NPO法 人 日 本 レスキュー協 会 〒664- 0833 伊 丹 市 下 河 原 2-2-13 TEL:072- 770- 4900 FAX :072- 770 -4950 e-ma il: in fo@ jap an -res cu e .com ●セラピード ッグ派 遣 について セラピーの訪 問 先 は高 齢 者 施 設 だけに限 らず、児 童 福 祉 施 設 、知 的 障 害 者 、身 体 障 害 者 施 設 など ですが 、保 育 所 から 高 等 学 校 までの 学 校 にも 小 さな命 を大 切 にす る 気 持 ち を育 めるよ う、情 操 教 育 の 一 環 としてセラピードック の 派 遣 を行 っています 。 ●セラピード ック 日 本 レスキュー協 会 のセラピードッグとは、犬 との交 流 を通 じて、対 象 者 のQOL ( 生 活 の 質 、す なわ ち あ る 人 が ど れ だ け 人 間 ら しい 望 み 通 り の 生 活 を 送 る こ とが 出 来 ている か) を高 める 目 的 で養 成 されている 犬 たちのことです 。 派 遣 先 の 施 設 など での 衛 生 面 に 関 しては 、狂 犬 病 予 防 、予 防 接 種 は もちろんの こ と、セラピー前 日 にはシャンプーし、歯 磨 きや歯 石 とり、耳 や目 の掃 除 など全 身 の チェック を行 います 。 セラピードッグ1頭 に対 して1人 のトレーナーが付 き、事 故 を起 こさぬよう細 心 の注 意 をはらっ ていますが 、万 が 一 の 場 合 を考 え傷 害 保 険 にも 加 入 しております。 ●セラピード ッグ効 果 日 本 レスキュー協 会 のセラピードッグの活 動 は、心 のケアを目 的 としたふれあいだけ に 留 まら ず、個 別 でまた は グ ル ープ など で対 象 者 に あ っ たプ ログ ラム を組 み 、ア プ ロ ー チしていくもの です 。 目標 < 身 体 面 > リ ハ ビ リ テ ー シ ョン を 必 要 と さ れ る 方 や 筋 力 低 下 が 見 ら れ る 方 など に 、 セラピードッグ との 遊 び を楽 しみながら 意 識 を持 ち手 足 を動 かすこと。 <心 理 面 > 情 緒 の 安 定 や 、達 成 感 、充 実 感 を味 わい自 信 に つなげること。 <社 会 面 > 他 者 を意 識 し、発 語 や 会 話 の 増 加 などを目 標 に します 。 セラピードッグを介 在 することで、対 象 者 の意 識 が明 確 にな り、楽 しみながらプログラ ムに参 加 していただ ける 利 点 が 生 まれ ます 。 ドッ ク セ ラ ピ ー の 効 果 は 対 象 者 だ け で は なく 、 周 り に い る 施 設 の ス タッ フ や ご 家 族 に も 現 れます。普 段 意 思 表 示 の少 ない対 象 者 が満 面 の笑 みでセラピードックとふれあう 姿 を見 て周 り の 方 の 顔 もほころび 一 体 感 を感 じ、交 流 も 生 まれ ます。 また、高 齢 者 の 場 合 、 セラピ ー ドッ グ との 関 わ り の 中 では 、ほ とん ど の 対 象 者 が セラピ ー ドッ グ との プ ロ グ ラム に 集 中 し 、 ト イ レ に 立 ち 上 が る 方 や 失 禁 者 の 割 合 も 少 な く なる といっ た状 況 です。 さらに、通 常 のリハビリテーションなどでは「させられてい る」という意 識 から面 倒 がる 方 でも、セラピードッグと一 緒 なら、自 ら積 極 的 に活 動 に参 加 し、それが、残 存 機 能 の維 持 などに 役 立 つ の では ないか と考 えています。 このようにセラピードッグとの交 流 が、より効 果 的 な結 果 につながることを願 い、老 人 性 痴 呆 症 患 者 に 対 し効 果 検 証 を行 い、平 成 14 年 の 世 界 精 神 医 学 会 横 浜 大 会 など でも 発 表 を行 っています。 犬 や 猫 の ア レ ルギ ーにつ いて、イン ターネッ ト で調 べ てみ ました。 ~ 犬 や 猫 か ら 動 物 ア レル ギー に なる の ?~ さて、猫 や 犬 からア レル ギーになるの でしょ うか ? 「 ア レル ギー に なる ! 」 という医 者 も いれ ば 「 ア レ ルギ ーに なら ない! 」 という医 者 も いま す。 一 概 に は 言 え ない の が 現 状 です が 一 般 的 に 「 ア レ ル ギ ー の 原 因 に な る 」 と 信 じら れ て いるよ うです 。 その 考 えを打 ち 破 る 情 報 を見 つけました。 頭 から 動 物 を敵 視 せ ず、様 々 な視 点 から 判 断 してください。 ☆ 猫 の せ いで赤 ち ゃんが ア レ ルギー に なる ? もとも とアレ ルギー 体 質 でないのに 、猫 の せいでアレルギーに なる ことは ありません 。 逆 に 新 生 児 の う ち か ら 猫 が 身 近 に いた 子 供 の 方 が 、 猫 が 原 因 の ア レ ル ギ ー に なる こ とが 少 ないとも 言 わ れています 。 ア レ ル ギ ー とは 、生 体 に 進 入 した 異 物 を 攻 撃 す る 機 能 が 過 敏 に 働 きす ぎて 体 に 影 響 を与 えるこ とをいいます 。 人 間 の 子 供 の 場 合 は 、このメカ ニズム を確 立 す るまでには 、生 まれ てか らしばら くかか ります。では、免 疫 がないから危 険 だと思 うでしょうが、それ以 前 に新 生 児 の体 は異 物 を認 識 するこ とが まだ できません 。 猫 の抗 原 が生 まれたときからあれば、異 物 として認 識 されず、逆 にアレルギーになり にくいというわ けです 。( 「 Hrll o Ny anko !! 」より ) ☆ 猫 が ア レル ゲン となるこ とは さほ ど 多 く ない ( 東 京 都 獣 医 医 師 会 ・ 編 著 『 猫 と暮 らす 本 』よ り) 『 喘 息 や 、アレ ルギー 性 皮 膚 炎 の 子 供 を持 つ 母 親 から 、猫 や 犬 を飼 っ てはいけないと いわ れ た か ら こ の 猫 ( 犬 ) を 処 分 し た い 、 とい っ た 相 談 を 受 け る こ とが あ り ます 。 ア レ ル ゲン は 動 物 を飼 育 して いる とそ の 動 物 に 原 因 あり とされや す いの です が 、動 物 の 毛 や フケがアレルゲ ンとなる ことは さほど 多 いことではありません 。 アレルゲ ンとなり うる もの には 、食 物 はも ちろん 、ハウスダスト ・カビ ・ダニ・ 花 粉 、あ るい は 工 場 煤 煙 や 紫 外 線 に 至 る まで 生 活 環 境 内 に あ る す べ て といっ てよ いほ ど の も の が あります 。 その 一 部 犬 や 猫 のフケ が含 まれる のです 。 確 かに 犬 や 猫 を抱 く と、目 がか ゆく なっ て涙 が でたり 鼻 水 が でる とか 、喘 息 のや アレル ギー性 皮 膚 炎 の子 供 が動 物 を飼 育 することによって精 神 的 な安 定 や充 実 感 を得 て 発 作 の 防 止 に つながる ことも 見 逃 せません。 子 供 が 発 育 し て い く と き の 、 安 定 し た 精 神 的 な 環 境 づ く り の た めに 、 動 物 の い る 生 活 環 境 につ いても 考 えてみてはど うでしょうか。』 ア レ ル ギ ー の 症 状 は 個 人 差 が 激 しいの で 、ア レ ル ギ ー をお持 ち の 方 は 犬 ・ 猫 を 触 ら な いのが 賢 明 です。 散 歩 などに出 た際 、毛 に付 着 する花 粉 なども重 なってアレルギー反 応 を起 こす場 合 もある の で、散 歩 から 帰 る と喚 起 をよ く し、ブ ラッ シン グなど を行 い付 着 した花 粉 など を 振 り 払 いましょ う。
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