第5章 中高層建築物 (関係図書の事前提出) 第32条 建築主は、第4条第2項の規定による協議書には、次に掲げる図書を添付し、 建築基準法第6条および同法第18条の規定による確認申請書または計画通知書(以下 「確認申請書等」という。)を建築主事に申請または通知する日の30日前までに、提 出しなければならない。ただし、開発許可を受けて協議したものは、一部関係図書の添 付について省略することができる。 (1) 建築物を建築しまたはファサードを改造しようとする建築物の付近見取図(おおむ ね2,500分の1以上の縮尺のもので、方位、道路および目標となる地物)、配置 図(おおむね200分の1以上の縮尺のもので、駐車場、駐輪場のスペースおよび緑 化計画を記載したもの)、平面図、断面図(おおむね200分の1以上の縮尺のもの)、 および立面図(おおむね200分の1以上の縮尺のもので、着色したもの) (2) 建築基準法施行規則(昭和25年建設省令第40号)第1条の3第1項の表(ぬ) 項に掲げる日影図および建築物が冬至日の真太陽時による午前8時から午後4時まで の間において、平均地盤面に生じさせる、等時間日影線を記入した日影図(おおむね 200分の1以上の縮尺のもので、近隣の敷地の建築物の状況を表示したもの)。た だし、滋賀県建築基準条例(昭和47年滋賀県条例第26号)第36条の規定に基づ く対象区域以外のものは除く。 (3) 高さが10メートル以上の建築物については、電波障害検討書とし、高さが20メ ートル以上の建築物については、電波障害の事前調査を行い、その結果報告書 (4) その他特に市長が必要と認めるもの (空地等の確保) 第33条 建築主は、中高層建築物を建築する場合は、日照、通風、採光、開放性および プライバシーの確保ならびに災害の防止に支障が生じないよう配置等に配慮しなければ ならない。 2 建築主は、集合住宅等を建築する場合は、良好な住環境を管理する管理者を明確にし なければならない。 (消防活動空間) 第34条 建築主は、次に掲げる建築物を建築する場合においては、消防活動するために 道路または道路に通ずる幅員5メートル以上の通路その他の空地の確保および消防水利 について、技術基準に定める施設を消防本部と協議の上、設置するよう努めなければな らない。 (1) 地階を除く階数が4以上の建築物 (2) 延べ面積が1,000平方メートル以上の大規模建築物 (3) 消防法施行令別表第1に掲げる同表(一)項から(四)項まで、(五)項イ、(六) 項、(九)項イまたは(十六)項イを有する部分が最上階にある場合で、地階を除く 階数が3以上の建築物 (工作物への適用) 第35条 第2条第2号の規定により、この要綱の適用を受けることとなる建築物の屋上 に設置する工作物については、日影および電波障害に対し十分配慮しなければならない。
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