですけれども、どういうふうにその市民農園の事業というのを考えているのか、今後
そういうものを、もっと充実させていきたいのか、それともここを管理していけばいいの
かというような状況なのか、その辺をちょっとお聞きします。
そ れ から、 143ペ ージ の フ ィルム コ ミ ッショ ン 推 進事業 で す けれど も 、 シティ ー セ ー ル
スに対して、事業に対して、フィルムコミッションの推進をしていくというふうな自治体
がかなり多いんですけれども、もう少しこのフィルムコミッション推進事業というのをエ
キストラの会補助金等ではなくて、事業としてもうちょっとしっかりと考える観点はない
のかどうか、それをちょっとお話ください。以上です。
○委員長(松本和男君)
染谷課長。
○市民サポート課長(染谷
武君)
ではまず市民サポート課からは、男女共同参画推進
事業の件と、フィルムコミッションのご質問について、お答えいたします。
まず男女共同参画推進事業でございますが、28年度予算で計上しています事業といたし
ましては、先ほどもご説明いたしましたが、男女共同参画推進委員会を開きまして、市の
男女共同参画関連の事業につきまして検証を行いまして、それを意見書として出すという、
市に働きかけるという事業、それと啓発イベントといたしまして、父と子の料理教室、そ
れと各中学校を回りましての意識啓発事業といたしまして、出前講座、それとあわせて標
語募集ということを行っております。今年度の補正予算のほうでご説明する予定なんです
が、それに加えまして、地域活性化交付金を活用いたしまして、28年度には、有資格者社
会復帰支援事業というものを行う予定でございます。こちらはまず最初の取りかかりとい
たしまして、保育士とか幼稚園教諭の資格を持っている方で、現在そちらの資格を活用で
きないでいるような方、そちらの方を募集いたしまして、セミナーとそれから保育資格の
復習ということで、実地での研修などを予定してございます。新規事業といたしましては、
28年度有資格者社会復帰支援事業を考えておりまして、今後ほかにこういった男女共同の
意識啓発のための事業について、さらに検討していきたいと考えております。
それからフィルムコミッション推進事業でございますが、先日市役所の管理職を対象に、
流山市のシティーセールス担当の方を講師といたしまして、講演会といいますか、そちら
がございました。そちら、やっぱり流山市でも、そういったフィルムコミッション事業を
活用して、そういった市民の何ていうのですか、シビルプライドといいますか、そういっ
た市内でこういった撮影が行われるとか、そういったものを広くホームページ等を活用し
て、市民に知らせて、そういった流山市に愛着を持っていただく、そういった取り組みを
されているというのを聞きまして、大変参考になったと感じております。担当課といたし
ましても、新年度にはホームページ等をさらに充実していきたいと考えてございます。以
上でございます。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
私のほうからは、環境基本計画の見直し作業のほうにつ
い て 、 お答え さ せ ていた だ き たいと 思 い ます。 120ペ ージ の ほ うで、 報 償 費のほ う 、 委 員
- 57 -
の謝礼ということで、今のところ、環境基本計画策定の検討委員会、こちら10名程度で、
10名分の予算のほう、要望させていただいています。こちら検討委員会のほうの要綱、こ
ちらは要綱で規定しているんですが、その中で、市内在住者または市内在勤者の中から、
市長が委嘱するということで10名、この選考作業のほうは、5月中ごろまでには、終了さ
せたいと考えております。この環境基本計画につきましては、28年度単年度事業として考
えております。こちら検討委員会のほうでは、その後中間的に10月、そしてパブリックコ
メントのほうを11月中に予定を今のところ考えております。それで、パブリックコメント
を受けて、最終的にもう1回、3回目を1月ごろに開催したい、そのようにして、市民の
皆様のお考えも加えて、環境基本計画のほうの見直し作業を進めていきたいと考えており
ます。以上です。
○委員長(松本和男君)
続いて、谷口課長。
○産業経済課長(谷口雅之君)
市民農園につきまして、お答えいたします。
市民農園につきましては、小張地区にございまして、みらい平地区から比較的近いとこ
ろ に ご ざ いま す 。 1 区画 30平 方 メー ト ル の 区画 を 年 間 5,000円 で 市民 の 方 に 貸し 出 し て い
るものでございまして、利用率でいいますと、3カ所程度があいている状況で、九十五、
六%の利用率となっております。比較的高い利用率となっております。この事業の今後に
つきましては、できれば拡大をしていきたいようなことも考えております。また、市が直
接運営するものではなく、民間の農業者によって運営されております家庭菜園というもの
が、市内4カ所にございまして、こちらの活用につきましても、PR等を行って、市民の
皆様が自由に野菜であるとか、花であるとか、そういうものをつくって自然に触れ合える
ような環境を整備してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたしま
す。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
どうもありがとうございました。
市民農園等は、本当に東京から近いという場所柄、いろいろな可能性があるんじゃない
かなというふうに思っておりまして、しっかりと事業として展開していただけるといいな
と思っております。
それから、男女共同参画のほうは、補正のほうでまだ事業があるということで、しっか
りと取り組んでいただきたい、また地域には、キャリアを持った女性がたくさんいると思
うので、そういうキャリアを持った女性のお話を聞くというふうなことも可能だと思うの
で、その予算もかかわらず地域の方のキャリアを持った方のお話を聞いて、それがキャリ
アアップにつながればというふうな、そういうふうな事業も考えられると思いますので、
しっかりと取り組んでいただきたいなと思っております。
それから、環境基本計画の策定ですけれども、今課長がおっしゃったことは、よくある、
今までそういうことをやってきた状況ですよね。10年前にも多分そういうふうにやられて、
策定委員会をつくってやってきたと思うんですけれども、もう少しやっぱり違った角度で
市民参加というものを考えながらやっていったほうがいいのかなと思います。それで、問
題なのは、せっかくつくったのにもかかわらず、その計画の進行が動いていないというふ
うな状況もあると思うので、ここ10年、調べてみましたらば、環境審議会が開かれていな
いんですよね、一度も。それから、計画の推進に対して、環境計画の中で書かれているん
ですけれども、これは、市役所内の連絡体制の整備をしっかりしていくと。それで、庁内
- 58 -
で推進会議となる組織を設置し、庁内各部局の連携により各種施策を総合的かつ計画的に
推進、調整していくと、計画書に書かれているんですけれども、推進会議は一度も開かれ
ていない。だから、計画はつくったけれども、10年間何もやっていないというふうな状況
がある。だから、これはやっぱり策定すること、策定したときの問題があるんです。だか
ら、策定して、それを推進していくにはどうしたらいいかということ、推進体制をつくっ
ていながらも、その体制は何もやっていない。こういうふうな状況は、非常によくない。
それでまた10年たったから、新しいものをつくるといっても、では、何を基本として新し
いのをつくるか、これじゃさっぱりわからないじゃないですか。だからその辺をもうちょ
っとやっぱりしっかりしていただきたい、これは策定に何百万とかけて、策定委員をつく
ってやるのであって、その辺はやっぱりしっかりと反省して、取り組みも、新しい取り組
みで、市長が任命するのではなくて、どういうふうなその人材を集めたらいいのか、どう
いうふうなその組織で運営したらいいのかと、そういうことをやっぱりしっかり考えてや
っていただきたいということを要望しておきます。これ、本当に問題だと思います。その
辺について、ちょっと、環境基本計画だけでもうちょっと答弁ください。
○委員長(松本和男君)
○生活環境課長(中村
中村課長。
渉君)
ただいまご指摘受けましたように、環境基本計画のほう
で、計画の推進のほうで推進会議というものが市役所内ということで設けられているので
すが、こちら開催のほうをしていないということが、実際かと思います。ただこのような
推進、これまでも個別的な問題に対しては、例えば、盛り土の件とか、そういったものに
ついては、庁内で一丸となって取り組んできた経緯とかはありまして、生活環境課のほう
にも現在廃棄物対策室とかも新たに設けられたというようなこともあるかと思います。そ
ういったこれまでこういった会議を設けることを規定していながら、開いていなかった、
こういったことについては、十分に反省いたしまして、次期の計画のほうでは、その辺の
今後どういうふうにやっていくかというところもしっかり考えてつくっていきたいと考え
ております。以上です。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
しっかりとやっていいただきたいということを再度申したいんで
すけれども、やっぱりあまりこの反省の色が見えないというか、個別に対応しているから
いいみたいな答弁をなさいますけれども、これ計画ですので、その計画に沿ってどういう
ふうに組織として動いていくのか、あるいは行政として。その動いたことが、行政の執行
部でどういうふうに捉えているのか、その辺の了解がないまま進んでいるのではないかと。
そういうふうに考えているんですよ。それは担当課でやっていますからといっても、それ
はやっているうちに入らないということですよ。もっとやっぱりしっかり計画をつくった
のなら、計画どおりにしっかりと進んでいってほしい、その旨を再度お願いして終わりに
します。
○委員長(松本和男君)
ほかには、ほとんどないと思うので、きょうの会議はこれにて
閉じます。お疲れさま、ありがとうございました。
午後4時17分散会
- 59 -
第 2 号
〔 3 月 11 日 〕
つくばみらい市議会予算特別委員会
(第2号)
平成28年3月11日
出
席
委
午前10時03分開議
員
委
欠
席
委
員
長
松
本
副 委 員 長
坂
委
員
飯
村
委
員
伊
藤
委
員
野
口
委
員
柿
沼
委
員
委
和
男
君
洋
君
裕
一
君
正
実
君
修
君
幸
君
鐘ケ江
礼生奈
君
員
小田川
浩
君
委
員
中
島
清
和
君
委
員
中
山
栄
一
君
委
員
古
舘
千恵子
君
委
員
直
井
誠
巳
君
委
員
古
川
よし枝
君
委
員
海老原
弘
君
委
員
今
川
明
君
委
員
豊
島
葵
君
議
長
高
木
寛
房
君
委
員
染
谷
礼
子
君
長
斉
藤
一
君
農業委員会事務局長
永
野
鉄
雄
君
農業委員会事務局長補佐
石
神
正
夫
君
社
長
豊
嶋
千恵子
君
社 会 福 祉 課 長 補 佐
石
井
満
君
社 会 福 祉 課 主 査
長谷川
雅
美
君
こ ど も 福 祉 課 長
関
俊
明
君
こども福祉課長補佐
明
都
恵美子
君
こども福祉課長補佐
飯
泉
健
君
谷和原第2保育所長
青
木
子
君
介
長
草
間
節
君
介 護 福 祉 課 長 補 佐
倉
持
志
君
朋
英
員
出 席 説 明 員
保
健
会
護
福
福
福
祉
祉
祉
- 61 -
部
課
課
裕
尊
国
保
年
長
岩
本
将
史
君
国 保 年 金 課 長 補 佐
稲
見
由紀子
君
健
長
坂
本
伊津美
君
健 康 増 進 課 長 補 佐
関
口
栄
子
君
参事兼議会事務局長
森
伸
次
君
議 会 事 務 局 長 補 佐
梅
和
成
君
康
金
増
課
進
課
出席議会事務局職員
議
事
日
程
第
2
本
号
平成28年3月11日(金曜日)
午前10時03分開議
1.協議案件
1)議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算
2)議案第24号
平成28年度つくばみらい市国民健康保険特別会計予算
3)議案第25号
平成28年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計予算
4)議案第26号
平成28年度つくばみらい市介護保険特別会計予算
午前10時03分開議
○委員長(松本和男君)
皆さんおはようございます。本日は2日目の予算特別委員会と
いうことで、よろしくお願いいたします。
本日はお手元にあるとおりですけれども、農業委員会の一般会計ということ、その後、
保健福祉部という予定でやっていきますので、よろしくお願いします。
早速開会します。
ただいまの出席委員は16名であります。欠席委員は、10番染谷礼子委員であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから本日の予算特別委員会を開きます。
本日の委員会に、議会事務局職員、農業委員会事務局長及び関係職員が出席であります。
これより早速議事に入ります。
なお、議案の説明については、簡単に、そして簡潔にお願いします。
それでは、議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算を議題といたします。
農業委員会所管分について説明をお願いします。
永野農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
農業委員会です。よろしくお願いいたします。
それでは、農業委員会事務局所管の平成28年度予算についてご説明いたします。
予算資料では64ページから65ページになりますが、予算書によりご説明をさせていただ
きます。
まず、歳入からでございます。予算書の23ページをお開きください。
款15県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、節1農業委員会費補助金の
346万8,000円ですが、農業委員会交付金として、国からの交付金が県により各市町村に割
り振られて交付されるものでございます。
続きまして、28ページをご覧ください。
- 62 -
款20諸収入、項4受託事業収入、目3農林水産業費受託事業収入、節1農業費受託事業
収 入 の 31万7,000円 です が 、 農 業者 年 金 業 務受 託 手 数 料と し て 年 金基 金 か ら 支払 わ れ る も
のです。農業者年金の各種手続を行っているための手数料となっております。
以上の二つが農業委員会所管の歳入となっており、合計378万5,000円で、平成27年度よ
り2万8,000円減収となっております。
続きまして、予算書の129ページをお開きください。
歳出についてご説明いたします。
農業委員会の歳出総額は4,659万8,000円で、うち人件費が4,490万8,000円となっており
ます。約96%が人件費となっており、残り4%が需用費や委託料、負担金のため、平成27
年度と比べても大きな増減はございません。
款5農林水産業費、項1農業費、目1農業委員会費ですが、説明欄の職員給与関係経費
は 割 愛 させて い た だきま し て 、 130ペ ー ジの農 業 委 員会事 務 局 総務費 か ら ご説明 を い た し
ます。
事務局総務費は事務局運営のための経費となり、消耗品につきましては封筒や書籍購入
による経費を計上しております。印刷製本費につきましては、年1回発行している農委だ
よ り 2,600部 の 印 刷 費用 で ご ざ いま す 。 役 務費 の 通 信 運搬 費 で す が、 遊 休 農 地の 農 家 へ の
意向調査を行うための切手代として計上させていただきました。委託料につきましては、
農業行政システムの保守点検費用でございます。負担金につきましては、県農業会議外4
団体への負担金を計上させていただいております。
続きまして、農業委員報酬関係経費ですが、農業委員の10名分と推進委員10名分の報酬
を計上させていただいております。
続きまして、農業委員活動費ですが、農業委員の活動に係る経費を計上しております。
旅費については、国への要請活動と県外視察研修時の会長の旅費でございます。交際費に
つ き ま し て は 、 平 成 27年 度 と 同 額 を 計 上 さ せ て い た だ い て お り ま す 。 昨 年 は 香 典 と し て
5,000円 を支 出 し て おり ま す 。 消耗 品 に つ きま し て は 、農 業 委 員 10名 分 と 推 進委 員 10名 分
の作業服、帽子等消耗品を計上させていただきました。
続きまして、少し飛びまして136ページをお開きください。
目8農業者年金対策費ですが、消耗品と通信運搬費を計上させていただきました。消耗
品につきましては、農業者年金加入推進用パンフレットの購入、通信運搬費はパンフレッ
トを郵送するための切手代でございます。
以上、簡単ですがご説明にかえさせていただきます。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより質疑及び意見を行います。
質疑、意見のある方は挙手を願います。
野口委員。
○委員(野口
修君)
農業委員会のほうから毎年、目標と活動計画、あと点検と評価と
いうのを上げるように国のほうから言われていると思うのですけれども、ホームページ等
で議事録も公開するようにということを言われていて、当市でも評価書を出していて、そ
こに対して議事録はつくっていると、閲覧できると書いてあって、ホームページでも公開
すると書いてあるにもかかわらず、ここ3回ぐらい同じことを書いてあるんですけれども、
それでも公開はしていないですよね。その辺、どうなんでしょうか。
- 63 -
あと、予算書から見るとどこの項目になるんですか。
○委員長(松本和男君)
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
お答えをさせていただきます。
議事録の閲覧ですけれども、来年度、28年度からやっていこうということで、今進めて
いる状況でございます。まことに遅くなってすみません。
予算のほうは特に関係ないと思うのですが。
要するに農業委員会のコーナーがございますので、その中に来年度より議事録をのせて
いくようなことで考えていますので、来年度からは閲覧ができるようになると考えており
ます。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
目標と活動計画と点検と評価ということで、それを出すのに、多
分それに対して委員会か何かをやっているんじゃないんですか。パブリックコメントも毎
年出していますよね。
○委員長(松本和男君)
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
すみません、活動点検のほうは国のほうに提出を
させていただいています。
○委員(野口
修君)
予算措置はしていないの。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
○委員(野口
修君)
○委員長(松本和男君)
予算は特にないです。
わかりました。
ほかにはありませんか。
豊島委員。
○ 委 員 (豊島
葵 君)
136ペ ージ の 農 業者年 金 事 業、こ れ は パンフ レ ッ ト等で 加 入 促 進
を図っていると思うのですけれども、今は入る人はいるんですか、パンフレットを出して
農業者年金に入る人がいますか。年々減っていて、もらっている人も減っていると思うの
です。結局、入る人がどんどん少なくなっているから、それで、もらっている人の年金額
はどうなっているんですか。我々は年金がなくなっちゃったんだけど、こういう農業者年
金の場合は減額あるいは廃止とか、そういう関係はどうなっていますか。
加入促進を図っても、我々みたいになくなっちゃったりという不安があると思うのです。
積む人がどんどん少ないわけですから、その辺がどうなっているかちょっと聞きたいと思
います。
○委員長(松本和男君)
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
お答えをさせていただきます。
農業者年金もかなり厳しくて、旧制度のものと新制度に、今、分かれているんです。新
制度というのは最低2万円からの積立金ということで、かなり高いので、なかなか毎年何
人か入るというペースではないです。現在、新制度のほうの加入者は9名見ております。
そ れ か ら、旧 制 度 で受給 者 の 数なん で す けれど も 、 これは 250人 です ね 。 それか ら 、 新 制
度の受給者というのが7名おります。特に減額をされているということはないと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(豊島
葵君)
豊島委員。
これは、私もよくわからないから聞くんだけれども、農業者年金
は何歳からもらえるんですか。
それと、うちの親父なんか積んでいて、ちょうど65歳ぐらいで亡くなっちゃったので全
- 64 -
然もらえなかったんですよ。だから、遺族年金とか普通の年金はあるんだけれども、農業
者年金は多分そういうあれはないと思うんだよね。何歳から申請すればもらえるのかとか、
普通は60歳とかありますよね。その辺をお願いします。
○委員長(松本和男君)
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
通常だと65歳になると思うのですけれども、一時
金などは出なかったんでしょうか。
○委員(豊島
葵君)
ちょっとわかんないけど、そういうのは出ないと思うんだよね。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
○委員(豊島
葵君)
ちょっと調べさせていただきます。
昔のことだからあれだけれども、そういうのはどうなのかなと。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
通常は65歳なんですけれども、早めにもらう方は
60歳からでももらえますけど、やはり額が減ります。
○委員(豊島
葵君)
普通の年金と同じなんだね。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
○委員(豊島
葵君)
そうです。
いいです、わかりました。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
農業委員の報酬の中で推進員のも合わせて計上されているわけ
ですね。同時に今回、農業委員とあわせて推進員の公募もしているわけですね。それは今
後、さっき農業委員についてはありましたけれども、推進員についてはどういうふうにし
て選考していくのか、応募があるわけですよね。だから、どういうふうにやっていくんで
すか。
○委員長(松本和男君)
農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
予算とは直接関係がないと思うのですけれども、
推進員は農業委員会で決定するというか、委嘱をかけていきますので、そちらのほうでや
らせていただきます。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
そうすると、応募者は公募によって上がっているわけですね。
○農業委員会事務局長(永野鉄雄君)
○委員長(松本和男君)
はい。
ほかにはありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松本和男君)
なければ、農業委員会所管の一般会計予算に対する質疑、意見
はこれで終了いたします。ここで執行部の入れ替えをします。ご苦労さま。
〔執行部入れ替え〕
○委員長(松本和男君)
ここからは保健福祉部所管であります。
議案説明のため、保健福祉部長、関係課長及び職員が出席であります。
まずは斉藤保健福祉部長より挨拶をいただきます。
部長、よろしくお願いします。
○保健福祉部長(斉藤
一君)
皆様おはようございます。お世話になります。よろしく
お願いいたします。
保健福祉部からは、社会福祉課、介護福祉課、国保年金課、こども福祉課、健康増進課
の28年度予算でございます。
各課長より説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
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○委員長(松本和男君)
それでは、議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予
算の保健福祉部所管分について説明を求めます。
なお、議案の説明については簡潔にお願いをします。
また、質疑及び意見については、終了後でよろしくお願いします。
それでは、まず豊嶋社会福祉課長、よろしくお願いします。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
社会福祉課、豊嶋です。どうぞよろしくお願いいたし
ます。
それでは、社会福祉課所管の事業についてご説明いたします。
平成28年度予算資料に沿ってご説明いたしますので、ご用意ください。
社会福祉課が実施する事業は、地域福祉関係ではきらくやまふれあいの丘施設の管理及
び社会福祉協議会への支援、また、12月には民生委員児童委員の任期満了による改選を予
定しております。障がい福祉関係では、障がい者への支援やサービスの提供、それから、
生活保護関連では、生活困窮者や生活保護家庭への支援を行ってまいります。
それでは、最初に、きらくやまふれあいの丘施設のすこやか福祉館と世代ふれあいの館
の管理事業についてご説明いたしますので、予算資料41ページをご覧ください。
こちら、今、お話した2施設は、主に高齢者、障がい者の社会参加や生きがいづくりの
場として社会福祉協議会を指定管理者として事業を行っていますが、建築後、既に18年か
ら20年経過し、老朽化してきています。
すこやか福祉館では平成27年度では入浴施設の改修と天井とかボイラーなど、施設や整
備の改修を実施いたしましたし、以前には屋根とか空調設備など大規模な改修も実施して
おります。
ふれあいの館のふれあいホールについては、先日、戦没者追悼式を実施しましたのでご
覧いただいたと思いますけれども、舞台装置、音響、照明、空調の一部など経年による劣
化が補修業者より指摘され、今後主な設備のみの改修で数億円という経費がかかると言わ
れています。
そのような状況でありますので、きらくやまふれあいの丘の福祉施設全般について、き
らくやま福祉施設のあり方検討委員会を28年度に設置して、施設の運営の方向性を検討す
ることで、委員の謝礼として9万円ほど予算の計上をさせていただいております。
続きまして、42ページ、障がい福祉総務費にある障害者計画の策定についてご説明いた
します。つくばみらい市いきいきハートプランという黄色い冊子がございますが、平成23
年に障害者計画と障がい福祉計画の2本立てで策定しまして、障がい者施策を総合的に推
進してきましたが、障がい者福祉計画は平成26年度で既に新たなものに改定いたしました
ので、平成28年度においては障害者計画のみ改定となります。
この障害者計画を策定するに当たり、市民からのご意見を伺ったり、それを反映させる
こ と が できる よ う にとい う こ とで、 ア ン ケート 調 査 などを 含 め 策定の 委 託 料とし て 500万
円を計上いたしてございます。
また、このページの一番下の障がい者支援協議会運営費の事業概要に記載のとおり、計
画の内容については障がい者支援協議会の中の策定部会で検討をしていただくことになり
ます。
続きまして、生活保護について説明いたしますので、45ページ下のほうをご覧ください。
ご存じのとおり、この制度は資産や能力等全てを活用してもなお生活に困窮する方に対
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し、困窮の度合いに応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し自
立を助けるものです。
27年度から生活困窮者自立支援制度がスタートし、窓口で相談に応じ就労可能な相談者
には就労につなげる指導をし、たくさんの方を就労につなげています。しかしながら、無
年金や就労不能な高齢者の世帯で独立した子供などから援助が見込めない場合とか、障が
い者、主に精神の障がい者の方ですけれども、生活保護に至るケースが多く、平成27年度
中に新規に生活保護を開始した世帯は17世帯あります。10年前の合併当時の生活保護世帯
数と比較すると倍以上に増加していますが、この3年間ではほぼ横ばいの結果となってい
ます。
それは、高齢者のため死亡されるケースと、就労や扶養などによって自立するケースが
ございますので、増加には至っていないところです。
費用に関しましては記載のとおりでございまして、前年度と大差はありません。財源は
国費が75%、25%が一般財源となっております。
医療費に関しては、公費負担10割で無制限のため、手厚い医療を希望する方が多く、削
減が難しいという状況になっています。
以上、簡単ですが社会福祉課の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願
いいたします。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
続きまして、関こども福祉課長、お願いします。
俊明君)
こども福祉課の関と申します。どうぞよろしくお願い
をいたします。
それでは、こども福祉課所管の重立った予算についてご説明を申し上げます。
説明はやはり平成28年度つくばみらい市予算資料により行いますので、ご用意をお願い
いたします。
初めに、こども福祉課所管の予算の概要についてご説明をいたしますが、こども福祉課
の事業は49ページの一番下にございますDV対策事業から、54ページの中段にございます
支援室事業まで、合計19事業になります。19事業の中で主な事業4事業をご説明いたしま
す。
まず、50ページをお開きください。
50ページの黒三角の上から四つ目、保育施設運営委託事業で予算額12億2,872万6,000円
は、前年度比6,759万7,000円の増でございます。
本事業は、市外の保育施設を所管する自治体及び市内の民間保育施設に対し保育業務の
委託を行うものですが、点の一つ目、市外保育施設運営委託料3,510万6,000円は、平成27
年度の実績に基づき取手市などに委託する30人分を計上いたしました。またすぐ下にござ
い ま す 市 内民 間 保 育 施設 運 営 委 託料 11億 9,361万 9,000円 は 、 15の 市内 民 間 保 育施 設 950人
分の委託料を計上いたしました。なお、市内民間保育施設の定員につきましては、平成27
年 度 は 13施設 合 計 で 774人 で ござい ま し たが、 平 成 28年度 は 、 陽光台 に 認 定こど も 園 ル ン
ビ ニ ー 学園、 筒 戸 にみら い 認 定こど も 園 が開園 予 定 で、計 170人 の定 員 増 になり 、 民 間 保
育施設の施設数は15施設、定員合計で944人の予定でございます。
続きまして、次の51ページの一番上にあります子育て支援、保育サービス推進事業でご
ざいます。予算額1億256万2,000円は、前年度比5,992万3,000円の減でございます。
本事業は、多様化する保育ニーズに対応するため、延長保育など各種事業を実施する民
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間保育施設に対する業務委託などを行うものですが、51ページの上段の事業概要、効果等
の欄をご覧ください。点の一つ目、病後児保育事業業務委託料につきましては、富士見ヶ
丘認定こども園及びきらり保育園分の計上でございます。
その下の延長保育促進事業業務委託料につきましては、市内民間保育施設全15施設を計
上いたしました。
その下の地域子育て支援拠点事業業務委託料につきましては、子育て支援室事業への委
託料ですが、これまでの認定こども園みらい平ふたばランド、富士見ヶ丘認定こども園、
並びに社会福祉協議会きらくやまこども広場に加え、本年4月開園する認定こども園2園
が事業を実施していることから、5施設分を計上いたしました。
その下の一時預かり事業業務委託料につきましては、ピジョンランド常総保育園、テン
ダーラビング保育園みらい平、きらり保育園の3施設を計上いたしました。
その下ファミリーサポートセンター事業につきましては、育児の援助を受けたい方、利
用会員と育児の援助を行いたい方、協力会員が会員登録をし、会員同士の支え合いで子育
て中の親子を支援する事業ですが、本事業は社会福祉協議会への委託事業として実施をし
ております。
その下、民間保育所等乳児等保育業務委託料につきましては、民間保育施設における乳
児等の保育に対し、これに直接従事する非常勤保育士の雇用に要する費用の助成を行い、
乳児等の保育体制の整備の向上を図るもので、ピジョンランド常総保育園など12施設分を
計上いたしました。
その下、すこやか保育応援事業につきましては、就学前の子供を2人以上持つ世帯の3
歳未満児の保育料を軽減し、多子世帯の経済的負担を軽減することを目的とする事業でご
ざ い ま す 。1 人 当 た り月 額 上 限 3,000円 、 同時 入 所 の 2人 目 の 児 童で 、 第 2 階層 か ら 第 4
階層の方を対象としております。
続きまして、52ページをご覧ください。
52ページの中段、黒三角上から二つ目にございます児童館事業で予算額3,057万2,000円
は、前年度比128万2,000円の減でございます。本事業は小絹児童館の維持管理に要する経
費で、指定管理者でありますシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に指定管理委
託料を支払います。
なお、みらい平児童館につきましては、みらい平コミュニティセンターに併設されてお
りますことから、予算は生涯学習課所管のみらい平コミュニティセンター維持管理経費に
児童館分も含まれ、指定管理委託料として計上されており、指定管理者は同じくシダック
ス大新東ヒューマンサービス株式会社でございます。
続きまして、54ページをご覧ください。
54ページの中段、黒三角の上から二つ目にございます支援室事業で予算額2,270万2,000
円は、前年度比189万9,000円の増でございます。本事業は、地域における子育て支援機能
の充実を図り、子育ての不安感を緩和し、子供の健やかな育ちを促進することを目的に実
施しているものでございます。なお、支援室では平成26年度より、12月に民間の子育て支
援室との協賛でスマイルクリスマスと銘打ち、歌って踊って親子が一緒に楽しめるクリス
マスイベントを開催し、おおよそ80組の参加者には大変好評を得ております。
以上、こども福祉課所管の主な予算についてご説明をいたしました。ご審議のほどよろ
しくお願いいたします。
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○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
続きまして、草間介護福祉課長、お願いします。
節君)
介護福祉課の草間です。よろしくお願いいたします。
介護福祉課所管の一般会計予算について予算資料に沿ってご説明いたします。
予算資料の46ページをお開きください。
46ページから47ページ中ごろまでが介護福祉課分となります。
介護福祉課所管の事業は3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費の中で、3-1-401老人福祉総務費から3-1-4-06の介護保険特別会計繰出金の六つの事業になります。
総 事 業 費 は 4 億 9,900万 円 で 、 平 成 27年 度 当 初 予 算 と 比 較 し ま す と 1,481万 5,000円 の 増
となっております。増額の主な理由は、介護保険特別会計繰出金の増額によるものです。
それでは、各事業についてご説明させていただきます。
まず、老人福祉総務費でございます。
759万5,000円を計上しておりまして、こちらの事業の主なものは理髪サービス事業と介
護用品支給事業の委託料、市シルバー人材センターへの補助金となっております。
理髪サービス事業と介護用品支給事業につきましては、事業内容の見直しを検討した結
果、所得要件を取り入れまして、今回から非課税世帯に属する方に対象を改めたところで
ございます。
また、介護用品の支給については、現物給付から介護用品助成券を配付し、市内の販売
店で購入する方法に変更することにいたしました。
続いて、高年クラブ事業費でございます。
高年クラブ事業委託料、高年クラブ連合会の補助金と市内15の高年クラブへの補助金と
なります。
高年クラブ事業委託料でございますが、今回から高年クラブ事業の事務を社協に委託す
ることになり、その委託料を計上した次第でございます。現在、県内の3分の2の市町村
では高年クラブ事業を社協で担当しておりまして、高年クラブの連合会の会長からも、検
討してほしいというお願いがありました。そして、先ほど協議した結果、28年度から委託
することになった次第でございます。
続いて、老人保護措置費でございます。
高齢者が在宅において生活することが困難であると認められた場合に、関係機関との連
携の上、保護措置を行います。現在、措置により養護老人ホームに入所されている方が1
名おりますので、その費用を計上しております。
続いて、次のページとなります。
敬老事業費でございます。
主なものは、77歳、88歳、99歳以上の方への敬老祝い金で、前年度と比較しまして全体
で127名増、100万4,000円の増額となっております。
続いて、在宅福祉・生活支援事業費でございますが、こちらは高齢者が在宅で、在宅の
生活を支援していくための各種事業を行う委託料や諸費となっております。
こちらの事業の中ではり・きゅう・マッサージ施術費助成につきましては、事業内容の
見直しを検討した結果、平成27年度をもって廃止といたしました。廃止の理由ですが、は
り・きゅう・マッサージにつきましては、必要としている方は医療保険制度での利用がで
きるためでございます。
最後に介護保険特別会計繰出金でございます。
- 69 -
こちらについては、市の介護保険給付費や地域支援事業費の負担割合に基づいて介護保
険特別会計より繰り出すものでございます。4億5,932万8,000円ということで、前年度よ
り1,481万6,000円の増額となっているところですが、介護保険事業費の増額によるもので
ございます。
介護福祉課所管については以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたしま
す。
○委員長(松本和男君)
続きまして、岩本国保年金課長、よろしくお願いします。
○国保年金課長(岩本将史君)
国保年金課の岩本でございます。よろしくお願いいたし
ます。
国保年金課所管の一般会計予算について、重立ったものを、同じく予算資料に基づきご
説明いたします。
予算資料の47ページをご覧ください。
中ほどの国保年金課からになります。
まず最初に、国民健康保険特別会計繰出金ですが、こちらは国民健康保険制度の安定し
た 運 営 を図る た め の特別 会 計 への繰 出 金 となっ て お ります 。 前 年度と 比 べ 約 8.5% 増 の 3
億5,291万5,000円の計上となっております。
内訳といたしましては五つになります。
まず法定の繰出金であります。国民健康保険基盤安定繰出金、出産一時金等繰出金、財
政安定化支援事業繰出金、また事務費分の繰り出し、職員給与等繰出金ですが、増の主な
ものは国の財政援助の拡充による基盤安定繰出金の増によります。
次の48ページ一番上のその他繰出金でございます。こちら5,116万8,000円でございます
が、特別会計の財源不足を補うために一般会計から支援をする繰出金になります。こちら
の財源につきましては、保険基盤安定制度による国庫負担金が4,253万3,000円、県の負担
金が1億844万9,000円となっております。
続きまして、その下、医療福祉費は小児や障がい者、母子家庭などへの医療扶助である、
い わ ゆ る マル 福 の 予 算に な り ま す。 前 年 度 比で 1.9% 増 の 3 億 8,337万 7,000円 を 計 上 い た
しました。対象者や医療費の伸びにより全体で増額となっております。
財源につきましては、県制度に基づく扶助費については、2分の1の県の補助がありま
す。この県の補助金として1億4,319万8,000円、こちらが主なものとなっております。
次の後期高齢者医療経費は、後期高齢者医療の運営に必要となる広域連合に納付します
共通経費と、医療給付費の負担金、また、被保険者の人間ドック、脳ドック受診に係る助
成金の予算になっております。このうち人間ドック、脳ドックの経費については全部広域
連合の負担となっております。被保険者の増などにより前年度比約10%増となっておりま
す。
次に、49ページになります。
最初の後期高齢者医療特別会計への繰出金ですが、後期高齢者医療制度の安定した運営
を図るため特別会計への繰出金で、保険基盤安定制度分と事務費分になります。前年度と
比べ8.7%増の1億708万8,000円の計上となってございます。
こちらは、保険基盤安定制度により繰出金分の808万1,000円の増が主なものとなってお
ります。こちらの財源としましては、保険基盤安定制度の県が4分の3の負担率になって
ございます。
- 70 -
飛びまして、最後となりまして養育医療費になります。こちらは、未熟児について、医
療 治 療 を 要す る 場 合 の医 療 費 を 助成 す る 事 業費 に な り ます 。 前 年 度と 比 べ 14.3% 減 の 245
万 9,000円の 計 上 と なっ て お り ます 。 本 年 度、 今 年 度 と支 払 い 額 の減 少 に あ わせ ま し て 減
額となっております。こちらの財源につきましては、2分の1が国、県と市で4分の1ず
つの負担割合となっております。
以上が国保年金課所管の一般会計予算の重立ったものになります。ご審議のほどよろし
くお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
続きまして、坂本健康増進課長、お願いします。
○健康増進課長(坂本伊津美君)
健康増進課の坂本です。よろしくお願いいたします。
それでは、健康増進課所管の平成28年度一般会計予算について、主なものを、予算資料
をもとにご説明いたします。
予算資料の54ページをお開きください。
ペ ー ジ の下 の ほ う の健 康 増 進 課、 精 神 保 健事 業 42万 4,000円 の 歳出 の 主 な もの し ま し て
は、自殺予防対策に係るゲートキーパー養成研修会開催の報償費、精神科医による心の健
康相談及びこころの体温計システムの委託料でございます。
続きまして、55ページをご覧ください。
保健衛生総務費924万3,000円の歳出の主なものとしましては、各種業務のための嘱託職
員報酬及び健康管理システム保守点検委託料等でございます。
続きまして、上から三つ目、救急休日夜間病院等事業743万2,000円の歳出の主なものと
し ま し ては、 茨 城 県保健 医 療 計画に 基 づ いた初 期 及 び二次 救 急 医療と し て 、 24時 間 365日
適切な緊急医療を受けられる体制を確保するための負担金及び交付金でございます。
続きまして、その下、保健センター管理費1,775万8,000円の主なもののうち、歳入とし
ましては、行政財産使用料として、シルバー人材センター、社会福祉協議会の施設面積割
合に応じた光熱水費等でございます。歳出としましては、保健福祉センターで実施する各
種事業を安全、円滑に行うための施設の維持管理に係る光熱水費、警備委託、清掃委託料
等でございます。
続きまして、56ページをご覧ください。
上から二つ目、健康づくり事業1,672万3,000円の主なもののうち、歳入としましては、
健康教室や健康増進室などの事業に係る県補助金、健康増進室等使用料及び健診自己負担
金等でございます。歳出としましては、集団検診における各種健康診査委託料、また、健
康増進室での指導業務委託料でございます。
続きまして、その下、がん対策事業3,915万9,000円の主なもののうち、歳入としまして
は、婦人科がん検診の無料クーポン事業等に係る国庫補助金及び各種がん検診自己負担金
等でございます。歳出としましては、集団検診による各種がん検診委託料、また施設検診
として、協力医療機関での婦人科検診、大腸がん検診、肝炎ウイルス検査の委託料等でご
ざいます。
大腸がん検診において、平成23年度から平成27年度まで実施しておりました国のクーポ
ン事業が終了いたしますが、がん検診の意識づけと継続受診を目的に、がん検診開始に当
たる年齢(年度末41歳)の方を対象に大腸がん検診無料クーポン事業を市独自の事業とし
て実施いたします。
続きまして、59ページをご覧ください。
- 71 -
予防接種事業1億4,302万3,000円の歳出の主なものとしましては、乳幼児及び65歳以上
の高齢者を対象とした県内医療機関での定期予防接種に係る委託料及び小児インフルエン
ザ、おたふく風邪などの任意予防接種委託料等でございます。
続きまして、その下、妊婦・乳幼児事業6,719万8,000円の主なもののうち、歳入としま
しては、乳児全戸訪問係る国庫補助金等でございます。歳出としましては、医療機関にお
ける妊婦・乳児健診、新生児訪問及び市が実施している乳幼児健診に係る内科・歯科医師
委託料でございます。
平成26年10月より開始された不妊治療費への助成については、高額な不妊治療を受ける
子育て世代への経済的支援となっておりますが、さらに平成28年4月より特定不妊治療の
一貫として実施する男性不妊治療に対しても上乗せ助成を開始いたします。
また、妊婦健診においても、出産まで安心して健診が受けられ、少しでも経済的負担を
軽減できるよう、助成回数を出産まで拡充いたします。
続きまして、60ページをご覧ください。
療育支援事業975万2,000円でございますが、歳出としましては、発達にばらつきやおく
れがある幼児と保護者に対して、接し方等の指導を行うことにより、幼児のより効果的な
発達促進を図るとともに、保育所、幼稚園、小学校への巡回指導により、順調な集団生活
が送れるようにサポートするための療育支援保育士及び専門職の報酬が主なものでござい
ます。
以上が健康増進課所管の28年度一般会計当初予算に関する説明でございます。ご審議の
ほどよろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
今、各課の説明が終わりました。これより質疑及び意見を行い
ます。
意見のある方、質疑のある方は挙手をお願いします。
伊藤委員。
○委員(伊藤正実君)
伊藤正実でございます。よろしくお願いします。
50ページ、保育施設運営委託事業についてお伺いします。
先ほどのご説明では、市内民間保育施設運営委託料の中で774人の受け入れ枠が170人増
と な っ て 944人 に なると い う 説明を 受 け ました 。 こ れをも っ て 待機児 童 の 解消が 図 れ る と
認識してよろしいのか。もしくは待機児童については、まだどうなのかというところを、
今後の予算なので28年度しか基本的には聞けないんですけれども、今後のシミュレーショ
ンも含めてお教えいただければと思います。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
ただいまのご質問にお答えをいたします。
待機児童の解消という見通しについては、ゼロになるということはなかなか言い切れな
いというのが現状でございます。
待機児童は、不承諾通知を出した方の中からまた減っていくことになるんですけれども、
いろいろな地域の方の申し込みがある中で、ご自宅から近いところにしか通えませんとい
う方が、1カ所もしくは2カ所の申し込みがある。そういう方が、ほかにあいていますと
いうことでも、自分の家には自転車しかないので、ご主人が車で出かけると自転車しかな
いので近くしか行けませんということで、そこがいっぱいですと入れないという現状がご
ざいますので、ゼロというのはなかなか難しい。それに向けていろいろな対策を今後も考
- 72 -
えていかなければならないと考えております。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
今、ちょうどこの話題って国でもタイムリーでかなり新聞でも、
それから、マスコミでも報道されているところなんですけれども、待機児童って経済的に
も非常に損失が大きいということも言われているので、また、今回新設するところが待機
児童が多いところだと聞いていますし、考えていますので、それにとっては非常にいいこ
とだと思うのですが、先ほどの答弁の中でも今後いろいろな形で考えなければいけないと
いうことがあるんですけれども、例えば近隣市で行われているような対策、流山市のよう
なああいう対策とか、いろいろなことを当市でも積極的に検討して、待機児童をゼロにす
る、待機児童の解消を図るような積極的な姿勢というものがあるのであれば、教えていた
だければと思います。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
ただいまのご質問にお答えをいたします。
積極的な対策というのは、今後検討していくということになります。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんか。
鐘ケ江委員。
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
病後児保育の事業についてですけれども、病後児保育ができ
る園というのは、お医者さんというか看護師というか、そういった資格のある人がいない
とできないという制限があるのかどうか。もしあるのであれば、病児保育というのは、そ
の中では対象とできないのかというのと、あとはこの予算の中で621万9,000円、1施設に
対してこの予算は、病児保育の対象の児童何名を予定しての積算なのかお願いします。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
ただいまのご質問にお答えをいたします。
まず病後児保育については、看護師資格のある方が常駐しているということが条件でご
ざいます。病児保育となりますと、医療機関との連携が必ず必要になっております。病後
児保育も保育園医というのは当然いるわけですけれども、すぐに何かあったときに対応で
きると。
守谷市の例ですと、守谷第一病院の中で守谷市の委託として実施をしているということ
で、やはり総合病院があって、その中で行うというのが一番ベストな委託の仕方だと考え
ておりますので、当市の場合はまだそういう環境が整っていないと考えております。
それと予算に対して何人の児童がということでございますが、まず富士見ヶ丘認定こど
も園につきましては、1日当たりの定員を3人から5人と設定をしております。きらり保
育園につきましては、児童が1日当たり4人から8人ということで、また、病児室及び観
察室、もしくは安静室ということで1施設当たり2部屋を準備して対応をしております。
○委員長(松本和男君)
○委員(鐘ケ江礼生奈君)
鐘ケ江委員。
ありがとうございます。市内に総合病院がないということで、
病児保育というのは難しくなると思うのですけれども、市外の総合病院のほうに市のほう
から委託するとか、そういう考え方はできないのかどうかというのと、あと、インフルエ
ンザは病児の中に入るかどうかわからないんですけれども、そういうのが人数がすごく増
えてしまった場合に入れない、病後児保育ができない場合も、一時的に多くなったりする
場合もあると思うのですが、今後もう少しふやしていければと要望したいんですが、その
- 73 -
辺はどういうふうにお考えでしょうか。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
ただいまのご質問にお答えをいたします。
市外の病院に委託できるかどうかについては、持ち帰って検討課題とさせていただきた
いと思います。
また、インフルエンザなどで、二つの施設では今後足りないのではないかというご質問
ですけれども、平成26年度の富士見ヶ丘認定こども園の利用者というのが、在園児が21人、
園外児が7人で、月当たりで見ましても1人から7人ということで集中しているところは
見られません。1施設当たりの委託料が非常に高額となっておりますので、その必要性は
今後の課題とさせていただきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
ほかには。
今川委員。
○委員(今川英明君)
3点ほどお願いします。
41ペ ー ジ の 社 会 福 祉 課 で す け れ ど も 、 臨 時 福 祉 給 付 金 が あ り ま す ね 。 3,000円 掛 け る
7,000人で2,100万円、その他加算金とかいろいろあるわけですけれども、これは皆さんに
お配りするわけですけれども、申請してからお配りするのか、それともこちらから決まっ
た人数の人に事前に通知しなくてもお金を配れるのか、その辺、お願いします。
それから、45ページに生活保護費扶助費があります。人数と生活保護の金額、1人頭幾
らぐらい、それをお願いします。
そ れ から、 次 の 46ペー ジ 、 市のシ ル バ ー人材 セ ン ターの 補 助 金が300万 円 あり ま す け れ
ども、シルバー人材センターのお金が足りないから補助するわけでしょうけれども、事業
費の収支決算書、それをいただきたいんですが。
あ と 、 次 の 47ペ ー ジ の 出 産 一 時 金 等 の 繰 出 金 と い う こ と で 、 人 数 と 、 今 は 1 人 頭 40万
4,000円 です か 。 出 産に 関 し て は40万 円 で はな か な か 難し い 部 分 があ る み た いな ん で す 。
ですから、少子化に向けてできれば足りない分、60万円ぐらいかかるという話を聞いてお
りますので、足りない分を今後検討されてはどうかと思うのですけれども、その辺の考え
方をお願いします。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
1問目、2問目、臨時福祉給付金と生活保護について、
社会福祉課のほうからお答えいたします。
臨時福祉給付金の給付方法と言いますのは、まず申請要件に市民税の非課税と扶養に入
っていない方という要件がありますので、税務課のほうのご協力をいただいて、その方を
抽出します。抽出した方に申請書をお送りします。受け取った方が申請していただければ、
うちのほうでもう一度審査をして口座のほうに振り込むという方法になっています。
続きまして生活保護のご質問ですけれども、生活保護の人数としましては、平成27年1
月1日現在で127世帯、158名ということになっています。
1世帯当たりの金額ですけれども、例えばひとり暮らしの方でしたら、特別収入のない
方 を 想 定 して 試 算 し た結 果 で す と6 万 1,980円 、 そ れ から 、 40歳 ぐら い の お 母さ ん 、 お 子
さ ん が 2 人い た 世 帯 の試 算 で す と16万 8,930円 、 そ れ から 、 38歳 ぐら い の お 父様 で 高 齢 の
お 母 さ ん がい て お 子 さん 2 人 の 世帯 に な り ます と 16万 2,190円 、 この よ う な 試算 に な っ て
おります。
- 74 -
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
シルバー人材センターの収支ですけれども、平成26年度
の 決 算 額 で す と 、 補 助 金 を 含 め た 収 入 か ら 実 際 の 歳 出 を 差 し 引 き ま す と 26年 度 は 196万
1,537円のプラスということになっております。
ち な みに、 25年 度は、 前 年 度は同 じ よ うな計 算 式 でいき ま す と5万 756円 のプ ラ ス と い
うことになっております。
○委員長(松本和男君)
続いて、岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
出産一時金についてでございます。こちら27年度の実績
で今のところ52件の支出となっております。
それでこの額ですけれども、額については法定でこれは決まっておるものでございまし
て、それを上回る額を出すときは全部市のあれになるんですが、そのあたりは政策的なこ
ともございます。ただ、この42万円で足りないのかどうかというのも、正確に判別しがた
いところもございますので、これからの検討課題といたしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
最初の臨時福祉給付金ですか、対象者はわかっているわけですね。
その人に申請書を送って、その人が申請すれば口座振込ということですけれども、中には
申請書を送っても申請しない人もいると思うのです。その辺の対応を、せっかくの給付金
ですから、申請しなくても連絡をしてうまくあげられるような状況をつくったらどうかと
思うのですけれども、その辺をお伺いします。
それから、生活保護の場合は、いろいろな環境があって1人頭幾らとか出せないと思う
のですけれども、中にはちょっと、確認はしていないんですけれども、生活保護の方が例
えばパチンコに行くとかカラオケをやっているとか、普通の人以上に無駄といいますか、
そういったことをやっているという話を聞くんですよ。
民生委員が監視って、言葉は悪いですけれども、保護費ですから、ちゃんとしたことで
真面目に生活するような環境をしないとまずいと思うのです。その辺のところをもう1回
お願いします。
そ れ から、 シ ル バー人 材 セ ンター で は プラス で す けれど も 、 これは 補 助 金が300万 円 入
れ た 部 分のプ ラ ス なんで す か 、それ と も 196万 円 と 5万円 と い うこと で す から、 赤 字 経 営
ではとてもできないわけですけれども、300万円入れなかった場合には、その300万円から
マイナスということですか。その辺、もう1回お願いします。
それから、出産一時金に関してですけれども、大体の確認なんですけれども、60万円ぐ
らい1人かかるということなんですね。普通分娩というか、帝王切開もあるのかな、その
辺 は ち ょ っと わ か ら ない で す け れど も 、 い ずれ に し て も40万 2,000円 の 国 の 補助 で は 足 り
ないということだったんです。ですから少子化に向けて、今後そういったことでお金がか
からなくても分娩できるような方策をお願いしたい、これは要望です。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
それでは、臨時福祉給付金の未申請の方への通知方法
とかをご説明させていただきます。
まず1回目申請書をお送りしてお返事がない方には、2回、3回と合計3回、通知を差
し上げます。それで平日はご都合があってどうしても申請されないという方に対しての窓
口として、日曜日に1日開庁します。
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それと申請期間というのが3カ月、4カ月と期限を決められているんですけれども、つ
くばみらい市の場合は、年度末までお待ちします。なるべく申請していただけるようにし
ています。
それと、生活保護の方、例えば賭け事とか、そういったことに浪費されてしまうという
情報もたまにいただきます。そういう場合には、情報をいただいた時点でご本人に訪問し
て確認をします。確認できないで、それでも隠れてやったりとかという方も中にはいます
ので、行き先のほうを確認して先回りして追跡したりということも、たまにはあります。
そういったことです。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
シルバー人材センターの収入ですけれども、いわゆる事
業を行った事業費と補助金を含めて、それと歳出をやってプラスということでございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
シルバー人材センターのほうは大体わかったんですけれども、で
きれば収支予算書、決算書もいただければありがたいです。補助金を出しているというこ
となので、監視ではないですけれども、お願いします。
○委員長(松本和男君)
わかりました。
ここで暫時休憩します。
次は20分からよろしくお願いします。
午前11時08分休憩
午前11時20分開議
○委員長(松本和男君)
それでは休憩前に引き続き会議を開きます。
海老原委員。
○委員(海老原
弘君)
説明資料の42ページ一番下の障がい者支援協議会運営費とあり
ま す け れ ども 、 こ の 一番 下 に 支 援協 議 会 委 員謝 礼 で 6,000円 掛 け る 11人 掛 け る5 回 、 そ れ
か ら 、 専 門部 会 6,000円 掛 け る 7人 掛 け る 2回 と あ る んで す が 、 この メ ン バ ーは ど う い う
方、名前はあれですけれども、どういう人が選ばれているのか。
それともう1点は、46ページの高年クラブ事業で予算がありますけれども、これは全体
の人数が下のほうにある900人というのが高年クラブに所属している人数でしょうか。
それでお聞きしたいのは、地区によって高齢者の方が入っていない、行かないという地
域が、特に農家の方あたりのところでそういうのが見受けられるんですけれども、そうい
う問題はないかどうか。
以上、2点。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
海老原委員のご質問にお答えいたします。
つくばみらい市障がい者支援協議会委員のメンバーとしましては、お医者様がお1人、
つくば保健所の職員の方がお1人、それから、伊奈特別支援学校の先生がお1人、それと
市の障がい者協会の会長がお1人、それと障がい者の親の会とか団体が幾つかあるんです
けれども、そこのメンバーの方、それから、社会福祉法人の施設を運営している施設長と
か、学園の理事長とか、そういった方も入っています。全部で15人になります。
ただ、伊奈の支援学校の方だとか、保健所の方といった方は、報酬はお支払いしません
- 76 -
ので予算は11人になっています。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
続いて、草間介護福祉課長。
節君)
海老原委員のご質問にお答えいたします。
高 年 クラブ の 人 数です け れ ども、 予 算 書的に は 900人と い う ことで 予 算 を計上 し て お り
ます。
ち な みに、 平 成 27年4 月 1 日現在 の 会 員数は 865人 とな っ て おりま す 。 平成28年 度 は 予
算上900人を計上したということです。
あと、各地区の高年クラブですけれども、高年クラブの中でも高齢化というのは進んで
おりまして、ある高年クラブですと一番若い人でも80歳を超えているという高年クラブが
あったりして、そうするとなかなか活動もままならないということで、ほかの近隣の高年
クラブと合併というんでしょうか、一つになったりとか、場合によって高年クラブを廃止
するとか、そういう地区が見受けられます。
○委員長(松本和男君)
海老原委員。
○委員(海老原
後でいいですけれども、高年クラブの名前と人数などあったら
弘君)
配付してもらえますか。
○介護福祉課長(草間
○委員(海老原
節君)
弘君)
○委員長(松本和男君)
○委員(坂
洋君)
手持ちにないので、後日、お渡しします。
よろしくお願いします。
坂委員。
ちょっと細かいことをお尋ねいたします。
社会福祉課で世代ふれあいの館で設備の更新ということで、前年度では照明器具のワイ
ヤーが劣化してしまって業者からの指摘で取り替えた経緯がありますね。今回、音響施設
とか諸施設が業者からの指摘で取り替えると言われましたが、ワイヤーなどは安全基準と
してこういうふうに根拠があると思うのですが、音響施設などはどういう根拠で指摘され
たんでしょうか。それをお尋ねしたいということ。
それから、これは国保年金課なんですが、入院診療で、ほかの近隣市より珍しく中学生
から高校生の入院診療がマル福で行われておりますね。これは前年度の実績はどのぐらい
の実績があるのかということであります。
それから、こども福祉課のほうで、3人乗り自転車を拡充していただきたいということ
でお尋ねするんですけれども、これはたしか最初は5台から始まったんですよね。今回7
台になったと、これが今の状況を知りたいものですから、申し込み数が多いのか、多くて
5台から7台になって申し込み数があるなら、もっとふやしてほしいという意味合いで、
状況を教えてください。
○委員長(松本和男君)
最初に豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
世代ふれあいの館の事業者から劣化の指摘を受けたこ
との中身の根拠としましては、一応報告書をいただいておりますので一部をご紹介します
と、例えばホールの空調設備などに関しましては、配管の腐食が確認されております。一
部に水漏れとかあるそうです。
それと音響設備に関しては、音響調整卓のフェーダースイッチボリューム等の接触不良
が見受けられるということです。
それから、照明に関しましては、スポットライトの冷却ファンが故障しているというこ
とで。
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ただ、今すぐホール自体が利用不可能になってしまうほどの致命的な欠陥ではありませ
んので、そこは今年1年間継続して利用して、あり方を検討していくとしています。
○委員長(松本和男君)
続いて、岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
当市におきましてのマル福の高校生の入院の拡大分でご
ざいますが、現在、3人の申し込みがございます。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
続いて関こども福祉課課長。
俊明君)
お答えをいたします。
坂委員ご指摘のとおり、5台であったものが7台になったわけでございますけれども、
まずその経緯ですが、1月の予算の副市長査定におきまして、2人の待機者がいるという
ことを申し上げて、予算はとっていないんだけれども、残予算が見込まれるもので流用が
図られるのであればその対策をとりなさいということで、すぐに流用を図りまして、2台
の発注をいたしました。まだ納車にはなっていないんですけれども、その納車によりまし
てお待ちの方の待機が解消できるということで、今のところ7台にすればお待ちいただけ
なくてお貸しできるという状況でございます。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
ちょっとダブっている部分もあると思うのですけれども、ちょ
っ と お 聞きし た い のは、 シ ル バー人 材 セ ンター の 補 助金の 300万 円で す ね 、先ほ ど 明 細 は
お 聞 き したん で す けれど も 、 こちら に つ きまし て 192万円 も プ ラスに な っ ていて 、 シ ル バ
ー人材センターの場合は、あちらで家賃はお支払いしているのか、それと駐車場をお支払
いしているのか、そういった部分をお聞きしたいんです。
それと高年クラブの15グループ、こちらですけれども、ここにありますグループの代表
者の選出の方法をお知らせしていただきたいというのと、あと、高齢者虐待防止ネットワ
ーク、これの委員の方々の明細をちょっとお聞きしたいんですけれども、よろしくお願い
いたします。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
古舘議員のご質問にお答えいたします。
シルバー人材センターのほうですけれども、今、保健センターのほうに間借りしている
んですけれども、その家賃のほうは、たしか払っていると聞いております……(「家賃は
払っていないです」と呼ぶ者あり)家賃払っていない、すみません、光熱水費のみ支払っ
ているということです。すみませんでした。
高年クラブの代表者の選出方法ですけれども、各高年クラブにお任せしておりますので、
市のほうでどうこうということはございません。
あと、高齢者虐待防止ネットワークの委員ですけれども、委員は13人おります。それで、
医師、弁護士、介護福祉施設職員、民生委員、人権擁護委員と市の保健福祉部の職員とな
っております。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
まず、この運営という形で虐待防止、それの関連性をどういう
ふうに捉えて運営委員会というのが開かれているのか、そこをお知らせ願いたいんですけ
れども。
○委員長(松本和男君)
○保健福祉部長(斉藤
それでは、斉藤保健福祉部長からお願いします。
一君)
私、この運営委員会の委員長を務めておりますので、私
- 78 -
のほうからお答えをさせていただきます。
これはいろいろな情報を、例えば民生委員等々からいただきまして、このケースについ
てはどのような対策が必要か、要するに疑いがある状態から防止までを、いろいろな機関
と協力しながら、そのケースに対処していくという事例をもとに、どこまで入っていける
か、どういう施策が必要か、そういうものを話し合って関係機関につないで虐待の防止を
図るという、ざっくりですけれども、そのような事例をもとにした実践的な会議となって
おります。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
そうしますと、私たちもつくばみらい市の中を歩いていますと
いろいろな話を聞きますので、そういったときには、部長のところにご相談に行けばいい
ということですか。それを一般市民の方に、部長のところに行ってお話してくださいとい
う感じでお知らせしてよろしいんですね。
○委員長(松本和男君)
○保健福祉部長(斉藤
斉藤保健福祉部長。
一君)
私のところでも結構ですけれども、窓口が介護福祉課に
なっておりますので、そちらのほうにつないでいただければと思います。よろしくお願い
します。
○委員長(松本和男君)
○委員(中山栄一君)
続いて、中山委員。
関こども福祉課長にお聞きしたいんですけれども、先ほど伊藤委
員のほうから施設については大分増設したので待機児童はゼロに近づいたと、いろいろな
見方があるかもしれないけれども、ゼロに近づいたということですけれども。
公立保育施設のほうについてちょっと聞きたいんですけれども、今、国も待機児童云々
ということで、保育士の嘱託職員の報酬について大分上がってきたと思うのですけれども、
今 年 の 予 算あ た り は 時給 幾 ら に なっ て い る のか 、 今 は 1,150円 ぐ らい に な る んで し た か 。
そこらだよね、いつも春の今ごろになると保育士不足で募集してもなかなか見つからない
とか、幼稚園のほうもそうかもしれないけれども、そういう状況の中で今の嘱託職員の報
酬というものをもうちょっと考えて、保育所を見ている限りでは嘱託の比重も非常に多い
し、待遇とかを見ると報酬を上げるべきじゃないかと、これは毎年そう思っているんです
けれども、大分上がってきたとは聞いていますけれども、今の保育士不足とか、募集の現
状と報酬が今年の予算は幾らになっているのかということ。
それと同時に、今後公立保育所を民間委託という方向で考えているということだったん
でしたっけか、結果的に嘱託の保育士が多くなったということで、あれは人件費を削減す
るというのがああいうところにしわ寄せになって外の施設に行っちゃったという結果だと
思うのですけれども、その結果、あれは民間施設に移行するがためにああいう方向にして
きたんだと、後づけみたいな理由を今まで言っていたんですけれども、本格的に今度民間
委託の方向も考えるということですけれども、その辺の民間委託の検討委員会みたいな予
算とかは入っているのかどうかということと、今後の方向を聞きたいんですけれども、お
願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
それでは、中山委員のご質問にお答えをいたします。
まず28年度のこれからの嘱託等々の保育士の補充についてですが、27年度末で4名の嘱
託保育士の方が退職予定で、その補充について募集を行いました。おやめになる方以外で
- 79 -
も待機児童対策のために、児童を預かるために合計14名が必要ということで募集をしたん
ですが、採用は4名でございました。不足する10名については、派遣会社への委託、また
嘱託保育士の再公募により対応していきたいと考えております。
あと報酬額につきましては、各所長が嘱託の保育士に聞いたところでは、まず、1年目、
2年目は1,200円でございます。3年目から1,250円にアップするとつくばみらい市はなっ
ているんですが、金額については満足していると聞いておりますし、また、近隣市よりも、
また民間保育所よりも高い金額の設定ということでございますので、金額をもっと上げれ
ば集まると私も考えていたんですが、現状は違うようで、単に全体的な保育士不足から保
育士が集まらないということだと理解しました。
また、今後、民営化に対する検討委員会などについて予算化はあるのかということにつ
きましては、まず27年度中に市の組織の中の検討委員会で、伊奈第3保育所と伊奈第4保
育所の民営化について案をつくりまして、全員協議会でご説明申し上げ、その後、それぞ
れの保育所の保護者説明会を行って現在に至っているところなんですが、民営化のあり方
検討会におきましては、全部の保育所を民営化するのではなく、市として残すべきところ
もあるよという回答をいただいておりますので、現時点では伊奈第3保育所、伊奈第4保
育所の民営化を進めるということで、それ以外の公立保育所の民営化検討委員会というの
は考えておりませんし、また、28年度予算への計上もございません。
○委員長(松本和男君)
○委員(中山栄一君)
中山委員。
非常に難しい問題だと思うのですけれども、この報酬、私も上げ
れ ば あ る 程度 の 応 募 があ る の か なと 思 っ た んで す け れ ども 、 1,200円 と い う と、 な か な か
これ以上にするのは難しいのかもしれないんですけれども、ただ人材派遣等からになると
時 給 1,500円 ぐ ら い に結 果 的 に なっ ち ゃ う んじ ゃ な い です か 、 だ から こ れ か ら保 育 所 の あ
り方という中で、もちろん正職として募集すれば応募者はあると思うのです。ですから、
民営化する場所をこことこことかある程度決めて進めるということになれば、あとの残り
は公立としてやっていくと、そういう流れをきちんと出した中で、そしたらそこの職員は
正職を募集してきちっとした保育体系をとっていくと。
この予算の説明書を見ても、病後児保育とか延長保育とかいろいろ、保育ニーズにあわ
せて多様化しているというけれども、民間のほうがそういうのに対応がしやすいという面
もあるんでしょうけれども、公立の保育所はある程度限界が来ているんじゃないかと思う
のです。ですから、これからは民営化するか、しないんだったら正職を入れていろいろな
対 応 も し てい く と い うこ と を し てい か な い と、 1,200円の 中 で い ろい ろ な 対 応を し て い く
のは非常に無理が生じてくるんじゃないかと思うし、今の職員の先生方のバランスを見て
も、3割正職、7割嘱託ぐらいになっているんじゃないかと思うのですけれども、その辺
のバランスを考えると、そういうバランスになった結果、民営化の方向なんだというので
はなくて、それを民営化するためにそういうふうにしてきたんだという説明だったんです
から、そうであれば民営化を積極的に進めるべきだと思うので、その辺はきちっとした考
え方のもとに進むべきじゃないかと思います。
それについて何か回答があれば。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
こども福祉課長、何かありますか。
俊明君)
ただいまのご質問にお答えをいたします。
一つ目、今のご質問の中に人材派遣会社の時給についてお話がありましたが、会社によ
- 80 -
って違うんですが、1,600円プラス消費税や1,700円の消費税ということで、1人当たり市
が会社に払う金額は非常に高くなっております。しかしながら、ご本人がいただくのは
1,200円 を切 っ て い ると 聞 い て おり ま す 。 です か ら 直 契約 の ほ う が、 市 の 嘱 託に な ら れ た
ほうが手取りは多いんですけれども、派遣に所属する方というのは、二、三年でいろいろ
なところを回るというような傾向にございますので、ごく一部は派遣をやめまして市の嘱
託に応募するという方もいらっしゃるのは現状でございますが、なかなか時給だけでは整
理できないのが嘱託保育士の応募状況でございます。
それと公立の運営には限界があるのではないかということで、私は職員を採らないこと
で今後公立の民営化を図っていくと、こども福祉課の前身の児童福祉課を含めて、私、6
年在籍しておりますが、全くそういう指示なりを受けたことはございません。ただ単に採
用しないだけと、正職員の人数を減らすという総務部門の目標がありまして、それに沿っ
て幼稚園の教諭や保育士も減らしているだけと聞いておりました。
それで、私がこども福祉課に配属されてから、これでは困るということで、私どもが民
営化についてのあり方を考え出したというのが最初でございます。
あり方検討委員会の結論というのは、まず重要視しなければなりませんが、中山委員が
おっしゃるように、今後も今のような保育士不足が続くようであれば、また検討する必要
があるとは考えております。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありますか。
古川よし枝委員。
○委員(古川よし枝君)
幾つかあるんですけれども、一つは42ページの社会福祉課のほ
うの扶助費ですけれども、障害者手帳の申請のために診断書が必要なわけですけれども、
その補助をしていたんだけれども、予算額が半分近く減っているわけですね。これを見て
いると更新とか再交付には対応しないということでしているんですけれども、もちろん初
診のときはあれですけれども、必ず更新があるわけですから、更新のないのもありますけ
れども、これも切ってしまうというのはかなり障がい者にとっては痛手ではないかと思う
のです。どうして28年度から急に廃止をするのか伺います。
それから、47ページです。これも扶助費ですけれども、高齢者の通院、通所の交通助成
制度が昨年度バスの回数券からタクシーの利用ということで変わりましたけれども、その
予算が昨年よりもかなり減っている、55世帯と28年度予算では出ているんですけれども、
これもかなり対象者を狭めていると思うのです。低所得者で高齢者の世帯で75歳以上とい
うことで、そういうところからかなり利用が狭められているし、実際、つくばみらい市で
一番困っているのは、高齢者が病院に行くときに交通手段がないということだから、私は
この高齢者通所助成制度をもっと拡充すれば、かなり便利になってくると思うのです。こ
の対象の枠の条件をもう少し広げていくということはできないのかどうかということ。
それから、はり・きゅう・マッサージの助成が中止ということで、これは保険でできる
というのも一部あるわけですけれども、全部が保険ではできなくて、医療機関の治療とし
て認定がなければできないわけですから、これも廃止してしまおうというのは非常に、元
気で暮らしたいという人たちへの手助けを、もう少しこれからもっと元気になれるように
というところを狭めてしまうのではないかと思うのですけれども、この辺も扶助費ですけ
れども、どうなのかということ。
それから、48ページの医療福祉費ですけれども、子供たちの医療費助成、本来は国がと
- 81 -
地方6団体も国に求めているところですけれども、茨城県が今年の10月から未就学児の医
療 の マ ル福の 所 得 制限を 600万 円台 ぐ ら いまで 、 か なり引 き 上 げるん で す ね。そ う す る と
市の持ち出している肩がわりしている部分が減額になるわけで、その辺はまだ県の予算で
すので出ていないと思うのですけれども、そういうのも加味しながら、私はせめて未就学
児は窓口無料にということも、ぜひ検討してほしいと思うのです。本来ならば、市がやっ
ている中学生までの外来が助成制度だけれども、そこも窓口無料にという強い要求もあり
ますけれども、せめて通院の回数の多い未就学児については、県の制度の見直しにあわせ
て、ぜひ検討していただきたいと思っているんですけれども、その点について伺います。
それから、先ほどから保育のことなんですけれども、かなり民間も増えて、それでも待
機児童ということで、実際実数としてはどのぐらいをつかんでいるのか、それから、たく
さん保育所ができているんだけれども、希望のところに入れないという方が何人も聞くん
です。そうすると、もちろん多くいれば調整をするのは当然なんですけれども、特に障が
い児について、希望のところに入れないと。その理由は保育士の配置が難しいということ
も一理あるということですけれども、その辺で実際にどれだけの実数が待機児童で、保育
士についても不足しているという現実問題の話がありましたけれども、実数を出してほし
いと思うのです。
それで、国のほうでも保育士が足りないということで、資格を持っていて子供が小さい
のでなかなか復帰できないという方に対して、助成をするのが今年度から予算化されると
いうことなので、市でもそういう自宅で有資格の方がなかなか現場に復帰できないという
ことも含めて、そういうものの拾い上げをして、市内で働いてもらうということも、もっ
とやっていると思いますけれども、一層それは検討して実施をして、保育士をふやしてほ
しいと思います。その点についてどうなのか。
それから、児童館ですけれども、52ページです。市長は子育てのまちにと、子育て一番
のまちにしたいと言っているんですけれども、児童館ですね、みらい平のコミュニティセ
ンターの中に併設されている児童館は本当にいっぱいです。施設が狭いって、どうしてつ
くるときにもっと大きくしてくれなかったのかという声もたくさん聞くんですね。そうい
う要求がたくさんあるわけです。
あと小絹にもありますけれども、特にみらい平は遠くからも来ていますし、そういう状
況からすると、もともと検討するとしていた板橋とか谷井田への児童館の建設、これは本
格的に検討していかないと要求には応えられないと思うのです。だからぜひ28年度に、予
算にはないですけれども、検討課題として組んでいただきたいと思います。
あと、前後しましてごめんなさい、保育料の話、保育料が昨年、子ども・子育て支援の
事業にかわって保育料の階層も住民税に変わったわけですけれども、その中で多子世帯の、
子供が2人以上になると非常に負担が多くなるんじゃないかということを指摘したんです
けれども、それは第2、第3の料金になるので負担はそれほどでもないという意見もあっ
たりしましたけれども、国も多子の子供の第1、第2、第3のカウントを、年齢をなくし
て 所 得 で、し か も 360万 円 と いうの は 低 いと思 い ま すけれ ど も 、そこ で 第 2、第 3 の 保 育
料の軽減を図ると言っているんですけれども、所得なんて言わないで、子育てなんですか
ら、もっともっと国よりも市でも枠を広げて子育ての多子の、たくさん子供がいる世帯へ
の支援を図るべき検討が必要だと思うのです。その点について伺いますけれども、たくさ
んありますけれども、お願いします。
- 82 -
○委員長(松本和男君)
今ずっと聞いていたら、古川委員のは12項目で答弁もあれだか
ら、ここで1回休憩を入れますか。
午後から答弁してもらえばいいんじゃないですか。
そうしましょう、皆さん、どうですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松本和男君)
そういうことで休憩に入ります。
午前11時58分休憩
午後
○委員長(松本和男君)
1時00分開議
休憩前に引き続き会議を再開します。
それでは、最初に豊嶋社会福祉課長のほうから答弁をお願いします。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
それでは、古川委員のご質問、障害者手帳の申請の際
の診断書料をなぜ削減したかというご質問でしたけれども、そのお答えとしましては、手
帳を申請する際に出していただく診断書、これ1回目は必ず補助をお出ししますが、2回
目以降に限っては、5年以内に申請されている場合とかの例外を除いて診断書料の補助は
しないことにさせていただきました。
その理由としましては、手帳の申請によって障がい者の方がサービスをお受けになられ
たりとか、医療費のマル福の該当になったりとか、そういった恩恵を受けることができる
ということで応分の負担をしていただきましょうという考えで、そのようにさせていただ
きましたので、ご了解いただきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長、お願いします。
節君)
古川委員のご質問にお答えいたします。
まず、高齢者通院通所交通費助成についてですが、今年度、27年度から委員のご指摘の
とおり、バスからタクシーに変わりました。その際に75歳以上の非課税世帯ということで
条件をしたわけですけれども、この条件の拡大という話でしたけれども、27年度から始ま
った事業でございますので、現在のところでは条件の拡大ということは考えてはおりませ
ん。
あともう1点、はり・きゅうの件でございますけれども、ご指摘のように、医療で受け
られる方はドクターの意見書をもらって治療に必要であるという方のみでございますので、
単なる慰安というか、そういう人は当然意見書をもらえませんので、受けることはできな
くなりますので、そういう意味では対象者のサービスの低下につながる部分もあるかとは
思いますけれども、真に必要な方はドクターの意見書をもらって医療保険のほうで受けら
れますので、その点をご理解願いたいということと、このはり・きゅう・マッサージです
けれども、近隣の市町村の状況を見てみますと、守谷市のほうでは平成20年度に廃止、取
手市のほうでも平成21年に廃止しております。
ですから、この事業でサービスを受けることでリフレッシュできる方もいらっしゃると
思うのですけれども、リフレッシュが目的ではなくて、本当に施術の必要な方は医療保険
のほうで受けていただきたいということで、今回廃止をさせていただきました。
○委員長(松本和男君)
続いて岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
古川委員のご質問にお答えします。
マル福の所得制限のお話でございました。10月から県が引き上げを実施するということ、
- 83 -
実施するよう考えているということを、こちらもちらっと小耳に挟んだところでございま
すが、正確な額とかは全然わかっておりません。当市では所得制限をやっておりませんの
で、その分、財政効果があるのかなと、その場合はあると思いますが、何もわかっていな
い段階でございますので、一部負担金の負担につきましても、これからの研究課題とさせ
ていただきます。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
続いて関こども福祉課課長。
俊明君)
お答えをいたします。
まず、新年度の入所の選考状況についてですが、3月10日現在で申し上げますと、新年
度 入 所 に 426人 の 申し込 み が ござい ま し た。そ の う ち入所 で き る旨の 通 知 を差し 上 げ た 児
童 が 356人、 家 庭 内保育 可 能 などの 理 由 で申し 込 み の取り 下 げ をした 方 が 13人、 希 望 さ れ
る保育所の受け入れ人数の関係で不承諾通知を出した方が57人でございました。
なお、57人中、現在、保育所に入所中で転所を希望した方が14名含まれておりますので、
実際に保育所に入れない状況の方は43人ということでございます。
それと、ご質問の特に障害児が希望の近くのところに入れないということについてです
けれども、定員が余裕で全保育所ないと、すぐに受け入れするというのは難しいというと
ころになります。
市としましては、あいている保育所を斡旋するんですけれども、いろいろな理由でお断
りになる方もいらっしゃるというのが現状です。
特に障がい児を受け入れするためには、保育士の人数に余裕がないと受け入れができな
いという現場の状況もございます。公立であれば加配をして受け入れをするということに
なるんですが、すぐに嘱託保育士を探すことが難しいという現状がございます。同じよう
に民間でも難しいということがございます。そういうことで、なかなか最初に希望すると
ころに入れない児童というのはいらっしゃるのは現実でございます。
それと、有資格で現場復帰につきましては、新年度予算の市民サポート課のほうで保育
士だけではなくて、違う職業も含めて取り組むと聞いておりますので、そちらでご確認を
いただければと思います。
なお、有資格ではないんですけれども、私どもの予算説明資料ですと52ページの上の事
業概要の欄から点が三つ目、母子家庭等高等職業訓練促進等給付金、これにつきましては
なかなか安定した職業につけない父子家庭や母子家庭について、2年間、その専門学校に
通っている間、生活費を支給しましょうということで新たに計上をしてございます。一応
そういう取り組みも入っているということでございます。
それと、児童館のご質問でございます。みらい平児童館は狭いということでございまし
たが、私ども早くにこのみらい平コミセンの計画が出る前に、前副市長の時代に、今、ル
ンビニー学園が建設している土地に児童館を、それよりちょっと北側の公園のあるところ、
隣接するところに認定こども園の誘致をしたいということで申し入れをしたんですが、2
カ所をこども福祉課に使わせるわけにはいかないということで、児童館についてはかない
ませんでした。
複合施設としてみらい平コミセンが検討されていく中で、限られた土地の中で最大限に
確保してもらったというのが現状でございます。
また、谷井田、板橋の新設につきましては、こちらは進めるということで考えてはおり
ますけれども、来年度ということについては、ここで返答はできないんですけれども、こ
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れは検討課題として我々は考えております。
最後に、保育料について、多子世帯の保育料の軽減策について、国が今考えているもの
よりももっと幅広く市の独自の政策はとれないだろうかというご指摘でございますけれど
も、こちらについても検討課題として持ち帰りたいと思います。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
私は今回の予算を見て、学校建設とか給食センター建設とかも
ろもろ大きな建設事業があるので、経常経費を10%削減した予算を考えなさいという文言
があって、これは扶助費ですけれども、そういう中でどんどん小さな予算だけれども、受
ける人にとって、給付される方にとっては非常に大事なことなんです。そういうのが減ら
されてしまうんだなと思っているんですけれども、はり・きゅう・マッサージが65歳から
今まであったんだけれども、それを減としてしまうということで、医療ではないけれども、
やはり年齢とともに癒しまではいかないけれども、健康上保つためにははり・きゅうとか
マッサージは必要な部分が多いんです。だから、そこをなくしてしまうのは残念だと思う
のです。
それから、高齢者の通院の交通費ですけれども、これもタクシーにして低所得者の75歳
以 上 と 制限を し た ことに よ っ て対象 者 が 減らさ れ て 、しか も 初 乗り730円 で 月2 回 で す よ
ね 。 こ の対象 は そ うだけ れ ど も、少 な く とも回 数 の 単価を 1 回 730円 で は なくて 、 も う 少
しつくば市とか守谷市に行けるような、そういう単価に見直しをすればかなり便利になる
んですよ。そこは住みよいまちづくりをするためには、そこに視点を置いてほしい。大し
てお金がかかるものではないわけで、建設費などよりも全然違うわけですから、そこはぜ
ひ担当課のほうでも頑張っていただきたいと思います。
それと、保育所ですけれども、入所の申し込みが420人で可能となったのが365人のうち
13人が引き下げたので不承諾を出したのは57人、そのうち14人は違うところに、違う施設
に入ったので、それを除くと43人が待機ということで、待機児童が前年より増えているん
です。
ということもありますけれども、この14人はどういうところに移動をしているのか。希
望がとれないので違うところに行ったんですよね、移転なんですか、保育所を違うところ
に変えたということですよね。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課課長。
俊明君)
お答えをいたします。
現在、認可保育所に入所して違う保育所を希望しているというものを転所希望というこ
とですので、当初希望した、最優先するところに空きがなくて入っている可能性もあるん
ですが、1人1人のそこまでの状況は手元にはございません。申しわけございません。
あと、43人が待機児童になるのではなくて、これから状況を確認していくことになりま
す。
大きなものとしましては、4月2日以降入所を希望する場合には、4月1日現在の待機
児童には含まれません。これは10月1日とかに入ってくるということですので、43人がそ
のままになるのではなくて、そこから幾つかの条件を差し引いて人数が決まると、それが
5月ごろぐらいになると思われます。
○委員長(松本和男君)
わかりましたか。
○委員(古川よし枝君)
わかりましたけれども、高齢者の通院の助成とか、それから、
- 85 -
障がい者の申請の助成などについては、今年からこれこれこれでやめますと言いますけれ
ども、その中で受けている人たちは、わずかかもしれないけれども、すごい痛みなんです
よ。その辺のところはどのように考えているんですか。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
今のご質問ですけれども、診断書料の助成を一部打ち
切ったということで、先ほど申し上げたサービスや医療費の低減など恩恵を受けられるた
めに応分の負担をいただきたいということでお答えしましたけれども、その浮いた財源と
いいますか、微々たる金額ですけれども、こういった財源につきましては社会福祉課のほ
うで別のサービスの拡充ということで考えまして、より困っているというか、よりサービ
スを必要としている方、例えば訪問入浴サービスなどを受けたい方、夏にも同じ回数しか
受けられなかった方でも1回追加で、1週間に今まで2回のところ3回にしたりとか、そ
ういうサービスも拡充をしていますので、より困っている方にその浮いた金額を補助させ
ていただいたというところです。
○介護福祉課長(草間
節君)
はり・きゅう・マッサージですけれども、委員もご存じ
のとおり、今どんどん高齢者人口が増えている状態でございます。どんどん対象者が増え
る状態で、そのままでいいのかということで福祉の高齢者事業を見直した結果、先ほど豊
嶋社会福祉課長がおっしゃったとおり、代替案がないかということで検討しました。
それで、はり・きゅう・マッサージについてですけれども、何度も話していますけれど
も、やはり本当に必要な方に関しては医療のほうで受けられるので、そちらのほうで受け
てもらうということで今回廃止にした次第でございます。
○委員(古川よし枝君)
高齢者の通院の……。
○委員長(松本和男君)
どうぞ、草間介護福祉課長。
○介護福祉課長(草間
節君)
高齢者タクシー券のほうですね。先ほども申したとおり、
今年27年度から変えましたので、すぐにということではありませんけれども、そういう要
望があったということで検討はさせていただきたいと思っております。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
野口委員。
○委員(野口
修君)
今回の予算の中の担当課には指定管理者が児童館や世代ふれあい
館などが多いんですけれども、指定管理者との契約で、指定管理者の情報公開というのは、
当市に準ずる情報公開のようになっているのかどうかお聞きしたいんですけれども、それ
が最初の1点。
それから、世代ふれあい館ですね、すこやか福祉館管理事業の中にきらくやまあり方検
討会というのが入っているんですけれども、これは世代ふれあい館のほうの検討の課題に
なっているのかをお聞きしたいです。
それから、移送サービス事業ですけれども、これも社会福祉協議会に委託という感じの
ように見受けられるんですけれども、これは利用者のニーズと予算の関係はどうなってい
るのか。当市には移送サービス事業を行っている、ほかのところはあるのかどうかもお聞
きしたいですね。
そ れ か ら、 障 が い 者虐 待 防 止 事業 で す け れど も 、 1,000円 と い うこ と の 予 算が 上 が っ て
いまして、これは問題があったときの予算措置と思われますが、障害者計画の53ページを
見ますと、虐待防止に関し障がい者の虐待防止ネットワークの体制整備を図るとあります。
- 86 -
その辺はどうなっているのかお聞きしたいですね。
それから、障害者計画をつくるということですけれども、つくるに当たって、当事者の
参加をどういうふうに考えているか。
それから、障がい者の雇用促進なんですけれども、これは予算項目がないんですけれど
も、雇用促進をどのように考えているのかということを考えますと、障害者計画には入っ
て は い るんで す け れども 、 民 間の従 業 員 が 66人 以 上 のとこ ろ で は雇用 目 標 は 1.8% 、 そ れ
か ら 、 地方公 共 団 体と国 で は 2.1% 以 上 という こ と になっ て い るんで す け れども 、 そ の 辺
は ど の ように 把 握 してい る の か、そ し て 当市の 雇 用 は 2.1% 以 上にな っ て いるの か を お 聞
きしたいです。
それから、地域福祉計画のことでちょっと聞きたいんですけれども、26年度に制定して、
26年度からの計画になっていて、新事業があるんですけれども、これも社協に委託のよう
な感じになっているんですけれども、この辺、小地域の会食サービスですね、そういうの
は今はどうなっているのか。
それから、点検見直し評価というのも年度に行っていくということになっていますけれ
ども、その辺の地域福祉計画の点検と評価と見直し、それをどういうふうに公表している
のか、あるいは次年度にどういうふうに生かしているのか、この辺をお伺いしたいですね。
それから、健康増進計画をつくりましたけれども、それが今年度からの計画で、今年度
の予算にはどういうふうに反映したのか、その辺をお聞きします。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
野口委員のご質問にお答えいたします。
1問目の指定管理者の契約上の情報公開のご質問でしたけれども、この情報公開という
のは、社会福祉担当所管の事業者でいうと、きらくやまふれあいの丘の管理なんですけれ
ども、こちらは社会福祉協議会に指定管理をお願いしておりますので、社会福祉協議会の
情報の公開という意味でよろしいでしょうか。
申しわけないんですけれども、今手元にその契約書を用意していませんでしたので、情
報公開の確認はちょっとできません。申しわけないんですけれども、後ほどお答えさせて
いただいてよろしいでしょうか。
○委員(野口
修君)
はい。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
続きまして、きらくやま世代ふれあいの館のほうは、
見直しあり方検討会のほうに入っているかというご質問でしたけれども、ふれあいの館の
両施設とも入っています。
それから、移送サービスのご質問でしたけれども、移送サービスは社会福祉協議会のほ
うに委託して行っています。今は利用者34名ほどで、行っていただいているのは移送サー
ビスボランティアの方で、25名ほどの方が活動していただいています。こちらは福祉運送
サービスという許可を得た事業所でないとできませんので、つくばみらい市には社会福祉
協議会だけとなっております。
それから、障がい者の雇用促進のご質問でしたけれども、つくばみらい市としての障が
い者雇用2.1%を超えているかというご質問でよろしかったでしょうか。
○委員(野口
修君)
はい。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
申しわけないですけれども、こちらも人事係のほうと
確認して、後ほどお答えさせていただきます。
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それから、地域福祉計画の新事業の内容のご質問でしたけれども、小地域の会食サービ
スですけれども、こちらはお弁当の配付ということで、介護福祉課のほうから社会福祉協
議会のほうに委託して実施しています。
それから、福祉計画の点検、見直しということのご質問でしたけれども、点検に関して
はどのような事業をどれぐらい拡大したかとか、廃止したかということで確認はできてお
りますが、評価、公表にはまだ至っておりません。今年度、年度末ですので、検討して評
価、見直し、または公表ということで、できるところでやっていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
続いて、坂本健康増進課長。
○健康増進課長(坂本伊津美君)
お答えいたします。
健康増進計画、食育推進計画が来年度どのように反映されているかでございますが、ま
ず一つは教室のほうなんですけれども、今年度実施している内容を市のほうを見ますと糖
尿病に罹患していらっしゃる方が多く、通院も多いので、その人に対しての予防教室を行
うということと、アンケートによってもっと身近に手軽に健康づくりを行うきっかけづく
りをしたいというご意見もございましたので、来年度はみらい平コミセン、または谷井田
のコミュニティセンターのほうに出向いて教室をする予定になっております。
また、自治会との連携も行って、自治会においての出前講座も計画しております。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
指定管理者のほうですけれども、児童館もありますよね。その辺、
同じ質問なんですけれども。
○委員長(松本和男君)
○こども福祉課長(関
関こども福祉課長。
俊明君)
お答えをいたします。
児童館の契約において情報公開は当市に準じているかとのご質問につきまして、今手元
に資料がないことから、課長補佐が各方に電話をして調べておりまして、この時間内にわ
かればここで、時間内にわからないときは後でお答えしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
了解です。
それでは2回目の質問ですけれども、あり方検討委員、すこやか福祉館も世代ふれあい
館も両方検討するということですけれども、世代ふれあい館の場合は福祉施設というより
は文化施設という捉え方もできるのではないかと思うのです。今のところ社協に指定管理
者としてやっていただいているんですけれども、やはり福祉専門の状況の中で、文化施設
を運営していくというのは非常に無理があるんじゃないかと考えています。
あり方を検討するのであれば、そのような視点も入れていただきまして、文化振興とい
うものをどういうふうにきらくやまを使って考えていくかということも入れていただきた
いなということを要望しておきます。
自主事業の枠がほとんどない状況なので、そういうことを考えていただきたいなと思い
まして、その辺の検討もお願いしたいなと思っております。
それから、答弁漏れがあったか、障がい者虐待防止に関して、ネットワーク体制整備を
していくという感じですけれども、その辺の答弁がなかったような気がするんですけれど
も、その辺の答弁をもう一度お願いしたいと思います。
それから、障害者計画策定に当たって、当時者をどのように入れていくかということに
- 88 -
関しても答弁がなかったかなと。
それから、雇用促進ですけれども、予算化されていないですけれども、やはり相談事業
あるいは当市には特別支援高等学校もありますので、それを卒業していく障がいを持った
方たちをどのように雇用に持っていくかみたいなものも、市として事業を展開すべきでは
ないかと考えております。その辺、答弁いただければと思うのですけれども。ハローワー
ク任せではなくて、当市としてどういうふうに雇用促進を考えていくかということです。
その点、再質問をします。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
ただいまのご質問ですけれども、障がい者の虐待ネッ
トワークのことですけれども、障がい者虐待が発覚した場合には、もちろん市のほうでお
住まいを提供するとかということを考えています。その防止に関しましては、地域の方た
ちの見守りとか、そういったことでお願いするということになりますので、事業としては
そういうことを進めて啓発してまいります。
それから、障害者計画策定に当たって、当事者の関わり方ということでしたが、今のと
ころ当事者を委員としての任命とかはしていませんが、当時者をお持ちのお母様方とか、
そういった方々のご意見はいただいています。
それから、障がい者の団体の会長も策定部会の中に入っていますので、当事者はもちろ
ん、つくばみらい市障がい者協議会、こちらの意見はその方からお伺いできると考えてお
ります。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
障害者計画策定ですけれども、当事者の意見をどういうふうに聞
いていくのか、反映させるのかということが重要だと思います。
今、入っていないとかという話がありましたけれども、既に新しくつくるに当たって策
定委員ができちゃっているんですか。新しくつくるに当たって、どうするかは法律も全く
変わっているし、差別解消法も4月から始まるし、委員を改めるべきではないかと思いま
す。
それで、委員の選定に当たっては、多分要綱か何かで決めていると思うのですけれども、
要綱も見直すべきだと思います。
それでしっかりと当時者をいかに策定に加えて、当時者の意見を、声を反映させていく
かということをしっかりとやるべきではないかと考えておりますけれども、その辺お聞き
したいと思います。
それから、答弁がかみ合っていないんですけれども、虐待防止法のネットワークの体制
整備を図ると書いてあるんですよ。つくばみらい市のいきいきハートプランですね、あっ
たときじゃなくて、防止に関し障がい者の虐待防止ネットワークの体制整備を図ると、つ
まり虐待があったからではないんですよ、その辺はネットワークの体制整備を図ったのか
どうかを聞きたい。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
野口委員のご質問ですけれども、先ほど障がい者支援
協議会の委員に当時者が入っていないと申し上げてしまったんですけれども、支援協議会
の委員として市障がい者福祉協議会の会長が入っています。この方は障がいをお持ちの方
ですので、当事者ということで1人カウントできると思います。
- 89 -
それと虐待ネットワークですけれども、先ほど地域の方の見守りで情報提供をお願いし
ているというお話をさせていただきましたが、ネットワークという組織自体はまだ整備さ
れていません。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
策定に当たっての委員ですけれども、既にあるというのは、僕は
改めたほうがいいんじゃないかということを質問しているんですよ。
つまり、法律も変わっているし、要綱をもっと当事者をしっかり入れて、その策定に当
たってはどういうふうにやっていくかということを考えるのであれば、要綱も見直して、
それで新たに策定委員を公募するなりして、もっともっと障がいの当時者を入れていく。
それで専門委員会みたいなものをつくってもいいし、いろいろなやり方があると思うので
すけれども、どんどん当時者の声を入れて策定をしていっていただきたいなということな
んですけれども、どうなのでしょうか。
○委員長(松本和男君)
豊嶋社会福祉課長。
○社会福祉課長(豊嶋千恵子君)
今のご意見、ありがたく頂戴して、申しわけないんで
すけれども、検討させていただくという答えでお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
柿沼委員。
○委員(柿沼朋幸君)
資料の60ページの療育支援事業について質問いたします。
一つは、専門職の方が臨床心理士と言語聴覚士の方がいるわけですけれども、この回数
というのは、昨年度の実績あるいは今年度の目標として、利用されている支援を受けてい
る方が年間どれぐらいの頻度と言いますか、半年に1回とか1年に1回とか、そういう実
態や目標についてお尋ねします。
それと、今年度の支援事業の課題をどういうふうに捉えているのかお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
坂本健康増進課長。
○健康増進課長(坂本伊津美君)
お答えいたします。
臨床心理士、言語聴覚士の日数ですけれども、これは実績をもとにして割り出しており
ます。大きく統計的に療育支援事業として巡回指導も全部含めたものの延べ数が平成26年
度は1,818になっております。それを踏まえての日数となっております。
それから、療育支援の課題ですけれども、療育集団のほうにかかわる保育士等の確保で
すけれども、今まで日額でスポットで不安定な雇用を行っていたんですけれども、平成28
年度からはもっとしっかりした雇用ということで時給制にして、社会保険も入れるように
体制のきちんとした嘱託雇用という形で採る方向でおります。
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 ( 柿沼 朋 幸 君 )
柿沼委員。
巡 回 支 援も 含 め て 延べ 1,818人と い う お 答え だ っ た んで す け れ ど
も、具体的に例えば保健福祉センターで行われている事業に先月参観したんですけれども、
80名の利用者がいると紹介されました。ですから、そこの80人のところで言うと、専門職
の方からの指導というのは大体誰もが年間1回ぐらいできているのか、あるいは半年に一
遍ぐらいできているのかということをお聞きしていました。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
坂本健康増進課長。
○健康増進課長(坂本伊津美君)
お答えいたします。
療育に参加なさっている方が初回はほぼ個別相談ということで相談されるんですけれど
- 90 -
も、それ以降の指導におきましては、必要に応じて指導いたしますので、半年に1回とか
月に1回とか、そういう決め事はございませんので、状況等を見ながら実施しております。
○委員長(松本和男君)
○委員(柿沼朋幸君)
柿沼委員。
はい、わかりました。終わります。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
関こども福祉課長。
○こども福祉課長(関
俊明君)
先ほどの野口委員の児童館の契約において情報公開は
当市に準じているかというご質問についてですが、担当のほうに確認したところ、契約の
上では情報公開に努めるという項目が入っているだけですので、市としては市に準じて行
っていただけるように話をしているという状況でございます。
○委員長(松本和男君)
保健福祉部所管の一般会計予算に対する質疑及び意見は以上で
終了いたしました。
ここで55分まで休憩を入れます。
午後1時45分休憩
午後1時55分開議
○委員長(松本和男君)
それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開します。
なお、会議に入る前に皆さんもきょうの日はよく記憶に残っていると思いますが、本日
3月11日は東日本大震災の発生した日で大震災から5年が経過しました。改めてお亡くな
りになられた方々に対しまして哀悼の意を表すとともに、ご冥福をお祈りしたいと思いま
す。
この後、2時46分にアナウンスが流れますので、1分間の黙祷を捧げたいと思います。
皆さんのご協力をお願いします。
場合によっては、一生懸命やればその前に終わってしまうかもわからないということも
ありますので、よろしくお願いします。
次に、議案第24号
平成28年度つくばみらい市国民健康保険特別会計予算を議題といた
します。
議案第24号について説明を求めます。
早速ですが、岩本国保年金課長、お願いします。
○国保年金課長(岩本将史君)
それでは、続きましてつくばみらい市国民健康保険特別
会計の28年度予算についてご説明いたします。
それでは予算書261ページをお開きください。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ59億773万4,000円とするものです。昨年度の
当初予算と比較いたしまして約2.3%の減となっております。
それでは予算書の267ページをお開きください。
歳入については、こちらの歳入歳出予算事項別明細書により主な内容を申し上げます。
最 初 の 、 1 款 国 民 健 康 保 険 税 で す が 、 本 年 度 予 算 12 億 642 万 4,000 円 で す 。 対 前 年 度
7.95%の減となっております。被保険者の減少による課税対象者の人数が減っていること
や、28年度についても低所得者の軽減措置の拡大を図る税制改正が予定されておりまして、
軽減世帯が増加する見込みであることから減となっております。
飛びまして、4款国庫支出金ですが、本年度予算10億4,199万6,000円でございます。対
- 91 -
前年度2億9,144万2,000円の減となっております。やはり被保険者の減により給付費の減
少や6款の前期高齢者交付金の増により算定金額の調整などにより大きく減額となってご
ざいます。
次 の 5 款 療 養 給 付 費 交 付 金 で す が 、 本 年 度 予 算 2 億 3,967 万 3,000 円 で す 。 対 前 年 度
4.3% の 減と な っ ていま す 。 こちら は 退 職者医 療 制 度によ る 退 職被保 険 者 等に係 る 医 療 費
の財源としての交付金ですが、退職被保険者数の減少などから、やはり減となっておりま
す。
次の6款前期高齢者交付金では、こちら本年度予算14億5,877万1,000円でございます。
こちらは対前年度14.8%の増となっています。こちらも制度間の財政調整による交付金で、
65歳以上74歳以下の被保険者の医療費に係る交付金になります。該当者の増などにより例
年のとおり伸びてございます。
次の7款県支出金については、本年度予算2億6,963万7,000円です。県の調整交付金な
どが減ったことなどにより前年比より減となってございます。
次、8款共同事業交付金は本年度予算13億675万1,000円です。市町村間の保険料の平準
化や財政の安定を図るため都道府県単位で運営する共同事業による交付金です。対前年度
4.1%の増となってございます。
次 の 9 款の 財 産 収 入16万 9,000円 は 、 国 民健 康 保 険 支払 準 備 基 金の 利 子 収 入と な っ て ご
ざいます。
次の10款繰入金は3億5,291万5,000円です。こちら一般会計のほうでご説明いたしまし
たので省かせていただきます。
こちらが歳入の主な説明となってございます。
次に歳出の説明に入ります。
こちらは予算書の273ページからになります。ご覧ください。
まず、1款の総務費、こちら説明欄の一番下、一般事務費として1,690万2,000円を計上
いたしております。内訳は次のページにございます報酬以降になりますが、嘱託職員2名
の人件費のほか電算委託料、またシステム借上料など事務費的経費になります。
次が275ページをご覧ください。
こちら2項徴税費、1目賦課徴収費として934万6,000円の計上でございます。こちらは
国民健康保険税の賦課徴収に係る電算委託料、システム借上料などの事務的な経費になり
ます。
次に、277ページをお開きください。
こちら、2款の保険給付費ですが、こちら本会計の中心をなす医療費の支出科目になっ
てございます。
1項の療養諸費から280ページ5項の移送費までとなっておりますが、全体で34億6,373
万 8,000円 の 計 上 と なっ て い て 、全 体 の 53.6% を 占 め てお り ま す 。昨 年 度 の 当初 予 算 と 比
べまして被保険者などが減ってきていることなどから減となっております。
続きまして、281ページの中段をご覧ください。
こちら3款後期高齢者支援金等でございます。こちらは支援金と事務費拠出金を合わせ
て7億2,704万2,000円の計上でございます。こちらは後期高齢者医療制度の財源として保
険者が負担するもので、国保の被保険者数の数字などを使いますので、こちら微減となっ
てございます。
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次に283ページ中段をご覧ください。
こちらは6款の介護納付金でございます。2億8,210万8,000円の計上でございます。こ
ちらは介護保険制度の財源として、保険者が40歳から64歳までの加入者に応じて負担する
ものです。こちらは被保険者数の減少などから、昨年度当初予算と比べまして約1割程度
の減となってございます。
そ の 下 の7 款 、 1 目高 額 医 療 費共 同 事 業 拠出 金 と し て1 億 4,534万 円 、 2 目の 保 険 財 政
共同安定化事業拠出金としては11億6,141万3,000円を計上いたしました。こちら、先ほど
の高額な医療費に対して保険者が財政の平準化や安定化を図るため、都道府県単位で調整
を行うための先ほどの拠出金として負担するものです。先ほどの歳入と同額の計上となっ
てございます。
次に、284ページをご覧ください。
8款の保健事業費につきましては、1項の特定健康診査等事業費として2,671万9,000円、
その次の2項の保健事業費としては1,502万6,000円の計上です。特定健康診査、保健指導
や人間ドック、脳ドックの健診の助成に係る経費の予算です。
以上が主な歳出の説明となります。
以上で国民健康保険特別会計の説明を終わりにします。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより議案第24号に対する質疑及び意見を行います。
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
一般会計の繰り入れで、ずっと繰り入れをして保険税の引き下
げを求めてきたわけですけれども、その点で見ると28年度の予算だと一般会計からの繰り
入 れ は 8.5% 増 え ていま す け れども 、 こ の内訳 で 見 ると法 定 の ものに つ い ては国 の 支 援 も
あったりして増えていますけれども、市の単独の国保への支援として繰り入れている一般
会計からの繰り入れは、前年度よりも3,000万円ぐらい減っているわけです。
こ れ は 補正 も 入 っ てい る の で 、補 正 を 今 の時 点 で 入 れる と 2,000万 円 ぐ ら い減 額 に な っ
ているんですね。
私は毎年ずっと市の単独の繰り入れをどんどん減らして、若干黒字が出ると一般会計の
ほうに戻すということが繰り返されてきて、そうではなくて財源として確保して、そして
被保険者の負担軽減に充てるようにという要求をしてきたんですけれども、そういう方向
ではなくて、毎年毎年減らす、そして28年度も前年度よりも37%も減額するというのは納
得いかないなと思っています。
それで、去年から、先ほども一般会計の中で説明がありましたけれども、国の国保の財
政 支 援 と して 、 保 険 者支 援 と し て国 の 全 額 予算 で 1,700億 円 を 全 国の 市 町 村 の保 険 に 支 援
を 出 し て いる わ け で すけ れ ど も 、そ れ で い くと 、 こ れ まで の 説 明 だと 大 体 4,000万 円 ぐ ら
い、ちょっと超えると思うぐらいがつくばみらい市に支援が入っているということで、そ
れ が 国 保 のほ う に 来 てい る わ け です け れ ど も、 そ の こ とに よ っ て 今回 の 一 般 会計 の 2,000
万円の減額というのは、そのことの影響もあるのではないかと。
そうではなくて、国の支援は支援として低所得者の負担軽減に充てるとしても、全体の
被保険者の保険料の引き下げにはなっていないわけですから、今そこが一番問われている
んですよ。高過ぎる国保税ということで、他の市町村と比べてもしようがないぐらいいろ
いろ制度が違いますからありますけれども、それでも高過ぎると、滞納も増えて、今回の
- 93 -
監査の報告を見ますと、滞納額の半分は国保税だと、非常に国保税というのが多いという
ことがわかるかと思うのですけれども、そういう点から言うと、私は国の支援金は低所得
者に充てたにしても、その分、一般会計からも支援をして国保会計に入れて予算を組むべ
きだと思っているんですけれども、その点についてどういうふうな考え方で、そういう視
点はないのか、国保税は高いというものに応える視点は持っていないのかどうか、ぜひ伺
いたいんですけれども。
○委員長(松本和男君)
岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
国保税の繰り入れに対するご意見だと思います。
今回、27年度から国の支援が増えまして基盤安定繰入金が増えてございます。これは確
かに国の目論見や保険の赤字解消、全国的に国保は赤字でございます。特別会計ですので、
本来であれば全部そこで完結するのが正しいのでございましょう。どちらの市町村であっ
ても一般会計から繰り入れて赤字を何とか補っているというところで、当市でも入れてお
りまして、赤字に繰り入れて税の増額を抑えているという現在の段階でございます。
高い、安いはどうしても微妙なところでございますが、応分の負担を入れながら、また
市の一般会計からの繰り入れということでありますと、一般会計の予算の中に社会保険の
方のお金等も入ってございまして、受益者の中でやるだけではなくなってしまいます。今
回の国の目論見であります赤字解消に向けての提言ということであって、一般会計からの
繰り入れを少なくする目的に沿いまして今回赤字繰り入れを減少させたところでございま
す。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
単年度の赤字のことを言っているんだと思うのですけれども、
毎 年 で 見 ると 補 正 で も今 回 の 補 正だ と 2 億 5,000万 円 基金 に 積 み 立て を し て いて 、 基 金 の
残 高 は 1 億4,000万 円近 く に 上 って い る わ けで す ね 。 この 間 、 ず っと 来 る と 繰越 額 は 、 黒
字の分ですけれども、単年度で23年度は2億円だし、24年度も3億円、25年度も2億円で
す ね 、 そ して 26年 度 には 1 億 7,000万 円 と いう 形 で き てい る わ け です け れ ど も、 27年 度 も
恐らく1億円を超える黒字が出るんだと思うのです。
赤字、赤字と言いますけれども、今までも一般会計からの繰り入れは県の平均から言え
ば か な り 水準 の 低 い もの 、 平 均 では 1 万 円 です か ら 、 つく ば み ら い市 で 言 え ば1 億 3,000
万 円 、 ち ょっ と 減 っ てい ま す け れど も 、 1 億3,000万 円ぐ ら い の 繰り 入 れ を 入れ て 、 そ れ
が県の平均なんですよ。どこを見てもそれぐらいの繰り入れはしているわけですね、平均
で す か ら 、そ の 視 点 から 見 る と 非常 に 28年 度の 繰 り 入 れが 5,000万円 と い う 入れ 方 は 被 保
険者への負担軽減の努力が足りないのではないかと思うのですけれども、そういうことで
はないですか。
○委員長(松本和男君)
岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
繰入額でございますが、これは所得がない市町村であれ
ば、その分、税収が減るということになりまして、どうして繰入額が大きくなって単独の
税率等の比較は非常に項目がいっぱいございますので、難しくはなってございます。
うちの場合、高いか安いかということよりも、今、30年度にまた県の共同になるに向け
て標準税率が再来年あたりに示されるということもありまして、そちらに対する対応をい
じるとすごくまた差が出てしまうような差も出ておりますので、今の状態をなるべく保っ
て、被保険者の方の負担増にはならないようなものでやっていきたいと思います。
- 94 -
○委員長(松本和男君)
古川委員、わかりましたね。
ほかにはありませんね。
伊藤委員、どうぞ。
○委員(伊藤正実君)
2点お伺いします。
1点目は270ページ、4の国庫支出金のところで特別調整交付金の件です。
これの積算についてと、取れるのかどうかというところの率直なところを聞きたいとい
うのが1点目。
2 点 目がそ の 前 の 269ペ ー ジの滞 納 の 関係で す ね 。滞納 の 収 納の関 係 、 こちら は 本 当 に
滞納が多いので、それをきちっと取れるのかどうかというところです。これを取れるかど
うかというか、一生懸命活動するんだろうけれども、なかなか払ってくれない人もいてと
いうことになるとあれなんですけれども、例えば他市では、状況は古いですけれども、電
話の自動催告システムを導入して、そういったことで収納率を上げたという実績があると。
そうするとそれに基づいて特別な特別調整交付金、特特調を獲得している自治体もあるわ
けです。
こういったことを踏まえて、来年度は収納率を上げること、それから、特別調整交付金
をさらに特特調をとれるような体制をとろうというお考えを含めて、予算建ての中での歳
入を上げるという考え方があるのかどうかをお伺いしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
特別調整交付金の中の特特調でございます。うちのほう
では、こちら計上してございません。それで、滞納が確かに多うございます。全体的な税
収で言いますと県内で2番目という、一応高収納のほうをとってございます。ただ、全部
収納関係は収納課でやっている関係上、こちらは税でございますので、細かいところまで
こちらで把握していないところではございますが、そちらも自動催告まではやってはいな
いと思います。
それで、いろいろ特特調に対する情報を仕入れて、可能なものであればやっていければ
とは思ってはいるところでございますが、何とぞまだ内容が細かく精査してございません
ので、まだ何とも言えないところでございます。
基本的になかなか見込めない部分も、特別な災害とかで入っているものでもございます
ので、当初予算で組むときに当たりまして、例年の普通調整交付金の割合で実際のところ
当初では組ませていただいております。
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 ( 伊藤 正 実 君 )
伊藤委員。
割 合 的 に決 め た と いう こ と な ので 、 こ の 特別 調 整 交 付金 4,588万
2,000円 とい う の は 確実 に 入 っ てく る と い うと こ ろ で はな い と い う考 え 方 の 中で 、 当 初 予
算で名目的というか、枠でとったという認識でよろしいかと思うのですが、先ほども申し
上げたように、収納を上げたりいろいろなことをやって、特特調の今回は予算の科目設置
もないので特特調がないので非常に残念なんですけれども、いろいろな形で歳入を上げた
り、それから、いろいろな活動の中で見込まれることによって特特調の交付というのが年
度末に行われるわけです。そういったものを含めて考えたときに、1年の実績ですから、
国保年金課がこれだけやったという実績ですから、そういった活動をやった結果として特
特調が来るんだということを含めて言えば、ここに科目設置がなかったのは非常に残念で
ならないなと思っています。
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要望なんですけれども、特特調を含めた科目設置はやはり必要かなと思っていますし、
また、先ほどの答弁でも、それは組織上しようがないんですけれども、収納課が担当だと
いうことなんだけれども、収納課に全部おんぶに抱っこというわけではなくて、国保年金
課が主導する国保特会ですから、そういった収納についてもきちっとしたアドバイスなり
何なり、先進地を見て収納に対してもきちんとした提言、提案が課として出せるような形
をとっていただいて、少しでも国保財政の健全化を目指していただきたいと思っておりま
す。要望でございます。
○委員長(松本和男君)
岩本国保年金課長、そういうことでよろしくお願いします。
ほかには、坂委員。
○ 委 員 (坂
洋君)
一 つ だ け、高 額 療 養費制 度 が 今回変 わ り まして 、 今 まで770万 円 以
上 の 方 は 1カ 月 の 自 己負 担 額 が 15万 円 で す ね。 非 課 税 世帯 は 3 万 5,400円 、 その 間 の 方 は
8 万 円 であり ま し たが、 こ の 770万 円 以 下非課 税 世 帯以上 の 、 この間 の 者 が2段 階 に な り
ましたですね。2段階になって770万円から370万円の世帯に相当する人数が今度新しく枠
があるんですが、つくばみらい市のこの人数の世帯はわかりますか。
○委員長(松本和男君)
岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
所得階層の区分ですが、こちらは事前にはとってござい
ません。人数は、わかってございません。
○委員(坂
洋君)
把握できないということですか。
○国保年金課長(岩本将史君)
○委員(坂
洋君)
把握しないということ。
○国保年金課長(岩本将史君)
○委員(坂
洋君)
はい。
後で調べてご報告いたします。
お願いします。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
なければ、議案第24号に対する質疑及び意見は以上で終了いたします。
これより採決に入ります。
議案第24号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
挙手多数です。よって、議案第24号は原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
次に、議案第25号
平成28年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計予算を議題とし
ます。
議案第25号について説明を求めます。
同じく、岩本国保年金課長。
○国保年金課長(岩本将史君)
それでは、議案第25号
平成28年度つくばみらい市後期
高齢者医療特別会計予算について、ご説明いたします。
まず、予算書の297ページをご覧ください。
こちら歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ4億1,236万3,000円とするものです。前
年度の当初予算と比較いたしまして、8.37%の増になってございます。
それでは、主な内容を申し上げます。
歳入からご説明をいたしますので、予算書の302ページをご覧ください。
1款後期高齢者医療保険料ですが、特別徴収保険料と普通徴収保険料を合わせて2億
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9,911万3,000円の計上となってございます。被保険者の増加に伴い8.46%ほどの増となっ
ております。
次に、3款の繰入金ですが、こちら一般会計でご説明いたしましたので割愛いたします。
次のページ、最後の5款諸収入、4項の雑入で、こちらは後期高齢者健康診査業務委託
金として572万4,000円の計上です。こちらは、広域連合からの被保険者の健康診査委託料
等の経費負担としての収入になります。
以上が主な歳入の説明となります。
続きまして、歳出についてでございます。予算書の304ページからとなります。
1 款 総 務費 に つ き まし て は 、 1項 総 務 管 理費 2,139万円 は 、 職 員の 人 件 費 と健 診 の 委 託
料が主なものになります。
徴収費186万9,000円は、保険料の納入通知書の作成の委託料が主なものでございます。
次の306ページをお開きください。
2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては3億8,827万3,000円となります。こ
ちらは被保険者から徴収した保険料を、一般会計より繰り入れた保険基盤安定納付金とと
もに後期高齢者広域連合に納付するものです。
以上で、議案第25号
平成28年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計の予算の説明
を終わります。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより議案第25号に対する質疑及び意見を行います。
特別ありませんね。
ないようですので、以上で質疑、意見を終わります。
これより採決に入ります。
議案第25号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
全員挙手であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決
するべきものと決しました。
国保年金課の方は退出をお願いします。
〔執行部一部退場〕
○委員長(松本和男君)
次に、議案第26号
平成28年度つくばみらい市介護保険特別会
計予算を議題とします。
議案第26号について説明を求めます。
草間介護福祉課長。
○介護福祉課長(草間
節君)
議案第26号
平成28年度つくばみらい市介護保険特別会
計予算について、予算書に沿ってご説明いたします。
予算書の315ページをお開きください。
介護保険特別会計予算でございますが、歳入歳出の総額がそれぞれ32億2,842万9,000円
で ご ざ います 。 前 年度と 比 較 して2 億 6,684万 円 の 増額で 、9.0%の伸 び と なって お り ま す 。
増額の主な理由ですが、要支援、要介護認定者が増加し、介護サービスの需要が増大し
たことに伴い、保険給付費が増加しているためです。
それでは、歳入のほうから説明させていただきます。
予算書の323ページをお開きください。
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歳入の主なものをご説明いたします。
1 款 の 保 険 料 で ご ざ い ま す 。 65歳 以 上 の 第 1 号 被 保 険 者 の 介 護 保 険 料 で 7 億 7,466万
2,000円となります。前年度と比較しまして11.9%の増額となっております。
続 い て、4 款 の 国庫支 出 金 、次の 324ペ ージ 、 6 款の県 支 出 金でご ざ い ますが 、 こ ち ら
については歳出の保険給付費等の法定負担割合による国と県からの支出金となります。
続いて、8款の繰入金でございます。1項の基金繰入金で介護給付費準備基金から
2,000万円の繰り入れということで計上しております。
次の2項の一般会計繰入金の1目の介護給付費繰入金3億8,870万9,000円ですが、歳出
の保険給付費の法定負担割合による市の負担分ということで、一般会計から繰り入れるも
のです。
次のページをご覧ください。
2目のその他一般会計繰入金でございますが、こちらは事務費等の繰入金となります。
3目と4目の地域支援事業繰入金でございますが、介護予防事業等の法定負担割合によ
る市の負担分になります。
歳入については以上となります。
続いて、歳出のほうでございます。
次の326ページをお開きください。
歳出の主なものを説明欄の項目に沿って説明させていただきます。
1款の総務費、1項総務管理費の01職員給与関係経費については、介護担当職員4名分
の経費を計上しております。
続 い て、次 の ペ ージの 下 の 欄、2 項 徴 収費、 01介 護保険 料 賦 課徴収 経 費 の 283万 円 で ご
ざいます。こちらは介護保険料算定の処理委託料や役務費など第1号被保険者の介護保険
料の賦課徴収に必要な例年経費を計上しております。
次の328ページをお開きください。
3項の介護認定審査会費の01介護認定審査会費で490万2,000円でございます。こちらは
介護認定審査会の委員報酬となります。認定審査会は基本的に毎週1回行っておりまして、
5人体制の2合議体で審査をしております。
続いて、下の欄の01認定調査等費でございます。認定調査を行う嘱託職員の報酬、主治
医意見書作成のための役務費、委託料など、認定調査のための経費を計上しております。
続いて、330ページをお開きください。
2款の保険給付費となります。介護保険給付費でございますが、介護サービス利用料の
9 割 、 または 8 割 が介護 保 険 から支 出 す るもの で 、 合わせ て 31億 967万 円 を計上 し て お り
ま す 。 前 年度 の 当 初 予算 と 比 較 しま し て 、 2億 7,036万 6,000円 の 増 額 で 9.5% の 増 と な っ
ております。
保険給付費の内訳についてご説明いたします。
まず1項の介護サービス等諸費でございますが、要介護1から5に認定された方が利用
できる居宅サービスと施設サービスになってございます。
次の331ページをご覧ください。
2項の支援サービス等諸費になります。こちらは要支援または2に認定された方が利用
できるサービスの給付費となっております。
続きまして、次の332ページの4項の高額介護サービス等費、次の333ページ6項の高額
- 98 -
医療合算介護サービス等費ですが、こちらは介護サービスを利用して支払った自己負担額
が、所得段階に応じて設けられている限度額を超えた場合に支給されるものとなっており
ます。
続いて、下の段、3款の地域支援事業費でございます。こちらにつきましては要介護、
要支援状態にあることを予防するとともに、要介護状態になった場合であっても可能な限
り自立した生活を営むことができるよう支援することを目的として、介護予防事業を実施
しているものでございます。
ま ず 1項の 介 護 予防事 業 の 1目二 次 予 防事業 費 で ござい ま す が、次 の 334ペー ジ を お 開
きください。02通所型介護予防事業として、小絹、板橋、谷井田の各コミセンを会場に、
あなたの元気応援塾とはつらつ未来教室を実施しております。
こちらは、生活機能の低下が認められた方を対象に、運動、栄養、口腔の3項目につい
て指導、助言を行い、要介護状態にならないように支援を行っているものでございます。
こちらの事業に携わる看護師、歯科衛生士、保健師などへの報酬を計上しております。
また、次の03訪問型介護予防事業として、お口のパトロール隊を実施しております。こ
ちらは、口腔項目で生活機能の低下が認められた方に対して、歯科衛生士が個別訪問によ
り指導を行うもので、この事業に関わる歯科衛生士の報酬が主なものでございます。
続いて、下の欄、2目の一次予防事業費でございますが、こちらは65歳以上の全ての方
を対象としております。
まず、02介護予防普及啓発事業としまして、生き活きクラブや出前講座を実施しており
ます。生き活きクラブは総合運動公園の研修道場と谷和原公民館を会場に、運動機能の維
持向上、閉じこもり予防、仲間づくりを目的に、シルバーリハビリ体操を中心とした活動
を行っております。出前講座は、各地区の集会所に保健師やシルバーリハビリ体操指導士
が出向いて、介護予防の講話や体操を行っております。
これらの事業に関わるシルバーリハビリ体操の指導士や健康運動指導士への謝礼と、市
制10周年記念事業と市のシルバーリハビリ体操指導士の会10周年記念をかねて開催する介
護予防講演会の費用を計上しております。
続いて、03地域介護予防活動支援事業としまして、地域体操クラブを実施しております。
地域体操クラブは各地区の公民館など9カ所の会場で実施しております。
ま た 、 新規 事 業 で 04地 域 リ ハ ビリ テ ー シ ョン 活 動 支 援事 業 と し て17万 9,000円 を 計 上 し
ております。こちらの事業は、リハビリテーションの専門職等が介護事業所において介護
職への助言など介護予防に関する支援を実施するもので、この事業にかかわる歯科衛生士
の報酬が主なものでございます。
次の336ページをお開きください。
真ん中あたり、2項の包括的支援事業・任意事業でございます。
まず、1目の介護予防ケアマネジメント事業費で01介護予防ケアマネジメント事業費で
ございます。こちらは高齢者やその家族の方の介護に関する悩みや福祉、健康に関する相
談、介護予防のケアマネジメントなどを社会福祉協議会にある地域包括支援センターに委
託している委託料となっております。
続いて、2目の任意事業費で02家族介護支援事業でございます。主なものは家族介護継
続支援事業委託料ですが、こちらは要介護4または5と認定された65歳以上の在宅高齢者
を介護している非課税世帯の方に、紙おむつや尿とりパットの介護用品の費用を年間で3
- 99 -
万円分助成するものとなります。
続いて、次のページ、03地域自立支援事業でございますが、主なものは配食サービスの
事業委託料で、65歳以上の高齢者のみの世帯に週2回夕食を配食し、健康管理と心の触れ
合いを目的としているものです。
続いて、04認知症対策事業でございます。認知症対策の充実を図るため、認知症サポー
ター養成講座に要する事業費や市制10周年記念事業として開催する認知症講演会の費用を
計上しております。
最後に05介護給付適正化事業でございます。新規事業でございまして、これまでは介護
給付の適正化につきましては、主に茨城県の国民健康保険団体連合会に委託して行ってお
ります縦覧点検で行っておりましたが、今回から介護給付通知書を行うことによって、さ
らに充実を図るものでございます。
以上が、介護保険特別会計の予算の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいた
します。
○委員長(松本和男君)
課長よりの説明が終わりました。
これより議案第26号に対する質疑及び意見を行います。
意見のある方は挙手願います。
古川よし枝委員。
○委員(古川よし枝君)
平成28年度の予算の中で地域支援事業ということで若干前年度
よりも計上が少ないんですけれども、29年度から3年間の計画で見ると、要支援1、2の
方の通所、訪問のサービスを保険から外して地域の総合支援事業に移すということで、若
干、今年度は少なくなっているのはそういう関係なのか。
それから、29年に実施をしていくに当たって、どういう準備がされて、どういう方向性
がされていくのか伺います。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
古川委員のご質問にお答えいたします
地域支援事業についてですが、基本的に28年度は前年度と同様の内容を考えております。
ただ、新規事業として地域リハビリテーション活動支援事業を行うということになってお
ります。
それで29年度以降から大きく変わるわけですけれども、その件に関しましては29年度に
向けて打ち合わせ中というか、検討中でございまして、まだ今の段階では報告できるもの
ではございません。
地域支援事業の事業費が減った理由ですけれども、地域包括支援センター事業を社会福
祉協議会に委託しているんですけれども、そちらの中で人件費が減ということで若干の予
算の減ということになっております。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
予算のことはわかったんですけれども、28年度に向けて、これ
からと言っても、この1年で実際に受け皿として整備ができるのかどうかというのが心配
なんですけれども、つくばみらい市はどういう形で地域のボランティアの育成をして、そ
ういうところで受け皿を若干補うとか、また地域の事業所への委託でやっていくのかとか
いろいろあると思うのですけれども、その点はどういうふうに考えてしていくのか、その
介護保険から外すこと自体は私は非常に問題だと思いますけれども、実際はそういう方向
- 100 -
でやっているわけで、どういうふうにしていくのかが気になっているところですけれども。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
地域支援事業については、社会福祉協議会も含めまして
介護福祉課と打ち合わせております。
それで、29年度から訪問介護、通所介護については介護保険のサービスから抜けるとい
うことで、どのようにやっていくかということで、2月末に事業者説明会を行いまして、
受けてくれる事業者はあるのか、受ける場合どのくらいの単価でやってくれるのかという
ことで打ち合わせをしております。その結果をもとに地域的に打ち合わせをしまして、29
年度に向けて調整して単価とかを決めてやっていくという方向でございます。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
そのときの単価の決め方なんですけれども、これまでと負担が
増えるようなことがないように単価の設定も、事業者ですから事業者には一定の支えが必
要ですけれども、そういうことも含めて、市も負担をするような形でも介護を受ける方の
負担にならないように、ぜひそういう地域の体制をとってほしいと思っておりますけれど
も、その点ではそういう考え方はどうですか。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
本人の負担の件ですけれども、まだそこまでの打ち合わ
せになっておりませんけれども、利用者が不利益を被らないというか、負担が多くならな
いようには検討していきたいと考えております。
○委員長(松本和男君)
海老原委員、簡潔に。
○ 委 員 (海老 原
327ペー ジ に 徴収費 と い うのが あ る んです け れ ども、 介 護 保 険
弘君)
料賦課徴収費283万円、これはどういう内容でしょうか。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
第1号被保険者の介護保険料徴収の費用でございまして、
主なものは保険料算定の委託料になります。
○委員長(松本和男君)
海老原委員。
○委員(海老原
年金から徴収の分の経費というのは、どうなんですか。
弘君)
○委員長(松本和男君)
○ 介 護 福祉課 長 ( 草間
草間介護福祉課長。
節君)
年 金 か ら徴収 分 の 経費も 、 予 算書で 申 し ますと 328ペ ー
ジの19負担金ということで特別徴収、年金から天引きする場合の経費というのは、ここに
計上されております。
○委員長(松本和男君)
了解しましたか。
○委員(海老原
はい。
弘君)
○委員長(松本和男君)
先ほど言われたということで、間もなくですからご起立願いま
す。
〔総員起立・黙祷〕
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 (野口
修 君)
野口委員。
337ペ ージ の 認 知症対 策 事 業です け れ ども、 認 知 症サポ ー タ ー の
取り組みはどういう計画で取り組んでいるのかお聞きしたいんですけれども。
○委員長(松本和男君)
○介護福祉課長(草間
草間介護福祉課長。
節君)
お答えいたします。
- 101 -
認知症サポーターの取り組みということでよろしいですか。
認知症サポーターですけれども、まず認知症サポーター養成講座というのがございまし
て、キャラバン・メイトという方がいらっしゃいます。キャラバン・メイトという方は認
知症サポーターを養成するための資格を持った方です。
その方が認知症に関して興味がある人、職場とかの集まりに行って、認知症についての
ご説明をして認知症について理解してもらう。市のほうでも定期的に認知症サポーター養
成講座を開催しますということで、ほぼ毎月のように広報紙に掲載して周知はしていると
思うのですけれども、この時間に講座がありますから来てくださいということで募集しま
す。
あと、こちらで開催するのではなくて、一般の方から開催してもらいたいという要望が
あれば、職場とか地域に出向いて認知症について説明を行って、認知症に対しての理解を
深めてもらって、その方がまた周りの方に認知症についての啓発を行って、認知症の理解
に対する充実というか、行ってもらうということになっております。
あと、認知症サポーターですけれども、せんだって今川委員のほうから一般質問がござ
いましたですけれども、市のほうとしても市の職員全員が将来的には認知症サポーターに
なるようにということで、来年度から市の職員研修の一環として認知症サポーターの養成
講座を開催いたします。
あと、議会のほうからも、そういう要望があれば当然サポーター養成講座を開催いたし
ますし、つくばみらい市においては、認知症サポーターの数が総人口に占める割合が非常
に多くて、茨城県内で昨年の9月の段階で第5位だったんですけれども、12月末の段階で
第4位ということで、茨城県の中でも非常に認知症サポーターが多い地域となっておりま
す。
あと、サポーターになった方には、このオレンジリングというこれを配りまして、職員
の中にも、部長を含めてこういうのをつけている方がいると思うのですけれども、これは
認知症サポーター養成講座で受講して認知症サポーターになったというあかしでございま
す。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
○委員長(松本和男君)
いいですね。
いいです。
それでは、議案第26号に対する質疑及び意見はこれで終了いた
します。
これより採決に入ります。
議案第26号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
全員挙手です。よって、議案第26号は原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
以上で、本日予定された農業委員会及び保健福祉部所管の予算に対する審査が終了いた
しました。
次回は、3月14日午前10時から委員会を開きます。
本日はこれにて散会をします。ご苦労さまでした。
午後2時51分散会
- 102 -
第 3 号
〔 3 月 14 日 〕
つくばみらい市議会予算特別委員会
(第3号)
平成28年3月14日
出
席
委
午前10時05分開議
員
委
欠
席
委
員
長
松
本
副 委 員 長
坂
委
員
飯
村
委
員
伊
藤
委
員
野
口
委
員
柿
沼
委
員
委
和
男
君
洋
君
裕
一
君
正
実
君
修
君
幸
君
鐘ケ江
礼生奈
君
員
小田川
浩
君
委
員
中
島
清
和
君
委
員
染
谷
礼
子
君
委
員
中
山
栄
一
君
委
員
古
舘
千恵子
君
委
員
直
井
誠
巳
君
委
員
古
川
よし枝
君
委
員
海老原
弘
君
委
員
今
川
明
君
委
員
豊
島
葵
君
議
長
高
木
寛
房
君
な
し
長
間根山
知
己
君
長
井
進
君
長
海老原
夫
君
靖
君
朋
英
員
出 席 説 明 員
都
市
教
都
建
設
育
市
部
部
計
画
課
波
貞
都 市 計 画 課 長 補 佐
中
村
都
査
谷
口
通
夫
君
長
石
島
昭
夫
君
佐
大
山
勝
弘
君
市
計
建
建
画
設
設
課
主
課
課
長
補
建
設
課
主
査
菊
地
正
宏
君
建
設
課
主
査
染
谷
斉
和
君
建
設
課
主
査
飯
村
昌
之
君
建
設
課
係
長
坂
木
聡
君
- 103 -
上
下
水
道
課
長
土信田
栄
君
上 下 水 道 課 長 補 佐
片
倉
義
徳
君
上 下 水 道 課 長 補 佐
石
塚
英
明
君
上 下 水 道 課 長 補 佐
石
川
将
弘
君
下
水
道
課
主
査
中
村
一
弘
君
下
水
道
課
係
長
野
口
卓
利
君
下
水
道
課
係
長
坂
本
和
生
君
下
水
道
課
係
長
成
島
紀
晶
君
学
校
教
育
課
長
菊
地
龍
夫
君
学 校 教 育 課 長 補 佐
小
林
弘
幸
君
学 校 教 育 課 長 補 佐
天
神
信
光
君
生
長
木
川
眞
君
生 涯 学 習 課 長 補 佐
八
木
勝
則
君
生涯学習課スポーツ推進室主査
横
張
勝
己
君
図
佐
大
山
茂
君
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
伸
次
君
議 会 事 務 局 長 補 佐
梅
和
成
君
涯
書
学
習
館
課
長
補
出席議会事務局職員
議
事
日
程
第
3
本
号
平成28年3月14日(月曜日)
午前10時05分開議
1.協議案件
1)議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算【都市建設部】
2)議案第29号
平成28年度つくばみらい市市営分譲住宅特別会計予算
3)議案第27号
平成28年度つくばみらい市公共下水道事業特別会計予算
4)議案第28号
平成28年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計予算
5)議案第30号
平成28年度つくばみらい市水道事業会計予算
6)議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算【教育委員会】
午前10時05分開議
○委員長(松本和男君)
おはようございます。きょうで最後になりますけれども、予算
特別委員会をただいまより開催いたします。皆さんの協力の中にスピーディーに最後終わ
りたいと思います。よろしくお願いします。
きょうの協議事項は、まず都市建設部の都市計画課、建設課、上下水道課となっており
ます。そして最後に教育委員会の学校教育課、生涯学習課、このように進めてまいります
ので、皆さんのご協力をお願いします。
ただいまの出席委員は17名です。全員出席であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから本日の予算特別委員会を開きます。
本日の委員会に、議会事務局職員、そして都市建設部長、関係課長及び職員が出席であ
- 104 -
ります。
まずは、間根山都市建設部長より挨拶をいただき、それから議事に入ります。部長、よ
ろしくお願いします。
○都市建設部長(間根山知己君)
おはようございます。本日はお忙しい中、ご苦労さま
でございます。都市建設部の間根山でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、都市建設部所管の平成28年度予算の説明をいたします。
まず、都市計画課、建設課、上下水道課より一般会計の説明をいたします。その後に都
市計画課所管の市営分譲住宅特別会計、それから、上下水道課所管の公共下水道事業特別
会計、農業集落排水事業特別会計、水道事業会計について説明をいたします。
それでは、よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
それでは、議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予
算を議題といたします。
都市建設部所管部分について説明を求めます。
なお、議案の説明については簡潔にお願いいたします。
また、質疑及び意見については各課の説明終了後に行います。
まず、海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
おはようございます。都市計画課の海老原と申します。
よろしくお願いします。
都市計画課所管の一般会計予算についてご説明させていただきます。
都 市 計画課 所 管 の平成 28年 度一般 会 計 当初予 算 な んです が 、 予算書 に よ ります と 160ペ
ージからになります。
7 款 の 土 木 費 の 4 項 都 市 計 画 費 と 5 項 の 住 宅 費 に な り ま す 。 総 額 と し て 1 億 3,553万
6,000円 と い う こ と で、 前 年 度 当初 予 算 と 比較 し ま し て767万 5,000円 の 増 額 とな っ て お り
ます。
主なものとしまして公園関係でございまして、市道拡幅に伴う勘兵衛新田児童公園の改
修工事がございます。それと、せせらぎの小路維持管理業務の主体が変わることによって、
当市が3年間、維持管理することになりますので、そのことによる増額になります。
それでは、予算書に沿って説明させていただきます。それと予算資料に当たっては78ペ
ージになります。あわせてご覧いただければと思います。予算書の説明欄の項目に沿って
説明させていただきます。
ま ず 、 160ペ ー ジの 02都 市 計画総 務 費 でござ い ま す。こ ち ら 嘱託職 員 1 名分の 報 酬 と 都
市計画協会への負担金といった例年の経費の予算を計上しております。
続きまして、都市計画決定経費でございますが、こちら都市計画審議会委員の報酬と都
市計画決定に係る図書作成委託料になります。
福岡地区工業用地整備の関連で、28年度都市計画審議会を3回ほど予定をしております。
それと都市計画決定図書作成業務委託料にあっては、谷井田市街化区域内の県道の拡幅
に伴って用途地域の範囲が変わることから変更の手続を行うためにお願いするものでござ
います。
続いて、開発・建築指導経費でございますが、開発関係の建築指導の窓口業務の円滑化
を図るための嘱託職員の報酬のほかに、指定道路データ更新業務委託料などの例年の予算
でございます。
- 105 -
続きまして、次のページになります。住宅建築物耐震化事業でございます。木造住宅の
耐震診断を受けようとするときに無料で耐震診断士を派遣する事業、それと耐震改修費用
の一部を補助する事業ということで、こちら補助事業になります。国庫補助と県補助がご
ざいまして、それで歳入のほうにも財源として計上させていただいております。
続 き まして 、 163ペー ジ に なりま す け れども 、 公 園費に な り ます。 公 園 維持管 理 費 で 1
億 158万 円と い う ことで す が 、例年 の 光 熱水費 や 公 園管理 委 託 料など 維 持 管理に 係 る 予 算
に加えまして、今年度、公園施設改修工事としまして、絹の台桜公園内のベンチ改修工事、
それと地区幹線3号線拡幅に伴う勘兵衛新田児童公園改修工事の予算を計上しております。
また、記念石碑設置工事ということで計上しているところなんですけれども、みらいの
森公園内に設置しようとするものでありまして、伊奈・谷和原丘陵部一体型特定区画整理
事業関係者を中心とした市民との事業でありまして、市民が区画整理事業を記念する植樹
を行い、市がこの事業を紹介する記念碑を設置するというものでございます。
次に、せせらぎの小路維持管理費ですが、せせらぎの小路というものについては、本市
と守谷市との行政界に位置するもので、守谷市と3年交代で維持管理をしております。そ
の費用を面積案分により負担しているというもので、28年度から3年間本市が維持管理を
行うことから、公園管理委託料などの予算を計上しております。なお、守谷市から面積の
案分によって負担金として費用の一部が納入されることになります。
続きまして、165ページになります。
住宅管理費でございます。住宅管理については、こちら木造住宅が33戸、鉄筋コンクリ
ート造が54戸、合計87戸の管理費となります。
主なものでございますが、施設の修繕料や受水槽点検清掃業務、消防用設備保守点検と
か例年の経費の委託料とかになります。
また、28年度については、秋葉山住宅の3号棟と4号棟の屋根改修工事を行うための予
算を計上しております。こちら国庫補助事業ということで社会資本整備総合交付金の歳入
も予定しておりまして、歳入のほうに予算を計上させていただいております。
歳出については以上になりまして、歳入の主なものを説明させていただきます。
18ページになります。
公園使用料ということで215万8,000円になりますが、こちら自動販売機などの公園使用
料とか、業として行うサッカー教室とか写真撮影などが主なものになりまして、有料行為
をしたからいただく使用料ということになります。
また、28年度については東京電力の電柱占用料が更新の年に当たりますので、増額とな
っております。
続いて、住宅使用料でございますけれども、こちら市営住宅の家賃収入と駐車場の使用
料ということになります。
それと、県支出金の中で22ページになります。歳出で説明しました事業のほかに、説明
欄中段の都市公園事業負担金123万4,000円ございますが、こちら、みらいの森公園内の河
川区域がございまして、そちらの維持管理に係る茨城県からの負担金ということになりま
す。
最後に25ページになります。
分譲住宅敷地貸付収入ということでありますが、こちらは分譲住宅事業の中で市が所有
している市営分譲住宅用地の敷地貸付収入ということになります。
- 106 -
以上が都市計画課所管の予算概要になります。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
続きまして、石島建設課長。
おはようございます。建設課の石島と申します。どうぞよろ
しくお願いいたします。
私からは、建設課所管の平成28年度予算についてご説明いたします。
予算資料では71ページからなんですが、予算書に沿ってご説明させていただきます。予
算書の139ページをお開き願います。
10目の地籍調査費でございます。
説明欄の01地籍調査事業でございます。こちら平成16年から事業に着手いたしまして、
平成28年度におきましては大和田地区Ⅱの36ヘクタールを予定してございます。
その下の01農道整備事業でございます。こちらは県の補助事業を活用いたしまして事業
を 行 っ ており ま す が、28年 度 におき ま し ては宮 戸 地 区延長 430メ ート ル の 道路改 良 事 業 を
行う予定でございます。
少し飛びまして、予算書の149ページをお開き願います。
2目の道路維持費でございます。説明の欄の01市道冠水対策事業でございます。こちら
は市内の市道の冠水する場所の対策事業に対する経費でございまして、谷井田地区をはじ
め水中ポンプを設置している場所がございます。そちらの電気料またはポンプの点検、清
掃、ポンプの借上料等を計上しております。
工事請負費としましては、筒戸外3カ所の冠水対策工事を計画しております。
少し飛びまして、150ページをお開き願います。
説明欄の下段ですが、05施設維持補修事業でございます。こちらは工事請負費としまし
て舗装、補修工事、南太田のり面対策工事外2カ所を予定しております。
また、維持補修工事につきましては、緊急の対応箇所に対応するための経費でございま
す。
また、未舗装対策工事につきましては、小張地区外1カ所を予定しております。
151ページをご覧ください。
09歩道のない道路は道路でない事業でございます。委託料としましては、谷井田地区の
橋梁設計の経費を計上いたしております。また、都市幹線2号から平和台入り口付近の測
量設計を計上させていただきました。工事請負費としましては市内10小学校区17カ所の通
学路の安全対策工事を予定しております。
一つ飛ばしまして、11道路ストック点検補修事業でございます。こちらは老朽化した舗
装を修繕する事業でございます。工事請負費としまして下小目外6カ所の舗装補修事業を
予定しております。
3目の道路新設改良費ですが、こちらは後で図面で説明したいと思いますので、この場
では飛ばさせていただきます。
155ページをお開き願います。
橋りょう維持費でございます。説明欄の02橋梁長寿命化修繕事業でございます。こちら
の委託料ですが、こちらは常磐自動車道をまたぐ市道橋の補修3橋分をネクスコ東日本に
委託する経費を計上しております。
また、橋梁定期点検業務委託料としまして、常磐自動車道の跨道橋7橋分、一般橋梁定
期点検業務委託料、合わせて54橋分を計上させていただきました。工事請負費としまして
- 107 -
は国道294号にかかる歩道橋の点検をするための工事費用を計上してございます。
その下、狭隘道路整備等促進事業でございますが、こちらは昨年に引き続き西楢戸の拡
幅工事の経費を計上させていただきました。
合併特例債事業ですが、こちらも図面で説明させていただきます。
それでは、道路改良事業と合併特例債事業について、前に図面を張らせていただきまし
たので、そちらにより説明させていただきます。
○建設課主査(菊地正宏君)
住宅市街地基盤整備事業(守谷・小絹線)の概要でござい
ま す が 、 TX 車 両 基 地側 か ら 小 絹J A ホ ー ルま で の 延 長1,890メ ート ル の 道 路改 良 事 業 で
す。平成27年度末の進捗率は、事業費ベースで45%、用地費で67%です。平成28年度事業
計 画 で ござい ま す が、2 工 区 の用地 買 収 と3工 区 の 地盤改 良 工 事、延 長 730メー ト ル を 予
定しています。
続きまして、田村地区道路新設改良事業(田村)です。田村地区西部の台通り用水から
東 楢 戸 台 線ま で の 延 長1,001メ ート ル の 道 路改 良 事 業 です 。 平 成 27年 度 末 の 進捗 率 は 、 事
業 費 ベ ースで 66% 、用地 費 で 100% で す 。平成 28年 度事業 計 画 でござ い ま すが、 道 路 改 良
工事延長150メートルを予定し、事業完了については平成29年度目標としています。
続 き まして 東 楢 戸台線 整 備 事業で す 。 みらい 平 か らつく ば 市 境の国 道 354号ま で の 延 長
3,900メートルの道路改良事業です。平成27年度末の進捗率は、旧354号の南側が工事費ベ
ースで95%、用地費で99%です。旧354号の北側が工事費ベースでゼロ%、用地費で100%
で す 。 平 成28年 度 事 業計 画 で ご ざい ま す が 、表 層 の 舗 装工 事 延 長 2,940メ ー トル の 予 定 で
す。みらい平から旧354号までは平成28年度事業完了とし、旧354号から北側の工事につい
ては休止の予定です。
続きまして、地区幹線3号線整備事業(伊奈東~小張)です。みらい平側の茨城県で進
め て い ま す野 田 牛 久 バイ パ ス と 狸穴 入 り 口 の取 手 つ く ば線 バ イ パ スを 結 ぶ 延 長1,050メー
ト ル の 道 路 改 良 事 業 で す 。 平 成 27 年 度 末 の 進 捗 率 は 、 事 業 費 ベ ー ス で 87 % 、 用 地 費 で
100%です。平成28年度事業計画でございますが、道路改良工事延長80メートルと270メー
トルの計350メートルを予定し、平成28年度事業完了の予定です。
続 き まして 、 市 道 1-3号 線 整備事 業 ( 山王新 田 ~ 神住新 田 ) です。 山 王 新田の 交 差 点 か
ら 神 住 新 田の 伊 丹 新 橋ま で の 延 長1,500メ ート ル の 道 路改 良 事 業 です 。 平 成 27年 度 末 の 進
捗率は、事業費ベースで93%、用地費はありません。本線の道路改良工事は平成27年度で
完了しました。平成28年度事業計画は、本田排水機場のところに人が歩く橋梁、橋長15メ
ートル、全幅3メートルを整備し、平成28年度事業完了の予定です。
最 後 になり ま す が、市 道 2-3号線 整 備 事業( 足 高 ~神生 ) で す。東 小 学 校から き ら く や
ま ま で の 延長 1,200メー ト ル の 道路 改 良 事 業で す 。 平 成27年 度 末 の進 捗 率 は 、事 業 費 ベ ー
スで79%、用地費で96%です。平成28年度事業計画でございますが、道路改良工事、延長
225メ ー トル と 240メー ト ル の 計465メ ー トル と 、 用 地買 収 が き らく や ま 側 に残 り 1 カ 所と
なります。平成28年度事業完了の予定です。
以上、簡単ではございますが図面での説明とさせていただきます。
○建設課長(石島昭夫君)
合併特例債で行っております都市幹線2号線につきましては、
今月25日に開通の運びとなりました。開通式には議員皆様のご出席を賜りたく、よろしく
お願いいたします。
それでは、歳入のほうに移らせていただきます。
- 108 -
予算書の18ページをお開き願います。
道路使用料の道路占用料でございます。こちらは道路部分に設置されております電力会
社の電柱、電話会社の電柱、またガス管などの占用料でございます。
21ページをお開き願います。
5目の土木費国庫補助金でございます。1節土木費補助金、まず上からですが、社会資
本整備総合交付金として狭隘道路整備等促進事業の補助金ですが、こちらは西楢戸分とな
ります。
その下の地住交関連ですが、こちらは田村の道路改良事業に係る補助金でございます。
その下、計画1でございますが、こちらは橋梁長寿命化に対する国の補助金でございま
す。
その下の計画5ですが、こちらは歩道のない道路は道路でない事業、足高の合併特例債
事業に対する国の補助金でございます。
社会資本整備総合交付金(住基)でございますが、こちらは守谷小絹線、東楢戸台線、
地区幹線3号線に対する国の補助金でございます。
一番下の計画3ですが、こちらは道路ストック事業に対する国の補助金でございます。
23ページをお開き願います。
4目農林水産業費県補助金、2節農林業振興費補助金の上から二つ目の農業基盤整備事
業(農道整備)補助金、こちらは宮戸の道路改良事業に対する県の補助金でございます。
3節地籍調査費補助金、こちらは地籍調査費に対する県の補助金でございます。
6目土木費県補助金、1節道路橋りょう費補助金でございますが、こちらは合併支援事
業道路整備補助金としまして、東楢戸台線と豊体横町下宿線の事業に対しての県の補助金
でございます。
30ページをお開き願います。
21款市債でございます。4目合併特例債でございます。こちら東楢戸台線、地区幹線3
号、市道1-3、市道2-3の合併特例債として1億8,720万円を計上させていただきました。
簡単ではございますが、以上が建設課の28年度予算でございます。ご審議のほどよろし
くお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
続きまして、土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
おはようございます。上下水道課の土信田です。よろ
しくお願いします。
私のほうから上下水道課所管の一般会計の説明をさせていただきます。
まず、歳出のほうから説明させていただきます。
歳 出 のほう で す と予算 資 料 62ペー ジ か らにな り ま す。予 算 書 につい て は 122ペ ー ジ の ほ
うをお開きください。
まず、衛生費の目8環境災害対策費ですが、こちらは放射能対策事業ということで、コ
ミュニティ・プラントで発生する汚泥の測定の委託料になります。
次に、126ページのほうをお願いします。
同じく衛生費、清掃費の生活排水対策費、事業02のコミニティ・プラント処理施設の管
理事業になります。これは、つくばみらい市狸穴と青木のコミプラ、これの各処理場に係
る管理費という形になっております。
こ れ で 前年 比 17万 1,000円 の 減と な っ て おり ま す が 、昨 年 度 修 繕費 の ほ う で青 木 の 修 繕
- 109 -
がありますのと、狸穴の分がありましたので減になっております。
今回、修繕費としては青木のほうの汚泥処分のポンプとか、そういうものを予定してお
ります。
委託料については、運転管理や汚泥の引き抜きに伴う経常的な委託料でございます。
それと運転管理委託ですが、これについては6月に3年契約のものが切れますので、設
計額で計上しておりますので増額となっております。
次の127ページになります。
事業03コミニティ・プラントの管渠施設の管理事業になります。こちらが217万6,000円
の減に前年度に比べてなっております。これについては、前年、青木のマンホールポンプ
の交換を実施しておりますので、その分が減になっております。
工事請負費の公共桝の交換でコンクリートの公共桝を塩ビ管の公共桝のほうに変えると
ころが5カ所、それと段差等の補修工事を予定しております。
事業04使用料・分担金事務事業という形で、コミプラの使用料を水道料と合わせて徴収
しているため、水道に対しての事務負担金でございます。
次のページをお願いします。
事業05で合併浄化槽の設置事業になります。こちらは合併浄化槽を設置する際に補助金
を出しているものが主でございます。こちら27基分、撤去5基分という形で計上しており
ます。
次、133ページをお願いします。
款5の農林水産業費でございます。事業05農業集落排水事業特別会計への繰出金、これ
については後で審議いただく農業集落排水事業特別会計の中への一般会計からの財源補填
の た め の繰出 金 と いう形 に な ってお り ま す。前 年 比 で 1,715万 円 の増 に な ってお り ま すが 、
これについては福岡のほうでマンホールの制御盤の移設、それと下小目地区の台帳の整備、
そういうものがございますので増となっております。
次に164ページをお願いします。
7款の土木費になります。目3の下水道費の中で事業03都市下水路の管理事業について
は、大池、蛇沼排水路の維持管理費用という形になります。昨年は大池内の民有地の買い
取りがありましたので300万円の減という形になっております。
事業04として広域下水道の負担金事業という形になります。これについては取手地方広
域下水道組合への負担金、内訳については予算資料の64ページのほうに記載しております。
それと取手地方広域下水道組合の使用料の負担金という形になります。
事業05公共下水道事業特別会計への繰出金、これは先ほどの農集排特別会計の繰出金と
同様に公共下水道特別会計への繰出金という形になっております。これについては、後ほ
ど説明させていただきますが、マンホール等の腐食による補修、それと先ほど建設課のほ
うでもありましたが、守谷小絹線の拡幅等にあわせて下水道管の移設、それと公営企業会
計の適用の準備等がございますので、増額という形になっております。
主な歳出は以上でございます。
歳入のほうになります。
今度は17ページのほうをお願いします。
款13使用料及び手数料の節1でコミュニティ・プラントの使用料になります。これにつ
いては節水傾向によりやや減少という形になっております。
- 110 -
それと21ページ、23ページ、これについては浄化槽の設置に対する国と県の補助金とい
う形になります。
上下水道課の予算、簡単ですが以上になります。ご審議のほうをよろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより質疑及び意見を行います。
意見、質疑のある方は挙手をお願いします。
古川委員。
○ 委 員 (古川 よ し 枝君)
幾 つかあ る ん ですけ れ ど も、一 つ は 163ペ ー ジ の公園 の 維 持 費
ですけれども、ここの中で一つは公園施設の改修工事の中に伊奈東の児童公園、あそこが
道路の改修で変わると思うのですけれども、随分削られるんですけれども、この面積は小
さくなってしまうのか、それとも拡幅をするように考えているのかどうか、お願いします。
そ れ から、 151ペ ージ に 道 路スト ッ ク 点検補 修 と いうこ と で 、先ほ ど 説 明の中 で は 筒 戸
のほかに幾つかということであったんですけれども、去年の説明を見ると山王新田とか中
平柳とか筒戸とか中原ということで説明があったんですけれども、これは全部27年度の中
で解消されているのか。それから、28年度、筒戸のほかにどこを予定しているのか、住民
等の要望もたくさん関連しますので、説明をしていただきたいと思っています。
そ れか ら 、165ペー ジの 都市 計 画課 のほ う なん です け れど も、 住 宅の 管理 と いう こと で 、
先ほど公営住宅が87戸になって減っていて、ずっと公営住宅の増設を求めてきたんですけ
れども、そういう中で住宅の補助事業を検討しているんだと説明があったわけですけれど
も、その点では28年度についてはそれの予算の計上はされておりませんけれども、どうい
う検討をされているのか。
それから、東楢戸台線ですけれども、旧354から北側が用地買収は100%と聞きましたけ
れども、26年度の末に工事については休止という判断をしたんですよね。それで昨年、県
のほうに共産党のほうで実情を伝えて、ぜひ県のほうで早急に取り組むようにと要求をし
たんですけれども、その点でどういうふうに県とのかかわりはなっているのか、その説明
もお願いしたいと思います。
それから、福岡地区の道路建設というのは建設課でいいんですよね。福岡の産業誘致に
関連する道路ですね、この辺について詳しく説明をお願いしたいんですけれども。
それから、たくさんあってごめんなさい、ちょっと細かいんですけれども、駅前の玄関
先ですけれども、何度も何度も改修してもやはり路盤が歪むんですね。それでほんのちょ
っとなんですけれども段差があるんですよ。それはつっかかって非常に危険なんですね。
これは事故でももし起きたときには管理者の責任が若干問われることになると思うのです。
そこは何度も改修をやっているのはわかるんです。だけどその辺のところの改修もきちっ
と早急にやってほしいということで、28年度の予算の中でもぜひそういうことも入れても
らいたいと思っているんですけれども、たくさんあるんですけれども、順番にお願いしま
す。
○委員長(松本和男君)
それでは海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
海老原です。都市計画課のほうで公園の管理と住宅の
管理ということで質問をいただきましたので、まず公園のほうなんですけれども、当初、
隣の土地を求めて面積は小さくしないような方向で進めていたところがありました。ただ、
地権者のほうから協力を得られないということで、残念ながら道路分の部分は小さくなる
- 111 -
ような形になっております。
その中で児童公園については、こちらの設計とかレイアウトを考える上で、地元のお母
さん方とか区長と相談をさせていただきまして、小さくなってもうまく活用できるような
形で整備できるよう、要望とかをお聞きしまして計画をしたところでございます。
住宅についてですけれども、27年度に補助事業で進めるべきか、民間のアパートとかを
市が借りて市営住宅としてかわりに進めるべきかということで検討はさせてもらった中で、
補助の方向で進めたほうが、管理とかの関係もございますので市のほうとしてはいいんじ
ゃないかということで、そういう方向はさせてもらったところで、28年度についてはその
詳細、どういう補助をしていくのか、対象とする方はどういう形の方にするのか、また、
現在の市営住宅との整合性を図るようなことにしなくてはならないと思いますので、その
辺のことを28年度中に詳細を詰めて進めていきたいと思っております。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
続いて、石島建設課長。
まず、道路ストックですが、こちらは平成27年度におきまし
ては大体予定どおりに事業を進められたんですが、中原につきましては平成27年度におい
て事業を執り行うことができなかったため、平成28年度に実施する予定でございます。
東 楢 戸台線 で す が、こ ち ら は旧354の 南 側は 平 成 28年度 に 完 了、開 通 と なりま す が 、 北
側 部 分 につい て は 用地が ほ ぼ 100% と い うこと で 、 先日も 市 長 を含め 道 路 建設課 に 県 の ほ
うで整備していただくようにお願いはしております。
福岡地区の工業用地の整備事業に伴う道路事業ですが、こちらは、平成28年度は2カ所
の交差点改良のための測量と設計を行う予定でございます。1カ所が東楢戸台線部分、も
う1カ所が東側の工業専用地域の部分の交差点でございます。
あと駅前の段差解消、こちら平成24年のころに大規模に改修はさせていただいたんです
が、また現状を見ながら適切に対応していきたいと考えております。
○委員長(松本和男君)
ほかに。
○委員(古川よし枝君)
一つですけれども、伊奈東のところの児童公園、レイアウトで
もって少なくなった分を解消していくと言っていたけれども、ここにお手洗いがないんで
すよ。それも含めてレイアウトの中できちっとしてほしいと思っているんですけれど、ぜ
ひこれは中で検討していただきたいと思います。
それから、東楢戸台線ですけれども、県に要望していくということですけれども、道路
の4車線の土地の買収で、その半分がそのままになっているということもあるし、その管
理もあるし、早急に県がやるということを引き寄せる、その努力をぜひしてほしいと思っ
ています。
それと、公営住宅ですけれども、ずっと長い間、どうするか検討すると、不足している
のでこれは必要だという認識は同じにしているわけですけれども、なかなか対策が進まな
いと、今、補助制度がどうもいいだろうということなんだけれども、ここに来てきちっと
方向性をして、そして補助制度だとどうしても不十分な点がいっぱいあると思うのです。
補助率の問題とか、今の公営住宅の水準並みの補助制度のところまで水準を上げなければ、
公営住宅不足の対策にはならないので、そこは十分に検討していただいて、ぜひ事業を進
めるように要求をします。
それから、さっき説明がありました道路ストックの点検ですけれども、今年は筒戸と中
原とどこになるんですか。
- 112 -
道路設計なんですけれども、きちっと図面をもって説明してほしいと思うのですけれど
も、その辺はできますか。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
石島建設課長。
道路ストックの今年度の予定場所でございますが、まず下小
目地区でございます。筒戸地区、箕輪、中原、狸渕、小島新田、福岡となっております。
それと、福岡地区の交差点の図面なんですが、現在、みらいまちづくり課で福岡地区の
区画整理をやっておりまして、その業者が先日決定したようですが、そちらで概略の図面
を描くことになっておりますので、現在、図面はできておりません。その図面が完了後に
こちらが交差点改良の測量や設計のほうを行う予定でございます。
○委員長(松本和男君)
続いて海老原委員。
○委 員( 海 老原
まず 、都市 計の ほ うで 先ほ ど 谷井 田地 区 の県 道の 工 事が ある と
弘君)
いうことで、多分私の事務所のそばだと思うので、カスミストアがあったり、農協があっ
たり、橋の掛け替えもその工事の中にあるのかどうかちょっと確認をしたい。先ほど、予
算的に工事をやるために何の支出があるのかよく聞き取れなかったんですが。
あ と 、建設 課 の ほうで は 151ペー ジ の 歩道の な い 道路は 道 路 ではな い で 谷井田 の 小 学 校
近くに橋をかける、これ設計だけで本年度は工事はやらないのでしょうかどうか、その点。
そ れと157ペ ージ の 市道 1- 3号 山王 新田 、 本田 機場 の とこ ろに 橋 をか ける と 。き のう 、
8期住宅の総会に行って、「海老原議員どうなっているの、いつごろかかるんだ」と質問
を受けてきたところなので、いつごろになるのか、その点、3点。
○委員長(松本和男君)
海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
都市計画課のほうから説明させていただきます。
谷井田地区内の県道ということですけれども、こちらについては伊奈庁舎のほうから谷
井田のほうに向かっていって、農協との谷井田稲戸井線の交差点のところから谷井田医院
のところまでの県道分の拡幅ということで、谷井田医院のところの事業区間のものという
ことで、筑波銀行のところということで、都市計画の用途のほうが県道の境界から30メー
トルということで近隣商業地域ということで定めていますので、境界が変わることによっ
て、その手続をする必要があるということで、今回、その手続のための予算をとらせてい
ただいたということになります。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
続いて石島建設課長。
まず、歩道のない道路は道路でない事業の設計ですが、こち
らは今年度におきましては設計のみとなります。
場所ですが、谷井田小学校の北側……(「わかります」と呼ぶ者あり)おわかりになり
ますか、はい、今年度は設計だけとなります。
続きまして、本田機場にかかる人道橋なんですが、こちらは稲刈りが終わって水がなく
なってからの着手となります。
○委員長(松本和男君)
海老原委員。
○委員(海老原
県道のほうは、勘違いしていまして、今課長から説明があった、
弘君)
今工事している中通川からお寺の横を通るバイパスのほうですよね。わかりました。
それから、歩道のない道路は道路でないは、工事は次年度以降になるということですね。
このテーマの「歩道のない道路」、これは人間の危険性を一番重視しているので、余りこ
れ時間を置く必要がないと思うのです。設計してすぐできないんですか。これ学校の要望
- 113 -
はずっと出ていますよ。
それから、山王新田の歩道なんですけれども、ちょうど本田の機場の入り口にかかるの
で、何か近所の人に聞いたら、杭打ちをするときに電柱が邪魔になるか何かということも
あるので、住民の人たちは協力すると言っているので、できるだけ早急にお願いしたい。
○委員長(松本和男君)
○委員(坂
洋君)
坂委員。
一つだけお尋ねします。
地区幹線3号は28年度完了ということでありますけれども、みらい平駅側のほうはどう
いう形になるのか教えてください。
○委員長(松本和男君)
石島建設課長。
○建設課長(石島昭夫君)
地区幹線3号が接続する県道部分のことかなと思っているん
ですが、今、県のほうで用地買収、または、みらい平側から野田牛久線バイパスの地盤改
良事業を進めておりまして、28年度に県道が完成というのはちょっと厳しいのかなと思っ
ております。市としましても、早期に県道整備が完了するように要望しているところでご
ざいます。
○委員長(松本和男君)
○委員(坂
洋君)
坂委員。
ということは、地区幹線3号が完成しても、あそこはストップとい
うことですね。
今、あそこの道路を期待しているのは、つくば市街地へのアクセスを期待しているので
はなくて、駅へ行く利便性を期待しているのであって、28年度完成をしても、あれは中途
半端な道路になってしまいますね。そういうところをよくわかってください。
○委員長(松本和男君)
石島建設課長。
○建設課長(石島昭夫君)
市としましても、県になるべく早く事業を進めてもらえるよ
うに、先週の金曜日も市長が県に要望しているところでございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
2点ほどお聞きしたいと思います。
152ペ ー ジ の 、 説 明が あ っ た 守谷 小 絹 線 です け れ ど も、 4 億 1,677万 9,000円 の 予 算 が 組
ん で あ り ま し て 、 昨 年 は 2 億 3,202万 9,000円 の 予 算 で し た が 、 今 回 の 補 正 で 1 億 6,415万
円 削 減 し てい ま す ね 。そ う い う 工事 の 進 捗 状況 だ と 、 今年 度 の 4 億1,000万 円の 予 算 も ち
ゃんと執行できるのか、その辺の心配があるんですけれども、その点、どのように考えて
いるか。
そ れ から、 172ペ ージ で 防 災関連 の 予 算です け れ ども、 予 算 項目に は ち ょっと な い ん で
すけれども、昨年地域防災計画をつくっています。常総市の水害があって地域防災計画を
見直さなければならないんじゃないかと私は思うのですけれども、その辺はどのように考
えていたのかお聞きします。
この2点です。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
石島建設課長。
守谷小絹線ですが、市としましても事業の推進に努力してい
るところなんですが、国の交付金が要望額に対して約50%程度しかつかなかったというこ
とがございまして、事業を縮小し、予算も補正により減額ということになってしまいまし
た。
平成28年度におきましては、遅れた分を取り戻すために3工区の地盤改良、また2工区
- 114 -
の用地買収のほうを積極的に進めていきたいと考えております。
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 (野口
修 君)
野口委員。
172ペ ージ の 防 災関連 で す けれど も 、 予算書 に は 項目が あ り ま せ
んけれども、昨年度項目がついていて、昨年度地域防災計画をつくっています。しかし、
その後……(「安心安全課」と呼ぶ者あり)安心安全課なの、それでは訂正します。
○委員長(松本和男君)
その件については総務部安心安全課ということですから、ちょ
っと違うということで。
○委員(野口
修君)
わかりました。
そ う し ます と 、 新 年度 の 4 億 1,000万 円 とい う の も 国の 補 助 金 がつ く 、 つ かな い で 変 わ
るんですか。
○委員長(松本和男君)
石島建設課長。
○建設課長(石島昭夫君)
平成28年度におきましても、国の補助金がつかなかった場合、
事業のほうは縮小する、そういう形になるかと思いますが、県を通して交付金をつけてい
ただくよう努力してまいりたいと考えております。
○委員(野口
修君)
○委員長(松本和男君)
それでは努力をよろしくお願いします。
それでは、ここで休憩に入ります。15分までということでお願
いします。
午前11時05分休憩
午前11時15分開議
○委員長(松本和男君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
豊島委員。
○委員(豊島
葵君)
2点だけお願いします。
建設課のほう、いつもお世話になってすみません。ありがとうございます。
さっきの質問だけど、道路ストック点検補修事業ってあるよね、ここにいろいろ照明と
か標識とか、のり面とか出ているんですけれども、実はここを行ったところの、いつも事
故があるところがあるよね。この前もそこでぶつかって田んぼに2台ばかり落ちちゃった
んだけれども、あそこは「止まれ」の看板はあるんですけれども、年中事故が起きて、あ
そこの田んぼをつくっている人もこの前、ちょっと前に事故があってガラスとか油なんか
がしみて土の入れ替えをしたら、また落ちちゃったんだよね、4日の日かな、俺らがここ
でやったときに2台落ちちゃって、うちのほうの人と十和の人とぶつかった事故なんです
けれども、また土の入れ替えをしたり何かしなくちゃいけないということで、止まれはあ
るけれども、もう一つは保育所とか幼稚園があそこにあるから、朝とか夕方はかなり飛ば
してくる車も見受けられるんです。
福岡のあそこにがたがたするのがあるよね、ちょっと名前はわからないんですけれども、
ああいうのをやるのは安心安全課なんですか。ああいうのをつけてもらえればと。
あともう1カ所は、その先へ行くといつも事故が、あそこは2カ所ばかりちょっと事故
が多いですね。あそこも家があって見づらくて、あそこも死亡事故が起きたり、今年も事
故があったんですけれども、ああいうところを止まれだけでは見落とす人もいるんですよ
ね。ですから、できればこんなぼこぼこしたもの、あれがあると非常にいいなと地元から
の声なんです。
- 115 -
それを道路ストック点検補修事業とか、そういう中でやっていってもらえるのかどうか
一つ聞きたいです。
もう一つは、さっきもお礼を申し上げましたけれども、さっきも出ました砂利道の、非
常にうちの方は砂利道が多いんですけれども、砂利道だと通って舗装道路のほうへ砂利が
随分飛んでいるんですよ。ですから、この前みたいなああいう簡単なものでいいんですけ
れども、予算の関係もありますので順次できるところから少しずつでもやってもらえれば
なという要望です。地元もそう思っていますので、ひとつよろしくお願いします。
それともう一つ、土信田課長に1カ所、下水の関係なんですけれども、途中まで、うち
の川崎のほうをやっていますね。やりましたけれども、あと宮戸とさっき言った保育所の
ところ、あれはどういう計画になっているのかちょっとお伺いしたいと思います。
2点、よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
それでは、石島建設課長。
○建設課長(石島昭夫君)
まず、事故多発箇所の交差点ですが、こちらよくでこぼこし
ているものはロードスキッドというものでございまして、これで道路を着色したり、でこ
ぼこを入れたりするわけなんですが、先ほどご指摘のあった箇所につきましても、そのよ
うなものを設置できるよう検討してまいります。
砂利道なんですが、西部地区につきましては基盤整備等を行って、舗装してあったとこ
ろも砂利道になっている状況でございます。今後簡易舗装など、できるところからやって
いきたいと思っております。
○委員長(松本和男君)
続いて、土信田課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
公共下水道の話なので、後で公共下水道事業特別会計
をやりますので、そちらで……。
○委員(豊島
葵君)
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 (今川 英 明 君)
そうですか。この後ですね。
続いて、今川委員。
128ペ ージ の 合 併浄化 槽 の 設置事 業 な んです け れ ども、 合 併 浄 化
槽、例えば農集排とか下水道とか入っていないところにやる事業ですよね。これ、単独処
理浄化槽撤去補助金がありますけれども、この内容を、何か勘違いしていまして、私は合
併浄化槽を撤去するのに補助金かなと思ったら、単独の補助金だということなんですけれ
ども、今、豊島委員が言いましたように下水道が入っている地域でも合併浄化槽を入れて
いる人がいるんですよね。そうすると合併浄化槽でも用が足りてしまうので下水道に入ら
ないという人もいるんですけれども、そのときに例えば合併浄化槽を撤去するのに多少補
助を上げれば、それを壊して下水道に入るようなこともあると思うので、その辺のことを
ちょっと考えていただければと思って、お願いします。
そ れ か ら、 150ペ ージ 、 市 道 の管 理 除 草 (除 草 等 ) 事業 が あ り ます ね 。 6,165万 2,000円、
その中で施設維持管理委託料ということで4,663万8,000円ですか、この内容をお願いしま
す。
除草作業を当然やらないと道路が今言ったように危ない、交通事故が起きる可能性があ
るので、見通しよくとか、通りやすいようにということがあると思うのですけれども、前
にも要望したんですけれども、常磐道の側道がありますよね。あれが常磐道の除草をやら
ないから、こっちに市道のほうにはみ出してきちゃうことが結構あるんですよ。それを話
し合いでちゃんとはみ出ないように、またはみ出た下の部分に関しては建設課の担当でし
- 116 -
ょうから、お願いしたいと思います。
そ れ から、 162ペ ージ の 住 宅建築 物 耐 震化事 業 を 説明願 い ま す。こ れ は どんな 方 法 で 一
般の耐震診断をするのか、また補助を出すのか、もう1回説明をお願いします。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
合併浄化槽の単独処理浄化槽の撤去補助金ですが、こ
れについては合併浄化槽を入れる際の転換という形で、単独浄化槽等が入っていた場合、
そ れ の 撤去に 対 す る補助 金 と いうこ と で 、これ の 裏 づけと い う のが県 の 補 助金100% 出 る
形になっております。
今、今川委員がおっしゃられたように、公共下水道とか農集排のエリア内に対しての補
助金ではございませんので、今川委員としてはそれを検討してほしいという形については、
今お答えできませんので勉強していきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
続いて、石島建設課長。
○建設課長(石島昭夫君)
市道の管理事業ですが、こちらは委託料で施設維持管理委託
料の中で道路管理委託料、こちらは絹の台、みらい平の街路樹の管理や除草、清掃が主と
なっております。
その下、04の委託料の除草業務委託料ですが、こちらは市内の通学路や危険箇所の除草
を行っている経費でございます。
先ほどご指摘がありました常磐自動車道の側道で常磐自動車側から草や樹木が出ている
ということなので、こちらはネクスコと調整しまして、市で行う部分と、ネクスコで行う
部分を明確にしまして除草のほうをやっていきたいと考えております。
○委員長(松本和男君)
海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
私のほうからは、住宅建築物耐震化事業ということで
回答させていただきます。
こちら二つ種類がありまして、一般住宅の耐震診断を委託する事業と、一般住宅のほう
を耐震補強した工事に対して補助をする補助金ということになります。
こちらは毎年、6月ごろの広報でお知らせしまして、こういう診断を受けたい方、また
改修して補助金を受けたい方を募集しております。それに基づいて耐震診断を受けたい方
については、こちらから耐震診断士を委託して派遣するということで、その診断士に対す
る委託料になります。
補助金のほうは、耐震補強工事をされた方に対しての一部補助金ということで、設計に
対してと工事に対してということで、1戸当たり40万円、今回1戸分の補助金の予算を計
上させていただきましたが、1戸当たり40万円を限度に補助をするという事業の内容にな
っております。
以上になります。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
今、2人の方はオーケーなんですけれども、都市計画課のほうの
今の補助金の関係なんですけれども、前年はちなみにどのぐらいで、どの程度ありました
か、それだけお願いします。
○委員長(松本和男君)
海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
一般住宅の耐震診断の委託のほうはちょっと確認させ
てもらいます。
- 117 -
耐震補強の補助金についてはございませんでした。ゼロということです。
○委員(今川英明君)
わかりました。
○委員長(松本和男君)
ほかには。
中島委員。
○委員(中島清和君)
それでは、2点ほどお願いしたいと思います。
まず1点目ですが、歩道のない道路は道路でない事業でございます。その中で通学路対
策工事ということになっているところがございますが、先ほどは歩道橋の設計業務委託料
と い う ことで 上 が ってい た よ うです が 、 今は市 の ほ うの管 理 に なって い る ところ の 旧 354
の通り、あそこのところから東楢戸台線までの間は、歩道のペイントといったものがない
んですね。そのところが、今なぜか、まだ東楢戸台線ができないから農免道路に抜けてい
るのではないかという感じも受けるんですが、その間においてもかなりの交通量が激しく
なってきているという状況なんです。そのところも子供たちが通う歩道でありますので、
危険を及ぼすといったところも感じますので、至急にその辺もこの中へ入れていただきた
いのが要望です。
前回にも私、建設課のほうへは申し上げておいたはずでございます。そういったところ
の点がここに載っているのかどうか、その辺を聞きたいと思います。
もう1点は、先ほど福岡地区の工業団地の件で交差点改良をするんだという話もありま
したけれども、これは南地区から出るところの交差点ではないかと思うのです。この南地
区 の と ころか ら 抜 けてい く 道 路とい う の は、な ぜ か 354が 今 混 んでし ま っ てクボ タ に 入 る
道路のところ、朝の通勤のときには台の逆瀬川までつながってしまうような状況です。そ
ういったところで、通勤に抜け道として使っているのが南の集落の中を通って、農免道路
を通ったり、そういったところから抜けていく道路となっているような状況なんです。そ
れで、あそこでも事故が起きてしまったような状況もあります。
交差点のところだから信号も必要だなという声も出ているんですが、信号までは到底ま
だまだちょっと無理なような状況ですね。東楢戸台線も4車線ということになって初めて
交差点ができる、改良してでき上がってきたときに信号機ということになろうかと思いま
すけれども、当然通勤に使われている、そういう工事のための工事ではないかと、交差点
改良ではないかと思うのです。
それで、工業団地の中で、工業団地をこれからつくる業者の設計が上がってきてからと、
それではちょっとおかしい話でありますので、実際から言ったら既に交差点の改良はしな
くてはならないのが市の立場であろうかと思うのです。だから、そういったところの説明
の若干の食い違いというか、それがあったように伺います。
ですから、ここの交差点については、当然として市のほうでやらなくてはならないので
はないかと思うのです。そういったところで、それは要望として先ほどの説明とは若干違
うのではないかというところを指摘したいと思います。
何か答弁がありましたらお願いします。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
石島建設課長。
それでは、まず歩道のない道路は道路でない事業ですが、先
ほどご指摘のあった場所につきましては、平成28年度の事業として予定しております。
先ほど福岡地区の関係で交差点の改良の件なんですが、台線の中では工事に入る前に交
差点の設計は行ってはいるんですが、今回若干変わるということであのような説明になっ
- 118 -
たところでございます。誤解があったら申しわけございません。
○委員長(松本和男君)
小田川委員。
○委員(小田川
2点お願いします。
浩君)
1点目は、同じく歩道のない道路は道路でない事業なんですけれども、これの現在の進
捗状況として、予算資料の73ページにこれがあるんですけれども、効果検証の結果を踏ま
えながらとありますが、その効果検証は今どの程度行っているのか、わかる範囲で結構で
すので、それをお伺いします。
それともう1点ですが、県道を入ってしまうんですけれども、道路の整備状況で、市道
は3号線なり小張のみらい平に行く道路というのは建設中なんですけれども、その先、県
道と接続しないことによって駅に行く道路というのがほぼつながっていない状態が続いて
います。板橋不動尊からの道路もしかりです。そうなりますと、駅ができて10年たちます。
私が議員になって1期4年たっていますけれども、この問題は最初からやっていて、まだ
全然進んでいないという状況がここにありますので、その予算を県のほうでつけてくれな
いという問題だけなのか、そのほかに何か理由があるのであれば、その辺、どういうふう
に市としてはこれから県のほうに折衝していくのか、要望をかけていくのかが見えてこな
い、市民感情というものも高まっていますので、いつできるんだというタイムスケジュー
ルが出てこないと、そろそろおかしいんじゃないかと言ってくる人もいると思うのです。
その辺、どういうふうに市のほうでは考えているのか、ちょっとそこをお願いします。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
石島建設課長。
歩道のない道路は道路でない事業ですが、全体としましては
予 定 箇 所が146カ 所 のう ち の 17カ所 、 約 12%で ご ざ いまし て 、 短期分 に つ きまし て は 71カ
所中17カ所、24%の進捗率となっております。
効果検証につきましては、26年度に実施した箇所をやっておりまして、後ほどホームペ
ージに出す予定でございます。
続きまして、県道の整備ですが、土浦土木事務所から聞いている中では用地交渉が難航
しているということで、市としましては用地交渉に市も同行しまして、県と協力しながら
今後事業の進捗が図れるよう努力してまいりたいと思っております。
○委員長(松本和男君)
小田川委員。
○委員(小田川
この歩道のない道路は道路でない事業なんですけれども、歩道
浩君)
をつくれる場所というのが、無理やり緑色に塗っているところをつくっているというのが
ほとんどだと思うのです。新たに歩道をつくるということができないわけですから、その
辺、効果検証というのはしっかりしてやっていっていただきたいなと思います。
そのどのぐらい効果があるというのを、はっきり数字で出るような形で残してもらいた
いなと思います。
それと、県の道路については、用地買収がうまくいかないというのもあるんでしょうけ
れども、それだけでこんなに時間がかかるのかなと思ってしまうところもありますので、
その辺、再度、県のほうとはうまく連携をとっていただいて、使うものは使ってというこ
とで話していただいて、なるべく早く進めるようにしていただきたいなと思います。
○委員長(松本和男君)
海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
それでは、先ほど今川委員からあった27年度の委託の
関係の実績なんですけれども、耐震診断の委託の関係は4件ございました。
- 119 -
以上でございます。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
ほかに。
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
1点だけお聞かせください。
道路ストックのところで、絹の台のほうは結構「止まれ」だとか30キロ規制だとか路面
のペイントは塗り直していただいてきたんですけれども、中央車線ですね、そこちらのほ
うが消えている部分が結構ありまして、中央車線が消えている場合だと小回りしてきたり
というのがあって危険につながってまいりますので、中央車線をもう一度検討してもらい
たいのと、あと、西ノ台の入り口からのカーブになっているところ、あそこも中央車線が
かなり消えておりますので、そちらも検討に入れてやっていただきたいと思いますので、
ぜひお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○建設課長(石島昭夫君)
石島建設課長。
現地のほうを確認しながら、利用者の安全を図ってまいりた
いと考えております。
あと今回、絹の台はゾーン30の指定になったと思うのですが、そこにつきましては、中
央線は消していくようなことになりますので。
○委員長(松本和男君)
古舘委員。
○委員(古舘千恵子君)
それは住宅の中ですよね。そうでなくて、せせらぎの小路だと
かはそれには当てはまらないと思うのです。それのことを言っておりますので、よろしく
お願いします。
○委員長(松本和男君)
ほかにはないようですので、都市建設部所管の一般会計予算に
対する質疑、意見は以上で終了いたします。
この後は、特別会計予算の担当課だけが残っていただいて、一般会計の説明が終了いた
しました建設課は退室していただきます。
〔執行部一部退場〕
○委員長(松本和男君)
次に、議案第29号
それでは審査を続けます。
平成28年度つくばみらい市市営分譲住宅特別会計予算を議題といた
します。
議案第29号について説明を求めます。
海老原都市計画課長。
○都市計画課長(海老原貞夫君)
都市計画課の海老原です。市営分譲住宅特別会計予算
についてご説明させていただきます。
市営分譲住宅事業というのは、昭和45年から47年にかけて、旧伊奈村が過疎化対策及び
減反施策による休耕地対策として、地権者から借地しまして宅地造成と住宅建築を行い、
借地権付建物として分譲したものでございます。
住宅の土地については地権者と市が賃貸借契約を結び、その土地に対して、市と住宅所
有者が転貸借契約を結んでおります。
地代についてですけれども、住宅所有者から市へ納入されて、その地代は市が地権者へ
支払いをするということになっております。
当初は729戸の契約がございましたが、現在519戸の契約となっておりまして、昨年度の
契約と比較しまして5戸の減少となっている状況です。
- 120 -
それでは、予算書の395ページになります。それと予算資料では115ページになります。
ご覧いただきたいと思います。
議案第29号
平成28年度つくばみらい市市営分譲住宅特別会計当初予算の歳入歳出の総
額なんですけれども、それぞれ4,171万5,000円でございます。前年度比較で155万2,000円、
約 3.6% の減 額 と いうこ と に なりま す 。 こちら に つ いては 、 居 住者の 減 と いうこ と と 、 地
代改定に伴う不動産鑑定が終了したことによる減ということになります。
398ページ、歳入のほうを説明させていただきます。
まず、使用料及び手数料ですけれども、こちら自動車の保管場所使用承諾手数料と分譲
住宅の事務手数料ということで計上させていただいています。
そ れと 、 2款 の財 産 収入 です が 、こ ちら が 居住 して い る方519戸 分の 地代 と いう こと で 、
市がいただいている収入になります。
それと諸収入でございますけれども、こちらは賃借権名義書換料6件分、契約更新事務
手数料3件分の予算を計上させていただいております。
歳入については以上になりまして、歳出なんですけれども、歳出は住宅費ということで、
住宅の所有者から、居住している方からいただいた地代を地権者の方へ支払いをする使用
料及び賃借料が主な支出になっております。
そのほか、地代の納付書作成に係る費用とか、書き替えの際の地権者への交付金などが
ございまして、例年の経費ということになっております。
以上、簡単でございますが、ご審議のほどよろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより議案第29号に対する質疑及び意見を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松本和男君)
特別ありませんね。
なければ、ここで採決に入ります。
議案第29号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
全員挙手であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決
すべきものと決しました。
以上で都市計画課の所管部分は終わりになりますので、退室をいただいて結構です。
〔執行部一部退場〕
○委員長(松本和男君)
次に、議案第27号
平成28年度つくばみらい市公共下水道事業
特別会計予算を議題といたします。
議案第27号について説明を求めます。
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
土信田です。よろしくお願いします。
平成28年度公共下水道事業特別会計のほうを説明させていただきます。
まず、349ページのほうをお願いします。
歳 入 歳 出予 算 の 総 額を 歳 入 歳 出そ れ ぞ れ 11億 4,198万円 と 定 め ると い う こ とで 、 こ れ に
ついては増減比19.8%の増になります。増減理由については、後ほど説明させていただき
ます。
それと地方債については、352ページのほうにございます1億5,990万円を限度額という
- 121 -
形でお願いしたいと思います。
一時借入金については、今までどおりの5億円という形になります。
内 容 につい て 説 明させ て い だだき ま す 。予算 資 料 につい て は 109ペ ー ジ からを お 願 い し
ます。
まず歳入のほうになります。
予算書のほうで354ページになります。
款1、受益者負担金ということで、受益者負担金については、これ整備した地域により
宅地面積が異なるため減となっております。
款2、使用料、これについては小張地区、高波、愛宕、谷口、川崎、宮戸地区の供用開
始に伴うものと、みらい平地区の人口増に伴って増という形で見ております。
款3、国庫補助金、これについては管路整備に対する補助金とポンプ場の長寿命化計画
設計に伴う補助金を計上しております。
一般会計繰入金については、先ほど説明させていただきました一般会計からの繰入金と
いう形になります。
繰越金として2,000万円、前年比500万円という減という形で見させていただきました。
款8、公共下水道事業債、これは整備に関する補助金の裏財源という形で考えておりま
す。
次に、歳出のほうになります。
356ページをお願いします。
まず、事業02公共下水道整備事業、前年比で4,166万4,000円の増になります。これにつ
いては工事量の増加という形になりまして、これについて主な内容として小張、奉社、小
絹 、 古 川、加 藤 、 川崎、 田 村 地区の 管 渠 整備、 約 2.4キロ メ ー トルに 係 る 設計の 委 託 と 工
事請負費という形で考えております。
次、358ページをお願いします。
これ事業の03で、事業としては新規になるんですが、福岡地区工業用地の整備事業、た
だこれについては27年度は整備事業の中で含まれておりました。28年度としては全体計画
の策定の委託になります。それと31年4月供用開始に向けた29年から工事に入るための基
本設計、実施設計もあわせて行っていくという予算になります。
359ページをお願いします。
処理施設の管理事業、これについては4,891万7,000円の増になります。これについては
通常的な小絹水処理センターに係る経常的な電気代などの光熱水費や維持管理のための運
転管理委託費や汚泥処分委託料になります。
消 耗 品が上 が っ ており ま す が、こ れ に ついて は 誘 導灯の 予 備 電池の 交 換 、これ が 230万
円ほどかかりますので、これが含まれております。
修繕費、主にポンプの修繕等があります。
それと、遠心脱水機、今年度補正のほうで対応させていただきました遠心脱水機本体で
はなく、それに関して電気制御盤のほうもあわせて修繕という形をするために増になって
おります。
委託料については、コミプラと同じように運転管理委託料、今年6月に3年間の更新委
託が切れますので、更新のための設計の額で計上しております。
汚泥処分委託料の増という形と、機器修繕に伴う増という形で委託料のほうが増えてい
- 122 -
る形になります。
359ページをお願いします。
本年度に引き続き3ポンプ場の長寿命化計画の詳細設計を行う形になります。これは上
小目、高掛、内宿、それと水処理センターのポンプ場の監視制御設備という形になります。
360ページになります。
管渠施設の管理事業。管渠の経常的な電気代などの光熱水費や点検清掃に係る委託経費、
修繕費用という形になります。
修繕については丘陵部の第2ポンプの修繕等を計画しております。
委託料のほうが上がっておりますが、上小目中継ポンプ場の制御盤の電気設備、これの
更新という形で、これがかなり上がっている形になります。
その他として、こちらなんですが、杉下のマンホール、谷和原大橋を過ぎたところなん
ですが、そこに上小目ポンプ場からの吐き出し口があるんですが、そこのマンホールのほ
うが腐食しておりまして、それの設計委託1,300万円、それと工事費4,800万円、これを計
上 し て おりま す 。 この工 事 の ほうが 、 ち ょうど 361ペ ージ 中 段 のほう の 15工事請 負 費 の 管
渠改築工事になります。
それと守谷小絹線のほうの移設という形で委託750万円と工事費1,460万円を計上してお
ります。
361ページのほうになりますと、使用料・受益者負担金事務事業という形になります。
これは受益者分担金に係る前納報奨金、それと使用料の徴収事務負担金という形で水道
会計に払うものになります。それと消費税の納付額になります。
362ペ ージ 、 公 共下水 道 公 営企業 会 計 適用事 務 事 業、こ れ は 新規の 事 業 という 形 な ん で
すが、平成32年4月適用に向けての準備という形で委託を行う形になります。
それと363ページ、起債の償還金、これ元金が3億958万4,000円、利子が1億39万6,000
円という形で、合計4億998万円という形になります。
地方債の現在高については予算書の372ページ、または予算資料の121ページを参照願い
ます。
以上、簡単ですが公共下水道特別会計の概要になります。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
1時から質疑に入ります。ここで休憩に入ります。
午後零時00分休憩
午後1時00分開議
○委員長(松本和男君)
それでは午後の部ということで、引き続き会議を再開します。
説明が先ほど終わりまして、これより議案第27号に対する質疑及び意見を行います。
中島委員。
○ 委 員 (中島 清 和 君)
予 算 資料の 110ペ ージ で す 。そこ に 福 岡地区 工 業 用地整 備 事 業 と
いうことで新規ということで載っておりますが、これもわかります。いい案をここに出し
ていただいておりますが、これは福岡地区とは言えど、そこの近くに南集落というところ
がありますね。その南集落というのは、今まで、すなわち農集排も入っていない、下水も
ない、垂れ流しの状態が今続いているということで、前々から要望は出していたところの
地区であります。
- 123 -
ということになれば、この工業用地という意味合いのところにも当然として福岡地区以
外に南集落の下水計画、そういったものものせてもらいたいということで前にも話したが、
それは入っているのでしょうか。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
○委員長(松本和男君)
中島委員。
○委員(中島清和君)
南地区を取り込むような計画で一応進めております。
ありがとうございます。
というのは、あくまでここに題している「新規」という言葉自体すばらしいと思うので
すけれども、それ以外に南集落の排水の計画も当然として入れているというところの説明
でお願いできればよかったかなと思っているところです。ありがとうございました。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
予算書352ページです。
地方債、公共下水道事業債で、ここの償還の方法についてですが、ただし書き、市財政
の都合により繰上償還または低利に借換えすることができるということですが、平成26年
度の決算資料を見ますと、昭和61年から平成5年までの地方債については年利が4%を超
えているということになっていると、今回のこの地方債の予算案では4%以内の利率で、
先ほど申し上げたとおり、借換えをすることができるということになっているんだけれど
も、少なくてもこの7本はこれよりも高い利率になっているので、借換え、掛け替えを基
本的に考えていくというのが財政的にはいいのかなと思うのですけれども、いかがでしょ
うか。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
財政融資とか、そういうものに関してはちょっとでき
ない形になっていまして、借換債については、以前5%を超えるものについては許可がお
りまして借換えをしております。残っているものがそちらという形になります。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
わかりました。そうすると、今後も今年度は今年度としてなんで
すけれども、基本的には許可が出ない限りは借換えられないということで認識をするとい
うことで、これはこのまま残るということだと思うのですけれども、ぜひとも働きかけて
はしないとだめだと思うのです。
今は、これはちょっと違いますけれども、借換えというのは基本的にどこの金融機関で
も行われていることですし、財政投融資だからだめだというところの聖域があるとは言え、
そういうのも声を大きくして要望を出していかないと変わらない部分がありますから、貸
した側も理由はわかるんだけれども、そういうのは借りた側の市民からの税金ですから、
そういうのをしっかりと協議会やいろいろなところで声を大にして訴えていっていただき
たいと思うのですけれども、最後そこだけ教えてください。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
わかりました。それについては働きかけを心がけてい
きたいと思います。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松本和男君)
なければ、議案第27号に対する質疑、意見は以上で終了いたし
- 124 -
ます。
これより採決に入ります。
議案第27号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
全員挙手です。よって、議案第27号は原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
次に、議案第28号
平成28年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計予算を議題と
いたします。
議案第28号について、土信田上下水道課長、説明をお願いします。
○上下水道課長(土信田
栄君)
28年度農業集落排水事業特別会計の説明をさせていた
だきます。
予算書については373ページ、昨年度の比較及び構成比、詳細については説明資料の112
ページからになっております。
予算書の373ページのほうをお願いします。
予算総額については4億3,378万5,000円、昨年比3,321万1,000円の減という形になって
おります。
地方債については376ページで5,700万円を限度という形で計上しております。
378ページのほうをお願いします。
款1の受益者分担金、これは三島地区の分担金になります。三島地区の分担金ですが、
分割してやるものの最終年度になりますので、若干減額という形になります。
款2の使用料、接続数に若干の増という形で133万円の増という形になっております。
県 補 助 金に つ い て は、 三 島 Ⅱ 期地 区 の 管 渠の 管 路 整 備に 関 す る 補助 金 3,800万 円 、 事 業
推進交付金という形で1,529万9,000円という形になります。こちらについては国補対象事
業の10%を5年分割で交付されているものでございます。
款5、一般会計繰入金、これは先ほどの一般会計の繰入金になります。
それと減債基金の繰入金、これは昨年に比べて762万5,000円の増と見込んでおります。
繰越金は昨年度と同額の1,000万円を計上しております。
それと事業債ということで、先ほどの5,700万円、2,710万円の減という形なんですが、
これは整備費に係る補助裏という形で、三島地区整備の最終年度に当たりますので減額と
いう形になっております。
次に380ページ、お願いします。
事業03農業集落排水整備事業、これについては2,455万4,000円の減になります。これは
先ほどから言っていますように、三島Ⅱ期地区、これが福原地区になりますが、これの管
渠整備に係る設計委託や工事請負費、これ延長で約900メートルになります。
そ れ と、381ペ ー ジに な る んです が 、 25積立 金 、 これに つ い ては前 年 は 02事業 、 普 及 促
進事業ということで予算化しておりました。それを02から03という形に持ってきたもので
ございます。これは県の推進交付金を減債基金として積み立てるものでございます。
次、382ページをお願いします。
事業の02農業集落排水処理施設の管理事業146万7,000円の減となります。これは市内8
カ所の処理場に係る経常的な電気代などの光熱水費と維持管理のための運転管理の委託費
用や汚泥の処分費用になります。
- 125 -
修繕費としてはろ過器のろ過材の交換、流量計、細目スクリーン等の交換というのを計
画しております。
27年より大きく減っているのは、福岡地区の機能回復等が昨年あったからでございます。
委託料については、コミプラ公共と同じように、今年6月で管理委託のほうの3年契約
のほうが切れますので、設計額で計上しておりまして増額になっております。
三島地区等の接続の増に伴って汚泥の引き抜き、これも発生量の増という形で見ており
ます。
383ペ ージ 、 農 業集落 排 水 事業の 管 渠 施設の 管 理 事業に な り ます。 こ ち らは管 渠 の 経 常
的な電気代などの光熱水費や点検、清掃に関する委託経費、修繕費用になります。
光熱水費ですが、三島地区整備に伴うポンプ等の増になってきますので、これが増えて
くる形になります。
修 繕 費につ い て は、下 小 目 の真空 弁 の 通報装 置 等 で 419万 円 を含む 金 額 を見込 ん で お り
ます。
委託料として、これ福岡地区なんですが、マンホールポンプの制御盤の移設、それと排
水管の台帳整備、これデジタル化するものでございます。これは下小目地区を予定してお
ります。27年は18地区を行っております。
384ペ ージ 、 事 業 04で 使 用 料・分 担 金 事務事 業 で すが、 こ ち らにつ い て は使用 料 の 徴 収
事務負担金と消費税の納付額でございます。
385ページで放射能対策事業、これは75万1,000円の減ですが、伊奈地区処理場の汚泥の
測量委託、それと谷和原地区3処理場については、汚泥を乾燥汚泥として肥料として出し
ていましたが、乾燥汚泥にすると放射能が高くなってしまいますので、汚泥の引き抜きと
いう形にしておりますので、これについて放射能の東電の補償対象という形で見ておりま
す。
そ れ と 385ペ ー ジ 、起 債 の 償 還金 で す が 、元 金 が 1 億1,000万 円 、 利 子 が 約4,300万 円 で
ございます。
地方債の現在高につきましては、予算書の394ページ、予算資料の121ページを参照願い
ます。
以上が農業集落排水事業特別会計の概要になります。よろしくご審議のほどお願いいた
します。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長の説明が終わりました。
これより議案第28号に対する質疑及び意見を行います。
質疑、意見のある方は挙手願います。
伊藤委員。
○ 委 員 (伊藤 正 実 君)
376ペ ージ 、 基 本的に は 先 ほどと 同 様 の質疑 で す 。平成 5 年 、 平
成6年の借り入れが、これも4%を超えています。先ほどと同じ理由で、これも返せない
のかどうか、そこら辺だけ確認して、返せないのであれば、先ほどと同じように関係各方
面への働きかけ、こういったものについてのご所見をいただきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
公共下水道と同じですので、働きかけのほうを進めて
いきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
中山委員。
- 126 -
○委員(中山栄一君)
1点だけちょっと伺います。
農業集落排水の処理施設管理事業の中で、先ほど福岡地区の処理能力アップですか、昨
年は費用がかかって、今年は少ないということですけれども、この福岡地区の処理能力と
いうのは前から問題になっていたんですけれども、現在は処理能力がアップされてどの辺
まで対応できるかというのは難しいかと思うのですけれども、相当排水量が増えても、今
のところカバーできるのかどうか、今後の見通しだけでもちょっと伺いたいんですけれど
も、その点お願いします。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
容量のほうをわかる資料を持ってきますので、ちょっ
とお待ちいただいてよろしいでしょうか。
○委員長(松本和男君)
ほかにはないようですので、質疑、意見は以上で終了します。
これより採決に入ります。
議案第28号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
全員挙手です。よって、議案第28号は原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
次に、議案第30号
平成28年度つくばみらい市水道事業会計予算を議題といたします。
議案第30号について、土信田上下水道課長、説明をお願いします。
○上下水道課長(土信田
栄君)
それでは、28年度水道事業会計予算の説明をさせてい
ただきます。
予算書401ページでございます。
第2条として業務の予定量を定めております。給水件数は、みらい平地区の人口増を見
込 み ま し て前 年 比 360件 増 の 1 万8,850件 、 年 間 の 総 配水 量 は 2 万ト ン 増 の 526万 ト ン 、1
日平均の配水量は95トン増の1万4,423トンを見込んでおります。
第3条の収益的収入と支出の予定額について説明いたします。これについては、恐れ入
りますが、420ページをお願いします。
ま ず 、 収入 の ほ う です が 、 水 道事 業 収 益 総額 で 前 年 比7,000万 円増 の 15億 円を 予 定 し て
おります。
営 業 収 益、 料 金 収 入が 11億 3,000万 円 、 下水 道 工 事 に係 る 配 水 管の 切 り 回 しの 受 託 費 用
等々でございます。
営業外収益として長期前受金の戻入、下水道使用料の賦課徴収負担金、消費税の還付金
等でございます。
421ページ、支出のほうになります。
水道事業費用の総額が前年比1,100万円増の13億2,300万円を予定しております。
営業費用として原水及び浄水費、これについては343万3,000円の増になります。これは
9割以上が県西用水の受水費という形になります。この中で修繕費としては取水井のしゅ
んせつ工事、これは南太田にあります伊奈2号井を予定しております。
受水費で1,342万円の増、これはみらい平地区の人口増という形で見込んでおります。
2の配水及び給水費899万8,000円の減となります。これは浄配水場の運転管理に係る委
託料や漏水修理、配水ポンプの交換等の修繕費、上配水場の電気代等の動力費などになり
ます。
- 127 -
委託料については、配水管の洗管の業務として小絹地区を計画しております。
量水器の定期交換も予定にございます。
修 繕 費とし て は 、谷和 原 浄 水場の 雨 水 浸透防 止 の 改修、 こ れ は 866万 円 を含ん で お り ま
す。
動力費については、PPS等を導入しましたので、これについて精査して減額という形
になっております。
受 託 工 事費 1,100万円 に つ い ては 、 下 水 道工 事 に 係 る配 水 管 の 切り 回 し 工 事に 係 る 費 用
です。
総 係 費 831万 円 の増で す が 、人件 費 の ほか料 金 の 徴収業 務 の 委託料 、 料 金シス テ ム や 公
営企業システムのリース料、水道管路システムの更新、それと上下水道システムの変更等
でございます。
そ の ほ か公 営 企 業 会計 制 度 に 基づ く 減 価 償却 費 3 億 8,000万 円 や資 産 減 耗 費で ご ざ い ま
す。
423ページ、営業外費用2,119万円ですが、主に起債の償還金利子分でございます。
第4条の資本的収入及び支出の予定額について説明いたします。
424ページになります。
資本的収入として配水管の更新工事や送水管の布設工事に係る国庫補助金、一番上の国
庫補助金のほうが今回はゼロになっておりますが、これについては一番下8の国県交付金
という形に変わっております。
久保浄水場更新工事等に係る起債の予定額が5億8,900万円、新規の加入分担金が4,233
万円、企業債の償還に対する一般会計の出資金として535万3,000円という形になっており
ます。
425ペ ー ジ 、 資 本 的 支 出 で 15億 3,471万 9,000円 、 こ れ は 8 億 1,074万 9,000円 の 増 に なり
ます。
建 設 改 良費 と し て 13億 9,772万円 、 こ れ は更 新 基 本 計画 に 基 づ く老 朽 管 の 更新 工 事 、 久
保浄水場の高区配水施設更新工事等でございます。
この主なものですが、配水設備改良費の工事請負費という形の中で道路整備に伴うもの、
これが谷井田外4本です。配水管布設替え工事については下小目外6本、配水管の布設に
ついて小絹外4本、配水区域の変更として南外2本、そのほかに取水施設として谷和原1
号井への電気設備の交換、浄水施設の工事として計器の設置等がございます。
拡張事業費の6,779万6,000円については、陽光台外1本の送水管の布設に係る費用です。
あと久保浄水場の送水ポンプ等ということで3,715万5,000円が含まれております。これ
に つ い ては、 402ペ ージ 、 後 ほど説 明 さ せてい た だ きます が 、 継続費 の 中 に含ま れ て お り
ます。
緊急時給水拠点確保等事業費、これについては配水管の更新事業を展開する中で新規に
補助事業を検索して、公共施設や学校等避難施設を重要給水施設と位置づけ、その施設へ
の配水管の整備を、補助採択を受けて実施するものでございます。28年度は神生バイパス
外3カ所を計画しております。
久 保 浄 水場 の 更 新 事業 6 億 9,654万 円 、 これ は 耐 震 補強 の た め の配 水 施 設 の更 新 工 事 で
ございます。
起債の償還金でございますが、元金分として1億699万9,000円。
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最後になりますが予備費として3,000万円を計上させていただきました。
恐れ入ります。402ページに戻っていただけますか。
先 ほ ど の 継 続 費 で す が 、 久 保 浄 水 場 高 区 配 水 施 設 兼 送 水 施 設 整 備 、 こ れ 3 年 で 18 億
9,770万 円を 計 上 し てお り ま す 。こ れ に つ いて は 、 先 ほど 説 明 さ せて い た だ きま し た 浄 水
場の送水ポンプ3,715万円、それと久保浄水場の更新事業6億9,560万円というのが28年度
の7億3,300万円という形の金額でございます。
こ の 3 年間 で つ く るも の で す が、 鉄 筋 コ ンク リ ー ト 造、 半 地 下 式で 2,200トン を 計 画 し
ております。
それと企業債に関しては5億8,900万円を限度額として予定しております。
最後、412ページになります。
債務負担の状況として浄水場の運転管理包括業務委託につきましては、29年度までの長
期契約になっております。
それと料金の徴収業務につきましては、31年までの5年契約になっております。
413ページ、予定キャッシュフローの計算書になります。
ち ょ っ と飛 ば さ せ てい た だ い て、 業 務 活 動に よ る キ ャッ シ ュ フ ロー 、 こ れ が1 億 6,500
万 7,000円 、 投 資 活 動 に よ る も の が 10億 5,892万 7,000円 の 減 、 財 務 活 動 に よ る も の が 4 億
8,200万1,000円、資金増加額としては4億1,191万9,000円の減と見込んでおります。よっ
て、資金期末残高は14億6,320万5,000円と見込んでおります。
それと414ページ、損益計算書になります。
当 年 度 の純 利 益 と して は 1 億 495万 4,000円 、 繰 越 利 益剰 余 金 は 1億 75万 2,000円 と 見 込
んでおりますので、未処分利益剰余金2億570万6,000円と見込んでおります。
415ページからの貸借対照表については参照願います。
簡単ですが、以上で水道会計の説明を終わらせていただきます。審議のほどよろしくお
願いします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより議案第30号に対する質疑及び意見を行います。
中山委員。
○委員(中山栄一君)
原水及び浄水費について伺いたいんですけれども、今年の予算が
4億8,805万9,000円、この原水ですけれども、県西用水からこちらに来ていると思うので
すけれども、非常に県南用水よりも県西用水というのは原水料が高くて、これはコストの
差がそのまま価格に反映されているということで、これ高くなっていると思うのですけれ
ども、県南用水と県西用水を合併して料金を平準化するという話があったように伺ってい
るんですけれども、その辺は今どうなっているかということと、以前は契約水量で契約に
対して基本料金が発生して、あとは使用料という計算だろうと思うのですけれども、以前
久 保 浄 水 場と 谷 和 原 の浄 水 場 で 、久 保 浄 水 場が 日 量 6,000ト ン ぐ らい の 契 約 で、 ず っ と 以
前からそういうことで非常に使用料よりも契約水量のほうが高くて、そこで差が出ていて、
いわば基本料金が使っている以上に払い過ぎているということで、それは契約した水量と
いうことで、谷和原浄水場はほぼ使用料と契約水量が合っていたという状況で来ていたん
じゃないかと思うのですけれども、現在、契約水量と使用料というのは、そのような差が
生じていないのか、適正な契約水量になっているか、この2点を伺いたいんですけれども、
お願いします。
- 129 -
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
県南水と統合という話なんですが、これについては県
のほうで動いているんですが、今計画のほうは中断しているというか、頓挫している状況
でございます。
久保の契約水量等は石塚補佐のほうから説明させていただきます。
○委員長(松本和男君)
石塚上下水道課長補佐。
○上下水道課長補佐(石塚英明君)
説明させていただきます。
中山委員のほうから谷和原と伊奈のほうの契約水量のことがお話しありましたけれども、
も と も と 谷 和 原 の ほ う は 3,100ト ン で 、 旧 伊 奈 地 区 の ほ う が 6,600ト ン と い う こ と で 9,700
トンといった契約水量に対して、実際の使用料が少ないという状況が続いておりましたけ
れ ど も 、近年 、 み らい平 の 開 発に伴 い ま して、 み ら い平地 区 に ついて は 県 水 100% と い う
こともございますので、その辺のところがだんだん数字が上がってきておるという形で、
ほ ぼ 9,700ト ン に 近 い数 字 、 今 回予 算 の ほ うに 計 上 さ せて い た だ いて 、 そ う いっ た 数 字 の
ほ う に いくの で は ないか と い うぐら い の 形にな っ て おりま す 。 100% に 近 い数字 で 実 際 の
従量が出るという形で推移すると思われます。
○委員長(松本和男君)
ほかには。
今川委員。
○ 委 員 (今川 英 明 君)
414ペ ージ で す けれど も 、 利益剰 余 金 が1億 円 出 ていま す よ ね 。
前年も1億円ということですけれども、利益を出さなくてもいいような事業であると思う
のですけれども、その辺のところの今後の料金改定とか、そういう部分に関してはどうな
んですか。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長、どうぞ。
○上下水道課長(土信田
栄君)
それについては、以前、一般質問で今川委員にお答え
したとおり、実際今回久保浄水場の予算のほうを大きく上げさせていただいていますので、
これ等の入札等により金額も変わっています。そうすると、更新計画自体も見直しという
か、それに変わりますので、それを見て、それから検討していこうかということで考えて
おります。
○委員長(松本和男君)
ほかには。
古川委員。
○ 委 員 ( 古川 よ し 枝 君)
28年 度の 予 算 で 見る と 収 益 的収 支 で い くと 1 億 3,800万 円 の 黒
字 と い う こと と 、 そ れか ら 、 資 本的 収 支 で 見る と 8 億 1,300万 円 のマ イ ナ ス で、 こ れ は 補
填財源で補填をする。にしても剰余金は、先ほど出ましたけれども、前年度と比べると1
億円を超える剰余金なわけです。それはこれまで、今回資本的収支のほうがかなりマイナ
スで補填をされるわけですけれども、しかし現状を見るとまだまだ補填財源は資金の残高
は残っているわけです。この中ではわからないんですけれども、28年度でどれだけの残高
があるのか出していただければ、それを出していただいて、それと基本更新計画との差で
どれぐらいの差が出ているのか。
26年度ではかなり、3億円近い差が出ているということが指摘されているわけですけれ
ども、そこがわかれば、この議会で出していただいてくれれば、補填財源の経過表なども
議会にお願いしたいと思っています。
そうは言っても、これまでのずっと水道会計は給水原価よりも供給原価のほうが高く、
- 130 -
利ざやを生んできたわけですよね。ですから、黒字がずっと続いているわけですけれども、
そういう点ではまだ予算ですのでわかりませんけれども、かなり市民への返還ができると
思うのです。
何か31年までの計画で見て、もう一度計画の見直しをすると言っていますけれども、5
年間など待たずに早急に実態にあった水道会計にして、そして黒字の分は加入者に還元を
するという作業を、ぜひ早い時期にやってもらいたいと思っているんですけれども、その
点についていかがですか。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
まず補填財源ですが、28年度の更新計画の中では12億
4,846万 円 と い う こ と で 更 新 計 画 で 見 て お り ま す 。 実 際 、 予 算 上 の 話 に な り ま す と 10億
2,839万円という形になります。2億円ちょっとの差が出ているという形になります。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
減っているわけですね。ですから、27年もまだ決算が出ていま
せんけれども、当然そういう形で出てくると思うし、5年を待たずにして早急に今年度中
に水道料金の引き下げはできるはずだと思うので、ぜひ検討してほしいと思います。
だから、27年も補正で決算出ていませんけれども、当然そういう形になると思うし、そ
れから、28年の今の予測でもそうですから、黒字があって不足する財源が少なくなるわけ
ですから、水道料金の引き下げはできるはずだから、早めに引き下げてほしいし、引き下
げる検討をしてほしいということです。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
それについてですが、実際補填財源が減っているのは
確かです。すぐにでも料金のほうを見直してほしいという話もあったかと思うのですが、
更新基本計画自体も、これからの更新計画の額自体もずれてきているのも一つありますの
で、それを見合わせてということで、先ほど今川委員にはお答えした状況でございます。
○委員長(松本和男君)
ほかには。
野口委員。
○委員(野口
修君)
水道料金ですけれども、一般市民からちょっと高いという話が
時々出るんですけれども、端的に茨城県の中でどのぐらいの上位にいるのか、水道料金の
高さは茨城県内でどういう状況なのか、把握していますか。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
○上下水道課長(土信田
栄君)
使用水量20立米の場合ですが、つくばみらい市は県内
で 31位 と い う 形 に な っ て お り ま す 。 31と い う の は 安 い ほ う か ら の 31位 と い う 形 で す … …
(「上のほうからは」と呼ぶ者あり)14位になります。メーター13ミリ、1カ月20ミリ使
用の場合です。
一番高いところは桜川市になっております。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員。
わかりました。
認識するために一覧表みたいな形で、議員の皆さんにいただけないでしょうか。
よろしいですか。よろしくお願いします。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
423ページ、項目でいくと1の1の4の25貸倒引当金繰入額251万
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1,000円、これの算出根拠を教えていただきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
石川上下水道課長補佐、どうぞ。
○上下水道課長補佐(石川将弘君)
貸倒引当金の算出根拠なんですけれども、不納欠損
額がその前年の未収金額に対して何%あるかということで算出しまして、それの過去3年
の平均でパーセンテージを出しております。
そ れ に 対 し ま し て 、 平 成 26年 の 未 収 金 額 に そ の パ ー セ ン テ ー ジ を 掛 け た 結 果 が 251万
1,000円ということになっております。
○委員長(松本和男君)
○ 委 員 (伊藤 正 実 君)
伊藤委員。
そ う すると 414ペ ージ の 損 益計算 書 、 これに よ る と過年 度 の あ れ
が 5 万 円で、 418ペ ージ の 大 きな1 の 2 の(4 ) 貸 倒引当 金 の これが 書 い てあり ま す 。 債
権の不納欠損による損失に備えるためと、この辺の文言の部分と、今の251万1,000円の計
算の書式とこの部分との関連性がちょっとわからないので、もう一度教えてください。
○委員長(松本和男君)
石川上下水道課長補佐。
○上下水道課長補佐(石川将弘君)
お答えします。
こちらPLの先ほど5万円とおっしゃられたのは特別損失の過年度損益修正損の部分で
よろしいでしょうか。
こちらの5万円というのは、先ほどの貸倒引当金の251万1,000円とはちょっと別なもの
でして、この過年度損益修正損というのは、例えば料金の支払いにおいて二重納付とかが
あった場合、還付するような形になるんですけれども、当年度中の処理であれば問題なく
できるんですが、年度切り換えのちょうど間のあたりですね、その辺で二重納付とかがあ
った場合に、そこの時点で決算を締めてしまいますので、過年度分の修正損ということで、
過年度分の還付金という取り扱いで還付するという形になりますので、その分がこちらの
5万円という形になりますので、貸倒引当金とはまたちょっと別のものになります。
○委員長(松本和男君)
○委員(伊藤正実君)
伊藤委員。
了解しました。
ポ イ ン トは 、 先 ほ ど423ペ ー ジの 貸 倒 引 当金 繰 入 額 251万 1,000円な ん で す けれ ど も 、 こ
れは先ほど答弁いただいたように、平成29年度の不納欠損の3カ年の平均額であるという
ことでしたよね。これ予算ですから、やはり不納欠損ってゼロでなければいけないという
大原則があると思うのです。
確かに先ほどの注記を見ても、実績率を出してのせなきゃいけないと書いてあるんだけ
れども、税の公平な負担ということを考えれば、予算書から最初から不納欠損を計算して
アベレージでのせなければいけないというのは、予算編成上の精神というか、考え方とい
うか、ここの部分がちょっと違和感があるんですよね。
確かに予算というのは二面性があって、一つは実質的な数字をきちっと出さなければい
けないというのもあるんだけれども、もう一つは来年度の施政方針においての基本的な姿
勢だと思っているんですね。その考え方の中で、不納欠損が251万1,000円ありきで話を進
め て い く のと 、 科 目 設置 の 1,000円 で 結 果 とし て 不 納 欠損 が 出 て しま っ た と いう 考 え 方 で
は、大きくその姿勢というか、1年間の姿勢が問われると思うのですけれども、この部分
について、いわゆる政策的に大きな話なので、現場ではなくて予算編成上の考え方をお聞
きしたいんですけれども、ご所見をいただきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
土信田上下水道課長。
- 132 -
○上下水道課長(土信田
栄君)
26年公営企業会計法の改正に伴って、これについては
上げなければならないという形になっておりますので、これは計上しております。
○委員長(松本和男君)
ほかにはないようですので、議案第30号に対する質疑及び意見
は以上で終了いたします。
これより採決に入ります。
議案第30号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
挙手多数であります。よって議案第30号は原案のとおり可決す
べきものと決しました。
土信田上下水道課長のほうから皆さんに何かあるそうです。
○上下水道課長(土信田
栄君)
先ほど中山委員から質問があった件で、福岡の改修前
と改修後どうなったという話で、改修前の能力のほうが405立米、改修後については540立
米 と い う形に 上 が りまし た 。 1日135立 米 の処 理 能 力が上 が っ たとい う 形 になっ て お り ま
す。
○委員長(松本和男君)
ここで暫時休憩をします。
55分までとします。
午後1時45分休憩
午後1時55分開議
○委員長(松本和男君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
議案説明のために、教育部長、そして関係課長及び職員が出席であります。
まず、井波教育部長より挨拶をいただき進行したいと思っております。どうぞ。
○教育部長(井波
進君)
皆さんこんにちは、お世話になります。教育委員会の井波と
申します。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、うちのほうから教育委員会の平成28年度一般会計予算は(仮称)富士見ヶ丘
小学校の建設及び総合運動公園整備事業など大規模な事業の関連予算等を計上させていた
だいております。よろしくお願いしたいと思います。
詳細につきましては、担当課長、それから、職員から順次ご説明させていただきますの
で、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
それでは、議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予
算を議題といたします。
教育委員会所管部分について説明を求めます。
なお議案説明については簡潔にお願いしたいと思います。
また、質疑及び意見については各課の説明が終わりました後に行います。
まずは菊地学校教育課長、お願いします。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
学校教育課の菊地と申します。私のほうから学校教育課
が計上しております平成28年度予算の概要につきましてご説明のほうをさせていただきま
す。
まず、歳出のほうからご説明させていただきます。
予算書173ページのほうをお開きいただきたいと思います。
款9教育費、項1教育総務費、目1教育委員会費、01の教育委員会事業でございます。
- 133 -
こちら、広い狭いの狭義の狭義でございますけれども、その狭義の意味での教育委員会に
係る経費でございまして、教育長を除く教育委員4名の報酬、並びに各団体負担金等を計
上してございます。
1 枚 めくっ て い ただき ま し て、174ペ ー ジ、 下 の ところ に あ ります 02教 育委員 会 事 務 局
事業でございます。こちらは教育委員会の庶務的な経費を計上してございます。主なもの
といたしまして、適正配置を進める中で学区の見直しが必要であると、そのようなことか
ら学区審議会の委員報酬を計上してございます。平成28年度におきましては4回開催予定
で、なお委員は16名ということになってございます。
続 き まして 、 176ペー ジ に 委託料 と し まして 、 今 年度か ら の 継続で 教 育 振興基 本 計 画 策
定業務委託、そして義務教育施設の適正配置については、今年度計画書を策定いたします
けれども、28年度からはその実現に向けまして、さらに地元との話し合い等を実施してい
く予定でおりまして、その資料またはデータ等の作成といったものを、職員だけでは困難
な部分を支援していただくというもので業務委託料を計上してございます。
この事業につきましては、時間をかけて慎重に進めるべきものでありまして、28年度、
29年度の2カ年の継続事業と考えているところでございます。総額で646万6,000円を予定
しておりまして、28年度はそのうち371万6,000円を計上してございます。
そのほかにつきましては、教育委員会庁舎の維持管理経費、また各団体等の負担金等を
計上してございます。
177ページをご覧ください。
目3指導室費、01の教育指導事業でございますけれども、こちらは教育指導室が行って
おります事務事業の経費を計上してございます。
近年、指導室のほうには多様化する教育環境、また不登校の問題など専門的かつ技術的
なことにつきまして、学校の先生方から相談等が多く寄せられている状況になります。そ
こで、経験豊富な退職校長先生等によります学校教育指導員を配置しまして、その相談業
務や、また教職員の研修などを推進しまして教職員の質の向上等を図ってまいりたいと考
えております。その報酬176万4,000円を計上させていただいております。
このほか学校司書5名、特別支援教育支援員8名の報酬も計上してございます。
特別支援教育支援員につきましては、特に専門的なサポートを必要とするお子さんにつ
きましては、こちらで直接雇用する8名の支援員の方が当たりますが、軽微なサポートに
つ き ま しては 、 178ペー ジ の 上段に ご ざ います け れ ども、 特 別 支援教 育 支 援員配 置 業 務 委
託としましてシルバーへの委託を行っております。平成27年度の24人に対しまして、28年
度は26人を予定しているというところでございます。
そのほかALTの配置に要する経費等も計上してございます。小学校、中学校ともに4
人のALTを配置させていただきます。なお、このALTにつきましては、今年度、これ
から3カ年の派遣契約を締結する予定でございます。
続きまして、02小中一貫教育事業、こちらにつきましては例年どおり4名の非常勤講師
を配置しまして小中一貫教育を推進してまいりたいと考えております。
続きまして、03教育支援センター事業、こちら特別支援教室「なのはな」に係る経費で
ございまして、主に教育相談員2名、嘱託職員1名の人件費を計上してございます。
平成27年度には多いときで16人の児童生徒が登録されておりまして、27年度には2名の
児童生徒が学校に復帰したと、毎日ではございませんけれども、学校に通える状況になっ
- 134 -
たという状況でございます。引き続き不登校の解消を図ってまいりたいと考えております。
次 の 179ペ ー ジ 、項2 小 学 校費、 目 1 学校管 理 費 、 01小 学 校 管理事 業 で ござい ま す け れ
ども、こちらにつきましては学校医、またTT非常勤講師、そういったものの報酬、それ
と学校施設の光熱水費、維持管理業務委託、修繕等の工事費等を計上してございます。
182ページから190ページにかけまして、各学校の管理費を計上してございます。それぞ
れ消耗品等の経常的なものでございますので、説明のほうは割愛させていただきます。
続きまして、190ページをお開きいただきたいと思います。
下の段01小学校教育振興事業でございます。各小学校の校外学習等のバスの借上料、ま
た教材の購入費、それと遠距離通学に対する補助金、そして要保護、準要保護児童就学援
助費等を計上してございます。
遠距離通学費補助につきましては、小張小で2名、板橋小で14名、谷井田小で4名、3
校で合わせて20人を予定してございます。
準要保護就学援助費につきましては、こちら年々増加傾向にございまして、今年度、平
成27年度の実績では123人を予定しておりますが、来年度は139人を予定してございます。
その下の特殊教育就学奨励費につきましても、今年度の25人に対しまして、来年度は30
人を見込んでございます。
続 く 02小張 小 学 校教育 振 興 事業か ら 、 195ペ ー ジ の陽光 台 小 学校教 育 振 興事業 ま で は 、
各学校の運動会等の報償費また図書購入費等経常的なものでございますので、こちらにつ
きましても説明のほうは割愛させていただきます。
195ページをお開きください。
下の段04(仮称)富士見ヶ丘小学校建設事業でございます。(仮称)富士見ヶ丘小学校
につきましては、平成30年4月開校に向けまして現在鋭意進めているところでございます。
平成28年度におきましては、今年度から実施している基本・実施設計を完了させまして建
設 工 事 に 着手 す る 予 定で ご ざ い ます 。 そ の 建設 工 事 費 15億 1,200万円 、 合 わ せて 施 工 監 理
業務委託費2,600万7,000円を計上してございます。この建設工事・施工監理業務ともに平
成 28年 度 、 29 年 度 の 継 続 事 業 と し て お り ま し て 、 建 設 工 事 費 に つ き ま し て は 総 額 37 億
8,000万円、施工監理業務委託につきましては7,350万円を予定しております。そちらの残
額につきましては平成29年度の計上ということになってございます。いずれも平成28年度
が4割、29年度が6割の事業実施を想定してございます。
また、さきの全員協議会におきましてご報告させていただいたとおり、用地費につきま
して茨城県との協議が整いましたので、こちらのほう12億5,297万8,000円を計上させてい
ただいております。こちらにつきましては、4月に仮契約を締結しまして、6月議会で承
認をいただいた後、本契約を予定してございます。
続きまして、項3中学校費、目1学校管理費、01中学校管理事業でございます。小学校
同様、学校医等の報酬、光熱水費、施設維持管理委託料、そして修繕等の工事費を計上し
てございます。
あ わ せ て199ペ ー ジ に ご ざ い ます が 、 小 絹中 学 校 に 係る 償 還 金 5,574万 6,000円 を 計 上 し
てございます。この償還につきましては、平成31年度に完了する予定でございます。
続きまして、02の伊奈中学校管理事業から小絹中学校管理事業までにつきましては、小
学校同様、消耗品等の経常的なものでございますので、説明のほうは割愛させていただき
ます。
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202ページをお開きいただきたいと思います。
01中学校教育振興事業でございますけれども、こちらも小学校と同様に校外学習や部活
動などで使用しますバス借上料、教材の購入費、そして準要保護就学援助費等を計上して
ございます。準要保護につきましては、今年度71人に対しまして来年度は90人、特殊教育
就学奨励費は今年度11人に対しまして12人と、いずれも増加を見込んでおります。
続 き まして 、 02伊奈中 学 校 教育振 興 事 業から 204ペ ージ に ご ざいま す 小 絹中学 校 教 育 振
興事業までにつきましては、報償費と図書購入費等になってございます。
204ページのほうをお開きいただきたいと思います。
01中学校耐震・大規模改修事業でございます。耐震改修につきましては、平成27年度を
もちまして全ての学校で完了いたします。平成28年度におきましては、今年度から実施し
ている伊奈中学校の大規模改修事業、こちらを予定してございます。
伊奈中学校におきましては、校舎が複数あったことから、工区分けをしまして27年度に
は2棟実施しました。28年度は北側の15号棟ということで呼んでおりますけれども、そち
らのほうの実施を予定してございます。
206ページをお開きいただきたいと思います。
02わかくさ幼稚園事業でございます。3園ある公立幼稚園のわかくさ幼稚園の運営に係
る経費でございます。主に施設の維持管理に係る経費でありまして、主なものとしまして
園 児 送 迎バス 運 行 委託料 を 計 上して ご ざ います 。 わ かくさ 幼 稚 園が3 台 、 そのほ か 208ペ
ージのほうにはすみれ幼稚園のほうを計上してございますが、すみれ幼稚園が2台、そし
て谷和原幼稚園も2台、それぞれバスのほうを運行してございます。
このバス運行委託料のほか、各幼稚園の光熱水費、また施設の維持管理業務委託料等を
計上してございます。
飛びまして211ページのほうをお開きいただきたいと思います。
05幼稚園管理事業でございます。こちらにつきましては、各公立幼稚園の園医の報酬ま
た嘱託職員の報酬を一括して計上してございます。
また、近年嘱託職員、幼稚園の先生ですけれども、そちらの雇用に際しまして、ハロー
ワーク等に募集をかけましてもなかなか人材が見つからないという現状から、民間からの
紹介を受ける費用を計上してございます。
続きまして、その下、07私立幼稚園就園推進事業でございます。私立幼稚園に対しまし
ての補助金を計上してございます。平成27年度に、国におきまして新しい幼稚園の形、子
ども・子育て支援新制度が開始されたところでございますが、一つ目にあります幼稚園就
園奨励費補助金、こちらにつきましては、この新制度に移行しなかった幼稚園につきまし
て従来の形の補助を実施するというものでございます。こちらは14園を対象としてござい
ます。
その下の二つ目からが新しい制度となってございまして、国が定めます各幼稚園の運営
に要する経費、これを公定価格と言っておりますけれども、この公定価格の額と市が定め
る幼稚園の保育料、保護者が負担する額になりますが、この差額を国、県、市が3分の1
ずつ補助をするというものになってございます。そちらが施設型給付費補助金ということ
になってございます。平成27年度は12園に補助したところでございますが、来年度、28年
度には15園を見込んでございます。
三つ目に一時預かり事業補助金がございます。いわゆる延長保育を実施します幼稚園に
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対する補助金でございます。来年度は11園で延べ307人を見込んでございます。
ページをめくりまして、四つ目に実費徴収に係る補足給付事業補助金がございます。こ
ちらにつきましては生活保護を受けている世帯の園児に対する補助でございまして、給食
費などの補助をいたします。平成28年度は1人を見込んでございます。
五つ目に、ちょっと長い名前なんですが、多様な事業者の参入促進・能力活用事業補助
金でございます。こちらにつきましては障がいを持った園児が通園する園に対します補助
金でございます。28年度につきましては2人を見込んでございます。
その下、中段のほうに項5奨学金、01奨学金貸付事業がございます。大学生等を対象と
しました奨学金、こちらにつきましては、継続が2名、新規3名を見込んでございます。
その下、高校生等を対象としました高等学校等奨学金につきましては、継続は現在ござ
いませんで、新規3名分を計上してございます。
なお、貸付金につきましては、大学生等が月額3万円、高校生等につきましては月額2
万円となってございます。
ページが飛びまして238ページをお開きいただきたいと思います。
項7保健体育費、02伊奈学校給食センター施設費でございます。伊奈学校給食センター
の運営経費を計上してございます。伊奈センターでは旧伊奈地区、現在余り伊奈地区とは
言ってはいないんですけれども、こちらの六つの小学校と二つの中学校に加えまして陽光
台小学校の九つの学校給食を賄っております。主な支出としましては、調理員29名の人件
費と施設の維持管理費、そして賄い材料費になります。
な お 、 240ペ ー ジ7行 目 に ござい ま す 給食配 送 委 託料に つ き まして は 、 伊奈・ 谷 和 原 両
センター分を一括しまして計上してございます。こちらトラック5台を運行してございま
す。
その下にあります栄養士派遣業務委託料でございますが、こちら来年度の新規に計上さ
せていただいたものでございまして、現在、茨城県からつくばみらい市内におきましては
栄養士の方が4名配属されています。うち3名が栄養教諭、1名が栄養係長という位置づ
けとなっておりまして、この3名の栄養教諭につきましては、近年の茨城県の方針としま
して学校現場での食育等に重点を置いているというところでございまして、1日の大半を
学校での事務に従事していると、あわせまして来年度、28年度には栄養教諭の配属が1名
減となるということが想定されておりまして、給食センターのほうの業務を強化するため、
両センターに1名ずつ栄養士のほうを雇用したいと考えてございます。
なお、この栄養士の雇用に当たりましては、新年度早々に人材を確保するために、現在
はまだちょっと予算のほうを承認いただいていない状況でございますけれども、ハローワ
ークや退職栄養教諭などいろいろ当たってみたところ、なかなか確保ができないという現
状でございまして、安定した人材確保を図るために民間の力をかりまして派遣業務とした
ところでございます。
同 じく240ペ ージ に03谷 和原 学 校給 食セ ン ター 施設 費 を計 上し て ござ いま す 。こ ちら は 、
谷和原学校給食センターの運営費を計上してございます。20人の調理員給与、施設の維持
管理費、賄い材料費等を計上してございます。
なお、伊奈学校給食センターにおきましては、センターのほうでご飯、お米のほうを炊
いておりますけれども、谷和原学校給食センターにおきましては施設の関係から米飯炊飯
に つ き まして は 外 部委託 し て おりま し て 、 241ペ ー ジの一 番 下 に記載 し て ござい ま す け れ
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ども、その委託料を計上してございます。
続きまして、242ページをお開きいただきたいと思います。
04幼稚園給食事業でございます。平成25年度から公立幼稚園の3園につきましては給食
を外部委託してございます。その委託に係る経費等を計上してございます。平成30年の3
月までの長期契約ということで、現在行っております。
最後に、その下、05学校給食センター整備事業ございます。こちらは新しく整備する学
校給食センターに要する経費を計上してございます。本体の整備に係る支出につきまして
は平成29年度からということになってございますけれども、来年度、平成28年度におきま
しては、この給食センターを整備することによりまして敷地周辺の雨水対策のほうを講じ
る必要があるということから、その設計委託にあわせて工事費を計上してございます。
また、この建設予定地用地につきましては農地でございまして、その転用に係る決済金、
それとこの用地に埋設されておりますパイプライン物件補償費をあわせて計上してござい
ます。
歳出につきましては、以上になります。
続きまして、歳入のほうの説明をさせていただきます。ページを戻りまして17ページを
お開きいただきたいと思います。
款12分担金及び負担金、項2負担金、目3教育費負担金でございます。小学校、中学校、
幼稚園ともに保険加入の保護者負担になってございます。小学校、中学校につきましては
掛 け 金 945円 に 対 し まし て 、 保 護者 負 担 が 460円 、 幼 稚園 に つ き まし て は 、 掛け 金 295円に
対しまして、保護者負担200円を負担いただいております。
続きまして、18ページ、款13使用料及び手数料、項1使用料、目7教育使用料でござい
ますけれども、こちら公立幼稚園3園に係る保育料を計上してございます。こちらにつき
ましては、昨年ご報告させていただいたとおり、昨年から新制度によりまして公立幼稚園
につきましても所得の階層によりまして保育料を設定しております。そちらの経過措置と
しまして1年間据え置きしていたということから、28年度から新しい保育料の体系での徴
収になってございます。
これまで一律月額6,000円だったものが、一番高い階層帯は月額9,500円と負担が増える
という世帯も生じてまいります。
続きまして、20ページ、款14国庫支出金、項1国庫負担金、目3教育費国庫負担金でご
ざいます。こちら(仮称)富士見ヶ丘小学校建設にかかります国庫負担金でございます。
教室や面積、そういったものを基準に算出された額の2分の1の補助を受けるということ
になってございます。
続きまして、21ページ、項2国庫補助金、目6教育費国庫補助金でございます。こちら
小中学校の要保護就学援助、並びに特殊教育就学奨励費に係る補助金、あわせて理科教育
設備整備費補助金、こちら理科備品等を購入する際の補助になってございます。そちらを
計上してございます。いずれも補助率2分の1になってございます。
幼稚園費補助金につきましては、歳出でご説明したとおり、私立幼稚園就園奨励に係る
国の補助金でございます。私立幼稚園就園奨励につきましては、国と県、そして市町村が
3分の1ずつ負担することになってございます。
24ページをお開きください。
一番上に項2県補助金、目8教育費県補助金で1幼稚園費補助金がございます。こちら
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が、今申し上げました県負担分となってございます。
続きまして、項3県委託金、目4教育費県委託金に学びの広場サポーター事業委託金が
ございます。こちらにつきましては、毎年実施しておりますけれども、夏休み期間中に小
学校の4年生、5年生を対象に算数の補充学習、こちらを実施する事業の委託金になって
ございます。こちら全額県の負担となってございます。
最後に28ページをお開きいただきたいと思います。
款20諸収入、項5雑入、目2雑入、区分3学校給食費納付金、こちらには学校と幼稚園
に係る給食費、そちらを一括して計上してございます。
駆け足になりますけれども、学校教育課は以上になってございます。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
続きまして、木川生涯学習課長。
眞君)
それでは、続きまして、生涯学習課所管分の予算につい
てご説明をいたします。
初めに、歳入の主なものからご説明いたします。
予算書17ページをお開きください。
一 番 上 の欄 の 一 番 下の 段 に な りま す 。 3 目教 育 費 負 担金 、 4 節 社会 教 育 費 負担 金 2,192
万3,000円は、放課後児童クラブの保護者の負担金になります。
続きまして、18ページをお開きください。
7目教育使用料、4節社会教育使用料の285万9,000円とその下にあります5節保健体育
使 用 料 の 604万 円 、こち ら は 生涯学 習 課 で所管 い た します 、 右 側説明 欄 に 記載い た し ま し
た各施設等の使用料になります。
続きまして、24ページをお開きください。
一番上の欄になります。8目教育費県補助金、2節社会教育費補助金の3,236万3,000円
は、放課後子ども教室と放課後児童クラブの運営に係ります県の補助金になります。補助
率につきましては、ともに事業費の3分の1になります。
続きまして、30ページをお開きください。
下の欄になります。4目合併特例債、右側説明欄の下から三つ目になります総合運動公
園 整 備 事 業債 1 億 3,700万 円 で ござ い ま す が、 歳 出 で 計上 い た し ます 総 合 運 動公 園 の 多 目
的広場整備事業に係ります財源としての合併特例債になります。
続きまして、歳出の主なものをご説明いたします。
214ページをお開きください。
9款教育費、6項社会教育費、右側の説明欄、03社会教育事業運営経費の1,248万6,000
円は、伊奈公民館、谷和原公民館にそれぞれ配属いたします社会教育指導員の報酬と生涯
学習課に配属いたします県からの派遣社会教育主事の負担金などでございます。
次に216ページをお開きください。
説明欄11放課後子ども総合プラン事業ですが、放課後子ども教室と放課後児童クラブの
運営をするための経費で9,682万8,000円になります。このうち事業費の86%を占めており
ま す の が 、217ペ ー ジ 運 営 管 理 業務 委 託 料 とい た し ま して 8,332万 2,000円 と な っ て お り ま
す。こちらは平成26年度からの債務負担行為によります3カ年の最終年度の事業費になり
ます。
続 き まして 、 217ペー ジ の 下段、 2 目 公民館 費 で すが、 目 の 全体で 昨 年 度と比 較 い た し
まして90万円の減の1,975万1,000円を計上いたしました。右側の説明欄、01伊奈公民館総
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務 費 か ら、220ペ ー ジ、 06谷 和原公 民 館 施設維 持 管 理経費 ま で の合計 に な ります 。 こ ち ら
は各公民館における講座の事業費、施設の維持管理に係る経費でございます。
続 き まして 、 221ペー ジ 、 下段、 4 目 の図書 館 費 ですが 、 目 全体で 昨 年 度と比 較 い た し
まして248万9,000円の減で6,232万6,000円を計上いたしました。右側説明欄の01図書館活
動 費 か ら、223ペ ー ジ、 04の 図書館 資 料 等整備 費 ま でとな り ま す。こ ち ら は図書 館 長 と 司
書の嘱託職員などの報酬、それと施設の維持管理経費、図書、視聴覚資料の購入費などが
主なものとなります。
続きまして、224ページをお開きください。
中ほど5目コミュニティセンター費でございますが、こちら目全体で昨年度と比較いた
しまして3,214万5,000円増の1億2,952万1,000円を計上いたしました。右側の説明欄01谷
井 田 コ ミュニ テ ィ センタ ー 維 持管理 経 費 から、 227ペ ージ 、 06みらい 平 コ ミュニ テ ィ セ ン
ター維持管理経費までの合計となります。こちらは各コミュニティセンターと高齢者セン
ター、それと谷井田コミュニティセンターがあります谷井田ふれあい公園、こちらの維持
管理に係る経費でございます。
今年度大きく増えた理由でございますが、03小絹コミュニティセンター維持管理経費に
おきまして、屋上防水シートの経年劣化によります雨漏りが進行しておりますことから、
227ペ ー ジの 説 明 欄の2 番 目 になり ま す が、施 設 の 維持補 修 工 事とい た し まして 屋 上 防 水
及び外壁改修工事の4,125万6,000円を計上したことによるものです。
次に9款教育費、7項保健体育費になります。232ページをお開きください。
2 目 の 社会 体 育 費 でご ざ い ま すが 、 目 全 体で 昨 年 度 と比 較 い た しま し て 23万4,000円の
減 、 1,167万 5,000円 を 計 上 い たし ま し た 。説 明 欄 右 側01ス ポ ー ツ推 進 委 員 事業 か ら 234ペ
ージ04のマラソン大会事業までとなります。例年開催しております各種スポーツ大会に係
る事業費とスポーツ推進委員やスポーツ推進審議会委員の報酬などの経費でございます。
なお、マラソン大会につきましては、昨年メインコースを予定しておりました東楢戸台
線の整備がおくれ影響しておりましたが、今年度完成する見込みであることから、改めて
開催をいたすものでございます。
続きまして、234ページをお開きください。
3 目 体 育 施 設 費 で す が 、 目 全 体 で 昨 年 度 と 比 較 い た し ま し て 9,404万 5,000円 増 の 2 億
2,173万 5,000円 を 計 上い た し ま した 。 こ ち らは 説 明 欄 右側 01体 育 施設 総 務 費 から 237ペ ー
ジの51総合運動公園多目的広場整備事業までとなります。
総合運動公園などの各スポーツ施設の維持管理に係る経費、それと常総地方広域市町村
圏事務組合で管理いたします常総運動公園に係る負担金などが主なものとなります。
今 年 度大き く 増 えた理 由 で ござい ま す が、237ペ ー ジ、 51の 総合運 動 公 園多目 的 広 場 整
備事業におきまして、合併特例債事業といたしまして今年度から3カ年にわたりまして総
合運動公園多目的広場を整備するものでございます。その初年度いたしまして建設工事費
1 億 4,276万 円 を 計 上し た こ と によ る も の です 。 3 カ 年の 整 備 と いた し ま し て、 初 年 度 の
今年度は広場全体の造成の工事、それと駐車場の整備、それと平成31年度に茨城国体のデ
モンストレーションスポーツの種目でございますターゲットバードゴルフの会場地となる
ことから、その常設コースとしての整備をする予定でおります。
なお、財源といたしまして歳入でご説明いたしましたように、合併特例債を予定してお
ります。そのほか、totoのスポーツ推進くじの助成金についても、現在申請をしてお
- 140 -
りますので、確定をいたしましたら財源の変更をさせていただく予定となっております。
以上が生涯学習課所管分の予算の説明になります。よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
説明が終わりました。
これより質疑及び意見を行います。
質疑、意見のある方は挙手願います。
野口委員。
○委員(野口
修君)
教育費ですけれども、最初に教育委員会では地方教育行政の組織
及び運営に関する法律の改正に伴い総合教育会議は設けていますかということを聞きたい
ですね。
それから、教育方針として、つくばみらい市独自の教育振興計画、基本的な計画ですね、
そういうことを今後策定するつもりがあるのかをお聞きしたいと思います。
そ れ から、 175ペ ージ で す けれど も 、 小さい ん で すけれ ど も 、スク ー ル ガード 講 習 会 講
師謝礼の2万円についてですが、昨年もついていながら補正で削減しているんですね。今
年はいかがかなと、また、謝礼が少ない金額を言うのもあれなんですけれども、スクール
ガードに関しては議会答弁で小絹小学校をパイロット事業として、その後、ほかの小学校
にも広げていくということを市長は言っているんですけれども、それが今年度から広げて
いくという話をなさっていますので、そういう予算というのはどう考えているのかをあわ
せてお知らせください。
また、社協関連のボランティアとの関係も出てくると思うのですけれども、その辺の整
理はどうしているのかということも、事業を展開するに当たっては気になります。
そ れ から、 178ペ ージ の 小 中一貫 事 業 ですけ れ ど も、主 に ど のよう な 事 業をし て い る の
かお知らせください。
そ れ から、 189ペ ージ 、 小 学校管 理 事 業の一 連 の あれで す け れども 、 昨 年度と 比 べ て か
なり予算が減っているんですね。学校の管理事業ということでいろいろな備品とか大変だ
と思うのですけれども、それがかなり全部減っていますよね。合わせるとかなりの金額に
なるのではないかと思うのですけれども、その辺の考え方をお聞かせください。
同じように教育振興事業も減っていますので、その辺もお答えいただければと思います。
そ れ から、 195ペ ージ の 富 士見ヶ 丘 小 学校の 建 設 ですけ れ ど も、こ れ は 給食に 関 し て 自
校式あるいは親子式みたいな意見は出なかったのかをちょっとお聞かせください。
そ れ か ら、 221ペ ー ジ の 図 書 館活 動 費 、 新年 度 予 算 は3,538万 8,000円 で す が、 こ れ 自 主
事業費というのはどこで見ればいいのか、それと自主事業費はどれぐらいあるのかお知ら
せください。
そ れ から、 229ペ ージ の 文 化財保 護 支 援の補 助 金 ですけ れ ど も、綱 火 二 つで48万 円 と い
う経費で、最初予算書を見たとき、1桁違うのかなと思っていまして、つくばみらい市と
言えば綱火と、ホームページをあけると伝統綱火という形で出ているんですけれども、こ
れはもう少しサポートの仕方があるんじゃないかと思っていまして、観光課か商工課等で
もサポートしているのか、それとも補助金48万円だけなのか、その辺をお聞かせください。
そ れ から、 230ペ ージ の 間 宮林蔵 記 念 館です け れ ども、 事 業 費の項 目 が ないん で す ね 。
管理だけになっちゃっているような感じがするんですけれども、これは事業費がないと観
覧者を呼ぶということを考えると、もう少し考えた予算をつけないと、1回来たら終わっ
ちゃうんじゃないかと思うのですけれども、その辺はどのように考えているのか。
- 141 -
そ れ から、 234ペ ージ の マ ラソン 大 会 ですけ れ ど も、こ れ は 10周年 記 念 という こ と で 通
年でやる企画ではありませんよね。今回だけなのか、その辺ちょっとお知らせください。
それから、242ページの学校給食センター整備事業ですけれども、この辺は6,500食のセ
ンターを一気につくるということになっていますけれども、その辺でこれに対して説明も
受けたんですけれども、もう少し小規模の、あるいは小学校ができる、富士見ヶ丘小学校
への親子式みたいなものも考えることができなかったのか、その辺を聞かせてください。
○委員長(松本和男君)
ちょっといろいろと長いんだけれども、菊地学校教育課長、お
願いします。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
お答えさせていただきます。
まず、一つ目にありました地教行法の改正に伴います総合教育会議を設けていますかと
いうご質問でございますけれども、こちら設けておりまして、ちょっと遅かったんですけ
れども、先月第1回目の会議を開催させていただいております。
二つ目、独自の教育の基本計画のご質問でございますけれども、先ほど歳出のほうでご
説明させていただきましたとおり、今年度と来年度にかけまして教育振興基本計画の策定
を進めているというところでございます。来年度完了する予定になってございます。
三つ目、スクールガードの講習の報酬の件でございますけれども、こちらスクールガー
ドにつきまして、今委員おっしゃるとおり、今年度から小絹小学校を先導的なことで進め
ておりまして、これを進めるに当たりまして第1回目当たりにスクールガードの講習のほ
うを予定しておりまして、2万円の報酬を計上しておったところですけれども、今回この
スクールガードの運営形態につきまして、先ほど別にございましたとおり、社会福祉協議
会が実施しております防災サポートボランティア、そちらのメイン事業という位置づけで
スクールガードのほうを実施してございます。この講師につきましては社協と連携しまし
て行いまして、今年度につきましては警察署の方に講師になっていただきまして、講習会
のほうを実施したということで、報酬のほうのお支払いがなかったということで今年度は
減額させていただいたというところでございます。
こちらにつきまして、来年度以降、順次市内全域に拡大していきたいということで進め
ておりまして、できれば一気に全域に進めることができれば一番よろしいかと思うのです
けれども、ちょっとそちらが難しいということから、来年度は谷井田小学校におきまして
手がけていきたいということで、現在、社協のほうがメインで動いておりますけれども、
進めてございます。
夏ぐらいまでには、その組織を立ち上げまして、実際の運営に入っていければというこ
とで、現在、進めているところでございます。そちらにつきましても、最初に講習会等の
ほうを実施するということになろうかと思いますけれども、そちらの際、講師の方にお願
いできるよう、来年度につきましても2万円の報酬のほうを計上させていただいたという
ところでございます。
続きまして、小中一貫事業の内容というところでございますけれども、こちら予算書の
ほうは、先ほどご説明しましたとおり、各種中学校区に1人ずつ非常勤講師のほうを配属
してございます。その非常勤講師をメインに関係する小学校、中学校が、こちらの施設分
離型になっておりますので、正確に小中連携になろうかと思いますけれども、学校の先生、
中学校の先生が小学校に行って教えたり、逆に小学校の先生が中学校に行ったり、また、
児童生徒が同じ行事を一緒にやったり、いろいろ交流等も進めております。そういった活
- 142 -
動を主にしているというところでございます。
続きまして、小学校管理費、こちら来年度かなり減額されているのはどうしてかという
ご質問でございますけれども、こちら一番の重立った理由が、昨年、全小学校、中学校に
空調、エアコン等設備を設置いたしました。その設置することによりまして電気料が、そ
の当時の試算でかなり高額になるだろうということで試算したところでございますが、そ
の試算よりも26年度におきましてそれほど電気料が上がらなかったということで、来年度
も今年度並み、実績からの計算をさせていただいたところ、数千万円、光熱水費だけで差
があったと。そこが一番の重立った原因になっているかと思います。
続きまして、(仮称)富士見ヶ丘小学校の給食の取り扱い、自校式等を検討したのかと
いうご質問でございますけれども、こちらにつきましても、さきの全員協議会のほうで簡
単にご説明させていただきましたけれども、今回新しく給食センターを整備するに当たり
まして、いろいろなパターンを提示しましていろいろ議論していただいたというところで、
その中で富士見ヶ丘小学校に自校式の給食の設備をつくって対応するというパターンも中
には入ってございました。ただ、たしか五つのパターンを提示したと思うのですけれども、
そのいろいろなパターンを検討する中で、最終的に既存の両センターともに老朽化が激し
いと、いずれどのような場合でも何らかの建て替え等が必要になってくるということから、
いろいろ総合的に考えたところ、両センターを統合して一つの新しい給食センターを整備
するという結論に至ったというところでございます。
一 番 最 後に 、 新 し いセ ン タ ー の6,500食 の検 討 に つ いて も 同 様 の答 え と い うこ と に な り
ますので、そちらのほうは以上になります。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
生涯学習課所管分のご質問にお答えいたします。
4点あったかと思うのですが、まず1点目の図書館の自主事業についてというご質問で
ご ざ い ますが 、 予 算書で 言 い ますと 222ペ ージ に な ります 。 図 書館活 動 費 の中の 報 償 費 と
い た し ま して 講 師 謝 礼75万 円 、 それ と 物 品 とい う こ と で図 書 館 ま つり の 記 念 品7 万 6,000
円ということで、毎年図書館では図書館まつりということで、講師を呼んで図書館につい
ての普及啓発を図るということで祭りを実施しております。こちらがメイン事業というこ
とで実施して、来年度も10月ごろを予定しております。これを中心に進む事業になります。
そのほか読み聞かせということで、対象にしたボランティア団体の協力を得ながら読み
聞かせを実施しているのが現状でございます。特にボランティアということなので、予算
上の措置はございません。
続いて、2問目の綱火団体への補助金の額ということのご質問でございますが、2団体
ありまして24万円の補助ということで、額の補助の部分ということのご質問でございます
が、こちら自主的な活動に対しての補助ということで、それぞれの団体の年間の予算とい
う こ と で 100万 円 ぐらい の 予 算を計 上 し ている 中 で 、その 支 援 という こ と での額 で 24万 円
という形になっております。
それで、そのほかの事業についてのサポートというご質問でございますが、毎年夏場に
実施しておりますみらいフェスタ、こちらなどは商工会の青年部から60万円という主催者
側からの補助があったりしているのが実情でございます。そのほか、茨城県が主催する郷
土民俗芸能の集いというイベントの出場に際しても、主催者である県のほうから、過去に
出演料ということで100万円ぐらいの補助金が出ているような状況がございました。
- 143 -
続いて、間宮林蔵の記念館の事業費ということのご質問でございますけれども、この施
設の整備を充実していく上では、事業費が欲しいというのは感じておるところですが、実
際にある程度の貴重な遺品等を収蔵しまして、多くの方にご利用をしていただいておりま
すけれども、施設が箱物として小さい施設なので、場所等を含めて今後検討していきなが
ら、事業費を含めて検討していきたいと思っております。
最後のマラソン大会の継続する大会ということの位置づけということでございますけれ
ども、当初は合併10周年の記念事業ということで、なおかつ東楢戸台線の開通記念という
ことで予定をしておりました。今後、開催を実施して、その後、実施した内容をつぶさに
検討して、今後継続するかということで検討したいと思います。
○委員長(松本和男君)
ほかに。
野口委員。
○委員(野口
修君)
どうもありがとうございました。
それでは、総合教育会議ですけれども、先月開かれたと言いましたけれども、それは告
知されていますか。これは公開が前提だと思うのですけれども、そういうことはどうなさ
ったのかお聞きします。
振興計画、後で予算書のページ数を知らせてください。
それから、スクールガードですけれども、説明を聞いても議会答弁だとスクールガード
を政策としてやっていくのであって、社協が進めているボランティアのほうが主という感
じで私は受けなかったんですけれども、今の答弁を聞いていると、社協が進めているほう
を考えていくということですか。その辺、もう一度説明ください。
それから、小中一貫事業ですけれども、事業内容が余りよくわからないんですよ。小学
校と中学校と協力してやっているということなんですけれども、協力してやっている事業
って何なのか、どういうことを目指してやっているのか、その辺がわかりませんので、教
えてください。
小学校管理事業ですけれども、これ補正で削減していますよね。それ以上の削減をして
いるんですよ。ですから前年度のものを見て削減しているのではなくて、削減し過ぎてい
るんじゃないか。この辺、学校で厳しくなるんじゃないかと心配があるんですけれども、
その辺は心配ないかどうか。
それから、図書館活動費の自主的な事業ですけれども、これは75万円というのはちょっ
と少ないんじゃないでしょうか。
それから、2階にAV教室というか、映像が見られるようなところがありますよね。視
聴覚室ですか、あの辺も余り機能していないような、持っていてもうまく使っていないよ
うな感じがします。ですから、事業を展開するに当たって、もう少し考えていただければ
と思います。
それから、文化財の綱火ですけれども、これはほかからというのは、綱火に対して観光
課 や 商 工課か ら の サポー ト が あるの か と いうこ と を 聞きた か っ たんで す け ど、あ と 、 100
万円の事業費だから48万円の補助ということですけれども、事業内容をもう少ししっかり
見て、それでどういうサポートが必要かということを考えたほうがいいんじゃないかと思
うのです。
現場に行ってみると、お客さんというのが非常に見づらい状況になっていて、そこまで
現場サイドの主催者側はサポートできない状況になっている。しかし、つくばみらい市の
- 144 -
一番の観光の目玉かなと私は思っているんですけれども、もう少ししっかりとサポートす
べきものではないかと。
お客の立場に立って、どういうふうに行政としてはサポートしていくのか、それを主催
者団体に言っても、それは酷な話で、主催者側は綱火をやるだけで精いっぱいだと思いま
すので、お客さんのほうをどうしていくのかということを、もう少し考えていただきたい
なということを要望しておきます。
間宮林蔵記念館はもう少し価値のあるものなので、しっかりと企画を出していって、年
間で二つぐらいの企画をして、その企画に人を呼ぶなりしていくような事業展開をしてい
かないとお客が増えないかなということですね。
それから、富士見ヶ丘小学校のことに関しては、自校式という声もあったということで
いいんですかね。そういう声もあったのはあったということで、そういうふうに解釈して
よろしいでしょうか。
以上、再質問という形なんですけれども。
○委員長(松本和男君)
いろいろあるから大変だと思うのですけれども、菊地学校教育
課長、お答えをお願いします。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
まず1点目の教育総合会議を告知したのかというご質問
でございますけれども、こちら通常の定例教育委員会同様、ホームページのほうで、いつ
何時からということで告知のほうはさせていただいております。
そ れ と、教 育 振 興基本 計 画 、予算 書 の ほうで 176ペ ージ の ほ うに記 載 し てござ い ま す 。
中 段 の 04委託 料 の 最初の と こ ろに教 育 振 興基本 計 画 策定業 務 委 託料と い う ことで 297万 円
計上させていただいてございます。
次のスクールガード、再度ご説明申し上げますけれども、スクールガードにつきまして
は、今年度小絹小学校におきまして実施しておりまして、社会福祉協議会をメインとしま
して教育委員会学校教育課、それとライオンズクラブというところがございまして、そち
ら3者連携して進めている事業でございます。
これはもともと社協のほうの防犯サポートボランティアということで形的に似たような
ことをやっていたと、それとダブるということから、そのやっている事業を拡大して実施
していければということで、社協をメインにしていただいて、三者連携で進めているとい
うことから、今後もその形で進めていきたいと現在、考えているところでございます。
もう一つ、小学校管理事業費、削減し過ぎではないかというご質問でございますけれど
も、具体的に申し上げますと、先ほど言いましたように、今年度と比較しまして光熱水費
で 約 2,000万 円 ほ ど 減額 し て ご ざい ま す 。 その ほ か 委 託料 で 平 成 27年 度 は 3 年に 一 度 の 特
殊建築物の定期検査というんですか、建築基準法で決まっているものなんですけれども、
そういったものの委託料500万円程度、それが来年度はないと。
また、使用料におきましてパソコン教室のパソコン、こちらリースでやっているものが
ございまして、そちら来年度再リースになるということで、そちらにつきましても概ね
500万 円 程度 の 減 額にな る と 、合わ せ て 小張小 学 校 プレハ ブ 教 室がご ざ い ます。 こ ち ら 5
年 間 の リース が 今 年度で 満 了 すると い う ことで 、 そ ちらも 500万 円ほ ど 減 額にな る と 、 そ
ういったものを合わせまして数千万円減額になっているということで、実際問題、厳しい
財政状況の中、限られた財政を有効に使っていきたいということで考えてございます。
それと小中一貫につきまして、申しわけございません。私も説明がかなり難しいという
- 145 -
こともございまして、小中一貫につきまして、うちのほうの教育指導室でまとめた冊子が
ございますので、後ほどこちらのほうをお配りさせて……。
小中一貫ですので、簡単に言えば9年間を通した目標を立てて、小学校、中学校連携し
て教育に当たっている、基本的によく言われる中一ギャップの解消ということからやって
いるというところではございます。ちょっと申しわけございません。小中一貫教育を説明
するのにかなり難しいもので、説明は以上になります。
それと給食センターにつきましては、一応自校式も検討はしたということで認識してい
るところでございます。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
生涯学習課所管の再質問についてのお答えをいたします。
最初の図書館2階の視聴覚室のご質問ということで、稼働率を上げるために、現在、読
み聞かせ等の団体が自主的に使っていただいていますけれども、さらにこういった回数も
増やしたり、図書館での主催する事業ということで、今後検討して実施していきたいと思
います。
次に、文化財として綱火の市の何らかのサポートということで、産業経済課のほうの市
からの支援があるのかという再質問でございますけれども、当課では産業経済課の内容に
ついてちょっと把握しておりませんので、この場ではお答えできないんですが、いずれに
い た し まして も 額 といた し ま しては 100万 円ぐ ら い の団体 の 予 算の中 で の 24万円 と い う 算
出の根拠でございます。
それと、見る側からの綱火、やはり愛宕神社の境内で実施しているという祭礼になりま
すので、どうしても場所等ということでの制約がございます。今後団体と話しを持って、
そこら辺の協力ができるか、支援ができるかということで、これから協議の場を設けてい
きたいと思います。
最後、間宮林蔵の自主事業ということで、場所の問題がちょっとありまして、今後香取
市との友好都市に向けて、今、16日にまちづくり友好協定ということで結ぶ予定になって
おります。この香取市とのこれからの文化的な交流ということから、徐々に詰めていきた
いと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(松本和男君)
○委員(野口
修君)
野口委員、理解したよね。
理解していないです。
再度お願いできますか。ちょっと答弁のほうがあれなので、確認だけ。
ちょっと確認したいんですけれども、小中一貫のほうは資料をいただけるということで
いいんですね。
それから、図書館のほうは2階のAV室で映像が見られるところですけれども、みらい
平のコミュニティセンターとかは映画教室とかやっているんですよね。ですから、ただや
っているからできないことはないんじゃないかということもあって、そういうことも考え
られるんじゃないかと思います。
それから、間宮林蔵のほうはしっかりと、本当に企画を立ててやっていただけないかと
思います。
それから、綱火のほうですけれども、場所が悪いということを言っているわけではない
んです。場所はとてもいいです。あそこの場所でやること自体が意味があるので、そこを
お客様がもう少しうまく見られるようにするにはどうしたらいいかということを主催者側
- 146 -
とお話していただけると、もっといいものになるんじゃないかと思います。それだけです。
○委員長(松本和男君)
○委員(中山栄一君)
続いて、中山委員。
1点、質問します。
菊 地 学校教 育 課 長にお 聞 き したい ん で すけれ ど も 、 211ペ ー ジの 05の 幼 稚園の 管 理 事 業
なんですけれども、嘱託職員の報酬が5,795万3,000円とありますけれども、これはわかく
さ幼稚園、すみれ幼稚園、谷和原幼稚園の嘱託職員の報酬が5,469万3,000円ということで、
わかくさ幼稚園が14人、すみれ幼稚園が9人、谷和原幼稚園が15人となっています。これ
はどう見ても嘱託職員の比率が多すぎるんです。保育所のときもちょっと指摘をしたんで
すけれども、今後は正職で公立で幼稚園をやっていくか、完全に民間に委託をするかとい
う方向を決める時期に来ているんじゃないかと思うのです。私は民間に委託すべきだと。
保育所以上に幼稚園というのは民間委託して、市民の多様なニーズに応えるためには、
民間でなくてはだめだという意見なんですけれども、それに対応するため、いかにも中途
半端で、いつも今頃になると幼稚園の先生を募集してもいないということで、どうしよう、
どうしようとなって結局人材派遣ということで、今年は人材派遣の紹介業務委託料までち
ゃんと予算に入っていますけれども、明らかにこれからは幼稚園の先生は人材派遣から採
るんだという予算になっています。だから、こういう方向を出すんだったら、民間委託と
いう方向をきちっと出して、それに向かっていかないと、何かその場凌ぎみたいな政策に
なっているんじゃないかと思うのです。
で す か ら、 そ こ は 嘱託 職 員 が これ だ け 、 今、 1,200円と 言 っ て いま し た け れど も 、 保 育
所 と 幼 稚 園が 同 じ な のか ど う か わか ら な い です け れ ど も、 嘱 託 職 員で 人 材 派 遣だ と 1,600
円ぐらい市としてはかかるようなことを言っていましたけれども、それで嘱託職員を集め
て、それで今の市民のニーズに応えようということが無理だと思うのです。正職が2割か
ら3割しかいないですから、正職にするか、先ほど言ったとおり民間に委託するか、きち
っと方向を決めて、そういう方向でやっているんだという説明ができるような方向を出す
べき時期に来ていると思うのです。そこら辺について、考え方をお聞きしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
中山委員おっしゃるとおり、公立幼稚園の正職の比率に
つきましては、具体的に申し上げますと、わかくさ幼稚園だと38%が正職、すみれ幼稚園
が33%、谷和原幼稚園については29%とかなり低い、嘱託の職員に頼っているという状況
にございます。こちら、毎年人材等も新たに採用等もしていただいているという状況です
けれども、なかなか改善ができていないという点でございます。
ただ、こちら公立幼稚園につきましては、現在、担当課としましては必要性があるだろ
うということでは考えておりまして、幼稚園につきましては、法律上、公設民営というの
はちょっとない、委託というのはちょっとないということで、やる場合は完全民間の方に
来ていただいて民間の方にやっていただく、そういった形になろうかと思います。
最近よく話を聞くところ、幼稚園につきましては、なかなか採算が取れないという面が
あって、幼稚園の民間の進出がなかなか渋いような状況というところで、現在、こども福
祉課のほうで認定こども園、幼稚園と保育園を合わせ持った施設、そういったものの誘致
のほうに力を入れているという状況でございます。
この職員の体制につきましては、今後とも改善に向けて努力していきたいということで
は考えております。
- 147 -
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
染谷委員。
2点お伺いします。1回ではなく、2回お伺いしたいと思います
のでよろしくお願いいたします。
資料の82ページ、先ほど教育支援センター事業なのはなの説明がございました。結果的
に2名の方が、毎日ではなくとも学校に通えるようになったということで大変効果があっ
た事業だったという判断をしたんですけれども、現在、不登校のお子さんが小学校、中学
校で何ぐらいいらっしゃるのか。そこに先ほど16名がなのはなに来ていると伺ったんです
けれども、この辺の不登校のお子さんの状況を最初にお伺いをしたいと思います。
それと2点目は、同じページの資料82ページの先ほど野口委員のほうからの光熱水費の
説明があったんですけれども、エアコンを設置したということで、その高額になるであろ
うということで予算を多くとっていたと。ところがそれほどではなかったということで、
今回、削減をしているんですけれども、今度エアコンは皆さん大変喜んでいらっしゃるん
ですけれども、つけるタイミングの設置というか基準というか、その辺は決めていらっし
ゃるのかどうか、この辺をお伺いしたいと思います。
○委員長(松本和男君)
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
大変申しわけございません。現在の不登校の数につきま
して、現在データのほうをお持ちしておりませんので、後ほどご報告させていただきたい
と思います。
管理費のエアコン、光熱水費の空調のほう、新しく今年から空調が入ったということで、
た し か 4,000万 円 程 度の 光 熱 水 費が 増 額 に なる だ ろ う とい う こ と で見 込 ん だ とこ ろ 、 実 際
問 題 、 1,500万 円 程 度の 増 加 で 済ん だ と い うと こ ろ で 、今 回 、 か なり 減 額 で きた と い う こ
とになっております。
その使用に当たりましては、ある程度の基準をつくらせていただいておりまして、大ま
かは大体学校の判断にお任せしていますけれども、大体基本的に28度を超えた場合につけ
るとか、なおかつ、これも前から申し上げていますけれども、冬場にあっては、冬場まで
エアコンを使いますとかなり電気料がかかるということから、冬場はストーブの方を使っ
ていただいているという状況になってございます。
○委員長(松本和男君)
○委員(染谷礼子君)
染谷委員。
ありがとうございます。
その内容について不登校の状況は後で教えていただきたいんですけれども、たしか中学
生の子が多いのではないかと思っているんですけれども、小学生の不登校の方もいらっし
ゃるはずなんですね。ところが、伊奈庁舎の中にありますので、例えば小絹の小学校に行
っていらっしゃる不登校のお子さんは、1人では伊奈の庁舎まで通えませんよね。東とか
もちろん陽光台のほうも、小学生の子が通えないという状況があるのではないかと思いま
す。中学生だったら自転車で来ることができますけれども、今後そういった部分も改善を
していかなきゃならない、何かの対策をしなければいけないんじゃないかと思います。そ
こは要望でも結構ですので、ぜひとも今後考えていただきたいとお願いします。
それと、エアコンの設定については、今、真冬はストーブということで説明がございま
したけれども、大変異常気象で期間的な設定ではなくて、温度でとっていただいていると
いうことですから、それでいいかと思いますが、ぜひとも大変異常気象で高温になるとき
などもございますので、この辺は学校に任せていただくなり、状況判断をしていただくと
- 148 -
いうことで、光熱水費が予想よりも低かったということですので、余り絞り込まないでや
っていただければと思います。要望で結構です。
○委員長(松本和男君)
20分まで休憩とします。
午後3時10分休憩
午後3時22分開議
○委員長(松本和男君)
休憩前に続いて会議を再開します。
海老原委員。
○ 委 員 (海老 原
弘君)
221ペー ジ 、 図書館 の も のです け れ ども、 図 書 館長の 報 酬 が 出
ているんですが、現在、ここ空席ではないですか。今、館長はいるんですか……(「いま
すよ」と呼ぶ者あり)それ答弁の中で言ってください。
それから、ほかの人の質問とダブりますけれども、スクールガード、先ほど谷井田のほ
うでどうのこうのという話があったんですが、谷井田は長い間、青少年を育てる会がそう
いう部門を請け負って、やさしく見守り隊が帽子とか衣装も配布されてやってきたんです
けれども、そういうのをちゃんと把握してやっていますでしょうか。その学校、学校でそ
れぞれ交通安全とか、そういうものについてはやっているので、よく調査をして、何も全
部一緒にやらなくても私はいいと思うのですが、そこら辺のところ。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
最初のご質問にお答えいたします。
まず、図書館長は前任の遠崎図書館長が12月いっぱいで退職されたということで、今年
度、27年度はこの後、補正で減額の補正を出させていただいています。3カ月分の減額と
いうことで出させていただきます。
現在、図書館長は私が生涯学習課長と兼務で行っております。
○委員(海老原
弘君)
○生涯学習課長(木川
○委員長(松本和男君)
来年度は。
眞君)
来年度は1年分の報酬を計上してございます。
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
スクールガードの件でございますけれども、おっしゃる
とおり、谷井田地区におきましては既に青少年に限らず、PTAの方でもスクールガード
のようなことをやっていただいているということは承知しております。そういった方との
連携を図り、どういった形でスクールガードという形に持っていくかは今後の、そういっ
た方との協議になるかと思いますけれども、そういった方との連携を図っていきたいとは
考えております。
もう1点、ちょっと別になりますけれども、先ほど休憩前にご質問いただきました不登
校の数でございますけれども、小学校の児童が16名、中学校の生徒が53名、現在いわゆる
不登校という状況にございます。
○委員(染谷礼子君)
16名が通っていらっしゃるんですね。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
現在、なのはなには16名登録されています。これはほと
んどが中学生になろうかと思います。
○委員(染谷礼子君)
ありがとうございます。
○委員長(松本和男君)
海老原委員。
○委員(海老原
どこが主体としてそれをやるんですか。何か社会福祉協議会と
弘君)
- 149 -
か、それぞれの学校があるんだから、私は改めてそういうことをやらなくてもいいんじゃ
ないかという意見なんですよ。それぞれの学校が主体性を持って、今までも小学校にはい
ろいろな委員会があるし、それを補佐する我々青少年を育てる会もあるし、新たにまた何
かスクールガードというのを全市にやらせようと思っているんですか。市長が言ったとか
何とか言っていますけれども、結局、こういうことはやるなら全部一緒にやるし、やらな
いならそれぞれに任せておいたほうがいいと思うのです。
○委員長(松本和男君)
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
おっしゃるとおり、谷井田小学校につきましては一部そ
ういったことを既にやっていただいている方もいらっしゃいます。ですが、谷井田小学校
全部を考えた場合、全区域にそれがカバーできていないという状況になっていることもご
ざいますので、今年度は小絹小学校区を手がけてきた、来年度は先進的に谷井田地区では
いろいろやっている方もいらっしゃいますので、そういった方と連携を図って、その活動
を全地域にどういった形で展開できるか、そういったものを進めていきたいということで
は考えております。
なお、メインとしましては、先ほど申しましたように、社会福祉協議会のほうがメイン
で現在動いていただいております。
○委員長(松本和男君)
小田川委員。
○委員(小田川
染谷委員と関連の質問があるんですが、教育支援センター事業
浩君)
のなのはなですけれども、通学の問題、それは染谷委員のおっしゃるとおりだと思います。
それと、来ている児童の人たちはお弁当を持ってくるんですよね。給食センターが近く
にあるので、給食を配食することはできないのかということが、まず一つ。
それと相談室に入りますと殺伐としていまして、どうしても真っ白な中で保護者の方も
相談されていると思うのです。ですから、もうちょっと和やかな雰囲気で相談ができるよ
うにちょっと気を遣っていただくことができるのかなと、これは要望になってしまうんで
すけれども。
あともう一つは、生涯学習課で富士見ヶ丘小学校の児童クラブなんですけれども、今回
は予算では設計の業務委託料が上がっているんですけれども、実際に建設費は今回の小学
校の説明の中には入っていないんですけれども、建設費でどのぐらいの予算を考えている
のか、それが一つ。
あともう一つは、新しい議員の方もいるので話を蒸し返すようで申しわけないんですが、
給食センターの件ですけれども、給食センターは今回借上料で上がっているんですけれど
も、数年間にわたって賃貸で地代を払って、その後、買うという話になっているんですけ
れども、その辺は地代で賃貸が終わって、そのときにもう1回改めて鑑定を行って、その
ときの評価額で買うのか、それとも現在の評価の中からこの借上料の地代を差し引いた分
で買うのかを、もう一度確認の上で説明をいただきたいと思います。
3点、お願いします。
○委員長(松本和男君)
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
まず、なのはなのほうでございますけれども、おっしゃ
るとおり、通学の手段につきましては今後いろいろ検討していかなければならないと考え
てはおります。
なのはなの給食の提供についてでございますけれども、そちらにつきましては現場のほ
- 150 -
うでも給食を出してもらえればという要望がございます。そういった中でセンターともど
もいろいろ検討した結果、衛生上の問題、配膳室の問題等々ございまして、現在は提供が
できていないというところでございます。
それと相談室が殺伐としているというご指摘でございます。こちらにつきましては、改
善していきたいと考えてございます。
最後に、新しい給食センターの借上料で買収の問題でございますけれども、こちらせん
だっての全員協議会でご説明させていただいたとおり、当面、平成30年まで借り上げ、最
長でも平成32年には買い取りをしたいと。これは地権者の方の意向もございまして、その
ようにさせていただいております。
その買い取りの際には、基本的には今回お示しした単価で買い取りのほうはさせていた
だきたいということで進めております。その際、今まで払った借上料は差し引くのかとい
うご意見かと思いますけれども、そちらは考えておりません。その当時、買収するときに
今回お示しした単価で単純に買い取りをしたいということでは考えております。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
それでは、2問目の(仮称)富士見ヶ丘小学校の児童ク
ラブの建設の件でございますけれども、本年度設計の業務を委託いたしまして、内容を検
討していく予定でございますが、基本的には陽光台小児童クラブと同規模の4クラスの2
階建ての軽量鉄骨ということで予定をしてございます。事業費といたしましては約1億
2,000万円程度のもので考えていきたいと思っております。
○委員長(松本和男君)
小田川委員。
○委員(小田川
なのはなと児童クラブについてはわかりました。
浩君)
できれば、児童クラブは何らかの形で支援を、給食を含めてもうちょっと手厚くできる
ように考えていただければと思います……(「なのはな、児童クラブと言ったいた」と呼
ぶ者あり)児童クラブって言っていた、すみません、なのはなについては考えていただけ
ればなと思います。
児童クラブについてはわかりました。
給食センターなんですけれども、そうすると地代を払ってプラス、そのとき、今回提示
している金額で買うということですよね。それで間違いないですね。はい、わかりました。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
一つは具体的なんですけれども、みらい平のコミュニティセン
ターですけれども、夏に一時期駐車場が不足しているということで、少し離れたところに
借りましたけれども、その後、全くないということで、全然変わらないんですけれども、
どういうふうに考えているのか伺います。
それから、児童クラブですけれども、陽光台小学校、4クラスということですけれども、
今、入所児童は今年度かなり混雑していたと思うのですけれども、実態はどうなのか伺い
ます。6年生まで受け入れですよね。どうなっているのか伺います。
それから、小学校の適正配置の問題ですけれども、1月に説明会があって、私も1校を
除いて全部参加をしたんですけれども、それぞれの地域ごとに違いがあるわけです。複式
学級を持っているところは比較的改善をしてほしいという意見ですけれども、70人、80人、
100人 ち ょっ と 足 らずの 学 校 のとこ ろ で は、存 続 し てほし い と いう強 い 意 見が大 分 あ り ま
したね。そういうところからすると、せっかく説明会で一定の意見を聞いているわけです
- 151 -
から、執行部側もそういうごく小規模ではない学校について、存続させるということでは
いろいろな方法があると思うのです。特認校として認定をして希望者を学校に通学させる
とか、そういうことができるわけですから、そこのところをしっかり再度、ご理解をして
いただくの一辺倒ではなくて、そこもきちっと執行部側のほうで研究をしていただきたい、
その点についてはどうなのか伺います。
それから、今、中学校の体育祭などでの組体操について、巨大な組体操については危険
なので中止をするということが言われていて、私は運動会を見る限りは、当市ではそんな
に大きな危険な組体操に思えないんですけれども、その辺の対応についてはどうされてい
るのかについて伺います。
○委員長(松本和男君)
菊地学校教育課長。
○学校教育課長(菊地龍夫君)
まず私のほうから、適正配置につきまして、おっしゃる
とおり12月に説明会のほうを延べ11回させていただきまして、学校ごとに置かれている状
況、また今後の計画の中の位置づけ等によりましていろいろ意見が違うと、温度差もある
という状況は実感してございます。
そういった中にあっても、現時点で申し上げられますのは、方法としましてこれまでい
ろいろ議論してきた中で適正な規模、適正な配置、適正な規模としましては小学校は2ク
ラスの全校12クラス、中学校が3クラスの9クラスというのが適正な規模であるという考
えに立っておりますので、その計画を進めるという立場は現時点では変えてはいない状況
でございます。
また、特認校につきましてもよく言われることでございますけれども、最近では茨城県
でたしか日立市だったかと思います。平成25年度、いわゆる炭鉱の問題で人数が少なくな
った学校だったかと思うのですけれども、そういった状況もございます。たしか、あそこ
は全校で20人ぐらいの学校だったかと思いますけれども、それが特認校でたしか英語に力
を入れて存続を図っていきたいということで頑張っている学校なんですけれども、その頑
張る中でも最近は児童が増えていないという状況は承知しているようなところでございま
す。そういったことにつきましては、今後とも情報等を多々集めましていろいろ研究はし
ていきたいと考えてございます。
もう1点ありまして、学校での組体操につきまして、申しわけございません。今、情報
がございません。今調べておりますので、後ほどご報告させていただきます。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
それでは、古川委員のご質問にお答えいたします。
まず、みらい平のコミュニティセンターの駐車場の不足ということの対策ということで
のご質問かと思います。土日を中心に利用者が多いとき、やはりなかなか駐車場が37台と
いうことであふれ出るような状況が多々あるということでは聞いております。今後、周辺
の適地をくまなく探しまして、増設できないかということも含めて、これから検討してい
きたいと思います。
あとは利用者についての相乗りとか、徒歩圏内だったら歩いたり、自転車ということで、
車によらない利用者の利用方法ということで協力いただくようなことも含めてお願いして
いきたいと思っております。
二つ目の陽光台小学校の児童クラブの定員の件でございますけれども、今のところ定員
が160名のところちょっと上回る170人ぐらいの利用者がございます。定期的に全員が出席
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率が8割ぐらいということで、余裕としてはまだ可能な限り利用できるような状況がござ
いますので、そこら辺を含めてこれからの推移を見て、平成30年の4月の富士見ヶ丘小学
校の児童クラブの建設まで状況を見て対応していきたいと思います。
○委員長(松本和男君)
古川委員。
○委員(古川よし枝君)
一つ、みらい平のコミュニティセンターですけれども、今お話
を伺うと、打開策がないということですよね。去年の夏に県有地を借りたわけですね。あ
のままになっているわけですから、そのままもう少し整備させてもらって、最低でもでき
るんじゃないかと思うのですけれども、そういう努力はされているのでしょうけれども、
複合施設ですから、本当に図書を借りに来る人が、ちょっとだけでもなかなかないような
状態、何時間もいるなら一定の考え方もあるけれども、そういう状態なので、それは打開
策を考えなければいけないと思うのです。空き地はあの辺の周りにはちょっとないですか
ら、前にも言いましたように、公園のところの一部分を一緒に公園として使うような形で
駐車場を設けるとかも一つの案だと思うのですけれども、現実的には今空いているところ
の土地があるわけですから、そこをきちっと再度交渉したらどうでしょうかと思います。
そ れ から、 児 童 クラブ で す けれど も 、 170人 で 8 割だと 言 う んだけ れ ど も、か な り の 子
供たちがいるということでは、きちっとした指導員の体制も必要だと思って、人数的には
合うけれども、中ではいろいろ出入りがあったりして大変なようですから、きちんと委託
先のアンフィニさんと、事故があってからでは遅いですから、きちんと点検をしてもらい
たいと思います。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
続いて、今川委員。
1点だけお願いします。
素朴な疑問なんですけれども、コミュニティセンター維持管理ですけれども、谷井田、
板橋、小絹、みらい平とコミセンがありますね、その維持管理経費ですけれども、三つ合
わせても2,300万円なんですけれども、片方は6,300万円ぐらいかかるんです。指定管理者
だと思うのですけれども、明細がないのでどういう状況だかわからないんですけれども、
その辺の説明をお願いします。
○委員長(松本和男君)
○生涯学習課長(木川
木川生涯学習課長。
眞君)
ただいまのご質問にお答えいたします。
みらい平のコミュニティセンターはご存じのとおり、指定管理者ということで、この
6,000万 円で す が 、 人件 費 も 含 めて 入 っ て ござ い ま し て、 そ の ほ か児 童 の 支 援セ ン タ ー と
いうことで、それと児童館がある施設になりますけれども、こちらの人件費が含まれてお
りますので。
それと館の維持管理に係る通常のランニングコストで水道、光熱費、あとメンテナンス
関係のいろいろな点検の業務も含めて委託料に入っていますので。
○委員長(松本和男君)
○委員(今川英明君)
今川委員。
自分が言っているのは、この数字が大き過ぎるから、その中身を
知りたいわけですよ。今の話だと、こういうのも入っている、こういうのも入っている、
確かに入っていなければ高くならないから、これはわかりますよ。ですから、その中身が
どうしてこういうふうに3館を合わせたより倍以上になっているのか。明細をもらえば、
それでいいですよ。
指定管理者、例えばシダックスにやってもらっていると、中身はこうですと、年間幾ら
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か か り ますと 、 単 純な話 を し ますと 、 280日ぐ ら い 稼働し た 場 合に1 日 二 十二、 三 万 円 か
かるんですね。その中身がわからないと、いいか、悪いかと言ったってちょっとあれなの
で、中身がわかれば後でいいですよ。
○委員長(松本和男君)
ほかにはありませんね。
なければ、教育委員会所管の一般会計予算に対する質疑及び意見は以上で終了します。
これで議案第23号
平成28年度つくばみらい市一般会計予算に対する説明及び質疑は全
て終了いたしました。
これより採決に入ります。
議案第23号は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松本和男君)
挙手多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決すべき
ものと決しました。
これで本委員会に付託された案件は全て終了いたしました。
なお、委員長報告の作成については、私にご一任願います。
以上で、予算特別委員会を閉会とします。
午後3時49分閉会
つくばみらい市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成28年3月14日
予算特別委員長
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