平成 26 年度事業報告 Ⅰ.組織運営 1.平成 26 年度理事会・総会 (1)平成 26 年度理事会 ① 第1回理事会 平成 26 年 5 月 30 日 東京商工会議所 出席 23 名 ② 第 2 回理事会 平成 27 年 3 月 19 日付け文書 書面開催 理事 23 名 (2)平成 26 年度通常総会 通常総会 平成 26 年 5 月 30 日 東京商工会議所 出席 76 機関、委任状提出 218 機関 ① 承認を求める案件 ・平成 25 年度事業報告 ・平成 25 年度会計決算報告 ・平成 25 年度監査報告 ・専門図書館協議会未来予想図 ② 議決を求める案件 ・平成 26 年度事業計画案 ・平成 26 年度会計予算案 ③ 平成 26 年度表彰 専門図書館協議会表彰規則に則り、各地区連絡会等の推薦を受けて表彰審査委員 会で審査の結果、個人功績表彰 1 名及び団体功績表彰 1 団体が決定され、全国研 究集会で表彰されるとの報告があった。 ・時実 象一 氏(事務局推薦) ・アメリカンセンターJapan(関東地区連絡会推薦) ④ 総会終了後、一元化記念講演として、①「図書館の未来像~大量な本や情報は どこに行くのか」と題し(株)雄松堂書店会長の新田満夫氏、②「専門図書館協議 会と国立国会図書館~協働の軌跡と今後」と題し国立国会図書館長の大滝則忠氏 の講演会を行なった。 2.平成 27 年度全国研究集会・図書館総合展ワーキング・グループの設置 専図協としてのメインイベントであり、統一したテーマのもとに総力を挙げて取り 組むことを目的として、平成 26 年 12 月 10 日の運営委員会をへて、平成 27 年度全 国研究集会・図書館総合展ワーキング・グループの活動を開始した。 3.委員会等の開催(全 46 回) (1)運 営 委 員 会 (4 回:4/25 10/14 12/10 3/18) *運 営 委 員 会 私 立 図 書 館 小 委 員 会 (3 回:4/18 7/18 3/6) *運営委員会地方議会図書室小委員会 (会議の開催なし) *運営委員会認定資格検討小委員会 (8 回:5/21 6/25 8/6 8/19 9/12 11/16 1/15 2/26) *運 営 委 員 会 国 際 交 流 担 当 (会議の開催なし) *運営委員会 26 年度全国研究集会 WG (1 回:7/3) *運営委員会 27 年度全国研究集会 WG (1 回:2/4) (2)著 作 権 委 員 会 (1 回:12/16) (3)研 修 委 員 会 (4 回:6/2 8/6 11/26 12/17) (4)広 報 委 員 会 (2 回:8/1 9/16) (5)機 関 誌 委 員 会 (6 回:4/16 6/5 8/7 10/9 11/27 2/5) (6)調査分析委員会 (7 回:4/21 5/8 6/6 7/29 9/19 10/30 3/23) (7)表彰審査委員会 (1 回:6/18(書面回議) ) (8)地区連絡会 関西地区連絡会 (5 回:4/18 7/23 9/8 12/1 2/23) 中部地区連絡会 (2 回:4/15 8/4) (9)その他 委員会委員長懇談会 (1 回:10/2) Ⅱ.事業活動 1.研修事業 それぞれの研修を相互に関連付け、すべての研修を体系化できるようなプログラム の構築を目指すとともに、全国各地域の研修を連携できるように努めた。 (1) 「平成 26 年度全国研究集会」の開催 全国研究集会は、 「専門図書館の未来~生まれ変わる専図協からのメッセージ~」を 総合テーマとして、平成 26 年 7 月 8 日・9 日の 2 日間にわたり、機械振興会館を会 場として開催した。全国から 191 名の参加者があった。8 日の記念講演(講師:大平 貴之氏(プラネタリウム・クリエーター))と 9 日の 6 分科会のテーマは次の通り。 ○記念講演「地上最高の星空づくりを目指して~MEGASTAR 開発ストーリー」 ①第 1 分科会「コンソーシアム活動の課題と展望」 ②第 2 分科会「専門図書館員のための認定資格制度を考える」 ③第 3 分科会「企業図書館と著作権の今」 ④第 4 分科会「つながる専門図書館」 ⑤第 5 分科会「図書館の価値を高める」 ⑥第 6 分科会「場としての専門図書館」 (2) 「第 16 回図書館総合展フォーラム」の開催 ①主催フォーラム 11 月 7 日にパシフィコ横浜アネックスホールにおいて、主催フォーラム「自分の価 値を高めてみませんか?~専門図書館員のスキルを認定する~」を開催した。青柳 英治氏、大谷康晴氏、酒井由紀子氏、望月聖子氏から認定資格制度などの事例発表 と意見交換が行なわれた。参加者は 122 名であった。 ②共催フォーラム 同じく 11 月 7 日に図書館総合展運営委員会との共催フォーラムとして「見つかる図 書館に導く~図書館横断検索のその先へ~」が開催された。結城智里氏、吉本龍司 氏、小林隆志氏から専門図書館と公共図書館など異なる館種の利用者を結ぶ横断検 索の可能性を議論した。参加者は 265 名と高い関心が示された。 (3) 「平成 26 年度地方議会図書室等職員セミナー」の開催 地方議会図書室等職員セミナーは、9 月 4 日・5 日、「地方議会図書室の情報力を磨 く」をテーマに、都道府県会館(東京都千代田区)で開催した。地方議会図書室の職 員など 27 名の参加があった。吉田利宏氏から「政策条例のための情報支援」 、島亜 紀氏から「立法支援のための条例データベース eLen」についての講演があった。ま た、5 日は東京都議会を見学した。 (4) 「平成 26 年度講演会」の開催 ①一元化記念講演会 5 月 30 日総会終了後、一元化記念講演として、①「図書館の未来像~大量な本や情 報はどこに行くのか」と題し(株)雄松堂書店会長の新田満夫氏、②「専門図書館協 議会と国立国会図書館~協働の軌跡と今後」と題し国立国会図書館長の大滝則忠氏 の講演会を行なった。参加者は 107 名であった。 ②新春講演会・賀詞交歓会(交流パーティー) ・関東地区 1 月 21 日に国際連合大学において、はやのん理系漫画制作室のはやのん氏を講師に 迎えて「理系?文系?みんながつながるサイエンスコミュニケーション」と題して 新春講演会を開催した。文系・理系、分野を超えた人々の情報共有についての講演 を行なった。講演会終了後に賀詞交歓会を開催、参加者は 72 名であった。 ・中部地区 1 月 22 日にトヨタ産業技術記念館において、 (公財)渋沢栄一記念財団の松崎裕子氏 を講師に迎えて「ビジネス・アーカイブズの世界」と題して新春講演会を開催した。 同財団実業史研究情報センターの企業史料プロジェクトの 10 年間を振り返り、アー カイブズに関する考え方等について解説された。講演会終了後賀詞交歓会を開催、 参加者は 21 名であった。 当日はあわせて講演会開催前に同館の見学会も行なわれた。 ・関西地区 1 月 26 日に大阪商工会議所において、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CC C)(株)の高橋聡氏を講師に迎えて「図書館から始めるまちづくりの提案」と題し て新春講演会を開催した。佐賀県武雄市図書館の事業概要やそのねらいについて講 演が行なわれた。講演会終了後交流パーティーを開催、参加者は 26 名であった。 (5) 「平成 26 年度研修会」の開催 ①教育プログラム「専門図書館の仕事コース」(関東地区) 6 月 4 日に東京商工会議所において、教育プログラム「専門図書館の仕事コース」を 1 日コース(6 時間)として開催した。会員参加費は 10,000 円、新任者(実務経験 2 年未満)を対象としている。講師は元・日本経済団体連合会情報メディアグループ 長の村橋勝子氏で、参加者は 23 名であった。 ②教育プログラム「情報を加工・分析する能力を身につけよう!」 (関西地区) 6 月 27 日にエル・おおさかにおいて、教育プログラム「情報を加工・分析する能力 を身につけよう!」を 2 時間コースとして開催。会員参加費無料で、新任者を対象 としている。講師は桃山学院大学非常勤講師の河塚幸子氏で、参加者は 17 名であっ た。 ③教育プログラム「専門図書館のPR戦略」 (関東地区) 11 月 12 日に機械振興会館において、教育プログラム「専門図書館のPR戦略」を 3.5 時間コースとして開催。会員参加費は 5,000 円。講師は元・日本経済団体連合会 情報メディアグループ長の村橋勝子氏で、参加者は 9 名であった。 ④研修会「知的資源マネジメント」(関東地区) 11 月 21 日に東京商工会議所において、研修会「知的資源マネジメント」を 3 時間コ ースとして開催。会員参加費は 5,000 円(会費負担口数により異なる)で、マネジ ャーを対象としている。講師は中央大学教授の山﨑久道氏で、参加者は 5 名であっ た。 ⑤特別研修会「図書修理講習」 (中国地区) 12 月 3 日に広島県情報プラザにおいて、特別研修会「図書修理講習」を 3 時間コー スとして開催。会員参加費は無料で、広島県公共図書館協会が共催。講師はキハラ (株)の川人拓氏で、参加者は 45 名であった。 ⑥研修会「専門図書館のための著作権講座」 (関東地区) 12 月 8 日に日本図書館協会会館において、研修会「専門図書館のための著作権講座」 を 3 時間コースとして開催。会員参加費は無料。講師は国立国会図書館関西館の南 亮一氏で、参加者は 25 名であった。 ⑦研修会「資料修復セミナー」(関東地区) 2 月 4 日に日本図書館協会会館において 3 時間コースとして開催。会員参加費は無料 で、図書館の現場で実践する劣化・破損資料の補修の基本実習を行なった。講師は 製本家・書籍修復家の岡本幸治氏で、参加者は 12 名であった。 (6) 「平成 26 年度セミナー」の開催 <1>セミナー ①地方議会分科会セミナー(中部地区) 8 月 4 日に名古屋港管理組合議会において開催。蔵書管理システム等について話を聞 く。担当者の情報交換会もあわせて行なう。参加者は 14 名であった。 ②セミナー「一般質問に“使える”議会図書室」 (九州地区) 8 月 8 日に会員制ライブラリー「BIZCOLI」において開催。講師は国立国会図 書館関西館の塚田洋氏で、第 1 部が講義形式、第 2 部がグループワークの形で行な われた。参加者は 32 名であった。 ③「資料修復セミナー」 (関西地区) 8 月 28 日にエル・おおさかにおいて開催。資料修復の講義と軽微な破損の簡易な補 修手当てを学ぶ。講師は国立国会図書館の担当者で、参加者は 15 名であった。 ④「著作権セミナー」 (北海道地区) 10 月 3 日に北海学園大学豊平キャンパスにおいて開催。ケーススタディで著作権に ついて学ぶ。講師は(公社)日本複製権センター事務局長の稲田孝哉氏で、参加者 は 42 名であった。 <2>イブニングセミナー イブニングセミナーは、いずれも時間は 18:00~20:00 または 18:30~20:30 で、4 回実施した。セミナー終了後は、名刺交換を主とする、交流会を実施し、好評を得 た。 ① 「書籍の盗難防止・書庫管理」 (関東地区) 4 月 22 日に日本図書館協会会館において開催。ICタグのその後、UHFタグの最 新動向について学ぶ。講師は(株)紀伊國屋書店の徳住ゆたか氏と(株)ソフエルの伊 賀亨治氏で、参加者は 32 名であった。 ② 「本の逆襲~専門図書館を面白くするヒント」(関東地区) 6 月 11 日に日本図書館協会会館において開催。講師はブック・コーディネーターの 内沼晋太郎氏で、参加者は 32 名であった。 ③ 「専門図書館のパスファインダー作り~LibGuides を活用してみよう」 (関東地区) 10 月 10 日に日本図書館協会会館において開催。アメリカで開発されたパスファイン ダー(ガイド)作成ソフトウェア LibGuides について紹介。講師はプロクエスト日 本支社の佐藤嘉能氏で、参加者は 30 名であった。 ④ 「本を通じて人とつながる「まちライブラリー」から学ぶ」(関西地区) 11 月 17 日にまちライブラリー@大阪府立大学において開催。講師は「まちライブラ リー」提唱者の礒井純充氏で、参加者は 8 名であった。 (7)見学会 ①東京経済大学国分寺キャンパス新図書館(関東地区) 7 月 30 日に開催。環境共生型図書館として 2014 年 4 月にオープンした新図書館。参 加者は 18 名であった。 ②松竹大谷図書館(関東地区) 9 月 25 日に開催。演劇と映画の専門図書館。クラウドファンディングなどについて 話を聞く。参加者は 13 名であった。 ③デンソーライブラリー及びデンソーギャラリー(中部地区) 10 月 16 日に開催。(株)デンソー内のデンソーライブラリーを特別公開により見学。 参加者は 11 名であった。 ④大阪経済大学中小企業・経営研究所(関西地区) 10 月 20 日に開催。数少ない中小企業研究機関として内外の高い評価を受けている研 究所及び図書館を見学。参加者は 15 名であった。 ⑤渋沢史料館(関東地区) 11 月 18 日に開催。晩香廬と青淵文庫を観覧。その後、企画展「商人の輿論をつくる ~渋沢栄一と東京商法会議所~」の展示を見学。参加者は 30 名であった。入館料は 協議会で負担。 ⑥千葉大学アカデミック・リンク/附属図書館本館(関東地区) 11 月 26 日に開催。千葉大学では 2012 年度に図書館を、個別のコンセプトを持つL、 I、N、Kの 4 棟に改修。そのうちのN棟及びL棟を見学。参加者は 17 名であった。 ⑦大倉精神文化研究所附属図書館(関東地区) 2 月 25 日に開催。全国でも珍しい精神文化の専門図書館。参加者は 20 名であった。 ⑧(独)国際協力機構北海道国際センター(北海道地区) 3 月 4 日に開催。国際協力の拠点 JICA 図書室、見学後、研修会として、情報交換も 行なった。参加者は 18 名であった。 2.出版事業 (1)機関誌「専門図書館」の発行 平成 26 年度は一元化に併せ、表紙をカラー化し、イメージを一新した。発行は 6 回 で、各号には、特集を主題にした記事を中心に「ごぞんじですか?」 「専門図書館を 見る」 「私の仕事、わたしの一日」「コレクション紹介」「資料紹介」に加え、研修の 報告記事を中心とし、 「事務局だより」も掲載した。 No.265 号( 6 月発行) 「専門図書館協議会一元化特集号」 No.266 号( 7 月発行) 「専門図書館と建築物」 No.267 号( 9 月発行) 「全国研究集会 専門図書館の未来~生まれ変わる専図協 からのメッセージ~」 No.268 号(11 月発行) 「外国から見た日本の専門図書館」 No.269 号( 1 月発行) 「ビジネスと図書館~企業家からビジネスパーソンまで」 No.270 号( 3 月発行) 「思想・宗教と専門図書館」 (2) 『専門情報機関総覧 2015』の編集・発行状況 提供された機関情報データをデータベース化し、編集、刊行と連携した作成方法を 確立した。このデータベースを構築するため、WEB回答できるシステムを構築し た。そのために公益財団法人図書館振興財団の助成金を活用した。 本書は、専門情報機関のプロフィールを掲載したディレクトリであり、3 年に一度発 行しており、2015 年版は平成 27 年 2 月 25 日に刊行した。今回は 1,659 機関を掲載 し、体裁はこれまでと同様、B5判、並製、本文 838 ページ、索引 158 ページであ る。販売状況は、平成 27 年 3 月現在、累計 450 冊となっている。 (販売委託:図書 館流通センター) 3.広報事業 (1)専図協ホームページの革新 一元化に併せ、専図協事務局、関東地区協議会、関西地区協議会のホームページを 統合し、新たに全国規模の専図協ホームページを構築した。トップページにフラッ シュ画面を置き、活動をビジュアルで表すとともに、「イベントカレンダー」を作成 し、全国で行われている研修、セミナーなどを一覧化できるようにした。 (2) 「第 16 回図書館総合展」へ出展(ブース設置) 平成 26 年 11 月 5 日~7 日にパシフィコ横浜で開催された「第 16 回図書館総合展」(主 催:図書館総合展運営委員会、企画運営:JCC カルチャージャパン)に出展(ブース設 置)し、フォーラムを実施した。5 日から 7 日のブースでは、専図協の設立趣旨や活 動などを説明し、賛助会員、主要会員機関を紹介した。加えて、専図協の研修事業、 『専門情報機関総覧 2015』 、 『専門図書館と著作権Q&A 2012』、機関誌「専門図書 館」を紹介した。ブース来訪者は 3 日間で 408 名であった。 (3) 「メールマガジンSENTOKYO」発行と「SENTOKYOブログ」公開 メルマガは月 2 回の発行を続け、平成 27 年 3 月 29 日発行号で、256 号となった。本 号では登録者数 1,200 名である。目次は、「セミナー展示会など」 「新刊案内」「ニュ ース&トピックス」「会員だより」「専図協からのお知らせ」で構成し、広報委員会 及び事務局が収集した情報とともに、読者をはじめ関連団体や各図書館・資料室か らの幅広い掲載依頼にも応じている。また、「SENTOKYOブログ」を公開し、 「メールマガジンSENTOKYO」と連動した形で隔日更新し、最新情報の提供 を行った。 (4)フェイスブック専門図書館協議会 フェイスブック専門図書館協議会を 4 月に開始した。 Ⅲ.政策提言への取り組み 1.著作権問題 (1)『専門図書館と著作権Q&A 2012』の活用 平成 26 年度は、10 月 3 日に北海道地区連絡会で著作権セミナーを開催し、会員の著 作権法についての理解を深めた。 (2)著作権問題検討会議への対応 「図書館における著作物利用に関する当事者協議会」(図書館側 5 団体・権利者側 6 団体で構成)および「著作権に関する図書館団体懇談会」(図書館側 5 団体で構成) に、著作権委員会を中心にして対応した。 (3)TPP交渉に関する説明会 内閣官房TPP政府対策本部主催の表記説明会に出席し、情報を収集した。 2.私立図書館への取り組み 私立図書館の名簿を作るべく小委員会において、アンケート項目の調整及び依頼先 の選定を検討した。 Ⅳ.国際交流への取り組み 1. 「JSLA-SLAアジアン・チャプター若手育成賞」の創設 SLA2015 年次大会(ボストン市)への参加を促進させるため、アジア地区の若手 専門図書館員及び学生を対象とし、アワードを創設した。2 月 28 日までに 3 名の応募 があり、3 月 31 日に受賞者を発表した。SLAとの関係は、全国研究集会にラチャン ス CEO のメッセージが寄せられ、良好な関係を維持している。 2. 「韓国専門図書館協議会(KSLA) 」との連携 6 月 12 日~13 日開催の 2014 年KSLA年次大会へ国際交流担当の栗田淳子氏及び調 査分析委員会委員長の青柳英治氏の 2 名を派遣した。招聘講演として「日本の専門図 書館の現状と今後」と題する講演を行なった。KSLAとの関係は、平成 26 年度全国 研究集会にKSLA会長のメッセージが寄せられるなど、関係は強化されている。 Ⅴ.関係団体・機関との連携 1.国立国会図書館との連携 国立国会図書館および行政・司法各部門支部図書館から行政司法関係刊行物の寄贈 を受け、各地区連絡会に 3 回(5/1・9/17・3/25)送付した。 2. 「第 100 回全国図書館大会東京大会」 (主催:日本図書館協会、平成 26 年 10 月 31 日・ 11 月 1 日明治大学にて開催)に参加 専門図書館部会は「世界の窓となるライブラリー in Japan」をテーマとして、東洋 文庫、東京ドイツ文化センター、日仏会館、アメリカンセンターJapan などの運営を 通じ、日本における海外資料を専門的に扱うライブラリーの活動、海外と日本との 情報交流・文化交流を紹介した。 3.後援 ・ 「図書館総合展フォーラム 2014 in 新潟」 (主催:図書館総合展運営委員会、平成 26 年 7 月 11 日開催) ・ 「第 3 回情報ナビゲーター交流会」 (主催:ビジネス支援図書館推進協議会、平成 26 年 6 月 14 日開催) ・講演会「インフォプロと図書館の新たな役割」(主催:福岡アメリカン・センター、 平成 26 年 8 月 1 日開催) ・ 「第 16 回図書館総合展」 (主催:図書館総合展運営委員会、平成 26 年 11 月 5 日~ 7 日開催) ・ 「第 11 回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO 2014)」(主催:(独)科学 技術振興機構、(一社)情報科学技術協会、平成 26 年 12 月 4 日・5 日開催) ・ 「図書館総合展フォーラム 2015 in 一関」 (主催:図書館総合展運営委員会、平成 27 年 3 月 14 日開催) Ⅵ.その他 研修生受け入れ 事務局は公益社団法人全国市有物件災害共済会防災専門図書館から週 1 回程度の派遣 研修生を受け入れた。 Ⅶ.一般会勢 1.会員数(平成 27 年 3 月 31 現在) 総数:428 〔内 訳〕 正会員:370 機関 個人会員:31 名 賛助会員:28 機関 平成 26 年 3 月 31 日 平成 27 年 3 月 31 日 地 区 名 個人会員 賛助会員 個人会員 賛助会員 現在 現在 北海道地区 7 5 0 6 6 0 東北地区 1 0 0 1 0 0 関東地区 国立国会図書館 並びに同支部図書館 中部地区 242 16 26 232 18 27 34 - - 34 - - 22 1 0 20 1 0 関西地区 55 6 1 48 6 1 中国地区 12 0 0 11 0 0 九州地区 17 0 0 17 0 0 中央扱い 1 0 0 0 0 0 391 28 27 370 31 28 合 計 2.会員の異動 入 会: 1 機関 4 個人会員 1 賛助会員 退 会:21 機関 1 個人会員 0 賛助会員 〔内 訳〕 北海道地区 <入会>個人会員:田中肇 関東地区 <入会>正会員:情報・システム研究機構国立極地研究情報図書室 個人会員:重田有美、村山隆雄、山村久 賛助会員:金剛株式会社 <退会>正会員:(公財)日本生産性本部、(一財)女性労働協会女性就業支援セン ター、東京大学経済学図書館、 (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構障 害者職業総合センター図書室、 (一社)日本新聞協会、日本大学生物資源 科学部図書館、平凡社図書室、(株)三菱地所、USB証券(株)、読売新 聞社東京本社データベース部図書室、 (公社)著作権情報センター資料室、 工学院大学図書館 個人会員:時実象一 中部地区 <退会>正会員:金城学院大学図書館、南山大学名古屋図書館 関西地区 <退会>正会員:大阪国際大学図書館、 (社)部落解放・人権研究所電子・人権図 書資料室、大阪弁護士会・図書委員会、(株)環境総合研究所、神戸市会 事務局図書室、兵庫県議会事務局図書室、 個人会員:磯勝己 中国地区 <退会>正会員:近畿大学工学部図書室 以上
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