第1回(仮称)市民わくわくふれあいセンター整備推進委員会会議録 ・日 時 平成27年11月17日(火) 午後3時00分~午後4時30分 ・場 所 防災中央コミュニティセンター2F中会議室 ・出席者 美濃商工会議所代表、美濃市連合自治会代表、美濃市社会福祉協議会代表、 美濃市シニアクラブ代表、美濃観光協会代表、美濃医師クラブ代表、 美濃市連合PTA代表、美濃市保育会代表 ・美濃市 市長、総務部長・総合政策課長・総合政策課課長補佐・ 市民わくわくふれあいセンター推進室長 ○市長あいさつ ○整備推進委員委嘱 ○整備推進委員会の委員長選任 (美濃商工会議所代表) ○協議内容 委員長:これまでの経緯として (仮称)市民わくわくふれあいセンターを考える会提言書(平成 26 年 11 月)の説明、報告をお願いします。 事務局:(提言書を説明、報告) 委員長:提言書について質問等ありますか。 A 委員:インターネット上の情報では、市民わくわくふれあいセンターの建設場所は美濃病院跡地とさ れているようだが、決定しているのですか。 事務局:考える会で、候補地を検討していただきましたが、決定には至りませんでした。この委員会で 建設場所決定の方向性を出していただきたいと考えています。 委員長:では資料 3 の「市民わくわくふれあいセンター立地適地選定」について説明してください。 事務局:(資料 3 を説明) A 委員:この資料は「美濃町」の町民の視点で考えられ、美濃市の市民全体の視点で、捉えられていな いように思う。美濃市民が使える施設がよいと思う。 委員長: 「考える会」に出席して議論の経緯、内容を御存知な方と、本日初めての方もいらっしゃいます ので、事務局で資料 4 についても全部説明を受けてから、議論を始めましょう。 事務局:(資料4建物の案を説明) 委員長:先ほど市長が平成 29 年度までに公共施設をまとめれば、補助金が出ると言われた、またその条 件としては現状より縮小しなければ補助金を受けられないということですが、延床面積 3,000 ㎡ というのは補助金が受けられる条件に合致していますか。 事務局:保健センター、老人センター、児童センター、福祉会館の 4 つの施設の統合という現段階では、 大ホール、ラウンジなどの分の面積が増加しています。 グリーンプラザなどの施設の統廃合の検 討も同時進行で検討し、面積条件についても検討しています。 委員長:建設費について説明してください。 事務局:平屋建て、2 階建てで約 9 億円、4 階建てで約 12 億円を想定しています。備品等を合わせた総 事業費としては建設費の 1.5 倍から 2 倍を想定しています。 委員長:それでは今の事務局の提案、説明に対して各委員御一人ずつご意見をお願いいたします。 B 委員: 「考える会の提言」を尊重して検討していくということです。その中で財政の健全化比率もどう クリアしていくかという問題もあるが、通常の施設のように投資した金額に見合う効果という観 点よりも市民のための市民が使いやすい施設を検討すれば良いと考える。 現在及び将来にわたって必要なことは、業務をこなし、企画を練るなどの事務スペースは必要 なので面積をケチらないようにしてほしい。プライバシーを守れる高齢者などとの相談業務のス ペースの確保も必要です。建設場所について提言書では市街地の活性化を図っていく、地域の顔 (ローカルフロント)を作っていくということで今の市街地内に施設をつくることは重要です。 美濃病院があった土地で、保健センターも今の場所に近い場所で建替え、統合する、そして周辺 の土地も利用できる「美濃病院跡地周辺地区」に建設することがよいと考えます。 A 委員が言われたとおり、美濃町のためだけではなく美濃市全体を考えることは必要です。市 街地の身近なところに施設があり、充実した公共交通により周辺地域から市街地にアクセスでき るというコンパクトシティの考え方でやろうとすると美濃市では周辺地域とまちなかのアクセス を良くすることが重要です。 A 委員:平成30年までに建設してほしい。交付税の範囲内で建ててほしい。また、ここに統合した後 の旧施設は壊すのか、他のものに有効活用するのかをこの委員会で結論を出さなければならない と考えます。駐車場300台を確保する場所を慎重に選んで欲しい。市民のためのふれあいセン ターにして欲しいです。 委員長:駐車場の確保についてはどうですか。 事務局:この施設をつくると観光客も利用することを想定して300台の確保を考えています。用地買 収をすると駐車場用地の確保は出来ます。 委員長:次回までに駐車場の確保についての検討結果を提案してください。 C 委員:観光バスが3、4台/日入ってきますが、観光客は変なところに停められ、降ろされ歩かされる 印象を持っているようです。 市民わくわくセンターが美濃市の顔、観光客としては美濃市の玄関となるものです。そして美 濃市をPRするしかも映像に訴えるようなもの、美濃市の四季を見てもらえるものになると観光 客と市民双方にとって良い憩いの広場となるとよい。 駐車場はあかりアートなどのイベントの時には多い方がよいと思います。建設場所は美濃市全 体からアクセスしやすい旧美濃病院跡地がベストだと思います。 D 委員:美濃市街地内の旧美濃病院跡地は一番通いやすい場所と思います。しかし、実際バス等で通お うとすると今は大変不便です。工夫して通いやすいようになれば旧美濃病院跡地はわくわくセン ター建設場所としては良いと思います。 現在、3園が子育て支援センターを併設しています。子育て支援棟がない保育園等も子育て支 援に協力しています。このような状況も視野に入れて児童センターの検討をしていただくとよい と思います。 老人福祉センターは、かなり古いので、老朽化していると想像します。新しく、明るいところに 出てくるということはいいことだと感じました。 E 委員:児童センターに行ったことがない児童が多いようです。遊具も老朽化しており、駐車場もあり ません。わくわくふれあいセンターの中に児童センターができるともっと多くの児童が遊んでく れるようになるといいなと思います。 わくわくふれあいセンターの中で、高齢者と児童の交流が図れるとよいと思いました。 大ホールについてですが、文化会館にもホールがあって、そちらが利用されなくなるのではと いう心配があります。 また、高齢者、児童が主ですが、20代、30代、40代も利用できる施設になるといいなと 思いました。 F 委員:現在、保健センターは市役所から離れて孤立したようなことになっています。また、現在、美濃 病院では介護保険関連の施設を併設する工事が進んでいます。これらの施設とわくわくふれあい センターの保健センター、老人福祉センターとがうまく連携できるかが課題です。 考える会では温泉について希望が出ていますが、どうですか。 事務局:温泉を掘るにはかなりお金がかかるので、実際のところ難しいということでした。 G 委員:議会の質疑では美濃病院の跡地を有効利用することを前提のような議論がされていたので、わ くわくセンターをあそこに作るのだと思っていましたが、よくよく聞いてみますとそうでもない ということでした。考える会では場所は検討委員会に任せて、欲しいものだけを要望しようとい うことで検討しました。 本日の説明において考える会の要望がかなり取り入れられていると思いました。 ひとつ引っ掛かったのは防災拠点としての位置付けが盛り込まれているか否かです。もう一つ は、図書館についても合わせて検討していただきたいと思います。 (図書館は今の位置が環境とし てはいいと言われています。) 委員長:市民わくわくふれあいセンターをつくることは賛同いただけますか。 委員一同: (異議なし) 委員長:ではどこに作るかについてですが、旧美濃病院跡地が建設地として良い、という意見が出まし たがどうでしょうか。 A 委員:C 委員が言われる美濃市の顔ということならばあそこに祭り会館を作って美濃市をPRする方 法もあります。 美濃病院跡地は今のまま、駐車場で利用するのがいいのではないかと思います。 委員長:A 委員から旧美濃病院跡地は今のまま駐車場で残す案が出ましたが、どこが適地と考えられて いますか。 A 委員:思った所はありますが、私の口からは言いません。旧美濃病院跡地以外ということです。 D 委員:わくわくふれあいセンターができるとバスは回れなくなるのですか。 事務局:駐車場不足を心配されていて、旧美濃病院跡地を駐車場だけにするというのはいかがでしょう か。休日は観光バスで満車になりますが、平日は数台しか停まっていません。 委員長:建物を建てて今の駐車場を含めて、合計300台の駐車台数を確保するということですね。 まず適地についての各委員のご意見を言ってください。 B 委員:観光バスは観光客を降ろして戻ってくるまで停車するのではなく次の場所に移動する方式にす るべきです。旧美濃病院跡地でそのようなことは出来ると思います。地域の顔をしっかり造って そことうまくアクセス出来るようにして住民の利便性を上げて、美濃市全体が活性化するような ところを作っていくことが必要です。特に早くやらなければならないのは、生活に直結した保健 センター、老人福祉センター、児童センターを一つにまとめて作ることです。 旧美濃病院跡地が適地と考えます。他のところに約1haの土地を確保できるところはありま せん。 委員長:C 委員は旧美濃病院跡地がよいということですね。D 委員はどうですか。 D 委員:バスも停められるということを聞きましたし,まちの中心に人が集まることから旧美濃病院跡 地が一番よいと思います。 E 委員:私は旧美濃病院跡地がよいと思います。 F 委員:私も旧美濃病院跡地がよいと思います。 G 委員:旧美濃病院跡地の公共用地を活用して建設すればよいと考えます。一つ質問ですが、この建物 は0.9haとしているが建物と駐車場を合わせて、どこに想定しているのですか。 事務局:観光ふれあい広場とその東側、一段高い敷地さらに東側低い土地を合わせての範囲です。 その敷地の中には、倉庫・トイレ・斜面など駐車場として利用できない部分もありますので、使 える面積として0.9haを確保するには土地を買い増しすることを想定しています。 委員長:皆さんの御意見で、とりあえず旧美濃病院跡地を適地とすることをこの委員会の結論として出 したいと思います。それでよろしいですか。 各委員:(異議なし) 委員長:建物について、1階建て、2階建て、4階建ての3案が出ていますが、旧美濃病院跡地の適地 で考えるとどれが一番良いかについて各委員の意見を伺います。 G 委員:平屋がいいが、駐車場のことを考えると2階建てがよいと思います。 F 委員:駐車場のことを考えると2階建てがよいと思います。 E 委員:2階建てがよいと思います。 D 委員:2階建てがよいと思います。木々に囲まれた美濃市なので美濃市らしい外観となる建物を望み ます。 C 委員:木造建築にしたら高くつきますか。郡上市の「古今伝授の里」の建物のような木造風の建物が いいと思う。予算の範囲内で出来ればいいです。2階建てでいいです。 事務局: 道の駅「にわか茶屋」の時は木造で大規模であることもあって、苦労しました。 A 委員:エレベーターがついていれば2階建てでいいです。 B 委員:2階建てがよいと思います。1階建ての方がたくさんの面積を確保できるようになっている。 例えば老人福祉センターの和室がありますが、立って使える部屋も必要だ。風呂は一般客利用を 考えるなら単なる銭湯ではなく、内部にジムや憩いのスペースなどを備えるなどストーリーが生 きるものにする必要があると思います。 風呂は維持・管理経費が掛かるので住民が望む住民のための使いやすい風呂は良いがそうでな いものは良くないと思います。 E 委員:我々世代のお母さん方の間で周辺市町にある『スーパー銭湯』が美濃市にあるとよいという話 があります。 委員長:維持・管理費を考えたら足湯程度にするのはどうですか。せっかく作るなら省エネルギーとい うことも考えたらどうか。例えば暖房にしても維持費を切り詰めることを考えて地熱を利用する とか考えないといけない。ということで、わくわくふれあいセンターを旧美濃病院跡地に2階建 てで造るということでよろしいでしょうか。 各委員:(異議なし) B 委員:2階建てで良いといったが、意匠をもっとよくなるように検討してください。 事務局:本日の案は階数の比較案の段階で、階数が決まって、これからしっかり検討します。 委員長:作ることは決まりましたが、この委員会に求める事務局の要請は何がありますか。 事務局:諸条件、諸要求がある中でこれらをまとめて事務局で案を作成しますので宜しく、御協議お願 いいたします。 さきほど市長からありましたが、国の老朽化対策推進という新しい事業によって進める予定で す。延床面積3,000㎡ですが、現状の施設面積に比べて面積が縮小する状況にはなっていな いので、補助金を受けることが出来ません。 そのため、使わない施設を除却しますので、シルバー人材センター、中濃森林組合の入ってい るグリーンプラザ小倉山などの諸室を加えることで面積要件を満たす検討を行います。 財政的な面も検討して、どの程度の面積、内容となるか検討、提案し御協議いただきます。 必要なものとして、事務所スペースを確保するようにという要請などを検討しつつ、老朽化し た施設を集約して、あくまで面積を減らすことが条件です。 これらの諸条件を検討し提案をまとめます。 委員長:では次回、召集がありましたら宜しくお願い致します。本日の委員会はこれで散会いたします。 ありがとうございました。
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