個別受注生産向け - FETEC Center

個別受注生産向け
(Work Breakdown Structure) 構築サービス
WBS(Work
- エンジニアリングチェーンとサプライチェーンをつなぐ WBSコンセプトを適用したプロジェクトコスト計画・管理
個別受注産業を代表する「プラントエンジニアリング業」「重工業」「造船業」「産業機械業」などでは、品質・機能の
高い信頼性が国際的な競争力の源泉ですが、新興国企業が技術力・プロセスのスピードアップを進めつつあり、また、
欧米メーカーもコア事業への集中投資や M&A などにより競争力強化を図りつつあるため、日本企業はコスト競争力
の強化、サービス体制や事業モデルの差別化などが急務です。
また、「さらなるモノづくりへの追求」は勿論のこと、企業経営全体のマネジメント・システムおよびプロジェクト管
理業務の体系化(仕組みづくり)が求められております。
日揮情報システムでは、プラントエンジニアリング企業向けで培った、業務遂行標準化(WBS)のコンサルティング
を提供すると共に、見積り→受注→設計→調達→出荷→据付→アフターメンテナンスまでのバリューチェーン
全体のシステム構築のご支援をいたします。
WBSコンセプトが活きる主なプロジェクト
産業機械
エネルギー・プラント
水処理施設
メガソーラー
造船
マトリクス型WBSとは
WBS(ワークブレークダウンストラクチャー)は、プロジェクトの役務範囲および役務区分を決める時に用いますが、
マトリクス型 WBS を用いることにより、それらの業務を迅速に、かつ抜けのないように行うことができます。
マトリクス型 WBS は PWBS(プロダクト / プロジェクト WBS)と FWBS(ファンクショナル WBS)で構成されて
おり、“どこの、何を(PWBS)、どうする(FWBS)” ということをマトリクスで表記します。
企画
PWBS
“どこの、
何を”
開発
生産
準備
(プロダクト / プロジェクト WBS)
受注
プラント
プラント
エリア
サブエリア
“どうする”
FWBS
(ファンクショナル WBS)
A エリア
設計
A1 エリア
B エリア
A2 エリア
B1 エリア
B2 エリア
設計
調達
C エリア
C1 エリア
C2 エリア
基本設計
詳細設計
資機材
機器
WP
(ワークパッケージ)
配管
工事
据付工事
生産
個別受注生産型のバリューチェーン
PWBS と FWBS の組み合わせ
配管工事
・マトリクス型 WBS
:FWBS と PWBS を組み合わせることにより、多種多様な要求に柔軟に対応することができます。
・WP (ワークパッケージ):品質、コスト、スケジュールを統合管理する最小単位
出荷
WBS (Work Breakdown Structure)構築サービス
マトリクス型WBSの活用
マトリクス型 WBS を用いて、次のプロジェクト業務を円滑に行うことができます。
1
プロジェクト全体の役務範囲、役務区分の設定
プロジェクト全体の役務範囲を明確にし、それらの役務を誰が実施するかということを明確にし、かつこ
の区分に基づき見積コストを算出します。
2
ワークパッケージ(WP)の設定※
プロジェクトの品質・コスト・スケジュールを統合管理する最少単位であるワークパッケージ(WP)を
設定することにより、WP毎の進捗管理、出来高管理(EVM)を行うことができます。また、WPを合計
することにより、プロジェクト全体の予算管理、進捗管理を行うことができます。
※ワークパッケージの考え方はPMBOKの考え方と異なるのでご留意ください。
プロジェクト(予実、進捗)≒ ΣWP(予実、進捗)
マトリクス型WBS適用実績
マトリクス型 WBS の PWBS および
WBS
FWBS の業種別属性は右表の通りです。
FWBS の属性はコスト要素と作業(ビ
ジネスプロセス)を表記し、業種共通で
品構成)を表記しますが、プラント建設
あります。
適用事業
プラント建設系
生産システム系
情報システム系
対象物
△
○
○
エリア
○
-
-
コスト
○
○
○
作業
○
○
○
PWBS
すが、PWBS の属性は基本的に対象物(製
系ではエリア(配置)も表記することが
属性
FWBS
マトリクス型WBS適用実績
●太陽光発電企業
●総合重機企業(発電プラント)
●機械製造企業(化学工業向け装置製造)
●機械製造企業(水環境プラント / 産業プラント)
●地方共同法人(公共施設管理)
●機械製造企業(産業ボイラー / 廃棄物処理施設)●総合エンジニアリング企業(社会インフラ / 産業プラント)
●化学系エンジニアリング企業
●水環境エンジニアリング企業
J-SYS のご提供する主なサービス内容
WBS 構築コンサルティング
マトリクス型 WBS の構築支援
統合ナンバリング体系の構築
適用シミュレーション(=WP 検証)、WBS の調整
運用定着化支援
ベンチマーキング
管理要領書の作成支援
PMO(Project Management Office) への助言
お問い合わせ先
公共・社会インフラソリューション事業部
TEL:045-345-7010 FAX:045-345-7019
MAIL: [email protected]
URL: http://www.jsys.co.jp/
※記載されている内容は 2012 年 10 月時点のものであり、予告なく変更されることがあります。
「エンジニアリングチェーン」は日本電気株式会社の登録商標です。その他記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。