No. 53 2002 年 3 月 目 次 標準活動トピックス: 標準活動トピックス: 最近の情報処理機器間インタフェースの動向 -- Fibre Channel と Bluetooth -- .......... 2 最近の国際会議から: 最近の国際会議から: SC 34 34( (Document Description and Processing Languages Languages)総会報告 )総会報告 ................... 6 SC 35( Interfaces)総会報告 )総会報告 .............................................. 35(User Interfaces ................................ .............. 8 解説: 解説:CMM( CMM(Capability Maturity Model: Model:組織の能力成熟度モデル) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ITSCJ の広場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 2002 年 3 月以降 国際会議開催スケジュール ...................................... ...................................... 12 声のページ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 2001 年 12 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係 NP,CD,DIS,IS から: から: NP 承認投票・結果 承認投票・結果 ........................................................... ................................ ........................... NP 承認投票(CD/PDTR/PDAM 承認投票(CD/PDTR/PDAM 登録・承認の同時投票との併行投票 登録・承認の同時投票との併行投票) ・承認の同時投票との併行投票)・結果 ................ CD/PDTR/PDAM 登録投票 (NP 承認投票との併行投票) 承認投票との併行投票)・結果 ........................... CD/PDTR/PDAM 登録投票・結果 登録投票・結果 .................................................. ................................ .................. CD/PDTR/PDAM 登録・承認の同時投票 登録・承認の同時投票・結果 ・承認の同時投票・結果 ....................................... ................................ ....... CD/PDTR/PDAM 承認投票および PDISP レビュー・結果 レビュー・結果 ............................... FCD/FPDISP/FPDAM 承認投票・結果 承認投票・結果 .............................................. ................................ .............. DIS/DISP/DTR/DAM および FDIS/FDISP/FDAM の承認投票・結果 の承認投票・結果 ........................ IS/ISP/TR/AMD/COR IS/ISP/TR/AMD/COR 出版 ...................................................... ................................ ...................... IS/ISP/TR 廃止 .............................................................. ................................ .............................. 14 14 15 15 15 16 19 21 23 26 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 <標準活動トピックス> 最近の情報処理機器間インタフェースの動向 最近の情報処理機器間インタフェースの動向 -- Fibre Channel と Bluetooth -- SC 25 専門委員会 委員長 山本 和幸(松下電工 和幸(松下電工( (松下電工(株)) 委員 岡田 義邦(技術研究組合 義邦(技術研究組合 新情報処理開発機構) 委員 親泊 肇(日本電気( (日本電気(株)) コンピュータの高速化と応用の広がりに応じて,周 辺機器のインタフェースも進化を遂げている.ここで は,高速機器間インタフェースとしてファイバチャネ ルを,また,インターネット家電などにも適用可能な 低価格の機器間インタフェースとして Bluetooth を とりあげる. Ⅰ Fibre Channel 1. Fibre Channel とは Fibre Channel(FC)は Channel と Network の融 合 を 目 指 し , 1993 年 か ら 米 国 規 格 協 会 ANSI (American National Standards Institute)で開 発が続けられてきた情報処理機器間インタフェー ス仕様である. FC の特徴は伝送距離が最大 10 ㎞と長いシリアル インタフェースで,最大データ転送速度は約 100M バイト/秒,離れた場所にある周辺装置とコンピュ ータを接続することができ,コンピュータ同士をク ラスタ接続したり,ハードディスク装置とコンピュ ータをつなげたりするのに使われる. 伝送媒体には光ファイバや同軸ケーブル,シール ド付きの撚り対線などが使われる . 1994 年に米 Sun Microsystems Computer 社が FC インタフェースを備えるディスクアレイ装置を発 売,現在は,米 Quantum 社や米 Seagate 社が同イン タフェースを備えるハードディスク装置を発売し ている.ギガビットイーサネットの物理層には,FC と同じ仕様が採用されている.FC 仕様では次の三 つのトポロジが規定されている. 1) 複数の FC 装置がファブリック(Fabric)と呼ば れるスイッチ機構を介して相互に接続されるフ ァブリックトポロジ. 2) 3 台以上の FC 装置がループ上に接続される調停ル ープ(Arbitrated loop:AL)トポロジ. 3) FC 装置間のポイントツーポイントトポロジ. 2. Fibre Channel の標準化 ANSI NCITS T11 委員会で検討されてきた.現状で は FC-AL または Fabric 接続で SCSI コマンドを ULP (Upper Layer Protocol)として搭載するアプリケ ーションが主力となっており,大型の RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)装置接続インタフェ ースとして SCSI インタフェースの後継(接続数,距 離,性能拡大)という位置付けになっている.ANSI は SCSI,IPI3,HIPPI など Channel インタフェース 仕様の標準化を主に行ってきており,FC も SCSI の NCITS T10 委員会からメンバが引き継がれ,技術的 にいろいろなアプリケーションからの透過性,及び SCSI 仕様との継続性が確保できている. 一方,Network については米国電気電子学会 IEEE ( The Institute of Electrical and Electronics Engineers)がイーサネット(Ethernet)型 LAN の規 格仕様化を行ってきた. Fibre Channel は Channel(SCSI)と LAN(Ether) の融合を目指して仕様化を開始した経緯があり,ギ ガビットイーサ(1Gbps の Ether 仕様:802.3ab) に対して物理規格を提供するなどのリエゾンが IEEE と ANSI 間で行われた.このような関係は現在 標準化中の 10 ギガビットイーサ (10Gbps の Ether 仕様:802.3ae)でも行われており,仕様策定の迅 速化,製品のコスト削減に役立っている. 2 3. Fibre Channel の適用 ULPs IPI3 FC-4 mapping IPI3 SCSI SCSI Hunt group FC-3 common IP HIPPI SBCCS SBCCS IP others SBCCS SBCCS others 共通サービス FC-2 protocol フロー制御 FC-1 code 符号化 符号化/復号 Link Services FC-PH Interface (Transmitters and receivers) FC-0 physical 媒体 図 1 Fibre Channel の適用例 FC は上図に示すように,各 ULP から透過である物理 層を共有して,どのようなアプリケーションにも適用で きるという特徴がある.現在は SCSI 電気インタフェー スの後継として,ディスク,テープ装置などのストレー ジインタフェースの主流になりつつある.また特に近年 LAN(Local Area Network)に対応して,SAN(Storage Area Network)というコンセプトが登場しており,そのイン フラ基盤として FC が使われるという構成が多い.しか し,SAN については,ネットワークだけではなく,周辺 項目名 1 2 3 4 5 6 7 FC-PH (Physical and Signaling Interface) SCSI-3 FCP FC-FP (Framing Protocol) FC-FG (Fabric Generics) FC-AL-2 (Arbitrated Loop-2) FC-SB-2 (Single-Byte Command Code Sets) FC-SW (Switch) 8 FC-PH-2 (Physical Interface-2) 9 FC-GS-2 (Generic Services-2) 10 FC-PH-3 (Physical Interface-3) 11 12 13 14 15 16 17 18 FC-AV (Audio Visual Transport) FC-BB (Backbone) 100-TP-EL-S FC-FS (Framing & Signaling) FC-GS-3 (Generic Services-3) FC-PI (Physical Interface) FC-SW-2 (Switch Fabric-2) FC-VI (Virtual Interface) 機器,SAN 管理ソフト,バックアップソフト,運用管理 ソフトなどの連携が必要で,現在は,標準化もシステム 構築も途上と言うべき状況である. 4. SC 25/WG 4 標準化 SC 25/WG 4 では,米国代表(ANSI)から FC 各規格が提 案され標準化活動が進められている.日本としても非常に 重要な技術であり,ベンダ各社が本規格を使って製品化を しているので,速やかな IS 化を図るため標準化活動を強 力にサポートしている.下表にその最新状況を示す. 概要 状況 物理・信号層(FC0∼FC2)を規定. IS 出版準備中 SCSI データの FC 上での伝送,mapping について規定 FCD 準備中 HIPPI データの FC 上での伝送,mapping について規定. Switch Fabric のトポロジについて規定. 2001 年6 月にIS 化 FC ループ上での FC データ転送を規定. FCD/FDIS 準備中 ESCON で使用されている command mapping,入出力動作を規定. FCD 準備中 Switch のトポロジ,構成制御,interface について規定. 2000 年5 月にIS 化 物理・信号層(FC0∼FC2)を規定する FC-PH の拡張仕様.4Gbps ま FC-PI と での転送速度,クラス 4 等を規定. FC-FS に統合 システムの構成と管理を規定する FC-GS の拡張版. FCD 準備中 FC-PI と 物理・信号層(FC0∼FC2)を規定する FC-PH の拡張仕様.クラス 6, ケーブル仕様等を規定. FC-FS に統合 FC 上での映像ファイル及び音声映像 stream の転送を規定. NP 準備中 FC と広域網の接続,及び LAN 間転送に適用する FCbackbone を規定. NP 準備中 カテゴリ 7/クラスFの平衡ケーブルを使用し,1Gbp/100m 伝送. FDIS 中 FC-PH の置き換え. NP 準備中 システムの構成と管理を規定する FC-GS-2 の拡張版. FCD 準備中 FC-PH/2/3 の置き換え. NP 準備中 Switch の新トポロジ,構成制御,interface について規定. NP 準備中 VIA の mapping. NP 準備中 表 1 SC 25 でのファイバチャネルの標準化状況( でのファイバチャネルの標準化状況(2001-09-20) 2001-09-20) 3 5. JIS 化 国際標準(IS)となった ANSI の FC 規格の中でも重 要なものに関しては,JIS 化を順次行うことが国内 SC 25/WG 4 委員会,および SG 3 小委員会で決議されて おり,2000 年度には FC-PH(基本的物理仕様)の JIS 化委員会を開催し,標準化原案を作成完了している (要約 JIS なので IS 化待ち). 6. 今後の FC 標準化動向 現在,SC 25/WG 4 で,FC-PH の拡張機能 FC-PH-2/3 が審議されている.ともに’97 年に FCD 投票に付され, 今後 出版される予定である.FC-PH-2/3 は,FC-PH を基本とし,より高速の転送速度(2 Gbps 及び 4 Gbps)のサポートや,クラス 4(帯域分割,QoS 機能 をサポート)及びクラス 6(コネクション設定状態 でのマルチキャスト通信)などの拡張機能を追加し ている.既に一部機能は製品化も進んでいるが,ANSI では煩雑な FC-PH 系を統合し FC-FS/PI に置き換える 方向である. 物理仕様の拡張以外には,WAN に FC プロトコルを 載せる FC-BB, 撚り対線 1Gbps/100m 伝送の 100TP-EL-S, trunking などの新しい switch 間トポロジをサポート する FC-SW-2,VIA の FC 版である FC-VI など続々と新 しい仕様が NP として準備中である. Ⅱ Bluetooth 1. Bluetooth の概要 構内系高速無線ネットワークはこれまでオフィスを 中心に無線 LAN として普及が進んできた.一方家庭にお いては従来はコードレス電話やセキュリティ用の小電 力無線など狭帯域,低速の無線リンクが主流であった. これに対し,PHS,携帯電話の普及や,世帯での PC, AV 機器複数所有による相互接続ニーズの顕在化など, 家庭内でも高速の無線ネットワークの利用が加速さ れつつある.その有力な通信方式として Bluetooth が注目されている. Bluetooth は PC,携帯電話,プリンタ,ディジタル カメラなどの機器を接続するための無線リンク技術 の業界標準である.Bluetooth は様々な機器に搭載し 簡単にネットワークを組むことができ,音声とデータ の送受信,モバイル機器に適した低消費電力,低コス ト,小型化を実現している.また通信を必要としない 時にはスリープモードによる省エネ化設計や,複雑な 設定を不要とする自動接続,無線 LAN と異なる周波数 ホッピング技術,認証機関による互換性の保証,ロイ ヤリティフリーなどグローバル化を意識した規格と なっている. なお,Bluetooth の名称は,10 世紀のデンマークの バイキング王“Harald Bluetooth/ハラルド青歯王” に由来している. 2. 標準化の動向 1998 年 5 月にエリクソン,ノキア,インテル,IBM, 東芝のプロモータ(推進メンバ)5 社が SIG(Special Interest Group)を発足し,半導体技術,携帯電話 端末用ソフトウェア技術,無線技術を集結して 1999 年7月に仕様書 Ver.1.0 を発行した.2001 年 3 月に Ver.1.1 を発行し,さらに高速化を含む Ver.1.1 を拡 張する次世代版の仕様の検討を進めている.1999 年 12 月 に プ ロ モ ー タ と し て Lucent , Motorola , Microsoft,3Com が参加し,参加企業は 2,500 社を越 えている(2001 年 7 月). また 1993 年 3 月に近距離パーソナル LAN 構築のた め PHY(物理層)/MAC(メディアアクセスコントロ ー ル 層 ) を 制 定 す る 目 的 で IEEE 802.15 WPAN-WG (Wireless Personal Area Network)が IEEE 802.11 WG から分離し,IEEE 802.11b と Bluetooth との電波 干渉を低減する技術提案(電波干渉の少ない周波数 にホッピングのパターンを変更する適応型周波数ホ ッピング/AFH 方式)を行なっている.また日本では モバイルコンピューティン グ推進コンソーシアム (MCPC)で検討が進められている. 3. 主な仕様 Bluetooth の主な仕様は次のようになっている. 1) 周波数帯域:2.4GHz,ISM バンド(グローバル) 2) 出力 :1mW(半径約 10m)∼100mW(約 100m) 3) 変調方式 :GFSK/FHSS(1 次/2 次) 4) データ転送速度:1Mbps(最大) 音声 :64kbps(同期式) データ :432.6kbps(全二重) 721(上り)/56kbps(下り)(非対称) 5) 音声符号化方式: CVSD ( Continuous Variable Slope Delta) 6) ネットワーク(接続形態): ・ 1 台をマスタとしたピコネット(最大 8 台/ピ コネット) ポイントツーポイント(1 対 1)またはポイン トツーマルチポイント(1 対多数) ・ 複数の独立したピコネットを接続し,スキャッ ターネットを構成(最大 10 ピコネット) 一つのユニットは同時に別のピコネットに接続可能 7) 相互接続性確保のため用途に応じた 12 のプロフ ァイルを仕様化(携帯電話,個人エリアネット ワーク,プリンタ,自動車内,静止画伝送,無 線 LAN,位置情報認識,AV データ転送など) 4 4. 特長 Bluetooth が注目されている特長には次のようなも のがある. 1) 使 用 周 波 数 が 世 界 共 通 . 欧 米 で は 2.4000 ∼ 2.4835GHz(79 チャネル)を使用しており,日本 でも 1999 年に同じ帯域が使用可能となる法律改 正が行われた. 2) 小型,低コスト,低電力をねらいとする規格. ・ モジュールサイズ:200mm2 程度 ・ 短い伝送距離,簡易な変復調方式 ・ 低い受信感度対応,低消費電力(例:音声モ ード:30mA 以下スタンバイ時:300μA 以下) を実現する多彩な機能. ・ 1チップ化が容易. ・ ハードウェア規模:50∼250k ゲート 3) 周波数ホッピング接続 4) 特許ロイヤリティフリー 5) ロゴ認証機関を設立し,互換性を保証している. 6) 携帯電話メーカの積極的な推進.エリクソン,ノ キアの 2 大携帯電話メーカが積極的に推進した. 7) 携帯電話以外の幅広い応用.個人エリアネット ワークの構成,プリンタ接続,自動車内機器通 信,静止画伝送,無線 LAN 構成,位置情報認識, AV データ転送,など. 8) 携帯電話機に搭載されるため,部品として莫大 な生産数量を見込める. 5. その他の無線ネットワーク 以上概要を述べたように Bluetooth はモバイルを 主体とした高速の無線ネットワークとして注目され ているが,この他にも住宅内用途の高速無線リンクま たはネットワークとして,IEEE 802.11b/無線 LAN (2.4G,11Mbps,50∼150m),Home RF(2.4G,1.6Mbps, 50m),ワイヤレス 1394(5G,32Mbps,15m),さら にはプロバイダと住宅内の機器とを接続する FWA (Fixed Wireless Area)など,各種の無線ネットワ ークが提案され商品化されている. このような状況の中で,唯一の無線ネットワーク/ リンクが普及するのではなく,それぞれの特徴を活か した棲み分けが進むものと思われる. Ⅲ 情報処理機器間インタフェースの標準化 JTC 1/SC 25 の対象としている情報処理機器間イン タフェースの標準化領域においては,PC を含む民生 機器分野の各種のコンソーシアム等によるデファク ト標準化と JTC 1 のようなデジュール標準化との領域 が重複しており,混在化,多様化する状況となってい る.またデジュール標準でも IEC や ITU とも規格検討 領域の重複が発生している. 一方 JTC 1 ではこれまで伝統的に有線のインタフェ ースが中心となって審議されてきたように思われる が,伝送媒体だけを見ても,メタリックケーブル,同 軸ケーブル,光ファイバケーブルなどの有線媒体,無 線も赤外線から数十 GHz まで極めて多様化している. このように,JTC 1 においても,今後はその標準化の 範囲は拡大される方向にある. 今後技術の進歩により,これらデファクト標準とデ ジュール標準,またデジュール標準においても他の関 連の深い標準機関における標準化との間の関係はま すます緊密になっていくる.このため,デジュール標 準化組織間の連携による標準化作業の効率化,迅速化 と,デファクト標準をデジュール標準とするための条 件の明確化,ルール化など,情報技術分野におけるデ ジュール標準のあり方が今後の重点課題の一つにな ることは確実である. 参考文献 1) 情報・通信新語辞典,日経 BP 社(2000). 2) 日経 BP デジタル大事典,日経 BP 社(1999-2000). 3) FC-PH 要約 JIS,日本規格協会(出版予定). 4) ISO/IEC JTC 1/SC 25 N 744. 5) 電子レンジと LAN は Bluetooth を止めるか,日経 エレクトロニクス,No.789,pp.135-144(2001). 6) Bluetooth の次なる一手無線サービスで活路を開 く,日経エレクトロニクス,No.799,pp.55-62 (2001). 5 < 最 近 の 国 際 会 議 か ら > ■ SC 34 ( Document Description and Processing Languages/文書の記述と処理の言語)総会報告 /文書の記述と処理の言語)総会報告 Languages SC 34 専門委員会 委員長 小町 祐史( 祐史(松下電送システム( 松下電送システム(株)) 1. 開催場所: 開催場所: オーランド(米) オーランド(米) 2. 開催期間: 開催期間: 2001-12-08/ 2001-12-08/13 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数: 8 ヵ国/2 ヵ国/20 名 議長(Jim Mason,米) セクレタリ(Sara Hafele,米) 米(5),日(4:小町 祐史,村田 真(国際大学研究所), 海田 茂(ネクストソリューション),内藤 求(シナジ ーインキュベート)),ノルウェー(2),英(2),韓(2), 独(1),加(1),タイ(1) 4. 議事内容 4.1 オープニング (1) セクレタリによる留意事項 セクレタリ報告(SC 34 N 0273)の内容が示され, そこに含まれるプロジェクト等のレビューとコメン トが各 WG に対して求められた.これに応えて,会期 中に WG 2 コメント(SC 34 N 0283)が提出された. セクレタリから,11 月に行われた JTC 1 総会の決 定事項の概要が紹介された. (2) WG 報告 a) WG 1 (マーク付け言語) WG 1 コンビーナ(Charles Goldfarb)が欠席した ため,今回の WG 1 会議では Jim Mason が代理コン ビーナを務めることが報告された. b) WG 2 (情報表現) WG 2 活動報告(SC 34 N 0279)に基づいて,1 件 の Cor.の発行,1 件の PDAM の承認,ISO/IEC 10036 登録機関の活動開始などが WG 2 コンビーナ(小町) から報告された. c) WG 3(情報関連付け) WG 3 コンビーナ(Steve Pepper)が遅刻したため, WG 3 メンバの Steven Newcomb によって,幾つもの WG 3 関連投票結果についての報告があった. 4.2 主要課題の審議と決定 (1) WG 1 関連 a) DSDL(Document Schema Definition Language, 文書スキーマ定義言語) 英が提案する内容に対して各国の反対があり,再 構成の議論の結果,XML Schema,RELAX 名前空間, RELAX NG(Grammar-oriented schema languages) 等の既存のスキーマ関連規定を含むマルチパート の規格として DSDL を構成することになった.パー ト構成は次のとおり. Part 0 - Overview Part 1 - Framework Part 2 - Grammar-oriented schema languages Part 3 - Primitive data type semantics Part 4 - Path-based integrity constraints Part 5 - Object-oriented schema languages Part 6 - Information item manipulation Part 7 - Namespace-aware processing with DTD syntax パート 0 は,DSDL 全体に関する規定を与える.パ ート 1 は RELAX 名前空間に基づき,パート 2 は RELAX NG に基づく.パート 3 は XML Schema Part 2 に基づ く.パート 4 は Schematron に基づき,パート 5 は XML Schema Part 1 及び Part 2 に基づく. エディタに関する議論の結果,Ken Holman がパー ト 0(Overview),James Clark と村田真がパート 2 (RELAX NG)のエディタに指名された.パート 1 (Framework)については,Ken Holman,James Clark および村田真が名乗りをあげ,参加者の合意が得ら れた. Rick Jelliffe は,XML コンファレンスで発表し た Schematron をパート 4 とする提案を行い,その エディタに指名された. 会期中の議論に基づいて,パート 0 のエディタは CD テキストを作成し,パート 2 については,OASIS の規定文書“RELAX NG”をそのまま CD テキストと して利用することになった.それらは,それぞれ SC 34 N 0275,N 0276 として CD 投票にかけることが承 認された. b) TR 9573-11(規格文書用文書型定義)改訂 エディタが TR 9573-11 改訂のために行った ISO 中央事務局とのリエゾンワーク及び改訂計画が文 書(SC 34 N 0288)として提出された.SC 34 は, エディタに対してその計画に従って PDTR を作成す ることを指示した. この改訂計画は,TR 9573-11 の翻訳として国内で 公表された標準情報 TR X 0004 及びそれに対するス タイル指定の標準情報 TR X 0013 をマージして JIS として制定するという日本規格協会における関連 活動と同期し整合している. 6 Closing Plenary 終了後,James Clark と話をす る機会があり,本件に関する彼の要求(非公式)が 次のとおり示された. ・ TR 9573-11 には,XSL によるスタイル指定を 入れて欲しい.(彼も幾つかの XSL 指定案を もっている様子であった.) ・ TR 9573-11 の構造定義には,XML-DTD だけで なく,RELAX(又は RELAX NG)による定義も入 れてほしい.必要に応じて協力する. (2) WG 2 関連 会期中,WG 2 は次の文書作成およびそのための議 論を行った. WG 2 N 80 Report of ISO/IEC 10036 Registration WG 2 N 81 Disposition of comments on SC 34 N 0216: PDAM 1 to ISO/IEC 10179:1996, Extensions to DSSSL WG 2 N 86 WG 2 Program of work revised in WG 2 meeting, Dec. 2001 WG 2 N 87 Recommendations of Dec. 2001 Meeting of ISO/IEC JTC1/SC 34/WG 2 in Orlando WG 2 N 88 WG 2 Comments on Secretariat's Report (SC 34 N 0273) これらは SC 34 に提出され,それぞれ SC 34 文書 N 0280,N 0281,N 0282,N 0283,N 0284 として配布 され,次の決定がなされた. a) WG 2 の勧告および作業プログラムの追認 オーランドにおける 2001 年 12 月の WG 会議で承 認された WG 2 勧告 SC 34 N 0284(WG 2 N 87)およ び WG 2 作業プログラム SC 34 N 0282(WG 2 N 86) を追認する. b) DSSSL の Amd. SC 34 N 0281(WG 2 N 81)を ISO/IEC 10179:1996 の PDAM 1 に対するコメント対処として受理し,エ ディタに対して,SC 34 N 0281 に従って FDAM 1 テ キストを作成し,それをその処理のためにセクレタ リに送付することを指示する. この決定に関して, James Clerk から, “PDAM 1/DSSSL のコメント対処(SC 34 N 0281)については,今後さ らにレビューして彼の要求があれば直接エディタに コメントしたい.”との非公式コメントを受けている. (3) WG 3 関連 a) SC 34 N 0270(Response to SC 34 National Body Comments on N0220 (SC 34 N 0260)) トピックマップの TC 案(SC 34 N 0220)に対す る各国投票コメント(SC 34 N 0260)への対処につ いて,エディタの説明を受けた.HyTM(HyTime-based Topic Map)と XTM(XML Topic Map)との対応につ いても,作業を行った.それらをまとめた対処文書 が,SC 34 N 0270 として SC 34 によって受理された. b) ロードマップ WG 3 のロードマップを作成するため, ・ XTM 1.0 と HyTime-based meta-DTD との違い ・ Reference Model ・ Infoset について議論し,トピックマップ関連規格の間の関 係についての明確化(SC 34 N 0278)を行った.こ れは,トピックマッププロジェクトの開発に関する WG 3 方針として,SC 34 の承認を受けた. c) その他 レビューとコメントを求める次の文書について, 議論を継続した. SC 34 N 0269 Proposed Topic Maps Core Model Requirements SC 34 N 0266 Topic map foundational model requirements TMQL(Topic Map Query Language)および TMCL (Topic Map Constraint Language)については, Reference Model,Infoset Model などが明確になっ てから検討することとした. 4.3 その他の決定事項 Closing Plenary で承認した SC 34 Resolution(SC 34 N 0286)には,次の内容も含まれる. a) 作業プログラム,開発日程およびプロジェクト エディタの指名 改訂された SC 34 N 0273 に含まれる作業プログ ラム,開発日程およびプロジェクトエディタの指名 を承認する. 5. 今後の開催予定 今後の開催予定: : 2002-05-18/22 バルセロナ(スペイン) 2002-12-07/12 ボルティモア(米) 7 ■ SC 35( 35(User Interfaces/ユーザインタフェー Interfaces/ユーザインタフェー ス)総会報告 SC 35 専門委員会 委員長 山本 喜一(慶應義塾大学) 喜一(慶應義塾大学) 1. 開催場所: 開催場所: パリ(仏) パリ(仏) 2. 開催期間: 開催期間: 2001-12-07 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数: 6 カ国/13 カ国/13 名 議長(Yves Neuville,仏) セクレタリ(France H. LaFargue,仏) 加(2),スウェーデン(2),独(1),韓(1),仏(1), 日(3:山本 喜一,中尾 好秀(シャープ),中村 一章 (キヤノン)) SC 22 リエゾン(1) 4. 議事内容 (1) WG 1(キーボード及び入力インターフェース)関連 a) ISO/IEC 9995“オフィスシステム用鍵盤配列” の Part 2“英数字部”(SC 35 N 0372),Part 3 “英数字部の英数字領域の補助配列”(SC 35 N 0373),Part 4“数字部”(SC 35 N 0374),Part 7“機能表現に用いる記号”(SC 35 N 0377)をそ れぞれ FDIS 投票にまわす. b) Future keyboards の WD(SC 35 N 0318)が今回 の会議に間に合わなかったため,次回会議まで に回覧し,会議後 PDTR 投票にまわす. c) キーボードレイアウト DB 作成のためのデータ収 集を行う. (2) WG 2(ユーザインタフェース)関連 a) ISO/IEC 11581“アイコン記号と機能”の Part 4 “制御アイコン”(SC 35 N 0125)を 2nd CD 投票 にまわす. b) ISO/IEC 11581“アイコン記号と機能”の Part 5 “ツールアイコン”(SC 35 N 0310)を Disposition of comments(SC 35 N 0309)とともに FDIS 投 票にまわす. c) ISO/IEC 18035“マルチメディアソフトウェア制 御用アイコン記号と機能”は,修正版ができ次 第 FCD 投票にまわす. d) ISO/IEC 18036“WWW ブラウザのツールバー用ア イコン記号と記号”は,修正版ができ次第 2nd CD 投票にまわす. (3) WG 4(携帯装置のためのユーザインタフェース)関連 a) ISO/IEC FDIS 18021“携帯ツール用クライアン トサーバモデルにおけるデータベース通信管理 のためのユーザインタフェース”が投票を通過 したので,IS 出版の処理を行う. (4) WG 5(文化,言語とユーザ要求)関連 a) 情報技術製品における文化言語適合性評価手法 のガイドラインの Type 3 TR の NP を提案する. (5) WG 6(身体不自由者と年長者のためのユーザインタ フェース)関連 a) コンビーナである Monica Ståhl Forsberg(スウ ェーデン)が職場変更のため,Wolf Arfvidson (スウェーデン)をコンビーナ代行とする. b) “Survey of icons and symbols for the elderly and disabled”の TR の NP は十分な参加国を得 られていないため,投票期限を 3 月 7 日まで延 期する. c) “ Requirements on symbols/icons for the elderly and the disabled”の TR の NP は十分 な参加国を得られていないため,投票期限を 3 月 7 日まで延期する. 5. 今後の開催予定 2002-05-30/31 又は 06-06/07 コペンハーゲン(デンマーク) 2002-09-25/27 アテネ(ギリシャ) 仮日程 2003-05-26/30 アジア 仮日程 6. その他 日本は WG 2,WG 4 に積極的に参加し,WG 1,5,6, については作業の進み方に応じて対応している.また, WG 6 の NP については,ISO/TC 156/SC 4/WG 5 とのリ エゾンをとる予定である. 今回は,水曜と木曜の 2 日間を WG,金曜に総会 という日程で,2001 年 5 月に移転した AFNOR の新し いビルで会議を行った.会議場の設備は,プロジェク タ,ネットワーク,電源と整っており,快適であった. St. Denis の La Plaine Stade de France 駅のすぐ近 くで交通の便は良いが,付近にレストランなどが全く なく,昼食は AFNOR 内の食堂でとる以外にない.また 日本からのメンバは AFNOR のすぐ近くの ibis ホテル に宿泊したが,会場まで徒歩 5 分と至便である反面, 夕食のため市内まで RER で往復しなければならなか った.今後とも新 AFNOR で会議が行われることが多い と思われるが,Gare de Nord 又は St. Michel 付近の ホテルに宿泊し,RER を使って AFNOR へ向かう方が便 利である.所要時間は 15 分ほどで,数分おきに電車 が走っている. 8 <解説: Model:組織の能力成熟度モデル)> 組織の能力成熟度モデル)> <解説: CMM( CMM(Capability Maturity Model: SC 7/WG 10 小委員会 主査 小川 清(名古屋市工業研究所) 1. はじめに 能力成熟度モデルのデファクトスタンダードのよ うに利用されている CMM が一つの入力となり,デジ ュールとしての ISO/IEC 15504 Software Process Assessment を JTC 1/SC 7/WG 10 で作成中です.デ ファクトとデジュールを整合性を取りながら,どち らもが発展していくように,さまざまな努力が払わ れています.今回は,CMM に重点をおいて,概観し てみました. 2. これまでに制定された CMM CMM は,組織の能力が成熟するという仮定に基づ いたモデルです.納期を守り,費用の増大を防ぎ, 品質を向上させることを目的として,アメリカのカ ーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所 (SEI: Software Engineering Institute)で開発さ れました.ソフトウェアプロセスの能力成熟度モデ ルである SW-CMM(Software CMM)が 1991 年に発行 され,その後,システムに関する SE-CMM(System Engineering CMM ) , ソ フ ト ウ ェ ア 取 引 に 関 す る SA-CMM(Software Acquisition CMM),人に関する p-CMM(people-CMM),製品開発に関する IPD-CMM (Integrated Product Development CMM)が開発さ れ,これらを合わせて CMMs と総称しています(SWCMM が最初に作られ,広く知られたため,文献によ っては CMM と表記されたものが SW-CMM を指している 場合があります).現在 SEI は,CMM を始めとする プロセスアセスメントのモデルの国際共通の枠組み を提案している ISO/IEC Technical Report 15504 Software Process Assessment との整合性を考慮し, 範囲 水準 型 SW-CMM ソフト 5 Staged SE-CMM システム 6 Continuous SW-CMM , SE-CMM , IPD-CMM を 統 合 し た CMMI ( CMM Integration)を提案しています. (参考 http://www.sei.cmu.edu/) 3. SW-CMM の内容 SW-CMM では,何を実践しているとよいかを表すレ ベル 1 からレベル 5 までの 5 段階に配置しています. この 5 段階は,レベル 1 の状態から出発して,組織 が段階的に改善を行うための指針であると考えるこ とができます.レベル 2 では,要件管理,ソフトウ ェアプロジェクト管理,ソフトウェア進捗管理,ソ フトウェア外注管理,ソフトウェア品質保証,ソフ トウェア構成管理という 6 つのキープロセスエリア が提示されています.各キープロセスエリアには, ゴールという目標と,キープラクティスという何を すると良いかが記述されています.キープラクティ スは,コミットメントという責務,実施能力,活動, 計測と分析,履行検証という 5 つのグループに分け て記述してあり,能力成熟度の指標として用いるこ とができます.CMMI では,SW-CMM 相当の組織の段階 に対応して注目する領域を決めている組織の能力成 熟度を持った表現を Staged 表現,ISO/IEC TR 15504 の枠組みに沿っての各プロセスごとに水準 0 から水 準 5 までの 6 段階の能力水準を持つ表現を Continuous 表現と呼んでおり,2 つの表現の間で変 換 が で き る よ う に な っ て い ま す . な お , ISO/IEC 15504 は参照モデルの範囲をソフトウェアからシス テムへ広げ,モデルの定義を他の規格を参照する見 直しをして IS として規格化する作業が進行中です (Part 2 は,現在 IS 化の FCD 投票中です). CMMI(staged) 両方 5 Staged CMMI(Cont.) 両方 6 Continuous TR 15504 ソフト 6 Continuous FCD 15504 両方 6 Continuous 表 1 能力成熟度モデルの特徴と ISO/IEC TR 15504 9 4. ソフトウェアの品質の評価基準 ソフトウェアの品質に対しては,物の測定のよう に絶対的な基準がなく,ISO/IEC 9126-1 Software product quality -- Part 1: Quality model(JIS X 0129)で定義しているソフトウェアの品質特性のよ うに多くの要因を考慮に入れ,さまざまな観点での 評価,測定が必要になります.能力成熟度の中では, 各キープロセスエリアにおいて計測と分析が重要で す.そこではプロダクトの測定も必要になります. 特に要件管理や品質保証,プロダクトエンジニアリ ングや定量的品質管理プロセスでは試験,測定すべ き品質特性及び測定項目を ISO/IEC 9126 と対応付け ることができます.また,能力成熟度自体を,組織 の品質を表すの指標の一つと考えることもできます. 能力成熟度モデルは,よい製品はよい作業工程から 生まれるという仮定に基づき,ソフトウェアの品質 作りこみの一環としてプロセス改善を行うことを想 定 し て い ま す . こ こ で 言 う プ ロ セ ス は , ISO/IEC 12207 Software life cycle process(JIS X 0160) で定義しているプロセスと同じように,入力を出力 に変換するものを指しています.ソフトウェアを開 発する作業だけでなく,開発を支援する活動もプロ セスとして捕らえています.SW-CMM では,ライフサ イクルのすべてのプロセスを評価するのではなく, 組織の段階的成長を目的として予め選ばれたキープ ロセスエリアという重要な部分に絞って評価しよう としています.ISO/IEC TR 15504,CMMI の Continuous 表現では,ライフサイクルプロセスに相当する各プ ロセスのうち,現在の業務の目的,改善の目的に照 らして,プロセスを選択し,能力水準を評価するこ とができるようになっています. 5. 改善活動の組織化 開発環境,開発対象を変更し,新たな技術を導入 する場合には,どのように作業するとよいかは,そ の都度見直しをする必要があります.少なくとも何 がしてあるとよいかを見つけることができたとして も,どのように実行しているとよいかは,その時々 の制約条件によって明確にすることが必要です.作 業標準は,作成時には多大な労力をかけますが,い ざ改訂しようとすると,それまでと同じでよいグル ープと,変更が必要なグループが生じたり,作業標 準が複雑になったり,改訂の作業が適時に行われな いことがあります.そのため,改善の指針がないと, 試行錯誤が続き,同じ誤りを繰り返している可能性 もあります.よりよいものを作るために,実践して いてよかったという経験,状態を現場から真摯に集 め,これから行う作業について,現場に学ぶという 姿勢で,創意工夫を活かす仕組みを作り組織の改善 をシステム化することが大切です.SEI では,米国 や日本の QC サークル,改善活動をはじめ,ソフトウ ェア開発の現場を調査し,ベストプラクティスと呼 ばれる現場での経験を集め,体系化し,その一つと して SW-CMM を提案しました.プロセス改善の組織化 と い う 視 点 に 焦 点 を あ て , SEPG ( Software Engineering Process Group)という企業内の改善活 動のグループ化,SPIN(Software Process Improve Network)という,地域ごとにあるプロセス改善の企 業を超えたソフトウェアコミュニティの活動を重視 しています.(SEPG という名称は,改善に取り組ん でいる組織の SEPG メンバがが集まって年に 1 度開催 する SEPG カンファレンスという国際会議の名称に も使われています.) 6. CMMs, CMMs,CMMI のモデルの WEB 公開 SEI は,CMMs,CMMI のモデルを WEB で公開し,意 見を求め,産業界の専門家を集めて,モデルの更新, モデルを利用する活動の工夫をしています.日本では, 日本電気,富士通,NTT ソフト,東芝などで,SW-CMM を参考にして,自社の改善活動の経験を基に,モデル を作成してきた企業があります.また,SW-CMM の日 本語版は,ソフトウェア技術者協会(SEA)が翻訳し, SEA-SPIN の WEB で公開されています. http://www.iijnet.or.jp/sea/CMM/ 7. アセスメントの実施 現場の「良かったという経験」は,企業・プロジ ェクトのノウハウとして,あるいは現場のエンジニ アのノウハウとして閉じたところで活用されている ことがあります.モデルを導入する時に,現場での よい活動を止めると,品質の作りこみがうまくいか ない場合があります.能力成熟度の仕組みは,大掛 りで,導入にあたってさまざまなソフトウェア技術 の経験に基づいた判断が必要となります.そのため, SEI では,リードアセッサの教育と訓練に基づく認 定をしています.アメリカの軍における調達におい ては,レベルを指定するのではなく,改善への取り 組みを進めるためにアセスメントの実施から始め, リードアセッサがアセスメント結果を SEI に報告す ることにより,工程の可視性を高め,納期,品質, 費用の改善を図る仕組みを作ろうとしています.組 織の成熟度を認定している訳ではないという記述と ともに,組織がすでに公表したものについては成熟 度レベルとその状態が判断されたアセスメント時点 一覧を提供しています.(公表されていないものも 含めては統計データにより改善参加組織全体の成熟 度改善状況を示す年次報告が提供されています. (http://www.sei.cmu.edu/sema/published.ml.html) 10 8. 進行中の標準化活動 ISO/IEC JTC 1/SC 7 では,CMM を始めとする様々 なモデルの共通の枠組みを規定するため,1998 年に, Type 2 の TR を発行しました.TR として発行したの は,能力成熟度が,経験則で,証明された原理では ないためです.現在,3 年の試用期間の後に,IS 化 を図るために投票中です.SEI は,ISO/IEC TR 15504 に対応した CMMI を提案するとともに,IS 化にあた っては CMMI との整合性を測る方向で活動していま す.SEI 以外の組織では,ISO/IEC から文書化される ことにより,SEI のライセンスによらない 15504 に 基いた成熟度モデルを定義することができます. TR 15504 の日本語版としては,1999 年に標準情 報 TR X 0021 ソフトウェアプロセスアセスメントと して発行されていいます.ISO/IEC TR 15504 Part 2 の参照モデルは公開することを規定しており,広く モデル開発者,モデル利用者が比較することができ るようになっています.そのため,TR X 0021 は, 日本工業標準調査会の WEB で公開されています. http://www.jisc.org/trx0021_2.htm ISO/IEC TR 15504 では,アセッサの能力について のガイドを記述しています.そのガイドに沿ったア セッサの教育は,SEI のリードアセッサとは別に, 試行が行われており,今後のアセッサの教育の仕組 みの調整が検討されています.試行については,国 内では日本規格協会情報技術標準化研究センターが 中心になり,情報サービス産業協会標準化委員会 SPA 部会の協力の下に進められ,日本科学技術連盟 SPC 研究会などからの報告も出ています.しかし, SEI が調達を前提にリードアセッサ制度と情報収集 をしているのに比べて,国際の標準化へのフィード バックのための情報収集は改善の余地があります. IS 化の作業にあたっては,SEI からの co-editor が 出ており(日本からも2人の co-editor)それぞれ の組織の経験に基づいたコメントが出ていますが, アセッサの認定と情報収集が,CMMI と ISO/IEC 15504 の共存にあたっての課題です. 11 < ITSCJ の 広 場 > 情報規格調査会のホームページに,会員の皆様,情 報技術標準化に関心をお持ちの方々に広く参加して いただきたく,公開討論や意見交換のコーナとして 『ITSCJ の広場』を 1998 年 8 月より設けております. 掲載記事は,ITSCJ ホームページをご覧下さい. また,情報技術標準化活動に資する活発な討論や意 見交換を望みます.意見・コメントは電子メールでお 寄せください.なお,投稿に際しては後述の投稿フォ ーマットの規定を守って下さい. ITSCJ ホームページ http://www.itscj.ipsj.or.jp/ 電子メールアドレス [email protected] 前号以降の新規投稿 投稿フォーマットの規定 (1) タイトル,著者名,所属および投稿日付を必ず お書き下さい. (2) 所属は,会社名(または学校名,機関名)の他 に,部署名も簡潔(会社名も含めて全角文字換 算 30 字程度以内)に書いて下さい. (3) 原稿は,行替えや行の開始位置など希望の最終 仕上げが分かるように編集して投稿して下さ い.MS word や html で編集して添付ファイルに していただくのも歓迎です.ただし,掲載され たときの編集状態は必ずしもご希望に沿った ものになるとは限りません.あらかじめご了承 下さい. 寄せられた意見・コメントに対しては,当調査会の 広報委員会が中心となって,この広場で発言していた だくに相応しいか否かを判断させていただきます.場 合によっては修正させていただくこともあります. なし ∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪ < 2002 年 3 月 以 降 国 際 会 議 開 催 ス ケ ジ ュ ー ル > JTC 1 2002-10-21/25 Sophia Antipolis, France SC 27 2002-10-14/15 Warsaw, Poland SC 2 2002-12-05/06 東京, 日本 SC 28 2002-05 未定 未定, Brazil SC 6 2002-03-20 Montreux, Switzerland SC 29 2002-03-25/27 Sardinia, Italy SC 7 2002-05-13/17 Gyeongju,Korea SC 31 2002-05-08/09 Seoul,Korea SC 11 2002-05-15/17 奈良, 日本 SC 32 2002-05-06/10 Seoul, Korea SC 17 2002-10-09/11 未定, Denmark SC 34 2002-05-18/22 Barcelona, Spain SC 22 2002-08-22/30 Saariselka, Finland SC 35 2002-05-30/31 or 06-06/07 SC 23 2003-09-17 未定,Europe SC 24 2002-06-21 London, UK SC 25 2002-09-27 Washington D.C., USA Copenhagen, Denmark SC 36 2002-03-07/09 Adelaide, Australia 12 <声 の ペ ー ジ> 小 さ な 点 標準化貢献賞を受賞して 島倉 達郎( 達郎((株)東芝) 浜田 満 (富士通( (富士通(株)) 情報規格調査会の文字コード関連の委員会に参加し 始めてから,大きく変わった事の一つは資料が紙から電 子媒体,特にインターネットのホームページへの移行だ と思う.前任者から段ボール箱に詰め込まれた N 番号資 料を貰ったが,結局,中身の参照は余り出来ないまま, 場所だけ取って持て余していた.今では,SC,WG の資 料がホームページ上で整理されており,個々の委員が紙 をファイリングしなくても,等しく資料を探してディス プレイ上に引き出せる.委員会に出席するにも,たくさ んの資料をバインダーに入れて担いでいた方を思い出 す.今や軽量ノート PC に情報を入れ,無線でネットに 繋がっていますと電子化を楽しんでいる方も居る. 最近のブロードバンド常時接続の環境の普及と,イ ンターネットでの情報提供は目覚しいものがある.個 人的にも自宅でニュースを新聞紙よりネットで読ん でいる.各種メディアの中でも実は,詳しくはホーム ページを見て下さいなどと参照してしまうこともよ くある.この場合ホームページのアドレスを読み上げ るとき,区切り記号“.”を,「ドット」と読むのが 通例である.“.com”を「ドットコム」と読むと,な にか「ドット混む」と人出の多さ,繁盛を連想させて 景気良さそうな雰囲気が出る事もある.ところがこれ を聞いて,何か気になったのは文字コードの規格に関 係していたからでしょう.と言うのは,JIS X 0201 と言う文字コードの規格では,記号類にも文字名称が 定義されており,ここでは,記号“.”は「ドット」 ではなく「FULL STOP」が文字の名称として規定され ています.勿論規格としては,文字の名称は識別のた めに定義されたラテンアルファベットの文字列であ り,意味や読みを決めるものではないのですから,何 も問題は無いのですが・・・.情報規格の標準は,新 たに作られた技術の標準を定めて共通に使えるよう にする場合は分かり易いが,人間社会で使われて変化 していて,人によって異見の多い文字の話はスッキリ しない感想が多い. 考え様によっては,アドレスの中の区切り記号の “.”と,文章の最後の“.”では,同じように見えて も実は違う記号になりつつあるのかもしれない.知的 なワープロソフトは,終止記号の“.”を見つけて文 章の区切り処理をするが,ホームページアドレスの中 の場合は塊を作る処理をする.電子情報化が社会に普 及した事が逆にまた規格の内容に影響しそうなほん の小さな 1 点かもしれない. 標準化貢献賞を受賞し身に余る大変光栄なことと 思っています.これも SC 23 専門委員会メンバ皆様の おかげで受賞できたものと,皆様方に心から御礼申し 上げます. 光ディスクの標準化に本格的に携わり始めたのは 130mm 径光ディスク用連続サーボ方式の規格を作成 するWGに幹事として参加してからです.その後 SC 23 専門委員会幹事となり,当時予想だにしなかった 15 年の永きに渡るお付き合いとなりました.また, 国際会議に関わり始めたのは 1990 年 10 月米国バージ ニア州で開催された光ディスク標準化会議 JTC 1/SC 23 総会に出席してからです.以降 ANSI/X3B11 委員会 や ECMA/TC 31 委員会も含め数多くの標準化会議に参 加してきました. SC 23 幹事として,国際会議では島田議長,三橋議 長,そして現在の戸島議長,そして規格調査会の木村 さんと共に議長団を構成し,また国内委員会では三橋 委員長,戸島委員長,現在の田中委員長と個性的で才 能あふれる方々の指導を受け,一緒に仕事ができ貴重 な経験を積ませていただきました.国際標準化の重要 性とともに素晴らしいメンバとの出会いが長い間標 準化活動を続けてこられた理由であると思います. 1995 年頃までは競合技術による激しい標準化競争 が SC 23,ECMA で行われ,ある意味ではお互いに切磋 琢磨していた時期でメンバが成長した時期でもあっ たかと思います. これまでの標準化活動で印象深いことが二つほどあ ります.ひとつには,ある年の国際 WG でコンビーナか らある相談を受け,何人かで深夜まで作業を続け翌朝 提出した書式が,その後の WG での標準的なものとなっ たことが挙げられます.また,先ほど触れましたよう に激しい標準化競争が行われていたため,国内では光 ディスクの標準化に対する誤解が多かったこと,ある いは進め方が良くわからないとマスコミから指摘され たのを受け,1995 年 3 月に光ディスクの国際標準化と いうプレスリリースを作成し,規格調査会からマスコ ミ各社へ配布したことが印象に残っています. さて 90 年代は失われた 10 年などと言われています が,光ディスクの標準化については黎明期から成長期 への転換という非常に重要な時期であったと思います. この成果がここ数年マスコミを賑わしているフォーラ ムによる標準化活動の源泉となっていると思います. 13 <2001 年 12 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係 NP,CD,DIS,IS から> NP 承 認 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC6 SC6N12096 結果 SC7 SC7N2523 投票 SC17/WG1 SC17N2046 投票 SC17/WG4 SC17N2047 投票 SC22 SC22N3356 結果 SC22/WG5 SC22N3333 結果 SC22/WG21 SC22N3334 結果 SC25/WG3 25.33.04.02 SC25N758 投票 SC31 SC31N1011 投票 SC35 SC35N368 投 票 期限/結果 Information technology -- a new part of ISO/IEC 9834, International 2002-03-18 Standard (and ITU-T Recommendation) for Universally Unique Identifiers (UUIDs) and Globally Unique Identifiers (GUIDs) 36pp. Information technology -- Software Asset Management Process 2001-10-24 5pp. SC7N2554: 未確定 Identification cards -- Sizes and locations of a finger print sensor and a 2002-03-31 display on a card 4pp. Identification cards -- Interconnection system for components on a 2002-03-31 card 4pp. Information technology -- Specification for additional character data 2002-04-11 types to the programming language C [TR Type: 2] Information technology -- Enhanced Module Facilities in Fortran [TR 2002-01-11 Type: 2] SC22N3367: 承認 Information technology -- C++ Library Extensions (based on ISO/IEC 2002-01-11 14882 [TR Type: 2] SC22N3368: 承認 Information technology -- Pathways and spaces for customers 2002-02-15 premises cabling title for addendum: Multi-tenant Pathways and SC25N768A: 承認 Spaces 4pp. Information Technology AIDC Techniques -- Harmonized Vocabulary 2002-03-12 -- Part 4: Optically Readable Mdiea (ORM) Information technology -- Guidelines and methodology for the 2002-03-15 assessment of cultural and linguistic adaptability in information technology products [TR Type: 3] タ イ ト ル NP 承認投票(CD/PDTR/PDAM 承認投票 登録 ・承認の同時投票との併行投票)・結果 ・承認の同時投票との併行投票 ・結果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC31 SC31N1011 投票 SC31 SC31N1011 投票 SC31 SC31N1011 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 2002-03-12 Information Technology AIDC Techniques -- Harmonized Vocabulary -- Part 1: General Terms Relating to Automatic Identification and Data Capture (AIDC) 28pp. Information Technology AIDC Techniques -- Harmonized Vocabulary 2002-03-12 -- Part 2: Optically Readable Mdiea (ORM) 33pp. Information Technology AIDC Techniques -- Harmonized Vocabulary 2002-03-12 -- Part 3: Harmonized Vocabulary - Radio-Frequency Identification (RFID) 23pp. 14 CD/PDTR/PDAM 登 録 投 票 (NP 承 認 投 票 と の 併 行 投 票 )・ 結 果 投 票 期限/結果 Information technology -- Information Technology AIDC Techniques -- 2002-03-12 Harmonized Vocabulary -- Part 1: General Terms Relating to Automatic Identification and Data Capture (AIDC) 19pp. Information technology -- Information Technology AIDC Techniques -- 2002-03-12 Harmonized Vocabulary -- Part 2: Optically Readable Mdiea (ORM) 28pp. Information technology -- Information Technology AIDC Techniques -- 2002-03-12 Harmonized Vocabulary -- Part 3: Information technology, AIDC Techniques - Harmonized Vocabulary - Radio-Frequency Identification (RFID) [TR Type: ] 76pp. 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC31 SC31N1012 投票 SC31 SC31N1013 投票 SC31 SC31N1014 タ イ ト ル CD/PDTR/PDAM 登 録 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC7 PDTR9294 SC7N2581 投票 SC7/WG6 CD9126-30 SC7N2582 結果 SC31 CD18000-2 SC31N980 結果 SC31 CD18000-3 SC31N981 結果 SC31 CD18000-4 SC31N982 投 票 期限/結果 Information technology -- Software engineering -- Guidelines for the 2002-04-13 management of software documentation [TR Type: 3] (second edition) 13pp. Information technology -- Software engineering -- Software product 2002-04-13 quality requirements and evaluation -- Part 30: Quality metrics -Metrics reference model and guide 42pp. Information Technology AIDC Techniques -- RFID for Item 2002-01-08 Management -- Air Interface -- Part 2: Physical layer, anti-collision and SC31N1031: 賛成 23,反対 0, protocol for less than 135kHz systems 77pp. 棄権 0,無回答 3 Information Technology AIDC Techniques -- RFID for Item 2002-01-08 Management -- Air Interface -- Part 3: Physical layer, Anti Collision and SC31N1032: 賛成 23,反対 0, Protocols for less than 13.56 MHz systems 171pp. 棄権 0,無回答 3 Information Technology AIDC Techniques -- RFID for Item 2002-01-08 Management -- Air Interface -- Part 4: Parameters for Air Interface SC31N1033: 賛成 23,反対 0, Communications at 2.45 GHz 69pp. 棄権 0,無回答 3 タ イ ト ル CD/PDTR/PDAM 登 録 ・ 承 認 の 同 時 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC2/WG2 10646-1/PDAM2 SC2N3584 投票 SC2/WG2 10646-2/PDAM1 SC2N3585 投票 SC7 CD15940 SC7N2562 CD21000-3 SC29N4534 投票 SC29 29.17.03 投 票 期限/結果 Information technology -- Universal Multiple-Octet Coded Character 2002-03-21 Set (UCS) -- Part 1: Architecture and Basic Multilingual Plane AMENDMENT 2: Limbu, Tai Le, Yijing and other characters (second edition) 36pp. Information technology -- Universal Multiple-Octet Coded Character 2002-03-21 Set (UCS) -- Part 2: Supplementary Planes -- AMENDMENT 1: Aegean, Ugaritic, and other characters 22pp. Information technology -- Software Engineering -- Environment 2002-04-11 Services 36pp. Information technology -- Multimedia framework (MPEG-21) -- Part 3: 2002-03-12 Digital Item Identification and Description 44pp. タ イ ト ル 15 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC29/WG1 15444-3/PDAM1 29.14.03.01 SC29N4539 投票 SC29/WG1 29.14.03.02 15444-3/PDAM2 SC29N4541 投票 SC29/WG11 14496-1/PDAM4 29.13.11.04 SC29N4605 投票 SC29/WG11 14496-1/PDAM5 29.13.11.05 SC29N4539 投票 SC29/WG11 14496-1/PDAM6 29.13.11.06 SC29N4540 投票 SC29/WG11 14496-2/PDAM3 29.13.12.03 SC29N4530 結果 SC29/WG11 14496-5/PDAM2 29.13.15.02 SC29N4393 投票 SC29/WG11 CD15938-7 29.15.07 SC29N4531 投 票 期限/結果 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Motion 2002-03-13 JPEG 2000 -- AMENDMENT 1: ISO base media file format [ITU-T Rec. T.802/Amd.1] 50pp. Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Motion 2002-03-13 JPEG 2000 -- AMENDMENT 2: Motion JPEG 2000 derived from ISO media file format [ITU-T Rec. T.802/Amd.2] 16pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2002-04-28 Systems -- AMENDMENT 4: Multi-users worlds and advanced animation effects (second edition) 438pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2002-03-13 Systems -- AMENDMENT 5: ISO base media file format (second edition) 50pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2002-03-13 Systems -- AMENDMENT 6: MP4, the MPEG-4 file format (second edition) 12pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: 2002-03-12 Visual -- AMENDMENT 3: New levels and tools for MPEG-4 visual (second edition) 17pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2001-11-30 Reference software -- AMENDMENT 2: MPEG-4 Reference software SC29N4513: 賛成 19,反対 0, extensions for XMT and media nodes (second edition) 4pp. 棄権 4,無回答 4 Information technology -- Multimedia content description interface -- 2002-03-12 Part 7: Conformance testing 36pp. タ イ ト ル CD/PDTR/PDAM 承 認 投 票 お よ び PDISP レ ビ ュ ー ・ 結 果 投 票 投票/ 担 当/ 番 号 タ イ ト ル 結果 プロジェクト No. 期限/結果 結果 SC6 9594-1/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Overview of concepts, models and services -- SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 AMENDMENT 1:Extensions to Support Paged Results on the DSP 賛成 6,反対 2, [ITU-T Rec.X.500/Amd.1] (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-1/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Overview of concepts,models and services -- AMENDMENT SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 2: Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T 賛成 7,反対 1, Rec.X.500/Amd.2] (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-2/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Models AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Results on the DSP [ITU-T Rec.X.501/Amd.1] (fourth edition) 賛成 6,反対 2, 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-2/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Models AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.501/Amd2] (fourth edition) 賛成 7,反対 1, 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-3/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory -- Abstract service definition -- AMENDMENT 1: Extensions SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.511/Amd.1] 賛成 6,反対 2, (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-3/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Abstract service definition -- AMENDMENT 2: Extensions to SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.511/Amd2] 賛成 7,反対 1, (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-4/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory -- Procedures for distributed operation -- AMENDMENT 1: SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Extensions to Support Paged Results on the DSP [ITU-T 賛成 6,反対 2, Rec.X.518/Amd.1] (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 16 投 票 投票/ 担 当/ 番 号 タ イ ト ル 結果 プロジェクト No. 期限/結果 結果 SC6 9594-4/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory: Procedures for distributed operation -- AMENDMENT 2: SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T 賛成 7,反対 1, Rec.X.518/Amd.2] (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-5/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Protocol specifications -- AMENDMENT 1: Extensions to SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec. X.519/Amd.1] 賛成 6,反対 2, (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-5/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Protocol specifications -- AMENDMENT 2: Extensions to SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.519/Amd.2] 賛成 7,反対 1, (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-6/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected attribute types -- AMENDMENT 1: Extensions to SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.520/Amd.1] 賛成 6,反対 2, (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-6/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected attribute types -- AMENDMENT 2: Extensions to SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.520/Amd.2] 賛成 7,反対 1, (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-7/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected object classes -- AMENDMENT 1: Extensions to SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec. X.521/Amd.1] 賛成 6,反対 2, (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-7/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected object classes -- AMENDMENT 2: Extensions to SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.52/Amd.2] 賛成 7,反対 1, (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-8/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Public-key and attribute certificate frameworks -- SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged Results on the DSP 賛成 6,反対 2, [ITU-T Rec. X.509/Amd.1] (fourth edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-8/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Public-key and attribute certificate frameworks -- SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept of Friend 賛成 7,反対 1, Attributes [ITU-T Rec.X.509/Amd.2] (fourth edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-9/PDAM1 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-07-27 06.47.04.20. SC6N11955 Directory: Replication -- AMENDMENT 1: Extensions to Support SC6N12006: 00.00 Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.525/Amd.1] (third 賛成 4,反対 1, edition) 22pp. 棄権 1,無回答 12 結果 SC6 9594-9/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Replication -- AMENDMENT 1: Extensions to Support SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.525/Amd.1] (third 賛成 6,反対 2, edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-9/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Replication -- AMENDMENT 2: Extensions to Support the SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.525/Amd.2] (third 賛成 7,反対 1, edition) 8pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-10/PDAM1 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-07-27 06.47.04.20. SC6N11955 Directory: Use of systems management for administration of the SC6N12006: 00.00 Directory -- AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged Results on 賛成 4,反対 1, the DSP [ITU-T Rec.X.530/Amd.1] (second edition) 22pp. 棄権 1,無回答 12 結果 SC6 9594-10/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Use of systems management for administration of the SC6N12147: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Directory -- AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged Results on 賛成 6,反対 2, the DSP [ITU-T Rec.X.530/Amd.1] (second edition) 22pp. 棄権 2,無回答 7 結果 SC6 9594-10/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Use of systems management for administration of the SC6N12148: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Directory -- AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept of 賛成 7,反対 1, Friend Attributes [ITU-T Rec.X.530/Amd.2] (second edition) 棄権 2,無回答 7 8pp. 17 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC6 CD14476-2.2 (2 次) 06.33.02.02. SC6N12032 00.00 投票 SC7/WG10 07.29.04 CD15504-4 SC7N2571 投票 SC7/WG12 (4 次) 07.31.05 PDTR14143-5.4 SC7N2588 投票 SC7/WG18 (2 次) CD9000-3.2 SC7N2585 投票 SC24 24.13.4 投票 SC25 25.13.13.21 投票 SC25 (5 次) 25.03.03.0202 結果 SC27/WG2 27.09.03 CD18025 SC24N2309 CD14165-114 SC25N757 CD15018.5 SC25N760 結果 SC31 CD18000-2 SC31N983 結果 SC31 CD18000-3 SC31N984 結果 SC31 CD18000-4 SC31N985 CD10118-3 SC27N3034 投票 SC31/WG4 投票 投票 投票 投票 投票 結果 PDTR15963 SC31N1016 SC32/WG2 CD11179-4 32.15.02.04. SC32N755 00 SC32/WG2 CD11179-5 32.15.02.05. SC32N754 00 SC32/WG2 PDTR20943-3 32.16.01.03. SC32N756 00 SC34/WG1 CD19757-0 SC34N275 SC34/WG1 CD19757-2 SC34N276 SC35/WG2 CD18035 SC35N311 結果 SC35/WG2 CD18036 SC35N312 投票 SC35/WG2 (2 次) CD18036.2 SC35N384 投 票 期限/結果 Information technology -- Enhanced communications transport 2001-12-18 protocol: Specification of QoS Management for Simple Multicast SC6N12099: 賛成 4,反対 1, Transport [ITU-T X.ectp-2] 37pp. 棄権 3,無回答 9 Information technology -- Software Process Assessment -- Part 4: 2002-04-11 Guidance on use for Process Improvement and Process Capability (second edition) 33pp. Information technology -- Software Engineering - Functional size 2002-05-03 measurement - Part 5: Determination of Functional Domains for Use with Functional Size Measurement [TR Type: 3] 31pp. Information technology -- Guidelines for the application of ISO 9001: 2002-05-03 2000 to the development, supply installation, support, and maintenance of computer software and systems (third edition) 50pp. Information technology -- Environmental Data Coding Specification 2002-03-20 (EDCS) Information technology -- Fiber Channel -- Part114: 100 Mbyte/s 2002-04-30 Twisted Pair Physical Interface (FC-100-TP) 26pp. Information technology -- Integrated cabling system for residential and 2002-03-31 SOHO (Small Office Home Office) environments 92pp. タ イ ト ル Information technology -- Security techniques -- Hash-functions -- Part 2002-02-08 3: Dedicated hash-functions (second edition) 82pp. SC27N3132: 賛成 18,反対 2, 棄権 3,無回答 4 Information Technology AIDC Techniques-RFID for Item Management 2002-02-08 -- Air Interface -- Part 2: Physical layer, anti-collision and protocol for SC31N1058: 賛成 23,反対 0, less than 135kHz systems 77pp. 棄権 0,無回答 3 Information Technology AIDC Techniques-RFID for Item Management 2001-02-08 -- Air Interface -- Part 3: Physical layer, Anti Collision and Protocols for SC31N1059: 賛成 23,反対 0, less than 13.56 MHz systems 171pp. 棄権 0,無回答 3 Information Technology AIDC Techniques-RFID for Item Management 2002-02-08 -- Air Interface -- Part 4: Parameters for Air Interface Communications SC31N1060: 賛成 21,反対 1, at 2.45 GHz 69pp. 棄権 1,無回答 3 Information technology -- RFID for Item Management - Application 2002-03-25 Requirements Profiles [TR Type: 3] 10pp. Information technology -- Data management and interchange -- 2002-04-30 Metadata Registries (MDR) -- Part 4: Rules and guidelines for the formulation of data definitions (second edition) 10pp. Information technology -- Specification for standardization and 2002-04-17 registration of data elements and associated metadata -- Part 5: Naming and identification principles (second edition) 13pp. Information technology -- Achieving metadata registry content 2002-04-30 consistency -- Part 3: Value domains [TR Type: 3] 38pp. Information technology -- Document Schema Definition Language (DSDL) -- Part 0: Overview 5pp. Information technology -- Document Schema Definition Language (DSDL) Part 2: Grammar-based Schema Languages 0 Information technology -- Icon symbols and functions for controlling multimedia applications 3pp. 2002-03-18 2002-03-18 2001-11-12 SC35N340: 賛成 6,反対 2, 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Icon symbols and functions for World Wide 2001-11-12 Web browsers toolbars 3pp. SC35N344: 賛成 5,反対 3, 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Icon symbols and functions for World Wide 2002-05-03 Web browsers toolbars 10pp. 18 FCD/FPDISP/FPDAM 承 認 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 投票 SC2 FCD2375 SC2N3592 投票 SC6 FCD8824-1 52.02.01.05. SC6N12109 00 投票 SC6 FCD8824-2 52.02.02.03. SC6N12110 00 投票 SC6 FCD8824-3 52.02.03.01. SC6N12111 00 投票 SC6 FCD8824-4 52.02.04.02. SC6N12112 00 投票 SC6 FCD8825-1 52.03.01.02. SC6N12113 00 投票 SC6 52.03.02.02. 00 投票 SC7 07.45 結果 SC7/WG7 07.38 FCD8825-2 SC6N12114 投票 SC7/WG12 FCD19761 SC7N2567 投票 SC17/WG1 結果 17.02.01 (2 次) FCD7810 SC17N2028 結果 SC17/WG1 17.02.01 FCD7810 SC17N1944 投票 SC17/WG4 17.27 7816-1/FPDAM1 SC17N2070 結果 SC17/WG4 17.23 7816-3/FPDAM1 SC17N1935 結果 SC17/WG4 17.13 FCD7816-5 SC17N1941 投票 SC22/WG20 22.30.02.02. 01 結果 SC25/WG1 25.01.03.02 14651/FPDAM1 SC22N3352 結果 SC25/WG3 25.03.02.02 FCD11801 SC25N739 FCD18019 SC7N2569 FCD15288 SC7N2531 FCD15045-1 SC25N734 投 票 期限/結果 Information technology -- Procedures for regisration of escape 2002-06-01 sequences and coded character sets (fourth edition) 30pp. Information technology -- Abstract Syntax Notation One (ASN.1): 2002-05-31 Specification of basic notation (ITU-T X.680) (third edition) 141pp. タ イ ト ル Information technology -- Abstract Syntax Notation One (ASN.1): 2002-05-31 Information object specification (ITU-T X.681) (third edition) 36pp. Information technology -- Abstract Syntax Notation One (ASN.1): 2002-05-31 Constraint specification (ITU-T X.682) (third edition) 13pp. Information technology -- Abstract Syntax Notation One (ASN.1): Parameterization of ASN.1 specifications (ITU-T X.683) (third edition) 17pp. Information technology -- ASN.1 encoding rules: Specification of Basic Encoding Rules (BER), Canonical Encoding Rules (CER) and Distinguished Encoding Rules (DER) (ITU-T X.690) (third edition) 50pp. Information technology -- ASN.1 encoding rules -- Specification of Packed Encoding Rules (PER) (ITU-T X.691) (third edition) 50pp. Information technology -- Guidelines for the design and preparation of software user documentation 92pp. Information technology -- Life Cycle Management -- System Life Cycle Processes 59pp. 2002-05-31 2002-05-31 2002-05-31 2002-05-11 2001-11-27 SC7N2557: 賛成 17,反対 1, 棄権 1,無回答 8 Information technology -- Software Engineering - Functional Size 2002-05-11 Measurement - COSMIC - FFP Functional Size Measurement Method 17pp. Identification cards -- Physical characteristics 11pp. 2002-02-26 SC17N2079: 賛成 15,反対 5, 棄権 0,無回答 11 Identification cards -- Physical characteristics 10pp. 2001-09-27 SC17N1998: 賛成 19,反対 3, 棄権 5,無回答 4 Identification cards -- Integrated circuit(s) cards with contacts -- Part 1: 2002-05-31 Physical characteristics -- AMENDMENT 1: Maximum height of the IC contact surface 1p. Information technology -- Identification cards -- Integrated circuit(s) 2001-09-07 cards with contacts -- Part 3: Electronic signals and transmission SC17N1980: protocols -- AMENDMENT 1: Electrical characteristics and class 賛成 20,反対 0, indication for integrated circuit(s) cards operating at 5 V, 3 V and 1,8 V 棄権 2,無回答 9 (second edition) 5pp. Identification cards -- Integrated circuit(s) cards with contacts -- Part 5: 2001-10-15 Numbering system and registration procedure for application identifiers SC17N2022: 賛成 19,反対 1, (second edition) 19pp. 棄権 3,無回答 8 Information technology -- International string ordering and comparison 2002-04-14 -- Method for comparing character strings and description of the common template tailorable ordering 5pp. Information technology -- Home Electronic System (HES) -- Part 1: A 2002-01-09 Residential gateway model for Home Electronic System 34pp. SC25N764: 賛成 11,反対 6, 棄権 1,無回答 5 Information technology -- Cabling for customer premises (second 2002-02-14 edition) 126pp. SC25N767: 賛成 17,反対 4, 棄権 0,無回答 2 19 FCD9075-1 SC32N742 投 票 期限/結果 Information technology -- Small Computer System Interface (SCSI) -- 2001-11-15 Part 326: Reduced Block Commands (RBC) 43pp. SC25N762: 賛成 12,反対 1, 棄権 3,無回答 7 Information technology -- Multimedia framework (MPEG-21) -- Part 2: 2002-04-12 Digital Item Declaration 91pp. Information technology -- Generic coding of moving pictures and 2002-01-19 associated audio information: Systems -- AMENDMENT 1: Carriage of SC29N4601: metadata over ISO/IEC 13818-1 streams [ITU-T Rec. 賛成 16,反対 2, H.222.0(2000E)/Amd.1(2001E)] (second edition) 18pp. 棄権 4,無回答 5 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2002-01-31 Systems -- AMENDMENT 2: Textual format (second edition) 134pp. SC29N4610: 賛成 16,反対 2, 棄権 3,無回答 6 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 4: 2002-04-13 Conformance testing -- AMENDMENT 1: Conformance testing for MPEG-4 (second edition) 16pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2002-01-04 Reference software -- AMENDMENT 1: Reference software for SC29N4589: 賛成 18,反対 3, MPEG-4 (second edition) 5pp. 棄権 1,無回答 5 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2002-04-13 Reference software -- AMENDMENT 2: MPEG-4 Reference software extensions for XMT and media nodes (second edition) 16pp. Information technology -- Database Languages -- SQL -- Part 1: 2002-05-29 Framework (SQL/Framework) (second edition) 72pp. FCD9075-2 SC32N743 Information technology -- Database languages -- SQL -- Part 2: 2002-05-29 Foundation (SQL/Foundation) (second edition) 1218pp. FCD9075-3 SC32N744 Information technology -- Database Languages -- SQL -- Part 3: Call- 2002-05-29 Level Interface (SQL/CLI) (third edition) 390pp. FCD9075-4 SC32N745 Information technology -- Database Languages -- SQL -- Part 4: 2002-05-29 Persistent Stored Modules (SQL/PSM) (third edition) 156pp. FCD9075-9 SC32N746 FCD9075-10 SC32N747 Information technology -- Database Languages SQL -- Part 9: 2002-05-29 Management of External Data (SQL/MED) (second edition) 463pp. Information technology -- Database Languages -- SQL -- Part 10: 2002-05-29 Object language bindings (SQL/OLB) (second edition) 335pp. FCD9075-11 SC32N748 Information technology -- Database Languages -- SQL -- Part 11: 2002-05-29 Information and Definition Schemas (SQL/Schemata) 273pp. FCD9995-2 SC35N302 Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2001-11-16 -- Part 2: Alphanumeric section (second edition) 9pp. SC35N347: 賛成 9,反対 1, 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2001-11-16 -- Part 3: Complementary layouts of the alphanumeric zone of the SC35N348: 賛成 10,反対 0, alphanumeric section (second edition) 7pp. 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2001-11-16 -- Part 4: Numeric section (second edition) 11pp. SC35N349: 賛成 10,反対 0, 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2001-11-16 -- Part 7: Symbols used to represent functions (second edition) SC35N354: 賛成 9,反対 1, 14pp. 棄権 0,無回答 0 Information technology -- Icon symbols and functions for controlling 2002-05-31 multimedia applications 20pp. 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC25/WG4 FCD14776-326 25.13.11.25 SC25N715 投票 SC29 29.17.02 結果 SC29/WG11 29.05.02.11. 01 FCD21000-2 SC29N4533 13818-1/FPDAM1 SC29N4407 結果 SC29/WG11 14496-1/FPDAM2 29.13.11.02 SC29N4423 投票 SC29/WG11 14496-4/FPDAM1 29.13.14.01 SC29N4543 結果 SC29/WG11 14496-5/FPDAM1 29.13.15.01 SC29N4397 投票 SC29/WG11 14496-5/FPDAM2 29.13.15.02 SC29N4544 投票 SC32/WG3 32.03.05.01. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.02. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.03. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.04. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.09. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.10. 00 投票 SC32/WG3 32.03.05.11. 00 結果 SC35/WG1 結果 SC35/WG1 FCD9995-3 SC35N303 結果 SC35/WG1 FCD9995-4 SC35N304 結果 SC35/WG1 FCD9995-7 SC35N307 投票 SC35/WG2 FCD18035 SC35N382 タ イ ト ル 20 DIS/DISP/DTR/DAM および FDIS/FDISP/FDAM の承認投票・結果 の承認投票 ・結果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC2/WG3 FDIS8859-11 02.20.11 結果 SC6/WG6 DIS11582 結果 SC6/WG6 DIS21989 結果 SC6/WG6 DIS21990 結果 SC6/WG6 DIS21991 結果 SC6/WG7 1.06.69 FDIS14476-1 投票 SC7/WG7 07.21.01 結果 SC17/WG1 17.02.03 12207/FDAM1 結果 SC17/WG1 17.02.04 FDIS7811-6 結果 SC17/WG1 17.2.3 FDIS10373-3 結果 SC17/WG1 17.22.1 FDIS15457-1 結果 SC17/WG1 17.22.2 FDIS15457-2 投票 SC17/WG1 17.22.3 投票 SC17/WG4 17.23 FDIS15457-3 FDIS7811-2 7816-3/FDAM1 投 票 期限/結果 Information technology -- 8-bit single-byte coded graphic character 2001-11-06 sets -- Part 11: Latin/Thai alphabet 10pp. SC2N3575: 賛成 21,反対 1, 棄権 8,無回答 3 Information technology -- Telecommunications and information 2002-02-09 exchange between systems -- Private Integrated Services Network -- SC6N12135: Generic functional protocol for the support of supplementary services - 賛成 12,反対 1, - Inter-exchange signalling procedures and protocol [Fast Track 棄権 9,無回答 2 Procedure proposed by ECMA] (second edition) 127pp. Information technology -- Private Integrated Services Network (PISN) -- 2002-02-09 Specification, functional model and information flows -- Short message SC6N12137: 賛成 12,反対 1, service [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 40pp. 棄権 9,無回答 2 Information technology -- Private Integrated Services Network (PISN) 2002-02-09 -- Inter-exchange signalling protocol -- Short message service [Fast SC6N12139: 賛成 11,反対 2, Track Procedure proposed by ECMA] 80pp. 棄権 9,無回答 2 Information technology -- Corporate telecommunication networks -- 2002-02-09 Signalling interworking between QSIG and H.323 -- Call completion SC6N12143: supplementary services [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 賛成 13,反対 0, 26pp. 棄権 8,無回答 3 Information technology -- Enhanced Communications Transport 2002-01-15 Protocol: Specification of simplex multicast transport SC6N12115: 賛成 12,反対 0, [ITU-T Rec. X.ECTP-1] 33pp. 棄権 9,無回答 4 Information technology -- Software Engineering -- Life Cycle 2002-03-10 Processes -- AMENDMENT 1 53pp. Identification cards -- Recording technique -- Part 2: Magnetic stripe -- 2000-12-12 Low coercivity (third edition) 21pp. SC17N1874: 賛成 16,反対 0, 棄権 1,無回答 6 Identification cards -- Recording technique -- Part 6: Magnetic stripe -- 2000-12-12 High coercivity (second edition) 23pp. SC17N1876: 賛成 19,反対 0, 棄権 2,無回答 6 Identification cards -- Test methods -- Part 3: Integrated circuit(s) cards 2000-12-12 with contacts and related interface devices 76pp. SC17N1873: 賛成 19,反対 0, 棄権 2,無回答 6 Identification cards -- Thin flexible cards -- Part 1: Physical 2001-09-05 characteristics 29pp. SC17N1987: 賛成 19,反対 0, 棄権 6,無回答 1 Identification cards -- Thin flexible cards -- Part 2: Magnetic recording 2001-09-05 techniques 18pp. SC17N1988: 賛成 19,反対 0, 棄権 6,無回答 1 Identification cards -- Thin Flexible Cards -- Part 3: Test methods 31pp. 2002-04-07 タ イ ト ル Information technology -- Identification cards -- Integrated circuit(s) 2002-03-24 cards with contacts -- Part 3: Electronic signals and transmission protocols -- AMENDMENT 1: Electrical characteristics and class indication for integrated circuit(s) cards operating at 5 V, 3 V and 1,8 V (second edition) 5pp. 21 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC17/WG8 FDIS14443-2 17.17.2 タ イ ト ル Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -Proximity cards -- Part 2: Radio frequency power and signal interface 11pp. 投 票 期限/結果 2000-11-14 SC17N1847: 賛成 22,反対 1, 棄権 1,無回答 3 2000-11-14 SC17N1848: 賛成 21,反対 1, 棄権 1,無回答 4 2000-11-14 SC17N1849: 賛成 21,反対 1, 棄権 1,無回答 4 2001-02-14 SC17N1888: 賛成 24,反対 0, 棄権 1,無回答 2 2000-11-21 SC17N1870: 賛成 17,反対 0, 棄権 5,無回答 5 2001-08-21 SC17N1986: 賛成 15,反対 0, 棄権 9,無回答 2 2002-07-14 結果 SC17/WG8 17.17.3 FDIS14443-3 Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -Proximity cards -- Part 3: Initialization and anticollision 48pp. 結果 SC17/WG8 17.17.8 FDIS14443-4 Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -Proximity cards -- Part 4: Transmission protocol 37pp. 結果 SC17/WG8 17.17.6 FDIS15693-3 Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -- Vicinity cards -- Part 3: Anticollision and transmission protocol 44pp. 結果 SC17/WG9 17.12.2.3 FDIS11694-3 Identification cards -- Optical memory cards -- Linear recording method -- Part 3: Optical properties and characteristics (second edition) 4pp. 結果 SC17/WG9 17.12.2.4 FDIS11694-4 Identification cards -- Optical memory cards -- Linear recording method -- Part 4: Logical data structures (second edition) 48pp. 投票 SC22 FDIS23270 投票 SC22 FDIS23271 投票 SC25/WG3 25.03.04.01 投票 SC27 (2 次) 27.25 結果 SC27/WG2 27.26.01 FDIS18010 Information technology -- C# Language Specification [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 471pp. Information technology -- Common Language Infrastructure [Fast 2002-07-14 Track Procedure proposed by ECMA] 547pp. Information technology -- Pathways and spaces for customer premises 2002-03-24 cabling 24pp. Information technology -- Security techniques -- IT Intrusion Detection 2002-03-19 Framework [TR Type: 3] 25pp. DTR15947.2 JTC1N6639 FDIS15946-1 結果 SC27/WG2 27.26.02 FDIS15946-2 結果 SC27/WG2 27.26.03 FDIS15946-3 結果 SC29 29.17.01 DTR21000-1 JTC1N6513 結果 SC29/WG1 29.14.01.01 15444-1/FDAM1 結果 SC29/WG1 29.14.02 FDIS15444-2 結果 SC29/WG1 29.14.03 FDIS15444-3 Information technology -- Security techniques -- Cryptographic 2001-10-16 techniques based on elliptic curves -- Part 1: General 32pp. SC27N3081: 賛成 17,反対 0, 棄権 4,無回答 6 Information technology -- Security techniques -- Cryptographic 2001-10-16 techniques based on elliptic curves -- Part 2: Digital signatures SC27N3082: 賛成 17,反対 0, 32pp. 棄権 4,無回答 6 Information technology -- Security techniques -- Cryptographic 2001-10-16 techniques based on elliptic curves -- Part 3: Key establishment SC27N3083: 賛成 17,反対 0, 29pp. 棄権 4,無回答 6 Information technology -- Multimedia framework (MPEG-21) -- Part 1: 2001-11-21 Vision, Technologies and Strategy [TR Type: 3] 73pp. JTC1N6631: 賛成 17,反対 1, 棄権 1,無回答 10 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Core 2001-12-11 coding system -- AMENDMENT 1: Codestream restrictions [ITU-T SC29N4585: 賛成 16,反対 0, Rec. T.800/Amd.1] 3pp. 棄権 4,無回答 4 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2001-12-11 Extensions [ITU-T Rec. T.801] 348pp. SC29N4586: 賛成 16,反対 0, 棄権 4,無回答 4 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Motion 2002-01-15 JPEG 2000 [ITU-T Rec. T.802] 38pp. SC29N4599: 賛成 19,反対 0, 棄権 3,無回答 3 22 投 票 期限/結果 2001-12-11 SC29N4587: 賛成 16,反対 0, 棄権 4,無回答 4 2001-11-27 SC29N4564: 賛成 19,反対 0, 棄権 3,無回答 2 2001-11-27 SC29N4565: 賛成 20,反対 0, 棄権 3,無回答 2 2002-03-10 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC29/WG1 FDIS15444-5 29.14.05 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Reference software [ITU-T Rec. T.804] 13pp. 結果 SC29/WG11 14496-2/FDAM1 29.13.12.01 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual -- AMENDMENT 1: Studio profile (second edition) 173pp. 結果 SC29/WG11 14496-2/FDAM2 29.13.12.02 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual -- AMENDMENT 2: Streaming video profile (second edition) 57pp. 投票 SC29/WG11 14496-4/FDAM1 29.13.04.01 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 4: Conformance testing -- AMENDMENT 1: Conformance testing extensions 154pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2001-12-18 Reference software (second edition) 5pp. SC29N4588: 賛成 16,反対 0, 棄権 4,無回答 4 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 7: 2002-04-22 Optimised reference software for coding of audio-visual objects [TR Type: 3] 22pp. Information technology -- Multimedia content description interface -- 2002-03-10 Part 3: Visual 174pp. Information technology -- Multimedia content description interface -- 2002-03-24 Part 4: Audio 106pp. Information technology -- Multimedia content description interface -- 2002-03-24 Part 5: Multimedia description schemes 744pp. Information technology -- Application Requirements Profiles [TR 2002-01-15 Type: 3] 109pp. JTC1N6667: 賛成 15,反対 2, 棄権 1,無回答 9 Information technology -- Business agreement semantic descriptive 2002-04-14 techniques -- Part 1: Operational aspects of Open-edi for implementation 267pp. Information technology -- Document Description and Processing 2002-05-08 Languages -- DSSL library for complex compositions [Fast Track Procedure proposed by Japan] [TR Type: 3] 62pp. Information technology -- Document Description and Processing 2002-05-08 languages -- Regular Language Description for XML (RELAX) -- Part 2: RELAX Namespace [Fast Track Procedure proposed by Japan] [TR Type: 3] 28pp. Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2002-04-14 -- Part 2: Alphanumeric section (second edition) 9pp. Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2002-04-14 -- Part 3: Complementary layouts of the alphanumeric zone of the alphanumeric section (second edition) 7pp. Information technology -- Keyboard layouts for text and office systems 2002-04-14 -- Part 4: Numeric section (second edition) 11pp. Information technology -- User interfaces for mobile tools for 2001-12-04 management of database communications in a client-server model SC35N376: 賛成 10,反対 2, 23pp. 棄権 7,無回答 4 結果 SC29/WG11 FDIS14496-5 29.13.15 投票 SC29/WG11 DTR14496-7 29.13.07 JTC1N6666 投票 SC29/WG11 29.15.03 投票 SC29/WG11 29.15.04 投票 SC29/WG11 29.15.05 結果 SC31 FDIS15938-3 FDIS15938-4 FDIS15938-5 DTR18001 JTC1N6592 投票 SC32/WG1 FDIS15944-1 32.31.01.01. 00 投票 SC34 DTR19758 JTC1N6642 投票 SC34 DTR22250-2 JTC1N6643 投票 SC35/WG1 FDIS9995-2 投票 SC35/WG1 FDIS9995-3 投票 SC35/WG1 FDIS9995-4 結果 SC35/WG4 FDIS18021 タ イ ト ル IS/ISP/TR/ AMD/COR 出 版 番 号 8859-11 (SC2/WG3) 8859-16 (SC2/WG3) タ イ ト ル 発行年月日 Information technology -- 8-bit single-byte coded graphic character sets -- Part 11: Latin/Thai 2001-12-15 alphabet 10pp. Information technology -- 8-bit single-byte coded graphic character sets -- Part 16: Latin 2001-07-15 Alphabet No. 10 9pp. 23 番 号 8824-3/COR1 (SC6) 9594-4/COR1 (SC6) 9594-6/COR1 (SC6) 9594-8 (SC6) TR8802-1 (SC6/WG1) 13870 (SC6/WG6) TR14475 (SC6/WG6) 18017 (SC6/WG6) 21407 (SC6/WG6) 21408 (SC6/WG6) 21409 (SC6/WG6) 21410 (SC6/WG6) 21411 (SC6/WG6) 21888 (SC6/WG6) 21889 (SC6/WG6) TR21890 (SC6/WG6) 15437 (SC7) 9126-1 (SC7/WG6) 14598-6 (SC7/WG6) 14443-1 (SC17) 15693-2 (SC17) 15693-2/COR1 (SC17) 10373-3 (SC17/WG1) 15457-1 (SC17/WG1) タ イ ト ル 発行年月日 Information technology -- Abstract Syntax Notation One (ASN.1): Constraint specification -- 2001-12-15 TECHNICAL CORRIGENDUM 1 (second edition) 1p. Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: Procedures for 2001-12-15 distributed operation -- TECHNICAL CORRIGENDUM 1 (third edition) 3pp. Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: Selected attribute 2001-12-15 types -- TECHNICAL CORRIGENDUM 1 (third edition) 1p. Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: Public-key and 2001-08-01 attribute certificate frameworks [ITU-T Rec.X.509(2000E)] (fourth edition) 129pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-10-01 -- Local and metropolitan area networks -- Specific requirements -- Part 1: Overview of Local Area Network Standards [TR Type: 3] (third edition) 13pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-07-15 -- Private Integrated Services Network -- Inter-exchange signalling protocol -- Call completion supplementary services [Fast Track Procedure proposed by ECMA] (second edition) 64pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-07-01 -- Private Integrated Services Network - Architecture and scenarios for Private Integrated Services Networking [TR Type: 3] (second edition) 30pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-11-01 -- Private Integrated Services Network -- Mapping functions for the employment of Virtual Private Network scenarios 12pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-08-15 -- Private Integrated Services Network -- Specification,functional model and information flows -- Simple dialog supplementary service [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 16pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-08-15 -- Private Integrated Services Network -- Inter-exchange signalling protocol -- Simple dialog supplementary service [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 19pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-08-15 -- Corporate telecommunication networks -- Signalling interworking between QSIG and H.323 -- Generic functional protocol for the support of supplementary services [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 19pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-08-15 -- Corporate telecommunication networks -- Signalling interworking between QSIG and H.323 -- Call transfer supplementary services [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 50pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-08-15 -- Corporate telecommunication networks -- Signalling interworking between QSIG and H.323 -- Call diversion supplementary services [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 32pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-09-01 -- Private Integrated Services Network -- Specification, functional model and information flows -- Call Identification and Call Linkage Additional Network Feature [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 16pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-09-01 -- Private Integrated Services Network -- Inter-exchange signalling protocol -- Call Identification and Call Linkage Additional Network Feature [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 39pp. Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems 2001-10-01 -- Interoperation of PISNs with IP networks [Fast Track Procedure proposed by ECMA] [TR Type: 3] 47pp. Information technology -- Enhancements to LOTOS (E-LOTOS) 187pp. 2001-08-15 Information technology -- Product quality -- Part 1: Quality model 25pp. 2001-06-15 Information technology -- Software engineering -- Product evaluation -- Part 6: 2001-06-15 Documentation of evaluation modules 31pp. Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -- Proximity cards -- Part 1: 2000-04-15 Physical characteristics 5pp. Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -- Vicinity cards -- Part 2: Air 2000-05-01 interface and initialization 13pp. Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -- Vicinity cards -- Part 2: Air 2001-10-15 interface and initialization -- TECHNICAL CORRIGENDUM 1 1p. Identification cards -- Test methods -- Part 3: Integrated circuit(s) cards with contacts and 2001-02-15 related interface devices 80pp. Identification cards -- Thin flexible cards -- Part 1: Physical characteristics 29pp. 2001-10-15 24 番 号 15457-2 (SC17/WG1) 7813 (SC17/WG7) 14443-2 (SC17/WG8) 11694-3 (SC17/WG9) 11694-4 (SC17/WG9) 1539-1/COR1 (SC22/WG5) TR15580 (SC22/WG5) TR15581 (SC22/WG5) 8652/COR1 (SC22/WG9) 10967-2 (SC22/WG11) 9899/COR1 (SC22/WG14) TR10176 (SC22/WG20) 20563 (SC23) TR15067-4 (SC25) 9314-26 (SC25/WG4) 14165-141 (SC25/WG4) 14776-232 (SC25/WG4) TR13335-5 (SC27/WG1) 13660 (SC28) 11544/COR2 (SC29/WG1) 14492 (SC29/WG1) 15444-1 (SC29/WG1) 15444-1/COR1 (SC29/WG1) 15444-1/COR2 (SC29/WG1) 13818-2/AMD1 (SC29/WG11) 14496-2 (SC29/WG11) 14496-2/AMD1 (SC29/WG11) 14496-2/AMD2 (SC29/WG11) 14496-3 (SC29/WG11) 15438 (SC31) 9075-9 (SC32/WG3) 10180/COR1 (SC34) タ イ ト ル Identification cards -- Thin flexible cards -- Part 2: Magnetic recording techniques Identification cards -- Financial transaction cards (fifth edition) 18pp. 7pp. 発行年月日 2001-11-01 2001-05-01 Identification cards -- Contactless integrated circuit(s) cards -- Proximity cards -- Part 2: 2001-07-01 Radio frequency power and signal interface 11pp. Identification cards -- Optical memory cards -- Linear recording method -- Part 3: Optical 2001-01-15 properties and characteristics (second edition) 4pp. Identification cards -- Optical memory cards -- Linear recording method -- Part 4: Logical 2001-10-15 data structures (second edition) 48pp. Information technology -- Programming languages -- Fortran -- Part 1: Base language -- 2001-06-01 TECHNICAL CORRIGENDUM 1 4pp. Information technology -- Programming languages -- Fortran -- Floating-point exception 2001-06-01 handling [TR Type: 2] (second edition) 29pp. Information technology -- Programming languages -- Fortran -- Enhanced data type facilities 2001-06-01 [TR Type: 2] (second edition) 14pp. Information technology -- Programming Languages -- Ada -- TECHNICAL CORRIGENDUM 2001-06-01 1 (second edition) 57pp. Information technology -- Language independent arithmetic -- Part 2: Elementary numeric 2001-08-15 functions 174pp. Information technology -- Programming Languages -- C -- TECHNICAL CORRIGENDUM 1 2001-09-01 (second edition) 7pp. Information technology -- Guidelines for preparation of programming Language standards 2001-07-01 [TR Type: 3] (third edition) 33pp. Information technology -- 80 mm (1,23 Gbytes per side) and 120 mm (3,95 Gbytes per side) 2001-06-01 DVD-recordable disk (DVD-R) [Fast Track Procedure proposed by JISC] 101pp. Information technology -- HOME ELECTRONIC SYSTEM (HES) APPLICATION MODEL -- 2001-06-01 Part 4: Security system for HES [TR Type: 3] 16pp. Information technology -- Fibre distributed data interface (FDDI) -- Part 26: Media Access 2001-04-01 Control Conformance Testing (MAC- ATS) 78pp. Information technology -- Fibre Channel -- Part 141: Fabric Generic Requirements (FC-FG) 2001-06-01 24pp. Information technology -- Small computer system interface (SCSI) -- Part 232: Serial Bus 2001-11-01 Protocol 2 (SBP-2) [Fast Track Procedure proposed by ANSI] 93pp. Information technology -- Guidelines for the management of IT Security -- Part 5: 2001-11-01 Management guidance on network security [TR Type: 3] 31pp. Information technology -- Office equipment -- Measurement of image quality attributes for 2001-09-01 hardcopy output -- Binary monochrome text and graphic images 27pp. Information technology -- Coding of Audio, Picture, Multimedia and Hypermedia Information 2001-12-15 -- Coded representation of picture and audio information -- Progressive bi-level image compression TECHNICAL CORRIGENDUM 2 [ITU-T Rec. T.82 (1993)/Cor.2(03/2001 E)] 2pp. Information technology -- Lossy/lossless coding of bi-level images 149pp. 2001-12-15 Information technology -- JPEG 2000 image coding system -- Part 1: Core coding system 218pp. Information technology -- JPEG 2000 image coding system -- Part 1: Core coding system -TECHNICAL CORRIGENDUM 1 [ITU-T Rec. T.800/Cor.1] 5pp. Information technology -- JPEG 2000 image coding system -- Part 1: Core coding system -TECHNICAL CORRIGENDUM 2 [ITU-T Rec. T.800/Cor.2] 8pp. Information technology -- Generic Coding of moving pictures and associated audio information: Video -- AMENDMENT 1: Content description data [ITU-T Rec. H.262(2000)/Amd.1(11/2000 E)] (second edition) 19pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual (second edition) 517pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual -- AMENDMENT 1: Studio profile (second edition) 173pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: Visual -- AMENDMENT 2: Streaming video profile (second edition) 57pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 3: Audio (second edition) 963pp. Information technology -- Automatic identification and data capture techniques -- Bar code symbology specifications -- PDF417 102pp. Information technology -- Database languages -- SQL -- Part 9: Management of External Data (SQL/MED) 407pp. Information technology -- Processing languages -- Standard Page Description Language (SPDL) -- TECHNICAL CORRIGENDUM 1 7pp. 2000-12-15 2002-01-15 2002-01-15 2001-12-15 2001-12-01 2002-02-01 2002-02-01 2001-12-15 2001-09-15 2001-05-15 2001-10-15 25 IS/ISP/TR 廃 止 番 号 14608 (SC21/WG8) タ イ ト ル 廃止年月日 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: Directory Access 2002-02-07 Protocol -- Protocol Implementation Conformance Statement (PICS) proforma [ITU-T Rec. X.581(1995E)] 14608 (SC21/WG8) Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: Directory System 2002-02-07 Protocol -- Protocol Implementation Conformance Statement (PICS) proforma [ITU-T Rec. X.582(1995E)] 訂正 前号(NL52 号)で以下の誤りがありましたので訂正いたします. ・1 ページ(目次)および 23 ページの表題 誤:2001 年 12 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係 NP,CD,DIS,IS から 正:2001 年 9 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係の NP,CD,DIS,IS から <編 集 後 記 > 最近,子供に付き合って,映画「ハリーポッターと賢 者の石」を観に行き,迫力ある画面に感動しました.こ の映画は,永遠の命が得られるという賢者の石を魔法使 いの学校に入学したばかりのハリーポッター少年と仲間 達が邪悪な魔法使いの攻撃から守るという筋書きです. 映画が始まった頃,魔法使いの箒,杖,帽子そしてマン トなどは,魔法使いにとって標準化された道具なのかな と思いつつ観ていました.ところが,映画が終る頃には (使う)人の勇気,信念そして知恵が標準化された道具 を世のために使う力となるのだろうなと思いながら観て いました. さて,今回の標準活動トピックスでは,最近の情報処 理機器間インタフェースの動向の中から Fibre Channel および Bluetooth を紹介しています. 私は, Fibre Channel にはコンピュータ間をクラスタ接続したハイパフォーマ ンスコンピュータの実現に期待し,Bluetooth には IT を 利用した生活環境の充実に期待しています. これからもこの NEWSLETTER では,標準化に関わってい る先達が考える技術への期待,意思そして知恵を伝える よう努力していきます.[KN 記] 発 行 人 社団法人 情 報 処 理 学 会 情報規格調査会 広報委員会 〒105-0011 東京都港区芝公園 3-5-8 機械振興会館 308-3 Tel: 03-3431-2808 Fax: 03-3431-6493 [email protected] http://www.itscj.ipsj.or.jp/ 26
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