小学校社会科(歴史的分野 6年上)と埋蔵文化財

小学校社会科(歴史的分野
時代
導
入
学習の内容
○
○
○
縄
6年上)と埋蔵文化財
授業に活用できる埋蔵文化財等
オリエンテーション
歴史学習の進め方
縄文文化
・縄文土器と土器に彫られた文
様
・石器と石材
・狩猟の方法・道具
文
・縄文時代のムラと住居
・貝塚
<縄文時代>
○ 鹿児島県で出土した縄文土器
・まいぶんキット(縄文土器)
○ 生活・狩猟・祭祀に使用された石器の数々
・磨石(すりいし),石皿(いしざら)
石鏃(せきぞく),石匙(いしさじ)
異形石器(いけいせっき)
・国内最古の定住集落跡上野原遺跡(霧島市)
・貝塚 市来貝塚(いちき串木野市)
○
弥生時代
・吉野ヶ里遺跡(佐賀県)のムラ
の想像図から生活の様子を想
像する。
・弥生土器の特徴(文様,厚さな
どを縄文土器と比較する。)
・稲作の開始
・金属器の使用
・邪馬台国の女王,卑弥呼
<弥生時代>
○ 鹿児島県内出土の弥生土器
→縄文土器と比較してみる(厚さ,文様,色)。
・まいぶんキット(弥生土器)
・磨製石鏃,鉄製品
○ 稲作のようす ・京田遺跡(薩摩川内市)
→水田跡,杭列,木製の農具
○
古墳時代
・古墳とは何か
・古墳時代に製作・使用された
土器
→成川式土器,須恵器
・古墳時代の住居跡,ムラ
<古墳時代>
○ 県内各地に残る古墳
→古墳の大きさを実感する。
・横瀬古墳(大崎町 県内最大の前方後円墳)
・神領古墳群(大崎町)
○ 県内の古墳時代の遺跡から多く出土する成川式
土器,須恵器
・(まいぶんキット 成川式土器,須恵器)
○ 古墳時代のムラ(橋牟礼川遺跡 指宿市)
弥
生
古
墳
○
奈
良
飛鳥時代
・聖徳太子の政治と大化の改新
→聖徳太子の行った国づくりを
学ぶ
(冠位十二階,十七条の憲法,遣隋
使)
○ 奈良時代
・聖武天皇の政治
→国分寺の設置,東大寺の大仏の建
立
・鑑真の来日
<奈良時代>
○ 奈良時代の住居(橋牟礼川遺跡 指宿市)
○ 県内初出土の木簡(京田遺跡 薩摩川内市)
→ 9 世紀前後の鹿児島を知る上(嘉祥三年 850 年
の記載)での貴重な資料
・国分寺跡 (薩摩川内市,霧島市)
-1-
時代
平
学習の内容
○ 平安時代
・藤原道長と貴族のくらし
・紫式部と清少納言,国風文化
・かな文字の発達
安
授業に活用できる埋蔵文化財等
<平安時代>
・刻書・墨書土器 (小瀬戸遺跡 姶良市)
→「伴」「大伴」「仲家」など古代厨
・碁石(川上城跡 鹿児島市)
→紫式部,清少納言ら当時の貴族は囲碁に親
しんでいた。
・武士の台頭
・平家の政治と平清盛
・源氏と平氏の争い
鎌
倉
・
室
町
安
土
・
桃
山
○
鎌倉時代
・源頼朝,鎌倉に幕府を開く
・蒙古襲来
○
室町時代
・足利尊氏と室町幕府
→日明貿易とその際に輸入され
た陶磁器
・室町文化
→建造物(金閣寺・銀閣寺,日本
庭園,和室の作りなど),絵画,文
化(茶道,華道,能,狂言)
○ 安土・桃山時代
・織田信長と天下統一への動き
・長篠の戦いと火縄銃
・キリスト教
・豊臣秀吉と天下統一
・太閤検地
・朝鮮出兵と伝えられた焼き物
・関ヶ原の戦い
○
江
戸
江戸時代
・徳川家康が江戸に幕府を開く
・参勤交代
・鎖国政策の確立
・鎖国下の対外関係
・身分ごとに異なるくらし
・町人の文化
・江戸時代の交通と産物
・杉田玄白と「解体新書」
・伊能忠敬と大日本沿海與地図
・本居宣長と国学
・寺子屋と藩校
・黒船来航
・倒幕と新政府樹立
<鎌倉時代>
・清水磨崖仏(南九州市)
<室町時代>
○ 大量の輸入陶磁器(青磁,白磁)
・(渡畑,芝原,持躰松遺跡 南さつま市)
→各地の中世山城から出土する輸入陶磁器
・(まいぶんキット 中世の輸入陶磁器)
<安土・桃山時代>
・火縄銃の弾丸(虎居城跡 さつま町)
○ 県内約 800 を越える中世山城
・知覧城跡(南九州市)
・虎居城(さつま町)
・志布志城(志布志市)
→自然地形を利用した防御施設(空掘・土塁)
○ 薩摩焼の開始
<江戸時代>
・参勤交代 (野間の関 出水市)
・堂平窯跡 (日置市)→薩摩焼
・白銀坂(姶良市),龍門司坂(姶良市)
→参勤交代にも使用された藩の主要街道
・武家屋敷群(出水・入来・蒲生・知覧)
・造士館跡(鶴丸城跡 鹿児島市)
・近代化産業遺産群(鹿児島市)
・尚古集成館
・鹿児島紡績所跡と技師館(異人館)
・天保山砲台跡
・祇園之洲砲台跡
→日本の近代化に大きな役割を果たした。
-2-
時代
学習の内容
○
近
明治時代
・明治維新と新政府の政策
→ 西 郷 隆 盛 ,大 久 保 利 通 ,木 戸
考允らの働きによって天皇
中心の新政府樹立
・地租改正
・廃藩置県
・文明開化と士族の反乱(西南戦
争)
・西南戦争
・自由民権運動
・大日本帝国憲法の発布
・日清,日露戦争と日本
授業に活用できる埋蔵文化財等
<明治時代>
・士族の反乱
・城山,私学校跡(鹿児島市)
県内各地に残る西南戦争関連遺跡
・凱旋門(姶良市)
→日露戦争に出征する兵士を出迎えた門
現
○
代
大正・昭和時代
・不平等条約の改正
・産業の発達と暮らしの変化
・日華事変
・アジア・太平洋戦争
・戦時下での国民生活
・空襲
・広島,長崎への原爆投下
・敗戦と人々の生活
・日本国憲法の制定
・東京オリンピックの開催と日
本の独立
・産業の発展と国民生活の向上
<大正・昭和時代>
○
県内各地に残るアジア・太平洋戦争関連の史跡
(例)
・知覧特攻平和会館(南九州市)
・万世特攻平和会館(南さつま市)
・鹿屋航空資料館(鹿屋市海上自衛隊基地内)
・遺跡から出土した弾丸,薬莢等
・軍用品,日用品など-前畑遺跡・中原山野遺
えんたい
跡,西原掩体壕跡(鹿屋市)
・身近な戦争遺跡-防空壕
・高速道路,新幹線,ロケット発射場
-3-
中学校社会科(歴史的分野)と埋蔵文化財
時代
学習の内容
○
歴史の流れと地域の歴史
・主題学習を通して時代の移り
変わりに気付かせる。
・身近な地域の歴史を調べる学
習
○
○
古代までの日本
・人類の出現
<旧石器時代>
○ 狩りや採集のための道具や施設
・ やりなどの打製石器-仁田尾遺跡(鹿児島市)
・ 動物をとらえるおとし穴-大津保畑遺跡(中種
子町)
<縄文時代>
○ 南九州の縄文人のくらし
・ 最古最大級の集落跡-上野原遺跡(霧島市)
・ 貝殻文様の縄文土器-前原遺跡(鹿児島市)
・ 貝塚-市来貝塚(いちき串木野市)
<弥生時代>
○ 弥生時代のむらの生活-王子遺跡(鹿屋市)
・ 竪穴住居跡 27 軒,掘立柱建物跡 14 棟,
・ 弥生土器,磨製石鏃,鉄製品
○ 稲作のようす-京田遺跡(薩摩川内市)
・ 水田跡や杭列
・ 木製の農具-組合わせ鋤,三又鍬など
○ 集団墓地-広田遺跡(南種子町)
<古墳時代>
○ 大和政権の支配の広がり-巨大な前方後円墳
・ 志布志湾沿岸の前方後円墳-横瀬古墳
(大崎町)
とうじんおおつか
唐仁大塚古墳
(東串良町)
○ 南九州の古墳時代のくらし
・ ムラと墓-橋牟礼川遺跡・南摺ヶ浜遺跡(指宿
市)
かみづる
・ 土師器(成川式土器)と須恵器-上水流遺跡
(南さつま市)
<奈良時代>
○ 奈良時代の地方政治
・ 役所(国府)の設置-薩摩国府(薩摩川内市)
大隅国府(霧島市)
○ 仏教文化の地方への広がり
・ 国分寺の建設-薩摩国分寺跡(薩摩川内市)
大隅国分寺跡(霧島市)
<平安時代>
○ 平安時代の地方政治
・ 県内で初めての木簡-京田遺跡(薩摩川内市)
※ 850 年の年号,棒状,郡司が告知
・ 火山灰にうもれた住居-橋牟礼川遺跡(指宿市)
導
入
旧
石
器
授業に活用できる埋蔵文化財等
地域の歴史を調べてみよう
・「遺跡を探る」上野原遺跡(霧島市)
※ 約 9500 年前の縄文時代のむら
・「古墳からわかること」南九州の古墳(志布志
湾沿岸)
※ 「上野原縄文の森」ホームページを利用
に
・文明の発生
・縄文文化
つ
ぼ
よ こ
せ
ば た
ま え ば る
文
・弥生文化
お う
弥
じ
きよう で ん
生
ひ ろ
・国家の形成と古墳文化
古
・東アジアとの交流と渡来人
た
は し
墳
・聖徳太子の政治と大化の改新
奈
・律令国家の確立
・奈良時代の人々の生活
良
・古代の文化(飛鳥文化,天平
文化)
安
お
お お
縄
平
た
・摂関政治
・国風文化
○ 中世の日本
・武士の台頭
-1-
む
れ
が わ
みなみ す り
は ま
時代
鎌
学習の内容
・武家政権の成立
・武士と民衆の生活
・鎌倉時代の宗教と文化
倉
・南北朝の争乱と東アジア
・室町幕府と諸産業の発達
・
室
町
安
土
・
桃
山
・民衆の成長と応仁の乱後の社
会的な変動
・室町文化
○ 近世の日本
・ヨーロッパ人の世界進出
・ヨーロッパ人の来航(鉄砲と
キリスト教の伝来)
・織田信長・豊臣秀吉による統
一事業
・豊臣秀吉の政策(兵農分離と
朝鮮侵略)
・桃山文化
・江戸幕府の成立と大名統制
江
戸
近
現
代
<鎌倉時代>
○ 地頭と荘園領主との争い-荘園絵図の世界
・ 「日置北郷下地中分絵図」(島津家文書)を読
む ※ 1324 年作成,現在の日置市日吉町
・ 青磁や白磁などの輸入陶磁器-持躰松遺跡
(南さつま市)
<南北朝時代・室町時代>
○ 活発な交通と港湾の繁栄-万之瀬川遺跡群
(南さつま市)
・ 青磁や白磁などの輸入陶磁器-上水流遺跡・芝
原遺跡(南さつま市)
○ 南九州の中世の城-約
800 を超える山城
くるわ
・ 郭 (曲輪)や堀のある天然の要害-知覧城跡
(南九州市),虎居城跡(さつま町)
<安土・桃山時代>
・ 検地尺(尚古集成館,重文)
ひ
お
き
き
た
ご
う
し
た
じ
ち
ゆ
う
ぶ
ん
え
ず
も つ た い ま つ
・モンゴル襲来と日本
南
北
朝
授業に活用できる埋蔵文化財等
・身分制度の確立と農村の様子
・鎖国政策の確立
・鎖国下の対外関係
・農業や諸産業の発達
・都市の発展と元禄文化
・幕府の政治改革と社会の変動
(享保の改革,田沼の政治,寛
政の改革)
・新しい学問と化政文化
・欧米諸国の接近と天保の改革
○ 近現代の世界と日本
・市民革命と産業革命
・欧米諸国のアジア侵略
・開国とその影響
・江戸幕府の滅亡
・明治維新(版籍奉還,廃藩置
県)
・新政府の諸改革(学制の公布,
徴兵令,地租改正)
・近代産業の発展と国民生活の
変化
ち
と ら
い
ら ん じよう
じよう
○ 薩摩焼のはじまり-朝鮮から連行された陶工たち
<江戸時代>
出水筋(薩摩の主要街道)-参勤交代で利用
・ 側溝のある道路-市ノ原遺跡第4地点(日置市)
○ 薩摩の城跡-鹿児島城本丸跡・二ノ丸跡(鹿児
島市)
・ 黒薩摩と白薩摩-垂水・宮之城島津家屋敷跡
(鹿児島市)
〇 窯跡から探る薩摩焼の歴史-堂平窯跡(日置市)
○
い ち
は ら
ど
○
び ら が ま
薩摩藩の天保改革
・ 甲突川の五石橋-西田橋・高麗橋(石橋公園)
・ 藩政時代の埋立地-浜町遺跡(鹿児島市)
○ 薩英戦争-祇園ノ洲砲台跡・天保山砲台跡(鹿
児島市)
<近現代>
○ 薩摩藩の近代化
・ 集成館事業-反射炉跡・機械工場・鹿児島紡績
所技師館(近代化遺産)
は ま ま ち
-2-
時代
近
現
代
学習の内容
・明治政府の外交
・自由民権運動
・大日本帝国憲法の制定
・条約改正
・日清・日露戦争と大陸との関
係
・産業革命の発展
・近代文化の形成
・第一次世界大戦と大戦前後の
国際情勢
・アジアの民族運動
・大正デモクラシーと社会運動
の高まり
・文化の大衆化
・世界恐慌と欧米諸国の動き
・経済の混乱と社会問題の発生
・軍部の台頭から日中戦争へ
・第二次世界大戦
・太平洋戦争と戦時下の国民生
活
・戦争の終結
・戦後の民主化と日本国憲法の
制定
・戦後の世界の動き
・国際社会に復帰する日本
・高度経済成長期の日本
・現代の日本と世界
授業に活用できる埋蔵文化財等
○
士族の反乱-城山・県内にのこる西南戦争関連
遺跡
○
バルチック艦隊の監視-海軍望楼台跡(薩摩川
内市)
○
戦跡と戦争遺物から国民生活を探る
・ 特攻基地跡-鹿屋,鹿屋,出水,瀬戸内など
・ 軍用品,日用品など-前畑遺跡・中原山野遺跡
えんたいごう
西原掩体壕跡(鹿屋市)
・ 身近な戦争遺跡-防空壕など
ま え は た
な か は ら さ ん
・ 高速道路,新幹線,ロケット発射場
-3-
や
高等学校地理歴史科(日本史B)と埋蔵文化財
時代
学習の内容
§
歴史の考察
○ 歴史と資料
・ 資料をよむ
歴
授業に活用できる埋蔵文化財等
○
木簡をよむ-木簡から探る9世紀の南九州
・ 京田遺跡(薩摩川内市)出土の古代木簡
※ 850 年の銘,全国的に珍しい棒状木簡
○ 「荘園絵図」をよむ-地頭と荘園領主との争い
の歴史
・「日置北郷下地中分絵図」(島津家文書)
※ 1324 年作成,現在の日置市日吉町
○ 遺跡を訪ねてみよう-縄文のムラ「上野原遺跡」
・国指定史跡の上野原遺跡(霧島市)
※ 約 9500 年前の縄文時代の集落跡
○ 近代化遺産を訪ねてみよう-幕末薩摩の近代化
・ 磯(鹿児島市)の集成館事業の建築物
や史跡-旧機械工場,旧紡績所技師館など
きよう で ん
ひ
史
・ 資料にふれる
の
お
き
き
た
ご
う
し
た
じ
ち
ゆ
う
ぶ
ん
え
ず
い そ
考
察
○ 歴史の追究
・ 日本人の生活と信仰
・ 日本列島の地域的差異
・ 技術や情報の発達と教育の
普及
・ 世界の中の日本
・ 法制の変化と社会
○ 地域社会の歴史と文化
§
旧
石
原始・古代の社会・文化と東
アジア
○ 日本文化の黎明
・ 旧石器文化
器
○
縄文時代の呪術的風習-上野原遺跡(霧島市)
の異形石器と土偶
<旧石器時代>
○ 狩猟や採集のための道具や施設
・ ナイフ形石器,尖頭器-仁田尾遺跡(鹿児島市)
・ 狩猟施設のおとし穴-大津保畑遺跡(中種子町)
に
お お
た
つ
お
ぼ
ば た
<縄文時代>
○ 南九州の縄文文化
・ 縄文土器の変遷-草創期の三角山遺跡(中種子
町),早期の前原遺跡(鹿児島市)
後期の干迫遺跡(姶良市)
・ 集落の様子-上野原遺跡の竪穴住居跡
さ ん か く や ま
・ 縄文文化
ま え ば る
縄
ほ し ざ こ
文
・ 弥生文化
<弥生時代>
○ 南九州の弥生人の生活-王子遺跡と京田遺跡
・ 王子遺跡(鹿屋市)-弥生時代中期末~後期初
頭の大規模集落跡
・ 京田遺跡(薩摩川内市)-弥生時代後期の水田
跡,大量の木製農具
○ 集団墓地
・広田遺跡(南種子町)
お う
弥
生
ひ ろ
-1-
た
じ
時代
学習の内容
○ 古代国家の形成と東アジア
・ 古墳と大和政権
古
授業で活用できる埋蔵文化財等
<古墳時代>
○ 大和政権の広域な政治連合-古墳時代中期の大
型前方後円墳
・ 志布志湾沿岸の前方後円墳-横瀬古墳
(大崎町)
とうじん
唐仁大塚古墳
(東串良町)
○ 南九州の古墳時代の生活
・ 集落と墓地-橋牟礼川遺跡・南摺ヶ浜遺跡(指
宿市)
・ 土師器(成川式土器)と須恵器-上水流遺跡
(南さつま市)
よ こ
せ
お お つ か
・ 古墳時代の人々の生活
は し
墳
む
れ
が わ
みなみ す り
は ま
か
・ 推古朝の政治と飛鳥文化
・ 律令国家の成立と文化
・ 律令国家の展開
奈
良
・ 天平文化
○ 古代国家の推移と社会の変化
・ 平安初期の政治と文化
平
安
鎌
・ 摂関政治
・ 国風文化
・ 荘園公領制の形成と武士団
§ 中世の社会・文化と東アジア
○ 武家政権の成立
・ 院政と平氏政権
・ 鎌倉幕府の成立
・ 武士の社会
南
北
朝
・
室
町
る
<平安時代>
○ 平安時代の地方政治
・ 県内で初めての木簡-京田遺跡(薩摩川内市)
※ 850 年の年号,棒状,郡司が告知
・ 火山灰に埋もれたムラ-橋牟礼川遺跡(指宿市)
・ かな墨書土器-気色の杜遺跡(霧島市)
<鎌倉時代>
○ 千竈氏一族の生活-分割相続と支配地域
・ 「千竈時家譲状」をよむ
・ 馬場田遺跡(南九州市)
○ 地頭と荘園領主との争い-荘園絵図の世界
・ 「日置北郷下地中分絵図」(島津家文書)をよ
む ※ 1324 年作成,現在の日置市日吉町
ち
か ま
ひ
・モンゴル襲来と日本
・ 鎌倉文化
○ 武家政権の展開と社会の変化
・ 室町幕府の成立
・ 幕府の衰退と庶民の台頭
・ 室町幕府と諸産業の発達
・ 室町文化
・ 戦国大名の領国形成
づ
<奈良時代>
○ 奈良時代の地方社会
・ 役所(国府)の設置-薩摩国国府(薩摩川内市)
大隅国国府(霧島市)
・ 国分寺の建設-薩摩国国分寺跡(薩摩川内市)
大隅国国分寺跡(霧島市)
ち
倉
み
か ま と き い え ゆずり じよう
お
き
き
た
ご
う
し
た
じ
ち
ゆ
う
ぶ
ん
え
ず
<南北朝時代・室町時代>
○ 活発な交通と港湾の繁栄-万之瀬川遺跡群(南
さつま市)
・ 青磁や白磁などの輸入陶磁器-上水流遺跡・持
躰松遺跡(南さつま市)
○ 南九州の中世の城-約 800 を超える山城
・ 郭(曲輪)や堀のある天然の要害-知覧城跡(南
九州市),虎居城跡(さつま町)
も つ
た い ま つ
くるわ
ち
と ら
-2-
い
じよう
ら ん じよう
時代
安
土
学習の内容
§
・
桃
山
近世の社会・文化と国際関係
○ 織豊政権と幕藩体制の形成
・ 織豊政権
・ 桃山文化
・ 幕藩体制の成立
授業で活用できる埋蔵文化財等
<安土・桃山時代,江戸時代>
○ 検地尺(尚古集成館,重文)
○
薩摩藩の城跡-鹿児島城本丸跡・二ノ丸跡(鹿
児島市)
○ 薩摩藩の麓集落-知覧,出水,入来など 113 カ所
○ 薩摩焼の開始-島津氏が連れ帰った朝鮮人陶工
・窯跡から探る薩摩焼の歴史-堂平窯跡(日置市)
・ 黒薩摩と白薩摩-垂水・宮之城島津家屋敷跡
(鹿児島市)
ど
江
○ 産業経済の発展と都市や村落
の文化
・ 幕府政治の展開
・ 経済の発展
・ 元禄文化
○ 国際関係の変化と幕藩体制の
動揺
・ 幕政の改革
・ 欧米列強の接近と天保の改
革
・ 化政文化
戸
§
§
現
出水筋(薩摩の主要街道)-参勤交代で利用
・ 側溝のある道路-市ノ原遺跡第4地点(日置市)
い ち
は ら
○
薩摩藩の藩政改革
・ 甲突川の五石橋-西田橋・高麗橋(石橋公園)
・ 藩政時代の埋立地-浜町遺跡(鹿児島市)
○ 薩英戦争-祇園ノ洲砲台跡・天保山砲台跡
(鹿児島市)
○ 薩摩藩の近代化
・ 集成館事業-反射炉跡・機械工場・鹿児島紡績
所技師館(近代化遺産)
は ま ま ち
近代日本の形成とアジア
○ 明治維新と立憲体制の成立
○ 国際関係の推移と立憲国家の
展開
○ 近代産業の発展と近代文化
近
○
び ら が ま
○士族の反乱-城山・県内に残る西南戦争関連遺跡
○バルチック艦隊の監視-海軍望楼台跡(薩摩川内
市)
両世界大戦期の日本と世界
○ 第一次世界大戦と日本の経済
○ 政党政治の発展と大衆文化の
形成
○ 第二次世界大戦と日本
界
戦跡と戦争遺物から国民生活を探る
・ 特攻基地跡-鹿屋,知覧,出水,瀬戸内など
・ 軍用品,日用品など-前畑遺跡・中原山野遺跡
えんたいごう
西原掩体壕(鹿屋市)
・ 身近な戦争遺跡→防空壕など
○ 戦後政治の動向と国際社会
○ 経済の発展と国民生活
○ 現代の日本と世界
・ 高速道路,新幹線,ロケット発射場
代
○
ま え は た
§
第二次世界大戦後の日本と世
-3-
な か は ら さ ん
や