健康保険諫早総合病院 組織図

ISAHAYA
6oth
HEALTH INSURANCE HOSPITAL
Anniversary
地域医療支援病院
健康保険諫早総合病院
創立60周年記念誌
基本理念・基本方針・患者さまの権利と責任
基本理念
生命の尊重と安全の確保
基本方針
患者さまを中心とした医療を目指します。
診療に対して説明と同意を得ることに努めます。
親切で優しい、やすらぎのある病院づくりを進めます。
地域に密着した医療を目指します。
より良い医療が行われるよう、自己研鑽に努めます。
患者さまの権利と責任
診療内容について、正確でわかりやすい説明を受ける権利があります。
納得できる説明を受けたのち、自分の意志で検査・治療に同意し、あるいは拒否するこ
ともできます。
診断・治療について、他の医師の意見を求めることができます。
(セカンドオピニオン)
個人情報は保護されます。
より良い医療を受けられるよう、積極的に医療に参加する責任があります。
地域医療支援病院
健康保険諫早総合病院
創立60周年記念誌
目 次
60周年記念誌によせて…………………………●
ここ10年のあゆみ………………………………●
病院概況…………………………………………●
統計資料…………………………………………●
医療機能の充実…………………………………●
各部署紹介………………………………………●
睦会活動紹介……………………………………●
日本社会保険医学会総会………………………●
在職者名簿・退職者名簿………………………●
編集後記…………………………………………●
地域医療支援病院
健康保険諫早総合病院
創立60周年記念誌
Isahaya Health Insurance General Hospital
60th Anniversary
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
創立60周年記念誌の発刊にあたって
健康保険諫早総合病院
病院長 君野 孝二
創立60周年記念誌を発刊するにあたり、これまで病院発展にご尽力頂いた先輩
諸氏、職員の方々、医師派遣を頂いています長崎大学の各医局、地元医師会の先
生方、諫早市行政、各位に対し多大なご支援への感謝と敬意を申し上げます。ま
たこれまで育んで頂きました伊藤理事長をはじめ全社連ならびに地域住民の皆様
にも深く感謝致します。
平成15年に創立50周年記念を開催して10年が経過致しました。1953年に始まり
60年、この諫早の郷土で育まれ現在に至っております。創立60周年を機会にこの
10年間の病院の歩みを振り返ってみたいと思います。
平成16年6月より、急性期病院に導入された1疾患1日当たりの包括医療DPC
(Diagnosis Procedure Combination)対象病院になりました。内田哲哉院長時、
平成10年11月より全国10病院(8国立病院と2社会保険病院)で始まった、一疾患
当たりの包括医療DRG/PPS(Diagnosis related Group Prospective Payment
System)の試行的導入病院となり政策医療の一つである包括医療に参加する機
会を得ていましたので、円滑にDPCに取り組むことが出来ました。
平成18年11月1日電子カルテ稼働(飛永晃二院長時)。村谷良昭電子カルテ委員
長を先頭に職員一丸となり導入を行いました。画像部門までの完全電子化で、紙
カルテやX線フィルムは外来・病棟から姿を消し、過去のものとなりました。電子
カルテ導入により、地域の医療機関にインターネットを介して、患者さんが了承
すれば診療情報を閲覧可能としたIT連携・Highネット(Health Insurance General
Hospital)の運用も開始しました。
平成18年11月15日より諫早市及び諫早医師会の協力で院内に「諫早市こども準
夜診療センター」を設置。諫早医師会の診療所小児科医と地域の勤務小児科医で
準夜帯において、年間4000人を超える小児診療を担って頂いています。小児科医
にとって多大なサポート体制を諌早市、諫早医師会に構築して頂きました。
平成20年11月より地域医療支援病院に認定されました。地域の病院、診療所な
どの後方支援を行い、紹介患者に対する医療提供、救急医療の提供、医療機器な
どの共同利用、地域の医療従事者に対する研修の実施などを目的する施設として
認定を受けました。
この10年間でもっとも飛躍したのは北病棟に変わる新病棟A棟を中心とした施
設整備でした。隣接していたヘルシーパル諫早は社会保険庁の所有から独立行政
法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)に移行しておりました。競売の
結果、平成20年3月31日購入。これを皮切りに施設整備を開始しました。ヘル
シーパルを西棟と名称変更、平成21年7月15日からコンビニ・レストランなど
西棟の改築、新たな部門として放射線治療棟を新設、従来のレストランは10床
の外来化学療法室に、従来の化学療法室を外来処置室に改築しました。次いで
平成23年3月28日より耐震診断で耐震機能未満と診断された北病棟について、
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
耐震化工事として新病棟(A棟)の建設が始まりました。新病棟は1階に救急部
門と放射線診断部門、2階に内視鏡センターと心臓カテーテル・CTアンギオ室
などの放射線造影部門、3階に手術室7室と8床のICU、4階より上が病棟や会
議室で、病棟は41床中18床を個室としています。屋上には災害拠点病院として
のヘリポートも備えることが出来ました。A棟竣工の後、北病棟解体と放射線治
療室増設、栄養課・給食部門の移転及びIH化、患者図書室(おあしす)新設な
どが行われ、平成25年3月29日に全ての工事が終了しました。その間、内科外
来、外科・整形外科外来、泌尿器科・麻酔科・産婦人科・歯科口腔外科外来、
院内託児所(ひまわり)などの移転・新設も併せて行いました。
一連の施設整備で耐震化だけでなく、機能的にも格段に向上することが出来ま
した。また諫早市には新棟建設に合わせ、病院前市道の交通渋滞の緩和や通院患
者さんの安全確保のために市道の拡幅工事・歩道の新設を行って頂きました。長
年の道路問題が解決され、まったく違った景観となりました。
施設整備で放射線治療を開始したことに伴って、平成23年1月長崎県がん診療
連携推進病院に認定、がん拠点病院と同様の機能が義務付けられました。多くの
悪性腫瘍患者さんの診療を担う病院として、ハード面だけでなくソフト面でも体
制整備を進めて行くことになります。
平成17年4月より臨床研修病院になり、初年度は3名の管理型研修医を受け入
れました。以後、少しずつ充実し、昨年度は15名、今年度は14名の研修医が長郷
国彦副院長を中心とした指導体制の下、管理型・協力型で研修医研修を受けてい
ます。
学会開催としては平成21年11月12・13日「第47回日本社会保険医学会総会」、
平成24年10月12・13日「日本医療マネジメント学会第11回九州・山口連合大
会」などの学術集会を担当し、開催病院として多くの職員が参加することがで
きました。
私たちの社会保険病院は平成26年4月1日より厚生年金病院、船員保険病院と
共に独立行政法人・地域医療機能推進機構に移行します。名称も全国社会保険協
会連合会「健康保険
諫早総合病院」から独立行政法人「地域医療機能推進機構
諫早総合病院」に変更となります。非公務員型の独立行政法人ですが、公設公営
に生まれ変わります。
時代の流れの中、多くの変化があった10年であったと思います。
この度、60周年を迎えていますが、60年は人で言うと還暦に当たります。私た
ちの諫早総合病院は一連の施設整備も終わり、これから新たな歴史を刻んで行く
ことになります。次の10年、独立行政法人化への組織移行、人口減少と超高齢化
が進む中での医療提供ということで、新たな課題が時間の経過とともに生まれて
くるものと考えます。これからも地域の皆様により良い医療を提供出来るように
職員一同努力する所存で御座いますので、今後ともご指導のほど、宜しくお願
い致します。
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
発刊によせて
祝 辞
社団法人全国社会保険協会連合会
理事長 伊藤 雅治
健康保険諫早総合病院60周年おめでとうございます。君野病院長をはじめ職員の
皆様、並びに今日の基礎を築かれました先輩各位のご努力に対し、深甚なる敬意を
表し、心からお祝い申し上げます。
昭和26年に結核予防法が改正され、国の施策として結核患者に適正な医療を提供
するための結核療養所として、当病院の前身である社会保険喜々津病院が昭和28年
3月に発足しました。昭和33年9月に全国の健康保険病院の経営統合に伴い、私ども
社団法人全国社会保険協会連合会が経営をお引き受けすることとなりましたが、そ
の後、諫早大水害を契機とし、諫早市の誘致等により、昭和36年6月には喜々津病院
を分院として同市に新しく健康保険諫早病院が開設されました。この移転にあたって
は、第3代病院長 山崎善陽先生の並々ならぬ情熱とご尽力があったことは諫早病院
史のみならず、全社連の病院経営受託の歴史に深く刻まれているものであります。
開設当初は病床数88床の病院でありましたが、その後、施設の整備及び機能の拡
充が図られ、今日では、病床数323床、標榜診療科18科からなる急性期総合病院に
発展しました。併せて、地域災害拠点病院、地域医療支援病院、地域脳卒中セン
ター、長崎県指定がん診療連携推進病院の指定などを受け、現在では長崎県の医療
連携体制の構築に大きな役割を果たしております。
また、地域の医療機関で情報が共有できる長崎地域医療連携ネットワークシステ
ム「あじさいネット」への参画や、患者と医療者による協同の医療を推進するため
に医療情報を提供する図書室「おあしす」の設置など県の基幹病院として、地域医
療の質の向上に大きく貢献し、高い評価を得ております。
平成24年6月の新棟の完成により、救急・災害時に対応するICUの増床、ドク
ターヘリ用のヘリポート設置、救急外来の充実による救急搬送受入れ体制の強化を
行い、今後、地域医療の拠点として、また総合診療医の養成も含め病院機能の一層
の充実が期待されているところであります。
今日、貴院が地域医療の担い手として着実に発展を遂げ、地域住民の皆様のゆる
ぎない信頼を集める医療機関となられましたのも、ひとえに歴代の病院長をはじめ、
職員の皆様が一致団結して質の高い医療の提供、患者サービスの徹底に努められる
とともに、病院の安定的運営を図るため経営の効率化に努力されてきた賜物であり
ます。
平成26年4月からは、独立行政法人地域医療機能推進機構病院として、新組織の
下で地域医療のモデルあるいは地域医療連携のキーステーションとなる病院を目指
し、新たな役割を担っていくことが期待されています。貴院はこの新たな時代への
節目となる時期に創立60周年を迎えたことになります。
今後も関係機関等との密接な連携を図りながら地域の皆様から信頼され、選ばれ
る病院として、さらなる発展をされますよう祈念いたしまして、開院60周年のお祝
いの言葉といたします。
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
創立60周年を祝して
諫早市長 宮本 明雄
健康保険諫早総合病院創立60周年を心からお喜び申し上げます。
貴病院は、昭和28年に旧西彼杵郡喜々津村(現諫早市多良見町化屋)に「社会
保険喜々津病院」として開院され、昭和36年に現在地に移転されました。その後
名称の変更や施設の拡充増床が行われ、現在では、病床数323床を数える県下有
数の中核的総合病院として60周年を迎えられましたことは誠に喜ばしいことで
ございます。
この間、さまざまな社会変動がある中で県央地域を代表する医療の担い手とし
て着実に発展され、諫早地域の頼れる病院として、その地位を確立されたことは、
歴代院長をはじめ、多くの職員各位の御尽力の賜と深く敬意を表す次第です。
また、平成21年7月から始まった施設整備も本年3月には終了し、内視鏡セン
ターと心臓カテーテル・CTアンギオ室などを備えた放射線造影部門や、ヘリ
ポートを備えた新病棟の完成、歯科口腔外科の開設、患者図書室の開所など、
より市民に密着した近代的な総合病院としての設備が整いました。模範的な保険
診療はもとより、重症患者の医療を確保する第二次救急体制の柱として、また疾
病予防対策として、健康管理事業への取組や患者の視点を尊重した医療体制の
構築を目指すなど、今日の健康志向や患者のニーズに積極的に対応し、幅広く
活動されておられます。
平成18年11月からは、当病院内に「諫早市こども準夜診療センター」を開設し
ていただき、地元医師会と共に、365日体制で準夜間の小児救急体制の確保に一
方ならぬご尽力を賜わっており、地域住民の育児面における安心と子育てへの支
援に対しまして、衷心より厚く御礼申し上げます。
全国的に少子高齢化が進むなかで、食生活の変化やライフスタイルの多様化な
どに伴い、がん、心臓病、脳血管疾患などの生活習慣病が増加してきており、そ
の予防のための環境整備を図ることが緊急の課題となっています。諫早市といた
しましても「健康寿命の延伸」を目指し、生活習慣病の発症予防と重症化予防に
重点を置いた健康づくり運動に取り組んでいるところです。
そのような中、医療を通して住みやすい地域社会づくりへと大きく貢献してこ
られました諫早総合病院の果たす役割も、今後さらに大きくなると思われますが、
その期待に必ずや応えてくださるものと確信しております。
創立60周年は、人にたとえますと還暦にあたります。来年度からは、各種保険
病院が一つになり、新たな独立行政法人へ移行することに伴い、「健康保険諫早
総合病院」の名称が「地域医療機能推進機構 諫早総合病院」に変更になると聞
き及んでおります。まさに、60年に亘る輝かしい歴史と伝統を礎に、新たな一歩
を踏み出される貴病院のますますの御発展と御活躍を祈念いたしまして、御祝い
のことばといたします。
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
発刊によせて
祝 辞
一般社団法人諫早医師会
会 長 佐藤 光治
この度、健康保険諫早総合病院は創立60周年を迎えられ、諫早医師会を代表してお祝い
の言葉を申し上げます。
健康保険諫早総合病院は昭和28年3月、
当時の西彼杵郡多良見町に「社会保険喜々津病
院」
として発足され、
県下屈指の結核療養所として県内の結核対策に大きく貢献してこられま
した。
その後、
結核をはじめ感染症の減少と成人病の増加等国民の疾病構造の変化に伴う国
の医療政策の変換と、
諫早市の誘致により、
昭和36年に現在の地
(大村海軍病院の諫早分院
跡地)
に病床数88床をもって「健康保険諫早病院」
として新たに設立されたと聞いております。
昭和47年には「健康保険諫早総合病院」と改称し、それ以来、諫早市の市民病院的な存
在として地域の人たちに信頼されており、現在では病床数323床、18診療科を持つ総合病院
として県央、県南の中核的な役割を担っていただいております。
私ども諫早医師会会員は臨床、救急、検査、学術、の各方面にわたり健康保険諫早総合
病院の恩恵を受けてきており、心より深く感謝申し上げます。
また、諫早医師会立県央看護学校の実習病院として、社会に貢献できる看護実践者の育
成にもご貢献いただいております。病院業務で多忙にもかかわらず、院長先生以下各診療
科の先生、看護師さん等スタッフの方々の温かいご指導により、資格試験合格率は100%を
維持しており、看護師国家試験も県下のトップレベルの合格率を維持しています。これも一
重にご指導に負うところが大きいものがあり、感謝とお礼を申し上げます。
私が医師会の仕事をするようになった頃より医師不足、医師の偏在、診療科の偏在、そし
て救急体制の問題が全国的な問題となりました。
もちろん現在も解消されたわけではありま
せん。
そのような時、健康保険諫早総合病院内に諫早市、諫早医師会、健保諫早総合病院、三
者の協力の下、平成18年11月より開設した諫早こども準夜診療センターは、今や全国的にも
諫早方式として注目されており、県央地区のみならず県内その他の地域にとりましても、子供
の救急に大きく貢献しております。
健康保険諫早総合病院は地域支援病院、救急輪番病院として諫早医師会員、市民から
信頼を寄せられています。本年3月には新棟の落成と汎用放射線治療室の完成に合わせて、
あじさいネットにも情報提供病院として加入されております。がん拠点病院としても諫早地区
の医療に大きく貢献されることとをご期待申し上げますとともに、諫早医師会員との病診連携
が密になり、地域住民の医療の向上に共に貢献できるものと期待しています。
健康保険諫早総合病院は、平成26年4月1日より厚生年金病院、船員保険病院と一つに
なり、新たな独立行政法人である独立行政法人・地域医療機能推進機構に移行し、名称も
「健康保険・諫早総合病院」から独立行政法人「地域医療機能推進機構
諫早総合病院」
に変更になり、
「非公務員型の公設公営に生まれ変わる。」とお伺いしています。これを契機
に、
より以上に、市民から信頼される総合病院としての役割を担っていただきたいと存じます。
終わりに健康保険諫早総合病院の益々の御発展と職員の皆様の御健勝を祈念いたしま
して、お祝いのことばといたします。
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
発刊によせて
健康保険諫早総合病院
副院長 長郷 国彦
病院60周年を管理部門のメンバーの一人として迎えることができてたいへん幸
せに感じています。私は2012年6月より、君野院長を補佐する二人目の副院長に
就任しました。この役目を頂いて初めて、これまで一人副院長として活躍されて
きた村谷先生の御苦労がよくわかりました。まだ就任して1年ですが、診療科の
ことだけでなく、病院全体を見渡して、各部門の意見を聴きながら、病院の将来
を考えて行動するということがいかに大変なことかを学ぶことができたことは
医師としての成長に役立ったと思います。
医局長時代から医局の運営に関わり、医師の待遇を改善し、働きやすさを向上
することを目指してきました。また、外科系病棟、放射線科、手術場、内視鏡・
血管造影室、救急診療室の新棟への移転に関わってきましたが、昨年、無事その
落成が終了するとともに、ICU拡充、ER体制構築、救急研修体制の整備など多
くの事案も各部署の方々の協力のおかげで、60周年を迎える年に成し遂げられま
した。振り返ると、私の赴任した18年前と比べて、現在は救急患者に対してよ
り充実した診療体制ができています。Basic Life Supportの浸透も寄与している
とは思いますが、心肺停止者の心拍再開率、元気で生存される率が向上してお
り、院内発症の急変患者さんにも、すぐに対応できる体制ができたことは特に
喜ばしいことで、若手医師や病棟看護師だけでなく、他の部署でも多くの方が
心肺停止に対応できるスキルを身につけられていることは病院のチーム力とし
て素晴らしいと思います。
また急診部門では、平日昼間、ほとんど患者の受け入れを断らず、この地域の
医療向上に貢献しています。救急に関わる職員は多忙で苦労も多いこととは思い
ますが、こうした病院と職員の取り組みが、諫早をはじめとする医師会や、救急
隊、行政、患者さん方に高く評価されていることは、病院で働く者としてたいへ
ん誇らしく思っています。次の10年で当院がこの諫早の地にさらに根付いて、
日本で一番ではなく、この地域で一番の信頼を得る病院として発展することを
願っています。
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
発刊によせて
発刊によせて
健康保険諫早総合病院
副院長 山口 広之
平成25年 諫早総合病院は創立60周年を迎えました。
我々の諸先輩方がたゆまぬ努力によってこの地域の医療を支え続けて来られた結
果、今日に至ったものと深く敬意と感謝の念を表したいと思います。
私自身は当院に勤務してまる9年が経過しました。私はもっぱら消化器外科医と
して外来、入院診療に明け暮れる日々でしたが、このわずか10年足らずの医療界の
変化は目を見張るものがあったと思います。日本国内で起きたことと同じことがこ
の諫早総合病院でもリアルタイムに進行して行った感があります。
外科手術件数は年々増え続け、年間約400例から約600例まで1.5倍に増えました。
救急車搬入件数は1170件年から1941件年に増えていましたし、外科の緊急手術件数
も65件年から114件年に増加していました。
振り返れば10年前の2003年は小泉改革が最高潮に達した時期でしたが、当時よく
耳にしたのは構造改革、規制緩和、中央から地方へ 官から民へ、郵政民営化、年
金制度改革・社会保険庁解体、医療制度改革といった言葉でした。医療界は厳しい
環境にさらされ、医療崩壊という文字がメディアにあふれて行きました。
そんな中で当院も多くの難しい問題を目の前にしましたが、スタッフ一同よく団
結を崩さず辛抱し継続、発展の道を切り拓いて来たように思えます。地域支援病院
として近隣の診療所との連携を深める一方で、専門医や卒後新人の臨床研修施設と
して環境を整備し、また病院評価機構の審査もクリアして来ました。平成22年9月
には、院内に「がん治療センター」を開設し、平成23年1月からは長崎県のがん診
療連携推進病院の指定も受けました。
この10年、医療の現場で目立った用語といいますと、DPC(包括支払制度)、電
子カルテ、病診連携、新臨床研修制度、ジェネリック、後期高齢者、救急難民・が
ん難民、緩和ケア・在宅医療などが浮かび上がって来ます。こういった言葉ととも
にこの10年を振り返ってみますと、当院や当院のスタッフたちが成しえてきた苦労
と成果がしみじみと実感されます。まだまだ不十分なところもありますが、「それな
りによく頑張って来たんじゃないか」とまんざら言えなくもなさそうです。
さて、次の10年間はどうなるでしょう。構造改革を経たあとの全社連は平成26年
度から独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)に引き継がれます。当院も
JCHO諫早総合病院と名を変えます。名前が変わっても当院が地域から求められる
医療に変わりはないでしょうし、これからの時代に即してより質の高いものを提供
して行くしかないと思われます。昨年、九州新幹線長崎ルートの着工認可が決定し
ました。2022年度の完成を目指すそうです。10年後の2023年はどうなっているで
しょう。私はもうスタッフとしていないでしょうが諫早総合病院は新幹線諫早駅か
ら直接ウォークインできるそんな病院になっているかもしれません。まあそういう
夢も描きながら、ともかく私たちも諸先輩方が示されて来られたように、これから
も継続と発展の道を進んで参りましょう。
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
60周年に寄せて
健康保険諫早総合病院
副院長 村谷 良昭
1953年生まれの諫早総合病院は私と同級生、1986年私が当院に赴任した時は、
病院の建物はおんぼろで、私は30代、今よりは元気いっぱいでした。
時がたち病院は工事をかさね、どんどんきれいになっていきました。私もステ
ント挿入等で若返りをはかりましたが、あまり効果はないようです。
病院は今後、若い人たちの力でどんどん良い病院に変わっていってください。
祝還暦
健康保険諫早総合病院 事務局長 山﨑 司
健康保険諫早総合病院は今年還暦となり、私は職員となって33年目を迎える。30
年記念誌を見ると、私が就職した頃の病院の姿が思い出される。懐かしい先輩たち
か微笑んでいる。昨年まで、その当時を覚えていた北病棟も解体され30年前の建物
は何も残っていない。しかし、その当時先輩から受け継いだ、仕事への情熱と患者さ
んへのやさしさ、そしてアットホームな職場環境は、今も脈々と病院職員へ受け継が
れている。
病院は人・物・金・情報・時間・教育が全て揃って健全な運営ができると言われて
いるが、最終的目的である「人を幸福にする」ことを忘れてはいけない。もちろん人
とは、患者さんであり・職員であり・関係省庁の職員であり、出入りの業者全ての人
である。夢の実現に向けて、人が満足できる病院として延々と続く病院であって欲し
いと願っている。
病院は生物「せいぶつ」ではないが、「いきもの」である。常に進化しており、外
界に適応しなければならない。私が関わった仕事だけでも、DRG-PPS・DPC・オーダ
リングシステム・電子カルテシステム・地域医療支援病院・がん診療連携推進病院・
A棟竣工・放射線治療・患者図書室などを上げることができる。これら全ては病院の
進化であり変化である。そして、全て諫早病院に関わる人が築き上げた歴史である。
当院は60周年を一期として、26年4月から「独立行政法人 地域医療機能推進機構
諫早総合病院」=「JCHO諫早総合病院」となり、厚生年金病院と船員保険病院10病
院を加えた57病院の一つとなる。公設民営から公設公営と経営母体が変化すること
となるが、脈々と繋がっている諫早総合病院の遺伝子は、これからも変わらず「人を
幸福にする」地域の病院であり続けると願っている。そして、今まで私を育てていた
だいた病院と5代に渡る院長先生、先輩や職員皆様に感謝したい。エリザベス妃戴冠
60年、ANA・朝日放送・丸美屋60周年、高崎山開園と同時に生まれた村谷副院長の
還暦の良き年に。
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
発刊によせて
60周年に寄せて
健康保険諫早総合病院
看護局長 福田 妙美
健康保険諫早総合病院60周年おめでとうございます。昭和28年に、喜々津病院
として誕生し、昭和36年に現在の地に移転。その後増改築を繰り返し、今年3月
に現在の姿が完成いたしました。私が就職した昭和57年は、前年に完成した北病
棟が真新しく、まだ看護宿舎もありました。その北病棟が、耐震不十分というこ
とで、取り壊されるのを、寂しく感じられた方も多くおられた事と思います。
現在看護局は、臨時職員を含め、約360名の看護職員と56名の看護補助者がお
り、緩和ケアや褥瘡予防、感染予防、NSTなど他職種と協働し質の高いチーム
医療を提供しております。
平成19年度から全社連が始めた、新人看護職員卒後臨床研修には、モデル事業
から参加し、今年で7年目を迎えます。6年間で、139名の新人看護職員に卒後
臨床研修修了証書が手渡されました。現在は、この卒後臨床研修を受けた看護師
が新人をサポートする側になり、自分たちが受けたように、手厚く温かくサポー
トをしてくれています。
平成23年には、院内保育所が開設され、育児のための短時間勤務制度を導入し、
子育てをしながら働き続けられるよう、ワークライフバランスの充実を図ってま
いりました。
今後は、病院の機能分化、在院日数の短縮、超高齢社会、生産人口の減少によ
る採用充足率の低下と、病院を取り巻く環境はますます厳しくなっていくと思わ
れますが、健康保険諫早総合病院は、時代に合わせ確実に進化を続けています。
看護局も、2交代制勤務の導入や4人夜勤体制、看護補助者の夜勤開始、認定看
護師をはじめ各種資格取得促進など、進化を続けています。
これからも、職員一人一人が、看護のやりがいや誇りを持ちながら、生活を楽
しめ、生き生きと働き続けられるような看護局となるよう努力してまいります。
また、諸先輩方が築いてこられた看護の心を引き継ぎ、地域の皆様から信頼され、
選ばれる病院であり続けたいと思いますので、今後とも、よろしくお願い申し上
げます。
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
発刊によせて
健康保険諫早総合病院創立60周年を迎えて
健康保険諫早総合病院
看名誉院長(OB 会会長)
飛永 晃二
50周年記念式典で挨拶したのは勿論10年前のことですが、私の中では随分昔の
ことのように思えて、一部はすでに忘却の彼方にあります。
その後の10年間で、病院あるいはそれを取り巻く環境は随分と様変わりしました。
ヒトの交代は置くとして、まず電子カルテの時代に入り、机の上から紙が一掃さ
れました。
主役はパソコンに取って代わられ、その前でマウスが忙しく動き回っています。
診療記録は容易に取り出せるようになり、人手を借りて集められていたカルテやレ
ントゲンフィルムなどは瞬時に目にすることができ、随分効率的になりました。
病院の機能面では、放射線治療部門が開設され、ガン治療に大きな柱が加わりまし
た<手術・抗がん剤・放射線治療の3本柱の確立>。
建物自体も耐震構造を持ち合わせなかった北病棟が解体され、近代的建築物へ
と建て替わりました。
威風堂々とも表現できそうな立派な病棟が出現し、中での療養生活も随分快適に
なったようです。
何かが出来ると何かが消えていくのは、自然の摂理とでもいうのでしょうか。
病院前の桜並木が消えたのは惜しい気がしますが、国土が狭い日本では致し方
ない一面でもあります。
来年から病院群の運営主体が全社連から独立行政法人機構へと変更されること
もあって、組織上大きな変革を余儀なくされます。
そんな世情の中で、当院は今後とも諫早地区の地域医療をしっかりと支えて、更
に伸びていってほしいものです。
10年一昔とは言い古された言葉ではありますが、ヒトとしての10年間と社会環境
としての10年間には、決定的な違いがあります。
ヒトにとっては、齢を重ねるにつれて時の流れがゆっくりとなり、その間に必ず
しも進歩発展がみられるとは限りません。
それに比べて、10年間の社会環境の変化には、ヒトを置き去りにする位のスピー
ド感があります。
このスピード感の違いは、やがてヒトと社会との距離を遠ざけ、ヒトはいつしか
豊かな自然の中へと回帰していきます。
夫々の生活リズムに合った環境の中で、心の平穏を見出そうとするのです。
いつまでも社会の変化と並走し続けるのは、とても疲れる作業です。
どこかでスピードダウンし、心の平静を保つことが大切です。
くよくよすることはありません。
一日一日を元気に過ごしましょう。
平成25年 紫陽花の季節に
8
11
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
発刊によせて
想い出の記
健康保険諫早総合病院
名誉院長 内田 哲哉
病院創立60周年記念誌発刊にあたり、私自身の想い出を少しばかり綴ってみたいと
思います。
私は昭和8年、父の教職赴任先の台湾で生まれ、小学4年生まで彼の地で育ち、その後
は故郷の鹿児島県垂水に帰り高校までを過ごしました。
昭和26年、長崎大学に入学、以来長崎県民として現在まで過ごし、時には体調不良の
時もありましたが、何とか持ちこたえ、今年80歳の傘寿を迎える事ができました。
昭和32年、長崎大学医学部を卒業し、
1年間のインターン研修後、昭和33年4月、小児
科学教室に入局しました。当時は医局員数も少なく、半年後位から関連病院の小児科を
転々とさせられる時代でしたが、或る面では楽しかった時期でもあった様に思われます。
その後約2年間の教室助講生活を経て、昭和40年6月、健保諫早病院の2代目小児科
部長として赴任しました。
当時は山崎善陽院長の下、内科、外科以外の産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚泌尿
器科、小児科のいずれも1人医師で医師総数も十数人でしたが、患者さんの数もそれなり
で特にきつい日常ではありませんでした。然し、今、考えてみますと、当時の産婦人科、小
児科の2階西病棟(50床)診療も外来、入院ともに当時の平田副院長(産婦人科)と2人で
担当していた状況で、時にはお産の手伝いをした事もあった位でした。
その後は徐々に施設の整備、充実が進み、医師や他のスタッフ数も増加し、総合病院と
しての診療体制も整ってきました。
私自身、今、考えると異例の事ですが、前任者の角尾先生の退職の後を受けて、昭和44
年から昭和58年の副院長就任まで約14年間も医局長生活を続けさせていただいたという
事は、余り他にない状況だったと思います。また、小児科医としても諫早養護学校の校医
や高来町の乳児検診なども継続し、院長就任後に後任に譲るまで長年に渡り従事し続け
たことも、今、考えると少々異常でしたでしょうか。
本題に戻りますと、昭和62年から開始された旧病棟全面改築計画でも計画立案、施工
などそれなりに苦労したつもりですが、平成3年3月、全面増改築竣工落成を予定どおり
無事に迎えられた事には、感慨深いものがあります。
そして同年7月、村島院長の後を受けて、病院長を拝命いたしました。
全社連傘下の国有民営独立採算制の社会保険病院として、それなりの努力をいたし、
地域の中核病院としての責務を果たしながら、健診活動やDRG/PPS試行への参加など
職員の皆様の努力、協力の下、経営的にも厳しい時期も何とか乗り越えて、今日を迎えら
れた事に対し、今もなお有難く思っております。
本業を離れて、楽しかった想い出としては、何と言っても全国社会保険病院の球技大会
への参加旅行でしょう。卓球・バレーボールなど地域代表の常連であった職員の皆さんと
九州内は勿論の事、秋田・名古屋他各地の大会に参加し、皆の活躍、名物食事などを楽し
めたゆとりの時代も懐かしい想い出です。
最後になりますが、諫早総合病院のますますの御発展と職員の皆様の御健勝を心から
お祈り致しまして、拙文を終えさせていただきます。
12
8
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
10年の歩み
ここ10年の歩み
西暦/和暦
平成15年 4月
5月
9月
10月
11月
病 院 の 動 向
社会の動向
山 (元)事務局長就任
特定機能病院(大学病院等)DPC開始
5階南病棟陰圧室工事完了
医療安全管理室開設
創立50周年記念式典・講演会開催
検査オーダリングスタート
カード式健康保険証配布
日本郵政公社発足
宮城県沖で地震(震度6)
阪神18年ぶりセリーグ優勝
世界人口63億人
第4回医療マネジメント学会長崎地方会開催
手術室空調工事完了
加藤看護局長退任
馬場看護局長就任
臨床研修医制度開始
救急告示病院認定
全館禁煙実施
化学療法室開設
アテネ五輪
裁判員制度法成立、年金法成立
浅間山21年ぶり噴火
新潟県中越地震
ケータイ「電子マネー」開始
新給与制度・評価制度開始
企画室設置
臨床研修医受入れ
ICU稼働
物品管理センター設置
病院機能評価訪問審査
「諫早のんのこ祭り」に参加
ペイオフ全面解禁
個人情報保護法施行
衆議院総選挙
日本道路公団分割民営化
平成の大合併50市町誕生
平成18年 4月
6月
7月
10月
11月
特定健診・特定保健指導開始
7:1看護取得
病院機能評価審査合格(Ver.5)
マンモグラフィ検診施設画像評価取得
電子カルテ運用開始
外来完全予約制開始
外来画像診断開始(フイルムレス化)
自動精算機導入
諫早市こども準夜診療センター開設
トリノ冬季五輪で荒川静香が金
WBCで王ジャパン世界一
サッカーW杯ドイツ開催
男子の皇族41年ぶりに誕生
日本郵政株式会社発足
平成19年 3月
5月
6月
山 (元)事務局長退任
防犯カメラ設置工事完了
山 (司)事務局長就任
HCU稼働
自衛消防隊初期消火操法競技大会優勝
慈恵病院「赤ちゃんポスト」
設置許可
みどりの日(5/4)
昭和の日(4/29)
郵政民営化
飛永病院長退任
馬場看護局長退任
「ヘルシーパルいさはや」閉鎖
君野病院長就任
村谷副院長就任
中村看護局長就任
「優良特定給食施設」として厚生労働大臣賞受賞
地域医療支援病院承認
社会保険庁より独立行政法人年金・健康保険福祉
施設整理機構へ移管
北京五輪
女子ソフト、北京五輪で念願
の「金」
後期高齢者医療制度スタート
メタボ健診・保健指導の義務化
ノーベル物理学賞(南部・益川
・小林)
ノーベル化学賞(下村脩)
2003
12月
平成16年 2月
2004
3月
4月
5月
平成17年 4月
2005
7月
9月
2006
2007
9月
平成20年 3月
2008
4月
9月
10月
9
13
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
西暦/和暦
病 院 の 動 向
社会の動向
平成21年 2月
3月
日本医療マネジメント学会第9回長崎支部学術集会開催
嶋田副院長退任
地域脳卒中センター認定
「ヘルシーパルいさはや」全社連より所有権移管
企画情報室設置
医薬品SPDシステム導入
特室改修工事完了
九州地区社会保険病院管理打合会開催(雲仙)
九州ブロック球技大会(当番病院にて開催)
女子バレーボール優勝
西棟にコンビニ・レストラン開設
第47回日本社会保険医学会総会を長崎で開催
オバマ氏、第44代米大統領に
就任
ICカード運転免許証
裁判員制度スタート
浅間山噴火
衆院選で民主党勝利、政権交
代へ
放射線治療棟増築工事完了
化学療法室・処置室・内科外来及び西棟改修工事完了
救急外来室設置
解剖体慰霊祭挙行
がん治療センター開設(外来化学療法室、放射線
治療室)
高精度画像誘導放射線治療装置稼働
病院機能評価訪問審査
外国人看護師候補者就労研修受入
南アフリカでサッカーW杯
(日本ベスト16)
バンクーバー冬季五輪
宮崎県で口蹄疫問題発生
尖閣諸島問題浮上
チリ落盤事故で地下700mから
33名救出(事故発生から70日目)
長崎県指定がん診療連携推進病院に指定
病院医療機能評価審査合格(Ver.6)
本館棟及び西棟外壁改修工事完了
東日本大震災南三陸町医療派遣
増改築工事安全祈願祭
長崎DMAT指定医療機関承認
法律改正により独立行政法人年金・健康保険福祉
施設整理機構が独立行政法人地域医療機能推進機
構への改組が決まる
「ひまわり保育所」開設
52年ぶり新燃岳が爆発的噴火
九州新幹線前線開通
アナログ放送終了
東京スカイツリー完成(634m)
東北地方太平洋沖地震(3/11)
M9.0世界最大級(東日本大震災)
電力使用制限令37年ぶり発動
サッカー女子W杯でなでしこ
Japan世界一、国民栄誉賞受賞
企画情報室を医療情報室と診療支援室に分割
長郷副院長就任
A棟増築工事完了
新棟竣工運用開始
ドクターヘリ受入れ開始
第14回日本医療マネジメント学会
第11回九州・山口連合大会共同開催(佐世保)
東京スカイツリー開業
ロンドン五輪
ノーベル医学生理学賞(山中
伸弥)
衆院選挙で自民党圧勝、民主
党大敗
第2次安倍内閣始動
職員へICカード配布
山口副院長就任
中村看護局長退任
患者図書室「おあしす」開設
巡回検診終了
外来改修及び電化厨房工事完了
第2放射線治療室増築工事
福田看護局長就任
歯科口腔外科開設
開院60周年を迎える
テレビ放送開始60年
大鵬さんに国民栄誉賞
長嶋茂雄さん、松井秀喜さん
に国民栄誉賞
三浦雄一郎、最高齢(80)でエ
ベレスト登頂
2009
4月
5月
9月
10月
11月
平成22年 2月
3月
4月
7月
9月
2010
10月
平成23年 1月
2月
2011
3月
6月
10月
平成24年 4月
6月
2012
7月
9月
10月
平成25年 1月
2月
3月
2013
4月
6月
14
10年の歩み
9
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
病院概況
病院概況
名 称 健康保険諫早総合病院
病院長 君野 孝二
所在地 〒854-8501 長崎県諌早市永昌東町24-1
電 話 0957 22 1380
FAX 0957 22 1184
E-mail [email protected]
H P http://www.hospital-isahayasougou.jp/
職員数 557名
病床数 一般病棟 315床(内ICU8床)
結核病棟 8床
合計 323床
診療科目 内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科
リウマチ科・小児科・外科・呼吸器外科・整形外科・皮膚科
泌尿器科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・放射線科・麻酔科
歯科口腔外科 計18科
その他の施設
人工透析センター
健康管理センター
・生活習慣病予防健診
・日帰り人間ドック
・短期人間ドック(一泊二日)
・定期健康診断
・その他の健診
各種指定
保険医療機関
救急告示病院
災害拠点病院
DPC対象病院
労災保険指定病院
エイズ協力病院
臨床研修指定病院(管理型・協力型)
日本医療機能評価機構認定病院
地域医療支援病院
地域脳卒中センター
長崎県指定がん診療連携推進病院
12
15
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
組織図
健康保険諫早総合病院 組織図
平成25年4月1日現在
診 療 部 門
医務局長(副院長)
診療協助部門
院
長
病
名誉院長
副 院 長
事 務 局 長
看 護 局 長
緩 和 ケ ア 室
Q
M
T
医療安全管理室
褥 瘡 管 理 室
感 染 管 理 室
栄 養 管 理 室
看 護 局 長
看 護 局 次 長
事 務 局 長
事 務 局 次 長
薬 剤 部
検 査 部
放 射 線 部
栄 養 課
栄 養 指 導 室
リハビリテーション部
臨 床 工 学 室
手 術 部
医 療 連 携 室
4 階 A 病 棟
4 階 東 病 棟
4 階 南 病 棟
5 階 A 病 棟
5 階 東 病 棟
5 階 南 病 棟
6 階 南 病 棟
ICU・救急外来室
外 来 診 療 棟
透析センター
健康管理センター
がん治療センター
中央手術材料室
看 護 企 画 室
庶 経 医 施 診 療
医 療
務
理
事
設
支
情
課
課
課
課
援 室
報 室
透 析 セ ン タ ー 長(副院長)
健 診 部
管 理 部
健 康 管 理 セ ン タ ー 長
放射線治療部
化 学 療 法 部
がん治療センター長(副院長)
16
内 科
神 経 内 科
呼 吸 器 内 科
消 化 器 内 科
循 環 器 内 科
リ ウ マ チ 科
小 児 科
外 科
整 形 外 科
呼 吸 器 外 科
皮 膚 科
泌 尿 器 科
産 婦 人 科
眼 科
耳 鼻 咽 喉 科
放 射 線 科
麻 酔 科
歯科口腔外科
10
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
会議・委員会一覧
会議・委員会一覧
会議
委員会
管理会議
倫理委員会
診療部長会
保険診療委員会
看護科長会
クリティカルパス委員会
科課長会
医療安全管理委員会
医局会
輸血療法委員会
看護科長・係長会
手術部運営委員会
事務課長会
RM委員会
臨床検査改善委員会
NST委員会
薬事委員会
病歴管理・DPC委員会
摂食嚥下委員会
治験委員会
診療記録等開示委員会
生活習慣病委員会
医療ガス安全管理委員会
機械備品等購入検討委員会
緩和ケア委員会
給食委員会
経営健全化対策委員会
化学療法委員会
院内感染対策委員会
経済委員会
救急委員会
安全衛生委員会
災害対策委員会
ICU委員会
褥瘡対策委員会
地方懲戒委員会
院内がん登録委員会
臨床研修管理委員会
建設委員会
がん地域連携パス委員会
11
17
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
施設概略
施設概略
EV機械室
空調機械室
6南病棟
集団機能訓練室 兼 大会議室・母親教室
研究室・糖尿病教室・腎臓病教室
カンファレンス・TQM室
5南病棟
5東病棟
4南病棟
4東病棟
検査部・透析センター・事務局・管理部門
会議室・ひまわり保育所
外来・栄養課
(厨房)
・患者図書室(相談支援センター)・物品管理センター
レストラン・売店
医事課
(受付)
・薬局・救急外来・外来・処置室・化学療法室
放射線治療室・医療連携室・玄関ホール
中央監視室・機械室・霊安室
剖検室・リネン室
西 棟
東・南病棟
ヘリポート(ドクターヘリ)
会議・研修室・災害時収容ホール
厚生部門
5階A病棟
医局・医学資料室
4階A病棟
健康管理センター
ICU・手術室
健康管理センター
放射線科・内視鏡センター・ME室
リハビリテーション
放射線科・救急処置室・防災センター
健康管理センター棟
A 棟
敷地見取図
西 棟
第1駐車場
健康管理
センター
東・南病棟
正面玄関
A棟(新棟)
車いす
専用 救急玄関
道 路
第2外来駐車場
18
12
駐輪場
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
新棟特集
12
19
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
1日平均入院患者数推移
305.0
(人)
295.0
285.0
275.0
265.0
255.0
245.0
235.0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
H15
H16
298.6
285.9
284.5
281.7
294.0
284.3
302.0
293.1
289.8
294.0
271.8
289.7
289.0
286.4
293.5
295.5
281.3
294.0
282.3
287.0
297.9
296.2
281.2
292.0
H17
270.1
268.5
288.4
293.5
286.5
272.9
286.3
284.4
288.0
273.3
287.5
280.0
H18
268.1
277.1
281.1
284.0
281.3
261.1
266.0
276.4
252.8
259.4
277.6
284.1
H19
282.8
289.7
291.3
272.7
261.5
247.8
241.8
271.8
271.8
279.1
283.5
287.1
H20
H21
275.0
282.2
271.4
265.6
284.4
261.7
289.5
278.0
286.8
257.2
277.0
249.4
267.6
255.8
286.2
261.2
271.2
262.0
270.0
256.9
282.0
294.8
282.8
285.3
H22
H23
290.2
264.1
262.1
248.5
263.8
265.4
265.1
283.5
251.3
273.0
256.7
269.3
281.6
273.1
277.4
270.3
271.7
261.2
283.4
265.9
281.8
279.2
281.1
274.0
H24
266.9
256.9
270.6
262.3
271.8
260.1
279.8
253.2
263.9
264.7
280.7
254.8
300.0
290.0
(人)
288.8
290.0
281.6
280.0
278.7
272.4
273.4
272.2
270.0
267.5
269.0
265.5
260.0
250.0
240.0
20
H15
H16
H17
H18
H19
18
H20
H21
H22
H23
H24
年度
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
統計資料
1日平均外来患者数推移
305.0
(人)
295.0
285.0
275.0
265.0
255.0
245.0
235.0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
H15
H16
610.0
630.0
624.0
633.0
610.0
609.0
623.0
621.0
592.0
599.0
671.0
646.0
646.0
597.0
606.0
638.0
649.0
649.0
625.0
629.0
607.0
619.0
631.0
625.0
H17
732.9
722.9
694.0
761.8
696.5
729.9
703.2
726.2
701.4
727.8
713.3
719.4
H18
669.7
711.3
665.9
711.5
653.3
678.2
669.5
601.1
627.2
619.2
585.8
613.6
H19
583.0
590.9
565.6
585.6
546.2
593.3
590.8
573.7
620.9
613.3
593.6
608.2
H20
H21
580.6
587.9
602.6
715.8
561.9
553.6
582.8
605.0
561.0
592.2
617.2
644.6
590.5
621.8
605.6
638.8
641.5
679.5
623.2
625.8
589.6
618.6
599.5
625.1
H22
H23
620.4
679.8
674.6
687.1
595.6
621.0
633.1
657.0
612.6
627.4
647.7
692.9
659.9
678.8
654.7
692.2
715.1
721.8
703.6
694.4
675.3
646.7
666.9
694.7
H24
670.5
658.4
627.5
643.2
603.3
655.3
644.6
638.2
686.9
706.4
665.3
687.9
800.0
700.0
600.0
(人)
719.1
624.5
624.6
H15
H16
650.5
588.7
596.3
H19
H20
625.7
655.0
674.5
H22
H23
657.3
500.0
400.0
300.0
200.0
100.0
0
H17
H18
19
H21
H24
年度
21
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
救急車搬送件数
2,500
年度
救急車搬送件数
H15
908
2,000
H16
H17
H18
1,170
1,274
1,428
1,500
H19
H20
H21
1,521
1,532
1,515
1,000
H22
1,748
H23
H24
1,823
1,941
500
0
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24 年度
退院患者数・のべ外来患者数の推移
退院患者数
のべ外来患者数
10,000
のべ外来患者数
9,000
退院患者数
200,000
180,000
8,000
160,000
7,000
140,000
6,000
120,000
5,000
100,000
4,000
80,000
3,000
60,000
2,000
40,000
1,000
20,000
0
22
220,000
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
年度
のべ外来患者数
退院患者数
H15
H16
189,709
188,937
6,908
6,900
H17
H18
176,044
159,537
6,482
6,322
H19
144,015
6,865
H20
H21
144,703
149,774
7,257
7,211
H22
H23
158,753
164,239
7,766
7,556
H24
160,703
8,263
20
H23
H24 年度
0
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
統計資料
年度別DPC件数
9,000
8,000
7,000
6,489
6,900
H20
H21
7,179
H22
H23
5,779
6,000
5,000
6,873
7,928
7,343
4,537
4,000
3,000
2,000
1,000
0
H17.7∼
H18
H19
H24
年度
年度別診療科別退院患者数
1,200
1,000
800
600
400
200
0
H19年度
H20年度
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
内 科
789
769
770
834
800
818
神経内科
呼吸器内科
238
728
305
846
354
745
357
669
351
723
330
760
消化器内科
664
681
698
780
923
1,188
循環器内科
リウマチ科
553
607
661
823
628
640
106
82
147
160
171
170
小 児 科
外 科
676
542
619
573
671
632
692
656
733
712
792
790
整形外科
463
512
442
515
530
490
呼吸器外科
皮 膚 科
181
241
209
232
216
182
209
226
128
247
137
283
泌尿器科
産婦人科
719
574
808
635
749
549
803
610
699
545
733
629
眼 科
79
83
110
96
31
163
耳鼻咽喉科
麻 酔 科
344
320
279
331
334
339
2
0
4
4
0
1
21
23
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
平均在院日数・新入院患者数・病床利用率の推移
18.0
16.0
平均在院日数
15.2
新入院患者数(人)
1,200
15.0
14.0
14.7
15.4
新入院患者数
14.6
14.1
平均在院日数
13.5
12.8
13.0
11.7
12.0
10.0
8.0
1,000
574
579
542
527
606
574
601
645
629
686
6.0
200
2.0
90.0
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
病床利用率(%)
H23
H24 年度
新入院患者数(人)
750
88.2
88.0
700
87.1
86.0
84.0
686
645
84.6
574
579
542
82.0
606
527
574
600
601
83.7
81.8
500
82.2
81.7
80.2
80.9
81.4
病床利用率(%)
78.0
24
629
新入院患者数
H15
H16
H17
H18
650
550
80.0
76.0
600
400
4.0
0.0
800
H19
H20
H21
H22
年度
平均在院日数
新入院患者数
病床利用率(%)
H15
H16
15.2
15.0
574
579
88.2
87.1
H17
H18
14.7
15.4
542
527
84.6
81.8
H19
14.6
574
82.2
H20
H21
14.1
13.5
606
601
83.7
80.2
H22
H23
12.8
13.0
645
629
81.7
80.9
H24
11.7
686
81.4
18
H23
450
400
350
300
H24 年度
0
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
統計資料
年度収支状況 平成15年度∼平成24年度
単位:千円
入院収益
室料差額
外来収益
保健予防
医療相談
その他
他会計から
医業収益
前年比
の繰入金
-
合計(A)
6,688,011
6,797,501
6,702,831
(%)
107.8
101.6
98.6
医業外
収益等
296,608
319,011
347,531
H15
H16
H17
4,227,553
4,269,713
4,300,468
45,861
47,932
48,791
2,060,315
2,125,271
2,022,754
261,847
260,780
245,485
収益
医業収益
88,431
4,004
89,422
4,383
80,547
4,786
H18
H19
4,317,694
4,671,315
45,604
47,250
1,774,664
1,707,785
242,175
248,937
62,967
76,915
5,190
3,424
-
6,448,294
6,755,626
96.2
104.8
348,907
336,773
H20
4,889,486
46,038
1,824,025
247,865
70,529
3,666
-
7,081,609
104.8
429,745
H21
H22
H23
H24
4,939,510
5,285,635
5,458,978
5,530,763
43,543
45,793
45,288
58,413
1,895,434
2,120,087
2,307,073
2,292,360
265,267
275,741
273,207
332,405
74,168
68,494
76,938
-
2,980
2,580
2,540
32,822
1,476
7,220,902
7,798,330
8,164,024
8,248,239
102.0
108.0
104.7
101.0
356,512
590,374
370,350
1,905,332
*平成24年度から新病院会計移行により項目変更
医業費用
医業外
当期
給与費
材料費
経費
給与費(B)
材料費(C)
経費等(D)
計(E)
費用等
純利益
H15
H16
H17
3,493,813
3,457,870
1,677,501
1,732,137
1,315,267
1,506,988
6,486,581
6,696,995
371,481
313,939
126,557
105,578
52.2%
50.9%
25.1%
25.5%
19.7%
22.2%
3,565,540
1,717,329
1,325,923
6,608,792
298,164
143,406
53.2%
25.6%
19.8%
98.6%
H18
3,645,522
1,585,820
1,260,704
6,492,046
300,399
4,756
56.5%
24.6%
19.6%
100.7%
H19
H20
3,745,124
3,809,008
1,609,769
1,669,663
1,425,072
1,511,076
6,779,965
6,989,747
296,576
488,097
15,858
33,510
55.4%
53.8%
23.8%
23.6%
21.1%
21.3%
100.4%
98.7%
H21
H22
H23
3,869,578
4,074,793
4,275,130
1,834,253
1,925,178
2,031,156
1,542,815
1,651,022
1,654,234
7,246,646
7,650,993
7,960,520
308,784
343,104
332,508
21,984
394,607
241,346
53.6%
52.3%
52.4%
25.4%
24.7%
24.9%
21.4%
21.2%
20.3%
100.4%
98.1%
97.5%
H24
4,273,713
1,956,149
1,742,609
7,972,471
1,245,229
935,871
51.8%
23.7%
21.1%
96.7%
8,250
(B/A)(%) (C/A)(%) (D/A)(%)
医業費用
(E/A)(%)
97.0%
98.5%
年度別医業収益・医業費用推移
医業収益
医業費用
7,750
7,250
6,750
6,250
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24 年度
医業収益
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
6,688,011 6,797,501 6,702,831 6,448,294 6,755,626 7,081,609 7,220,902 7,798,330 8,164,024 8,248,239
医業費用
6,486,581 6,696,995 6,608,792 6,492,046 6,779,965 6,989,747 7,246,646 7,650,993 7,960,520 7,972,471
23
25
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
健康管理センター活動状況
結核検診
生活習慣病
政管外生活習慣病
生活習慣病(巡回)
政管外生活習慣病(巡回)
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
24年度
総合計
342
6,360
388
4,209
331
6,260
240
3,703
333
6,408
617
3,596
332
6,606
615
3,708
315
6,214
630
3,678
281
6,286
759
3,450
280
6,314
890
3,670
275
6,262
1,000
3,393
248
6,217
986
2,519
2,737
56,927
6,125
31,926
91
48
64
76
59
30
3
5
48
424
250
159
2,530
3,044
250
152
2,558
2,615
305
160
3,123
2,352
352
0
3,303
2,508
326
329
0
3,744
3,192
284
3,575
2,589
295
0
3,437
2,648
3,949
2,808
227
0
4,379
1,760
2,618
471
30,598
23,516
政管子宮がん検診
209
242
307
297
309
338
355
304
313
2,674
じん肺健診
じん肺健診(巡回)
70
60
90
137
96
136
27
8
35
162
39
171
108
90
88
179
59
137
612
1,080
有機溶剤健診
有機溶剤健診(巡回)
90
68
94
63
90
71
100
31
48
72
91
170
91
112
95
154
99
23
798
764
特化物健診
83
67
69
70
95
105
85
16
4
594
12
172
22
70
13
8
0
0
102
5
0
83
0
9
0
4
0
250
250
職業病健診(その他)
被爆2世
10
23
6
13
17
11
66
14
102
8
59
9
97
4
366
6
247
3
970
91
諫早市乳・子宮がん
その他
就職・進学・資格
4
250
342
261
0
344
177
0
289
632
18
291
616
65
352
1,323
92
297
1,343
102
241
1,014
556
262
1,124
943
259
6,494
2,026
2,677
日帰りドック
956
944
739
981
913
1,003
904
1,070
1,026
8,536
554
20,276
478
18,988
396
19,3772
425
20,460
360
20,625
325
21,213
288
22,325
311
22,406
307
20,932
3,444
186,602
生活習慣病付加健診
定期健康診断
定期健康診断(巡回)
特化物健診(巡回)
泊ドック
合 計
平成15年度
合 計
結核検診
成人病健診
職業病検診
定期健康診断
6,491
その他の検診
日帰りドック
1,175
799
泊ドック
合 計
26
207
11,131
747
589
21,139
24
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
統計資料
諫早市こども準夜診療センター
平成18年11月15日、当病院内に「諫早市こども準夜
児科医3名で3日に1回の拘束体制(ほぼ当直)で対
診療センター」が開設しました。
応していました。開設後は、開業小児科医も個別の対
毎日、午後8:00∼午後11:00の3時間の受付で平
応は減り、当院の小児科医と連絡を取りながら、病院
日は開業の先生方が、土曜・日曜・祝日は当院とこど
機能を利用し診療にあたるため日常の病診連携も進み、
も福祉センター、みさかえの園に勤務している小児科
当院小児科医にとっても過重労働の軽減につながって
医が交代で診療にあたっています。
います。
看護師は諫早医師会より1名派遣され、当院看護師
諫早市としても診療所を新設せず、当院の施設を利
1名、受付・会計1名(当院の委託者)を配置して運
用したことにより低予算で開設でき、その分を医師等
営しています。
への報酬を手厚くすることができ、患者・患者家族に
対象者は、15歳以下(中学生まで)の小児で主とし
とっても毎晩、小児科医に診てもらえる安心感があり
て内科的疾患が対象になります。
ます。市(行政)・医師会(開業医)・病院(勤務
センター開設以前は、諫早市において公的な夜間の診
医)・患者、患者家族にそれぞれメリットがあり、地
療体制が不完全であり、初期救急患者の一部は開業小
域における救急医療体制の構築に良いモデルとなると
児科医が個別に対応していましたが、多くは当院の小
考えられます。
県内外からの取材
4,500
4,000
諫早市こども準夜診療センター受診患者数(平成18年11月15日∼平成24年12月31日)
4,081
諫早市
諫早市以外
3,500
3,138
3,000
4,100
4,073
3,367
2,720
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
308
H18
H19
H20
H21
25
H22
H23
H24
年度
27
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
地域医療支援病院
平成20年10月22日、「地域医療支援病院」として承
5.地域の医療従事者の資質の向上、地域住民の健
認されました。
康知識向上を図るための研修を行わせる能力を
地域医療支援病院とは?
有すること。
医療は患者さまの身近な地域で提供されることが望
ましいという観点から、紹介患者さまに対する医療提
供、医療機器等の共同利用の実施等を通じて、第一線
の地域医療を担うかかりつけ医・かかりつけ歯科医等
を支援する能力を備え、かかる病院としてふさわしい
構造設備を有するものを、県知事が承認することと
なっています。
地域医療支援病院の主な承認要件
1.病床数 原則として200床以上の病院
2.紹介患者さまに対する医療提供(紹介外来制を
原則としている)下記のいずれかの条件にて申
請。(当院は②にて申請。)
①紹介率80%以上
②紹介率60%以上かつ逆紹介率30%以上
③紹介率40%以上かつ逆紹介率60%以上
3.共同利用(病床・医療機器)のための体制が整
備されていること。
4.救急医療を提供する能力を有すること(24時間
体制で重病救急患者受入れ)
紹 介 率
逆紹介率
86.0
86.5
83.9
79.2
76.8
66.6
90.2
86.9
89.2
82.1
62.9
55.4
平成19年度
28
平成20年度
平成21年度
平成22年度
25
平成23年度
平成24年度
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
統計資料
連携セミナー・健康講座
25
29
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
統計資料
病院機能評価
日本医療機能評価機構(JCQHC)とは
平成7年、第三者による医療機能評価を目的とし日本医
療評価機構は発足しています。現在、今までの量的な医療
から、質を重視する医療への必要性がますます高まってき
ています。そのため第三者が医療機関を評価することによ
り、質の高い良質な医療サービスの提供が出来るように支
援してゆく事を目的にJCQHCは作られており、平成25年
6月13日現在、2,387病院に認定証が発行されています。
1.病院組織の運営と地域における役割
2.患者の権利と医療の質および安全の確保
3.療養環境と患者サービス
4.医療提供の組織と運営
5.医療の質と安全のためのケアプロセス
6.病院運営管理の合理性
について厳しい数多くのチェックがなされ、一定の基準に
達しているか審査の上判定されます。5年おきに更新が行
われます。
30
25
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
呼吸器内科
呼吸器内科の検査と治療の変化
現在の多様な仕事
赴任した平成5年当時は堀博之先生と仕事をしてい
現在私と泊慎也先生、近藤晃先生の3人で呼吸器内
ました。まだ病院自体も新しくきれいでした。現在と同
科を担当しています。研修医指導を兼ねた週1回の呼吸
じで主に5南病棟で結核を含めた呼吸器患者の精査治
器内科カンファランス、週2回の気管支鏡検査、月1回
療、呼吸管理、気管支鏡などを行ってきました。この間、
の県央胸部疾患懇話会、月1回のキャンサーボードなど
医師は現在大学や主な総合病院で活躍している若い先
を行っています。実際肺癌患者が入院患者の半数以上
生方が1∼2年程度で学びながら職務を果たしてきま
を占め、診療上の問題を外科や放射線科、その他の部門
した。当時から気管支鏡診断目的が当然多いのですが、
と話し合う場が必要です。また私たちは感染管理医師で
肺癌などに対し、気管支ステントやレーザー、高周波
もありますので、感染対策委員会の週1回の感染ラウン
凝固法(アルゴンプラズマや高周波スネア)などを利用
ドにて、院内感染状況や抗菌薬の使用状況の検討も行っ
して内視鏡治療を行ってきました。最近の気管支鏡の
ています。またさらに呼吸器内科は今まで多くの治験や
大きな変化は、超音波で末梢の腫瘍などを確認できる
一般臨床試験を行なってきました。現在抗菌薬の治験は
気管支腔内超音波断層法(EBUS-GS)や中枢リンパ節
減少傾向で、その代りに臨床試験が多くなっています。
生検用の超音波気管支鏡ガイド針生検(EBUS-TBNA)
今後に期待するもの
などが進歩してきた事です。当院でも以前に比べ診断
気管支鏡と胸腔鏡による検査精度とその治療法に関
率が向上してきました。この他7年前より難治性気胸
しては、まだ発展途上にあるものと思います。医療ス
に対するシリコン充填術を行っています。本当に苦戦
タッフの熟練度もさることながら、今後機器をもっと発
しますが、そこから新たな工夫が生まれて施行難易度
展させ、より有用な物に変化する事を期待します。気
や速度が改善しています。また4年前より胸腔鏡を利
管支も胸腔も非常に狭苦しくて、内腔を可視するのが
用して胸膜炎の診断をしています。悪性胸膜中皮腫が
困難な部位です。若い先生方が、この分野に入り、熟
最近増加してきており、胸水による診断が困難な例も
練を重ねながら、限界を感じた時に、そこを突き崩す
多く見られ、胸腔鏡で診断するケースが増えています。
べく工夫をして頂きたいと切に願っています。私自身
急性膿胸の治療法としても剥離など行いながら、肺の
は限界を感じる事が多いのですが、やはり諦めると医
伸展、機能の温存をできるだけ可能にするように努力
療の進歩につながりません。また今まで以上に周りの
しています。
スタッフの方たちのご協力をお願い致します。
呼吸器内科 主任部長 井上 祐一
26
31
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
消化器内科
現在、消化器内科は常勤医6名で、消化器疾患の診
高いご評価をいただいています。
療を行っています。5階東病棟をホームグラウンドと
また内視鏡検査・治療装置も、年々充実していま
して診療しています。
す。H23年12月には超音波内視鏡下吸引針生検
当科の特徴として、消化器外科および放射線科と連
(EUS-FNA)が可能なコンベックス超音波内視鏡ス
携して、消化管疾患、肝胆膵疾患ともに幅広く、かつ
コープを県内初で導入しました。これにより主に胆膵
バランス良く対応しています。また、当科の方針とし
疾患に高度な診断・治療を提供することが可能となり
て『消化器科のジェネラリストを高いレベルで目指
ました。
す』を目標に診療に取り組んでいます。そのため、有
肝疾患に関しても、肝生検や肝癌ラジオ波焼灼術と
意義な研鑽が積めるよう常に新しい知識、機器、技術
いった局所治療も積極的に行い、肝炎、肝癌治療にも
を導入し、学会や研究会に参加・発表し、他施設・大
力を入れています。新しいC型肝炎治療(ペグイン
学の先生と交流するようにしています。
ターフェロン、リバビリン及びテラプレビルによる3
消化器内科にとって、H24年の新棟完成は大きな飛
剤併用療法)も皮膚科と連携して行っています。
躍へと繋がるイベントでした。新棟には内視鏡セン
今後も当科に来られる患者様、他科・他院の先生が
ターが移設し、従来の検査室2室(透視室含む)から、
たのご期待に応えられるよう、また70周年記念誌に
3室に増室されました。それにより飛躍的に検査・治
堂々とその成果が報告できるようこれからも日々努力
療件数が増加したH23年度から更に、新棟完成後の
していく所存です。
H24年度はさらに上乗せすることができました。もち
消化器内科 部長 大場 一生
ろん件数のみではなく高度診断・治療を提供すべく、
その質にこだわった診療を心がけています。新内視鏡
センターには、セントラルパイピングシステムを備
えた内視鏡光源装置および内視鏡モニターの天井吊
り下げシステムに加えて、中央配管とした二酸化炭
素ガス供給により、すべての検査室で常時二酸化炭
素を使用した検査を可能とし、患者様により低侵襲
な検査が施行可能としました。これらは、長崎県内
では初となる導入であり、他病院の多くの先生から
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27
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
循環器内科
職場紹介
諫早総合病院 循環器科 2003∼2012 CAG & PCI 件数
5階東病棟および併設されていたHCUが主な診療病棟
700
でしたが、現在HCUは廃止され、重症疾患はA棟ICUで診
250
600
200
500
ることが多くなりました。
診療実績
虚血性心疾患、弁膜症、心不全、高血圧、心筋症、不整脈、
末梢動脈疾患など循環器疾患の診察を行っています。急性
400
150
300
100
200
0
冠症候群(AMI、UAP)は24時間体制で受け入れ可能であり、
年間約500件の心臓カテーテル検査、200件のPCI、40件の
50
100
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
最近3年
CAG
2010
604
2011
527
2012
503
0
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
PCI
2010
185
2011
199
2012
165
ペースメーカー手術を施行しています。各種クリティカルパ
特に千住医師、深江医師と二人体制で診療をおこなって
スを有効に活用し、放射線科、生理検査室と連携し質の高
いたH18∼H22年頃は目が回る程の忙しさでした。多忙の
い医療をおこなっています。また早くから県央PCI連携パス
あまり、熱心に私に語りかけている深江先生の言葉を右
に取り組み、看護部門、リハビリ部門、薬剤師、栄養師との
から左に聞き流してしまう日もあったほどです。その後、
チーム医療を確立し、近隣かかりつけ医との診療体制構築に
院長先生からの働きかけに大学側が応じてくれ児島先生
も力を入れてきました。ここ数年かなり満足できる体制作り
が着任。3人体制へ増員となりました。以後、江藤先生、
が出来たと考えますが、今後さらなる改善をおこない、諫早
安永先生と、能力の高い中堅以上の先生を出してくれて
の循環器医療を牽引していけるよう努力していくつもりです。
いる現状で以前に比較し恵まれた診療体制となっていま
この10年間を振り返って
す。今後さらに若手医師が増員となり充実した体制になる
私(山口研児)は50周年の2003年4月に着任しました。
ことを期待しています。
それから10年が経過、今年60周年を迎えました。私以前
目標・計画
に当院循環器科に勤務された先輩方は私が研修医のころ
当院は県内でも特に研修医が多い病院で、コメディカル
にバリバリ仕事をなさっていた能力の高い先輩ばかりで、
の熱心さも群を抜いています。若手医師、看護師、検査技師
先輩方に負けないように頑張っていこうと意を決した時期
などに教育する機会を持てることは我々循環器科医として
が、ちょうど当院の当直一人体制から外科・内科、小児科、
の喜びでもあり、チームとしてさらにレベルアップしていける
婦人科と他科当直体制へ移行し救急医療に力を入れてい
よう頑張っていくつもりです。
こうとする時期に重なり、年々加速度的に仕事量が増え、
循環器内科 部長 山口 研児
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33
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
リウマチ科
過去から現在まで
ます。毎回、頭を痛める症例が多く、知恵を絞りだす
当リウマチ科は1988年峰雅宣先生がリウマチ・膠原
毎日です。自身の力量不足を痛感しながらも、前に
病疾患を中心に診療を開始したところから始まり、現
進むことだけを考えています。
在まで25年を経過しています。それ以前は長崎大学第
近年のリウマチ・膠原病疾患診療
一内科が長崎県下のリウマチ・膠原病疾患の治療に関
関節リウマチ患者に関して、2002年:生物学的製剤
する唯一の専門施設でした。従って当諫早病院は当時
(抗TNF製剤)が保険適応となり、現時点で抗TNF
長崎県下で2番目に出来たリウマチ・膠原病の專門診
製剤5種類、その他生物学的製剤2剤が保険適応と
療科でした。このため峰雅宣先生は諫早以外、東彼杵
なっています。生物学的製剤は関節リウマチ症例への
郡、大村、島原、など長崎県央部の広範な地域のリウ
治療としては画期的な治療法であり、効果も十分期待
マチ・膠原病疾患診療を担っておられました。峰先
できるものですが、患者側の医療費負担が重く、診療
生がたったひとりでこの広い地域の膠原病を担当さ
面では生物製剤導入時の検査や治療中の検査が多々必
れていた頃の御苦労とそのお仕事の内容は、現在の
要です。このため、きめ細かい診療が必要となってい
私の立場から考えると相当なハード・ワークであっ
ます。今後は新たに細胞内signal transductionをblock
たと推察されます。2005年:峰先生が転勤され、交
する小分子化合物の登場で、生物製剤が適応できな
替で私、塚田が後任としてこちらに勤務、更に2009
かった症例にもその治療適応の可能性が考えられま
年:長崎大学第一内科リウマチ・膠原病グループか
す。血管炎、SLEをはじめとする膠原病疾患も新規の
ら藤川医師が当科診療スタッフとして加わり、現在
免疫抑制剤などの保険適応が考えられ、今後の発展
は二人体制となっています。
的展開が予測されます。
現在の状況
今後のリウマチ科に関して
現在外来患者数は約900人程度、生物学的製剤症例
検査に関しては、関節超音波の普及がこの数年目立
が約100人。今後も患者数は増加の一途をたどること
ちます。今後は、骨破壊以前の滑膜の炎症をリアルタ
が予想されます。現在、外来は私:塚田が週3日(火
イムで追いながら、治療方針を変更していく事になる
水金)、藤川医師が2日(月木)担当しています。毎
と思います。治療薬剤及び検査の進歩で治療方針の変
週月曜日夕からリウマチ科カンファレンスを行ってい
更もスピード・アップし、高い精度を持つことが要求
ます。研修医の先生方にも参加頂き、入院症例、外来
されていくと思います。
での難治症例に関してのディスカッションを行ってい
34
リウマチ科 部長 塚田 敏昭
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
血液内科
18世紀中頃までは日本のほぼ全域にみられた『朱
近年、血液腫瘍の治療の進歩は著しく、多様化して
鷺』は、明治時代の乱獲のせいで、1920年頃には絶滅
きている。以前であれば「抗癌剤」による「化学療
したと考えられていた。ところが、1932年、佐渡で再
法」しかなかった治療法が、腫瘍細胞が特異的に発現
発見され天然記念物に指定されたものの、減少は続き、
している表面マーカーを標的にした「抗体療法」や、
1945年に隠岐で絶滅、さらに1970年能登で絶滅。1981
腫瘍の原因となる遺伝子異常を標的とした「分子標的
年、飼育繁殖のために佐渡にいた5羽が捕獲されたけ
療法」などの新しい治療法によって、治療成績は飛躍
れども、人工増殖も成功には至らず、2003年、飼育さ
的に向上している。また、骨髄移植などの造血幹細胞
れていた高齢のメスが死亡し、日本産の『朱鷺』は絶
移植(長崎県内では数か所)の成績も年々向上してい
滅した。 る。当科も、これらの医療に遅れないよう心がけて
平成16年より始まった新臨床研修システムに端を発
いる。ただし、特に高齢者の悪性疾患患者が増加し
する、大学病院の医師不足、医局への医師引き上げ、
ている昨今、臨床の現場では、理想の治療法が現実
大都市への若手医師集中などにより、市中病院の医師
とそぐわないことは実感されるところである。
不足、特に産婦人科や小児科の医師不足はマスコミで
なお、県内では、当院のほか、長崎市民病院、日赤原
問題となったのは記憶に新しい。
爆病院、長崎市立成人病センター、聖フランシスコ病
しかし、医師不足が最も切実な診療科が血液内科で
院、長崎医療センター、県立島原病院、佐世保市立総
あることはあまり知られていない。他の内科に比べ、
合病院、長崎労災病院、千住病院、五島中央病院など
血液内科を志望する医師は減少傾向にある。冗談では
の主要病院に、血液内科医が大学から派遣されている。
なく、血液学会で『朱鷺』の写真が会場に映し出され、
しかし、当院は医師1名というマンパワー不足。も
若い医師がどのようにすれば、血液内科に興味を持っ
ちろん増員など望むべくもない。看護師、薬剤師、検
てくれるかといった内容が真剣に議論されたことすら
査技師との連携をとりながら患者にとって最適な医療
ある。「絶滅危惧種」として揶揄される血液内科医な
を目指している。
のである。
最後に、当科の歴任の医師の方々の名を列記してお
前振りはそれくらいにして、
く(敬称略、古い順に)。
当科は、白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫など
北村 勉、塚崎 邦弘、笹川 一平、森内 幸美
の悪性腫瘍のほか、貧血、出血性疾患などの血液疾患
血液内科 部長 早田 央
全般の診断と治療を行っている。
30
35
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
総合診療科
総合診療科とは
に立てるようになってきているのではないかと思って
日本の医療界に総合診療科が誕生してまだ35年程度、
います。
長崎大学病院に総合診療科が創設されて13年程度、健
今後は研修医の教育にもより関与していけるように
康保険諫早総合病院に総合診療科が開設されてまだ3
努力していきたいと思っています。
年程度と非常に歴史の新しい診療科です。そのために
今後の展望
未だにどのような科なのかわからないと思われている
総合診療科は総合的に診察をするとは言え、当科だ
方も多いようです。
けで診察・治療が行える訳ではなく、各科の先生方や
総合診療科とは、現在の医療があまりにも専門化お
様々なスタッフの方々との連携があって初めて当科の
よび細分化した結果、「病気を診て、患者を診ず」と
診察・治療が完了します。そのため、人と人とのつな
いう弊害が出てきたため、患者さんの立場に立ち、プ
がりを大切にし、そして自分達の知識や技量を少しで
ライマリケアを始め、患者さんの医療・健康問題に心
も向上させて、当科のできる範囲を広げていき、患者
と身体の両面から対処する、昔で言うところの総合診
さんを始めとして医療に関わる皆さんの力になれるよ
療医「赤ひげ」で代表される医師のいる科であると言
う努力をし続けていきたいと思います。
えます。
総合診療科 龍田 洋一
当科はシンボルとして「ひまわり」を掲げています。
これは「ひまわりが常に太陽を向いているように、私
たちは常に患者さんに向いていたい」との思いから
なっており、我々の行動原理を象徴していると考えて
います。
現在の状況
当院に総合診療科が開設されて3年少々と歴史は短
い状態ですが、平成24年11月からは医師2人体制とな
り、各科や他院からの外来患者さんの紹介も、当科の
認知度が上がるとともに徐々に増加してきています。
また、日中の救急部門の診察に関して当科も担当する
ようになり、少しずつではありますが、皆さんのお役
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
腎臓内科
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
神経内科
当院に初めて神経内科
志先生、前田泰宏先生が活躍してくれました。現在
医が赴任したのは1985年
は私と西浦先生、野中俊章先生の3人体制です。こ
の冨田逸郎先生で当時は
れまで神経内科で活躍頂いた多くの先生方、バック
宴会の度に皿を持っての
アップをして下さった長崎大学第一内科の医局に感
んのこを踊っていたとい
謝します。
うことでした。以降、高
診療はパーキンソン病を主体とした変性疾患、アル
島秀敏先生、調漸先生、
ツハイマー型を中心とした認知症、免疫性神経疾患、
松尾秀徳先生、中島茂先
脳炎・髄膜炎、脳血管障害を主な対象としていますが、
生と引き継がれ、私が1995年7月に6代目神経内科医
今後は何とか脳神経外科の協力を得て、より多くの脳
として赴任しました。それまでは内科に所属していた
血管障害の方を診療できる体制を作れたらと考えてい
のですが、翌96年に当院が精神科と神経科を標榜する
ます。最終的には諫早を中心とした県央地域はもちろ
ということを聞き、庶務課に飛んで行って、「ぜひ、
ん、島原半島の多くの神経内科領域の患者さんをいつ
神経科でなく、神経内科を標榜して下さい!」とお願
でも受け入れ、診療レベルだけでなく、対応も含めて、
いし、神経内科を標榜できることとなりました。写真
当院にかかって本当に良かったと満足していただけ
は病院の60周年と私が来てから18年のお祝いという意
るような体制を次の世代に引き継げたらという夢を
味で60の数字ろうそくと18本のろうそくを立てたケー
もって60周年の挨拶とします。 キと一緒に現在のスタッフを写したものです。
神経内科 副院長 長郷 国彦
当科は長く一人部長の時代が続きましたが、2007年
に中島秀樹先生が後期研修医として残ってくれてから
2人になり、交代で福島直美先生が医長として赴任。
その後、3人目として西浦義博先生が部長として赴任
してくれ、準教育病院となり、飛躍的に診療体制が充
実し、毎日急患対応ができるようになりました。現在
では年間600人超の新患を近隣の先生方から紹介頂く
までになっています。また、長崎大学第一内科から若
手神経内科医の派遣があり、向野晃弘先生、長岡篤
38
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
代謝内科
現在の状況
現代の糖尿病診療
飽食、運動不足、肥満、高齢化社会などにより糖尿
糖尿病の治療法として、一般的な食事療法や運動療
病およびその予備軍は2000万人を超え、問題視されて
法はもちろんのこと、薬物治療についても多くの薬剤が
います。
開発され、これまでに大変進歩してきました。しかし、
現在、私と伊藤文子先生の2人で代謝内科を担当して
その一方で糖尿病は病因や病態が人によって非常に多
いますが、糖尿病診療は合併症への配慮も必要となって
様で複雑なため、それぞれの病態に応じて現在使用でき
くるため、循環器内科、腎臓内科、神経内科、眼科、皮
る薬剤を駆使しても糖尿病のコントロールが決して満足
膚科、整形外科等、各科の先生方にご協力して頂き、ま
のいく状態ではない場合が多々あり、糖尿病治療のさら
た糖尿病療養指導士をはじめとする、看護師、栄養士、
なる開発が強く求められています。
薬剤師、臨床検査技師、理学療法士と糖尿病について専
今回、新規血糖降下薬としてGLP-1受容体作動薬、
門的な知識を持つ、様々なスタッフから成るチームに支
DPP-4阻害薬が相次いで承認され、確実な血糖降下と
えられて成り立っております。
安全性の両立、糖尿病の進展抑制と血糖コントロールの
外来では日常診療の他に、糖尿療養指導士、栄養士
持続、さらには心血管保護や抗動脈硬化への期待が寄
などによる日常指導及びフットケアを行っています。入
せられています。これらの登場により、糖尿病治療の目
院では、血糖コントロール、合併症精査、糖尿病教室、
標は高血糖に対する対症療法から病態進展および合併
直接指導などを盛り込んだ教育入院を2週間で行って
症の抑制へと、大きなパラダイムシフトを迎えています。
おりますが、短期間での食事体験+合併症精査入院も
目標
行います。
近年、癌やアルツハイマー病の発症との関連も見据え
現在当科外来患者数も増加の一途をたどっています。
ながら、できるだけ正常に近い質の良い血糖コントロー
この糖尿病患者数の増加から、これまで数年間、検討さ
ルをおこない合併症の発症及び進展を防止することです。
れてきたようですが、周囲の開業医の先生方との地域連
そのため、患者様自身による「自己管理」が必要です。
携の重要性が問われるようになり平成25年1月から、糖
当院では、患者さん個人の食生活、日常生活に合わせた
尿病地域連携パスを開始し試運転を始めました。少しで
医療を、患者さんとともに考えながら行っていくよう努
も地域の方々のお役に立てるよう1つずつ改善してより
めつつ、最新の医療を提供出来るように努力していきた
良い糖尿病診療地域連携を構築していきたいと考えてお
いと考えております。
ります。
代謝内科 部長 佐藤 剛
34
39
Isahaya Health Insurance General Hospital
60th Anniversary
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
小児科
60周年おめでとうございます。
私が着任1年と日が浅いため、いろいろな方に御指
導を仰ぎつつ、ここ10年ほどの歴史について振り返り
たいと思います。
平成18年11月、当院外来にて諫早市準夜センターが
開設されました。3日に1回、3人が交代で時間外診
療をするという過酷な勤務体制がやや緩和された記念
すべき年でした。それまでは年間約4000人、諫早はも
とより雲仙、島原、南島原の小児時間外診療をこなす
という過酷な勤務体制で、体力的にぎりぎりの状態で
勤務していたようです。そこで諫早医師会に働きかけ
しょうか。新生児は近くに長崎医療センターがあるた
当院外来に同センターが設立されました。諫早市内の
めか比較的軽症が多いです。
小児科開業医と勤務医が交代で準夜帯の小児科診療
最後に現在の小児科外来スタッフの紹介をします。
をするもので、その時間帯に患者を集約することで
常勤医師は田代、横川、大西、今村。看護スタッフは
我々当院医師はもとより患者、開業医にもメリット
泉、隅田、松尾。そして定年後も毎朝レセプト業務と
となっているようです。
我々の指導に来られる内田名誉院長です。
平成19年4月より田代先生が赴任し日勤帯4人体制
今後も地域の小児医療に貢献すべく努力いたします。
となりました。これにより病棟1名、新生児1名、外
よろしくお願いいたします。
来2名の理想的な分業体制となりました。
小児科 部長 今村 善彦
次に小児科病棟ですが、一般小児は4階南病棟、新
生児は4階東病棟に分かれています。両方同時新規入
院もあり、その際は東南を数往復しています。一般小
児病棟の特徴は季節変動が激しく短期入院が多く回転
が速い。最近は季節限定の流行(マイコプラズマ、
RSウイルス、ロタウイルス等)が長期化し、季節に
よる病気予測が難しくなりました。異常気象の影響で
40
35
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
外科・呼吸器外科
今年で当院の開院60周年を迎えるとのことで、外
600
科・呼吸器外科のこの10年を振り返ってみたいと思い
500
ます。
外科手術症例数と緊急手術の割合
例
緊急
予定
400
10年前の平成15年は、飛永晃二院長のもと、外科ス
300
タッフは5人(君野副院長・梶原先生・黒崎先生・生
200
田先生・荒木先生)でフル回転で頑張っておられまし
100
た。平成20年には君野孝二先生が院長になられ、外科
0
医師は6人となり平成23年からは7人に増員され、う
予 定
緊 急
ち2∼3人は10年目以下とぐっと若返りました。平成
25年は2月より山口広之先生が副院長に就任、消化器
2007
2008
2009
2010
2011
2012
年
2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年
355
429
434
449
480
474
98
75
83
90
85
114
外科は小松英明先生・飛永修一先生を中心に、呼吸器
広く行われるようになったことでしょう。低侵襲の
外科は村岡昌司・持永浩史先生で受け持ち、4月よ
手術を安全に行うことで、患者さんに優しい医療、
り来られた馬場雅之先生・福田明子先生は一般外
当院の基本理念である「生命の尊重と安全の確保」
科・乳腺外科を中心に広く受け持って頂いています。
を実践できていると信じます。
外科病棟も平成24年6月に住み慣れた3階北病棟か
外科外来の方は、医師増員とともに全曜日2診以上
ら新棟4A病棟に移り、まだまだ不便なところもあり
となり、看護師さん2名と助手さん1名、昨年からは
ますが、6人部屋の真ん中で小さくなって点滴をする
メディカルクラークの方にも診療のお手伝いを頂きな
こともなくなりました。外科の手術症例数も年々増え、
がら週250∼300人の予約患者さんの診療、間で外科系
平成20年には500例を超え24年は588例でした。特に時
の救急対応も行っています。外来化学療法も非常に多
間外・休日の緊急手術の増加が顕著で、24年には約2
く、特に平成23年は他の癌拠点病院を抑えて県内で
割の114例が緊急手術でした(図)。麻酔科の先生方、
最も多い約2000件(全科)の症例数を記録しました。
手術室のスタッフには夜間・休日でも嫌な顔一つせず
これまでたくさんの人たちに協力を頂き、大きな事
対応して頂き、麻酔がかかると若干ボヤキとわがま
故もなく診療が続けられていることに感謝し、今後も
まが入る外科医師たちを大きな心でサポートして頂
諫早地区(最近は島原半島も?)の地域医療・癌診療
いています。ここ10年の外科手術のもう1つの大き
に貢献できればと考えています。
な変化は、腹腔鏡・胸腔鏡下の手術が癌の手術でも
呼吸器外科 主任部長 村岡 昌司
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41
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
整形外科
院でも年々増加してきていますが、年齢に関係なく可能
な限り早期の社会復帰、または寝たきり予防を目的に準
緊急的な手術療法を行っています。尚、当院では関節
外科を専門にしていますが、下肢の膝・股関節等の荷
重関節の変形性関節症や関節リウマチで歩行障害のあ
る方には適応を選び人工関節全置換術を行っており、
除痛による歩行能力の再獲得で患者さんの術後満足度
も高いようです。また従来は膝関節の疾患に対し関節
鏡視下手術を行ってきましたが、近年では肩関節疾患
整形外科は常勤医体制による診療は昭和51年からで、
に対しても鏡視下手術が可能となり、小侵襲での手術
その後は現在に至るまで長崎大学整形外科教室からの
のために術後リハビリテーションも含め患者さんの負
派遣医による診療が続いています。スタッフの数も平
担が軽くなっており、年々手術症例数も増えています。
成14年4月以降は1名減の3名体制となり、その後増員を
当院は県央地区の基幹病院の一つであり、急性期病
お願いしていますが諸事情により今後も暫くは現状の
院でもあり、これまで入院加療後は可能な範囲で早期
体制が続くようです。
にリハビリテーション継続目的で連携パスを利用した
現在のスタッフは渡邊精一郎、西村誠介、土井満の3
転院・転所が近隣の医療施設や介護施設の協力で行え
名で、全員が日本整形外科学会認定の整形外科専門医
ていますが、今後もこの一連の活動がより円滑になさ
です。診療内容は外傷、脊椎、四肢の疾患と多岐に渡
れるように努力したいと思っています。
り、年齢層も乳児より100歳以上の高齢者までと幅が広
整形外科 部長 渡邊 精一郎
く、保存療法又は手術療法の何れかが患者さんにとっ
てより有益かを判断し治療を行っています。手術症例
はここ数年450∼500例/年ですが、脊椎と特殊な技術
を要する手の外科領域の疾患で手術を要するものは、
他の医療施設へ紹介としています。
最近の特長として高齢化社会の到来とともに大腿骨
頸部骨折を始めとする大腿骨近位部骨折の症例数が当
42
37
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
皮膚科
2012年度
皆さんこんにちは。当院皮膚科はここ10年来子育て
をしながら勤務しているママさんスタッフで診療を
行っています。
入 院 患 者 数
283名
女性ならではの優しい?視点で、水曜午後は子供外
新 患 患 者 数
1205名
ギーなどの治療に携わり、かわいい赤ちゃんに癒され
外 来 の べ 患 者 数
9801名
若いエネルギーをもらっています(笑)。
手 術 ・ 生 検件数
470件
悪性腫瘍手術件数
38件
来を開設しており、アトピー性皮膚炎・食物アレル
これからも地域の開業の先生方と連携をとりながら
皮膚科診療に当たっていきたいと思っておりますので
よろしくお願いします。
皮膚科 部長 西村 香織
38
43
Isahaya Health Insurance General Hospital
60th Anniversary
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
泌尿器科
職場紹介 担当医師 青木大勇、渡辺淳一、西村直樹
も放射線治療、抗癌剤治療を積極的に施行しております。
当科では泌尿器科疾患全般に対して薬物治療、手術、
診療実績
放射線治療などを組み合わせた総合的な治療を行って
年間外来患者数 12,434名(2011年度)
おり、救急症例に対してもなるべく迅速に対応するよう
年間入院患者数 685名(2011年度)
に心がけております。
年間外来新患数 756名(2011年度)
泌尿器科疾患の治療としては、尿路結石に対しては
年 間 手 術 件 数 556件(2012年度)
体外衝撃波による治療を中心に行っており、内視鏡的治
腹腔鏡下腎(尿管)全摘術 19例
療も適宜行っております。前立腺肥大症に対しては薬物
腎部分切除(癌切除)術
治療、内視鏡的手術を中心に、また末期腎不全患者さん
腎(尿管)全摘術
の血液透析に必要な内シャント造設術は県下でも有数
前立腺全摘術 14例
の手術実績があります。
膀胱全摘・尿路変更術
10例(代用膀胱造設術1例)
高齢化とともに泌尿器科癌の患者さんも増加しており、
経尿道的膀胱癌切除術
85例
腎臓癌に対しての手術は腹腔鏡下手術(腎盂・尿管癌
経尿道的前立腺切除術(肥大症に対して)
10例
に対する腹腔鏡下手術)、腎部分切除術を積極的に取り
32例
入れており、低侵襲治療を目指して行っております。ま
内シャント関連手術
た、腎臓癌の転移巣に関しては早くから分子標的薬の治
体外衝撃波尿路結石破砕術
療を取り入れており、患者さんに最新で効果がある治療
経尿道的内視鏡的尿路結石除去術
を受けていただくように取り組んでおります。前立腺癌
年間麻酔下検査数 121例
に対しては薬物治療、放射線治療(3DCRT)、手術とい
前立腺生検
う三本立ての治療を、おのおのの患者さんに合わせて治
目標
療を行っており、放射線治療は2010年9月より開始して
今後の目標としては、当院を受診される患者さんには
おりますが、既に200例近くの治療実績があります。膀
最新・最善の治療を受けていただき、当院で治療が完結
胱癌に関しては手術が中心となりますが、最新の内視鏡
するように、また、県央(諫早市、雲仙市中心)の病院、
システムを使用した経尿道的手術、膀胱全摘、尿路変
診療所の先生からの治療の要望には最善かつ速やかに
更および患者さんのニーズがあり、適応があれば代用膀
お答えするように心がけて行きたいと思います。
胱作成術にも取り組んでおります。進行膀胱癌に対して
44
9例
158例
72例
10例 など
114例 など
泌尿器科部長 西村 直樹
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
産婦人科
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45
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
眼科
眼球の大きさは2cm少ししかありませんが、日常
生活の上では大きな役割を担っており、外界からの情
報収集の際、その8割に視覚が関与しているとされて
います。不可避的な加齢性変化は別として、患者さん
方の視覚が可能な限り健全な状態で維持されるよう、
スタッフで協力しあいながら診療に携わっております。
眼科は特殊性が高いため、検査部や放射線科を利用す
ることは少数の例外を除いては無く、全ての検査を内
輪の中だけでやっております。
医師は1名だけですが、院内・院外からの患者さん
の紹介は可能な限り全て受け入れるよう、かつ可能な
限り紹介頂く先生方の希望の期日に診察ができるよう、
スタッフみんなで心がけております。
小生が当院に赴任してきましたのは一昨年秋ですが、
昨年秋より、限られた診療時間内で上記のことができ
るよう、近医でのフォローで可能なレベルの患者さん
方には全て近医に移って頂いております。移って頂く
方の中には十年以上通院してこられた方も数えきれな
い程おられますが、事情をよく説明しご理解頂いてお
ります。
昨年、視能訓練師がスタッフに加わったことで検査
の精度が向上し、更に診療の幅も広がって、視力発達
障害を持つ子供さんなどの紹介も受け入れられるよう
になりました。
眼科 医師 岸川 泰宏
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41
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
耳鼻咽喉科
60周年記念誌にあたり、耳鼻咽喉科の紹介をさせて
いただきます。60周年ということでまずは当院における
耳鼻咽喉科の歴史を振り返ってみたいと思います。参考
として歴代の耳鼻咽喉科医師を表にまとめてみました。
初代の鮫島千秋先生が昭和37年に赴任されてか約50年
の間に30余名の医師が常勤医師として赴任しています。
佐々野利春先生が在任であった平成3年6月までは実
質上一人医長の時代が続き、毎日の忙しい外来と手術
で大変な時代だったと思います。その後は二人体制とな
り、若手医師(研修明け数年で赴任)が先輩医師の指導
の下、約1年間急性期医療と手術に研鑽するというパ
ターンが多かったようです。
耳鼻咽喉科外来の現在のスタッフは看護師2名(福
田・西崎)ST1名(指方)クラーク1名(島田)医師2
名(塚崎・久永)で午前中の外来対応(水曜日午後は専
氏 名
就 職
退 職
勤務年数
○鮫島 千秋
S.37. 4
S.42. 1
4年10ヶ月
○上坂 政勝
S.43. 4
S.47. 3
4年
○城谷 武郎
S.47. 4
S.49. 1
1年10ヶ月
○小川 繁久
S.50. 4
S.50. 9
6ヶ月
○陣内 広
S.50.10
S.51. 3
○土肥 勝徳
S.51. 4
S.53. 3
○澤田 正道
S.53. 6
S.55. 8
○村島 二郎
S.56. 6
H. 3. 7
○浜崎 潤
S.60. 4
H. 1. 8
4年 4ヶ月
○佐々野利春
H. 3. 1
H. 5.12
3年
本川 浩一
H. 3. 7
H. 4. 5
11ヶ月
田渕 富三
H. 4. 6
H. 5. 5
1年10ヶ月
弦本 日芳
H. 5. 6
H. 6. 5
1年
○平野 康文
H. 6. 1
H. 9. 2
3年 2ヶ月
川尻 一平
H. 6. 6
H. 7. 5
1年
津田 純
H. 7. 6
H. 8. 5
1年
矢野 寿一
H. 8. 6
H. 9. 5
1年
○塚崎 尚紀
H. 9. 3
H.10.11
1年 9ヶ月
宗 英吾
H. 9. 6
H.10. 5
1年
岩永 哲
H.10. 6
H.11.11
1年 6ヶ月
○田渕 富三
H.10.12
H.16. 3
5年 4ヶ月
大里 康雄
H.11.12
H.12.11
1年
風間 恭輔
H.12.12
H.13.11
1年
高橋 優二
H.13.12
H.14. 5
陣内 進也
H.14. 6
H.15. 5
1年
馬場 明子
H.15. 6
H.16. 5
1年
○塚崎 尚紀
H.16. 4
在職中
9年(現在)
穐山直太郎
H.16. 6
H.17. 5
1年
川田 晃弘
H.17. 6
H.18. 9
1年 4ヶ月
加瀬 敬一
H.18.10
H.24. 3
5年 6ヶ月
平山 彩
H.24. 4
H.25. 3
1年
久永 将文
H.25. 4
在職中
2ヶ月(現在)
6ヶ月
2年
2年 3ヶ月
10年
6ヶ月
(○は医長)
門外来)を行っています。最近の傾向としては高齢化に
伴い嚥下機能の評価依頼や、ストレス社会の影響なの
耳手術の症例が多く若手医師にとっても魅力的な病院
か機能性障害(機能性難聴など)が増加傾向にあるよう
のようです。年間手術例は200∼250例ほど行ってきてい
に感じます。今年からは歯科口腔外科も隣に開設してお
ますが手術適応の変化もあり年々症例は絞られてきてい
り嚥下については協力しながら対応する予定です。
る傾向にあります。昨今隆盛である内視鏡手術は10年以
病棟は昨年に改築したばかりの5A病棟がメインで
上前より当科でも鼻・副鼻腔領域で導入しております。
入院加療を行っています。手術前後の患者さんだけで
微細手術であっても耳鼻咽喉科では顕微鏡手術で対応
はなく、急性上気道炎や突発性難聴・急性めまい・顔面
でき老眼も苦にならずに何とかやっています。
神経麻痺などの神経疾患の加療もかなりの数を占めて
小生は当院に通算12年ほどお世話になっており、医師
おります。新病棟では個室が増えており患者さんには好
人生のほぼ半分を当院で過ごさせていただいておりま
評のようです。私事ではありますが先日数日間入院する
す。もう少しの間一医師として地域医療に貢献できたら
機会があり、とても過ごしやすい病棟であったことを付
と考えております。諫早総合病院のこれからのますます
け加えておきます。
の発展を祈念いたします。
当院での手術は咽喉頭(扁桃)手術・副鼻腔手術・中
耳鼻咽喉科 塚崎 尚紀
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
放射線科
私達放射線科は、平成24年7月より新棟(A棟)へ移
設し、日々の業務を行っております。
二川先生を筆頭に、筒井先生、城戸先生3名の放射線
科医と、放射線技師16名、看護師6名、事務員3名で構
成されています。またMRIの骨軟部系の読影には、長崎
大学の上谷教授に、乳腺エコー及び乳腺MRI、マンモ
トームには石丸先生に来て頂いています。
放射線科の業務内容は、なくてはならないCT、MRI、
及び一般撮影、その他にエコー、胃腸透視、心カテ、アン
ギオなどあり、最近ではCVポート挿入まで担っています。
そして癌治療の最先端をいく放射線治療があります。
CTに関しては、1日50件以上の撮影をこなしています。
その中で心臓CTなど、血管の評価を有する撮影も数件
あり、撮影のみならず、3D画像及び血管の狭窄評価を目
そんな中、一時期放射線治療専門医師としていて下さっ
的とした画像作成も行っています。MRIは装置の進化と
た坂本先生がリード役となり、治療に関わるスタッフの頑
共に、撮像シーケンスも多様になり、それに伴って1件あ
張りで、軌道にのせる事が出来ました。また今年9月から
たりの撮像数も増えて、件数こそあまり増えていません
は、もう一台治療装置が稼働する予定になっており、現
が、より充実した画像評価を可能にしています。国の指
在コミッショニング試験を行っています。今後は、放射線
針により、乳癌検診でマンモグラフィーが撮影されるよう
治療に関する認定試験を受け、更なるレベルアップを図
になってから、乳腺エコーも右肩上がりで増加しており、
り、より充実した放射線治療を行いたいと思っています。
超音波の件数が年々増加傾向になっています。
放射線科は、画像診断から治療に至るまで、幅広い分
当院が癌拠点病院を目指すことになって、2010年9月
野を担っています。そしてほとんど全ての臨床科と密接
から放射線治療を始めました。放射線治療は、患者さん
な関係がありますので、その特徴を生かしながら、質の
のQOLを下げない治療として、世界的に注目されていま
高い地域医療連携の実現に、これから更に貢献していき
す。しかし放射線治療に関する知識を有するスタッフが
たいと思っています。
最初はいなくて、手探り状態でのスタートとなりました。
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放射線科 診療放射線技師 田口 勝久
43
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
麻酔科
私がこの病院に赴任したのは平成10年4月でした。
始めていました。私はそれまでペインクリニックに主
麻酔科が常勤するようになったのは平成8年から、そ
に携わることがあまりなかったので、前の二人の先生
の前は大学病院の麻酔科から出張麻酔の形で応援診療
が増やしつつあったペインクリニックの患者さんも現
していました。それが何年からかは知らないのですが、
在はほとんどいないというくらいに減らしてしまい
私が麻酔科に入局した時には出張麻酔は行われており、
ました。辻先生が勤務のころは嬉野国立病院の患者
卒後2年目から麻酔応援に来ていたと思う。主に泌尿
さんも来られ、外来のブロックもされていましたが、
器科、整形外科でした。それ以外は各科の先生による
現在はほとんどが術前紹介患者さんで、一部自己血
麻酔が行われていました。現在も全身麻酔以外の腰椎
貯血依頼、去年から緩和ケア外来の患者さんを数人
麻酔、仙骨麻酔は各科麻酔をお願いしています。
ほど診ています。
初めのころ外科からの麻酔科への依頼は硬膜外
麻酔薬、鎮痛薬、筋弛緩関連薬の進歩とともに、術
チューブ挿入が主で、麻酔は外科医が担当していまし
後人工呼吸管理する症例も減ってきています。術前の
た。平成13年から辻恵子先生が加わって二人となり、
呼吸訓練、禁煙指導も各科部署のご協力により徹底さ
辻先生が一度退職して平成18年から酒井一介先生、平
れてきていることにもよると思います。まだマンパ
成19年から西岡健治先生、平成22年から酒井先生と二
ワー不足と、私自身の高齢化も加えて、麻酔科が提供
人の常勤医がいて、一部辻先生、大学麻酔科からの応
できる医療サービスは充足されているとは言えません。
援もお願いしていました。平成21年から本川恭子先生、
今後スタッフの充足ができるのか、不安もありますが、
小形寛奈先生が非常勤で週3回の勤務体系で増員と
今いる人員でできることを頑張りたいと思います。
なっても、また辻先生へ応援依頼をしても、麻酔医
麻酔科部長 新谷 貞代
担当がいなくて症例の移動をお願いしたり、予定で
も時間外に終わるようなスケジュールとなることも
あります。
手術室の麻酔以外に、平成8年の麻酔科が常勤と
なってから、外来も始っていたようです。最近のよう
に入院が短く、術前検査が外来で主に行われるように
なる前から、術前紹介はありました。私の前に赴任し
ていた平野先生、金色先生はペインクリニック外来を
44
49
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
歯科口腔外科
病院開設60周年おめでとうございます。記念すべき
日本は高齢化
この年に当院のスタッフとして寄稿させていただくこ
社会を迎え平均
とに大きな喜びを感じております。
寿命は延びてい
歯科口腔外科は平成25年4月1日に設置された、院
ます。歯科の観
内で最も歴史の浅い診療科です。当科は、「諫早およ
点では8020運動
び島原・南高地区における歯科二次医療機関開設」を
の推進により高
長年にわたり熱望していた当該地区歯科医師会の多大
齢者における残
なるご支援と国の「がん対策推進基本計画」に後押し
存歯数が飛躍的に増加しました。一方、加齢とともに
され新規開設の運びとなりました。
生活強度が下がり歯科医院を受診することができなく
歯科口腔外科は、歯科医師1名(吉冨)と歯科衛生
なり、十分な口腔管理ができない人や多くの疾患を抱
士1名(今井)の二人で、受付業務から診療業務まで
え歯科診療所では安全な治療を受けることができない
行っています。院内医科の先生方や地域歯科医院の先
人も急増しています。また、癌治療や移植医療などの
生方から多くの患者さんを紹介いただき、当初の予想
高度医療が増加していくにつれ、そのことに関連した
より順調に患者数は増加しています。あらためて、諫
口腔内のトラブルも多く報告されるようになりその予
早・島原・南高地区に多くのニーズがあったことを実
防や治療への取り組みも必要となってきました。私た
感する日々です。
ち歯科口腔外科はそのような患者さんの口腔管理を
病院歯科口腔外科の役割とは
積極的に行っております。
口腔外科では口腔・顎・顔面並びにその隣接組織に
今後の展望
生じる疾患のうち、齲蝕や歯周病、義歯、ブリッジ、
歯科口腔外科は単独で診療を行うことは難しく、医
歯並びの不正などの歯科疾患を除くすべての疾患を取
科各科の先生方・スタッフの皆様のご指導ご協力をい
り扱います。具体的には智歯周囲炎や顎骨周囲炎など
ただき始めて成り立ちます。走り始めたばかりで院内
の炎症や歯・顎の外傷、顎関節疾患、口腔粘膜疾患、
の右左もわからず微力な私たちですが、これから皆様
嚢胞性疾患、神経性疾患、唾液腺疾患(耳下腺を除
と多くの繋がりを持ってより良い医療を提供できるよ
く)、口腔腫瘍などとなります。加えて病院歯科とし
う努力してまいります。
て様々な疾患や障害をお持ちの患者さんの抜歯をはじ
ご支援よろしくお願いいたします。
め侵襲的な歯科治療を行います。
50
歯科口腔外科 吉冨 泉
45
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
臨床研修医
2004年新医師臨床研修制度初年度に当時の院長である
に相談しご指導いただける環境があり、とてもありがたいで
飛永先生に依頼されて当院での医師臨床研修制度を発足
す。今後も頑張ります。
(上野未貴) 諫早総合病院では、
しました。学生の勧誘活動を頑張った結果、翌2005年に
大学病院で診られなかった症例をたくさん経験していきた
マッチ枠3名の管理型研修医が当院を選んでくれました。当
いと思います。
(島崎綾子)初めは慣れないことが多く、不
時の喜びは今でも忘れられません。その後、医局の先生方
安も大きかったですが、温かいスタッフの方々に・u梭ヘまれ
だけでなく、病院全体で温かく研修医を育てて頂き、評判が
楽しく研修ができています。今後もよろしくお願いします。
口コミで広がり、研修医が15名前後まで増えたのは皆さんの
(辻清和)今年度より諫早総合病院で研修をしています。現
おかげです。この8年で私も充実した指導医人生を送る事
在は救急部をローテートしていて、上の先生方や看護士の
が出来ました。研修医を育てて下さった多くの患者さん方に
お姉さま方に熱い指導を受けている毎日です。知識や手技
も感謝し、次の70周年でも当院で研修医が活き活きと働い
の習得に励んで少しでも一人前の医師に近づけるよう頑
ていることを祈念しています。最後に、今年度の初期研修医
張っていきたいと思います。
(中尾信裕)当院では内科研修
の言葉で締めくくります。
時も手術に入ることが可能で上手くいけば執刀医になること
も⁉そんな柔軟な研修を受けられるのが自分にとっては一
この病院の特徴は、医師やコメディカルの方々病院全体
番の魅力です。
(安田拓司)当院で働き始めて2ヶ月半が過
の雰囲気がよいことです。そのため、研修においても医師の
ぎました。まだ皆様にご迷惑をお掛けする事も多いので、各
先生方だけでなく、各方面からアドバイスを得ることができ、
病棟の足を引っ張らないよう今後とも精進していきたいと思
患者様を広い視野からマネージメントできることが非常にい
います。
(長郷彰雄)内科研修では、様々な科を区切ること
いことだと思います。
(遠藤友志郎)この病院のスタッフは
なく経験出来るので勉強になります。手術や救急も経験さ
みんな優しく、自由のびのびと楽しく研修しています。研修
せてもらい、有難いです。
(荒木萌)60周年おめでとうござ
先として最高の環境です。
(北村健二)今年もたくましい職
います。色々助けられながらの研修で、御迷惑おかけします
員のみなさんと、愉快な患者さんに支えられて残り10ヶ月実
が、これからも頑張ります。
(村川茉里恵)不安や緊張で一
のある研修にしていきたいと思います。
(重光良香)医師と
杯ですが、とても充実した毎日です。目標を持てば多くのこ
してのスタート地点として私は当院を選びました。しんど
とを学べる環境が、研修の大きな魅力だと思います。
(堀麻
かったり力不足を感じたりして凹むことも多々あります。そ
美)医師としての記念すべき第一歩をここで踏み出すことが
れでも『学生に戻りたい』と思ったことはなく、日々充実して
でき大変嬉しく思っています。信頼される医師をめざして頑
います。
(長田和義)日々悩みますが、たくさんの方々に気軽
張ります。
(池永まり)
46
51
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
薬剤部
病院薬剤師の業務変遷
4000
当院の薬剤部は現在13名で調剤業務、病棟業務を
3500
行っています。諫早総合病院創立60周年ということで、
3000
これまでの病院薬剤師の業務について振り返ってみたい
2000
調整人数
調整件数
2500
理、市販されていない製剤の調製業務などを行っていま
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度
外来処方箋枚数
外来注射処方箋枚数
入院処方箋枚数
入院注射処方箋枚数
薬剤管理指導件数
外来化学療法件数
入院化学療法件数
病棟薬剤業務加算
始まった「入院技術基本料」で、薬剤師の病棟での活動
が診療報酬で評価されました。それまで病院薬剤師は外
来患者さんの待ち時間を短くし如何に早くお薬をつくる
かが業務の中心となっていました。しかし、薬剤管理指
導業務では入院患者さんに対してお薬の内容の説明や
服用法の説明、薬の相互作用の確認、副作用の確認・説
5000
1000
当院の実績
した。病院薬剤師にとっての大きな改革は昭和63年より
6000
2000
500
0
薬剤管理指導件数
3000
1000
以前病院薬剤師は、外来患者さんの調剤や薬品の管
7000
4000
1500
と思います。
0
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度
平成23年度
7,375枚
10,952枚
57,931枚
52,043枚
5,741件
3,610件
2,007件
平成24年度
7,744枚
11,159枚
58,996枚
50,206枚
6,871件
3,650件
2,240件
18,394件
明などを行う業務で、業務の中心が外来患者さんから入
そして平成24年より「病棟薬剤業務加算」が入院基本
院患者さんへとシフトして行きました。
料として算定可能となり当院薬剤部でも算定を開始しま
やがて名称も入院技術基本料から病棟薬剤管理指導
した。この業務は薬剤師が病棟で薬物療法の有効性・安
業務と変化し、診療報酬の点数も増加していきました。
全性の向上に貢献する業務で、これまで以上に病院全体
当院でも平成5年より「薬剤管理指導業務」を開始し、
の薬剤の適正使用について貢献するよう求められると思
外来処方箋は院外処方へ移行し以前のように外来の調
います。当院では早くからすべての病棟に薬剤師を常駐
剤に追われることはなくなり、その時間で入院患者さん
させ病棟業務を行ってきました。将来は手術室、ICUな
の元へ行きお薬の説明を行うようになりました。その後、
ど院内で薬剤を使用するすべての場所で薬剤師が活躍
感染管理・褥瘡・栄養管理・緩和ケア等のチーム医療へ
するようになるのではないかと考えています。今後も薬
の参画、中心静脈栄養の輸液の調製、外来・入院で行わ
剤部員全員で協力して当院の薬物療法が有効かつ安全
れるがん化学療法の抗がん剤調製など業務が変化、拡
に行われるよう業務に取り組んでいきたいと思います。
大していきました。
52
外来化学療法
薬剤部長 木場 重徳
47
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
検査部
検査部分析装置入替前(H25.4.26)
検査部分析装置入替後(H25.4.30)
日進月歩の医療技術の進歩に加え、患者ニーズは大
25年4月に5台を更新。20年以上稼動した検体搬送
きく変化し、今や「診てあげる」から「診せて頂く」
用ベルトコンベアを撤去し、既存の分析装置のレイ
の時代になった。健康診断による疾病の予防と早期発
アウト変更を実施。搬送システムに頼らない迅速検
見も厚生労働省の推進事業であり、超音波検査(頸
査報告システムで再出発した。
部)、肺機能検査など増加している。このような時代
また、検査結果の信頼性を高めるために自己研鑽も
の中で度重なる診療報酬改正、包括検査点数制度の導
怠っていない。現在、細胞検査士(国際)4名、超音
入などで検査料金も厳しいものとなった。そのような
波検査士(循環器)1名、日本糖尿病療養指導士4名、
状況から昭和63年にRRCL(迅速報告検査システム)、
NST専門療法士1名、臨床工学士2名、認定輸血検
早出制度を導入。当時は、見学者が200余名の見学者
査技師3名、認定血液検査技師2名、認定心電検査技
があった。平成11年には、検査室内に採血コーナー
師2名が学会認定ライセンスを取得、若い検査技師も
を整備し、検査技師による外来患者採血を開始した。
ライセンス取得にチャレンジ中であり、これからも自
採血患者数は、平成24年では1日平均235人で年間
己研鑽に励み、よりよい医療の提供に努めて行きたい。
58,564人を採血している。これは、諫早市の人口の3
検査部 技師長 古賀 高志
人に1人を採血したことになる。生化学・免疫検査
の分析装置を10年以上使用し、経年劣化のため平成
48
53
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
栄養課
栄養課は現在、管理栄養士7名、調理師10名で給食
管理業務、栄養管理業務を行っています。平成24年10
月に旧厨房より同棟の新厨房へ移転し、昔ながらの懐
かしさを残しつつ心機一転、今まで以上に毎日の業務
に取り組んでいます。
栄養課では「安心・安全・美味しい給食作り」を
モットーに、1日約700食の食事を入院患者さんのも
とへ届けています。入院治療においては、病気や入院
による環境の変化などで不安を抱えている患者さんも
多く、少しでも食事を通して「自宅にいるような」家
庭的な安心感を感じていただけるよう、郷土料理を盛
り込んだり、季節の食材を取り入れるなど日々心掛け
養課では栄養のスペ
ています。治療食についての理解を深めていただくた
シャリストとして求
め、年2回院内にて糖尿病患者さんを対象にバイキ
められるニーズに応
ングの試食会を行ったり、腎臓病や糖尿病の患者会
えられるよう、現在
において調理実習を行うなど、直接患者さんとふれ
までに、日本糖尿病
あいながら、患者さんの心にも寄り添い、日常によ
療養指導士5名、病
り密着した栄養管理を目指しています。
態栄養専門師5名、
平成18年4月より診療報酬の改定により栄養管理実
認定NSTコーディ
施加算が新設され、栄養スクリーニングがより速やか
ネーター1名、NST専門療法士2名、人間ドックア
に早い段階での低栄養患者さんへのフォローができる
ドバイザー1名が認定資格を取得し、自己研鑽に努め
ようになりました。それに伴い、病棟からの栄養相談
ています。これからも、食を通じて患者さまへ心身と
依頼も格段に増え、より細やかな栄養管理をと努力し
もに“笑顔”を届けられる栄養課であるように取り組
ています。
んでいきたいと思います。
今後、患者さんへの栄養管理は院内にとどまらず、
栄養課 係長 中村 寿代
地域でも継続が求められます。このことを踏まえ、栄
54
49
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
リハビリテーション部
スタッフ 長郷国彦(副院長兼リハビリテーション部
加する中で、脳梗塞、脳出血の患者さんに対して言語
長)他、理学療法士4名、作業療法士1名、言語聴覚
を含めた麻痺の回復を図るために超早期に介入させて
士1名、臨床心理士1名、歯科衛生士1名
いただき、急性期後は地域連携パスの使用で近隣の回
施設基準認定 運動器リハⅠ、呼吸器リハⅠ、脳血管
復期リハ病院への転院でより充実したリハを行ってい
リハⅡ
ます。その他に慢性疾患としてのパーキンソン病や脊
運動器=骨関節系リハ
髄小脳変性症などのリハビリにも生活視点で対応して
高齢者に多発する大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折
います。また、急性期における廃用症候群の予防は在
などの急性疾患や変形性膝関節症などの慢性疾患の術
院日数短縮の観点からも重要な課題であります。
後リハビリテーションを中心に実施しています。特に
*今後、心臓リハビリテーション、がんリハビリテー
大腿骨近位部骨折の術後リハビリテーションにおいて
ションの施設基準取得を計画中。
は、地域連携パスを利用して早期に専門のリハ施設へ
臨床心理・歯科・口腔部門
転院し充実したリハを実施していただいています。ま
リハビリーテーション部においては臨床心理士も在
た、その他に腱板損傷や外傷による骨折などにも幅広
籍しており、認知症検査、また、患者さんの心理的評
く対応しています。
価、ケアにも対応し、緩和ケアチームの一員として従
呼吸器リハ
事しています。歯科衛生士においては歯科・口腔外科
近年、増加している高齢者の肺炎、特に誤嚥性肺炎
の業務を中心に行っていますが、今後は院内の口腔ケ
は口腔機能の低下や栄養などの問題あるいは活動性の
アの質向上にも幅広く対応できればと思います。
低下した方々に多く発症している疾患でリハビリテー
最後になりましたが、リハビリテーション部一同、
ションチームとしては、言語聴覚士による嚥下機能評
患者さんの『生活再建』を目標に日々、精進していく
価・治療、呼吸機能の向上のため早期に介入し、多職
所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
種との連携を図っています。また、喫煙の弊害として
リハビリテーション部技師長 徳永 誠次
知られるCOPDに対しての在宅酸素導入の評価や導入
後の呼吸法習得などの援助や外科の術前および周術期
の包括的呼吸リハビリにも対応しています。
脳血管リハ
心疾患、糖尿病などに罹患されている患者さんが増
50
55
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
臨床工学室
はじめに
検や定期点検などを行うと
今年4月より新入職員2名が加わり、現在4人体制
ともに、メーカー講習会や
にて業務を行い、夜間等の時間外においては拘束体制
学会に参加しスキルアップ
をとって緊急時にも迅速に対応できるようにしています。
に努めています。機器の物
透析業務
品在庫管理をしており、各
水処理装置(RO装置)の動作および、残留塩素の確
病棟からの修理依頼に迅速
認、多人数用供給装置・個人用透析装置の透析液作製
に対応できる体制を整えて
や濃度測定等を毎日行うとともに、定期的に逆浸透水
います。また、医療機器に
や透析装置に送られる透析液の生菌・エンドトキシン
ついて勉強会を開き、機器
測定を実施し、純度の高い安全な透析液を供給できる
の安全使用を周知徹底できるよう努力しています。更
よう水質維持に日々努めています。またHD、HDF、
には購入より長期経過した機器に関しては、ランニング
HFやアフェレーシス療法(CAP療法、PE、DFPP、
コスト・修理費用等を考え新規購入の立案、価格交渉
PA、LDL吸着等)を実施し、様々な症例にも対応でき
を行い、各病棟へ提案しています。それにより、コスト
るようにしています。医師・看護師と連携し透析開始・
削減ともなり病院経営に寄与するとともに、患者の安全
回収介助(抜針)を行っており、透析中の装置の機器
で安心な治療に貢献しています。
動作点検やアラーム発生時の対応を行っています。装
ペースメーカー業務
置または血液回路にトラブルが発生した場合は透析時
本年4月よりペースメーカー移植術・ペースメーカー
間が延長して患者に負担をかけないように迅速な対応
クリニックに立会い始め、メーカー担当者・循環器の先
を心がけています。ICUにおいても体外循環(CHDF、
生方よりご指導いただいています。まだまだ未熟では
PA、PE等)を行う際は、看護師と連携し安全な治療に
ありますが1日も早くペースメーカー業務において1人
努めています。
立ちできるよう頑張っていきたいと思います。
ME室業務
おわりに
ME機器管理システムで院内の医療機器の一括管理
日々進化していく医療機器の最前線で働き、院内の
を行っています。透析装置、人工呼吸器、保育器、麻酔
機器の管理や安全で安心できる治療の一端を担ってい
器、除細動器、AED、輸液ポンプ、シリンジポンプ、
けるように、これからも励んでいきたいと思います。
フットポンプ等の各種医療機器の日常点検・使用後点
56
臨床工学室 臨床工学技士 大平 英輝
51
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
手術室
手術室数:7室(バイオクリーンルーム1室)
患者さまの不安を軽減するための取り組みとして、
手術室スタッフ数:麻酔科医師4名(常勤2名、非常
ほとんどの手術において手術室看護師が術前・術後訪
勤2名)、看護師18名、看護補助者4名
問を行い、その際、手術中に流れる音楽のリクエストを
診療科:10診療科(外科・整形外科・泌尿器科・婦人
伺い希望に添えるよう対応しています。また、入室時の
科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・歯科口腔外科・内科・
緊張がほぐれるよう花や緑の写真を大きく引き伸ばし
麻酔科)
てホールの壁紙に使用し、患者さまの好評を得ていま
勤務体制:日勤(夜間、休日は拘束制)
す。小児の場合は親子で一緒に入室していただいてい
平成24年度は2,541件(鏡視下手術件数約480件含
ます。患者誤認防止や感染防止への対策、患者さまの
む)の手術が行われました。平成24年7月に新棟へ移
プライバシー保護へも配慮し、安全で安心な手術室を
転し、新しい環境のもと、更に患者さまに安全で安楽な
目指して努力しています。
周手術期医療を提供できるよう、各診療科医師・麻酔
現在、研修機関病院として研修医・新人看護師・医
科医師・病棟および手術室看護師が連携を図っていま
学生・看護学生・救急救命士・理学療法学生などの実
す。平成25年6月より新たに歯科口腔外科の手術が始
習や見学を受け入れています。これからの医療を担う
まりました。また、「体位・褥瘡対策」 「感染対策」 「術前
スタッフの育成に貢献していくことも患者さまにより良
後訪問」 「災害対策」のプロジェクトチームの活動を通
い医療・看護を受けていただくことにつながると考えて
して安全安楽な周手術期看護の提供および看護の質の
います。
向上に取り組んでおります。
手術室 看護科長 岡村 ひとみ
52
57
Isahaya Health Insurance General Hospital
60th Anniversary
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
医療連携室
当医療連携室は、病診・病病連携、院外との連携、
患者さんと家族との連携を目的に2001年11月に峰雅宣
1240
1200
先生を部長として、看護師・社会福祉士・事務員各1
1000
800
名で開設されました。2005年4月より、部長が村谷副
600
院長に代わり、現在は退院調整専従看護師4名・社会
832
850
878
H20
H21
H22
957
544
400
200
福祉士2名・事務員2名と増員になりました。2008年10
0
月に地域医療支援病院に承認され、地域の中核病院と
して、かかりつけ医である開業医の先生方、地域の病
H19
80
り、良質な医療を提供し地域医療に貢献できるよう取
60
り組んでいます。 40
H23
H24
90.2
88.9
86.9
81.9
77.1
55.7
86
83.9
66.6
62.9
86.5
79.2
紹介率
20
業務内容は、主に前方連携(予約業務・返書管理・
0
医療連携セミナー主催運営など)と後方連携(退院調
年
紹介率と逆紹介率
100
院の先生方、福祉関連事業所の担当者の方と連携を図
逆紹介率
H19
H20
H21
H22
H23
H24 年度
整・医療相談・地域連携パス運営など)を行っています。
退院先と情報のやり取りを進め、連携を深めていくこと
2006年11月電子カルテの導入にともない完全予約制と
が求められています。医療的な依存度が高い、要介護
し、紹介患者数は、2006年3,374人、2012年は13,985人
の高い患者さんが増えていく中で、各個人(病院)の
と4倍に増加しました。退院調整患者数も、2006年300
課題として捉えるだけでなく、地域全体の課題として
人、2012年は1,240人と年々増加し複雑化しています。
捉え、地域社会で支えるシステム作りが必要であると
おかげさまで開設から約11年間、たくさんの紹介を頂き、
考えます。患者さんがどこの療養環境においても、安
退院調整数は年々増加し、少しずつですが信頼と連携
心して過ごせる社会づくりに取り組んでいき、この地
の裾野が広がってきたのを実感しております。
域に住んでいてよかった言われるセーフティネットづく
2025年を目標年とした「社会保障・税一体改革」に
りを担う医療連携室を目指していきたいと思います。
おいては、地域包括ケアの実現に向けたさまざまな取
連携を通して、たくさんの方々の支えに恵まれて一
り組みが挙げられています。医療は今後、在宅中心へ
歩一歩進むことができました。出会えた方々へ日々心
と大きく舵を切ることになりますが、退院を支援・調整
から感謝いたします。
する担当者は、今後さらにそうした患者さんの多様な
58
退院調整件数
1400
医療連携室 看護係長 平山 香織
53
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
看護局
新人看護職員卒後臨床研修修了式
理念】
④看護の専門性を発揮し、医療チームの一員として
「安全で安心の看護を!」
の役割を果たすことができる。
・一人ひとりの患者・家族の声に耳を傾け、親切に
⑤主体的な学習態度を身につけ、自己研鑽を続ける
優しく対応します
ことができる。
教育プログラム】
・正しい知識を持ち、確かな技術を提供します
目標】
1年目:新卒看護職員教育
①安全で質の高い看護を提供する
2年目・3年目:経年別研修
②職場環境の改善を図り、職員満足度を向上させる
4年目以上:専門領域別研修
③専門性の高い人材を育成し、活用する
衛星オンデマンド研修・看護研究
④収益向上と費用削減に取り組み病院経営に参画
看護補助者研修
する
科長係長研修
看護職員の概要】
認定看護師】
平 均 年 齢:35歳7カ月
認 定 看 護 管 理 者 福田 妙美
平 均 勤 続 年 数:11年11カ月
認 定 看 護 管 理 者 圓能寺貞子
H24年度離職率:5.4%
皮膚・排泄ケア認定看護師 大畑 直子
看護大学卒業者:33名
皮膚・排泄ケア認定看護師 上戸 竜一
男 性 看 護 師:15名
感 染 管 理 認 定 看 護 師 山口 友子
実習指導者講習会終了者:49名
透 析 看 護 認 定 看 護 師 山中美和子
教育目的】
緩 和 ケ ア 認 定 看 護 師 光延 厚子
「自分で考え行動できる自律した看護師」を育成する
が ん 化 学 療 法 認 定 看 護 師 鵜木万千子
①個別的な看護を継続的に実践・評価し、その結果
が ん 性 疼 痛 認 定 看 護 師 鎌田 茜
に対して責任をもつことができる。
糖 尿 病 看 護 認 定 看 護 師 真壁奈津子
②知識・技術を習得し、科学的根拠に基づいて安全
看護局長 福田 妙美
な看護を実践できる。
③コミュニケーション能力を身につけ、信頼できる
人間関係を築くことができる。
54
59
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
看護局組織図
平成25年4月1日現在
看護局各部署の責任者
管理部門
科 長
係 長
医療安全
武富
山口友
褥瘡管理
大畑
−
田崎
−
−
平山
圓能寺
(教育担当次長兼務)
鵜木
健康管理センター
医療連携室
(医療共助部門)
がん治療センター
外来
18診療科
道辻
阿比留
内視鏡センター・中央材料室
佐藤(次長)
−
手術室
岡村
川林・前田
透析センター
−
山中
科 長
係 長
平野
川原ゆ
病 棟
主 な 診 療 科
ICU・救急外来室
4階A病棟
外 科
山口朝
釜崎・村山
5階A病棟
整形・耳鼻科
川原京
吉田・宗
4階東病棟
産婦人科・内科
内田
島田・木下
4階南病棟
小児・眼・皮膚
丹野
中尾・野口
5階東病棟
内 科
馬場郁
内 科
5階南病棟
結 核 病 床
6階南病棟
泌尿器科・内科
村川・篠
西村
光武・相田
相知
一瀬・馬場文
チーム医療活動
チーム名
感 染
活 動 内 容
関 連 職 種
感染に関する現状と対策の検討・評価、
職員教育
医師 ・ 看護師 ・ 薬剤師 ・ 事務 ・ 検査技師 ・ 放射線技師
N S T
入院患者数の栄養に関する検討・評価
医師 ・ 看護師 ・ 栄養士 ・ 薬剤師 ・ 検査技師 ・ 言語聴覚士
褥瘡対策
褥瘡の予防・治療・教育に関すること
医師 ・ 看護師 ・ 栄養士 ・ 薬剤師 ・ 理学療法士
生活習慣病
主に糖尿病患者の指導及び職員教育
医師 ・ 看護師 ・ 栄養士 ・ 薬剤師
摂食・嚥下
摂食・嚥下機能の向上に関すること
医師 ・ 看護師 ・ 栄養士 ・ 薬剤師 ・ 言語聴覚士 ・ 作業療法士
クリティカルパス
緩和ケア
化学療法
パスの作成・評価・改訂に関すること
がん患者の緩和ケアと職員教育
医師 ・ 看護師 ・ 放射線技師 ・ 検査技師 ・ 薬剤師
理学療法士 ・ 事務
医師 ・ 看護師 ・ 薬剤師 ・ 臨床心理士
安全、安楽、確実な化学療法を行うため
の管理とレジメン審査
医師 ・ 看護師 ・ 薬剤師
そらまめ会(腎不全) 腎臓病教室・保存期患者指導・職員教育 医師 ・ 看護師 ・ 薬剤師 ・ 栄養士 ・ 事務
委員会活動
チーム名
活 動 内 容
教 育 委 員 会 1.職員の教育に関する事 2.看護学生実習に関する事
リ ス ク 管 理 委 員 会 1.重要事例の分析・対策の評価 2.医療安全に関する職員教育
看護の質を考える委員会 1.看護必要度評価の視点をそろえるための教育 2.看護体制を検討する
基 準 ・ 手 順 委 員 会 1.リスクの視点から看護業務の簡素化及び標準化 2.「看護師の倫理綱領」に基づく教育
シ ス テ ム 委 員 会 1.看護支援システムの管理 2.電子カルテに関する業務検討
記 録 委 員 会 1.ガイドラインに基づく記録の推進 2.記録の基準・手順の検討
経 済 委 員 会 1.診療報酬教育 2.コスト管理に関する検討
医 療 連 携 委 員 会 退院調整・継続看護に関する検討
呼 吸 ケ ア 委 員 会 人工呼吸器を含む安全な呼吸管理のための職員教育
60
55
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
4階A病棟
4階A病棟は41床の一般外科・呼吸器外科の病棟で
看護体制は7:1看護師配置で、平成24年10月から
す。平成24年6月に3階北病棟から4階A病棟へと移
4人夜勤体制へ変更しました。また、新人看護師の卒
転し、敷地面積はそれまでの1.5倍ほどと広くなり、
後臨床研修に加え、平成25年2月からは「PNS(パー
明るく開放的な看護室と、4床室6部屋と18部屋の個
トナーシップナーシングシステム)」を開始し、日々、
室病床を有する病棟となりました。
周手術期にある患者、進行がん等で入院化学療法を受
スタッフは医師7名、看護師31名、ナースエイド4
ける患者、そして終末期にある患者対して看護局理念
名です。4階A病棟の診療・基本方針としては「安全
でもある「安心で安全な看護」を提供できるよう取り
で質の高い周手術期医療の提供」「がん治療患者の社
組んでいます。
会復帰に向けての支援」の2つを掲げています。
チームワークが良く、元気の良い看護スタッフが多
平成24年度の病棟実績は下記の通りです。
い病棟ですが、一人一人が専門職として自律し、研鑽
入院患者延べ人数:13,887人
を行い成長する努力を続けて行きたいと考えています。
一 日 平 均 患 者 数:38.1人
4階A病棟 看護科長 山口 朝子
平 均 在 院 日 数:14.2日
病 床 稼 働 率:90.4%
手 術 件 数:516件
入院化学療法総数:260件
58
61
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
4階東病棟
4階東病棟は産婦人科・内科の混合病棟で、赤ちゃ
で相談するかたもいます。お母さんの気持ちに寄り添
ん以外は女性のみの病棟です。夏には本明川から爽や
いながら、赤ちゃんにとっても満足できる母乳育児が
かな風が吹き、冬には暖かな日差しがさしこむ明るい
できるように支援しています。
病棟です。そしてかわいい赤ちゃんがいる癒しの病棟
4階東病棟 看護科長 内田 映子
でもあります。
内科では病気のみでなく、社会的背景や生活パター
ンについても患者さんや家族から聞き取ります。そし
て不安や疑問が解決して、安心して退院できるように
患者さんに寄り添った看護を実践しています。
婦人科では女性特有の病気に対し、一人の女性とし
て、母や妻、祖母としての役割を尊重し、患者さん自
身が病気と向き合えるようきめ細やかなケアに配慮し
ています。
産科では「安心・安全な妊娠・出産・育児」を目指
しています。助産外来、妊婦健診時の保健相談を病棟
の助産師が担当しており、妊娠中から妊婦さんと信頼
関係を築けるようにかかわっています。平成24年度か
ら始まった助産外来には家族の方も一緒に健診来て、
ゆっくりとした時間の中で妊娠中のトラブルや産後の
不安などの相談にものっています。助産外来を受けた
産婦さんからは「じっくり話をきいてもらえてよかっ
た。」「次の妊娠の時にも助産外来を受けたい。」等の
声が聞かれました。
また母乳外来も利用者が増えており、当院以外でお
産した方の相談にものっています。乳房トラブルの相
談が一番多いのですが、卒乳や母乳不足感などの悩み
62
59
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
4階南病棟
4階南病棟は、小児科・眼科・皮膚科・内科の混合
の多くは高齢化に伴い、
病棟です。スタッフは看護師30名、この4月よりナー
糖尿病や高血圧など合
スエイド4名もグループ制から病棟配属となり、日夜
併症を持った方であり、
患者様のために、お互い協働しながら頑張っています。
一筋縄ではいかず私た
平成18年11月15日より諫早市こども準夜診療セン
ちの頭を悩ませること
ター開設に伴い、夜勤看護師4名のうち1名が1階の
も少なくありません。
こども準夜診療センターに行き、医師会看護師と共に
このように、幅広い
夜間の時間外受診に対応しています。また、平成25年
年齢層の老若男女の患
1月から2名の看護師が夜勤専従として交代で勤務し
者様に対して、看護局
ています。
の理念である「安全で
看護体制は大人と小児の2つのチームに分かれ、固
安心の看護を!」を
定チームナーシングに加え、平成25年2月からPNS
モットーに一人一人の患者様、ご家族の声に耳を傾け、
(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入
親切に対応するように心がけ今日もまた、気持ちいい
し、少しずつではありますがPNSの確立に向けて取り
「看護」という労働の「汗」を惜しみなく流している
組んでいます。
私たちなのです。
診療科ごとの特徴を挙げてみますと、小児科は県央
4階南病棟 看護科長 丹野 美千代
地区・島原半島地区での入院施設(病院)としては、
唯一であり、地域の皆さんの期待は大きいと言えます。
そのため緊急入院は1日に10名を数えることもありま
す。眼科では平成23年3月より眼科医師不在となり休
診状態でしたが、平成23年12月から白内障手術も再開
されました。皮膚科では、主に帯状疱疹や蜂窩織炎、
手術を受ける方、火傷、下肢潰瘍など多岐にわたる疾
患への治療と、看護の基本である清潔ケアには充分
な時間をかけて援助を行っています。内科は検査治
療目的や、終末期の患者様を受けいれています。そ
60
63
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
5階A病棟
5A病棟は、病床数41床の整形外科・耳鼻咽喉科を
に微妙な年頃のナカッパーズ、フレッシュナースのシ
中心とした混合病棟です。平成24年7月、旧4階北病
タッパーズの各チームで催し物を企画し、全員で盛り
棟より新棟へ移転しました。平成25年4月からは、当
上がっています。
院に歯科口腔外科が新設され、症例はまだ少ないです
仕事もプライベートも疑問や悩みをざっくばらんに
が歯科口腔外科の病棟としても稼働しています。
話し合える、そんな病棟です。
スタッフ数は、看護師31名(男性看護師5名)、
5階A病棟 川原 京子
ナースエイド6名の計37名です。スタッフの半数以上
が20代、その他も気持ちが20代という若くて元気な病
棟です。地域の病院・施設と連携し、継続した医療が
提供できるよう努力しています。また、大腿骨頚部骨
折連携パスの計画病院としての役割も担っています。
明るく優しい笑顔と確かな専門性で看護することを
モットーに、平成25年度は医療連携チーム・高齢者看
護チーム・スキンケアチーム(褥瘡・糖尿病)・5S
チームの4つのプロジェクトチームで取り組んでいま
す。スタッフは率先して勉強会を企画・運営し、専門
性の向上に努めています。
病棟は、明るく開放的な看護室を中心に18の個室と
4人部屋の大部屋があり、廊下の長さは南北に60mあ
ります。そのためナースコールが鳴ると端から端へ
…。また、毎日2∼3例の手術があり、整形外科の殆
どの患者さんが手術後にリハビリを行うため、リハビ
リ室への送迎などで、スタッフが万歩計をつけると院
内1位ではないでしょうか。
更に病院の外に出ると、親睦会でのチームワークが
光っています。お姉さま看護師のウェッパーズを筆頭
64
61
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
5階東病棟
5階東病棟は、本棟の5階に位置し、病床数48床の
ケーションも取れ、今日も一日頑張ろうと、モチベー
循環器・消化器・神経内科を中心とした内科病棟です。
ションアップにもつながっています。是非おすすめで
平成25年6月現在、看護師数33名、ナースエイド数
すよ。
4名で患者様に優しい看護を提供しています。病棟概
5階A病棟 馬場 郁子
況として、平均在院日数14日、病床稼働率95%、ベッ
ド回転率は2.2%です。毎月の入院の半数は緊急入院で
あり、多忙な毎日ですが、スタッフ一同、安全で安心
な看護を提供しようと日々精進しています。
入院患者の内訳として、循環器の心臓カテーテル検
査やペースメーカー挿入術、心不全の患者様、消化器
の内視鏡検査及び治療を受けられる患者様、消化器が
んの患者様、脳神経内科のADLに障害のある患者様、
人工呼吸器を装着された患者様など、病院の中でも特
に急性期の患者様が数多く入院されています。そのた
め、生命に危険を及ぼす薬物の取り扱いが多く、細心
の注意をはらって業務にあたっています。
スタッフは明るく、ほがらかで、患者様には真摯に
対応し、接遇もよく、安心して任せることができます。
いつも患者様方から感謝の言葉をいただき、看護科長
として誇らしく思っています。スタッフも全員が5東
が好きだと言います。そんな職場風土だからこそ、辞
めていく看護師がいないのだと思っています。これは
私の自慢の一つです。
それから、5東で2年間平日に実行していることが
ありますので紹介します。「朝の体操」です。一日の
始まりに気持ちも引き締まり、ちょっとしたコミュニ
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各部署の紹介
5階南病棟
5階南病棟は呼吸器内科(結核8床)、血液内科を
5.平均在院日数17
主とした一般内科48床です。この数年で変化があった
日(H24年度)へ
ことを書き出してみました。
短縮…チームカン
1.電子カルテ、情報端末(PDA)の導入…情報
ファレンスをほぼ
社会に遅れることなく導入され患者認証など格段
毎日行い、患者情
にアップしました。この電子カルテをもっと看護
報の共通認識、医
に活用できるよう頑張っています。
療連携室の病棟担
2.病室からの景観…新棟、健康管理センターなど
当者との連携を密
と隣接し景色を楽しめる病室が減り残念です。
にして貢献してい
3.がん化学療法の増加…平均40件/月、病棟のが
ます。
ん看護班が新しい薬剤や暴露防止など最新情報を
6.看護補助者の夜勤…看護補助者5名が病棟配属
提供しています。
で日勤、夜勤を行い、不穏や認知症患者の見守り、
4.在宅酸素療法患者の増加…20∼30件/年、呼吸
清潔ケア、食事介助など看護師と一緒に協働して
ケア班が中心となり、患者・家族指導を行い業者と
います。
の連携をはかり、自宅での生活を支援しています。
7.7:1看護…看護師数32名(男性看護師2名)。
夜勤は看護師4名+看護補助者1名で手厚くなり
ました。看護師は20才台∼50才台まで各年代がい
て、「手を添える看護」をモットーに患者さんそれ
ぞれの人生によりそったアプローチができていま
す。感染防止に力を入れていて、真夏でもマスク
着用励行です。どんな美人でも目元しか見えなく
残念ですが、その逆もありかも?です。新しい時
代に柔軟に対応できるスタッフがそろっています。
5階南病棟 西村 妙子
66
63
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
6階南病棟
6階南病棟は、腎臓内科を中心とした内科と泌尿器
一貫した看護ができるように努めています。最近は、
科の混合病棟で、定床54床と病院内で一番ベッド数の
分子標的治療薬の使用、放射線療法など治療方法も
多いマンモス病棟です。2012年度の病棟概況は、平均
多岐にわたり、細やかな観察・ケアが必要となって
在院日数16.4日、稼働率95.2%、ベッド回転率1.8で、
います。病棟全体で勉強会を行い、レベルアップに
泌尿器科の手術件数は603件でした。
努めています。
腎臓内科は、村谷副院長をはじめ4人体制で、血液
現在、 がん性疼痛" 皮膚・排泄ケア の認定看護師
透析・腹膜透析導入の方が多くいます。腹膜透析は、
が配置されており、患者のケアやスタッフの相談など
毎年5∼7名の導入・離脱があり、患者数は常時30名
で専門性を発揮しています。夜勤には看護師だけでな
前後です。導入から退院後の外来まで病棟看護師が関
くナースエイドも配置され、患者にとって安心・安全
わっています。CAPD外来や24時間オンコールシステ
であるだけでなく、働く側にとっても良い環境になっ
ムで腹膜透析に関する指導や相談に応じ、患者や家族
ています。これからも、医師・看護師・ナースエイド
の安心につながっています。最近の動向としては、血
と協力し、より良い医療が提供できるよう頑張ります。
液透析も腹膜透析も高齢患者の導入が増加しています。
6階南病棟 看護科長 相知 篤子
また、家族や訪問看護など地域の支援を受けて導入
される方も増えてきました。退院後の本人・家族の
生活を考え、入院時から支援しています。
泌尿器科は、検査や手術を受ける方、化学療法を受
ける方などが入院します。2008年6月から体外衝撃波
結石破砕療法が、2010年9月から放射線療法が導入さ
れ、当院でも治療を受けていただくことが出来るよう
になりました。医師は3人体制で手術件数も多く、ウ
ロストーマ造設術は、2011年度5件、2012年度は9件、
2013年度は4∼6月の3か月間で4件と増えています。
2名の皮膚・排泄ケア認定看護師とともに、よりよい
ストーマ管理を考え、実践しています。ウロストー
マ外来にも病棟看護師が出向き、入院から外来まで
64
67
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各部署の紹介
ICU・救急外来室
当院は、2008年10月に地域医療支援病院に承認され、
県央の中核病院として積極的に地域救急医療に取り組
クアップする体制となっています。レントゲン、
んでいます。2010年4月に救急外来室が組織化され、
CT、MRIが隣接し、2階に内視鏡・心カテ室、3階
2012年6月にA棟が完成し、救急外来とICUは、1看
にOP室・ICUがあり、きわめて短い動線で緊急対応
護単位として運営して救急部門を担っています。両者
ができるようになっています。年間約10,000名が受診
は、ともに高い専門性を求められる分野ですが、知識
され、そのうち救急車は1,900台以上、心肺停止状態
や技術の重なる部分も多々あります。その特徴を活か
の方も月4∼5件で、年を経るごとに右肩上がりの状
して救急外来とICUのスタッフで協力体制を築いてい
態です。また、2012年9月より災害拠点病院として
ます。
7階にヘリポートを開設しドクターヘリや防災ヘリ
ICU(8床)は、全室個室で内2床は感染症収容も
を受け入れております。
できるようになっていて、手術後の患者様、人工呼吸
救急部門としてそれぞれの特殊性もありますが、私
器をはじめ全身管理が必要な患者様が滞在します。よ
たちは救命を第一に、苦痛の緩和や健康の回復、不安
り濃厚な治療が必要な患者様を、主治医の診療に加え
の軽減が図れるよう継続した看護を行っています。救
て、麻酔科医による全身管理、看護師による濃厚なケ
急看護というと大変なイメージが強いかもしれません
ア、臨床工学士による機器の保守管理や操作、安全管
が、緊急入院された患者様や重症患者様がその治療過
理が日夜行われています。
程を乗り越え、ご家族様と共に笑顔で退院されていく
救急外来(ER)は、感冒のような軽症から心筋梗塞
姿を見せていただけることが、私たちの看護のやりが
や脳卒中・外傷・心肺停止などの重症まで、各科の協
いを感じられる瞬間です。急変時には、スタッフ同士
力のもとに初期対応とトリアージ(緊急度・重症度の
が呼吸を合わせ、心ひとつにした治療にあたること
判断と方向付
が大切であるため、日ごろからスタッフ同士のコ
け)を行ってい
ミュニケーションは欠かせません。そんなやりがい
ます。看護師が
とやる気を持てる魅力ある職場です。
まず予診をして
これからも、患者様が安心して救急・集中医療を受
診察順序に配慮
けられるよう、医療チームの一員として日々努力して
しています。初
いきたいと思います。
診は主に研修医
68
が担当しますが急診部医師や各科専門医が迅速にバッ
ICU・救急外来室 看護科長 平野 富美子
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
中央材料室
中央材料室は平成24年7月に新棟(A棟)2階に移
転しました。看護師1名とナースエイド4名で構成さ
れています。
病院内で使用する医療機械の洗浄と滅菌業務を行っ
ています。
ウオッシャーディスインフェクター2台で器械の洗
浄、オートクレーブ3台で高圧蒸気滅菌を行い、ステ
ラッド及びエチレンオキサイドガスによるガス滅菌を
行っています。
また、外来、病棟への滅菌物の配布と使用した器械
の回収を行い、滅菌物の管理を行うことで、臨床現場
を支えています。
また、クベースの洗浄やアンビューバックの洗浄も
行っていますが、洗浄後は隣の臨床工学技士室で点検、
組み立てを行ってもらい病棟へ返却するシステムをと
り医療安全を考えた業務を行っています。
平成25年6月から歯科口腔外科の診療が始まり器械
の洗浄・滅菌が多くなりました。
3階の手術室とはエレベータでつながり、手術室の
清掃業務やガウン介助、超音波洗浄が必要な機械の洗
浄等も行っています。
中央材料室 看護局次長 佐藤 逸子
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TQM
♪
♪
♪♪
♪
♪
ん
〜
だよ
TQM室
TQM(Total Quality Management)室は、文字通り医
平成16年には加
療の質を管理する目的で設置され、看護局次長2名と、褥
算となり、今では
瘡管理、感染管理、安全管理を担う看護局のメンバーで構
予防対策が定着
成されています。
しています。専従
医療の高度化、在院日数の短縮化、医療に対する国民の
の皮膚創傷排泄
ニーズの変化等を背景に、臨床現場で必要とされる実践能
ケア認定看護師
力は複雑化していて、より質の高い、しかも安全な医療を
は、褥瘡のみならず、幅広く様々な分野で活動しています。
求められる時代に突入しています。そんな時代に対応でき
さらに、感染管理については、平成14年に院内感染防止
るように、各々のメンバーが職種横断的に活動しています。
対策未実施減算から、平成18年医療安全対策加算に組み
まず、看護局次長が専任で担っている新人看護職員の
込まれ、平成22年には感染防止対策加算が新設、感染管
卒後臨床研修について紹介します。医師の臨床研修制度
理認定看護師が専従として配置されました。いろんな感染
が確立された後、看護師においても、
「保健師助産師看護
症対策への取り組みと共に、標準予防策の徹底、さらには、
師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改
他の医療機関との共同カンファッレンスを実施することや、
正により、看護職員の臨床研修などが平成22年4月から努
病院同士での評価をする取り組みなどが盛んに行われるよ
力義務化されました。しかし、当院はそれより前、平成19年
うになりました。
より、全社連の卒後臨床研修モデル事業に参画し、卒後臨
最後に、医療安全管理では、平成16年には専従医療安
床研修制度が開始となりました。現在では、すっかり「新人
全管理者を配置し、職種横断的に、病院の理念である「生
をスタッフ全員で育てる風土」が根付き、その成果が離職
命の尊重と安全な医療」を目指し、活動しています。
率5%(平成24年度実績)に現れています。毎年、新人職
このように、各分野で医療機関が国民のために標準的に
員を育てられる体制づくりや関わりを繰り返し評価しながら、
すべきことを行う仕組みができ、人材が各所に配置されて
働きやすい職場作りを目指しています。
います。一日の日課は、朝のラジオ体操に始まり、情報収集
次に、褥瘡管理についてです。
「看護は観察に始まり、
を行い、院内あちらこちらに出向いています。院内外からの
観察に終わる」と言われますが、褥瘡予防はきめ細やかな
情報を取り入れ、病院職員とコミュニケーションをとりなが
観察、ケアによって達成されます。そのケアが、看護の分野
ら、専門的に介入する日々を送っています。10年後はどんな
でいち早く社会的に認められた証は、診療報酬上で、平成
体制になっているのやら……。
14年褥瘡予防対策未実施減算になったことです。その後、
70
TQM 看護科長 武富 敦子
67
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各部署の紹介
庶務課
現在の事務局職員は、庶務課・経理課・医事課・施
600
設課・業務課・診療支援室・医療情報室・医療連携室
500
等へ配置され各部署で病院運営に携わっています。そ
技能員
事務員
看護師
医療技術員
医員
400
の中で庶務課の役割について紹介します。庶務課の主
たる業務としては、職員の人事及び給与に関すること、
300
職員の福利厚生及び社会保険に関すること、諸規程の
200
制定及び改廃に関すること、文書管理に関すること等
100
が上げられます。病院にとっての顧客は患者様ですが、
庶務課にとっての顧客は職員であります。職員の顧
客満足度を上げようと日々努力しています。職員数
0
H15
技 能 員
事 務 員
看 護 師
医療技術員
医 員
合 計
も別表のようにこの10年間で120名増加し500名を超
えており、職員数の増加に伴い庶務課の業務量も増
加していますが、各担当はそれぞれ効率を上げなが
ら業務を遂行しています。
H16
H15
32
35
244
58
45
414
H17
H16
34
38
243
57
47
419
H18
H17
28
36
255
58
46
423
H19
H18
27
38
269
59
47
440
H20
H19
29
37
296
61
47
470
H21
H20
25
37
303
59
53
477
H21
25
38
302
64
51
480
H22
H22
25
36
321
68
53
503
H23
H23
28
36
328
70
54
516
H24
H24
26
36
340
73
59
534
庶務課としてこの10年を振り返ると平成17年の新給
支援病院の取得、災害医療DMATの取得、外国人看
与制度及び評価制度の開始。平成18年の電子カルテ導
護師候補者受入れ等に携わってきました。もちろん
入。平成21年の日本社会保険医学会開催。平成22年の
全てが庶務課だけて対応してきた訳ではありません。
病院機能評価更新。平成23年の新棟建設及び増改築。
今後とも皆様のご支援ご協力をお願いいたします。
平成24年の日本マネジメント学会開催等への対応があ
さて60周年を迎えると同時に健康保険諫早総合病院
げられます。特に平成21年は2月医療マネジメント学
は新たなスタートを向かえます。社会保険病院として
会長崎地方会、5月九州地区管理打合会、9月九州地
親しまれた名称は「独立行政法人地域医療推進機構 区球技大会、11月日本社会保険医学会開催と行事が重
諫早総合病院」となります。名称が変わっても、多く
なりましたが、職員皆様のご協力をいただき無事終
の諸先輩方によって築き上げられ病院の歴史と精神を
えることが出来ました。諫早総合病院の団結力を感
受け継いで前に進んでいきたいと思います。
じた1年でした。他にも臨床研修医制度の開始、コ
庶務課 事務局次長 石丸 悟志
ンビニ・レストラン・院内保育所の開設、地域医療
68
71
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
経理課
経理課の業務は、経理、用度及び寝具・洗濯となっ
ており、現在常勤職員4名、嘱託職員3名で毎日の業
務を行っています。
昭和63年10月より、窓口業務を委託としていました
が、平成18年10月自動精算機の導入に伴い、会計窓口
での待ち時間が大幅に短縮され、患者サービスの向上
につながりました。
平成21年4月から、医薬品SPD・医療材料SPDが始
まり、在庫管理の適正化、払出業務のシステム化、そ
れに加えて、価格交渉によるコスト削減も行い、現在
は全社連の医薬品共同購入とエムシーヘルスケアの医
療材料共同購入にも参加し、現在に至っています。
平成26年4月からの独立行政法人・地域医療機能推
進機構への移行に向かい、今までの業務内容に監査が
入り、指摘いただいた箇所の修正や、国からの調書報
告など多忙な毎日ですが、旧病院会計から新病院会計
への統一化に向けてスムーズに移行できるように、こ
れからも一致団結で頑張っていきます。
経理課 秋山 伴子
72
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
医事課
2012年1月に8年9ヶ月ぶりに医事課に配属され、
あっという間に1年半が過ぎようとしています。
2012年4月医療費改定では0.004%ながらプラス改
定となり前回の大病院優位の傾向から、中小病院も多
少上向きになったと言われています。今回は、社会保
障と税の一体改革に基づき、2025年問題に向けての医
療機関への大きなメッセージが込められた改定であり
ました。また、施設基準における平均在院日数の短縮
化や看護必要度の基準割合などのハードルが上げられ、
病床過剰となった急性期病院の振り分けが行われよう
としている。このような中で、長期的な視点に立ち、
自院の立ち位置を確認し、あるいはどのような医療
を提供するのかを考え、医療政策や診療報酬に左右
されない組織づくりをしていくことが求められてお
ります。
関へ持参していました。それが今やクリックひとつで
2014年4月には、独立行政法人 地域医療機能推進
完了です。レセコン→オーダーリング→電子カルテと
機構に移行されますが、地域に密着した医療、患者
システムは進化していますが、はたして10年後はど
サービスの向上を心がけていきたいと思います。
うなっているのでしょうか?進化の波に乗り遅れず、
島田 正行
乗りこなせるよう、自己研鑽に努めます。
諌早病院がDPC病院になって10年が経ちました。
髙橋 征史
診療情報管理士の資格を取り今はDPCコーディング
医事課職員として勤務させていただくようになり20
に費やす毎日です。仕事で苦労したことも振り替えれ
年余り、電子カルテ導入により、紙カルテ廃止など、
ば同僚に助けられ今があると思っています。
時代の流れと共に業務内容も変わってきましたが、変
塚元 信子
わらないのは医事課職員として患者サービスに努める
18年前に就職し、最初に配属されたのも医事課でし
こと、これからも頑張っていきたいと思います。
た。当時はレセプトを大きな風呂敷に包んで、審査機
宮内 富貴子
70
73
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
勤続年数を口にすると、 凄いなぁ! の一言に尽き
ます。4月からの新体制に不安はありますが、これか
らも宜しくお願いします。
川内 美代子
前回40周年記念誌を発行した20年前も同じ医事課で
勤務させて頂いておりました。
その当時撮影した写真には若い自分の姿があり、懐
かしく思う今日この頃です。この20年間で医事課、庶
務課、経理課、全社連と色々な部署で仕事をさせて頂
きとてもいい経験になり感謝しております。今後も自
『諫早総合病院60周年おめでとうございます。』
分自身のレベルアップを図り、もっと病院に貢献でき
勤務してわずか6年です。
るよう努力していきたいと思います。
たくさんの先輩方が築いてこられたこの病院で勤務
平山 文睦
ができ光栄です。まだまだ勉強すべきことが多く、一
私が医事課に勤務した中での大きな変化は、DPC
人でも多くの患者様の対応や入院の計算など、積極的
制度への参加です。DPCのコーディングは難しいで
に頑張ろうと思います。
すが、これからも努力して精度を高めていきたいと思
榎並 麻衣子
います。
74
諫早病院に就職して3年になりますが、まだまだ窓
小林 智子
口対応で自分の未熟さを感じております。窓口業務を
電子カルテが導入され、北病棟がA棟として建て替
疎かにしては医事課職員として一人前とは言えないと
えられ、歯科が歯科・口腔外科としてリニューアルす
思うのでこれからも日々精進してまいります。
るなど、病院が年々と進化しています。それに伴い仕
山田 ちから
事も変化を求められ、日々精進し、変化に対応しよう
私は今年の4月から医事課で勤務しています。今は
と頑張っています。
目の前の仕事をこなすことで精一杯ですが、早く一人
ただ病院は変わっても、患者さまに喜ばれる諫早総
前の事務員になるように頑張っていきます。そして、
合病院は変わらないよう努めて行きたいと思います。
将来は本院に必要不可欠な存在になっていたいです。
草野 慎史
堀 慶一朗
70
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
施設課
創立60周年おめでとうございます。施設課は、現在
節約を継続しながらエネルギーの効率的使用を図り、
職員2名、委託2名で日常の業務を行っております。
設備の円滑な運用を目指していかなければならないと
業務としては、国有財産及び物品の管理、整備計画の
痛感しております。
策定、設備の運用及び保守、営繕等が主体です。
今後ますます高度化してくる病院環境の円滑な運用
平成21年より大規模な改修工事が始まり、22年3月
と運営に責任を持ち日々の精進に努め患者様及び職員
放射線治療室増築及び化学療法室・処置室改修、23年
の快適環境を提供していき、諫早総合病院のますます
2月本館・健管センター・西棟の外壁改修、24年6月
の発展を皆様と一緒に見守っていきたいと思います。
A棟増築完成、24年9月北病棟解体、24年1月厨房・
施設課長 荒木 一昭
2階外来改修、25年3月第2放射線治療室完成と立て
続けに行われました。その節は患者様及び職員の皆様
には騒音等で大変ご迷惑をおかけしました。北病棟が
無くなったことで、設備の不良が激減しましたが今後
は健管センター・西棟・本館棟の不良個所が少しず
つ出てくると不安に思っております。また、平成25
年度は、ボイラーの更新を計画しております。中央
材料室の蒸気使用が単独のボイラーに変わり厨房が
電化になり、ボイラー室からの蒸気使用量が少なく、
大容量のボイラーでは燃費が悪いうえに大量のCO2を
排出しており環境にも悪影響を与えております。今
後の、改修においてはエネルギーや環境問題も視野
に入れた計画が必要と思われます。
設備の運用及び保守において基幹設備のトラブルは、
医療事故につながることが考えられ電気設備・給水設
備・医療ガス設備等を中心に監視・点検をより一層充
実させていかなければと思います。また、設備の充実
に伴い光熱費も増大し、地球環境保護が叫ばれる今、
71
75
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
診療支援室
当診療支援室は、平成21年4月1日より企画情報室
として、事務員2名、SE2名、医師事務補助員6名
で発足しました。平成24年4月1日からは診療支援室
と名称を変更し、現在は事務員2名(三階事務室)、
医師事務補助員15名(医局隣り)で業務を行っており
ます。(注:医師事務補助員とは、医師の事務的負担の
軽減を目的に平成20年の診療報酬改定時に新設された
もので、配置人員により点数が決まり、業務内容も細
かく定められています。)
当室の主な業務としましては、
1.統計業務
2.病院ホームページ関係
3.長崎県がん診療連携推進病院に関する業務
76
4.院内だより発行
護師の業務を軽減する中心的存在となっています。
5.院内コンサート関係
また、平成25年3月15日に患者図書室「おあしす」
6.DPC分析関係
が開設され、入院患者様への図書の貸し出しや紹介等
7.院内がん登録
を行っています。図書室内には医療に関する書籍、パ
8.退院サマリ作成
ンフレットから一般図書まで取り揃えており、イン
9.診断書作成
ターネットコーナーもあります。閲覧はどなたでも可
10.外来診療補助業務
能です。相談支援センターも併設しており、担当者へ
11.各種情報入力業務
の橋渡しも行っております。
12.医学雑誌関係
当室は職員間の、そして患者様から職員への懸け橋
13.患者図書室業務
となるべく日々業務に励んでおります。直接お会いする
14.医局業務全般
機会が少ないので、ご存知でない方もいらっしゃると
を行っております。特に外来診療補助業務は、外科
思いますが、この機会に覚えていただけたら幸いです。
外来に2名、内科外来に3名が補助につき、医師、看
診療支援室 田渕 千映子
72
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
医療情報室
以下ここ1年の活動を記す。
⒜ システム導入・維持管理
・電子カルテシステムの維持管理
・その他システムの維持管理
・院内向けグループウエア(Webシステム)の管理
運営支援
・各種マスタ管理・運用支援
・職員情報システムIDの管理
・ネットワーク等(IPアドレス管理等)インフラ整
備・維持
概要
・インターネット環境のセキュリティを含む維持管理
医療情報室は、医事課→庶務課システム管理係→企
・統計などの職員業務支援
画情報室情報係経て、平成24年4月1日より発足し2
・歯科口腔外科向けシステム導入
年目を迎えた。
・あじさいネットワーク向け情報提供システム導入
現在室員は2名で、係長久松が、全体を統括・業務
・施設整備事業としてネットワーク整備・サーバ室
移設
遂行し、室員今井が業務を遂行している。「電子カル
⒝ データ業務(点検・抽出など)
テ」システム運用の医療施設として、この7年半は終
日停止するような大きなシステム障害もなく、紙運用
・全社連への定点データ提出
への切り替えも行われれることもなく、直接的に患者
・厚生労働省へのDPCデータ点検&提出作業
の安全が損なわれた障害は無かった。このことは、職
・院内職員からの問合せに応じたデータ抽出&提供
員全員に情報システムを支えていただいた賜物であり、
感謝したい。またシステムメーカと各業者方々にも感
⒞ 情報の収集・発信
・院外向けHPの運営管理支援
⒟ 紹介
謝する。
今後も、慢心せず情報システムの円滑運用に努力し
・見学、視察への対応
⒠ コンプライアンス活動
たい。
活動内容
・IT資産管理
⒡ 委員会活動
活動内容は単なる電子カルテシステムの維持管理に
留まらず、診断書システム等小規模なシステムから放
・院内診療連携委員会
射線・臨床検査システムなど大規模なシステムの運用
・RM委員会
支援作業も行っている。
・DPC病歴委員会 等
⒢ 講演活動等院外での活動
また、これらはネットワークと呼ばれるインフラが
整備されていないと運用できないため、ITが運用でき
・第50回日本社会保険医学会総会一般演題発表
るための整備・維持管理行っている。最近では以前よ
・マイクロソフトCHARTへの参加
り行っている地域への診療情報提供システム(HIGH
・電子カルテシステムユーザ会開催および役員活動
ネットワーク)に加え、長崎県で行われている地域連
・電子カルテシステムシステム管理研修会講演
携事業(あじさいネットワーク)への診療情報を提供
・あじさいネットワーク県央部会参加
するコンテンツを設け院外との連携支援も行っている。
73
医療情報室 係長 久松 逸人
77
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
透析センター
日・ペット紹介・旅行、新しいスタッフの紹介、患者
様の自己管理に役立つ勉強コーナーなどを載せていま
す。機会があればぜひ見に来てください。
他にも、透析室の取り組みとして患者様を含めた避
難訓練を年に1回行っています。地震が発生、透析を
中断し緊急避難をし
なければいけないと
いう設定で、訓練で
は自力で動けない患
透析センターは、南棟の3階に位置しており南側を
者を想定してスタッ
A棟に遮られ、日当たり・眺めは良いとは言えません。
フを3階から1階ま
しかし、気持ちだけは明るくしようと、患者様・ス
でエアーストレ
タッフともども和気あいあいとした雰囲気の中過ごし
チャーと毛布を使用
ています。
し搬送します。これ
透析機器は44台あり、1日午前と午後の2クールで
がなかなか大変なの
50名前後の患者様が透析を受けられています。透析セ
ですが、真剣な訓練
ンターのスタッフは、副院長の村谷先生率いるとって
なので「きつい」な
も優しい先生4人とクールで仕事が早い臨床工学技師
んて誰も言わずに、
4人、明るく元気な看護師16人、私達をしっかりサ
優しい声かけ安全な
ポートしてくれるクラーク3人の総勢23人で構成され
搬送を心がけて行っ
ています。
ています。
透析は週3回、一生通わなければいけません。そこ
お昼の午前と午後の入れ替わりの時間や大事な機械
で、少しでも透析への通院が楽しくなれるように、透
操作のときは、集中してつい険しい顔になっています
析センター入り口に壁新聞を貼っています。壁新聞の
が、患者様との関わりを大事にし透析への通院が楽し
内容は、患者様同士、また患者様とスタッフ間の話題
みになれるようにしていきたいです。
作りに役立つように、患者様・スタッフの今月の誕生
78
透析センター看護師 松尾 明子
74
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
内視鏡センター
平成24年7月新病棟への移転を機に、内視鏡室より
検 査 実 績
3000
内視鏡センターへ名称が変更されました。
スタッフは消化器内科医師6名・呼吸器内科医師3
2011 年度
2012 年度
2500
名・看護師5名(内視鏡技師の資格を持った看護師3
2000
名)・クラーク1名です。
検査室は一般的な検査室が1室と、ベッドが搬入で
1500
き緊急内視鏡や治療を主に行う部屋が1室、X線透視
1000
のできる部屋が1室の合計3室に増設され、各部屋が
500
目的によって使い分けられるようになりました。
また、大腸内視鏡の前処置用トイレを3か所と、検
0
査終了後すぐに使用できるよう更衣室の並びにも1か
上部消化管
所トイレを配置し環境を整備しました。
下部消化管
膵管
気管支鏡
全検査室の酸素・吸引・炭酸ガスが中央配管となり、
2011年度
2012年度
上部消化管
1996
2452
広い検査室には内視鏡用シーリングペンダント(天井
下部消化管
1011
1320
膵管
139
176
気管支鏡
240
218
懸垂型環境整備機器)を装備し、患者様にとってもス
タッフにとってもより良い環境になりました。
ハイビジョンカメラ、拡大内視鏡、コンベックス内
視鏡(消化器・気管支)細径気管支鏡・胸腔鏡を装備
し内視鏡診断に力を入れる一方、内視鏡的粘膜下層剥
離術(ESD)・総胆管結石除去術・内視鏡的止血術・
ステント留置術・気管支充填術など内視鏡による治療
も行っています。
検査実績は、グラフを参照ください。
内視鏡センター 看護局次長 佐藤 逸子
75
79
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各部署の紹介
健康管理センター
健康管理センターの健診業務は60周年を迎える前に
大きな転換を致しました。
健診業務は院内健診と検診車を利用しての巡回健診
の両輪で業務を行ってきましたが、平成25年3月を
以って巡回健診の幕を降ろしました。
巡回健診は病院とともに歴史を重ね、むかしは、
「公衆衛生科」という一般の方には訳の判らぬ呼び名
で「胸部検診」を中心に県央、県南地区を走り回って
いました。
呼び名を昭和62年に「健康管理センター」とちょっ
とおしゃれな名前に変更して、院内健診とともに生活
習慣病健診を中心に県下のあらゆる所を巡回健診に伺
で良質な健診を受診できるよう日々努めております。
いました。県央、県南地区はもちろん、県北佐世保市、
今後は、院内での健診が主体ですので健診受診者数、
波佐見町から泊まりで西海、大島にも健診に出向きま
健診内容・単価が課題です。レントゲン・検査等の機
した。
器の性能、精度の向上。最近の流行のオプション検査
検診バスは今残っている資料からすると5台目。年
も導入し受診者が満足できるような健診を実施できる
間巡回健診者数は定期・生活習慣病合わせて7,000人
よう日々努めたいと思います。
に健診を実施し、活躍してきました。
健診の受診者はほとんどが一年に一度しか来院され
昭和62年に健康管理センターが完成し院内健診も充
ません。年に一度の健診を気持ちよく、待ち時間も少
実を図り、生活習慣病、日帰りドック、2コースの1
なく受診していただくよう心がけていきたいと思いま
泊2日ドック、法定定期健康診断、特殊健診、就職・
す。スタッフ全員でお待ちしております。
進学健診等と多様な受診者のニーズにあった健診を実
健康管理センター 高山 裕幸
施しています。
最近は平成20年から特定健診・特定保健指導業務が
始まり、保健師・管理栄養士がメンバーに入り多種多
様な職種で健診チームを結成し、受診者の方々が安心
80
76
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各部署の紹介
がん治療センター
がん治療センターは平成22年9月に放射線治療が開始さ
れると同時に、外来化学療法室と一緒になり開設されました。
原発巣別新規患者数
120
平成22年度
100
脳転移
骨転移
良性疾患
年々増加しています。平成24年度は3,266名で県下で3番目
その他︵悪性腫瘍︶
室の述べ患者数は表1に示すように、平成22年度からは
皮膚・骨・軟部腫瘍
技師が協働してチーム医療を行っています。外来化学療法
造血器リンパ系腫瘍
が開始されました。ここでは看護師、医師、薬剤師、放射線
泌尿器系腫瘍
年9月からTM2000という最新の治療装置が導入され治療
婦人科腫瘍
脳・脊髄腫瘍
0
成22年1月に10床に増床されました。放射線治療は、平成22
胃・小腸・大腸・直腸がん
20
乳癌
外来化学療法室は平成16年5月から6床で開設され、平
肝・胆・膵癌
40
肺癌・器官・縦隔腫瘍
られます。
平成24年度
︵うち肺癌︶
がん治療センターの果たす役割はますます大きくなると考え
60
平成23年度
食道癌
80
頭頸部腫瘍
平成23年1月に長崎県指定がん診療連携病院指定を受け、
外来化学療法利用者 述べ患者数
3500
3000
に多い病院でした。放射線治療室は入院外来合わせて1日
2500
平均20名前後の患者さんの治療を行っています。平成24年
2000
1500
度の治療実績は192名でした。疾患別では泌尿器系腫瘍、
1000
乳がん、肺がんで9割を占めています。今年度にはもう1台
500
治療装置が導入される予定です。
0
H16年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度
外来化学療法、外来放射線療法は自宅で生活しながら
平成24年度外来化学療法室科別利用率
治療を受けられるため、患者さん・ご家族にとってQOL向上
血液内科
4%
リウマチ科
13%
に繋がっています。このように、がん治療センターでは患者
さんが自宅で生活や仕事を維持しながら、安心して快適な
泌尿器科
10%
治療が受けられるように支援しています。今後、がん治療は
さらに充実していくと考えられます。これからも他職種と力
消化器内科
19%
婦人科
13%
を合わせて患者さんが安心して治療が受けられるよう、不
安や苦痛を軽減できるよう努めていきたいと考えています。
呼吸器外科
25%
がん治療センター 圓能寺 貞子
77
外科
9%
呼吸器内科
7%
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各クラブの紹介
文化部
睦会の写真コンテストについてご紹介します。平成
24年12月に開催しました写真コンテストは29回目の開
催でした。睦会の活動の中でも歴史のある方だと思い
ます。
まず申し上げたいことは、写真コンテストの活動に
おいて、元放射線部副技師長の宮川俊幸さんの功績が
大きいということです。写真コンテスト発足時からす
ばらしい写真を1階ホールに展示して、患者様の憩い
のスペースとなったものです。毎年、準備・展示作
業・投票用紙の集計など宮川さんを中心に活動し、長
年継続してきました。私も開票集計の際には数百もの
投票用紙を集計するのが大変でしたが、今思うと大変
有意義な活動であったとおもいます。
あと、当院写真コンテストが毎年1月末に終了しま
すと、2月初めより約3週間の間、農協の写真コンテ
ストの入賞作品を展示しておりました。こちらも自然
豊かな田園風景を写した作品群で患者様や職員を和ま
せておりました。
諫早総合病院・睦会の活動が今後も発展継続するこ
とを願いつつ紹介を終わらせていただきます。
文化部 吉岡 友康
82
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各クラブの紹介
バレー部
こんにちは、諫早総合病院バレー部です。
私たちバレー部は、新人看護師からベテラン看護師
までの様々な仲間が集まって、2チームに分かれ活動
しています。練習は週に1回2時間程近くの看護学校
00
の体育館をお借りして行っており、みんなで和気あい
あいと青春の汗を流しています。
試合数は多くないですが、地域や病院対抗の試合に
参加し地域との交流を深めています。いくつかある試
合の中でも、私たちの一番の目標である九州の社会保
険病院で競う球技大会が毎年秋に開催されます。その
大会での優勝を目指し両チームが力を合わせ練習に励
んでいます。過去には3連覇達成した経歴もあります。
最近は惜しくも優勝を逃していますが、今年は優勝で
きるよう頑張っています。
看護師という職業は仲間とのチームワークが大切で
す。そのチームワークをバレーに活かし、各チームが
時には仲間、時には戦うライバルとなって、切磋琢磨
しながら成長しています。
バレー部として活動することで、日頃のストレスや
運動不足が解消でき、何より他部署の看護師と仲良く
なれ交流の輪が広がります。
まだまだそれぞれの課題はありますが、今後もレベ
ルアップ出来るよう仲間全員で助け合い、バレー部で
諫早総合病院を盛り上げていきたいです
バレー部 上戸 嘉恵
83
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Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各クラブの紹介
ソフトボール部
現在睦会体育部は、ソフト部・バレー部・卓球部・
バスケット部・バドミントン部・ランニング部等があ
り活動しています。その中にありソフト部は、長い歴
史を誇り多くの大会で優秀な成績を収めてきました。
昔は大会前に就業時間内にもかかわらす整肢療育園
(現在のこども医療センター)のグラウンドで練習し
ていたと先輩方から聞いたことがあります。 それぐ
らい熱心だったんですね" 北九州社会保険病院ソフト
ボール・諫早市民早朝・市長杯・市民ナイター・官
公庁ナイター・病院親睦ソフトボール大会他多くの
大会に参加し優勝してきました。しかしながら現在
は、部員の高齢化と若者の野球離れにより試合する
のにギリギリの状態ですので、市民ナイターと病院
親睦ソフトボールの二大会の参加となっています。
部員は
ボールが見えない
腰が痛い
足がつった
と言いながら試合にきています。最近は勝ち負けよ
りも、怪我しないようにと祈っています。
病院のクラブは他職種の集まりです。部でのつなが
りは業務においてもつながっておりいい人間関係が作
られています。私もこれまで多くの部員と関わってき
ました。それが自分の財産だと思っています。 我が
諫早総合病院ソフト部は永遠に不滅です" これからも
応援よろしくお願いします。
ソフトボール部 石丸 悟志
84
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各クラブの紹介
卓球部
卓球部は30年以上活動している伝統のクラブです。
当初は男女共盛んに活動しており、昭和54年には全国
大会へ男女アベック出場を果たしています。全国大会
出場の常連として、大会より連続出場の表彰を頂いた
こともあります。
当時は、診療が終わった待合室やリハビリ室などを
借りて、医師・看護師・検査・放射線科・薬局・事務
などから経験者が集まり、男女一緒に練習や試合をし
ていました。九州大会の勝者に全国大会の切符が与え
られるとあって、試合のプレッシャーは相当なもので
した。とても懐かしい思い出です。
現在は立派な会議室で練習が出来ますが、結婚・出
産・子育て・高齢化によりメンバーが集まらないのが
悩みの種です。卓球は一度経験していると、年齢を重
ねても、一度リタイヤした方でも、また初心者でも楽
しめるスポーツです。ラリー・球の回転・コース・コ
ンビネーションetc.卓球は奥深く面白い競技だと思い
ます。ねくら競技と言われた昔と違い、オリンピック
で活躍した、福原愛ちゃん効果で世界大会もテレビ放
送される程の人気のある競技になりました。興味も
ある方、子育てにひと段落して少し時間のある方、
大歓迎です。名乗りをあげてください。以前のよう
に盛り上がってほしいと思います。
卓球部 中道 ひとみ
85
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各クラブの紹介
バスケットボール部
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各クラブの紹介
バドミントン部
「ビシッ!」、「バシッ!」、「ペチッ!?」…夜更けの
んな人がいろんなドラマを見せてくれる。「ここ
看護学校体育館に響くさわやかな?打球音、そして飛
だっ!」「って、どこだよ!」「エーッ、そんなと
び交う白いシャトル、そうここは我々が、日ごろのス
こー?」先が読めないというか、「ガシャッ!」読め
トレスをぶつけあい、羽根を追いかけあう週に一度の
るわけないっつーか、この意外性が何とも心地いいの
お楽しみの場なのだ。コートは2面、部員は20名ほど
だ。
いるが、いつもだいたい10名前後で和気あいあいと汗
もともとはイギリスで始まった紳士淑女の社交的遊
を流している。
戯だったらしい。バドミントン荘とかいう別荘で始
今や世界最速のスマッシュともなれば、時速420キ
まって。それが、長崎は出島に伝わったというから、
ロにも達するというが、そうかと思えばハエが止まる
日本のバドミントン発祥の地は長崎なんだとか。聞く
かも、というくらいの超微速のドロップショットも
ところによると、出島には「バドミントン発祥の地」
あって、何といってもバドミントンの面白さは、この
という石碑が建っているらしい。(親父の受け売りで
緩急の変化に尽きる。まあ、どちらかというと、掛け
すが…)
声のほうが先行する我々男性陣の隣で、華麗で高度な
それはともあれ、水曜日の6時半から8時半までの
駆け引きを展開しているのは、学生時代から培ったテ
2時間。来るものは拒まず。誰でもそれなりに楽しめ
クを披露するお姉さま方のほうなのだが…。
ること請け合い。最初はみんな初心者ですから。
ともあれ、無心にシャトルを追いかけ、蝶のように
バドミントン部 山田 ちから
舞い、蝿の…もとい、蜂のように刺すのだ。そうすれ
ば、ビールがうまい!(特に私にとっては)ダイエッ
トになっているんだか、いないんだかわからないが、
ネットをはさんだ緊張感や、ラケットを持った侍気分
も、なかなか乙なもんだ。いい汗かいて、ストレス発
散して、食事もお酒もおいしくいただけて、自然と仕
事にもハリが出てくるというもの。
それと、勝負事には性格が出るもんだ。日ごろは見
せない、隠れた一面が見える。思ったよりコミカルで
おおらかで、それでいてシリアスだったり、毎回いろ
87
87
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各クラブの紹介
ランニングクラブ
私たちランニングクラブは、平成23年度に発足しま
した。現在は20名が所属しており、各地で開催されて
いるマラソン大会に出場しています。
主な大会として県内では、夕やけマラソン大会(五
島市)、長崎ベイサイドマラソン&ウォーク(長崎市)、
湯・youマラソン大会(雲仙市)などに出場しており、
近場の大会は院内公募も行っています。県外では、ヤ
フオクドームリレーマラソン大会(福岡市)やいちご
マラソン大会(玉名市)などにも出場しています。
ランニングクラブ発足を機にマラソンを始めたメン
バーも多く、各々が目標距離・タイムを掲げてそれぞ
れの大会に挑んでいます。
ほとんどの大会が温泉地で開催されることが多く、
レース終了後に皆で温泉に入り、疲れを癒やすのも楽
しみの一つだったりします。
これからも個々で目標を持ちながら、皆で楽しく活
動していきたいと思います。
ランニングクラブ 本多 育美
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健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
各クラブの紹介
英会話
英会話の時間ですよ∼。
月3回水曜日に1時間、健康管理センターの3F待合室
にて開催しています。
6時過ぎになると何処からともなく、違う職種の人達
が集まり始めます。
カワイ∼イそしてとてもキュートな、ハーフでイギリス
育ちの先生の登場です。
もちろん英語での挨拶から始まります。
顔も名前も知らない職員も多く、英会話クラブで初めて
先生の質問の聞き取りが?……だったり、言いたい事
話すメンバーやこの時間でしか聞けない話も聞けて、仕事
が?……です。
以上の繋がりや仲間意識が強くなりました。これがまた、
でも先生曰く「繰り返す・くりかえす。トライ・とらい。
仕事にもとても役に立ちます。今は病院職員の集まりとい
どんどん話す」もちろん英語で話されます。今聞いたの
う事で医療英会話を含めてのレッスンをお願いしています。
に「忘れた…。」「英語で何て言いますか」…もちろん英
今や小学校で英語でのコミュニケーション教育がある時
語と英語のつもりの日本語で質問です。自分でも情けな
代となりました。世界はグローバル化しています。世界は
いほど学習能力が欠けています。こういう状態の英会話
一つです。多くのメンバーが外国に出かけています。英語
です。されどこうやって英会話二十数年です。継続だけ
が話せたら世界の10億人とコミュニケーションがとれると
が取り柄です。
いわれています。
様々な国の人と接しお話ができ、とても世界が広がりワ
小さな小さな英会話クラブで、どなたでも参加可能です。
クワクする時間です。今まで、アメリカ・カナダ・フィリピ
「人間に言葉はいらない」とも言われますが、英語が話
ン・イギリス・ニュージーランド・ブラジル・韓国など様々
せたらもっとモット素敵な時間やステキな出会いがあり
な先生との出会いと別れでした。もちろんメンバーとも出
世界が広まり可能性が広がり人生に幅ができると思って
会いと別れを多く経験してきました。英会話クラブを病院
います。
睦会から後押ししていただき、ともに時が過ぎました。
進歩はないけど止めたら終わりの気持ちで続けています。
「趣味はなんですか?」「食べる事と英会話です。」…も
とてもカワイ∼イ・キュートな先生に会いに来てください。
ちろん英語です。同じ趣味で集い会える仲間で盛り上がる
楽しい時間を一緒に過ごしましょう。
英会話クラブです。
英会話 末竹 富美子
89
89
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
各クラブの紹介
パン教室
平成23年4月よりパン教室を始めました。
ます。またパンのメニューは20種類以上あり参加回数
パン作りは最近では趣味の人気ランキングでも上位
を重ねたメンバーは経験者コースの特別なパンを作る
に入るほどの人気です。残念ながら諫早市内ではパン
ことができるように設定されています。
教室を探すことができず、看護師数人で(口うるさい
最後にメンバーのつぶやきを紹介します。「お母さ
がパン初心者)レンタルキッチンを借りてパンを焼い
ん、上手!すごいね!と言われとても嬉しかった!」
たところとてもおいしく、楽しく、リフレッシュがで
「家族は私とパンの帰りを楽しみに待っている!?」
きました。これがパン教室の始まりです。
「家でも焼けて感動しました!」職員同士の交流だけ
気さくで楽しい先生を講師に迎えて始めたところ、
ではなく家庭でもしっかりふんわりおいしいパンのよ
参加希望者が殺到し最初の募集では50名程も申し込み
うな役割が果たせているのではないでしょうか?!
がありました。その後も参加希望は多かったのですが、
最後に一句
レンタルキッチンと道具の都合で午前午後合わせ1日
「思い出はパンと一緒にかごの中」
に参加できる人数は最大16名までに制限され、せっか
パン教室 大畑 直子
く申し込んでもらってもお断りをすることもありまし
た。とても盛況で、始めてからこれまでの2年間で参
加の延べ人数は300名を超えています。参加者は看護
師だけではなく事務、
薬剤師、検査技師、
放射線技師、ナース
エイドと他職種が集
まりワイワイにぎや
かに、時には静かに
真剣にパンを捏ねて
います。パンが焼き
上がる時の匂いは最
高で、参加者の良い
交流の場になってい
90
90
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
第47回日本社会保険医学会総会
第47回日本社会保険医学会総会
能の不全へと流れているのが現状であります。しかし、
このような環境においても私たち医療従事者は「より
良い医療」を提供出来るように「可能な限り」日夜努
力しているのが実際ではないかと考えます。
今回の医学会総会の演題募集には一般演題のみで
400題を超す応募を頂きました。テーマに基づき特別
講演は長崎大学病院 病院長の河野 茂先生に「求め
られる医療人育成」、相川忠臣活水女子大学教授に
「医学は長崎から:近代医学の誕生」と題して医学教
育発祥、原爆被災からの復興・永井 隆博士、そして
第47回日本社会保険医学会総会を平成21年11月12
現在の教育などについてご講演を頂きます。教育講演
日(木)・13日(金)の2日間、長崎の地で開催させて頂
は手島 恵千葉大学院教授に「医療従事者に問われる
きますことを職員一同大変光栄に思っております。
倫理」についての講演を頂きます。厳しい医療環境
開催にあたりましては、社会保険久留米第一病院・
の中、求められる多様化した医療を提供する立場で
津田英照院長、佐賀社会保険病院・加藤 收院長に副
の様々な現状と問題点をとりあげてシンポジウム、
会長をお願いしご助言、ご協力を頂きながら、職員一
パネルディスカッション、そしてミニフォーラムを
同鋭意準備を進めて参りました。今回無事、ここに開
企画いたしました。
会の日を迎えることが出来、学会運営委員の諸先生方
長崎は西洋医学発祥地だけでなく、原爆被災地でも
のご指導、会員の皆様のご協力の賜物と深く感謝申し
あります。多くの文化遺産、原爆遺跡などがあり、ま
上げます。
た異国情緒あふれる街でもあります。学会の合間の散
今回のテーマは西洋医学発祥の地、長崎にちなみ
策を、また学会終了後は週末でありますので是非、長
「西洋医学発祥から150年―いま求められる医療は
崎の観光、長崎の魅力を楽しんで頂けたら望外の喜び
―」と致しました。近代西洋医学教育の父、オランダ
とするところで御座います。全国の厚生年金病院、船
軍医ポンぺ・ファン・メールデルフォールトは医の真
員保険病院、社会保険病院に勤務する多くの様々な職
髄として「医師は自らの天職をよく承知していなけれ
種の会員が共通の目的を持って長崎の地に集い、様々
ばならぬ。ひとたびこの職務を選んだ以上、もはや医
な情報を共有し共に向上することが出来たら幸甚に
師は自分自身のものではなく、病めるひとのものであ
存じます。
る。もしそれを好まぬなら、他の職業を選ぶがよい」
という言葉を残しています。今回の社会保険医学会
総会の開会式の日、11月12日は本邦の医学史にとっ
て記念すべき日でもあります。今からおおよそ150年
前の1857年(安西4年)11月12日はポンぺ・ファ
ン・メールデルフォールトが幕府の命により、松本
良順とその弟子たち12名に初めて系統的な近代西洋
医学の教育を長崎の地、医学伝習所で開始したその
日であります。
今日、社会不安と医療行政の一貫性の喪失により医
療環境、特に病院の環境は大変厳しいものになってお
り、本来あるべき住民のための地域医療は診療科格
差・地域格差を生み、医療現場の疲弊から更に病院機
91
91
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
日本医療マネジメント学会第11回九州・山口連合大会
日本医療マネジメント学会第11回九州・山口連合大会
さんを中心として、その専門的な領域で医療提供を
受け持つために医療連携は不可欠のものであり、こ
れらを構築していく過程で人と人、顔と顔が見える
ヒューマンネットワーク作りはそのための下支えに
なるものと思われます。
本学会は、東日本大震災の復興途上の中での開催で
もあります。また医療現場は社会不安と医療行政の一
貫性の喪失により医療環境、特に病院環境は大変厳し
いものになっており、本来あるべき住民のための地域
医療は診療科格差・地域格差を生み、病院機能の不全
このたび、日本医療マネジメント学会第11回九州・
へと流れているのが現状であります。このような環境
山口連合大会を第14回日本医療マネジメント学会学術
においても私たち医療従事者は「より良い医療」を提
総会と合同開催という形で、2012年(平成24年)10月
供出来るように「可能な限り」日夜努力しているのが
12日(金)・13日(土)の2日間、佐世保市にて開催させ
実際ではないかと考えます。地域医療の「復興」を
ていただきますことを大変光栄に思っております。
医療従事者の強い「絆」をもって創造することを
今回の開催にあたりましては、2011年3月11日に発
テーマに、本大会の開催を江口勝美総会会長と共に
生した東日本大震災の影響から、例年春季に開催され
迎えます。九州・山口らしさ、長崎らしさも表現で
ていた総会と秋季開催の九州・山口連合大会を合同で
きたら幸甚に存じます。
開催出来ないか、との学会本部の強い意向で秋季合同
海山の幸に恵まれ、自然美豊かな九十九島を中心と
開催の運びとなりました。九州・山口連合大会は今回
した西海国立公園と人工美あふれるハウステンボスな
が11回目の開催であります。第1回は九州連合大会と
ど見所のある佐世保の地での本大会に多くの皆様の参
して吉田晃治先生を会長に2002年に九州医療センター
加をお願い致します。
で開催され、第2回大会の木村圭志会長から九州・山
口連合大会となっております。昨年の第10回大会は
大分医療センターの室会長が別府で開催され、1,000
名を超える参加となっています。長崎県での本会開
催は2度目で、前回は理事の向原茂明先生の下、
2004年に第3回大会としてハウステンボスで開催さ
れております。
今回の学術集会のテーマは「地域医療の復興と絆∼
チーム医療と地域連携をさらに進めるヒューマンネッ
トワーク作りを目指して∼」であります。
今日の医療現場における「より良い医療」を提供す
るため、成果を上げるマネジメントとして重要なキー
ワードに「チーム医療」と「医療連携」が挙げられま
す。医師不足、看護師不足が喫緊の課題となる中で社
会的ニーズとして高度で専門性の高い医療、効率的で
高い質を求められる現場では多職種間のチームワーク
と機能分担による恊働は必須のものであります。一方、
地域完結型医療を考えた場合、各々の医療機関が患者
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92
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
現職員名簿
現職員名簿 (平成 25 年6月2日現在)
医 員
94
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
整形外科部長
渡邊精一郎
H12. 4. 1
病院長
君野 孝二
H 2. 4. 1
整形外科部長
西村 誠介
H21. 6. 2
副院長兼内科部長兼透析部長兼医療連携部長
村谷 良昭
S61.12. 2
整形外科医長
土居 満
H25. 4. 1
副院長兼神経内科主任部長兼
リハビリテーション部長
長郷 国彦
H 7. 7. 1
皮膚科部長
西村 香織
H16.10. 1
副院長兼がん治療センター長兼外科主任部長
山口 広之
H16. 4. 1
皮膚科医長
石丸志帆子
H25. 6. 2
健康管理センター長兼呼吸器内科主任部長
井上 祐一
H 5. 6. 1
泌尿器科部長
西村 直樹
H13. 4. 1
内科主任部長
早田 央
H 6. 7. 1
泌尿器科部長
渡辺 淳一
H20. 4. 1
内科部長
新井 英之
H25. 1. 1
泌尿器科部長
青木 大勇
H24. 4. 1
内科部長
佐藤 剛
H24. 4. 1
産婦人科部長
福田 久信
H16. 7. 1
内科医長
龍田 洋一
H22. 6. 1
産婦人科医長
塚本 大空
H25. 3. 1
内科医長
鳥居 和広
H24.11. 1
産婦人科医員
村上 聡子
H25. 5. 1
内科医員
伊藤 文子
H25. 4. 1
耳鼻咽喉科部長
塚崎 尚紀
H16. 4. 1
内科医員
鳥越 健太
H25. 4. 1
耳鼻咽喉科医員
久永 将史
H25. 4. 1
内科医員
一瀬 仁美
H25. 4. 1
眼科部長
岸川 泰宏
H23.10.16
内科医員
徳山 鮎子
H25. 6. 2
放射線科部長
筒井 伸
H22. 4. 1
神経内科部長
西浦 義博
H20.10. 1
放射線科医長
城戸 康男
H25. 4. 1
神経内科医員
野中 俊章
H25. 6. 2
麻酔科主任部長
新谷 貞代
H10. 4. 1
呼吸器内科部長
泊 慎也
H21.10. 1
麻酔科部長
酒井 一介
H22. 4. 1
呼吸器内科部長
近藤 晃
H21. 6. 2
健診部長
仁位万寿代
H 8. 2. 1
消化器内科部長
大場 一生
H23. 6. 2
歯科口腔外科部長
吉冨 泉
H25. 4. 1
消化器内科医長
植原 亮平
H24. 6. 2
消化器内科医員
田渕真惟子
H22. 4. 1
医療技術職員
消火器内科医員
福島 真典
H25. 4. 1
職 名
氏 名
採用年月日
消化器内科医員
橋本さつき
H25. 4. 1
薬剤部長
木場 重徳
S61. 4. 7
消化器内科医員
高橋 孝輔
H25. 4. 1
係長
森 一郎
S57. 3. 1
リウマチ科部長
塚田 敏昭
H17. 4. 1
係長
松岡 芳樹
H 1. 4. 1
リウマチ科部長
藤川 敬太
H21. 4. 1
薬剤師
川中 博之
S60. 4. 8
循環器内科部長
山口 研児
H15. 4. 1
薬剤師
浦瀬 剛嗣
H 1. 4. 1
循環器内科部長
児島 正純
H22. 4. 1
薬剤師
草野 俊明
H 2. 4. 1
循環器内科部長
安永 智彦
H24.10. 1
薬剤師
宮崎 由佳
H 9. 4. 1
小児科部長
今村 善彦
H24. 6. 2
薬剤師
原田 忠幸
H18. 4. 1
小児科医員
田代 香澄
H19. 4. 1
薬剤師
前山 幸史
H20. 4. 1
小児科医員
横川 真理
H24. 7. 1
薬剤師
橋口知加子
H20. 4. 1
小児科医員
大西 愛
H25. 4. 1
薬剤師
中路 洋輔
H23. 4. 1
外科部長
小松 英明
H18. 4. 1
薬剤師
大竹 里佳
H23. 4. 1
外科部長
飛永 修一
H24. 4. 1
薬剤師
川原 和也
H24. 4. 1
外科部長
持永 浩史
H24. 4. 1
検査部技師長
古賀 高志
S52. 6. 2
外科医長
馬場 雅之
H25. 4. 1
検査部副技師長
今里 和義
S55. 4. 1
外科医員
福田 明子
H25. 4. 1
係長
西村 俊満
S51. 5. 1
呼吸器外科主任部長
村岡 昌司
H19. 4. 1
係長
深川 邦明
S51. 4. 1
93
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
係長
末竹富美子
S51. 4. 1
作業療法士
井上万智子
H 5. 4. 1
係長
平井 清美
S55. 4. 1
理学療法士
清水 吾朗
H 8. 4. 1
係長
増輪 文治
S55. 4. 1
理学療法士
川口 俊志
H13. 4. 1
係長
北原 直樹
S60. 1. 4
言語聴覚士
指方和貴子
H22. 6. 1
係長
城 宏史
H 5.12. 1
係長
中村 寿代
S61. 1. 1
臨床検査技師
中島 京子
S57. 4. 1
管理栄養士
荒瀬美登里
H 4. 4. 1
臨床検査技師
辻 由美子
S60. 4. 1
管理栄養士
内田 範子
H 4.10. 1
臨床検査技師
今泉 利信
S62. 4. 1
管理栄養士
山口 智美
H 5.10. 1
臨床検査技師
高島 勲
H 1. 4. 1
管理栄養士
井手真紀子
H12. 8. 1
臨床検査技師
望月 哲朗
H 2. 4. 1
管理栄養士
鈴木真利枝
H17. 6. 1
臨床検査技師
下田 博臣
H 5. 8. 1
管理栄養士
関 優子
H20. 4. 1
臨床検査技師
山口 礼子
H 6. 4. 1
臨床工学技士
犬塚 智博
H13. 4. 1
臨床検査技師
上田由美子
H 7. 4. 1
臨床工学技士
大平 英輝
H21. 4. 1
臨床検査技師
井手圭一郎
H15. 4. 1
臨床工学技士
本田浩太郎
H25. 4. 1
臨床検査技師
菖蒲 巧
H19. 4. 1
臨床工学技士
金丸 和仁
H25. 4. 1
臨床検査技師
中村 恒平
H21. 4. 1
臨床検査技師
山田 慶太
H21. 4. 1
看護職員
臨床検査技師
本多 育美
H21. 4. 1
職 名
氏 名
採用年月日
臨床検査技師
吉田 智子
H22. 4. 1
看護局長
福田 妙美
S57. 4. 1
視能訓練士
山道 春信
H24. 4. 1
看護局次長
佐藤 逸子
S51. 4. 1
臨床検査技師
武内 裕美
H24. 4. 1
看護局次長
圓能寺貞子
S54. 4. 2
臨床検査技師
内田 早紀
H24. 4. 1
看護科長
田﨑 昭子
S53. 4. 1
臨床検査技師
木村 歩子
H25. 4. 1
看護科長
道辻真由美
S54. 4. 2
放射線部技師長
氏原 健吾
S56. 6. 1
看護科長
西村 妙子
S54. 4. 2
係長
井上 裕之
S61.12.15
看護科長
平野富美子
S54. 4. 2
係長
本田 勝己
S62. 4. 1
看護科長
内田 映子
S58. 4. 1
係長
江﨑 浩二
H 2. 4. 1
看護科長
岡村ひとみ
S58. 4. 1
係長
田口 勝久
H 4. 4. 1
看護科長
馬場 郁子
S59. 4. 2
係長
山下 正治
H24. 3. 1
看護科長
川原 京子
S63. 4. 1
診療放射線技師
山口 浩嗣
H 6. 4. 1
看護科長
大畑 直子
S63. 4. 1
診療放射線技師
山戸 夏樹
H17. 9. 1
看護科長
武富 敦子
H 2. 4. 1
診療放射線技師
山戸 雄介
H19. 4. 1
看護科長
丹野美千代
H 3. 6. 1
診療放射線技師
森永由紀江
H21. 4. 1
看護科長
相知 篤子
H 4. 4. 1
診療放射線技師
山下 勝美
H22. 4. 1
看護科長
山口 朝子
H 5. 4. 1
診療放射線技師
上田真梨子
H22. 4. 1
看護係長
釜﨑 弘美
S56. 4. 1
診療放射線技師
中村 舞
H24. 4. 1
看護係長
島田香代子
S58. 4. 1
診療放射線技師
横尾 崇幸
H24. 4. 1
看護係長
鵜木万千子
S58. 4. 1
診療放射線技師
長友 俊樹
H24. 4. 1
看護係長
山口 友子
S59. 4. 2
診療放射線技師
河野 友宏
H25. 4. 1
看護係長
馬場 文子
S60. 4. 1
リハビリテーション部技師長
徳永 誠次
S59. 4. 2
看護係長
光武 道子
S60. 4. 1
理学療法士
小無田徳仁
H 5. 4. 1
看護係長
山中美和子
S61. 4. 1
93
95
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
96
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
看護係長
川林 妙香
S63. 4. 1
看護師
松本美由起
S62. 4. 1
看護係長
相田 紀子
S63. 4. 1
看護師
毎熊久美子
S62. 4. 1
看護係長
篠﨑 朋子
H 1. 4. 1
看護師
黒田美千代
S62. 4. 1
看護係長
一瀬 幸子
H 2. 4. 1
看護師
杉町 律子
S62. 4. 1
看護係長
阿比留千春
H 3. 4. 1
看護師
前田 悦子
S63. 4. 1
看護係長
前田 明子
H 3. 4. 1
看護師
川原 明美
S63. 4. 1
看護係長
木下由紀子
H 3. 4. 1
看護師
松尾 信子
H 1. 4. 1
看護係長
川原ゆかり
H 4. 4. 1
看護師
松村早希子
H 1. 4. 1
看護係長
村川 由紀
H 5. 4. 1
看護師
松添 幸子
H 1. 4. 1
看護係長
宗 恵美
H 5. 4. 1
看護師
島田 律子
H 1. 4. 1
看護係長
野口千代香
H 6. 4. 1
看護師
尾﨑 幸枝
H 1. 4. 1
看護係長
中尾佳代子
H 6. 4. 1
看護師
杉谷まゆみ
H 2. 4. 1
看護係長
村山里栄子
H 6. 4. 1
看護師
西尾 寛子
H 2. 4. 1
看護係長
平山 香織
H 7. 4. 1
助産師兼看護師
村中ていこ
H 3. 4. 1
看護係長
吉田 佳織
H 7.10. 1
看護師
岡本有美子
H 3. 4. 1
看護師
山口 昌子
S53. 4. 1
看護師
笹野 直子
H 3. 4. 1
看護師
眞﨑けい子
S54. 4. 2
看護師
山口 桂子
H 4. 4. 1
看護師
山口 祥子
S54. 4. 2
看護師
尾上 直子
H 5. 4. 1
看護師
坂本 貞子
S54. 4. 2
看護師
金子真由美
H 5. 4. 1
看護師
荒木 京子
S54. 4. 2
看護師
塩屋 真弓
H 5. 4. 1
看護師
杉山芙美子
S55. 4. 1
看護師
手水 睦子
H 5. 4. 1
看護師
土井 輝代
S55. 4. 1
看護師
北島 隆子
H 5. 4. 1
看護師
古藤 智子
S56. 4. 1
看護師
本多さおり
H 5. 4. 1
看護師
北村恵美子
S56. 4. 1
看護師
松岡多恵子
H 6. 4. 1
看護師
里 千鶴子
S56. 4. 1
看護師
後田 智美
H 6. 4. 1
看護師
重山 清美
S56. 4. 1
看護師
荒木ゆかり
H 6. 4. 1
看護師
野中小代子
S56. 4. 1
看護師
志岐さやか
H 6. 4. 1
看護師
大﨑 京子
S57. 4. 1
看護師
犬塚 陽子
H 6. 4. 1
看護師
福田 弥生
S57. 4. 1
看護師
橋本 朝香
H 6. 4. 1
看護師
前田 絹子
S57. 4. 1
看護師
平田 純子
H 7. 4. 1
看護師
吉賀賀津子
S57. 4. 1
看護師
百合野 礼
H 7. 4. 1
看護師
辻 洋子
S57. 4. 1
看護師
中本 小枝
H 7. 4. 1
看護師
粒﨑よしみ
S57. 4. 1
看護師
浦 美恵子
H 7. 4. 1
看護師
高藤久美子
S59. 4. 2
看護師
江﨑 博子
H 7.10. 1
看護師
中本早由美
S59. 4. 2
看護師
花岡 裕美
H 8. 4. 1
看護師
泉 保子
S59. 4. 2
看護師
寺井 洋子
H 8. 4. 1
看護師
松浦 久乃
S60. 4. 1
看護師
福島 友美
H 8. 4. 1
看護師
中川チサ子
S60. 4. 1
保健師兼看護師
今里 幸代
H 9. 4. 1
看護師
鎌田 美子
S61. 4. 1
看護師
福島 昌子
H 9. 4. 1
看護師
田中 浩子
S61. 4. 1
看護師
松竹 美幸
H 9. 4. 1
看護師
音山由美子
S62. 4. 1
看護師
畑中 澄子
H 9. 4. 1
93
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
看護師
草場美佐子
H 9. 4. 1
看護師
坂本 茜
H16. 4. 1
助産師兼看護師
高石 博子
H10. 4. 1
看護師
山口 幸恵
H16. 4. 1
看護師
高桺 鳴美
H10. 4. 1
看護師
森川 順子
H16. 4. 1
保健師兼助産師兼看護師
濱 宏美
H11. 4. 1
看護師
坂田知栄子
H16. 4. 1
保健師兼看護師
南 英理
H11. 4. 1
看護師
中嶋 宏
H16. 4. 1
看護師
米村 孝子
H11. 4. 1
看護師
岩坪ひろみ
H16. 4. 1
看護師
道辻 由美
H11. 4. 1
保健師兼看護師
増山 香
H17. 4. 1
看護師
牟田 理恵
H11. 4. 1
看護師
赤司 恵美
H17. 4. 1
看護師
村山 雅美
H12. 4. 1
看護師
岩永 恵
H17. 4. 1
看護師
伊藤 千種
H12. 4. 1
看護師
大宮 弘司
H17. 4. 1
看護師
平山 留美
H12. 4. 1
看護師
田口 裕子
H17. 4. 1
看護師
小川 香織
H12. 4. 1
看護師
野田 麻由
H17. 4. 1
看護師
松田喜代子
H12. 4. 1
看護師
中村 綾
H17. 4. 1
保健師兼看護師
堤 愛子
H13. 4. 1
看護師
立石さやか
H17. 4. 1
助産師兼看護師
本山 優子
H13. 4. 1
看護師
冨永 亜季
H17. 4. 1
看護師
鎌田 茜
H13. 4. 1
看護師
藤本 美樹
H17. 4. 1
看護師
松尾みよ子
H13. 4. 1
看護師
小森 美佳
H17. 4. 1
看護師
林 恵
H13. 4. 1
看護師
松嶋恵美子
H17. 4. 1
看護師
平野つぐみ
H13. 4. 1
看護師
藤本慶次郎
H17. 4. 1
保健師兼看護師
下山 祥絵
H14. 4. 1
看護師
松尾 ゆき
H17. 4. 1
助産師兼看護師
山口 綾子
H14. 4. 1
看護師
山口 裕子
H17. 4. 1
看護師
光延 厚子
H14. 4. 1
看護師
森 有希
H17. 4. 1
看護師
松尾 明子
H14. 4. 1
看護師
廣瀬 文恵
H17. 4. 1
看護師
山田麻理子
H14. 4. 1
看護師
河野 章子
H17. 4. 1
看護師
中村 友美
H14. 4. 1
保健師兼看護師
中村 彩子
H18. 4. 1
看護師
松本 千佳
H14. 4. 1
保健師兼看護師
中山 真樹
H18. 4. 1
看護師
寺尾美由紀
H14. 4. 1
保健師兼看護師
西原 依里
H18. 4. 1
看護師
橋本恵美子
H14. 7. 1
保健師兼看護師
川端奈津美
H18. 4. 1
保健師兼看護師
福田真由美
H15. 4. 1
看護師
上山 千尋
H18. 4. 1
保健師兼看護師
宮﨑 綾
H15. 4. 1
看護師
川﨑 麻美
H18. 4. 1
保健師兼看護師
高見須美子
H15. 4. 1
看護師
鈴木 美香
H18. 4. 1
看護師
山口あゆみ
H15. 4. 1
看護師
早瀬 智香
H18. 4. 1
看護師
真壁奈津子
H15. 4. 1
看護師
村里 美和
H18. 4. 1
看護師
上戸 竜一
H15. 4. 1
看護師
上田 里美
H18. 4. 1
看護師
郡家理恵子
H15. 4. 1
看護師
北村多寿子
H18. 4. 1
看護師
森 勇介
H15. 4. 1
看護師
上戸 嘉恵
H18. 4. 1
看護師
田島 聡子
H15. 4. 1
看護師
永吉 聖子
H18. 4. 1
看護師
田川美智子
H15. 4. 1
看護師
前田 典子
H18. 4. 1
保健師兼看護師
樋渡 麻代
H16. 4. 1
看護師
福嶋 愛
H18. 4. 1
保健師兼看護師
中原 梓
H16. 4. 1
看護師
喜々津景子
H18. 4. 1
看護師
高田 寿美
H16. 4. 1
看護師
宮﨑 祐美
H18. 4. 1
93
97
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
98
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
看護師
山口しのぶ
H18. 4. 1
看護師
山本 木綿
H20. 4. 1
看護師
岩﨑 千春
H18. 4. 1
看護師
金﨑 大輔
H20. 4. 1
保健師兼看護師
松岡麻利子
H19. 4. 1
保健師兼看護師
小桺 春香
H20. 4. 1
保健師兼看護師
上新 詠里
H19. 4. 1
看護師
小林 理恵
H20. 4. 1
保健師兼助産師兼看護師
吉浦久美子
H19. 4. 1
看護師
下村文美恵
H20. 4. 1
看護師
嶋﨑香緒里
H19. 4. 1
看護師
中尾 友美
H20. 4. 1
看護師
野副亜由美
H19. 4. 1
看護師
竹村 理香
H21. 4. 1
看護師
下地真紀子
H19. 4. 1
助産師兼看護師
松田可奈子
H21. 4. 1
看護師
近藤絵梨子
H19. 4. 1
看護師
上田裕希子
H21. 4. 1
看護師
中里 千種
H19. 4. 1
看護師
後田 美沙
H21. 4. 1
看護師
二島 麻希
H19. 4. 1
保健師兼看護師
向井 奈々
H21. 4. 1
看護師
東村麻梨子
H19. 4. 1
保健師兼看護師
伊﨑 央絵
H21. 4. 1
看護師
河合さやか
H19. 4. 1
看護師
坂田 香恋
H21. 4. 1
看護師
高木 僚子
H19. 4. 1
看護師
池田なつみ
H21. 4. 1
看護師
松尾佳夏子
H19. 4. 1
看護師
飛田光太郎
H21. 4. 1
看護師
大砂 美幸
H19. 4. 1
看護師
前田ななみ
H21. 4. 1
看護師
池田 千恵
H19. 4. 1
保健師兼看護師
塚野 未也
H21. 4. 1
看護師
川久保奈美
H19. 4. 1
看護師
松本 亜喜
H21. 4. 1
看護師
田邊 藍
H19. 4. 1
看護師
村田あかね
H22. 4. 1
看護師
田中安耶美
H19. 4. 1
看護師
古賀奈津代
H22. 4. 1
看護師
牧島紗弥香
H19. 4. 1
看護師
小峯瑠美子
H22. 4. 1
看護師
酒井亜希子
H19. 4. 1
看護師
田中 まり
H22. 4. 1
看護師
靏野かおる
H19. 4. 1
看護師
宮﨑 英理
H22. 4. 1
看護師
峯 真奈美
H19.10. 1
看護師
増山小百合
H22. 4. 1
看護師
原 愛
H19.10. 1
保健師兼助産師兼看護師
吉川加奈子
H22. 4. 1
看護師
宮﨑奈津恵
H19.10. 1
保健師兼看護師
古藤杏都子
H22. 4. 1
看護師
山下 初美
H20. 4. 1
保健師兼看護師
古川 賀子
H22. 4. 1
保健師兼看護師
野中 碧
H20. 4. 1
保健師兼看護師
冨永 沙織
H22. 4. 1
看護師
野中あゆみ
H20. 4. 1
保健師兼看護師
井手美由紀
H22. 4. 1
看護師
中村 碧
H20. 4. 1
保健師兼看護師
水田百合子
H22. 4. 1
看護師
林田 愛子
H20. 4. 1
看護師
田中 友美
H22. 4. 1
看護師
大野亜津美
H20. 4. 1
看護師
前川麻里奈
H22. 4. 1
看護師
木下ゆかり
H20. 4. 1
看護師
松下 留莉
H22. 4. 1
看護師
船津さやか
H20. 4. 1
看護師
藤﨑 尚美
H22. 4. 1
看護師
馬川 知佳
H20. 4. 1
看護師
浦川 美和
H22. 4. 1
看護師
岩永 友理
H20. 4. 1
看護師
溝脇 有香
H22. 4. 1
看護師
草野あいか
H20. 4. 1
看護師
大村沙百合
H22. 4. 1
看護師
福田 輝昭
H20. 4. 1
看護師
田島 舞
H22. 4. 1
看護師
東 正明
H20. 4. 1
看護師
深山紗起子
H22. 4. 1
看護師
平井 裕貴
H20. 4. 1
看護師
吉井 瞳
H22. 4. 1
看護師
木下めぐみ
H20. 4. 1
看護師
進藤弥沙子
H22. 4. 1
93
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
看護師
野島 一将
H22. 4. 1
看護師
田中久美子
H24. 4. 1
看護師
今井奈津子
H22. 4. 1
看護師
園田 寅典
H24. 4. 1
看護師
入江 美佳
H22. 4. 1
看護師
古賀 文花
H24. 4. 1
看護師
緒方千加子
H22. 4. 1
看護師
池田 結
H24. 4. 1
看護師
中島 晴美
H22. 4. 1
看護師
宮副 麻衣
H24. 4. 1
看護師
入江めぐみ
H22. 4. 1
看護師
池永 愛加
H24. 4. 1
看護師
川口 希
H22. 4. 1
看護師
中山 仁美
H24. 4. 1
看護師
上田 綾
H23. 4. 1
看護師
三弦谷 瞳
H24. 4. 1
看護師
讃岐 順子
H23. 4. 1
看護師
扇 真二郎
H24. 4. 1
看護師
横山 優佳
H23. 4. 1
看護師
和田絵莉子
H24. 4. 1
保健師兼看護師
古賀 美咲
H23. 4. 1
看護師
駒山ひかる
H24. 4. 1
保健師兼看護師
彌富千賀子
H23. 4. 1
看護師
野中 菜月
H24. 4. 1
保健師兼看護師
馬場 温美
H23. 4. 1
保健師兼看護師
松本 里菜
H25. 4. 1
看護師
久保田遥香
H23. 4. 1
保健師兼看護師
中道乃莉子
H24. 4. 1
看護師
西川 由記
H23. 4. 1
保健師兼看護師
森本 絢香
H24. 4. 1
看護師
原 祐子
H23. 4. 1
看護師
西原 理紗
H24. 4. 1
看護師
野口 梓
H23. 4. 1
看護師
濱崎 郁恵
H24. 4. 1
看護師
前田 寛子
H23. 4. 1
看護師
圍 莉奈
H24. 4. 1
看護師
辻 沙歩
H23. 4. 1
看護師
谷口 侑里
H25. 4. 1
看護師
内田阿佑美
H23. 4. 1
看護師
坂田 聡
H24. 4. 1
看護師
武宮 奈美
H23. 4. 1
看護師
中道 史恵
H24. 4. 1
看護師
島内 美歌
H23. 4. 1
看護師
中島 明穂
H24. 4. 1
看護師
川良 真未
H23. 4. 1
看護師
𠮷田百合枝
H24. 4. 1
看護師
木村 勇哉
H23. 4. 1
看護師
町田 有美
H24. 4. 1
看護師
永川 俊介
H23. 4. 1
看護師
武知 希映
H25. 4. 1
看護師
川下 千春
H23. 4. 1
看護師
山田のぞみ
H24. 4. 1
看護師
鳥山 愛子
H24. 4. 1
看護師
朝長あかり
H24. 4. 1
看護師
伊達 彩香
H24. 4. 1
看護師
沖永美沙紀
H24. 4. 1
保健師兼看護師
近重りりあ
H24. 4. 1
看護師
田中千枝里
H24. 4. 1
保健師兼看護師
本多 香織
H24. 4. 1
看護師
中川 愛実
H24. 4. 1
保健師兼看護師
神尾佳奈子
H24. 4. 1
看護師
布田 香織
H25. 4. 1
看護師
神﨑 香成
H24. 4. 1
看護師
藤原伊津美
H24. 4. 1
看護師
村中 幸代
H24. 4. 1
看護師
辻 梓
H24. 4. 1
看護師
高島由理香
H24. 4. 1
看護師
吉弘 佳織
H24. 4. 1
看護師
中村のぞみ
H24. 4. 1
看護師
都筑 未紗
H24. 4. 1
事務職員
看護師
中島 愛菜
H24. 4. 1
職 名
氏 名
採用年月日
看護師
川内 結加
H24. 4. 1
事務局長
山﨑 司
S55.11. 8
看護師
宗 美晴
H24. 4. 1
事務局次長兼庶務課長兼診療支援室長 石丸 悟志
S55. 4. 1
看護師
米田真佐子
H24. 4. 1
施設課長
荒木 一昭
S54. 4. 2
看護師
有村 宗盛
H24. 4. 1
医事課長
島田 正行
S56. 4. 1
93
99
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
業務課長
高山 裕幸
S57. 4. 1
調理師
井手 修二
H 6.10. 1
経理課長
東 和宏
S61. 4. 1
調理師
蘆塚 純二
H 7. 4. 1
係長
塚元 信子
S50. 3. 3
調理師
安藤 直哉
H 9. 4. 1
係長
永江由紀子
S56.11. 2
調理師
山口 啓子
H10. 4. 1
係長
中道ひとみ
S57. 4. 1
看護助手
坂口すみえ
H 5. 4. 1
係長
後藤 寛
S62. 3.10
看護助手
森 清子
H11. 3. 1
係長
松島 直樹
H 5. 4. 1
看護助手
𠮷田 祥子
H12. 4. 1
係長
高橋 征史
H 7. 4. 1
看護助手
朝長 悦子
H14. 4. 1
係長
吉岡 友康
H 7. 4. 1
看護助手
古庄 成美
H15. 4. 1
係長
久松 逸人
H16. 4. 1
看護助手
野田由美子
H15. 4. 1
事務員
田中 純子
S52.11.21
看護助手
宮之前佐代子
H16. 4. 1
事務員
宮内富貴子
S56. 8. 1
看護助手
森山美智代
H19. 4. 1
医療技術補助員
原 留美子
S57. 9. 6
看護助手
武田 操
H19. 4. 1
事務員
荒木真祐美
S58. 4. 1
看護助手
本多ひとみ
H19. 4. 1
事務員
川内美代子
S58. 4. 1
看護助手
古賀しのぶ
H22. 4. 1
事務員
田渕千映子
S59. 3. 2
看護助手
小栁 淳子
H22. 4. 1
事務員
原口美奈子
S60. 3. 2
看護助手
本田 礼
H22. 4. 1
事務員
平山 文睦
S62. 3.10
看護助手
川原かおる
H23. 4. 1
事務員
永尾 光子
S62. 3.25
看護助手
古賀みどり
H23. 4. 1
事務員
秋山 伴子
S63. 4. 1
看護助手
小山千恵子
H23. 4. 1
事務員
小林 智子
H 7. 4. 1
看護助手
公文 澄子
H24. 4. 1
事務員
鳥山 正信
H 8. 4. 1
事務員
榎並 竜大
H18. 3. 1
常勤嘱託職員
事務員
榎並麻衣子
H18. 3. 1
職 名
氏 名
採用年月日
事務員
尾上 一郎
H19. 2. 1
顧問
飛永 晃二
H22. 4. 1
事務員
竹添 節夫
H20. 4. 1
顧問
木下 善之
H23. 1. 1
事務員
草野 慎史
H20. 4. 1
医師
二川 榮
H25. 4. 1
事務員(医療社会事業員)
松田 陽平
H21. 4. 1
研修医
遠藤友志郎
H24. 4. 1
事務員(医療社会事業員)
川良 彩香
H21. 4. 1
研修医
北村 健二
H24. 4. 1
事務員
富川 京子
H22. 4. 1
研修医
重光 良香
H24. 4. 1
事務員
山田ちから
H23. 4. 1
研修医
長田 和義
H24. 4. 1
事務員(臨床心理士)
峯友 結
H23. 4. 1
研修医
上野 未貴
H25. 4. 1
事務員
堀 慶一朗
H25. 4. 1
研修医
島崎 綾子
H25. 4. 1
研修医
辻 清和
H25. 4. 1
研修医
中尾 信裕
H25. 4. 1
技能職員
100
職 名
氏 名
採用年月日
研修医
安田 拓司
H25. 4. 1
係長
御厨 龍三
S53. 1. 4
研修医
長郷 彰雄
H25. 4. 1
係長
森 安清
S59.10.18
研修医
荒木 萌
H25. 4. 1
調理師
酒井 保子
S61. 3. 1
研修医
村川茉里恵
H25. 4. 1
調理師
谷川 栄一
S61. 6. 2
研修医
堀 麻美
H25. 4. 1
調理師
田中 雅夫
H 4. 4. 1
研修医
池永 まり
H25. 4. 1
93
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
職 名
氏 名
採用年月日
事務員
木本 絵美
H22. 4. 1
事務員
外尾 万矢
H22. 5. 1
事務員
井村 秀之
H25. 4. 1
事務員
中島 由香
H23. 6. 1
調理師
木原千鶴子
H24. 4. 1
事務員
山本 知美
H23. 6. 1
事務員
太田めぐみ
H24. 5. 1
事務員
天達ゆかり
H24. 5. 1
臨時職員
職 名
氏 名
採用年月日
事務員
永田 恵
H24. 6. 1
看護師
東 咲子
H 9. 8. 1
事務員
中西 由紀
H24. 7. 1
看護師
高山久美子
H 9.12. 1
事務員
平 木綿子
H24. 9. 1
看護師
田中真奈美
H10. 9. 1
事務員
東 紀子
H25. 1. 1
看護師
西崎いずみ
H13.10. 1
事務員
岩頭由美子
H25. 4. 1
看護師
隅田ゆり子
H13.10. 1
事務員
野田 愛
H25. 4. 1
看護師
樋口美智子
H17. 4. 1
クラーク
松尾 紀子
H12. 1.17
看護師
松本 真生
H18. 8. 1
クラーク
石﨑 英子
H17. 4. 1
看護師
神﨑玖美子
H18. 9. 1
クラーク
森 律子
H17. 4.25
看護師
江口真寿美
H19. 4. 1
クラーク
野口 秀子
H17. 5. 2
看護師
前野ひろ子
H19. 4. 1
クラーク
谷川 秋子
H17. 8. 1
看護師
松尾 聡子
H19. 9. 1
クラーク
早木 由美
H18. 4. 1
看護師
小川 信子
H20. 4. 1
クラーク
松本 智子
H18. 4. 1
看護師
川西 浪子
H20.11. 1
クラーク
大野 京子
H21. 1. 1
看護師
原口 雅代
H20.12. 1
クラーク
西村 尚子
H21. 1. 1
看護師
下窄小由里
H23. 5. 1
クラーク
松尾 沙織
H21. 4. 1
看護師
芦塚 智美
H24. 4. 1
クラーク
石丸真由美
H21. 6. 1
看護師
酒井 美香
H24. 9.24
クラーク
田中 安代
H22. 4. 1
看護師
上島 寛子
H24.12.18
クラーク
島田 睦子
H22. 4. 1
看護師
黒田 美紀
H25. 4. 1
クラーク
中溝 美和
H23. 6. 1
看護師
徳永 陽子
H25. 4. 1
クラーク
羽柴由喜子
H24. 3. 1
看護師
前田かおる
H25. 5. 1
看護助手
堤 みゆき
H25. 2. 1
看護師
林田 美穂
H25. 5. 1
看護助手
真﨑 理恵
H25. 2. 1
准看護師
橋本美砂子
H17.10.24
看護助手
毎隈あゆみ
H25. 2. 1
事務員
鳥越 順子
H12.10. 1
看護助手
境 初子
H25. 3. 1
事務員
橋本 京子
H16. 4. 1
看護助手
板橋 玲美
H25. 3. 1
事務員
東川由加里
H16. 4. 1
看護助手
前川さとみ
H25. 4. 1
事務員
谷川 佳子
H17. 4. 1
看護助手
稲吉 直美
H25. 4. 1
事務員
野口 康子
H17. 4. 1
看護助手
横石 文
H25. 4. 1
事務員
鹿田さゆり
H19. 4. 1
看護助手
宮田 孝子
H25. 4. 1
事務員
阿比留直美
H21. 5. 1
看護助手
松下 廣子
H25. 4. 1
事務員
吉原久美子
H21. 8. 1
看護助手
下村 智子
H25. 4. 1
事務員
峰 千穂
H21. 8. 1
看護助手
今里ひとみ
H25. 4. 1
事務員
山﨑友理子
H22. 5. 1
看護助手
北村美紀子
H25. 4. 1
事務員
中原 優香
H22. 5. 1
看護助手
陣野 恵美
H25. 4. 1
事務員
中島 紅美
H22. 5. 1
看護助手
宮田菜那子
H25. 4. 1
93
101
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
102
現職員名簿
職 名
氏 名
採用年月日
看護助手
中山 正子
H25. 4. 1
看護助手
山本 淑子
H25. 4.15
看護助手
小山むつ子
H25. 5. 1
用務員
松竹 紅子
H24. 4. 1
用務員
内田 美咲
H25. 4. 1
93
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
退職者名簿
退職者名簿
(平成15年6月1日~平成25年5月31日)
医 員
在職期間
職 名
氏 名
在職期間
耳鼻咽喉科医員
穐山直太郎 H16. 6. 2 ~ H17. 6. 1
職 名
氏 名
内科部長
小田 英俊 H 9. 4. 1 ~ H15. 6. 1
小児科部長
古賀 英子 H15. 6. 2 ~ H17. 8.31
内科部長
島峯 良輔 H 9.10. 1 ~ H15. 6. 1
内科部長
太田 三夫 H12. 6. 2 ~ H17. 9.30
小児科部長
木下 史子 H13.12. 2 ~ H15. 6. 1
内科部長
喜多 篤志 H17. 6. 2 ~ H17. 9.30
眼科医員
上松 聖典 H14. 6. 2 ~ H15. 6. 1
産婦人科医長
下村 修 H17. 4. 1 ~ H17. 9.30
耳鼻咽喉科医員
陣内 進也 H14. 6. 1 ~ H15. 6. 1
麻酔科部長
辻 恵子 H13. 6. 2 ~ H18. 3.31
産婦人科医長
杉田 真一 H15. 4. 1 ~ H15. 6. 1
内科部長
澤井 豊光 H15. 4. 1 ~ H18. 3.31
内科医員
宮崎 華子 H12. 4. 1 ~ H15. 7.31
内科部長
塚崎 祥子 H15. 4. 1 ~ H18. 3.31
顧問
加瀬 泰昭 H14. 4. 1 ~ H15. 7.31
泌尿器科部長
今里 祐之 H17. 4. 1 ~ H18. 3.31
産婦人科医長
浜口 直美 H14. 9. 1 ~ H15. 8.31
内科医長
土井 誠志 H17. 6. 2 ~ H18. 3.31
外科部長
黒崎 伸子 H13. 9. 1 ~ H15. 9.30
外科医員
柴田健一郎 H17. 4. 1 ~ H18. 3.31
産婦人科医員
竹ノ下由昌 H15. 6. 1 ~ H15. 9.30
産婦人科医員
杉田 豊隆 H17. 2. 1 ~ H18. 3.31
皮膚科医員
原 肇秀 H14. 4. 2 ~ H15. 9.30
眼科部長
大庭 啓介 H13. 4. 1 ~ H18. 3.31
小児科医員
伊達木澄人 H14.12. 2 ~ H15.12. 1
内科部長
佐々木 修 H15. 6. 2 ~ H18. 6. 1
放射線科部長
中原 信哉 H 8. 4. 1 ~ H16. 3.31
眼科医長
木下 明夫 H17. 6. 2 ~ H18. 6. 1
耳鼻咽喉科部長
田渕 富三 H10.12. 2 ~ H16. 3.31
小児科医員
本村 祥子 H17. 4. 1 ~ H18. 6. 1
外科部長
松尾 聡 H15.10. 1 ~ H16. 3.31
内科医員
大谷 正史 H17.10. 1 ~ H18. 6. 1
外科医員
荒木 政人 H15. 4. 1 ~ H16. 3.31
内科部長
瀧野 博文 H12. 6. 2 ~ H18. 7.31
眼科医員
栗原 潤子 H15. 6. 2 ~ H16. 3.31
皮膚科部長
計盛 幸子 H 6. 5. 1 ~ H18. 8.31
内科部長
掛屋 弘 H15. 8. 1 ~ H16. 6. 1
耳鼻咽喉科医長
川田 晃弘 H17. 6. 2 ~ H18. 9.30
整形外科医長
堀内 英彦 H14. 6. 2 ~ H16. 6. 1
呼吸器外科部長
生田 安司 H15. 4. 1 ~ H19. 3.31
小児科医長
田中 温子 H14. 6. 2 ~ H16. 6. 1
整形外科部長
高原 一洋 H16. 6. 2 ~ H19. 3.31
内科医長
三嶋 亮介 H15. 6. 2 ~ H16. 6. 1
消化器科部長
森 洋 H17. 6. 2 ~ H19. 3.31
耳鼻咽喉科医員
馬場 明子 H15. 6. 2 ~ H16. 6. 1
呼吸器科部長
山本 善裕 H18. 4. 1 ~ H19. 3.31
小児科医員
森 創 H15.12. 2 ~ H16. 6. 1
麻酔科部長
酒井 一介 H18. 4. 1 ~ H19. 3.31
産婦人科部長
佐藤 二葉 H12. 1. 1 ~ H16. 6.30
小児科医員
徳富 友紀 H17. 4. 1 ~ H19. 3.31
皮膚科医員
武石恵美子 H15.10. 1 ~ H16. 9.30
内科医員
河野 史枝 H18. 6. 2 ~ H19. 3.31
小児科医員
蓮把 朋之 H16. 6. 2 ~ H16.12. 1
循環器科部長
千住 憲彦 H17.10. 1 ~ H19. 6. 1
産婦人科医員
高野 忍 H15. 9. 1 ~ H17. 1.31
呼吸器科部長
笠井 尚 H18. 4. 1 ~ H19. 6. 1
内科部長
峰 雅宣 S62. 4. 1 ~ H17. 3.31
整形外科医長
日高 信道 H17. 6. 2 ~ H19. 6. 1
外科部長
梶原 啓司 H10. 4. 1 ~ H17. 3.31
呼吸器科医員
原 敦子 H19. 5.16 ~ H19. 6.30
泌尿器科医長
前田 兼徳 H15. 4. 1 ~ H17. 3.31
眼科医員
丸田知央子 H18. 6. 2 ~ H19. 7.31
産婦人科医長
井上 統夫 H15.10. 1 ~ H17. 3.31
病院長
飛永 晃二 S52.12.16 ~ H20. 3.31
小児科医長
錦井 友美 H16. 6. 2 ~ H17. 3.31
外科部長
柴﨑 信一 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
外科医員
及川 将弘 H16. 4. 1 ~ H17. 3.31
泌尿器科部長
与儀 安男 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
小児科医員
里 龍晴 H16.12. 2 ~ H17. 3.31
泌尿器科部長
平島 定 H18. 4.10 ~ H20. 3.31
眼科部長
宮本 潤子 H16. 4. 1 ~ H17. 6. 1
産婦人科部長
西 大介 H17.10. 1 ~ H20. 3.31
内科医長
佐伯 幸子 H16. 6. 2 ~ H17. 6. 1
小児科医員
西岡 桃子 H18. 6. 2 ~ H20. 3.31
内科医長
福田 浩敏 H16. 6. 2 ~ H17. 6. 1
内科医員
森 篤史 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
整形外科医長
楊井 知紀 H15. 4. 1 ~ H17. 6. 1
内科医員
中村 寛 H19. 4. 1 ~ H20. 3.31
93
103
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
退職者名簿
職 名
氏 名
在職期間
職 名
氏 名
呼吸器科医員
山田 康一 H19. 7. 1 ~ H20. 3.31
内科医員
安井 順一 H22. 4. 1 ~ H23. 6. 1
小児科部長
上玉利 彰 H17. 9. 1 ~ H20. 4.13
小児科部長
深堀 一成 H19. 4. 1 ~ H23. 6.30
眼科医員
栗原 潤子 H19.11. 1 ~ H20. 6. 1
皮膚科部長
芦田 美輪 H18. 9. 1 ~ H23. 7.31
産婦人科医員
平木 裕子 H18. 4. 1 ~ H20. 6. 1
小児科医員
佐々木理代 H23. 4. 1 ~ H23. 9.30
放射線科部長
林 秀行 H13. 4. 1 ~ H20. 9.30
外科部長
柴田 良仁 H20. 4. 1 ~ H24. 3.31
耳鼻咽喉科部長
加瀬 敬一 H18.10. 1 ~ H24. 3.31
副院長兼健康管理センター長 嶋田 定嘉
104
S63. 4. 1 ~ H21. 3.31
在職期間
外科部長
長谷場仁俊 H17. 4. 1 ~ H21. 3.31
内科部長
杉山 啓一 H21. 6. 2 ~ H24. 3.31
呼吸器科部長
宮崎 泰可 H20. 4. 1 ~ H21. 3.31
泌尿器科部長
今里 祐之 H22. 4. 1 ~ H24. 3.31
整形外科医員
前田純一郎 H19. 4. 1 ~ H21. 3.31
外科医長
扇玉 秀順 H23. 4. 1 ~ H24. 3.31
内科医員
村田 芙美 H20. 4. 1 ~ H21. 3.31
外科医員
稲益 英子 H23. 4. 1 ~ H24. 3.31
皮膚科医員
蔵岡 愛 H20. 7. 1 ~ H21. 3.31
神経内科医員
長岡 篤志 H22. 4. 1 ~ H24. 3.31
整形外科部長
辻本 律子 H19. 6. 2 ~ H21. 6. 1
放射線治療部部長
坂本 隆吏 H23. 7. 1 ~ H24. 3.31
内科医長
福島 徹也 H18. 6. 2 ~ H21. 6. 1
整形外科医長
松尾 洋昭 H23. 4. 1 ~ H24. 6. 1
産婦人科医員
古賀真左子 H20. 4. 1 ~ H21. 6. 1
小児科医長
山崎 兼吾 H23.10. 1 ~ H24. 6. 1
産婦人科医員
平木 裕子 H20.11. 1 ~ H21. 6. 1
産婦人科医長
村上 優子 H23. 6. 2 ~ H24. 6. 1
呼吸器科医員
原田 陽介 H21. 4. 1 ~ H21. 6. 1
消化器科医長
中島悠史郎 H21.12. 1 ~ H24. 6. 1
呼吸器科医員
中島 章太 H20. 4. 1 ~ H21. 9.30
消化器科医員
三根祥一郎 H23.10. 1 ~ H24. 6. 1
産婦人科医長
濱口 大輔 H21. 6. 2 ~ H21. 9.30
消化器科医員
小松 直広 H23. 4. 1 ~ H24. 6. 1
消化器科医員
長置 美穂 H20. 4. 1 ~ H21. 9.30
小児科部長
冨永 典男 H20. 4. 1 ~ H24. 6.30
産婦人科医員
東 瞳 H20. 6. 2 ~ H22. 2.28
健診部長
松永真由美 H11. 6. 2 ~ H24. 7.31
放射線科部長
長置 健司 H20.10. 1 ~ H22. 3.31
循環器科医長
江藤 幸 H23. 4. 1 ~ H24. 9.30
麻酔科部長
西岡 健治 H19. 4. 1 ~ H22. 3.31
内科医員
梅田 雅孝 H24. 4. 1 ~ H24. 9.30
泌尿器科部長
山崎 安人 H20. 4. 1 ~ H22. 3.31
内科医長
川﨑 智子 H23. 4. 1 ~ H24.12.31
内科医長
高橋 優二 H20. 4. 1 ~ H22. 3.31
産婦人科医長
東島 愛 H24. 4. 1 ~ H25. 2.28
産婦人科医長
黒﨑 真紀 H21. 6. 2 ~ H22. 3.31
放射線科主任部長
二川 榮 S61. 6. 1 ~ H25. 3.31
内科医員
夏田 昌子 H21. 4. 1 ~ H22. 3.31
放射線科部長
福島 文 H16. 4. 1 ~ H25. 3.31
整形外科医員
志田 崇之 H21. 4. 1 ~ H22. 3.31
放射線治療部部長
久賀 元兆 H23.10. 1 ~ H25. 3.31
消化器科部長
福田 浩敏 H19. 4. 1 ~ H22. 5.31
小児科医長
吉村 未央 H23. 9. 1 ~ H25. 3.31
神経内科医長
福島 直美 H20. 4. 1 ~ H22. 6. 1
外科医長
田渕 聡 H23. 4. 1 ~ H25. 3.31
産婦人科医長
森﨑佐知子 H22. 4. 1 ~ H23. 1.31
外科医員
佐藤 綾子 H24. 4. 1 ~ H25. 3.31
内科部長
宮崎 健一 H18. 6. 2 ~ H23. 3.31
内科医員
野崎 彩 H23. 6. 2 ~ H25. 3.31
循環器科部長
深江 貴芸 H19. 6. 2 ~ H23. 3.31
耳鼻咽喉科医員
平山 彩 H24. 4. 1 ~ H25. 3.31
眼科部長
宮本 潤子 H19. 8. 1 ~ H23. 3.31
消化器科医員
原口 雅史 H24. 6. 2 ~ H25. 3.31
呼吸器外科部長
劉 中誠 H20. 4. 1 ~ H23. 3.31
消化器科医員
城谷麻衣子 H24. 6. 2 ~ H25. 3.31
外科医長
長嵜 寿矢 H21. 4. 1 ~ H23. 3.31
整形外科医員
佐田 潔 H24. 6. 2 ~ H25. 3.31
小児科医長
渡辺 聡 H20. 4.14 ~ H23. 3.31
産婦人科医員
池田 光 H24. 6. 2 ~ H25. 4.30
整形外科医員
山田 周太 H22. 4. 1 ~ H23. 3.31
神経内科医員
向野 晃弘 H22. 6. 2 ~ H23. 3.31
医療技術職員
消化器科部長
野元 健行 H10. 4. 1 ~ H23. 6. 1
職 名
氏 名
産婦人科医長
築山 尚史 H23. 2. 1 ~ H23. 6. 1
検査部副技師長
蒲原 天佑 S48. 4. 1 ~ H17. 3.31
内科医長
崎村 直史 H20. 4. 1 ~ H23. 6. 1
健診科係長
酒井 聖人 S41. 3.10 ~ H17. 3.31
93
在職期間
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
退職者名簿
職 名
氏 名
診療線放射技師
在職期間
職 名
氏 名
兼武 渚 H16. 5. 1 ~ H17. 3.31
看護師
山西 実加 H12. 4. 1 ~ H16. 3.31
臨床工学技士
大江 孝弘 H 8. 4. 1 ~ H18. 5.31
准看護師
橋本美砂子 H 1. 4. 1 ~ H16. 3.31
診療線放射技師
一番ヶ瀬敬 H 9. 4. 1 ~ H18. 6.30
看護局長
加藤 淑子 S42. 4. 1 ~ H16. 3.31
健診検査科係長
平古場弦代 S46. 3.29 ~ H19. 3.31
看護師
一番ヶ瀬愛美 H 8. 4. 1 ~ H16. 6.30
薬剤師
吉田 敦子 H 7. 4. 1 ~ H19.12.31
看護師
樋口美智子 S61. 4. 1 ~ H16.12.31
検査部技術部長
今村 文章 S49. 3. 4 ~ H20. 3.31
看護師
加藤なぎさ H 4. 4. 1 ~ H16.12.31
放射線部技師長
北村 政彦 S40. 6. 2 ~ H20. 3.31
看護師
中野 美鈴 S61. 4. 1 ~ H17. 2.28
薬剤師
木村多賀子 H 9. 4. 1 ~ H20. 3.31
准看護師
中路 律子 S37. 4. 1 ~ H17. 3.31
臨床工学技士
関 明日香 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護係長
古閑登美子 S49. 5. 1 ~ H17. 3.31
臨床工学技士
乙咩 聡志 H20. 4. 1 ~ H20. 9.30
看護係長
土井 妙子 S49. 4. 1 ~ H17. 3.31
放射線部副技師長
宮川 俊幸 S52. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護係長
中山 啓子 S53. 4. 5 ~ H17. 3.31
臨床検査技師
福﨑めぐみ H11. 4. 1 ~ H21. 3.31
准看護師
吉川ひろ子 S46. 7. 9 ~ H17. 3.31
診療線放射技師
三小田絵美 H19. 4. 1 ~ H21. 7.31
准看護師
佐藤 梅代 S46. 4.21 ~ H17. 3.31
言語聴覚士
西村 潤也 H18. 4. 1 ~ H22. 5.31
助産師兼看護師
中野真由美 H 1. 4. 1 ~ H17. 3.31
臨床検査技師
中島麻紀子 H22. 4. 1 ~ H23. 9.30
看護師
久冨千登勢 H 1. 4. 1 ~ H17. 3.31
薬剤部長
岩松 洋之 S52. 6. 1 ~ H24. 3.31
保健師兼看護師
江蔦 亜紀 H14. 4. 1 ~ H17. 3.31
薬剤副部長
松村 徳恵 S56. 2.12 ~ H24. 3.31
保健師兼看護師
田代 章子 H15. 4. 1 ~ H17. 3.31
放射線部係長
櫻井 武志 S55. 3. 1 ~ H24. 3.31
保健師兼看護師
西田 由香 H15. 4. 1 ~ H17. 4.15
放射線部係長
城尾 知孝 S53.12. 1 ~ H24. 3.31
看護師
金田 和美 H12. 4. 1 ~ H17. 5.31
臨床検査技師
宮﨑 愛子 H21. 4. 1 ~ H24. 6.30
看護師
山内 由紀 H11. 4. 1 ~ H17. 6. 2
臨床工学技士
小丸 卓郎 H21. 4. 1 ~ H24. 8.31
看護師
今村真木子 H16. 4. 1 ~ H17. 7.31
薬剤師
塚原 優子 H 5.10. 1 ~ H24. 9.30
看護師
草野 幸子 H10. 4. 1 ~ H17. 8.31
診療線放射技師
本多 洸幸 H21. 4. 1 ~ H25. 1.31
保健師兼看護師
山川有美子 H14. 4. 1 ~ H17.10.31
看護師
本田 豊子 H 5. 4. 1 ~ H17.11.23
看護師
飛永ひとみ H12. 4. 1 ~ H17.12.10
保健師兼看護師
大町 寛子 H14. 4. 1 ~ H17.12.12
看護職員
在職期間
在職期間
職 名
氏 名
助産師兼看護師
鈴木 涼子 H 8. 4. 1 ~ H15. 7. 1
看護科長
末次 多鶴 S45. 4. 1 ~ H18. 3.31
看護師
田浦美由紀 H 7. 4. 1 ~ H15. 8.31
看護師
川原 千津 S61. 4. 1 ~ H18. 3.31
看護師
宮下 真澄 H10. 4. 1 ~ H15. 8.31
助産師兼看護師
野中 晶子 H 1. 4. 1 ~ H18. 3.31
看護師
大江 清美 H 6. 7. 1 ~ H15.11.30
看護師
齋藤美紀子 H10.10. 1 ~ H18. 3.31
准看護師
安達 照美 S36. 5. 1 ~ H16. 3.31
看護師
井手 沙織 H15. 4. 1 ~ H18. 3.31
看護科長
南 愛子 S45. 3.16 ~ H16. 3.31
保健師兼看護師
白岩美由紀 H16. 4. 1 ~ H18. 3.31
看護係長
植松みどり S49. 4. 1 ~ H16. 3.31
看護係長
田中由喜子 S52. 4. 1 ~ H18. 5.31
准看護師
矢島ケイ子 S37. 3.26 ~ H16. 3.31
看護師
林 由美 H 2. 4. 1 ~ H18. 6.30
准看護師
渡辺 京子 S50. 4. 7 ~ H16. 3.31
看護師
平野 郁子 H 5. 4. 1 ~ H18. 7.31
看護師
藤山 泉 S59. 4. 2 ~ H16. 3.31
看護師
鈴木奈小美 H 3. 4. 1 ~ H18. 7.31
看護師
山下 詠子 H 1. 4. 1 ~ H16. 3.31
看護師
伊藤 典子 H 7. 4. 1 ~ H18. 9. 2
看護師
高木かおり H 1. 4. 1 ~ H16. 3.31
看護師
池本 詳子 S51. 4. 1 ~ H18. 9.30
看護師
松本 幹子 H 6. 7. 1 ~ H16. 3.31
看護師
織田 聡美 H17. 4. 1 ~ H18.10.31
看護師
堀口 栄子 H 7. 4. 1 ~ H16. 3.31
看護師
酒井てる子 H18. 4. 1 ~ H18.11.30
看護師
大久保千夏 H12. 4. 1 ~ H16. 3.31
看護師
一ノ瀬亜佐子 H15. 4. 1 ~ H18.11.30
93
105
Isahaya Health Insurance General Hospital
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
60th Anniversary
106
退職者名簿
職 名
氏 名
看護科長
在職期間
職 名
氏 名
星田美恵子 S53. 1. 4 ~ H19. 3.31
看護師
新島 梨加 H19. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護係長
岩崎 春代 S51. 4. 1 ~ H19. 3.31
看護師
小松 美穂 H16. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護師
前野ひろ子 S53. 4. 1 ~ H19. 3.31
助産師兼看護師
東 弘美 H16. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護係長
江口真寿美 S57. 4. 1 ~ H19. 3.31
保健師兼看護師
山﨑 信人 H17. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護師
庭木 朋美 H 7. 4. 1 ~ H19. 3.31
保健師兼看護師
山本 千夏 H17. 4. 1 ~ H21. 3.31
助産師兼看護師
石橋 美栄 H 7. 4. 1 ~ H19. 3.31
保健師兼助産師兼看護師 横山 友美 H20. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護師
壇 愛 H 9. 4. 1 ~ H19. 3.31
保健師兼看護師
保健師兼看護師
山口 長生 H16. 4. 1 ~ H19. 3.31
保健師兼助産師兼看護師 平川 千晃 H21. 4. 1 ~ H21. 4.30
看護師
井手 貴浩 H18. 4. 1 ~ H19. 3.31
看護師
黒川ゆかり H 5. 4. 1 ~ H21. 6.30
保健師兼看護師
内山 理恵 H17. 4. 1 ~ H19. 3.31
看護師
下窄小由里 H 5. 4. 1 ~ H21. 6.30
助産師兼看護師
前田 菊美 H16. 4. 1 ~ H19. 6.30
看護師
本村 明美 H 7. 4. 1 ~ H21. 6.30
看護師
濵﨑 成美 H 6. 4. 1 ~ H19. 6.30
看護師
田中 宏 H20. 4. 1 ~ H21. 8.31
看護師
須田 優子 H19. 4. 1 ~ H19. 8.31
看護師
永野眞紀子 H19. 4. 1 ~ H21. 9.30
看護師
新北 佳世 H18. 4. 1 ~ H19.12.31
看護師
西村 敬子 H19. 4. 1 ~ H21. 9.30
看護局長
馬場 邦子 S48. 9.23 ~ H20. 3.31
看護師
町田 美里 H19.10. 1 ~ H21.10.31
准看護師
馬場富貴代 S49. 7. 1 ~ H20. 3.31
看護師
辻 いくみ H20. 4. 1 ~ H21.11.30
准看護師
田代由美子 S49. 7. 1 ~ H20. 3.31
看護師
藤山みのり H16. 4. 1 ~ H21.12.31
助産師兼看護師
池内千佐子 S61. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
宮本 真美 H19. 4. 1 ~ H21.12.31
助産師兼看護師
松浦 由佳 H 2. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
鈴木 敦子 H19. 4. 1 ~ H21.12.31
助産師兼看護師
林田 花奈 H 7. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
生田 道子 H20. 4. 1 ~ H22. 2.28
保健師兼看護師
小茂田沙織 H 7. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護科長
濱 陪子 S55. 4. 1 ~ H22. 3.31
看護師
星 めぐみ H16. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
松本こずえ H 5. 4. 1 ~ H22. 3.31
看護師
土橋 正和 H17. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
駒田 朱美 H20. 4. 1 ~ H22. 3.31
看護師
船井理恵子 H17. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
清水 恒子 S53. 2. 1 ~ H22. 6.30
看護師
宇野由香梨 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
保健師兼看護師
田方 陽子 H19. 4. 1 ~ H22. 6.30
看護師
中尾 茜 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
船津 和恵 H19. 4. 1 ~ H22. 6.30
看護師
平野 亜紀 H19. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
中村 葵 H19.10. 1 ~ H22. 6.30
看護師
岩永 千春 H11. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
上野 沙織 H19.10. 1 ~ H22.12.31
助産師兼看護師
小沼 涼子 H 8. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
吉谷 良子 S55. 4. 1 ~ H23. 2.28
看護師
伊尾木 茜 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
准看護師
原田登喜子 S47. 6. 1 ~ H23. 3.31
看護師
吉弘 典子 H 7.10. 1 ~ H20. 4.30
看護師
西山 文美 S55. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
岡野奈津子 H 8. 4. 1 ~ H20. 5.31
保健師兼看護師
田島夕紀子 H13. 4. 1 ~ H23. 3.31
助産師兼看護師
山﨑 佳子 S59. 4. 2 ~ H20. 6.30
保健師兼看護師
岩永 美和 H20. 4. 1 ~ H23. 3.31
保健師兼看護師
米田美由紀 H19. 4. 1 ~ H20. 6.30
保健師兼看護師
池田 絵美 H21. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
立石 惠己 H20. 4. 1 ~ H20. 6.30
看護師
山口 絵理 H17. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
木村 聡美 H10. 4. 1 ~ H20. 7.31
看護師
松本 奈々 H17. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
川口麻衣子 H14. 4. 1 ~ H20. 8.31
看護師
高橋 恵子 H18. 4. 1 ~ H23. 3.31
准看護師
川口 順子 H 1. 4. 1 ~ H20.12.31
看護師
北村 彩 H18. 4. 1 ~ H23. 3.31
保健師兼看護師
岩屋 惠 H15. 4. 1 ~ H21. 3.19
看護師
吉田 雄大 H19. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
山口 里美 S61. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護師
村上みどり H22. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
黒田 美穂 H17. 4. 1 ~ H21. 3.31
看護科長
岩佐みどり S53. 4. 1 ~ H23. 5.31
93
在職期間
石本 賢吾 H21. 4. 1 ~ H21. 4.30
健康保険諫早総合病院 60周年記念誌
退職者名簿
職 名
氏 名
保健師兼看護師
在職期間
職 名
氏 名
在職期間
栗原 知恵 H21. 4. 1 ~ H23. 6.30
医療社会事業員
浅野 美鈴 H18. 4. 1 ~ H20. 3.31
看護師
森 初美 H17. 4. 1 ~ H23. 6.30
事務員
中山 奈美 S58. 6. 1 ~ H20. 6.30
看護師
渡部 智子 H18. 4. 1 ~ H23. 6.30
管理部次長
一瀬 米幸 H19. 9. 1 ~ H21. 3.31
看護師
平岡 希 H19. 4. 1 ~ H23. 6.30
企画係長
田浦 勝寛 H20. 4. 1 ~ H21.10.29
看護師
中村 泰也 H21. 4. 1 ~ H23. 7.31
厚生係長
彌永むつみ S45. 8. 5 ~ H22. 3.31
看護師
北村 知子 H19. 4. 1 ~ H23. 9.30
事務員
新坂上由佳 H20. 4. 1 ~ H22. 3.31
看護師
宮﨑浩一郎 H22. 4. 1 ~ H24. 2.29
医療技術補助員
山田喜久枝 S42. 4. 1 ~ H23. 3.31
准看護師
下釜 文子 S45. 1. 1 ~ H24. 3.31
事務員
松尾 悦子 H11. 4. 1 ~ H23. 3.31
看護師
岩永あや子 S57. 4. 1 ~ H24. 3.31
看護師
白石 陽子 S56. 4. 1 ~ H24. 3.31
技能職員
看護係長
平松 美紀 S61. 4. 1 ~ H24. 3.31
職 名
氏 名
看護師
林 綾子 H 9. 4. 1 ~ H24. 3.31
食品衛生係長
中村 敏雄 S58. 1. 1 ~ H16. 3.31
看護師
相良 恭代 H18. 4. 1 ~ H24. 3.31
ボイラー技士
内田 鴻進 S62. 3. 1 ~ H17. 3.31
看護師
村田 未希 H20. 4. 1 ~ H24. 3.31
車両係長
山口 一美 S54. 7. 1 ~ H20. 3.31
看護師
西村聡一郎 H23. 4. 1 ~ H24. 3.31
調理師
中尾 幸代 S59.11.16 ~ H20. 3.31
看護師
曽根千佳子 H19. 4. 1 ~ H24. 4.30
食品管理係長
坂口 正二 S52. 3. 1 ~ H22. 3.31
看護師
池田れい子 S52. 4. 1 ~ H24. 6.30
調理師
木原千鶴子 H 5. 7. 1 ~ H24. 3.31
看護係長
中村亜紗子 H 2. 4. 1 ~ H24. 6.30
看護師
高橋 千帆 H 4. 4. 1 ~ H24. 6.30
臨時職員
看護師
池田 裕子 H22. 4. 1 ~ H24.12.31
職 名
氏 名
看護局長
中村 君子 S51. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
島田 紀子 S60. 8. 1 ~ H15. 9.30
看護科長
松尾 和子 S53. 8. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
西山 洋子 S56. 9. 1 ~ H17. 3.31
看護師
山口 泰子 S51. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
佐田 孝子 S62. 1. 5 ~ H17. 3.31
保健師兼看護師
徳永 陽子 H10. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
堀口 幸子 S57. 3. 1 ~ H18. 3.31
看護師
川長 伸子 H16. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
坂口 文子 S49.10. 1 ~ H19. 3.31
看護師
澤田 志保 H17. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
山口 若枝 S61. 5. 1 ~ H20. 3.31
看護師
森田紗和子 H18. 4. 1 ~ H25. 3.31
看護助手
新宮かおり H14. 2. 1 ~ H20. 3.31
看護師
古賀 春香 H19. 4. 1 ~ H25. 3.31
ナースエイド
松永多恵子 S56.10. 1 ~ H22. 3.31
看護師
永尾 頼子 H20. 4. 1 ~ H25. 3.31
ナースエイド
中本 朝子 S61. 3. 1 ~ H22. 3.31
看護師
皆良田祐樹 H20. 4. 1 ~ H25. 3.31
ナースエイド
古川 明美 S60.10. 1 ~ H23. 3.31
看護師
水田 好美 H21. 4. 1 ~ H25. 3.31
ナースエイド
川尻美恵子 S57. 3. 1 ~ H24. 3.31
看護師
池田 笙子 H24. 4. 1 ~ H25. 3.31
在職期間
在職期間
事務職員
職 名
氏 名
在職期間
事務局次長兼庶務課長
鍬塚 賢朗 S49. 1.12 ~ H18. 3.31
事務局長
山﨑 元 H15. 4. 1 ~ H19. 3.31
管理部長
上村 義次 H15. 4. 1 ~ H19. 3.31
施設課長
尾上 健一 S49. 6. 1 ~ H19. 3.31
病歴情報管理係長
早田 由美 S58. 6. 1 ~ H19.12.27
企画室長
山口 了 S58.11. 1 ~ H20. 3.31
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107
ISAHAYA
HEALTH INSURANCE HOSPITAL
6oth
Anniversary