平成 23 年度都市計画主専攻 卒業論文最終発表レジュメ 2012/01/26

平成 23 年度都市計画主専攻
卒業論文最終発表レジュメ
2012/01/26
首都圏郊外の駅前商店街の空間整備と景観形成に関する研究-柏駅周辺地区を対象として-
理工学群社会工学類都市計画主専攻 4 年 学籍番号:200811401 名前:矢吹文香
1.序論
1-1 研究の背景・目的
近年、都市景観への関心は行政や専門家の間だけでは
なく、まちづくりに関わる一般市民の間でも高まってお
り、都市の形成を考える上で景観は欠かせない要素とな
っている。特に都市景観を構成する際の重要な要素とな
る駅前空間は、その都市の表玄関としての都市景観上の
配慮が求められている1)。
駅前や駅周辺空間は、戦後の高度経済成長期に商業が
集積し、商業拠点として成長してきた場所である。駅は
多くの利用者が集まる空間であり、その周辺には古くか
ら商店街が構成されてきたことからも、商業施設の立地
要因として重要な役割を果たしてきた2)。
駅前空間の整備手法としては、土地区画整理事業や市
街地再開発事業等が挙げられる。これらは大規模な手法
であるため一体的な整備をはかることができるが、この
ような手法によって一体的に整備された駅前空間ではな
く、個別の商店街で構成された駅前空間は合意形成が難
しく、景観に配慮することが困難であるといえる。
商店街の景観整備に関する既往研究として、特徴的な
商店街整備事業を抽出し、商店街整備のパターンや中心
商業地の街路景観の改善方法を解明したもの3)、商店街
の街並み景観整備が実現した要素を明らかにしているも
の4)などが挙げられるが、商店街側が主導した特定時期
の整備や単一の整備事業のみで商店街景観を議論するに
とどまっており、整備後の課題や維持管理状況について
は言及されていない。
そこで本研究では、首都圏郊外で一定の規模を持つ都
市の駅前商店街を取り上げ、商店街の空間整備状況や景
観形成に至った経緯を明らかにするとともに、それに対
する商店会・各店舗側の意向や、整備後における課題を
分析することで、駅前の商店街整備を行う際の課題と今
後の方法のあり方に関する示唆を得ることを目的とする。
1-2 研究対象地の選定
本研究の対象地として、JR 常磐線柏駅(千葉県柏市)
を選定した。柏駅は千葉県柏市にあり、東京駅・新宿駅
から 30 ㎞圏付近に位置している。同じ 30km 圏付近に位
置する駅として、立川駅(東京都立川市)
、町田駅(東京
都町田市)、千葉駅(千葉県千葉市)、津田沼駅(千葉県
習志野市)、大宮駅(埼玉県さいたま市)、所沢駅(埼玉
県所沢市)
、が挙げられる。
(図 1 参照)それらの基礎デ
ータ[1]を整理したものが表 1、表 2 である。これを見る
と、柏駅は他の駅と比べ平均的な商業規模だということ
ができる。さらに初期の段階で景観行政団体になった政
令指定都市と同時期に景観行政団体になっており、景観
に対しても積極的に取り組む意欲があるといえる。この
ことから、首都圏郊外の駅前商業拠点として発展してき
ている典型的な例だといえると考え、選定した。
2.柏駅周辺の概要と着眼論点の整理
2-1 柏市の概要
柏市は千葉県北西部に位置し、東西約18km、南北約15km、
面積約114.9㎢の都市である。鉄道はJR常磐線、東武野田
線、つくばエクスプレス線が通っている。
2-2 柏駅周辺の商業空間について
柏駅周辺の商店街の全体図を理解するため、柏駅周辺
に存在する商店会[2]を図 2 に整理した。これより柏駅西
指導教員:藤井さやか
口には 5、東口には 10 の商店会が存在しており、商店街
の多くが東口に分布していることがわかる。また、図 2
中に大規模小売店を★で示しているが、このほとんどが
東口に集中している。
さらに東口にある⑦柏駅前通り商店街では 1988 年に
街路を改装し、電線の地中化やストリートファニチャー
の統一化を行っており、景観に影響する整備を行ってい
る商店街であるといえる。
以上より、柏駅東口には商業が多く集積し、柏市の核
として機能していると考えられること、また電線の地中
化を行ったり、景観シミュレーションを行ったりして、
景観への関心が高まっていると考えられることから、柏
駅東口の駅前空間が本研究での対象地にふさわしいと考
えた。特に景観に対して意識していると考えられる柏駅
前通り商店街を中心に調査を進めていくこととする。
2-3 柏駅前通り商店街の概要
柏駅前通り商店街の位置は図 2 中の⑦の通りである。
業種構成(図 3)の特徴として、1 階、2 階部分には小売
店、飲食店が多く見られ、3 階以上の部分には事業所、
その他サービス(各種スクールなど)が多く入っている
ことが挙げられる。また図 4 は建物の建て替え状況を示
しているが、場所によって建物が多く建て替わっている
ところとそうでないところがある。建築年度にばらつき
がみられている。
(図 5,6)
2-4 着眼論点の整理
本研究では、大火という外発的要因と、商店街近代化
事業という内発的要因が景観にどのような変化をもたら
したのか、また現状においてどのような課題を抱えてい
るのか、という点に着目して研究を進めていくこととす
る。
3.商店街の店舗更新の動向と課題
3-1 本章の目的
本章では、大火という外発的要因が駅前商店街の景観
にどのような変化をもたらしたのかを把握し、商店街振
興組合、各店舗側のそれぞれの視点から、商店街の店舗
更新に対する意向を分析することで、店舗の更新が進ま
ない要因や現況における課題を明らかにすることを目的
とする。
3-2 柏の大火と防火建築帯
1955年12月25日午後2時頃、駅前通りに接続している本
町通りで大火災が起こり、付近一帯を焼き尽くした。
(図
7)大火の後、柏駅前の商店街には、防火に対する意識が
芽生え始めた。柏市は国から耐火建築促進法による防火
建築帯の指定を受け、1956年3月、駅前通りの拡張と駅前
商店を鉄筋コンクリート造りの防災建築帯とする工事が
始められた。1961年頃までには駅前通りと本町通りを中
心とする、柏駅前通り商店街の防災化が実現した。これ
が現在の建物空間の基礎になったといえる。
3-3 防火建築帯の残存状況
1961 年に完成した防火建築帯が現在の駅前通り商店
街にどのくらい残っているのかを図 8、9 に示した。これ
より駅に近い方の沿道側は建物の更新が進み、防火建築
帯はほとんど建て替わっているが、駅から離れた沿道の
防火建築帯は今でも多く残っており、場所によって更新
の進度に違いがあることがわかる。更新が進んでいない
沿道では 2,3 階建ての低層で 2 階以上が使用されていな
い建物が多く存在しており、高層化した他の建物群との
スカイラインの不揃いが生まれている。(図 6,10)また
建物ファサードに関して、新しく建て替えられた建物に
は 1 階部分に共用空間が設けられている場合が多い。
(図
10)更新されていない建物については、店舗経営者と建
物オーナーが同一の場合は落ち着いたデザイン(図 11)
のものが多いが、そうでない場合はファサードを覆って
しまうような外装(図 12)も多く見られている。
3-4 防火建築帯の更新に対する意向と課題
■商店街振興組合側の意向
商店街振興組合では防火建築帯の更新が進まず、建物
の高層化がはかられていないことは課題であると認識し
ている。その要因としては大きく 2 つを把握している。
1 つ目は物理的制約による要因である。防火建築帯は
隣の建物の柱や壁を共有する構造のため建て替えがしに
くく、さらに各店舗の建て替えのタイミングも合いにく
いことが建て替えの妨げとなっている。2 つ目は建物所
有者側の要因である。店舗の経営者と建物オーナーが同
一の店舗では、まちづくりに対する関心や意欲が薄れて
いるため、街並みに対する意識も低いといえる。
店舗経営者と建物のオーナーが同一の店舗と、テナン
ト化している店舗とでまちづくりに対する意識に温度差
があることは課題として認識されている。この意識の違
いを統一するよう働きかけており、定期的に勉強会を開
いたりしている。
■各店舗側の意向
【防火建築帯の更新を行っていない店舗】
建て替えの意向はあるが、現段階で実際に建て替えを
検討している店舗は尐ない。その主な要因として、①建
て替えのタイミングが合わない②金銭(建替費用)の工
面が難しい③建て替えのメリットが明確でないというこ
となどが挙げられる。また、これらの建物群を歴史的建
造物のストックとして活かしていくことも難しいと認識
されている。
【防火建築帯の更新を行った店舗】
建て替えを行うことができた主な要因として、①金銭
面での問題が解決した②建て替えのメリットが明確(テ
ナントの入居、ホールを作るという夢の実現)だったこ
となどが挙げられる。それに加え、測量や会議の計画を
立てるなどして積極的に動くキーパーソンがいたことが、
店舗更新を行うことができた要因であると考えられる。
4.商店街近代化による変容と現在の課題
4-1 本章の目的
本章では、商店街近代化という内発的要因が商店街に
もたらした変容を把握し、合意形成の動向や議論の際の
論点から分析を行い、街路整備を行う際の課題、またそ
れらの維持管理に関する課題を明らかにすることを目的
とする。
4-2 柏駅前通り商店街の整備が行われた経緯
1973 年の市街地再開発事業に伴い駅前にダブルデッ
キができたため、ダブルデッキの 2 階部分から柏駅前通
り商店街を眺望できるようになった。しかし、当時の商
店街はアーケード式であり老朽化が進んでいたため、景
観として美しくなかった。そこで、柏の顔としての駅前
通りの景観を美しくするべく、柏駅前通り商店街の整備
が始まったのである。
柏駅前通り商店街では、再開発事業が完了した 10 年後
の 1983 年 4 月に千葉県モデル商店街事業の指定を受け、
「柏駅前通り商店街モデル商店街近代化実施計画」が始
まることとなった。
4-3 モデル商店街近代化事業による景観整備の実績
この整備によって、道路の舗装、電柱の地中化、街路
灯や街路樹などの設置が通り一帯で統一して行われた。
(図 13、表 3)これが現在の街路空間の基礎になったと
いえる。県内でも先駆けて行われたこの事業は、千葉県
中小企業振興公社によって作成された商店街活性化ビデ
オの中で紹介されるなど、一定の評価を得た事例である
といえる。
4-4 整備完了後の課題
■整備直後(1992)の維持管理状況
表 4 に 1992 年の維持管理状況についてまとめた。
【モデル商店街近代化事業によって整備されたもの】
ベンチや樹木などのストリートファニチャー、シェー
ド、道路に関して、総点検や補修工事、舗装し直しなど
コンスタントに維持管理が行われているといえる。
【整備されたもの以外の要素】
歩道にはみ出す看板や放置自転車が問題となったが、
店舗への呼びかけやバリケードの設置などを行い、一部
改善されている。
■現在(2011)の維持管理状況
【モデル商店街近代化事業によって整備されたもの】
ベンチや樹木などのストリートファニチャー、道路に
関しては修繕しながら利用され続けており、管理が行き
届いているといえる。シェードに関しては建て替えに際
して取り外している店舗も多く、あまり利用されていな
いことから、今後の柏駅前通り商店街にはふさわしくな
いといえる。(図 14)
【整備されたもの以外の要素】
歩道にはみ出す看板は改善されている傾向にあるが、
新しい建物の 1 階共用空間に設置されている場合も多く、
人目に付きやすいため建物オーナーが店舗経営者に意識
して呼びかけるなどの配慮が必要であるといえる。放置
自転車に関しては未だに解決しておらず、モデル事業に
よって整備されたもの以外の要素も考慮して管理してい
く必要がある。
5.結論
5-1 駅前商店街の整備を行う際の課題
大火という外発的要因は、防火建築帯の造成という影
響を商店街にもたらし、現在でも残存している。防火建
築帯の更新が進まない要因としては①建物の構造上の問
題②まちづくりに対する意識の格差が挙げられ、スカイ
ライン・建築ファサードの揃っていない景観となってい
る。
商店街近代化という内発的要因は、街路の大規模な整
備という影響を商店街にもたらした。モデル事業によっ
て整備されたものは比較的維持管理が行き届いていると
いえるが、整備されたもの以外の要素は管理体制が弱い
といえる。現状に即した維持管理・再整備が行われてい
ない。
5-2 今後の駅前商店街の整備のあり方
今後は地域の特色ごとに異なったアプローチが必要で
あるといえる。更新が進んでいる地域では立地優位性が
あることから、更新を進めていくことが望ましいが、そ
の際に 1 階共用部分の有無など、形状の統一化をはかる
必要がある。更新が進んでいない地域では、防火建築帯
という既存ストックを活かすことが望ましいといえ、フ
ァサードを覆う外装をコントロールする仕組みづくりが
必要とされる。地域の特色に合わせたソフト面でのルー
ルづくり(街づくり協定など)を行うのがふさわしく、
それに加えて建物の使用方法を店舗経営者に任せるので
はなく、建物オーナーが誘導するようにするなどの配慮
が必要とされる。
【補注】
表 3 モデル事業で整備されたもの一覧
[1] 商業規模、景観への取り組みを調べるため、所在地、乗降客数[3]、
駅周辺[4]の年間商品販売額、
駅周辺に立地する[5]大規模小売店舗の店舗
面積の合計、大型店舗[6]の数、駅前商店街の数、景観行政団体になっ
た年、景観計画を策定した年、駅前再開発の有無を整理した。
[2] 商店街とそれを運営している商店会はほぼ一致していると考えら
れるため、商店会の分布を柏駅周辺に存在する商店街とみなすことに
する。東口には他にスカイプラザテナント会、ファミリかしわなどの
商店会も存在しているが、建物単体のみを対象にしているので、商店
街とは違う性質であると考え本章では除いている。
[3]複数路線が走っている場合は、乗降客の重複を避けるため一路線の
乗降客数を参考とした。今回の調査では JR 線と西武池袋線(所沢駅の
み)を参考としている。
[4]駅を中心として 500m 圏内に存在し、2 分の 1 以上を含む町丁目を対
象に調査を行っている。
[5] 「全国大型小売店総覧」に記載されている「立地情報」の「最寄
駅」を参考とした。
[6] ここでは店舗面積 10000 ㎡以上の店舗を「大型店舗」とする。
【参考・引用文献】
1)小島淳・琴基正・山川仁・秋山哲男(1991)「大都市通勤鉄道にお
ける駅前広場景観の調査手法と景観評価に関する研究」第 26 回日本都
市計画学会都市計画論文集 pp427-432
2)貞広幸雄(1994)「鉄道駅が商業施設分布に与える影響の統計的分
析手法」第 29 回日本都市計画学会都市計画論文集 pp523-528
3)樋口忠彦・大丸英博・山崎健太(1995)「商店街における景観整備
に関する研究」日本建築学会技術報告集第 1 号 pp276-279
4)鷹巣志穂里(2010)「東京下町商店街における地域特性を活かした
街並み景観整備についての研究」理工学群社会工学類卒業論文
5)築根広明・北原理雄(2009)「全蓋式アーケードが駅前地区におい
て果たす役割に関する研究―千葉県柏市・柏二番街を中心事例として
―」千葉大学大学院自然科学研究科 人間環境デザイン科学専攻建築
デザイン学 修士論文
6)柏駅前通り商店街モデル商店街近代化実施計画報告書(1985)柏駅
前通り商店街振興組合
7)柏駅東口市街地再開発事業 事業史 新しい都市を求めて(1973)
柏市都市開発部
8)神津良子(2008)「目で見る柏の 100 年」郷土出版社
9)柏市史編さん委員会(1984)「歴史アルバムかしわ」
10)大坪景章(1973)
「駅前再開発―住民主体の都市づくり―柏市」大
成出版社
11)全国大型小売店総覧 2010 東洋経済
12)ゼンリン住宅地図(1959、2011)
13)柏駅前通り商店街振興組合議事録
14)立川市、町田市、柏市、千葉市、津田沼市、大宮区、所沢市、横
浜市 各自治体ホームページ
(1)舗装改良事業
歩道
車道
(2)街具装備
乗降客数 年間商品
(人)
販売額(万円)
立川
東京都立川市
157,517
34,727,900
町田
東京都町田市
109,077
3,010,242
柏
千葉県柏市
119,825
14,885,721
千葉
千葉県千葉市
105,777
17,465,873
津田沼 千葉県習志野市
101,247
6,671,854
大宮
埼玉県さいたま市大宮区 157,517
77,857,248
所沢
埼玉県所沢市
94,827 駅名
所在地
40 基
27 基
10 基
10 基
4基
2基
2基
1基
・ツリーサークル
・街路灯
・ベンチ
・灰皿つきくず入れ
・電話ボックス
・ゲート
・水飲み
・モニュメント(カリヨンの塔)
(3)街路樹
21 本
17 本
1本
1本
・クスノキ
・ハナミズキ
・キンモクセイ
・コブシ
(4)交通安全施設
1式
99 基
・デザインポール型交通信号機
・車止め
表 4 1992 年の維持管理状況
事業報告書
1992 年 3 月
4月
7月
8月
9月
10 月
12 月
1月
2月
表 1 首都圏郊外の基礎データ
歩道御影石バーナー仕上げ(稲田産)人工御影石
御影小舗石(塩山産)、磁気質タイル(横断歩道および
側溝)
・自転車・バイク放置禁止キャンペーン実施(Ⅱ)
放置禁止ステッカーの作成と配布
オートバイに関しては警察に撤去依頼
・半合成(アスファルト+コンクリート)舗装に決定(Ⅰ)
歩道側の白タイルラインと側溝のタイルは残す
・ゴミ箱(9 か所)撤去する
・クスノキ 5 本を新しいものと交換
・ツリーサークル 大 28 か所、小 13 か所 計 41 か所
新しいものと交換
・ゲート 2 基に HowdyMall の照明付きサイン完成
・全店のシェードの総点検と補修工事(Ⅰ)
・ベンチ 10 基塗装工事終了(Ⅰ)
・道路適正使用(歩道上の商品・看板禁止)の文書を全
店に配布(Ⅱ)
・シェードのテントをシルバーグレー色に統一して工期
を 2 月に決定
・樹木の剪定(柏市役所)
・街路灯改修工事とハウディモール・モニュメントの補
助金申請を行う
(総工事予算 500 万円)
・シェード工事完了
・放置自転車禁止用ガードテスト設置(ヨーカドー前、
2 台)
店舗面積
(㎡)
171,557
164,749
142,948
152,978
113,176
170,222
57,623
表 2 首都圏郊外の基礎データ
大型 駅前商店
駅前再開
駅名
景観行政団体 景観計画策定
店舗数 街の数
発の有無
立川
6
16 ○
町田
6
15 2009.8
2009.12
○
柏
6
17 2005.11
2007.11
○
千葉
5
5 政令指定都市 2010.12
○
津田沼
4
3×
大宮
5
9○
所沢
2
6 2010.12
2010.12
○
図 1 東京駅・新宿駅から 30km 圏付近の駅
図 3 柏駅前通り商店街の業種別店舗数(全 179 店舗)
図 2 柏駅周辺に存在する商店街
図 5 駅前通り商店街の沿道
図 6 駅前通り商店街の沿道(防火建築帯)
図 4 建築年度別現況図
図 10 更新された建物
図 11 落ち着いたデザイン
図 12 ファサードを覆う外装
駅前通り
本町通り
図 7 柏大火罹災区域図(参考文献 10 より引用)
図 8 防火建築帯(1961)
図 13 統一されたストリートファニチャー
図 14 シェードの使用度
図 9 防火建築帯(2011)