2011 年 8 月

2011 年 8 月
毎週の国のプロフィール
インド
タジキスタン
マケドニア
モンゴル
ロシア
「国々のための一分」
August 2011
南アジア
人口:114799.6 万人
ヒ 72.86% , イ 13.68%
ク 5.81% , 伝 3.88%
他 4.6%
識字 : 男 73 女 48
寿命 : 男 67 女 72
乳幼児死亡率 : 32
年収 : 27 万円
中央アジア
人口:721.2 万人
イ 84% , 無 12.19%
無神 1.91% , ク 1.52%
他 0.38%
識字 : 男 100 女 99
寿命 : 男 62 女 68
乳幼児死亡率 : 42
年収 : 16 万円
東欧
人口:206.1 万人
ク 64% , イ 28.97%
無 5.67% , 無神 1.32%
ユ 0.05%
識字 : 男 98 女 94
寿命 : 男 72 女 77
乳幼児死亡率 : 9
年収 : 84 万円
東アジア
人口:299.6 万人
伝 31.72% , 無 30.1%
仏 22.5% , ク 1.49%
他 14.19%
識字 : 男 98 女 98
寿命 : 男 65 女 70
乳幼児死亡率 : 41
年収 : 29 万円
東欧 / アジア
人口:14070.2 万人
ク 79.1% , イ 10.39%
無 7.25% , 無神 1.53%
他 1.73%
識字 : 男 100 女 99
寿命 : 男 59 女 73
乳幼児死亡率 : 11
年収 : 146 万円
日
31
月
1
収穫の主が、インドの
収穫の主が、インドの
OBC(後進諸階級)に
ダリットに働き手を遣
働き手を遣わして下さ
わして下さるように祈
るように祈りましょう。
りましょう。
(別紙参照)
エズラ 9-10; 詩篇 30
ヘブル 8
7
ネヘ 12-13; 詩篇 37
ヤコブ 2
14
収穫の主が、インドの
上級カーストに働き手
を遣わして下さるよう
に祈りましょう。
収穫の主が、日本の神
収穫の主が、仏教徒に
道を信じる人に働き手
働き手を遣わして下さ
を遣わして下さるよう
るように祈りましょう。
に祈りましょう。
ネヘ 3-4; 詩篇 32
ヘブル 10
9
21
15
ヨブ 5-6; 詩篇 45
1 ペテロ 5
22
ホームレス等に仕える
TSI アウトリーチ集会
のために祈りましょう。 人のために祈りましょ
う。
(別紙参照)
ヨブ 17-18; 詩篇 51
1 ヨハネ 3
28
4
ネヘ 5-6; 詩篇 33
ヘブル 11
10
エステル 3-4; 詩篇 39
ヤコブ 4
16
ヨブ 19-20; 詩篇 52
1 ヨハネ 4
ヨブ 7-8; 詩篇 46
2 ペテロ 1
エステル 5-6; 詩篇 40
ヤコブ 5
土
5
6
収穫の主が、ニュー
エイジ(新興宗教)の
信者に働き手を遣わし
て下さるように祈りま
しょう。
収穫の主が、ホームレ
スの間に働き手を遣わ
して下さるように祈り
ましょう。
ネヘ 8-9; 詩篇 35
ヘブル 13
ネヘ 10-11; 詩篇 36
ヤコブ 1
12
13
リトアニアの教会成長 マケドニアの教会成長 グアムの教会成長のた
のために祈りましょう。 のために祈りましょう。 めに祈りましょう。
エステル 7-8; 詩篇 41
1 ペテロ 1
エステル 9-10; 詩篇 42
1 ペテロ 2
ヨブ 1-2; 詩篇 43
1 ペテロ 3
17
18
19
20
アニミズムを信じる人
の救いのために祈りま
しょう。
多神教を信じる人の救
いのために祈りましょ
う。
無神論者の救いのため
に祈りましょう。
不可知論者(懐疑主義
者など)の救いのため
に祈りましょう。
ヨブ 9-10; 詩篇 47
2 ペテロ 2
ヨブ 11-12; 詩篇 48
2 ペテロ 3
ヨブ 13-14; 詩篇 49
1 ヨハネ 1
ヨブ 15-16; 詩篇 50
1 ヨハネ 2
23
24
病人に仕える人のため
に祈りましょう。
子供や孤児に仕える人 家族に仕える人のため
のために祈りましょう。 に、祈りましょう。
ヨブ 21-22; 詩篇 53
1 ヨハネ 5
金
ネヘ 7; 詩篇 34
ヘブル 12
11
アラビア半島の教会成
ネパールの教会成長の スリランカの教会成長
長のために祈りましょ
ために祈りましょう。 のために祈りましょう。
う。
エステル 1-2; 詩篇 38
ヤコブ 3
木
3
ヒンドゥー教の神々が
シンクレティズムを信
偽物だと分かるように ブードゥー教徒の救い
じる人の救いのために
祈りましょう。(別紙参 のために祈りましょう。
祈りましょう。
照)
ヨブ 3-4; 詩篇 44
1 ペテロ 4
水
2
ネヘ 1-2; 詩篇 31
ヘブル 9
8
インドの後進諸階級
(OBC)者が、イエスを
救い主として信じるよ
うに祈りましょう。(別
紙参照)
火
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25
ヨブ 23-25; 詩篇 54
2 ヨハネ
26
27
心の傷ついている人に
仕える人のために祈り
ましょう。
高慢な人に仕える人の
ために祈りましょう。
ヨブ 29-30; 詩篇 56
ユダ
ヨブ 31-32; 詩篇 57
黙示録 1
ヨブ 26-28; 詩篇 55
3 ヨハネ
29
30
31
1
2
3
インドの後進諸階級
(OBC)の子供のために
祈りましょう。(別紙参
照)
ジャマイカの子供のた
めに祈りましょう。
アイルランド・北アイ
ルランドの子供のため
に祈りましょう。
ニュージャージー州
の子供のために祈りま
しょう。
グアドループ子供のた
めに祈りましょう。
モルドバの子供のため
に祈りましょう。
ラトビアの子供のため
に祈りましょう。
ヨブ 33-34; 詩篇 58
黙示録 2
ヨブ 35-36; 詩篇 59
黙示録 3
ヨブ 37-38; 詩篇 60
黙示録 4
ヨブ 39-40; 詩篇 61
黙示録 5
ヨブ 41-42; 詩篇 62
黙示録 6
伝道 1-2; 詩篇 63
黙示録 7
伝道 3-4; 詩篇 64
黙示録 8
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2011 年 8 月 インドの「その他後進諸階級」
カーストと呼ばれていた)が、3分の一を占めて
います。残りは、シュデュラの第四カーストか後
進カーストに属しています。
インドの憲法によると、後進カーストには、
「指
定カースト」と「先住民族」、
「その他の後進諸階層」
が含まれます。彼らは、1980 年のマンダル委員
会報告書によれば、インドの人口の 52%に昇り
ます。インドの人口の過半数であり、世界で一番
大きなヒンドゥー教の階層となります。
インドの何千万人と同様に、ラジェンドラは、
ベッドから起き上がり、ハヌマンチャリサとい
う朝の祈りの朗読のために準備をし始めまし
た。ヒンドゥー教の伝統によれば、猿の神「主
ハヌマン」が、彼の主であるヒンドゥー教の
神、ラム王と一緒に魔王と戦うと言われていま
すが、多くのヒンズー教徒は毎日、その猿の神
「主ハヌマン」を拝み、自分の身を清め、力が
与えられるように祈っています。ラジェンドラ
には、一日の過酷な肉体労働のために体力が必
要です。祈りを終えた彼は、玄関を出て土ぼこ
りの道を下り、職場に向かっていくのでした。
世界最大の未伝導民族
インドは世界に無視することのできない存在で
す。地球上の全人口の六人に一人がインド人です。
そのインド人の中に、無視することの出来ない「そ
の他の後進諸階層」という階級の人々がいます。
インドの 2001 年の国勢調査によると、人口
10 億 2900 万人中、81%がヒンドゥー教徒です。
その内、上層カーストとダリット(以前、アウト・
「その他の後進諸階層」、つまりOBC(英訳:
Other Backward Classes)の名称は法律上だけの
階級に過ぎません。現実には、人々の階級は、現
代の職業に関わらず、ジャティ、つまり家系の伝
統的な職業カーストによって区別されています。
OBCは、大体 2500 のジャティで構成されてい
ます。その大多数は、「牛の帯」と呼ばれている
インドの北部に住んでいます。OBCの殆どの
ジャティは、肉体労働者や芸術家です。陶芸家か
ら金職人まで、農家(最大の単一グループ)も、
酪農家なども含んでいます。下級階層のダリット
と共に、OBCは、酷い抑圧や差別を受けていま
す。
救世主を待ち望む
多くのジャティ、特にヤダヴやジャットと言
うグループは、ヒンドゥー教の多くの「大いなる
伝統」を守っています。ヴィシュヌとラム、クリ
シュナなどと呼ばれている様々な神々を拝んでい
ます。
しかし、殆どのOBCのグループは、そのジャ
ティの独特の「小さい伝統」によって生きていま
す。地元の村の神に加えて、独自のクルデヴタ、
つまり家系の神も信じています。彼らは伝統的に
ヒンドゥー教のシヴァ神、またはマハデヴと呼ば
れている全能の神の事も信じています。
インドのほとんどのOBCの「小さな伝統」の
中に、バリラジャ伝説という犠牲となった王様の
物語が語り継がれています。この王様は、慈しみ
深い、臣民に愛されている良い支配者として描か
れています。その伝説によると、バリラジャは、
バラモン(ヴィシュヌの化身)にだまされて、冥
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界に追放されました。年に一度だけ、彼はその臣
民に訪問することが許されています。ある意味、
OBCはその抑圧から救って下さる救世主のよう
な存在を求めています。
され整えられます。あるケースでは、TSIの奉
仕の結果として、ウッタルプラデーシュ州の羊飼
いのジャティの全員が、良い羊飼いに付いて行く
ようになりました。
西洋からのキリスト教宣教の影響を受けた、社
1980 年代以来、インド政府の教育や雇用の肯
会改革家マハトマ・ジョティラオ・フーレ(1827
定的な行動計画の確立によって、OBCは、積極
~ 1890)は、鋭い分析を行い、インドやヒンドゥー
的に志を持つようになりました。その願望の達成
教、バラモン社会を批判しました。彼は、儀式的
には英語力が必要です。そのために、この志を抱
な装飾と共にカースト制度は、「刑務所」であり、 いている人を支える目的で、2009 年にインドの
ヒンドゥー教の最高上級カーストのバラモン人
唯一の英語/ヒンディー語のバイリンガル雑誌、
は、刑務所の看守であると指摘しました。フーレ 「フォワードプレス」の出版が始まりました。聖
は初めてバリラジャとイエスを比べました。フー
書の世界観が組み込まれた家族全員のための雑誌
レはこの様に書き残しています。「圧政に苦しむ
です。聖書の原則を教えながら、低カーストの人々
人のために、一人の偉大な英雄、聖なる聖人、偉
の声となりました。
大な大賢人、真実を愛する者、バリラジャがこの
OBCはインドの政治界においても重要な存在
世界にやって来ました。彼は真理を知ることは、 ですが、これからも社会的に、経済的に、彼らの
すべての人に共有されるべきものだと強調しまし
歩みは長い道のりです。しかし、この旅を通して、
た。そして、奴隷の束縛によって苦しんでいる、 「最後の人が最初になる」という原則を学ぶこと
貧しい虐げられた兄弟たちの解放を手助けしまし
ができるでしょう。
た。彼は、地上で神の王国を確立するために努力
祈りましょう。
しました。」
フーレは、こう続けています。「バリラジャ、
つまりイエスキリストの信者であるアメリカとス
コットランドの宣教師たちがこの国に来ました。
彼らは、その真実の教えを説きました。その宣教
師は、低カーストの首から奴隷の束縛を取り外し
ました。」
・収穫の主が弟子たちの目を開いて、OBCの畑に
労働者を遣わすように。
・聖霊と御言葉によって福音が妥協されないよう
に。
・聖霊の風によって、ジャティが救世主を求めるよ
うに。
・教会がカースト制動から離れまるように。
OBCに仕える
スニル・サダーは、OBCに意図的に仕える最
初のクリスチャンと認められています。ダリット
のカースト出身の彼は、フーレの教えによって大
きく影響を受け、デリー市に来て、国際真理追求
者(TSI)という団体を設立しました。
イヴァン・コストカ著
ジェフ&綾リンスコット翻訳
すべての人は神さまのイメージによって創られ
た理念を元に、TSIは、政治の舞台での活躍や
カースト制度から脱出を目的に、後進カーストの
人々を助けています。TSIのアウトリーチ大会
の独特な部分は、TSIの指導者がダリットやO
BCの参加者の足を洗うことです。この足を洗う
奉仕よって、人の心が福音を聞くために柔らかく
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