F U J I 新人看護師教育スケジュール 4 基本的な進行 記 録 a. 環境調整技術 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 ○ 独り立ち: ○ 集合研修 ○ 受持ち:前半1∼2名 ○ (日勤・夜勤ともに) ○ 基本技術の取得状況に合わせ (日勤・夜勤ともに)受持ちの数 ただし未習得の技術や ○ OJT実施・ケア見学 :後半2∼3名 受持ち5∼8名 1年生は行わない技術については ○ 必ず先輩ナースがフォロー ○ 夜勤オリエンテーション 患者の重症度等を上げていく 一部参加 夜勤練習(人員+1配置) ○ 必ず先輩ナースのフォローをつける 確認しながら行う ○ 日勤のみ ○ 日勤のみ ○ 必ず先輩ナースがフォロー 定時に業務終了 定時に業務終了 □SOAPの理解□適切な看護用語を用いた看護記録の書き方□アナムネの書き方□看護計画の立案・修正□サマリーの書き方□看護必要度 □ ベッド周囲の環境整備(湿・温度、換気、採光・臭気・騒音・病室整備) 水準2の技術項目 □ 基本的なベッドメーキング □ 基本的なリネン交換 □ 誤嚥のリスクをアセス b. 食事援助技術 □ 疾患別の食事の理解 □ 対象の個別性に応じた食事の工夫と援助 □ 便器・尿器を当てる介助 □ オムツ交換 □バルン留置カテーテル挿入と管理 □ 留置カテーテルの挿入中の観察(尿の性状・量等) □導尿 □浣腸 □適便 □ 車椅子での安全な介助・移送 □ ストレッチャーでの安全な介助・移送 □ 良肢位の保持 d. 活動休息援助技術 □ ボディメカニクスの知識や技術を用いた体位変換 □ 食事・排泄・清潔・騒音等の環境を整え睡眠の質を高める援助 □ 清拭 □ 洗髪 □ 腔ケア □ 陰部ケア □ 対象者の個別性に応じた部位浴 e. □ 入浴時の援助 □ 寝衣交換などの衣生活支援(臥床患者) 清潔衣生活 □ 寝衣交換などの衣生活支援(輸液等挿入患者) 援助技術 □ 酸素吸入療法の管理(対象の観察・指示量や加湿・接続の確認) f. □ 体温調整方法の実施(熱傷のリスクを考えた温罨法・冷罨法) □気道内吸引 呼吸循環を □ ネブライザーの実施 口腔・鼻腔吸引 整える技術 □ 滅菌物の取り扱いができる g. 創傷管理技術 c. 排泄援助技術 □ 誤嚥のリスクをアセスメントした食事の工夫 メントした上での食事介助(援助) □ 栄養状態・体液・電解質バランスのアセスメント □ 経管栄養号を手順に 基づいて安全に実施 (*栄養剤・流動食の注入) □ 排泄のアセスメントと援助 □ 自動・他動運動の援助 □ *誤嚥のリスクをアセスメント した上での口腔ケア □ *寝衣交換支援(呼吸器装着者) □ 血液ガス分析データの解釈 □ 呼吸理学療法 □血液ガス分析データーの解釈 □ 褥創の予防ケア □ 創傷(手術創を含む)処置の介助と観察 □ 褥創の処置と観察 □ 毒薬・劇薬の取り扱い □ 輸血の種類・血液型・ 氏名の確認・取り扱い □ 輸血中・後の副作用の観察と バイタルサインの測定 □ 麻薬の主作用・ 副作用の観察・取り扱い □処方箋の内容の理解・取り扱い方 □ 原理・原則に基づいた与薬 □ 経口薬の与薬 水 h. 準 与薬の技術 1 □ 外用薬の与薬(点眼・塗布・坐薬など) □ 皮下注射 □ 皮内注射 □ 筋肉注射 □ 静脈内注射の準備と介助 □注射箋の取り扱いかた □ 点滴静脈注射の準備・介助・管理 □ 輸液ポンプの準備と管理 ・シリンジポンプ □ インスリンの種類・用法と副作用についてのアセスメント □ 向精神薬の主・副作用の観察・取り扱い □ 中心静脈栄養の準備と介助・管理 □ 抗生剤の種類・用法と副作用 の □ 消毒薬の種類と作用・用途・取り扱い □ 気道確保 口腔内の観察と異物除去 技 □ 意識レベルの観察 □ 呼吸状態の観察 □ 脈拍の観察 □ チームメンバーへの応援要請 i. 術 救急救命処置技術 □ チームメンバーへの応援要請 □ 救急カートの場所と物品内容の把握 □ 救急カートの場所と物品内容の把握 □ 人工呼吸の準備と方法 □ 心臓マッサージ □ 項 □ 呼吸、脈拍、体温、血圧を正しく測定 □ 呼吸、脈拍、体温、血圧測定の評価、記録と報告 目 j. 病状・生体 機能管理技術 □ 身長、体重を正しく測定 □ 身長、体重測定値の評価(栄養状態や発達の状態) □ □ □ □ □ □ □ □ 適切な手洗いの方法 □ 防護用具(ガウン、手袋、ゴーグルなど)の使用方法 l. 安全管理の技術 □ 注射器、注射針、刃などの耐貫通性の専用廃棄容器に廃棄 □ 当該設置における医療安全管理体制の理解 □ 誤薬防止のために手順を守り与薬できる □ 対象に応じた転倒・転落予防策の実施 除細動器の準備と必要性の把握 □ 心電図(12誘導)の測定 症状・病態を正確に観察 観察した症状、アセスメントの記録と報告 動脈血採血(血液ガス・培養)の準備と検体の取り扱い 採尿・尿検査の方法と検体の取り扱い□ 採血検体の取り扱い 血糖測定と検体の取り扱い □心電図モニターの管理 スタンダードプリコーション(標準予防策)が実施できる 洗浄・消毒・滅菌のうち、適切な方法の選択 k. 感染予防の技術 □ 気管挿管の準備と介助 □ 静脈血の採血と検体の取り扱い □ 無菌的な気管内吸引 □ 対象に応じた抑制ができる □ インシデント(ヒヤリ・ハット)事例や事故事例の報告 □対象に合わせた適切な温罨法・冷罨 法の実施 □対象に合わせたリラクゼーション (体位・マッサージ・音・香り) m. 安楽確保の技術 □ (対象に合わせた)安楽な体位の保持 n. □ 他者に自分の考えが言える □ 相手の話が聴ける □ 電話に対応できる コミュニケーション技術 o. その他 集合研修技術 (予定) 集合研修実施 集 (予定) 合 教 育 □ 死後の処置 □ 胃管挿入 参 照 「新人看護職員研修会日程表」 ○ 看護記録 ○ 感染対策 ○ 感染対策 ○ 感染対策 ○ 医療事故 ○看護倫理○看護職者としての基本的な態度・姿勢 ○看護部理念 ○当院の看護の特色 ○ 災害対策 ○ 感染対策 ○ 医療事故 ○ 医療事故 ○教育 ○接遇・身だしなみ ○ 医療事故対策 対策 対策 ○業務改善○看護必要度 ○レスピレーター(ME) ○感染対策○医療事故対策 ○夜勤業務について(主任会) ○卒後2年生 対策 症例発表会 □ 人工呼吸器 (マスク式人工呼吸器および 搬送用呼吸器)の操作 □ 低圧胸腔内持続吸引器の操作 ○目標管理○看護記録 ○看護研究 ○糖尿病委員会 □人工呼吸器装着中の患者のケア ○褥創対策 ○病棟の構造 O J T (避難経路・消火器含む) 看護技術の到達度評価 ○書類について (勤務表・超過表・休暇管理簿) 水準1 白衣のクリーニングの出し方 評 価 会 議 ○物品について・救急カート 基本的な知識や技術習得が 各マニュアルの場所 技術確認できた後、新人看護師が ○ 自己の年間目標を設定(入職時) ○ 看護基本技術自己評価 ○看護基本技術 ○ 師長との 面接(個人 ○看護基本技術 ○ 師長との 面接(個人 ○ 師長との目標面接 ○ 師長との目標面接 評価 目標中間評価 評価 目標最終評価 ○ 卒後3カ月フォローアップ研修会 ○ 新卒看護師卒後研修が受講できる ○ 日勤の流れが理解できる ○ 水準1=6月達成の技術を習得できる ○ 支援を受けながら、複数の患者を受け持ち、 水準1=6月達成の技術を安全に実践できる 単独で実施できる 水準2 アソシエート、教育担当者会議 :毎月(各部署にて) 研 修 会 目 標 □気管切開患者のケア ○集合教育で学んだ基礎看護技術の 実践と習得 ○ゴミの分別・針入れBOX 病 棟 (予定) 水準3の技術項目 参加 卒後6カ月フォローアップ研修会 ○ 夜勤の流れが理解できる ○ 水準1=11月までに達成 の技術を習得できる 卒後1年フォローアップ研修会 ○ 複数の患者を受け持ち、 ○ 水準1のケアは1人で、 基本的な知識や技術習得が 確認できた後、先輩看護師の 見守りの基で、新人看護師が 単独で実施できる技術 ○ 支援を受けながら複数の 患者を受け持ち、 水準3 水準1=11月までに達成 のケアを1人で ○水準2のケアについては、 基本的な知識や技術の ○ 受け持ち患者に関する水準2のケアを見学・一部先輩とともに実践できる 提供することができる 確認後であっても新人看護師は、 ○ 5W1Hを含む記録が正しくできる ○ 1年間の進行がわかり今後の目標が立案できる ○ 受け持ち患者へ、水準2 の技術を、 先輩看護師とともに することができる 先輩の見守りで安全に実践できる 安全に実践 自ら単独で実施せず先輩看護師と ○ 水準3のケアは 先輩と共に実践できる 共に実施しなければいけない技術 * 各部署で、看護基本技術の習得評価を行っていく。 2012.0401 * 集合研修の予定は変更になることがある。また、研修トピックスについては、後日詳細決定後伝える。 社団法人有隣厚生会富士病院看護部教育委員会
© Copyright 2024 Paperzz