O W ! I C A N G かつて、デジタル一眼の黎明期にコダック製のＣＣＤを搭載したデジ一眼で撮影された深みのある空の青さをコダックブルーと言ってもてはやした時代がありました。たしかに他社の記録素子がもたらす画像とは一味違う空の色であったのです。なんというか実際の記録すべき色よりも、より人間が記憶しイメージとして心に留めておく空の青さＰＲＯＳ 1-でございます。たり、フルＨＤ動画撮影機能も備え可能とする﹁Ｋｏｄａｃｈｒｏｍｅ﹂たりとサービスしてきているのだが、﹁Ｅｋｔａｃｈｒｏｍｅ﹂とコダック全体的にすっきりとしたデザインでペンタ部らしき場所のアクセサリこのカメラのポイントはそこではあを代表するリバーサルフィルムの名ーシュー付近はやや盛り上がっていりませぬ。前のついた撮影モードがなんといっるが、ファインダーは搭載してはお先に話したようにコダックと聞いてもこのＳ 1-の最大のセールスポりません。びっくりするほど小さいイント。さらにコダックカラーフィてひとびとの胸に浮かぶ空の青さとわけではないものの質量約290ｇルムの色彩をいまに伝える創業当時もうひとつ、長年写真家の表現のよは十分に軽量。液晶モニターは3型から変わらぬ味わいの﹁Ｋｏｄａｃき相棒となっていたフィルムへの郷万ドットのチルトモニターを採用。愁である。ｏｌｏｒ﹂仕上がりなど趣味人をう心臓部の有効1683万画素のマイそのフィルムライクな仕上がりをならせるコダックカラーの再現、よクロフォーサーズセンサーはＩＳＯ 200から12800までの撮影感度をそなえ、連写速度は約5コマ／秒⋮⋮きょうび地味目のスペックでございますな。コダックもそのへんやや気になっていたようでＷｉＦ-ｉを搭載したり、タイムラプスやＨＤＲに対応しを上手に表現してくれていたのです。しかし、すぐに時代は高画素化へと向かい、その製品サイクルの速さか時代の流れか大人の事情かいつしかコダック製のＣＣＤは姿を消し、その姿をみなくなっていったのです。多くのコダックファンは途方に暮れ、深い悲しみに包まれたものです。その嘆きがあまりに大きく激しかったために、その失意に押されるようにサブプライムローン問題が表面化、緊急経済安定化法案を合衆国下院が可決し、ダウ平均株価が史上最大の 777ドル暴落⋮⋮あれ？どうしたのその眉、唾でべたべただよ。さて、時はめぐりやがて平和が訪れた世界に再び天使が舞い降りました。おまたせしましたＫｏｄａｋＰＩＸみがえるあの色彩。シャープな感じがなかなかやるね。おや、久しく内に秘めていた龍がさらに上の描写を求める貴方には目を醒したような目つきじゃねえで珠玉のこの1本。数あるマイクロフすか旦那方。ォーサーズレンズの中でもとりわけ龍のごとく荒ぶるその気持ちを抑強力な描写能力と、ローライトな条え、まずはキットズームをご堪能く KOWA／PROMINAR 8.5㎜F2.8 ミリ判換算で㎜のＦ1・2としてつったかな、頭乗せるとにゅうっては極めて軽量コンパクトだけども、へっこんで妙な居心地良さを感じるマイクロフォーサーズ的には大物レ新素材枕⋮⋮あ、テンピュールに初ンズ言えます。それもそのはずマイめて触ったときみたいな感動を覚えクロフォーサーズのＡＦ対応交換レました。歳のワタクシが﹁おおっンズとしては最も明るい中望遠。薄ー！﹂ってピントリングぐりぐりま暗がりよどんとこい、日が落ちてかわしＩＮＧっつう光景は貴重でした。らその本領発揮できる捕食者レンズ正直このレンズには惚れます。弱点でございます。ミッドナイトスナッはＡＦがついてないことだけですが、プ、舞台写真にもぜひどうぞ。また、なに美人っていうのはいつの時代も立体感のあるアウトフォーカスを活気がきかないもんです。扱いにコツかして、早いシャッター速度での一がいるのは名機の証。それにつけて眼レフらしい奥行のある作品撮影にも描写の確かさ強さとやさしさ。豊も最適な価値ある1本です。かなトーン、どこまでも結像してゆさて、今回はもう一層ディープな、くようでしかし儚げで、去年の恋は交換レンズの快楽といえる部分へと忘れないけど一昨日の晩飯はまるでいざなうことをおゆるしください。思い出せない的なレンズの描写に東さあ KOWA PROMINAR 洋の魔術を見る思いです。です、ぎへへ。 8.5 F2.8 うまく説明できないけど写真とレンズが好きなら買って間違いはないずしりとした重量感と超高精度で緻密な各部。ほぼ完ぺきな操作感のなという感想ですプロミナー。絞りダイヤルと特筆すべきピントリ久しく眠っていた巨竜が目覚めるングのトルク感。急ぎ回す指をやわきっかけへとなるのかＫｏｄａｋらかく押しとどめ、ゆっくり回せばＰＩＸＰＲＯＳ 1-。このカメラの存在価値は時代に決めてもらおうじクリームのように滑らかに転がるこゃありませんか！のピントリングの絶妙さ。あれなん最高の光学パフォーマンスと Made in Japan。すべてを突き詰めた答えがここにございます。操作面においても通常の節度あるクリック感の絞りリング、さらに「DLアイリス」と呼ばれる無音絞り操作をボタンで切り替えることが可能。つまりクリックしないので最良のピントと同時に極限の露出を自分自身で調節できるというエキスパート向けの大人レンズでございます。写真は「Ektachrom e」モード使用。 42 178 ㎜㎜㎜㎜ 179 85 マイクロフォーサーズ用の中望遠AFレンズ最強の F1.2の明るさを誇る換算85㎜のポートレートレンズがこちら。たしかにお値段もそれなりにいたしますが、絞り開放時の描写の立体感、9 枚絞り羽のアウトフォーカスの柔らかさ、そして光学式手ブレ補正まで搭載して描写という作業に露ほども不安を抱かせない最強の 1 本でございます。 92 件をモノともしない LEICA D G NOCTICRON 42.5 /F1.2 ASPH./POWER LEICA DG NOCTICRON 42.5㎜／ F1.2 ASPH.／POWER O.I.S. 有効1683万画素マイクロフォーサーズセンサー。センサーシフト式手振れ補正。 ISO200∼12800。フルHD動画。本体サイズ115.7×67.4×35.6㎜、質量 290g。別体ストロボ付属。ださい。 KODAK PIXPRO Aspheric Lens 12-45 35 黒船襲来！合衆国からやってきたマイクロフォーサーズ。ボディに比べてもとりたてて小さくはないがそこそこ軽量という、ごく普通のキットレンズでありますが、よーく見ると、普通のズームに比べて換算24㎜と広角側にワンステップ広いし、望遠側も換算90㎜とアドバンテージあり。描写性能もきっちりシャープでさすが工業大国アメリカ。撮影モードには「Kodacolor」使用。この撮影モードが使いたいという理由でS-1を選ぶというのも動機としては十分アリ。 D I ! M KODAK PIXPRO Aspheric ED Lens 12-45㎜／3.5-6.3 （レンズキットのみの販売） Kodak PIXPRO S-1 ㎜㎜であります。見た目。 F3.5-6.3 O.I.S. こそキットレンズの王道をゆく質感このレンズの実力をデジ一眼を手量感、マウントもプラスチックだしにしたすべての善男善女に味わってまあそれなりの⋮⋮やだ、なんかキレもらいたく、今日ここに作例を用意キレこのレンズ。このクラスらしからしたのであります。まずはじめにグぬ妙にキレ味の良い描写をするのでッと感じるのが、まあなんというかす、特に換算ミリワイド側。2段ばグラマラスでみっちりと上質なガラスが詰まっているこの手ごたえ。かり絞ればちょっとうっかりできない 24 【vol.48】どうも犬好きのひとは猫っぽい性格で猫好きなひとは犬っぽい性格に思えてなりません。我らデジカメ好きはどちらかというと犬っぽい性格かと。やってくる新製品は大歓迎だけど去りゆく製品の悲しみには耐えられない。で、やってきたデジカメが子猫のように気まぐれで……。写真と文／織本知之「本当にいいデジカメってどれなんだ？」にご名算。写真家：織本知之が注目デジカメの “NOW度”を徹底診断します！ E ・