株主通信 - Tamron

株主通信
第
70 期
中間報告書
2016年1月 1日
2016年6月30日
ごあいさつ
が、公共工事や補助金、減税等の各種政策効果により、減速
傾向が継続していた成長率は下げ止まりました。
経営環境につきましては、為替相場の動向や中国、
ロシア
一方わが国経済は、円高や新興国経済の減速等により企
等の新興国経済の先行きに加え、英国のEU離脱問題の実
業収益が悪化し、個人消費も消費者マインドの悪化により横
体経済への波及や金融資本市場の変動影響等も懸念され、
ばいとなる等、景気は足踏み状態が続きました。
経済情勢の不確実性が高まっております。
当社グループ関連市場であるデジタルカメラ市場では、
レ
当社グループの当上半期の連結業績は概ね計画通りに
ンズ交換式カメラの出荷台数が、第1四半期では前年同期
推移いたしましたが、直近の為替動向等を考慮し、2016年
比で若干の減少となっていましたが、熊本地震の影響等によ
8月4日に公表いたしました
「業績予想の修正に関するお知
り第2四半期は前年同期比3割減と大幅な減少となりまし
らせ」
の通り、売上高640億円(前期比11.0%減)
、営業利益
た。交換レンズもレンズ交換式カメラ同様に、第2四半期は前
30億 円(前 期 比34.1%減)、経 常 利 益31億 円(前 期 比
年同期比で2割減となりました。
39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益17億80百
レンズ一体型カメラにつきましても、市場縮小の継続に加
万円(前期比56.0%減)
を見込んでおります。
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼
えて熊本地震の影響を受けたことから、第2四半期は前年同
※下半期の前提為替レートにつきましては、
1米ドル=105円(当
申し上げます。
期比で約半減となりました。
当社第70期上半期(2016年1月1日~2016年6月30
このような状況の下、当社グループの当上半期における
日)
の営業概況についてご報告申し上げます。
経営成績は、
ドル・ユーロともに円高となったことに伴う為
当上半期における世界経済を概観しますと、米国経済は、
替のマイナス影響を受けたこともあり、売上高は304億99
原油安に伴う設備投資の成長押し下げ等、企業部門の一部
百万円(前年同期比13.4%減)
となりました。
中間配当金につきましては、当上半期業績や財務状況等
に弱さが見られましたが、雇用・所得環境の改善により個人
利益面につきましては、為替のマイナス影響に加え、厳し
を総合的に勘案し、1株につき25円とさせていただきました。
消費が堅調に推移し、景気は回復基調が継続いたしました。
い市場環境ながらも、原価低減、販管費の削減に注力したこ
欧州経済は、個人消費主導の緩やかな回復基調となりまし
とから、第2四半期においては2ケタの増益となりましたが、
株主の皆様におかれましては、
これからも引き続きご支援
たが、生産や輸出の弱さに加え、英国のEU離脱問題に伴い
第1四半期の減益を補えきれず、営業利益は13億77百万円
ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
金融市場の混乱が見られ、実体経済への波及も懸念される
(前年同期比50.2%減)、経常利益は14億86百万円(前年
等、先行き不透明感が一段と強まりました。中国経済は、輸
同期比47.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
出の不振や固定資産投資の伸び悩みが継続いたしました
9億34百万円(前年同期比65.1%減)
となりました。
Contents
ごあいさつ …………………………………………………… 1-2
Zoom up(特集) ……………………………………… 3-4
トピックス ……………………………………………………… 5-6
セグメント別事業の概況 ……………………………… 7-8
連結財務ハイライト …………………………………… 9-10
連結財務諸表 ………………………………………………… 11
会社情報 ………………………………………………………… 12
フォトコンテスト開催告知
タムロンのものづくり
1
………………………………
13
…………………………………
14
通期の見通しについて
代表取締役社長
鯵坂 司郎
初想定レートは110円)、
1ユーロ=115円(当初想定レートは
125円)
としております。
配当金について
2016年9月
2
p
u
m
o
o
Z
速 報
SP 85mm F/1.8 Di VC USD
(Model F016)
が世界的に権威ある
EISAアワード
『ヨーロピアン DSLRレンズ 2016-2017』賞を受賞
タムロンレンズは11年連続受賞の快挙を達成
新製品発売!
新製品発売!
タムロン90mmマクロレンズの新たな幕開け
高い光学性能を継承しながら、
手ブレ補正機構「VC」
の性能向上を実現
人を撮るために誕生した、SP 85mm F/1.8
手ブレ補正機構「VC」
を世界初搭載※、
最高レベルの光学性能を追求
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
(Model F017)
SP 85mm F/1.8 Di VC USD
(Model F016)
高解像力と美しいボケ味で定評をいただいているSP 90mmマクロレンズの光学性能を継承し、各種機能を高めた新しい90mmが誕
生しました。
「VC」機構に新しく追加されたシフトブレ補正機能により、無限遠からマクロ域まで手ブレ補正性能が更に向上され、
「USD」の制御ソフトを改善することにより、AFの合焦速度・精度の向上を達成しました。
さらに、今までよりも高いレベルで外部から侵入するチリや水滴を防ぐ防塵防滴構造の採用や、
レンズ最前面に耐久性に優れた防汚
コートを施すなど各種機能を高めました。
そして細部まで緻密に仕上げた新しい外観デザインの採用により、金属鏡筒の高い質感と滑らかな手触りをもつ新しい90mmマクロ
に生まれ変わりました。
優れた解像性能と反射防止性能の実現
レンズ構成は11群14枚。特殊硝材LD(Low Dispersion : 異
常低分散)
レンズ1枚とXLD(eXtra Low Dispersion)
レンズ
2枚を贅沢に使い色収差を良好に補正。また、マクロ領域
から遠景まで、あらゆる撮影距離で高い光学性能を実現
する
「フローティングシステム」を採用。優れた解像性能を
実現しています。
さらに、eBAND(Extended Bandwidth & Angular-Dependency)
コーティングと BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)
コーティングを組み合わせることで反射防止性能を飛躍
的に向上させ、
クリアでヌケの良い画像を得ることができ
ます。
3
SP 85mm F/1.8は、人を撮るために誕生した純粋ポートレート・レンズです。かつてない、ポートレートに特化したレンズを目指し、
徹底した色収差補正を行い、手ブレ補正機構「VC」、簡易防滴構造など諸機能を備え、新たな次元の中望遠単焦点レンズへと練り上
げました。合焦部の優れた解像力と、柔らかい自然なボケが生み出す立体感。様々な表情を繊細に表現し、共有する時間までも浮か
び上がらせるレンズです。細部まで緻密に仕上げた外観デザイン、金属鏡筒の高い質感と滑らかな手触りは、撮る手応えを直感的に
伝えます。
※35mm判フルサイズ対応のデジタル一眼レフカメラ用85mm F/1.8レンズにおいて。2016年1月現在。
(タムロン調べ)
高い解像力と自然なボケ味のハーモニーから生まれる
かつてない人物描写の立体感
合焦部の優れた解像力と、柔らかい自然なボケが生み出す、かつてない人物描写
の立体感。
そこにはタムロン SP 85mm F/1.8ならではの、ポートレート表現があ
ります。高解像・高画素時代における光学設計の基本方針は、徹底してコマ収差・
非点収差を低減し、画面の隅まで、点像の被写体が点像として写るような解像性
能の追求にあります。
しかし、ただ解像力が良いだけのレンズからは、美しい写真
表現は生まれない。
そうタムロンは考え、合焦部からアウトフォーカス部にいたる
部分のなだらかなボケ方など、様々なボケのシミュレーションを経て、ボケ味の描
写まで配慮したレンズを作り出しました。
焦点距離: 90mm 露出: F/11 1/5秒
焦点距離: 90mm 露出: F/2.8 1/80秒
焦点距離: 85mm 露出: F/1.8 1/60秒
焦点距離: 85mm 露出: F/1.8 1/320秒
4
Topics
トピックス
業界初※ 光学防振機構搭載 小型カメラモジュール発売
タムロンレンズが3年連続『 TIPAアワード』を受賞※
『 TIPAアワード 2016』は2機種同時受賞を達成
特機関連
近年、
セキュリティ市場では、高機能・高性能でありながら、小型・軽量な
カメラのニーズが高まっています。
タムロンでは業界初の光学防振機構搭載の超小型カメラモジュールを
開発しました。撮影時の振動を抑制する防振技術を搭載し、
さらに小型・
軽量化を実現。様々な形状、用途に合わせたカスタマイズが可能なモ
ジュール形態であるため、
セキュリティ市場だけでなく、現在大きく注目
されているドローンなど、幅広い用途でご使用いただけます。
※小型カメラモジュール量産品において。2016年1月現在。
(タムロン調べ)
『TIPAアワード2016/
BEST DSLR PRIME LENS』賞 『TIPAアワード2016/
BEST ENTRY LEVEL DSLR LENS』賞
※2014年『TIPAアワード/ BEST EXPERT DSLR LENS』SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)、
SP 35mm F/1.8 Di VC USD
2015年『TIPAアワード/ BEST CSC ENTRY LEVEL LENS』 14-150mm F/3.5-5.8 Di Ⅲ(Model C001)
に
(Model F012)
続く3年連続受賞。
18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC
(Model B018)
SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)
18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC(Model B018)
AWARDS 2016
Model: MP1010M-VC
第19回環境コミュニケーション大賞 『優良賞』を2年連続受賞
レンズ関連
10~12μm ピクセルピッチディテクター対応
小型・軽量 遠赤外線カメラ用単焦点レンズ発売
35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の大口径広角レンズ
「SP 35mm F/1.8
Di VC USD(Model F012)
」
が『TIPAアワード2016/BEST DSLR PRIME LENS』
を、
APS - Cサイズ 相当デジタル一眼レフカメラ専用高倍率ズームレンズ「18-200mm
F/3.5-6.3 Di II VC(Model B018)
」
が『TIPAアワード2016/BEST ENTRY LEVEL
DSLR LENS』
を同時受賞しました。
受賞
当社「CSR報告書2015」が、第19回環境コミュニケーション大賞(主
催:環境省、一般財団法人地球・人間環境フォーラム)
の環境報告書
部門において
「優良賞」
を受賞し、2年連続受賞となりました。
「環境コミュニケーション大賞」
は、優れた環境報告書などを表彰し、事
業者等の環境経営及び環境コミュニケーションへの取組を促進するこ
となどを目的としています。
今回は環境報告書部門195点、環境活動レポート部門107点のあわせ
て302点の応募があり、当社は、環境報告書部門に応募して優良賞(審
査委員長賞)59点のうちのひとつに選ばれました。
受賞
『 iFデザインアワード2016』
『レッドドット・デザイン賞:プロダクトデザイン2016』
両賞を受賞
SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)
SP 35mm F/1.8 Di VC USD
(Model F012)
SP 45mm F/1.8 Di VC USD
(Model F013)
2015年9月に発売した、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ用
の大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)」
と大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)」
が、
『iFデザインアワード2016』
および『レッドドット・デザイン賞:プロダ
クトデザイン2016』
の両賞を受賞しました。
ポートレートに最適な中望遠単焦点レンズ
SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)
ニコン用、
キャノン用同時発売
5
1
月
January
コーポレートガバナンス体制
を強化
指名・報酬等の方針・手続きの一層
の独立性・客観性を高めるため、社
外取締役を議長とする指名委員会・
報酬委員会を設置しました。
特機関連
3メガピクセル 近赤外対応 バリフォーカル
レンズ発売
5メガピクセル 近赤外対応 バリフォーカル
レンズ発売
2月
February
レンズ関連
写真関連
革新的で個性的な2本の単焦点レンズ
SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)
SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)
ソニー用発売
写真関連
2016
お知らせ
特機関連
写真関連
各種機能を高めた新しい90mmマクロレンズ
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
(Model F017)
ニコン用、
キャノン用同時発売
受賞
3月
March
4月
April
世界最軽量VGA用ディテクター17μmピクセ
ルピッチ対応 遠赤外線カメラ用光学3倍ズーム
レンズ 50-150mm F/1.6発売
5月
May
6月
June
6
セグメント別事業の概況
写真関連事業
レンズ関連事業
写真関連事業は、
OEMが受注機
種の好調により増収となりましたが、
自社ブランド交換レンズは、
2月にSP
売上高構成比
90mm F/2.8 VC USD(F017)の
マクロレンズを、
3月にはSP85mm
F/1.8 VC USD(F016)の 中 望 遠
単焦点レンズを発売し、高仕様設計
による高性能を追求した
「SP」
シリー
ズのラインナップ拡充を図りましたが、
レンズ交換式カメラ及び
交換レンズ市場の低迷の影響等により、減収となりました。
このような結果、写真関連事業の売上高は240億69百万円
(前年同期比9.7%減)、営業利益は第2四半期では増益とな
りましたが、21億17百万円(前年同期比30.8%減)
となりま
した。
78.9%
売上高
(百万円)
23,090
26,666
24,069
特機関連事業
レンズ関連事業は、
コンパクトデ
ジタルカメラやデジタルビデオカ
メラの市場縮小が継続した影響等
により、減収となりました。
このような結果、レンズ関連事
業の売上高は10億9百万円(前
年同期比55.1%減)
、営業利益は
9百万円(前年同期比91.5%減)
となりました。
売上高構成比
3.3%%
セグメント別データの推移
特機関連事業は、車載カメラ用
レンズが車載カメラ市場の成長に
伴い大幅増収となりましたが、
監視
カメラ用レンズは競争激化や顧客
の在庫調整等の影響で販売が低
迷したこと等により、減収となりま
した。
このような結果、特機関連事業
の売上高は54億19百万円(前年
同期比14.2%減)
、
営業利益は4億
59百万円(前年同期比39.0%減)
となりました。
第 68期
売上高構成比
17.8%
(百万円)
6,161
3,518
6,319
2,249
5,419
(上半期)
第69期
(上半期)
第70期
(上半期)
営業利益(百万円)/営業利益率(%)
10.0%
第68期
(上半期)
7
11.5%
第69期
(上半期)
(上半期)
第69期
(上半期)
第70期
(上半期)
営業利益(百万円)/営業利益率(%)
3,059
2,311
第68期
2,117
8.8%
第70期
(上半期)
第68期
(上半期)
第69期
(上半期)
第70期
26,666
24,069
セグメント
利益
2,311
3,059
2,117
売上高
3,518
2,249
1,009
260
111
9
売上高
6,161
6,319
5,419
セグメント
利益
1,147
752
459
第68期
(上半期)
18.6%
111
5.0%
第69期
(上半期)
752
11.9%
9
第70期
(上半期)
2,565
2,764
1,377
第68期
(上半期)
第69期
(上半期)
連結売上高構成比率の推移
■写真関連 ■レンズ関連 ■特機関連
第 68 期
70.5% 10.7% 18.8%
第 69 期
75.7% 6.4% 17.9%
(上半期)
459
8.5%
0.9%
連結営業利益
(上半期)
1,147
7.4%
セグメント利益の調整額※ △ 1,153 △ 1,159 △ 1,209
(上半期)
営業利益(百万円)/営業利益率(%)
260
(上半期)
※セグメント利益の調整額とは、当社の総務、経理等の本社部門に係わる配賦不能営業費用等です。
1,009
第68期
23,090
売上高
写真関連
セグメント
利益
(百万円)
第 70期
(上半期)
レンズ関連
売上高
第 69期
(上半期)
特機関連
売上高
(百万円)
第70期
第 70 期
(上半期)
78.9% 3.3 17.8%
%
(上半期)
8
連結財務ハイライト
売上高
営業利益
■ 通期 ■ 上半期
■ 通期 ■ 上半期
(百万円)
73,621
32,770
経常利益
■ 通期 ■ 上半期
(百万円)
35,235
64,000
(予想)
2,565
30,499
2,764
2,638
69,906
2,819
第69期
第70期
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
■ 通期 ■ 上半期
第69期
1株当たり当期(四半期)純利益
4,048
140.14
1,820
1,780
(予想)
第70期
第70期
1株当たり配当金
68.67
(予想)
36.04
第69期
第70期
51,995
49,001
第68期
第69期
20.0
第68期
第68期
第69期
74.2
5.9
6.1
第68期
第69期
75.4
第70期
7.2
第70期
(第2四半期)
海外売上高比率(第70期上半期)
(百万円)
4,662
50.0
第70期
74.4
44,827
キャッシュ ・フロー(第70期上半期)
60.0
66.33
第68期
第69期
153.98
934
第69期
第68期
(円)
100.40
59,455
3,100
(予想)
■ 通期 ■ 上半期
(円)
2,678
第68期
第70期
■ 通期 ■ 上半期
(百万円)
3,846
第68期
66,035
1,486
1,377
第68期
●自己資本比率(%)●借入金依存度(%)
(百万円)
5,140
3,000
(予想)
自己資本比率 / 借入金依存度
■ 通期 ■ 上半期
(百万円)
6,200
4,554
純資産
■ 通期 ■ 上半期
(百万円)
6,076
71,946
総資産
※
25.0
第69期
55.0
(予想)
14,192
△1,615
△595
△1,559
15,083
海外
73.6%
25.0
第70期
国内
26.4%
現金及び
営業活動による 投資活動による 財務活動による
現金及び
現金及び
現金同等物の キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 現金同等物に係る 現金同等物の
期首残高
換算差額
四半期末残高
※記念配当5円
9
10
連結財務諸表
会社情報
連結貸借対照表
(要旨)
科 目
(単位:百万円)
当第2四半期末
前期末
(2016年 6月30日現在)(2015年 12月31日現在)
資産の部
流動資産
40,399
44,920
固定資産
19,056
21,114
資産合計
59,455
66,035
負債の部
流動負債
11,965
14,594
固定負債
2,662
2,439
負債合計
14,628
17,033
純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
44,516
44,489
311
4,512
純資産合計
44,827
49,001
負債純資産合計
59,455
66,035
Point
流動資産
受取手形及び売掛金が31億37百万円減少した一方、現金及び預金が8億
91百万円増加したこと等により、流動資産は前期末に比べ45億21百万円
減少し、403億99百万円となりました。
固定負債
長期借入金が1億74百万円増加したこと等により、固定負債は前期末に比
べ2億23百万円増加し、26億62百万円となりました。
純資産
為替換算調整勘定が39億2百万円減少したこと等により、純資産は前期末
に比べ41億74百万円減少し、448億27百万円となりました。
11
連結損益計算書
(要旨)
科 目
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前四半期純利益
法人税等
四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益
(単位:百万円)
当第2四半期累計 前第2四半期累計
1月 1日 から
2015年 1月 1日 から
( 2016年
2016年 6月30日 まで ) ( 2015年 6月30日 まで )
30,499
20,760
9,738
8,361
1,377
204
95
1,486
ー
77
1,409
474
934
934
連結キャッシュ・フロー計算書
(要旨)
科 目
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
連結子会社の合併による現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の四半期末残高
35,235
23,821
11,413
8,648
2,764
191
136
2,819
753
ー
3,572
894
2,678
2,678
(単位:百万円)
当第2四半期累計 前第2四半期累計
1月 1日 から
2015年 1月 1日 から
( 2016年
2016年 6月30日 まで ) ( 2015年 6月30日 まで )
4,662
△ 1,615
△ 595
△ 1,559
891
14,192
ー
15,083
6,807
△ 1,255
△ 4,051
64
1,564
15,915
394
17,875
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益が14億9百万円、減価償却費が15億78百万
円、
たな卸資産の減少額が12億9百万円となったこと等により、営業活動に
よるキャッシュ・フローは46億62百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出が14億55百万円となったこと等により、投
資活動によるキャッシュ・フローは16億15百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増額が1億98百万円、長期借入れによる収入が7億円と
なった一方、長期借入金の返済が5億86百万円、配当金の支払額が9億7百
万円あったこと等により、財務活動によるキャッシュ・フローは5億95百万
円の支出となりました。
会社概要
商
号
株式の状況
2016年 6月 30日現在
株式会社タムロン
創
業 1950年 11月 1日
設
立 1952年 10月27日
本
社 埼玉県さいたま市見沼区蓮沼 1385番地
資 本 金 69億 23百万円
従 業 員 数 5,016名
(連結)
役員
取
締
役
取
締
役
常 勤 監 査 役
常 勤 監 査 役
監
査
役
監
査
役
並木 孝行
利根 忠博
西本 恭彦
発行済株式の総数
単 元 株 式 数
株
主
数
■
80,000,000株
25,950,000株
100株
6,822名 ※単元未満除く
大株主
所有株式数(千株) 持株比率(%)
株式会社ニューウェル
ソニー株式会社
BNP PARIBAS SEC SERVICES LUXEMBOURG/
JASDEC/ ABERDEEN GLOBAL CLIENT ASSETS 株式会社埼玉りそな銀行
NORTHERN TRUSTCO.
(AVFC)RENVI01
鯵坂 司郎
新井 宏明
志村 忠寛
桜庭 省吾
大瀬 英世
濱田 憲一
阿保 正行
市川 敬
川鍋 宏
増成 弘治
北爪 泰樹
大塚 博司
張 勝海
清水 秀雄
横瀬 三亀夫
土屋 次男
発行可能株式総数
株主名
2016年 6月 30日現在
代表取締役社長
取締役副社長
取締役副社長
取締役副社長
専 務 取 締 役
専 務 取 締 役
専 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
取
締
役
取
締
役
取
締
役
2016年 6月 30日現在
4,898
18.87
1,517
5.84
1,122
4.32
1,074
4.14
986
3.80
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
653
2.51
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
424
1.63
THEHONGKONG ANDSHANGHAIBANKING
CORPORATIONLTD - HONG KONGPR
IVATE
BANKING DIVI
S
ION-CL
I
ENTACCOUNT
日本生命保険相互会社
※
■
※
※
注 1. ※印の取締役は社外取締役、監査役は社外監査役であります。
2. 当社は、取締役 清水 秀雄、取締役 横瀬 三亀夫及び監査役 並木 孝行を
東京証券取引所の定める独立役員として、同取引所に対し届け出ています。
580
415
12.06
2.23
1.60
注. ソニー株式会社の持株数3,129千株は、
みずほ信託銀行株式会社へ委託した信託
財産であります。信託約款上、議決権の行使並びに処分権については、
ソニー株式
会社が指図権を留保しております。
※
※
3,129
株式所有者別分布
※単元未満除く
■ 個人その他
18.25%
■ 外国法人等
24.64%
■ その他の法人
23.29%
■ 金融機関
発行済株式数
25,950,000株
32.81%
■ 金融商品
取引業者
1.00%
12
集中
募
作品
タ ム ロ ン の も の づ くり V o l . 3
“マクロレンズのタムロン”が主催する、マクロレンズ限定のフォトコンテスト
第13回
賞金総額
募集
期間
2016. 5.15
日
10.31 月
量産する
Mass produce
万円
タムロン マクロレンズ
フォトコンテスト
100
日本で極められた品質と生産技術を継承し、大量生
産を実現する海外工場。品質を維持しながら自動化
を推進し、様々な製品を世界中へお届けします。
相当
大規模な設備で生産する
大量の精研削機械が設備され、
日本の生産技術が生かされている中
国・仏山工場。
様々な種類のレンズを研磨できる技術力、
レンズごとに
異なるコーティングに対応できる多種多様な設備が大量生産を実現し
ています。
そして、
巨大な成形機や大規模な金属加工設備を導入し、
迅速かつ自立
した量産体制を実現しています。
グランプリ(全応募作品より選出・1名) 賞金 30 万円
ネイチャーの部
ノンジャンルの部
植物や昆虫、小動物などのネイチャー写真を対象とします。
審査員
石井 孝親 氏(写真家)
金賞(2名)
銀賞(2名)
銅賞(4名)
入選(5名)
タムロン賞※(1名)
人物・アクセサリー・料理など、
ネイチャー写真に限らず広く募集します。
審査員
10 万円
5 万円
1 万円
5 千円
5 万円
岡本 洋子 氏(写真家)
金賞(2名)
賞金
銀賞(2名)
賞金
銅賞(4名)
賞金
入選(5名)
賞金
タムロン賞※(1名)
賞金
10 万円
5 万円
1 万円
5 千円
5 万円
賞金
賞金
賞金
安 定した 高 品 質 を 追 求 す る
賞金
組み上げ前に行う成形部品の受入検査では、
3D検査機でナノレベルの
寸法測定の検査を行います。
外観検査では、
経験豊富な熟練工が、
外観
のみならず作動感、
音など、
複数の項目で製品をチェックします。
こうした検査をへて、タムロンは高品質な製品を世界中へお届けし
ます。
賞金
※タムロン賞・・・タムロンマクロレンズで撮影された作品から選出されます。
http://www.tamron.jp/special/contest/macrocon2016/
応募の詳細や規約等につきましては、本コンテストのウェブサイトでご確認ください。
13
14
株主メモ
ホームページのご紹介
事 業 年 度 毎年 1月 1日から12月 31日まで
定時株主総会
基
準
毎年 3月
日 定時株主総会 毎年 12月 31日
期末配当 毎年 12月 31日
中間配当 毎年 6月 30日
単 元 株 式 数 100株
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目 4番 1号
三井住友信託銀行株式会社
当社ホームページでは、事業内容をはじめ、
商品のご紹介からIR情報に至るまでの様々な
情報を掲載しています。ぜひご活用ください。
主な掲載コンテンツ
● 企業情報
● 製品一覧
● CSR
● 採用情報
● IR 情報
● お問い合わせ
タムロン トップページ URL http://www.tamron.co.jp
郵 便 物 送 付 先 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目 8番 4号
(電 話 照 会 先) 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-782-031
(フリーダイヤル)
※ 取次事務は、三井住友信託銀行株式会社の本店及び全国各支店で
行っております。
公 告 方 法 電子公告
※ ただし、電子公告による公告ができない場合は、日本
経済新聞に掲載して行います。
当社ホームページ http://www.tamron.co.jp
お知らせ
●
●
住所変更、単元未満株式の買取等のお申出先について
株主様の口座のある証券会社にお申出ください。
なお、証券会社等に口座がないため特別口座が開設されました株主様
は、特別口座の口座管理機関である三井住友信託銀行株式会社にお申
出ください。
タムロン フォトサイト(写真レンズ用フォトサイト) リニューアルに伴い、URLを変更いたしました。
URL http://www.tamron.jp
未払配当金の支払について
株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社にお申出ください。
株式会社タムロン
〒337-8556 埼玉県さいたま市見沼区蓮沼 1385番地 TEL 048-684-9111
(代)
FAX 048-683-8289 http://www.tamron.co.jp
見やすいユニバーサルデザインフォント
を採用しています。
■ IR 情報関連に関するお問い合わせ:経営企画室
TEL 048-684-9114
(午前 9:00~午後 5:20)
FAX 048-683-8282 e-mail : [email protected]
本冊子は環境保全のため、
植物油インキで印刷しています。