新株式発行並びに株式売出届出目論見書

新株式発行並びに株式売出届出目論見書(平成
新株式発行並びに株式売出届出目論見書
平成19年9月
年9月)
19
Private Banking Solution…
株式会社マネースクウェア・ジャパン
株式会社マネースクウェア・ジャパン
ファイル名:000_2_0784105521910.doc
1
更新日時:2007/09/14 2:14 印刷日時:07/09/15 1:40
この届出目論見書により行うブックビルディング方式による株式
561,000千円(見込額)の募集及び株式660,000千円(見込額)の売出し
(引受人の買取引受による売出し)並びに株式198,000千円(見込額)
の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)については、当社
は証券取引法第5条により有価証券届出書を平成19年9月21日に関
東財務局長に提出しておりますが、その届出の効力は生じておりま
せん。
したがって、募集の発行価格及び売出しの売出価格等については
今後訂正が行われます。
なお、その他の記載内容についても訂正されることがあります。
2
この届出目論見書は、上記の有価証券届出書に記載されている内
容のうち「第三部
す。
特別情報」を除いた内容と同一のものでありま
新株式発行並びに株式売出届出目論見書
株式会社マネースクウェア・ジャパン
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
本ページ及びこれに続く写真・図表等は、当社の概況等を要約・作成したものであります。
詳細は、本文の該当ページをご覧下さい。
1. 事業の概況
当社の事業内容は、インターネット及び電話による外国為替証拠金取引サービスの提供を
行う外国為替関連事業であります。当社は、
「プライベートバンキング・ソリューション」
を掲げ、平成16年7月に開始した預託金の全てを分別管理・保全する信託保全スキーム(外
為証拠金分別管理信託「トラスト アカウント プロテクション」)のもと安心・安全を第一に
中長期での資産運用を考える富裕層や事業法人、また外国為替取引を実務的に必要としてい
る事業法人等を中心とした顧客を対象に、コンサルティングに注力したセミナーの実施やマ
ーケティング活動及び顧客サポートの提供等を行っております。
営業収益
(単位:千円)
2,000,000
1,765,544
1,423,650
1,500,000
1,000,000
500,000
205,644
261,906
31,699
0
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
※当社は、平成14年10月10日設立のため、初年度である平成15年3月期より記載しております。平成15年3月期は平
成14年10月10日から平成15年3月31日までとなっております。
2. 業績等の推移
主要な経営指標等の推移
回 次
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
決 算 年 月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
益 (千円)
31,699
205,644
261,906
1,423,650
1,765,544
経 常 利 益 ま た は 経 常 損 失(△) (千円)
△140,125
△163,668
△105,723
823,261
946,515
当 期 純 利 益 ま た は 当 期 純 損 失(△) (千円)
△140,245
△164,091
△172,065
679,637
547,298
持 分 法 を 適 用 し た 場 合 の 投 資 利 益 (千円)
―
―
―
―
―
129,950
233,075
324,200
499,065
527,835
11,830
―
―
16,090
2,615
―
20,165
2,615
1,000
31,138
2,615
1,000
36,671
―
―
営
業
収
資
本
金 (千円)
(普 通 株 式)
発 行 済 株 式 総 数(A種優先株式) (株)
(B種優先株式)
純
資
産
額 (千円)
24,654
66,812
76,997
1,108,055
1,728,077
総
資
産
額 (千円)
783,933
1,443,976
3,625,058
14,809,680
24,501,224
額
2,084.03
△723.24
△2,055.67
30,817.81
45,964.87
1
株
当
た
り
純
資
産
(円)
1 株 当 た り 配 当 額
(円)
( 内、 1 株 当 た り 中 間 配 当 額 )
―
(―)
―
(―)
1 株 当 た り 当 期 純 利 益 金 額
(円) △14,702.36 △10,875.61
ま た は 当 期 純 損 失 金 額(△)
―
(―)
―
(―)
2,200
(―)
△8,708.65
20,092.71
15,710.27
潜
在
株
式
調
整
後
1 株 当 た り 当 期 純 利 益 金 額
(円)
―
―
―
―
―
自
率
(%)
3.1
4.6
2.1
7.5
6.9
率
(%)
―
―
―
114.7
39.2
率
(倍)
―
―
―
―
―
向
(%)
―
―
―
―
14.0
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー (千円)
―
―
―
897,642
779,865
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー (千円)
―
―
―
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー (千円)
―
―
―
390,306
△241
1,135,123
838,443
自
己
己
株
資
資
価
配
本
本
比
利
収
当
益
益
性
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 (千円)
従
業
員
数
(名)
〔 外、 平 均 臨 時 雇 用 者 数 〕
―
―
―
14
〔―〕
16
〔―〕
21
〔―〕
△317,335 △1,076,321
29
〔―〕
44
〔―〕
(注) 1. 当社は、平成14年10月10日設立のため、初年度である平成15年3月期より記載しております。平成15年3月期は平成14年10月10
日から平成15年3月31日までとなっております。
2. 当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
3. 営業収益には、消費税等は含まれておりません。
4. 第4期及び第5期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、あずさ監査法人の監査を受けておりますが、第
1期、第2期及び第3期については、当該監査を受けておりません。
5. 持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
6. 第2期から第4期の1株当たり純資産額に関しては、当社の発行済A種優先株式、B種優先株式が普通株式よりも残余財産分配請求
権が優先的な株式のため、資本の部の合計額よりA種優先株式及びB種優先株式の発行価額の合計額を控除して算出しております。
7. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第1期から第3期までは新株予約権の残高はありますが、1株当たり当期純
損失を計上しているため、第4期及び第5期は新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握でき
ませんので、記載しておりません。
8. 株価収益率は当社株式が非上場であり、期中平均株価が把握できませんので、記載しておりません。
9. 従業員数欄の臨時従業員の年間平均雇用人員の記載については、当社従業員数の10/100を超えないため省略しております。
10. 第1期から第3期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため記載しておりません。
11. 当社は、A種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の全てについて、これら優先株式株主の取得請求に基づき、平成19年2月
6日付にて取得し、同日、普通株式3,615株を交付しております。なお取得したA種及びB種優先株式については、同日付にて消却を
行っております。そこで、株式会社大阪証券取引所の引受担当者宛通知「上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)の作成上の留
意点について」(平成18年5月8日付大証上場91号)に準じて、当該優先株式の取得及び普通株式の発行に伴う影響を加味し、遡及
修正を行った場合の1株当たり純資産額の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなりますが、1株当たり当期純利益金額または
当期純損失金額に与える影響はありません。なお、第1期、第2期及び第3期の数値についてはあずさ監査法人の監査を受けており
ません。
回 次
決 算 年 月
1
株
当
た
り
純
資
産
額
(円)
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
2,084.03
3,571.92
3,237.90
31,020.48
45,964.87
営業収益
(単位:千円)
2,000,000
1,765,544
1,423,650
1,500,000
1,000,000
500,000
31,699
0
205,644
261,906
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
経常利益または経常損失(△)
(単位:千円)
1,000,000
946,515
823,261
800,000
600,000
400,000
200,000
0
-200,000
△140,125
△163,668
△105,723
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
当期純利益または当期純損失(△)
(単位:千円)
800,000
679,637
547,298
600,000
400,000
200,000
0
-200,000
△140,245
△164,091
△172,065
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
※当社は、平成14年10月10日設立のため、初年度である平成15年3月期より記載しております。平成15年3月期は平
成14年10月10日から平成15年3月31日までとなっております。
純資産額/総資産額
総資産額
純資産額
(単位:千円)
24,501,224
25,000,000
20,000,000
14,809,680
15,000,000
10,000,000
5,000,000
0
24,654783,933
1,443,976
66,812
3,625,058
76,997
1,108,055
1,728,077
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
1 株当たり純資産額
(単位:円)
50,000
45,964.87
40,000
31,020.48
30,000
20,000
10,000
0
2,084.03
3,571.92
3,237.90
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
(注)当社は、A種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の全てについて、これら優先株式株主の取得請求に基づき、
平成19年2月6日付にて取得し、同日、普通株式3,615株を交付しております。上記では、当該優先株式の取得
及び普通株式の発行に伴う影響を加味し、遡及修正を行った場合の数値を表記しております。
1 株当たり当期純利益金額または当期純損失金額(△)
30,000
(単位:円)
20,092.71
15,710.27
15,000
0
△14,702.36
-15,000
△10,875.61
△8,708.65
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
(平成15年3月期)(平成16年3月期)(平成17年3月期)(平成18年3月期)(平成19年3月期)
※当社は、平成14年10月10日設立のため、初年度である平成15年3月期より記載しております。平成15年3月期は平
成14年10月10日から平成15年3月31日までとなっております。
3. 事業の内容
「プライベートバンキング・ソリューション」=当社サービスブランド
当社はサービスブランドとして「プライベートバンキング・ソリューション」を掲げ、顧
客の資産を「時間を味方にしながら守り、殖やし、受け継いでいくこと」をその目的として
います。
「マネーゲームではない、資産運用としての外国為替証拠金取引」を顧客に提供す
るべく当社独自のサービスが生まれました。
①外為証拠金分別管理信託制度「トラスト アカウント プロテクション®」
②4段階の選択型証拠金率制度「iFX Style®」
③徹底した「リスク管理教育とサポート体制」
④相場を面で捉える注文方法「トラップトレード®」
⑤レンジ相場で効果を発揮する機動的な注文方法
「リピートイフダン」
エントランス
外国為替証拠金取引の仕組み
外国為替証拠金取引とは、取引総代金に対する一定率の証拠金をもとに、その取引総代金
相当の外国為替取引(異なる通貨の売買)を行う現物取引であり、任意の決済日において反
対売買を行い、その売買の差額を授受することを約する金融取引であります。
当社における取引のイメージ図
外国為替証拠金取引
カバー取引
売り買いマッチング
注文依頼
証拠金、
差益・差損
証拠金、
差益・差損
証拠金
証拠金
レート提示
カバー取引
住友信託銀行
為替担当部署
取引指図
住友信託銀行
受託事業担当部署
社
客
取引
当
顧
レート提示
※当社は、顧客との取引により生じる当社の外国為替建玉(ポジション)相当については反対売買を行うことにより、
為替変動リスク及びスワップ負担リスクを回避しております。
①外為証拠金分別管理信託「トラスト アカウント プロテクション」スキーム
平成17年7月施行の改正金融先物取引法により「金融先物取
引業者は、受託契約等に係る金融先物取引につき、委託者等か
ら預託を受けた委託証拠金その他の保証金については、内閣府
令で定めるところにより、自己の固有の財産と区分して管理し
なければならない。」(金融先物取引法第91条第1項)と定めら
れました。一般的に外国為替証拠金取引業者が顧客資産を保全
する方法は自主分別管理による保全方法、あるいは顧客資産を
信託銀行に預け信託財産とすることによる信託保全スキームを
使った保全方法が主流となっております。
当社では顧客から預託を受けた資産を全額分別保全するために、住友信託銀行が管理する
外国為替証拠金取引のための分別信託口座(外為証拠金分別管理信託)を利用して、顧客の
取引証拠金を含む預託金の全てを分別管理・保全する制度として「トラスト アカウント プ
ロテクション」による信託保全スキームを実現しました。「トラスト アカウント プロテクシ
ョン」では顧客の資産は信託財産として、当社自己資産と完全に分別して保管され、現金残
高、スワップ受払額及び為替損益も日々評価替えを行い、当社が万一破綻しても信託財産は
保全されるスキームになっております。また、当社は顧客から受注する為替取引について、
住友信託銀行の外為証拠金分別管理信託口座を通じて為替のカバー取引を行い、原則として
為替取引により生じた損益が外為証拠金分別管理信託口座に自動的に保管される仕組みにな
っております。
円資産のみしか守られない既存の信託保全スキームと異なり、当社の信託保全スキーム
は、外貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド)証拠金も信託保全
対象となっております。さらに、信託管理人が日々の評価替え時の分別金について1通貨単
位(1円、1セント等)で信託財産として分別されているかをチェックし、その上、より分
別の透明性を高めるために、当社では、証拠金残高の正確性を確認することを目的としたチ
ェックを行っております。また、証拠金残高に関しては監査法人が当社と合意した手続きを
実施しております。
※当社では、証拠金残高の正確性を確認することを目的としたチェックを行っております。また、証拠金残高に関し
ては監査法人が当社と合意した手続きを実施しております。
②4段階の選択型証拠金率制度「iFX Style」
当社においては、当社の定める一定金額以上の預託金を当社の指定する外為証拠金分別管
理信託口座に預け入れることで取引を開始することができます。当社では4段階の選択型証
拠金率制度を採用しており(商品名:iFX Style「アイエフエックス スタイル」)、証拠金率
によるリスク分散投資が可能な仕組みとなっており、顧客は指定する商品ごとに決められて
いる証拠金率にて計算される証拠金額の範囲内において、レバレッジを効かせた外国為替取
引を行うことができます。
証拠金率100%(レバレッジ1倍)
レバレッジのイメージ図
証拠金率 50%(レバレッジ2倍)
証拠金率 25%(レバレッジ4倍)
取引総代金
証拠金率6~9% ※
※証拠金率は市場環境、その他の理由によって変動させることがあります。
また、取引される通貨によっても証拠金率が異なりますが、6~9%を想
定しております。
証拠金使用額
(想定元本)
③当社の外国為替証拠金取引のサポート体制
当社は創業時より不招請勧誘の禁止を意識した営業展開を行い、積極的にセミナーを展開
することで顧客マーケティング及びサポート体制を充実させております。
このセミナーは顧客の知識習得レベル別に開催し、ま
た外部講師を招いて頻繁に開催することにより、顧客全
体の取引に関する理解力の向上に尽力しております。さ
らに、個別の「デリバリーグループミーティング」等を
首都圏以外でも随時開催し、オーダーメイドかつカスタ
マイズした内容で講演をすることで顧客ごとに個別のス
キルアップを進めております。
セミナールーム
また、顧客への情報配信コンテンツとして『M2 Flash』
『ストラテジー・メール』等を活用して、外国為替市場等に関する迅速な情報提供サービス
を行っております。
当社は、取引開始時の最低預託金の設定や、
最低取引単位の設定等により、顧客が「欲がか
けない、無理のできない仕組み」を提供し、顧
客自身でポジション管理やリスク管理を行える
環境を整えております。
更新日時:2007/09/14 6:07 印刷日時:07/09/15 1:40
ファイル名:000_4_0784105521910.doc
目
次
頁
【表紙】 …………………………………………………………………………………………………………1
第一部 【証券情報】…………………………………………………………………………………………2
第1 【募集要項】…………………………………………………………………………………………2
1 【新規発行株式】…………………………………………………………………………………2
2 【募集の方法】……………………………………………………………………………………2
3 【募集の条件】……………………………………………………………………………………4
4 【株式の引受け】…………………………………………………………………………………5
5 【新規発行による手取金の使途】………………………………………………………………5
第2 【売出要項】…………………………………………………………………………………………7
1 【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】………………………………………………7
2 【売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)】…………………………………………8
3 【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】………………………………………9
4 【売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)】…………………………………10
第3 【募集又は売出しに関する特別記載事項】………………………………………………………11
第二部 【企業情報】…………………………………………………………………………………………12
第1 【企業の概況】………………………………………………………………………………………12
1 【主要な経営指標等の推移】……………………………………………………………………12
2 【沿革】……………………………………………………………………………………………14
3 【事業の内容】……………………………………………………………………………………14
4 【関係会社の状況】………………………………………………………………………………19
5 【従業員の状況】…………………………………………………………………………………19
第2 【事業の状況】………………………………………………………………………………………20
1 【業績等の概要】…………………………………………………………………………………20
2 【業務の状況】……………………………………………………………………………………22
3 【対処すべき課題】………………………………………………………………………………23
4 【事業等のリスク】………………………………………………………………………………26
5 【経営上の重要な契約等】………………………………………………………………………38
6 【研究開発活動】…………………………………………………………………………………38
7 【財政状態及び経営成績の分析】………………………………………………………………39
第3 【設備の状況】………………………………………………………………………………………42
1 【設備投資等の概要】……………………………………………………………………………42
2 【主要な設備の状況】……………………………………………………………………………42
3 【設備の新設、除却等の計画】…………………………………………………………………42
ファイル名:000_4_0784105521910.doc
更新日時:2007/09/14 6:07 印刷日時:07/09/15 1:40
頁
第4 【提出会社の状況】…………………………………………………………………………………43
1 【株式等の状況】…………………………………………………………………………………43
2 【自己株式の取得等の状況】……………………………………………………………………59
3 【配当政策】………………………………………………………………………………………61
4 【株価の推移】……………………………………………………………………………………61
5 【役員の状況】……………………………………………………………………………………62
6 【コーポレート・ガバナンスの状況】…………………………………………………………63
第5 【経理の状況】………………………………………………………………………………………69
【財務諸表等】……………………………………………………………………………………70
第6 【提出会社の株式事務の概要】……………………………………………………………………99
第7 【提出会社の参考情報】 …………………………………………………………………………100
1 【提出会社の親会社等の情報】 ………………………………………………………………100
2 【その他の参考情報】 …………………………………………………………………………100
第四部 【株式公開情報】 …………………………………………………………………………………101
第1 【特別利害関係者等の株式等の移動状況】 ……………………………………………………101
第2 【第三者割当等の概況】 …………………………………………………………………………109
1 【第三者割当等による株式等の発行の内容】 ………………………………………………109
2 【取得者の概況】 ………………………………………………………………………………111
3 【取得者の株式等の移動状況】 ………………………………………………………………113
第3 【株主の状況】 ……………………………………………………………………………………114
監査報告書
000_header_0784105521910.doc
更新日時:2007/09/14 2:21 印刷日時:07/09/15 1:40
【表紙】
【提出書類】
有価証券届出書
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成19年9月21日
【会社名】
株式会社マネースクウェア・ジャパン
【英訳名】
MoneySquare Japan, Inc.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
山
本
久
敏
大手町ファーストスクエア ウエストタワー19F
【電話番号】
03−3211−5550(代表)
【事務連絡者氏名】
代表取締役副社長
【最寄りの連絡場所】
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
相
葉
斉
大手町ファーストスクエア ウエストタワー19F
【電話番号】
03−3211−5550(代表)
【事務連絡者氏名】
代表取締役副社長
【届出の対象とした募集(売出)
有価証券の種類】
株式
【届出の対象とした募集(売出)金額】
入札による募集
―円
入札によらない募集
―円
相
葉
斉
ブックビルディング方式による募集
561,000,000円
(引受人の買取引受による売出し)
入札による売出し
入札によらない売出し
ブックビルディング方式による売出し
―円
―円
660,000,000円
(オーバーアロットメントによる売出し)
入札による売出し
―円
入札によらない売出し
―円
ブックビルディング方式による売出し
(注)
【縦覧に供する場所】
198,000,000円
募集金額は、有価証券届出書提出時における見込額(会
社法上の払込金額の総額)であり、売出金額は、有価証
券届出書提出時における見込額であります。
該当事項はありません。
― 1 ―
更新日時:2007/09/14 22:11
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第一部 【証券情報】
第1 【募集要項】
1 【新規発行株式】
(注) 1
2
3
種類
発行数(株)
普通株式
4,000
平成19年9月21日開催の取締役会決議によっております。
発行数については、平成19年10月4日開催予定の取締役会において変更される可能性があります。
「第1
募集要項」に記載の募集(以下、「本募集」という。)並びに「第2
株式(引受人の買取引受による売出し)」及び「2
売出要項」の「1
売出
売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)」に
記載の引受人の買取引受による売出しにあたっては、その需要状況を勘案し、オーバーアロットメント
による売出しを追加的に行う場合があります。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「第2
バーアロットメントによる売出し)」及び「4
売出要項」の「3
売出株式(オー
売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出
し)」をご覧下さい。
4
オーバーアロットメントによる売出しに関連して、上記とは別に平成19年9月21日開催の取締役会にお
いて、大和証券エスエムビーシー株式会社を割当先とする第三者割当増資を行うことを決議しておりま
す。
なお、その内容については、「第3
募集又は売出しに関する特別記載事項
2
第三者割当増資とシ
ンジケートカバー取引について」をご覧下さい。
2 【募集の方法】
平成19年10月16日に決定される引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「4
の引受け」欄記載の証券会社(以下「第1
株式
募集要項」において「引受人」という。)は買取引受けを
行い、当該引受価額と異なる価額(発行価格)で募集を行います。
引受価額は発行価額(平成19年10月4日開催予定の取締役会において決定される払込金額と同額)以
上の価額となります。引受人は払込期日に引受価額の総額を当社に払込み、本募集における発行価格
の総額との差額は引受人の手取金といたします。当社は、引受人に対して引受手数料を支払いません。
なお、本募集は、株式会社大阪証券取引所(以下「取引所」という。)の定める「上場前の公募又は
売出し等に関する規則」(以下「上場前公募等規則」という。)第3条の2に規定するブックビルディ
ング方式(株式の取得の申込みの勧誘時において発行価格又は売出価格に係る仮条件を投資家に提示し、
株式に係る投資家の需要状況を把握したうえで発行価格等を決定する方法をいう。)により決定する価
格で行います。
― 2 ―
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区分
発行数(株)
発行価額の総額(円)
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資本組入額の総額(円)
入札方式のうち入札による募集
―
―
―
入札方式のうち入札によらない募集
―
―
―
4,000
561,000,000
330,000,000
4,000
561,000,000
330,000,000
ブックビルディング方式
計(総発行株式)
(注) 1
2
全株式を引受人の買取引受けにより募集いたします。
上場前の公募増資等を行うに際しての手続き等は、取引所の定める上場前公募等規則により規定されて
おります。
3
発行価額の総額は、会社法第199条第1項第2号所定の払込金額の総額であり、有価証券届出書提出時
における見込額であります。
4
資本組入額の総額は、資本金に組入れる額の総額であり、有価証券届出書提出時における想定発行価格
(165,000円)の2分の1相当額を資本金に組入れることを前提として算出した見込額であります。
5
有価証券届出書提出時における想定発行価格(165,000円)で算出した場合、本募集における発行価格の
総額(見込額)は660,000,000円となります。
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3 【募集の条件】
(1) 【入札方式】
① 【入札による募集】
該当事項はありません。
② 【入札によらない募集】
該当事項はありません。
(2) 【ブックビルディング方式】
資本
発行価格 引受価額 発行価額
組入額
(円)
(円)
(円)
(円)
未定
(注)1
(注) 1
未定
(注)1
未定
(注)2
未定
(注)3
申込
株数単位
(株)
1
申込期間
自
至
平成19年10月18日(木)
平成19年10月23日(火)
申込
証拠金
(円)
未定
(注)4
払込期日
平成19年10月24日(水)
発行価格はブックビルディング方式によって決定いたします。
発行価格の決定に当たり、平成19年10月4日に仮条件を決定する予定であります。
当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、平成19年10月16
日に発行価格及び引受価額を決定する予定であります。
仮条件は、事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定
能力が高いと推定される機関投資家等の意見その他を総合的に勘案して決定する予定であります。
需要の申告の受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、
機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。
2
平成19年10月4日開催予定の取締役会において、発行価額を決定する予定であります。また、前記「2
募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格と発行価額及び平成19年10月16日に決定する予定の引受
価額とは各々異なります。募集株式は全株を引受人が買取ることとしており、発行価格と引受価額との
差額の総額は、引受人の手取金となります。
3
平成19年9月21日開催の取締役会において、増加する資本金及び資本準備金に関する事項として、増加
する資本金の額は、会社計算規則第37条に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、
計算の結果1円未満の端数が生じたときは、その端数を切り上げるものとすること、及び増加する資本
準備金の額は、当該資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額とすることを決議しており
ます。この取締役会決議に基づき、平成19年10月16日に資本組入額(資本金に組入れる額)を決定する予
定であります。
4
申込証拠金は、発行価格と同一の金額とし、利息をつけません。
申込証拠金のうち引受価額相当額は、払込期日に新株式払込金に振替充当いたします。
5
株券受渡期日は、平成19年10月25日(以下「上場(売買開始)日」という。)の予定であります。株券は株
式会社証券保管振替機構(以下「機構」という。)の株券等に関する業務規程第42条に従い、一括して機
構に預託されますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。なお、株券の交付を希望す
る旨を事前に証券会社に通知された方には、上場(売買開始)日以降に証券会社を通じて株券が交付され
ます。
6
7
申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
引受人及びその委託販売先証券会社は、各社の定める配分の基本方針及び社内規則等に従い販売を行う
方針であります。配分の基本方針については各社の店頭における表示又はホームページにおける表示等
をご確認ください。なお、申込みに先立ち、引受人もしくはその委託販売先証券会社に対して、当該仮
条件を参考として需要の申告を行う場合、その期間は平成19年10月9日から平成19年10月15日までの予
定であります。当該需要の申告は変更又は撤回することが可能であります。
8
引受価額が発行価額を下回る場合は株式の募集を中止いたします。
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① 【申込取扱場所】
後記「4
株式の引受け」欄の引受人及びその委託販売先証券会社の全国の本支店及び営業所
で申込みの取扱いをいたします。
② 【払込取扱場所】
店名
株式会社みずほ銀行
所在地
銀座支店
東京都中央区銀座四丁目2番11号
(注) 上記の払込取扱場所での申込みの取扱いは行いません。
4 【株式の引受け】
引受人の氏名又は名称
引受株式数
(株)
住所
引受けの条件
大和証券エスエムビーシー
東京都千代田区丸の内一丁目8番1号
株式会社
みずほ証券株式会社
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
三菱UFJ証券株式会社
東京都千代田区丸の内二丁目4番1号
東海東京証券株式会社
東京都中央区京橋一丁目7番1号
岩井証券株式会社
髙木証券株式会社
SMBCフレンド証券株
式会社
SBIイー・トレード証
券株式会社
大阪府大阪市中央区北浜一丁目8番16
号
大阪府大阪市北区梅田一丁目3番1400号
2
未定
東京都中央区日本橋兜町7番12号
買取引受けによります。
引受人は新株式払込金と
して、平成19年10月24日
までに払込取扱場所へ引
受価額と同額を払込むこ
とといたします。
3 引受手数料は支払われま
せん。ただし、発行価格
と引受価額との差額の総
額は引受人の手取金とな
ります。
東京都港区六本木一丁目6番1号
計
(注) 1
1
2
―
4,000
―
引受株式数は、平成19年10月4日開催予定の取締役会において決定する予定であります。
上記引受人と発行価格決定日(平成19年10月16日)に元引受契約を締結する予定であります。ただし、元
引受契約の締結後、同契約の解除条項に基づき、同契約を解除した場合、株式の募集を中止いたします。
3
引受人は、上記引受株式数の一部を、引受人以外の証券会社に販売を委託する場合があります。また、
これとは別に、引受人は、上記引受株式数のうち、80株を上限として、全国の販売を希望する引受人以
外の証券会社に委託販売する方針であります。
5 【新規発行による手取金の使途】
(1) 【新規発行による手取金の額】
払込金額の総額(円)
発行諸費用の概算額(円)
差引手取概算額(円)
660,000,000
17,000,000
643,000,000
(注) 1
払込金額の総額は、引受価額の総額であり、有価証券届出書提出時における想定発行価格(165,000円)
を基礎として算出した見込額であります。平成19年10月4日開催予定の取締役会で決定される会社法第
199条第1項第2号所定の払込金額とは異なります。
2
発行諸費用の概算額には、消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)は含まれておりません。
3
引受手数料は支払わないため、「発行諸費用の概算額」は、これ以外の費用を合計したものであります。
― 5 ―
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(2) 【手取金の使途】
上記の手取概算額643,000,000円については、同日付で決議された第三者割当増資の手取概算額上
限197,000,000円と併せ、分室の開設及びシステム増強等のための設備資金として249,600,000円、
人材募集及び業容拡大のための広告宣伝費として230,000,000円を充当する予定であります。残額に
ついては、自己資本規制比率を適正な水準に維持するための現預金として留保する予定であります。
(注)
設備資金の内容については、「第二部
企業情報
第3
の項をご参照下さい。
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設備の状況
3
設備の新設、除却等の計画」
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第2 【売出要項】
1 【売出株式(引受人の買取引受による売出し)】
平成19年10月16日に決定される引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「2
しの条件(引受人の買取引受による売出し)
「第2
売出
(2) ブックビルディング方式」に記載の証券会社(以下
売出要項」において「引受人」という。)は買取引受けを行い、当該引受価額と異なる価額
(売出価格、発行価格と同一の価格)で売出しを行います。引受人は株券受渡期日に引受価額の総額を
売出人に支払い、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格の総額との差額は引受人の手取金
といたします。売出人は引受人に対して引受手数料を支払いません。
種類
売出数(株)
売出しに係る株式の所有者
の住所及び氏名又は名称
売出価額の総額(円)
入札方式のうち
入札による売出し
―
―
―
入札方式のうち
入札によらない
売出し
―
―
―
153 East 53rd Street, 53rd Floor,
New York, New York 10022
Apax Globis Japan Fund, L.P.
its
General Partner Apax Globis LLC
常任代理人 東西総合法律事務所 弁護士
立石 則文
1,560株
普通株式
東京都港区芝浦四丁目22番1号-3310
山本 久敏
1,000株
ブック
ビルディング方式
4,000
660,000,000
東京都港区東新橋二丁目4番1号
株式会社T&Cホールディングス
680株
東京都中央区明石町6番13号-1803
相葉 斉
400株
Leeward One building, West Bay Road,
Po Box 31106 SMB, Grand Cayman,
B.W.I.
T&C CAPITAL, LTD.
360株
計(総売出株式)
(注) 1
―
4,000
660,000,000
―
上場前の売出しを行うに際しての手続き等は、取引所の定める上場前公募等規則により規定されており
ます。
2
「第1
募集要項」における株式の募集を中止した場合には、引受人の買取引受による売出しも中止い
たします。
3
売出価額の総額は、有価証券届出書提出時における想定売出価格(165,000円)で算出した見込額であり
ます。
4 売出数等については今後変更される可能性があります。
5
本募集並びに引受人の買取引受による売出しにあたっては、その需要状況を勘案し、オーバーアロット
メントによる売出しを追加的に行う場合があります。
なお、オーバーアロットメントによる売出しについては、「3
よる売出し)」及び「4
売出株式(オーバーアロットメントに
売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)」をご覧ください。
― 7 ―
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2 【売出しの条件(引受人の買取引受による売出し)】
(1) 【入札方式】
① 【入札による売出し】
該当事項はありません。
② 【入札によらない売出し】
該当事項はありません。
(2) 【ブックビルディング方式】
売出価格 引受価額
(円)
(円)
未定
(注)1
(注)2
(注) 1
未定
(注)2
申込期間
自 平成19年
10月18日(木)
至 平成19年
10月23日(火)
申込
株数単位
(株)
1
売出価格の決定方法は、「第1
申込
証拠金
(円)
申込受付場所
引受人の住所及び氏名又は名称
元引受契約
の内容
引受人及びそ
東京都千代田区丸の内一丁目
の委託販売先
8番1号
未定
証券会社の本
大和証券エスエムビーシー
(注)3
支店及び営業
株式会社
所
募集要項 3 募集の条件 (2) ブックビルディング方式」の(注)1
未定
(注)2
と同様であります。
2
売出価格、引受価額及び申込証拠金は、ブックビルディング方式による募集の発行価格、引受価額及び
申込証拠金とそれぞれ同一といたします。ただし、申込証拠金には、利息をつけません。
3
引受人の引受価額による買取引受によることとし、その他元引受契約の内容、売出しに必要な条件は、
売出価格決定日(平成19年10月16日)に決定いたします。
なお、元引受契約においては、引受手数料は支払われません。ただし、売出価格と引受価額との差額の
総額は引受人の手取金となります。
4
上記引受人と平成19年10月16日に元引受契約を締結する予定であります。ただし元引受契約の締結後、
同契約の解除条項に基づき、同契約を解除した場合、株式の売出しを中止いたします。
5
株券受渡期日は、上場(売買開始)日(平成19年10月25日)であります。株券は機構の株券等に関する業務
規程第42条に従い、一括して機構に預託されますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができま
す。
なお、株券の交付を希望する旨を事前に証券会社に通知された方には、上場(売買開始)日以降に証券会
社を通じて株券が交付されます。
6
7
申込みの方法は、申込期間内に上記申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
上記引受人及びその委託販売先証券会社の販売方針は、「第1
募集要項
クビルディング方式」の(注)7に記載した販売方針と同様であります。
― 8 ―
3
募集の条件
(2) ブッ
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3 【売出株式(オーバーアロットメントによる売出し)】
種類
売出数(株)
普通株式
売出しに係る株式の所有者
の住所及び氏名又は名称
入札方式のうち
入札による売出し
―
―
―
入札方式のうち
入札によらない
売出し
―
―
―
1,200
198,000,000
1,200
198,000,000
ブック
ビルディング方式
計
(総売出株式)
(注) 1
売出価額の総額(円)
―
オーバーアロットメントによる売出しは、「第1
東京都千代田区丸の内一丁目8番1号
大和証券エスエムビーシー株式会社
―
募集要項」に記載の募集及び引受人の買取引受によ
る売出しに伴い、その需要状況を勘案して行われる大和証券エスエムビーシー株式会社による売出しで
あります。売出数は上限株式数を示したものであり、需要状況により減少し、又は全く行わない場合が
あります。
2
オーバーアロットメントによる売出しに関連して、大和証券エスエムビーシー株式会社は、平成19年10
月25日から平成19年11月22日までの期間(以下「シンジケートカバー取引期間」という。)、取引所にお
いてオーバーアロットメントによる売出しに係る株式数を上限とする当社普通株式の買付け(以下「シ
ンジケートカバー取引」という。)を行う場合があります。その内容につきましては、「第3
は売出しに関する特別記載事項
2
募集又
第三者割当増資とシンジケートカバー取引について」をご覧くだ
さい。
3
上場前の公募増資等を行うに際しての手続き等は、取引所の定める上場前公募等規則により規定されて
おります。
4
「第1
募集要項」における株式の募集を中止した場合には、オーバーアロットメントによる売出しも
中止いたします。
5
売出価額の総額は、有価証券届出書提出時における想定売出価格(165,000円)で算出した見込額であり
ます。
― 9 ―
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4 【売出しの条件(オーバーアロットメントによる売出し)】
(1) 【入札方式】
① 【入札による売出し】
該当事項はありません。
② 【入札によらない売出し】
該当事項はありません。
(2) 【ブックビルディング方式】
売出価格
(円)
未定
(注)1
(注) 1
申込期間
申込株
数単位
(株)
申込証拠金
(円)
申込受付場所
引受人の住所及び
氏名又は名称
元引受契約
の内容
大和証券エスエムビ
ーシー株式会社及び
その委託販売先証券
―
―
1
会社の本支店及び営
業所
売出価格及び申込証拠金については、引受人の買取引受による売出しにおける売出価格及び申込証拠金
自 平成19年
10月18日(木)
至 平成19年
10月23日(火)
未定
(注)1
とそれぞれ同一といたします。ただし、申込証拠金には利息をつけません。
2
3
売出しに必要な条件については、売出価格決定日(平成19年10月16日)において決定する予定であります。
株券受渡期日は、引受人の買取引受による売出しにおける株券受渡期日と同じ上場(売買開始)日(平成
19年10月25日)の予定であります。株券は機構の株券等に関する業務規程第42条に従い、一括して機構
に預託されますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。なお、株券の交付を希望する
旨を事前に証券会社に通知された方には、上場(売買開始)日以降に証券会社を通じて株券が交付されま
す。
4
申込みの方法は、申込期間内に上記申込受付場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
5
大和証券エスエムビーシー株式会社及びその委託販売先証券会社の販売方針は、「第1
募集の条件
募集要項
(2) ブックビルディング方式」の(注)7に記載した販売方針と同様であります。
― 10 ―
3
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第3 【募集又は売出しに関する特別記載事項】
1
大阪証券取引所ヘラクレス市場への上場について
当社普通株式は、「第1
募集要項」における募集株式及び「第2
売出要項」における売出株式
を含め、大和証券エスエムビーシー株式会社を主幹事証券会社として(以下「主幹事会社」という。)、
平成19年10月25日に大阪証券取引所ヘラクレス市場へ上場される予定であります。
2
第三者割当増資とシンジケートカバー取引について
オーバーアロットメントによる売出しの対象となる当社普通株式は、オーバーアロットメントによ
る売出しのために、主幹事会社が当社株主より借受ける株式であります。これに関連して、当社は、
平成19年9月21日開催の取締役会において、主幹事会社を割当先とする以下の内容の第三者割当増資
による募集(以下、「本件第三者割当増資」という。)の決議を行っております。
募集株式数
当社普通株式1,200株
払込金額
未定(「第1 募集要項」に記載の募集株式の払込金額と同一とする。)
割当価格
未定(「第1 募集要項」に記載の募集株式の引受価額と同一とする。)
払込期日
平成19年11月27日
増加資本金及び資本準
増加する資本金の額は、会社計算規則第37条に従い算出される資本金等増加
備金に関する事項
限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数が生じたときは、
その端数を切り上げるものとする。また、増加する資本準備金の額は、当該
資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額とする。
払込取扱場所
東京都中央区銀座四丁目2番11号
株式会社みずほ銀行
銀座支店
主幹事会社は、当社株主から借受けた株式を、本件第三者割当増資による株式の割当て及び下記の
シンジケートカバー取引若しくはその双方により取得した株式により返還します。
また、主幹事会社は、上場日(売買開始日)から平成19年11月22日までの間、オーバーアロットメ
ントによる売出しにかかる株式数を上限とするシンジケートカバー取引を行う場合があります。
主幹事会社は、シンジケートカバー取引により取得した株式については、当社株主から借受けてい
る株式の返還に充当し、当該株式数について、割当てに応じない予定でありますので、その場合には、
本件第三者割当増資における発行数の全部又は一部につき申し込みが行われず、その結果、失権によ
り本件第三者割当増資における最終的な発行数が減少する、又は発行そのものが全く行われない場合
があります。
また、シンジケートカバー取引期間内においても、主幹事会社の判断で、シンジケートカバー取引
を全く行わないか、又は買い付けた株式数が上限株式数に達しなくともシンジケートカバー取引を終
了させる場合があります。
― 11 ―
第二部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
提出会社の最近5事業年度に係る主要な経営指標等の推移
回次
第1期
決算年月
第2期
第3期
第4期
第5期
平成15年3月 平成16年3月 平成17年3月 平成18年3月 平成19年3月
営業収益
(千円)
31,699
205,644
261,906
1,423,650
1,765,544
経常利益または経常損失(△)
(千円)
△140,125
△163,668
△105,723
823,261
946,515
当期純利益または当期純損失
(千円)
(△)
△140,245
△164,091
△172,065
679,637
547,298
持分法を適用した場合の投資利益 (千円)
―
―
―
―
―
(千円)
129,950
233,075
324,200
499,065
527,835
(株)
11,830
―
―
16,090
2,615
―
20,165
2,615
1,000
31,138
2,615
1,000
36,671
―
―
純資産額
(千円)
24,654
66,812
76,997
1,108,055
1,728,077
総資産額
(千円)
783,933
1,443,976
3,625,058
14,809,680
24,501,224
1株当たり純資産額
(円)
2,084.03
△723.24
△2,055.67
30,817.81
45,964.87
1株当たり配当額
(内、1株当たり中間配当額)
―
2,200
(円)
資本金
発行済株式総数
(普通株式)
(A種優先株式)
(B種優先株式)
―
1株当たり当期純利益金額または
(円)
当期純損失金額(△)
潜在株式調整後
(円)
1株当たり当期純利益金額
―
( ― )
( ― )
―
( ― )
( ― )
( ― )
△14,702.36
△10,875.61
△8,708.65
20,092.71
15,710.27
―
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
3.1
4.6
2.1
7.5
6.9
自己資本利益率
(%)
―
―
―
114.7
39.2
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
―
配当性向
(%)
―
―
―
―
14.0
(千円)
―
―
―
897,642
779,865
(千円)
―
―
―
△317,335
△1,076,321
(千円)
―
―
―
390,306
△241
(千円)
―
―
―
1,135,123
838,443
14
16
21
29
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高
従業員数
〔外、平均臨時雇用者数〕
(名)
〔 ― 〕
― 12 ―
〔 ― 〕
〔 ― 〕
〔 ― 〕
44
〔 ― 〕
(注) 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
当社は、平成14年10月10日設立のため、初年度である平成15年3月期より記載しております。平成15年
3月期は平成14年10月10日から平成15年3月31日までとなっております。
当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移について
は記載しておりません。
営業収益には、消費税等は含まれておりません。
第4期及び第5期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、あずさ監査法人の
監査を受けておりますが、第1期、第2期及び第3期については、当該監査を受けておりません。
持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
第2期から第4期の1株当たり純資産額に関しては、当社の発行済A種優先株式、B種優先株式が普通
株式よりも残余財産分配請求権が優先的な株式のため、資本の部の合計額よりA種優先株式及びB種優
先株式の発行価額の合計額を控除して算出しております。
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第1期から第3期までは新株予約権の残高はあ
りますが、1株当たり当期純損失を計上しているため、第4期及び第5期は新株予約権の残高はありま
すが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できませんので、記載しておりません。
株価収益率は当社株式が非上場であり、期中平均株価が把握できませんので、記載しておりません。
従業員数欄の臨時従業員の年間平均雇用人員の記載については、当社従業員数の10/100を超えないため
省略しております。
第1期から第3期の自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため記載しておりません。
当社は、A種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の全てについて、これら優先株式株主の取得請
求に基づき、平成19年2月6日付にて取得し、同日、普通株式3,615株を交付しております。なお取得
したA種及びB種優先株式については、同日付にて消却を行っております。そこで、株式会社大阪証券
取引所の引受担当者宛通知「上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)の作成上の留意点について」
(平成18年5月8日付大証上場91号)に準じて、当該優先株式の取得及び普通株式の発行に伴う影響を
加味し、遡及修正を行った場合の1株当たり純資産額の推移を参考までに掲げると以下のとおりとなり
ますが、1株当たり当期純利益金額または当期純損失金額に与える影響はありません。なお、第1期、
第2期及び第3期の数値についてはあずさ監査法人の監査を受けておりません。
回次
第1期
決算年月
1株当たり純資産額
第2期
第3期
第4期
第5期
平成15年3月 平成16年3月 平成17年3月 平成18年3月 平成19年3月
(円)
2,084.03
3,571.92
― 13 ―
3,237.90
31,020.48
45,964.87
2 【沿革】
年月
事項
平成 14 年 10 月
外国為替証拠金取引サービスの提供を目的として東京都品川区に資本金 6,500 万円で設立
平成 14 年 11 月
平成 15 年 4 月
外国為替証拠金取引『iFX-pro』の受託業務開始
外国為替証拠金取引『iFX Style』のサービス及びインターネットによる『iFX Style』の
サービスを提供開始
平成 15 年 4 月
株式会社マネーアンドマネーと提携し個人投資家向け情報サービスの提供開始
平成 15 年 9 月
携帯電話への情報配信サービス『M2Flash』の提供開始
平成 16 年 2 月
平成 16 年 7 月
Flash 採用のオンラインチャートシステムのサービスの提供開始
住友信託銀行株式会社と外為証拠金分別管理信託(トラストアカウントプロテクション)
平成 17 年 11 月
金融先物取引業者登録認可(登録番号:関東財務局長(金先)第 56 号)
平成 17 年 12 月
平成 18 年 2 月
社団法人金融先物取引業協会加入(会員番号:1507)
本社を東京都千代田区に移転
を契約、開始
3 【事業の内容】
当社の事業内容は、インターネット及び電話による外国為替証拠金取引サービスの提供を行う外国
為替関連事業であります。当社は、「プライベートバンキング・ソリューション」を掲げ、平成16年
7月に開始した預託金の全てを分別管理・保全する信託保全スキーム(外為証拠金分別管理信託「ト
ラストアカウントプロテクション」)のもと安心・安全を第一に中長期での資産運用を考える富裕層
や事業法人、また外国為替取引を実務的に必要としている事業法人等を中心とした顧客を対象に、コ
ンサルティングに注力したセミナーの実施やマーケティング活動及び顧客サポートの提供等を行って
おります。
①
外国為替証拠金取引の仕組み
外国為替証拠金取引とは、取引総代金に対する一定率の証拠金をもとに、その取引総代金相当の外
国為替取引(異なる通貨の売買)を行う現物取引であり、任意の決済日において反対売買を行い、そ
の売買の差額を授受することを約する金融取引であります。
〔レバレッジ・イメージ図〕
当社においては、当社の定める一定金額以上の預託金を当社の指定する外為証拠金分別管理信託口
座に預け入れることで取引を開始することができます。当社では4段階の選択型証拠金率制度を採用
しており(商品名:iFX Style「アイエフエックス
スタイル」)、証拠金率によるリスク分散投資が
可能な仕組みとなっており、顧客は指定する商品ごとに決められている証拠金率にて計算される証拠
金額の範囲内において、レバレッジを効かせた外国為替取引を行うことができます。
― 14 ―
・iFX-one:証拠金率100%(レバレッジ1倍)
・iFX50
・iFX25 :証拠金率 25%(レバレッジ4倍)
・iFX-pro:証拠金率 ※
※
:証拠金率 50%(レバレッジ2倍)
証拠金率は市場環境、その他の理由によって変動させることがあります。また取引される通貨によっ
ても証拠金率が異なりますが、6∼9%を想定しております。
当社は「米ドル/円」「ユーロ/円」「ユーロ/米ドル」「豪ドル/円」「ニュージーランドドル
/円」「英ポンド/円」「香港ドル/円(※1)」「南アフリカランド/円(※1)」の8通貨ペア
を取扱い、差金決済方式(※2)、ロールオーバー方式(※3)を採用し、24時間リアルタイムの為
替レート(※4)で取引が可能となっております。またiFX Styleでは多彩な注文方法(※5)を設定
して、顧客自身でポジション管理やリスク管理を行える環境を整えております。
当社が行う外国為替証拠金取引は顧客との相対取引であり、取引が成立した場合、当社は当該顧客
が外為証拠金分別管理信託口座に預け入れた預託金より証拠金必要額を証拠金として充当します。そ
の際当社は顧客の有する各通貨のポジション(建玉)を毎営業日日本時間一定の時刻(※6)に評価
替えを行い、その時点の評価損益を計算して、現金残高及び口座反映前損益に加減し、顧客の時価残
高を算出します。評価損益を計算した結果、顧客の時価残高が現在のポジションの維持に必要な当社
の定める証拠金額(※7)を下回った場合(※8)には、顧客に対してポジションの一部または全部
の決済あるいは追加預託金の提供を求めます。当社の指定する期限までに顧客のポジションの時価残
高が(証拠金必要額)内ポジション分以上に回復していなければ、当社は強制的に反対売買を行って
最低限のポジションを解消し、不足資金に充当いたします。当社は取引開始時に最低預託金を200万円
以上(または200万円相当以上の米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド)と設定
しております(但し、iFX-oneだけの取引の場合には、取引開始預託金200万円は不要となりますが、
手数料を含む取引総代金相当額が必要となり、また、iFX50あるいはiFX25等の場合においては、最低
の取引金額が取引開始預託金の200万円を上回ることがあります)。
※1
「香港ドル/円」及び「南アフリカランド/円」の2通貨ペアに関しては、平成19年2月26日より取扱い
を開始いたしましたが、香港ドル、南アフリカランドの取引証拠金としての取扱い、両替、通貨の受渡し
は行っておりません。
※2
iFX-oneでは取引総代金が必要ですが、iFX50、iFX25、iFX-proでは取引総代金の全額を要せず、取引総代金
の一部の資金をもって取引総代金全額と同等の金額の取引を行うことができ、その売買の差額を顧客へ受け
払いいたします。
※3
決済日を1営業日ごと延長していく取引手法です(一般的に外国為替取引は取引成立から2営業日後に資
金決済を行います)。
※4
外国為替市場は24時間取引が行われているため、iFX Styleでの取引も土日を除き国内外の祝日を含め24時
間リアルタイムの為替レートで取引を行うことができます(但し年末年始等の当社休業日を除く)。
※5
成行や指値の他に、逆指値、トレールストップ注文、トラップトレード、IFD(イフダン)、OCO
(オーシーオー)、IFO(イフダンオーシーオー)等があります。
※6 当社では17時となっております。
※7
当社ではこれをMC発生水準とし、次のように定めております〔(証拠金必要額)内ポジション分×70%=
MC発生水準〕。
― 15 ―
※8
この状態のことをマージンコールと言い、毎営業日日本時間一定の時刻の評価替えにより、時価残高がM
C発生水準を下回っている状態のことです。マージンコールが発生した場合、顧客は必要な金額を追加預
託するか、ポジションの決済をする必要があります。
なお、当社は以上の外国為替証拠金取引の仕組みにより、当社が顧客との間で行った相対取引の成
立レートと当社がカバー取引(※1)として行った成立レートの差額、スワップ授受(※2)に伴う
差額、顧客と当社との取引成立の際に顧客の売買単位に応じて徴収する取引手数料及び分別管理信託
内で発生する信託の運用収益による4種類の収益をトレーディング収益として計上しています。
※1
為替リスクを回避するため、顧客との相対取引によって保有したポジションをカバー先への反対取引を行
うことによってリスクヘッジを行う取引であります。
※2
外国為替証拠金取引は異なる通貨間の売買であるため、それぞれの通貨の金利相当の差額分が当事者間で
授受されます。例えば、金利の低い通貨Aと金利の高い通貨Bがあると仮定します。通貨Bを買っていると
いうことは同時に通貨Aを売っているということになり、通貨B買い・通貨A売りをしている顧客は、金利
の低い通貨Aを銀行から借りて(通貨Aの貸出金利)通貨Bに転換し、その通貨Bを金利の高い預金(通貨
Bの預金金利)していることになり、1日経てばその1日分の金利差を受け取ることができます。逆に、通
貨B売り・通貨A買いをしている顧客は、金利の高い通貨Bを銀行から借りて(通貨Bの貸出金利)通貨A
に転換し、低金利の通貨Aで預金(通貨Aの預金金利)していることとなり、今度は逆に金利差を支払うこ
とになります。この金利調整分を当社ではスワップと称しており、取引する通貨ペア毎に当社がスワップ金
額を定め、顧客が保有するポジションに応じてスワップ受払額として顧客の取引口座の現金残高に反映いた
します。なお、スワップは各国の金利情勢等の変化に伴って随時変動します。
〔取引のイメージ図〕
※
当社は、顧客との取引により生じる当社の外国為替建玉(ポジション)相当については反対売買を行うこと
により、為替変動リスク及びスワップ負担リスクを回避しております。
― 16 ―
②
当社の外国為替証拠金取引のサポート体制
当社は創業当時より不招請勧誘の禁止を意識した営業展開を行い、積極的にセミナー方式を展開す
ることで当社の顧客マーケティング及びサポート体制を充実させております。顧客の知識習得レベル
別にセミナーを開催し、また外部講師を招いてのセミナーも頻繁に開催し、顧客全体の外国為替証拠
金取引に関する理解力の向上に尽力しております。さらに、個別のデリバリーグループミーティング
等を首都圏以外でも随時開催し、オーダーメイドかつカスタマイズした内容で講演を実施することで
顧客ごとに個別のスキルアップを進めております。また、顧客への情報配信コンテンツとして『M2
Flash』『ストラテジー・メール』等を活用して、外国為替市場等に関する迅速な情報提供サービスを
行っております。
③
外為証拠金分別管理信託「トラスト アカウント プロテクション」スキーム
平成17年7月施行の改正金融先物取引法により「金融先物取引業者は、受託契約等に係る金融先物
取引につき、委託者等から預託を受けた委託証拠金その他の保証金については、内閣府令で定めると
ころにより、自己の固有の財産と区分して管理しなければならない。」(金融先物取引法第91条第1
項)と定められました。一般的に、外国為替証拠金取引業者が顧客資産を保全する方法は自主分別管
理による保全方法、あるいは顧客資産を信託銀行に預け信託財産とすることによる信託保全スキーム
を使った保全方法が主流となっております。
そのため当社では顧客から預託を受けた資産を全額分別保全するために、住友信託銀行株式会社が
管理する外国為替証拠金取引のための分別信託口座(外為証拠金分別管理信託)を利用して、顧客の
取引証拠金を含む預託金の全てを分別管理・保全する制度として「トラスト アカウント プロテクシ
ョン」による信託保全スキームを実現しました。「トラスト アカウント プロテクション」では顧客
の資産は信託財産として、当社自己資産と完全に分別して保管され、現金残高、スワップ受払額及び
為替損益も日々評価替えを行い、当社が万一破綻しても信託財産は保全されるスキームになっており
ます。また、当社は顧客から受注する為替取引について、住友信託銀行株式会社の外為証拠金分別管
理信託口座を通じて為替のカバー取引を行い、原則として為替取引により生じた損益が外為証拠金分
別管理信託口座に自動的に保管される仕組みになっております。従来は円資産のみしか守られなかっ
た既存の信託保全スキームと異なり、「トラスト アカウント プロテクション」は外貨(米ドル、ユ
ーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、英ポンド)証拠金も信託保全対象となっております。さらに、
信託管理人が日々の評価替え時の分別金について1通貨単位(1円、1セント等)で信託財産として
分別されているかをチェックし、その上、より分別の透明性を高めるために、当社では、証拠金残高
の正確性を確認することを目的としたチェックを行っております。また、証拠金残高に関しては監査
法人が当社と合意した手続きを実施しております。
― 17 ―
〔トラスト アカウント プロテクションの信託保全スキーム図〕
※
当社では、証拠金残高の正確性を確認することを目的としたチェックを行っております。また、証拠金残高
に関連しては監査法人が当社と合意した手続きを実施しております。
― 18 ―
4 【関係会社の状況】
当社は関係会社を有していないため、該当事項はありません。
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
平成19年8月31日現在
従業員数(名)
46〔―〕
平均年齢(歳)
平均勤続年数(年)
32
平均年間給与(円)
1.8
4,931,087
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 従業員数欄の臨時従業員(パートタイマー、派遣社員、アルバイトを含む。)の年間平均雇用人員の記
載については、当社従業員数の10/100を超えないため省略しております。
4 従業員数が最近1年間において11名増加しておりますが、事業規模拡大による人員強化であります。
(2) 労働組合の状況
労働組合はありませんが、労使関係は良好であります。
― 19 ―
第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に民間設備投資が増加傾向を示すとと
もに、雇用情勢の厳しさは残るものの着実な改善が広がるなど全体的に底堅く、個人消費は概ね横
ばいで推移し景気は緩やかな回復基調を示しております。しかしながら、原油価格の高騰や世界情
勢の先行き不透明感は依然として残っており、また個人消費にも力強さが感じられない状況でもあ
るため、その動向には十分留意する必要があります。
外国為替市場につきましては、上半期においては明確な方向感に欠ける展開が続きました。特に
117円台からスタートした米ドル/円相場に関しては、4月に下落傾向を鮮明に映し出し、5月下旬
に一時108円台をつけた後、7月下旬にかけ117円台後半まで反発するなど、振れ幅の大きな展開と
なり、その後は7月下旬の日銀によるゼロ金利解除、8月、9月の米国での利上げ休止という日米
両国の金融政策の方向の変化後も緩やかな円安米ドル高傾向が続きました。下半期においては、10
月中旬に119円台後半をつけた後、日銀による円キャリートレード調査強化報道、米国景気を巡る先
行き不透明感等から、12月に114円台半ばまで円高米ドル安が進行したものの、再び好調な米国の景
気指標を受けた利下げ観測の後退及び日本国内での利上げ見送り観測等が強まり、1月29日には122
円台まで円安米ドル高が示現いたしました。その後120円台を中心に乱高下を示しておりましたが、
日銀の利上げ、イラン核問題深刻化、米住宅ローン不良債権急増による米国景気の先行き懸念、2
月末以来の世界同時株安を契機とする円キャリートレード巻き戻しの動きから115円台半ばまで円高
米ドル安が進んだ後、117円台での取引で期末を迎えました。
外国為替証拠金取引業界につきましては、金融先物取引法の改正後1年が経過し、業界に対する
信頼性の高まりを背景に引き続き市場全体の拡大が続き、登録を受けた業者による広告出稿が増え
た事等により、一般投資家への認知度も非常に高まって参りました。その結果、実際の外国為替市
場に占める外国為替証拠金取引自体のウェイトも高まり、米ドル/円に関しては2,696億ドルと、同
じ期間の東京外国為替市場におけるブローカー経由銀行間取引(対顧客取引、銀行間ダイレクト・
ディーリング取引、為替スワップ取引及びオプション取引を除く)の米ドル・日本円直物の取引金
額7,799億ドルの34.5%を占める程になりました。(参考文献:『会報
先物取引業協会)
― 20 ―
平成19年6月№73』㈳金融
このような状況下において当社は、「プライベートバンキング・ソリューション」を掲げ、外為
証拠金分別管理信託(トラスト アカウント プロテクション)の信託保全スキームのもと、安心・
安全を第一に中長期での資産運用を考える個人富裕者層や事業法人、また外国為替取引を実務的に
必要としている事業法人等を中心に幅広く認知され、前事業年度に引続き1年を通して顧客数の増
加、顧客預り勘定残高の増加(前期比67.4%増)につながり、年度初めの4月下旬から5月下旬に
かけては、円高米ドル安による売買の低迷が響き、苦しいスタートになりましたが、9月以降の売
買活況を軸に当社の業績も大きく好転し、営業収益は1,765,544千円(前年同期比24.0%増)となり
ました。また、営業費用につきましては、前事業年度の本社移転による貸借料の増加や業務拡大に
伴う人件費が増加したため、販売費及び一般管理費は815,518千円(同37.1%増)を計上し、この結
果、営業利益は950,025千円(同14.6%増)、経常利益は946,515千円(同15.0%増)、また、税務
上の繰越欠損金が前事業年度で解消されたため、当事業年度より実効税率に基づく法人税を負担す
ることから、当期純利益は547,298千円(同19.4%減)になりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当事業年度における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ296,679千円減少し、当事業年度
末には838,443千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因
は次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動によるキャッシュ・フローは、営業収益の拡大から税引前当期純利益を946,515千円計上
したこと並びに法人税等の支払額が218,644千円の支出となったこと等により、779,865千円の増加
(前期は897,642千円の増加)となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動によるキャッシュ・フローは、定額預金1,000,000千円の預入による支出、投資有価証券
の取得による45,000千円の支出等により、1,076,321千円の減少(前期は317,335千円の減少)とな
りました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入による200,000千円の増加、短期借入金返済によ
る200,000千円の減少、株式の発行による241千円の支出及びその他の項目により、241千円の減少
(前期は390,306千円の増加)となりました。
― 21 ―
2 【業務の状況】
(1) 顧客口座数
前事業年度末、当事業年度末における顧客口座数は次のとおりであります。
前事業年度末
(平成18年3月31日)
顧客口座数
前期末比
(口座)
(%)
当事業年度末
(平成19年3月31日)
顧客口座数
前期末比
(口座)
(%)
外国為替取引口座(個人)
2,365
423.1
4,521
191.2
外国為替取引口座(法人)
200
229.9
287
143.5
2,565
397.1
4,808
187.4
合計
(注) 顧客口座数は各期末時点の累計口座数で表示しております。
(2) 顧客預り勘定残高
前事業年度末、当事業年度末における顧客預り勘定残高は次のとおりであります。
前事業年度末
(平成18年3月31日)
残高
前期末比
(千円)
(%)
顧客預り勘定残高
13,256,209
395.2
当事業年度末
(平成19年3月31日)
残高
前期末比
(千円)
(%)
22,193,338
167.4
(3) 通貨別取引高
前事業年度、当事業年度における実績を取引通貨別に示すと次のとおりであります。
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
前期比
売買金額
(%)
(自
至
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
前期比
売買金額
(%)
(自
至
米ドル/円
6,833.61
773.1
9,142.95
133.8
(百万ドル)
ユーロ/円
240.70
164.4
455.10
189.1
(百万ユーロ)
ユーロ/米ドル
1,904.76
1,694.6
1,665.66
87.4
(百万ユーロ)
豪ドル/円
1,389.01
225.0
1,319.20
95.0
(百万豪ドル)
ニュージーランドドル/円
1,295.11
475.6
1,369.68
105.8
(百万ニュージーランドドル)
英ポンド/円
260.83
306.0
370.16
141.9
(百万英ポンド)
香港ドル/円
―
―
16.50
―
(百万香港ドル)
南アフリカランド/円
―
―
269.80
―
(百万南アフリカランド)
(注) 1 上記金額は顧客との相対取引による通貨毎の取引高であります。
2 「香港ドル/円」、「南アフリカランド/円」は平成19年2月26日から取扱いを開始いたしました。
3 売買金額には、消費税等は含まれておりません。
― 22 ―
3 【対処すべき課題】
当社は「挑戦と規律」という企業理念のもと、外国為替を専門に取扱う金融機関として、日々刻々
と変化する顧客ニーズにお応えできるよう注力して参りました。しかし、外国為替証拠金取引事業に
特化している当社は、他の金融機関と異なり市況環境が悪化した場合、顧客の代替投資対象となる他
の金融商品の取扱いを行っていないため、収益面において外国為替相場の環境に左右される可能性が
あります。今後、当社は為替相場や市況の好不況に関わらず安定的に収益を計上するため、既存の事
業を一層拡充することに加え、収益源の多様化やブランド力の向上を実現していくことが課題である
と認識しております。また、投資家のニーズに基づく総合的な資産運用スキームの構築などを、アラ
イアンスを含めた他の金融機関との連携を視野に含めた上で強化していきたいと考えております。
このような認識のもと、当社といたしましては、以下の施策に取り組んでいく方針であります。
(1)人材の育成と充実
当社が属する外国為替証拠金取引業界は、業界が誕生してからの歴史がまだ比較的浅く、今日急速
にマーケットが拡大しております。そのような状況の中、優秀な人材の確保、人材の継続的な育成と
適材適所への配備が当社発展の根幹であると考えております。
現在、当社では即戦力となる正社員の中途採用に加えて、新卒採用も行い、人材の育成を行うこと
により、人材レベルの維持に努めております。また、優秀な人材を確保するため、実力本位の人事処
遇制度を採用する方針をとっております
今後は、積極的な採用活動を継続し、ノウハウや社員教育の体系化、社員のレベルに応じた研修、
OJTによる人材育成体制等の確立に一層取り組んで参る所存であります。また、外国為替証拠金取
引業界だけではなく広く金融分野に精通し、その中で外国為替証拠金取引を資産運用の手段として
捉え、提案することのできる人材を育成していくよう努めて参ります。
(2)収益源の多様化について
創業来、当社の外国為替証拠金取引における取扱通貨ペアは、「米ドル/円」「ユーロ/円」「ユ
ーロ/米ドル」「豪ドル/円」「ニュージーランドドル/円」「英ポンド/円」の6通貨ペアであり、
これらの通貨ペアを基に顧客基盤の開拓及び事業の拡大に注力して参りました。そしてさらに平成19
年2月26日より「香港ドル/円」「南アフリカランド/円」の2通貨ペアの取扱いも開始いたしまし
た。当社が取扱う通貨ペアは、G7通貨を中心としたカントリーリスクが少ないと考えられる国の通
貨を選択し、その流動性を確認した上で商品として投資家に提供しております。
今後も必要に応じて通貨の流動性リスクを重視した上で、慎重に取扱通貨ペアを拡大していくこと
を検討しております。当社は iFX Style 以外の金融商品を取扱っておりませんが、通貨ペアでの分散
投資を可能とし、「プライベートバンキング・ソリューション」としての顧客満足が高まる取扱商品
等に関して更なる充実を図り、マーケット環境の急激な変化が起こった時でも安定して収益を拡大し
ていけるよう収益源の多様化を行って参ります。
― 23 ―
(3)法人顧客の獲得について
当社は、平成16年7月より外為証拠金分別管理信託(トラスト アカウント プロテクション)を用
いた信託保全スキームを活用することにより、中小事業法人顧客のヘッジ目的の為替取引から運用ま
で幅広く提供して参りました。現在、カスタマー事業部(営業部門)内において、法人顧客対応の人
員を配備しており、中小事業法人顧客に対し、個別の案件ごとに実践的なコンサルティングの提供を
行うことができる体制を整えております。
今後も、継続的な営業収益の拡大のために、外国為替取引を実務的に必要としている事業法人等の
顧客の獲得に重点的に取り組む必要があると考えております。
(4)ブランド力の向上、信頼感の浸透
当社が展開する外国為替証拠金取引事業は業界自体の歴史が浅く、新しい金融業界のカテゴリーで
あり、平成17年7月の金融先物取引法の改正により金融庁への登録制に移行したとはいえ、投資家、
顧客、取引先等への信頼性の確保は引き続き重要であると考えております。その中で当社は業界の中
でも極めて高い信頼性を確保するため、また、競業他社とのシェア拡大競争のために、ブランド力の
維持及び向上に注力していく必要があると考えております。
そこで当社は、富裕層に対して資産運用としての外国為替証拠金取引を提案し、当社が確立した信
託スキームのもと、安心・安全を第一に中長期でゆとりある資産運用コンサルティングを提供する
「プライベートバンキング・ソリューション」としてのブランド戦略及び積極的な情報発信に努める
と共に、法令遵守の徹底、情報管理等の体制強化により、信頼性の確保、維持、向上に努め、顧客が
安心して当社と取引ができるよう、社会的信用の高い企業としての環境を整備して参ります。
(5)コンプライアンスの徹底及び内部管理体制の強化
当社の主要な取扱商品はハイリスク・ハイリターン型の金融商品であるため、金融商品の販売等に
関する法律、金融先物取引法及び平成19年9月にも施行予定とされている金融商品取引法等、各種法
令等を遵守すること及び適切な内部牽制機能を備えた内部管理体制を構築することが、当社の会社運
営上重要な事項の一つであると認識しております。
当社は顧客の新規取引開始にあたっては十分な商品説明、取引方法、リスク説明等を行っており、
その説明等を行うカスタマー事業部(営業部門)員に対しては、コンプライアンスに関する研修も含
めた社員教育等を行うことで、正確な商品知識、適正な投資勧誘方法の習熟を図っております。また、
全役職員に対して、金融先物取引法による外務員資格の取得を奨励し、全社的なコンプライアンス体
制の強化を図っております。
今後は営業部門だけでなく管理部門等も含めた社内全体における牽制機能をさらに強化し、さらな
るコンプライアンスの徹底を図り、倫理的な企業風土の構築及び内部管理体制の充実に努めて参りま
す。
― 24 ―
(6)CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)
当社は「プライベートバンキング・ソリューション」を掲げ、長期的な投資スタンスによる資産運
用コンサルティングを行っているため、顧客との長期的な関係を築いていくことが不可欠であると認
識しております。しかし、当社は、電話やオンラインでのサービスを主業務とするため、顧客との直
接的な接点が限られております。そこで当社は、全顧客に対して効率的かつ効果的な対応を行うこと
ができるよう、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の構築に取り組む必要が
あると認識しております。
CRMとはカスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略であり、情報システムの活用によ
り、顧客満足度の向上のために長期的な顧客との関係を築いていくことを重視する経営手法のことで
あります。現在、当社は、顧客情報の一元化及び社内での共有化のため、全顧客に関するデータベー
スの作成を行っている最中であります。さらに、顧客データベースにおいてそれぞれの顧客とのすべ
てのやりとりの管理を行う予定であります。顧客データベースを活用し、それぞれの顧客のニーズに
合う適切な対応を行うことにより、顧客満足度の向上を目指しております。
今後も「プライベートバンキング・ソリューション」の一環として、それぞれの顧客へのきめ細か
な対応を行うことができるよう、CRMを確立し、顧客との長期的な関係の構築に注力して参ります。
(7)システムの増強について
当社は、「プライベートバンキング・ソリューション」として長期の資産運用コンサルティングを
提供し、顧客との限られた接点を重視しておりますが、現在、取引注文の大部分はインターネットを
通じた取引であります。そのため、顧客数の増加とともに、当社のシステムの増強は当社の事業規模
拡大の上で最優先事項の一つであると認識しております。当社は平成19年2月19日より従来の当社シ
ステムの全般的なバージョンアップを行いましたが、将来の事業拡大、顧客拡大に向けて、さらに全
システムの増強が重要であると認識しております。
また、地震等の災害時における現本社機能が停止状態に陥った時の備えとして、平成19年9月頃を
目途に、テレコムセンタービル(東京都江東区)に分室を設ける準備をしており、当社の業務、デー
タ設備のバックアップオフィスとして位置付ける予定であります。
今後も24時間動き続ける外国為替市場において顧客がいつでも安心して取引を行える環境を提供す
ることができるよう、システム等の増強、天災対策等を含めた取引環境の整備に努めて参ります。
― 25 ―
4 【事業等のリスク】
当社の業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。以下にお
いて、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。
また、必ずしも事業等のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、あるいは当社の事業活動
を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示
しております。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の
対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は以下のリスク及び本項以外の記載事項を
慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本書提出日現在における当
社の判断に基づいております。
(1)当社の事業構造にかかるリスクについて
①
外国為替市場の変動について
当社は外国為替市場の変動に大きく左右されない企業体質の構築を目的として、資産運用に関する
コンサルティングを重視し、中長期での運用を視野に入れた取引を顧客に推奨する方針をとっており
ます。一方で、当社は外国為替証拠金取引の専門業者であり、主要な収益は、顧客との間で行った相
対取引の成立レートと当社がカバー取引として行った成立レートの差額(当社ではディーリング収益
と呼んでおります)、スワップ授受に伴う差額、顧客と当社との取引成立の際に顧客の売買単位に応
じて徴収する取引手数料、分別管理信託内で発生する信託の運用収益の4種類で構成されていること
から、顧客の建玉の増加によって当社の収益機会も増加し、ディーリング収益及び取引手数料につい
ては顧客の売買回数及び売買単位の増加によって当社の収益も拡大することとなります。従って、長
期間にわたって外国為替市場の停滞等により市場のボラティリティの高くない期間が続いた場合、あ
るいは、急激な円高等により顧客資産の評価損が急激に膨らみ顧客の建玉が減少した場合などには、
売買数の低迷あるいは顧客残高・建玉の減少につながり、当社の業績等に影響を与える可能性があり
ます。
また、当社は当社が取扱う通貨ペアについては、該当国の政治経済情勢、資本取引や通貨売買に規
制がかかることなどで、顧客の受発注及び当社のカバー取引ができなくなる可能性が少ないと考えら
れる通貨ペアを選択し、その流動性を確認した上で、顧客に提供しているため、流動性リスクが顕在
化するリスクは低いものと当社では考えておりますが、当社の取扱通貨ペアで急激なカントリーリス
クの高まりにより、その流動性の確保が難しくなった場合などは、当社の業績にも重大な影響を及ぼ
す可能性があります。
― 26 ―
②
外国為替証拠金取引業務の信用リスクについて
当社は外国為替証拠金取引を行う顧客のポジション管理を行っており、顧客のポジションの評価替
えを日々行っております。評価替えを行うことにより顧客のポジションに評価損益を算入した結果、
顧客の有効証拠金額が現在のポジションの維持に必要な証拠金額(これを「維持証拠金」といい、本
書提出日現在、証拠金維持率70%であります。)を下回った場合マージンコールが発生し、当社は顧
客に対して追加証拠金の提供を求め、追加証拠金が指定する期限までに入金されない場合には強制的
に反対売買を行ってポジションを解消して決済により生じた不足資金を顧客に請求します。当社では、
決済時に顧客資産が不足しないように対象通貨の過去の相場変動率を勘案し、証拠金率及び証拠金維
持率等を定めておりますが、顧客が不足分を支払うことができない場合、当社は顧客に対する債権の
全部または一部について貸倒れの損失を負う可能性があります。
③
住友信託銀行株式会社との契約について
当社は住友信託銀行株式会社(以下、「住友信託銀行」といいます。)と顧客資産保全のための
「外為証拠金分別管理信託契約書」を締結しており、また、その契約書を補うものとして、当社と顧
客との間で発生する外国為替証拠金取引のカウンターパーティーとしてのカバー取引等を行うための
「外為証拠金分別管理信託契約に伴うインターネット為替取引サービスに関する基本契約書」及び
「インターネット為替取引サービス『FX-Partner』の使用に関する覚書」を締結しております。これ
らの契約は現在の当社が提供する外国為替証拠金取引サービスに関するものであります。現在、当社
と住友信託銀行の関係は良好であり、期間に定めのある契約に関し契約期間を満了した場合も継続し
て契約の更新を行う方針であります。
しかしながら、住友信託銀行との契約につき、内容の変更、更新の拒絶、解除その他の理由による
契約の終了等が生じたこと、住友信託銀行の業務に何らかの支障が生じたこと等により、現在当社が
提供している信託保全スキーム及びカバー取引が行えなくなった場合、当社の業務及び業績等に影響
を及ぼす可能性があります。
(2)当社事業を取り巻く外部環境にかかるリスクについて
①
外国為替証拠金取引に関わる業界の動きについて
当社の属する外国為替証拠金取引業界は、金融先物取引法等の施行や改正により金融商品としての
定義、商品の仕組みや取引上のルール、顧客資産の保全方法、勧誘や取扱上の行為規則等に関する法
的整備が進んでおります。
平成17年7月1日より金融先物取引法の改正により外国為替証拠金取引を取扱う金融先物取引業者
としての登録が義務付けられたことにより、登録業者以外の業者が外国為替証拠金取引を行うことが
できなくなりました。これにより、不正業者の排除や登録業者の法令遵守体制の整備も進んでおりま
す。しかしながら、業界に係る法的整備は進行中であり、未だ不明確な部分もあると言えます。当社
は積極的にコンプライアンスの整備及び従業員への啓蒙活動等に努めておりますが、業界全体の法的
整備の遅れ等により顧客の信頼性の低下や取引参加者数の拡大等が見られない場合、当社の業績等に
影響を与える可能性があります。また、昨今、外国為替証拠金取引による収入を申告していない一部
投資家の報道等がされている等により、顧客の税金に関する規制が強化される可能性もあります。
― 27 ―
②
外国為替証拠金取引における競争激化について
一般投資家の外貨への直接投資に対する関心の高まり及び外国為替証拠金取引の市場拡大傾向を背
景に、証券会社、商品先物会社、事業会社などによる外国為替証拠金取引業への新規参入が増加して
おります。また、株式会社東京金融先物取引所も外国為替証拠金取引と同様の商品を同取引所に上場
させております。これらの業者間の競争は激しさを増しており、外国為替証拠金取引における手数料
及び証拠金率の引下げ、取引単位の小口化の傾向が見られます。
当社では、これら同業他社との差別化を図るために、新規取引開始時の最低証拠金を同業他社と比
較して高い200万円に設定し、最低売買単位も5万通貨単位(iFX-one の場合は1万通貨単位、「香港
ドル/円」「南アフリカランド/円」の iFX-pro、iFX25、iFX50 は10万通貨単位、iFX-one は5万通
貨単位)とするなど、富裕者層をターゲットとした戦略を取っております。また、主にセミナー活動
を通して積極的に顧客向けの啓蒙活動を行い、当社の理念や取引に関するルール等に十分な理解を持
った顧客との取引に重点を置いております。そして、取引開始後も各顧客のニーズに対応するため、
担当者制の導入、情報提供サービスの充実、各段階・各テーマに応じたセミナーの開催、分別管理信
託(トラスト アカウント プロテクション)による顧客預り資産の安全性の確保等といった付加価値
の充実により競争力の向上に努めております。しかしながら、新規参入者の増加または既存業者との
競合が増すこと等により予想以上に競争が激化した場合、あるいは当社の差別化戦略が有効に機能し
なかった場合等には当社の業績等に影響を与える可能性があります。
③
株式会社東京金融先物取引所における外国為替証拠金取引の上場について
株式会社東京金融先物取引所は、平成17年7月「くりっく365」と称する外国為替証拠金取引と同様
の商品を同取引所に上場させ、取引所取引を開始しております。同取引所上場商品は営業方針面や税
制面での優遇等の利点があります。当社は同取引所取引に参加しておりませんが、今後、取引所取引
が順調にシェアを拡大した場合、当社の業績等に影響を与える可能性があります。
(3)当社の事業体制にかかるリスクついて
①
小規模組織であることについて
当社の役職員数は平成19年8月31日現在において、役員7名及び従業員47名(派遣社員1名を含
む)と小さな組織であります。当社は平成18年3月期に引続き平成19年3月期も顧客口座数及び顧客
預り残高が大幅に増加するなど、事業規模が急速に拡大しておりますが、社内システムの充実で対応
するとともに、人員の拡充を図ることでコンプライアンス体制を含む内部管理体制の確立に十分注力
しております。今後も事業規模の拡大に併せて人員増強、内部管理体制の強化を図って参りますが、
優秀な人材の確保が適時かつ十分に確保できない場合、または当社既存の優秀な人材が外部流出した
場合には内部管理体制や業務執行において十分な人的・組織的対応が困難となる可能性があり、当社
の事業の拡大に制約が及び財政状況や業績に影響を与える可能性があります。
― 28 ―
②
コンピューターシステム障害について
当社のシステムは、インターネットからの注文受付、注文発注、ポートフォリオ管理、情報提供等
を司るフロントシステム、マーケットとの取引を司るミドルシステム及び法定帳簿の記帳や取引報告
書出力など取引決済データ処理を司るバックシステムから構成されています。フロントシステム、ミ
ドルシステム及びバックシステムともに、平成19年2月19日より大幅なバージョンアップを行い、社
内全体のシステム環境の強化を行いました。また、取引注文の大部分はインターネットを通じて受注
し、一連のコンピュータ処理システムへの接続を通じて取引を執行しております。そのため、これら
のシステムに動作不良や人為的ミス、アクセス数の急激な増大による通信回線の障害、事故及び外部
からの不正な侵入等の犯罪等により障害が発生し機能不全に陥った場合には、顧客からの取引注文の
受付、執行が行えなくなり、信用力低下や損害賠償請求等により当社の業績等に重大な支障が生じる
恐れがあります。また、当社の業務、データ設備は東京地区に集中しているため、東京地区における
地震、火災、テロ、その他の災害または人災は当社の全業務に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
③
経営陣への依存について
当社は、会社の規模が比較的小さく、4名の取締役を中心に業務の執行を行っており、特に当社の
経営は代表取締役社長である山本久敏の手腕に大きく依存しております。当社は取締役会やその他会
議体での情報共有や組織経営の強化を行うことで権限の委譲を図り、特定の役員に対して過度な依存
をしない経営体制の整備を行っていますが、山本久敏あるいは取締役の一部の者の業務の遂行の継続
が困難となる事態が生じた場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)当社に関連する法的規制等がもたらすリスクについて
①
金融先物取引法について
ⅰ.登録制にかかるリスク
金融先物取引法は、通貨等及び金融指標を対象として、当事者間で転売または買戻しによる約定値
の差に基づく差金決済を行うことを約した取引等(以下、「金融先物取引」といいます。)を取扱う
事業者を規制する法律であります。平成17年7月1日より「金融先物取引法の一部を改正する法律」
(以下、「改正金融先物取引法」といいます。)が施行され、これまでの金融先物取引所における取
引などの他に、外国為替証拠金取引やこれに類似する取引などについても金融先物取引と定義され、
新たな規制の対象となり、また、金融先物取引業が登録制となりました。当社はこの法律に則り、改
正金融先物取引法第56条に基づく「金融先物取引業者」の登録を受けております(関東財務局長(金
先)第56号)。金融先物取引業については、金融先物取引法第87条第1項もしくは第3項、同法第88条
にて登録の取消となる要件が定められており、これらに該当した場合登録の取消が命じられます。当
社は社内体制の整備等を行い法令遵守の徹底を図っており、現時点においては取消事由に該当する事
実はありません。しかしながら、将来何らかの理由により登録等の取消あるいは監督当局からの行政
指導等を受けることになった場合、当社の業績に重大な影響を与える可能性があります。
― 29 ―
ⅱ.
自己資本規制比率について
金融先物取引業者には、金融先物取引法及び金融先物取引業者の自己資本規制に関する内閣府令
(以下、「自己資本規制に関する内閣府令」といいます。)に基づき、自己資本規制比率の制度が設
けられています。自己資本規制比率とは、固定化されていない自己資本の額の金融先物取引において
発生し得る危険に対する額(いわゆる「リスク相当額」)に対する比率をいい、毎月末及び内閣府令
で定める場合に、内閣総理大臣に届け出なければならないとされています(金融先物取引法第82条第
1項)。また、金融先物取引業者は自己資本規制比率が120%を下回ることのないようにしなければな
らない(同法第82条第2項)とも定められています。
内閣総理大臣は、金融先物取引業者の業務の運営または財産の状況に関し、公益または委託者等の
保護のため必要かつ適当であると認めるときは、その必要の限度において、当該金融先物取引業者に
対し、業務の種類及び方法の変更その他業務の運営または財産の状況の改善に必要な措置をとるべき
ことを命ずることができるとされ(同法第86条)、100%を下回るときであって、公益または委託者等
の保護のため必要かつ適当であると認めるときは、その必要の限度において、3ヶ月以内の期間を定
めて業務の全部または一部の停止を命ずることができ(同法第87条第2項)、さらに、業務停止の日
から3ヶ月を経過した日における当該金融先物取引業者の自己資本規制比率が引き続き100%を下回り、
かつ、当該金融先物取引業者の自己資本規制比率の状況が回復する見込みがないと認められるときは、
当該金融先物取引業者の登録を取り消すことができる(同法第87条第3項)とされています。また、
金融先物取引業者は、毎年3月、6月、9月及び12月の末日における自己資本規制比率を記載した書
面を作成し、当該末日から1ヶ月を経過した日から3ヶ月間、全ての営業所または事務所に備え置き、
公衆の縦覧に供さなければならない(同法第82条第3項)ともされています。
なお、当社における直近(平成19年6月)の自己資本規制比率は約700%であり、本項目で記載され
ている自己資本規制比率の値を上回っております。
本項目で記載されている要件に抵触した場合には業務の停止命令等の行政処分を受ける可能性があ
り、当社の経営に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。
― 30 ―
ⅲ.
顧客資産の分別管理について
金融先物取引法では、「金融先物取引業者は受託契約等に係る金融先物取引につき、委託者等から
預託を受けた委託証拠金その他の保証金については、自己の固有財産と区別して管理しなければなら
ない」(金融先物取引法第91条第1項)と定められております。そこで当社は、外国為替取引におけ
る顧客からの預り資産(外貨資産、スワップも含む)について、提携先金融機関を通じて独自の分別
管理を行い(第二部 企業情報 第1 企業の概況 3 事業の内容 ③外為証拠金分別管理信託「トラス
ト アカウント プロテクション」スキーム参照)、顧客資産を保全できる体制を整えております。当
社の「トラスト アカウント プロテクション」は、取引証拠金の全額を外為証拠金分別管理信託口座
に信託し、全ての為替取引について外為証拠金分別管理信託口座でカバー取引を行うことによって、
証拠金及び為替損益を外為証拠金分別管理信託口座で分別保管しております。当社は、毎営業日に当
社のシステムにより時価残高(有効証拠金)の額を評価替えし、時価残高(有効証拠金)の総額以上
の金銭が外為証拠金分別管理信託口座に分別保管されていることを確認して、時価残高(有効証拠
金)の保全を図っております。このため、当社の不適切な対応や為替相場の短時間での大幅な変動等
によりカバー取引を適切に行うことができなかった場合や当社のシステム障害等により時価残高(有
効証拠金)の総額が正しく算定できなかった場合など、外為証拠金分別管理信託口座で分別管理され
た金銭が時価残高(有効証拠金)の総額に不足する場合には、顧客の時価残高の一部が返還されない
恐れがあります。そのような事態が起こった場合、当社は著しく信用を損なう恐れが想定され事業及
び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
ⅳ.
主要株主に関する規制について
金融先物取引法第61条第1項では、金融先物取引業者の主要株主となった者は、遅滞なく、対象議
決権保有割合、保有目的、商号、本店又は主たる事務所の所在地等を記載した対象議決権保有届出書
に所定の書類を添付して内閣総理大臣に届け出なければならないとされています(ここでいう主要株
主とは、法人の総株主又は総出資者の議決権の100分の20以上(金融先物取引法施行規則第13条の3で
定める事実がある場合には100分の15)の数の議決権を保有している者をいいます)。また、内閣総理
大臣は、金融先物取引業者の主要株主が同法第59条第10号(イ・ロ)または第11号(イからハまで)
に規定する欠格事由に該当する場合には、当該業者の主要株主でなくなるための措置その他必要な措
置をとることを命じることができます(同法第62条)。また金融先物取引業者の主要株主は、当該業
者の主要株主でなくなった時は、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならないとされ
ています(同法第63条)。なお、第61条第1項の届出、第62条の命令及び第63条の届出については、
同法第145条及び同施行令第27条第1項及び第2項により、本店所在地を管轄する財務局長または福岡
財務支局長に権限が委任されております。
ⅴ.
広告に関する法令等の規制について
金融先物取引法では、金融先物取引業者が金融先物取引業の内容について広告をする時は、次に掲
げる事項を明瞭かつ正確に表示しなければならないとされています(同法第68条、同法施行令第13条、
同法施行規則第17条の2)。
― 31 ―
a
金融先物取引業者の商号または名称及び登録番号
b
金融先物取引の受託等について顧客から手数料を徴収する場合にあっては、その手数料の料率ま
たは額
c
顧客が行う金融先物取引の額が、その取引について顧客が預託すべき委託証拠金その他の保証金
(以下「委託証拠金等」といいます)の額に比して大きい旨
d
顧客が行う金融先物取引について、通貨等の価格または金融指標の数値の変動により損失が生ず
る恐れがあり、かつ、その損失の額が委託証拠金等の額を上回る恐れがある旨
e
顧客の判断に影響を及ぼす重要事項として、店頭金融先物取引につき、金融先物取引業者が表示
する通貨等売付けの価格と買付けの価格とに差があるときはその旨
f
上記eと同様に顧客の判断に影響を及ぼす重要事項として、顧客が金融先物取引の受託等に関し
預託すべき委託証拠金等の料率
さらに、金融先物取引業者は、その行う金融先物取引に関して広告をする時は、金融先物取引によ
る利益の見込等について、著しく事実に相違する表示をし、または著しく人を誤認させるような表示
をしてはならないとされています(同法第69条)。
ⅵ.
広告に関する自主規制基準について
金融先物取引業協会の広告基準では、協会員の行う広告の表示及び方法の適正化を図るため、広
告・広告媒体の定義、適正な情報の提供、禁止行為、相談窓口の開設などについて定められています。
協会員が広告の表示や方法について協会に相談する場合には、「広告に関する相談票」に広告の案文
等の資料を添付して、協会の開設している相談窓口に提供するようにしています。また、協会員のう
ち当社のような、いわゆる外国為替証拠金取引に関する広告を不特定多数の者を対象に行った時は、
当該広告の写し等を添付して、協会に「広告に関する報告書」を提出することになっております。
ⅶ.
適合性の原則、取引開始基準等について
金融先物取引業者は、業務の状況が次の各号のいずれかに該当することのないように、業務を行わ
なければならないとされています(金融先物取引法第77条)。
a
顧客の知識、経験及び財産の状況に照らして不適当と認められる受託契約等の締結の勧誘を行っ
て顧客の保護に欠けることになっており、または欠ける恐れがあること。
b
業務の状況が公益に反し、または委託者等の保護に支障を生ずる恐れがあるものとして同法施行
規則第25条の2に定める状況にあること
当社は、金融先物取引の受託等を行うにあたっては、顧客の実情に適合した取引を行うため、社内
規程等にて取引開始基準を定め、この基準に適合した顧客と取引を行うように努めておりますが、当
社における不備により、上記事項に該当するような顧客と取引を行い、行政当局等から処分等を受け
た場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。
― 32 ―
ⅷ.
その他の禁止行為について
金融先物取引法第76条では、勧誘の要請をしていない顧客に対し業者が訪問または電話による勧誘
を行うこと(いわゆる「不招請勧誘」)や、契約を締結しない旨の意思を表示した顧客に対する勧誘
をすること、あるいは断定的判断を提供して顧客を勧誘すること等の禁止行為が定められております。
特に、不招請勧誘の禁止については、顧客が電話や個別訪問による勧誘を受け、リスクや取引の仕組
みなどについて十分に理解しないまま受動的に取引を開始したことによるトラブルから社会問題に発
展していたことに鑑み、投資家保護及び取引業者が適正な勧誘を履行するために設けられている法規
制でありますが、当社は創業当時より、不招請勧誘の禁止を意識した営業展開を行っておりましたの
で、平成17年7月の法改正後の影響も軽微であり、逆に同業他社との優位性を示す形になりましたが、
今後、当社の事業拡大に当たり人員数増の結果、社員教育の徹底が疎かになり同法第76条に抵触して
しまうような行為が行われ、行政当局より処分等が行われた場合、当社業績に重要な影響を及ぼす可
能性があります。
②
本人確認法について
当社は、金融機関等による顧客等の本人確認等及び預金口座等の不正な利用の防止に関する法律
(以下、「本人確認法」といいます。)の規制を受けており、本人確認法第3条第1項、及び本人確
認法施行規則第3条によって取引口座開設時の本人確認を本人確認法施行規則第4条に規定する運転
免許証等の本人確認書類の写しの受領によって行っております。しかしながら、今後より厳しい本人
確認の実施を求める法令改正が行われる可能性があり、当該改正が行われれば、当社の取引口座の開
設その他業務に影響を与える可能性があります。
③
個人情報の保護に関する法律について
当社は、平成17年4月1日に全面施行された「個人情報の保護に関する法律」の遵守を事業展開上
重要な経営課題と位置づけて取り組んでおります。
当社においては関連する社内規程を整備の上、役員及び従業員への啓蒙・教育活動の実施に取り組
んでおります。また、当社がその顧客情報を取扱う業務を外部に委託する場合にも、外部委託先に対
して秘密保持義務を課す等、その保護・管理には細心の注意を払っております。しかしながら、不測
の事態によって個人情報の外部漏洩が発生した場合には、当社の信用低下や損害賠償請求等により当
社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
― 33 ―
④
金融商品取引法について
金融商品取引法が平成18年6月に成立した背景には、政府が金融行政の方針を「貯蓄から投資へ」
と進めている中で、法律の隙間を突く金融商品が相次ぎ、投資家が被害を受けるケースが幾度となく
ありました。リスクのある金融商品に対する規制はこれまでも、金融先物取引法、証券取引法、銀行
法、信託業法、商品投資に係る事業の規制に関する法律(通称:商品ファンド法)等、商品ごとにバ
ラバラに規制されておりましたが、それぞれ法律が異なっていたことから、新しい金融商品の出現に
対応できず、その金融商品が規制の対象にならないという状態が起こるなど、事実上、どの法律の適
用も受けずに営業されるなどの実態も生じておりました。金融商品取引法は、投資を拡大させ健全に
金融業界を発展させるためには、これらの個別法を一元化し、株式や投資信託、金融派生商品(デリ
バティブ)、商品先物、外国為替証拠金取引等、投資家が損失を被る可能性のある金融商品を包括的
に一括して規制する法律が必要となったことから制定されました。金融商品取引法は平成19年9月に
施行される予定であり、当社も金融先物取引法の廃止及び金融商品取引法に一本化されることにより、
同法の適用を受けることになります。なお、金融先物取引業法に基づく登録を受けている業者は、
「証券取引法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」第60条第1項に
より登録を受けた者とみなされ、金融商品取引法施行後は、同法上の登録業者となります。
この金融商品取引法の施行は、監督官庁の指導、通達、または今後の改正状況等によって、当業界
の規制が強化され事業活動が制限される可能性、または体制整備のためのコスト増に繋がる、もしく
は逆に緩和され競争が促進されること等が起こる可能性があります。そのため、現行の金融先物取引
法等の関連法令に基づいた営業体制、管理体制の構築を行っている当社は、今後の状況次第では少な
からず業務及び収益力等に影響を与える可能性があります。
⑤
各種法的規制の変更について
当社は、金融先物取引法、外国為替及び外国貿易法、信託法、外国為替自己資本規制に関する内閣
府令、本人確認法、個人情報保護に関する法律等に加え、金融商品の販売等に関する法律(金融商品
販売法)、消費契約法、社団法人金融先物取引業協会の定める諸規則等の各種法的規制に従って業務
を遂行しております。当社はコンプライアンスの徹底を図り各種法令等の遵守に努めておりますが、
将来的に当社業務に関係する各種法令等や実務慣行、解釈等の新設や変更等があった場合には、当社
の各種業務や財務方針等または当社の顧客の取引動向に関係し、当社の経営成績等に影響を及ぼす可
能性があります。また、昨今、投資家の外国為替証拠金取引により得た収入に関する報道等がなされ、
税金に関する規制が強化される可能性も考えられます。これにより、投資家の投資意欲の減退等によ
り、当社の業績等にも影響を与える可能性があります。
― 34 ―
(5)訴訟等の可能性について
本書提出日現在、当社の事業に重大な影響を及ぼす訴訟等はありません。また、当社の事業展開に
重大な影響を及ぼす訴訟に進展する恐れのある紛争・係争等もありません。しかしながら、当社の事
業の特性から、例えば取引ルールの解釈の不一致等の原因などにより、顧客に損失が発生した場合等
には、訴訟を提起される可能性もあります。この場合、訴訟金額によっては、当社の業績に影響を与
える可能性があります。また、訴訟内容によっては当社の信用力の低下により、当社の事業及び業績
に影響を与える可能性があります。
(6)今後の事業展開にかかるリスクついて
当社は、変化する顧客ニーズに迅速に対応し、更なる成長、企業価値の向上を実現していくことを
課題としております。対処すべき課題にも記載したとおり、当社の取扱通貨ペア数は8通貨ペアと同
業他社と比較して少なく、当社の通貨ペア別取引高もやや「米ドル/円」への偏重が見られておりま
した。したがって限られた取扱通貨ペアの対象通貨国金利動向や金利差が当社の業績に影響を及ぼす
可能性があります。
平成19年2月26日より「香港ドル/円」「南アフリカランド/円」の取扱いを開始いたしましたが、
従来、当社が扱っていた6通貨ペアよりも取引手数料を低く設定しているため、「香港ドル/円」
「南アフリカランド/円」を取扱う以前と比べて、通貨ペア別取引高に変化が起こっており、特に
「南アフリカランド/円」の取引高の増加が顕著に見受けられますが、ただこの傾向が続く保証はあ
りません。当社では、取扱商品の充実を図るため、通貨の流動性リスクを考慮しながら取扱通貨ペア
の拡大を図っております。また、「プライベートバンキング・ソリューション」としての顧客サービ
スの充実等、既存の事業を一層拡充していくことが更なる当社の成長につながると考えております。
しかし、これらの施策が十分に達成できない場合や、顧客のニーズを十分に反映できない場合には、
当社の成長を阻害する要因にもなり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(7)その他のリスク
①
社歴が浅いことについて
当社は平成14年10月に独立系の外国為替証拠金取引専門会社として事業を開始いたしました。その
ため、当社は社歴が浅く、当社の期間業績比較を行うための十分な財務数値を得ることができません。
また、当社の過年度の営業成績は、今後の当社の売上高、利益等の成長性を判断する材料としては慎
重に検討される必要があります。
②
当事業年度の税負担の発生について
上記①に記載のとおり当社は社歴が浅く、創業後第3期となる平成17年3月期までは当期純損益は
損失となり、繰越損失を計上しておりました。平成18年3月期は当期純利益が679,637千円となり、繰
越損失を解消して利益剰余金は203,235千円となり、税務上の繰越欠損金も前事業年度で解消されまし
たが、当事業年度から実効税率に基づく法人税を負担していることにより、法人税・住民税及び事業
税並びに法人税等調整額の合計が399,216千円になり当期純利益が547,298千円になっております。
― 35 ―
③
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズとの関係について
本書提出日現在、Apax Globis Japan Fund, L.P. は当社株式総数の14.60%を保有しており(潜在
株式も含む)、同ファンドを運営する株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズからは、秦孝
昭が当社の経営をモニタリングすることを主な目的として、当社の取締役(非常勤)に就任しており
ます。
Apax Globis Japan Fund, L.P. の当社株式の主な所有目的は、株式公開後に当社株式を売却してキ
ャピタルゲインを得ることであることから、同ファンドは当社の株式公開後において所有する株式の
全部または一部を売却することが想定されます。当該株式売却により、短期的に需給バランスの悪化
が生じ、当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。また、同ファンドの方針によっては、
秦取締役が当社の取締役を退任する可能性があります。
④
株式会社T&Cホールディングスグループとの関係について
本書提出日現在、株式会社T&Cホールディングス及びその関係する会社であるT&C CAPITAL,LTD.は、
両社合計で当社株式総数の4.7%を保有しております(潜在株式も含む)。T&C CAPITAL,LTD.は平成18
年3月期末時点では当社株式総数の13.2%を保有する主要株主でしたが、平成18年6月22日の株式譲
渡等により当社の主要株主でなくなっております(本書第四部
者等の株式等の移動状況
株式公開情報
第1
特別利害関係
をご参照ください)。当社はT&C CAPITAL,LTD.が組成するファンドに合計
120百万円を投資しております。また、株式会社T&Cホールディングスの子会社である株式会社マネー
アンドマネーの代表取締役が当社の主催するセミナーでの定期的講演あるいは同社からの為替情報の
当社ホームページ掲載等の取引関係があります。同社は当社に口座を有しており、当社の外国為替証
拠金取引の顧客となっております。当社では今後も同社との友好な関係を維持していく方針ですが、
当社と同社の協力関係は今後も継続するという保証はなく、両社の関係に変化が生じた場合等には、
当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。
⑤
ベンチャーキャピタル及び投資事業組合の当社株式保有比率について
本書提出日現在におけるベンチャーキャピタル及びベンチャーキャピタルが組成した投資事業組合
(以下、「VC等」という。)は当社株式総数の26.4%を保有しております(潜在株式も含む)。一
般的に、VC等による当社株式の所有目的は、株式公開後に当社株式を売却してキャピタルゲインを
得ることであることから、VC等は当社の株式公開後において所有する株式の全部または一部を売却
することが想定されます。なお当該株式売却により、短期的に需給バランスの悪化が生じる可能性が
あり、当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。
― 36 ―
⑥
新株予約権(ストックオプション含む)について
本書提出日現在、ストックオプションを含む新株予約権による潜在株式総数は6,830株であり、これ
ら新株予約権が全て行使された場合、行使前発行済株式総数48,261株の14.2%に当たります。現在付
与されている新株予約権の行使が行われた場合、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、当社株式
の価格形成に影響を与える可能性があります。また、会社法施行以降、ストックオプション等を付与
する場合は費用計上が義務付けられたため、今後のストックオプションの付与により、当社の業績に
影響を及ぼす可能性があります。
⑦
調達資金の使途について
当社は、今回の公募増資による資金調達の使途として、設備投資、人材募集及び業容拡大のための
広告宣伝費等に資金を充当する計画であります。設備投資について、具体的には分室の開設及び当社
システム(フロントシステム、ミドルシステム、バックシステム)の更なるバージョンアップ及び拡
充等に充当する予定であり(その他につきましては、本書第二部
設備の新設、除却等の計画
企業情報
第3
設備の状況
3
をご参照下さい)、平成20年4月以降に始まる会計年度から施行予定と
なっている日本版SOX法に対応するため、内部統制システムの構築等にも充当する予定であります。人
材募集及び業容拡大のための広告宣伝費については、人員増強を行い優秀な人材獲得のための広告宣
伝、新たな顧客獲得、認知度拡大のための広告宣伝を行っていく予定であります。
しかしながら、外部環境の変化等に伴い調達資金が計画通りに使用されない場合があります。また、
計画通り使用された場合においても当初の想定どおりの成果が得られない場合もあります。これらの
場合、当社の業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
― 37 ―
5 【経営上の重要な契約等】
契約の名称
契約の形態及び内容
契約期間
外為証拠金分別
委託者:株式会社マネースクウェア・ジャパン
平成16年7月15日よ
管理信託契約書
受託者:住友信託銀行株式会社
り1年間
信託管理人(甲):当社従業員(内部管理統括責任者)※1
但し契約期間の満了
信託管理人(乙):弁護士※2
日の1ヶ月前までに
受益者:顧客及び株式会社マネースクウェア・ジャパン
受託者または委託者
が信託管理人(甲)
契約内容:金融先物取引法第91条及び同法施行規則第29条の
の承諾を得ていずれ
6の規定に従う、顧客資産の分別保管
か一方から他方に対
して書面による契約
終了の意思表示を行
わない限り1年間延
長後の契約期間満了
日に変更され、その
後も同様とする。
外為証拠金分別
甲:株式会社マネースクウェア・ジャパン
定めなし。但し、い
管理信託契約に
乙:住友信託銀行株式会社
ずれの当事者も事前
伴うインターネ
の書面による通知に
ット為替取引サ
契約内容:乙が甲に提供する単一または複数のインターネッ
ービスに関する
ト為替取引サービスに関する基本契約
より解約することが
できる。
基本契約書
インターネット
甲:株式会社マネースクウェア・ジャパン
為替取引サービ
乙:住友信託銀行株式会社
ス
『
FX-
Partner 』 の 使 用
契約内容:「外為証拠金分別管理信託契約に伴うインターネ
に関する覚書
ット為替取引サービスに関する基本契約」に基づ
き乙が甲に提供するサービス
※1
契約上特定の従業員との契約となっております。
※2
契約上特定の弁護士との契約となっております。
6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
― 38 ―
定めなし。
7 【財政状態及び経営成績の分析】
当事業年度の財政状態及び経営成績の分析は以下のとおりであります。なお、文中における将来に
関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており
ます。この財務諸表の作成に当たりましては、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間に
おける収益・費用の報告数値の与える見積り・予測を必要としております。当社は、過去の実績や状
況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続してこの見積り・予測の評価を実施しておりま
す。
(2)財政状態の分析
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当事業年度末における資産・負債等の状況は以下のとおりであります。
①流動資産
当事業年度末における流動資産残高は、24,121,537千円(前事業年度末は14,458,794千円)となり、
9,662,743千円増加いたしました。これは営業収益の増加に伴う現金及び預金の増加(1,386,379千円
から1,724,113千円へ337,733千円増)に加え、前事業年度に引続き顧客口座数が顕著に増加したこと
に伴う顧客からの預り証拠金の増加及び顧客の外国為替証拠金取引での運用による実現益の増加等に
伴う分別管理信託の増加(13,043,599千円から22,361,236千円へ9,317,636千円増)が大きな要因であ
ります。
②固定資産
当事業年度における固定資産残高は、379,686千円(前事業年度末は350,886千円)となり、28,800
千円増加いたしました。これは前事業年度に引続き、投資有価証券が増加(103,849千円から153,374
千円へ49,525千円増)したこと等によるものです。
③流動負債
当事業年度における流動負債残高は、22,662,146千円(前事業年度末は13,542,675千円)となり、
9,119,470千円増加いたしました。これは、未払法人税等の増加(152,755千円から346,266千円へ
193,510千円増)に加え、流動資産と同じく前事業年度に引続き顧客口座数が顕著に増加したことに伴
う顧客からの預り証拠金の増加及び顧客の外国為替証拠金取引での運用による実現益の増加等に伴う
顧客預り勘定の増加(13,256,209千円から22,193,338千円へ8,937,129千円増)が大きな要因でありま
す。
― 39 ―
④固定負債
当事業年度末における固定負債残高は、111,000千円(前事業年度末は158,950千円)となり、
47,950千円減少いたしました。これは、当社が発行する第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の
新株予約権の行使に伴う株式への転換請求により新株予約権付社債が株式に転換されたことによるも
のです。
⑤純資産
当事業年度末における純資産額合計は、1,728,077千円(前事業年度末は1,108,055千円)となり、
620,022千円増加いたしました。これは当期純利益547,298千円を計上したことにより利益剰余金が
720,534千円になったこと、当事業年度中に転換社債型新株予約権付社債が株式に転換された結果、資
本金が28,770千円、資本剰余金が28,770千円それぞれ増加したこと等によるものです。
(3)当事業年度の経営成績の分析
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当事業年度における営業収益は、顧客口座数、預り証拠金の増加及び顧客向け情報提供サービスの充
実に伴う顧客の外国為替証拠金取引の拡大により、トレーディング損益は1,765,184千円(前年同期比
24.2%増)、その他営業収益は360千円(前年同期比86.2%減)となり、営業収益合計で1,765,544千円
(前年同期比24.0%増)となりました。
営業費用においては、業容拡大による人件費の増加、顧客口座獲得のための広告宣伝費の増加及び平
成18年2月に本社を移転したことにより当事業年度において1年を通して新本社にかかる地代家賃等が
寄与したことによって、販売費及び一般管理費が815,518千円(前年同期比37.1%増)となり、営業利益
は950,025千円(前年同期比14.6%増)となりました。
営業外収益は、定期預金の預入による受取利息等により2,402千円(前年同期比283.5%増)になり、
営業外費用は、社債利息等により5,913千円(前年同期比5.4%減)になり、経常利益は946,515千円(前
年同期比15.0%増)となりました。
特別利益及び特別損失は発生しておらず、結果として税引前当期純利益は946,515千円(前年同期比
17.1%増)となり、当期純利益は当事業年度から実効税率に基づく法人税を負担していることから、
547,298千円(前年同期比19.4%減)となりました。
― 40 ―
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当事業年度における現金及び現金同等物は、前事業年度の1,135,123千円から当事業年度の838,443千
円と296,679千円減少いたしました。これは、顧客数の増加、預り証拠金の増加が当社の営業収益の拡大
につながり、税引前当期純利益が946,515千円であったものの、法人税等の支払額218,644千円、役員賞
与等30,000千円による支出により営業活動によるキャッシュ・フローが、779,865千円(前年同期比
13.1%減)であったことに加え、定期預金の預入による支出1,000,000千円や有価証券取得による支出
45,000千円などにより投資活動によるキャッシュ・フローが1,076,321千円のマイナスになったことなど
によります。
― 41 ―
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当社では、急速な技術革新やインターネットによる外国為替証拠金取引の増大、並びに急激に拡大す
る外国為替証拠金取引業界において、顧客に対してより魅力あるサービス、商品を提供するため、顧客
取引システムのバージョンアップ及び社内業務システムの充実・強化を目的として22,828千円設備投資
を実施いたしました。
なお、所要資金につきましては、いずれの投資も全て自己資金を充当いたしました。
2 【主要な設備の状況】
平成19年3月31日現在
帳簿価額(千円)
事業所名
(所在地)
設備の内容
工具器具
及び備品
建物
ソフト
ウェア
その他
合計
従業員数
(名)
本社機能
本社
55,478
48,733
60,008
957
165,177
オンライン取引システム
(東京都千代田区)
等
(注) 1 上記のほか、当社は本社事務所を賃借しており、年間賃借料は49,401千円であります。
2
金額には消費税等は含まれておりません。
3
従業員数には派遣社員1名は含まれておりません。
44
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
平成19年6月30日現在
事業所名
(所在地)
投資予定額
事業部門
本社
全社共通
(東京都千代田区)
分室
(東京都江東区)
全社共通
分室
(東京都江東区)
全社共通
設備の内容
ソフトウェア及びハード
ウェア(社内システム環
境、ネットワーク環境の
再構築等)
ソフトウェア及びハード
ウェア(ネットワーク環
境の構築)
分室開設に係る設備資金
等
総額
(千円)
既支払額
(千円)
資金調達方法
着手年月
完了予定 完成後の増
年月
加能力
139,600
―
自己資金及び
増資資金
平成19年 平成20年
4月
12月
―
10,000
―
自己資金及び
増資資金
平成19年 平成19年
8月
9月
―
100,000
―
借入金及び増資資金
平成19年 平成19年
8月
9月
―
(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
― 42 ―
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
203,615
計
203,615
② 【発行済株式】
種類
発行数(株)
上場証券取引所名又は
登録証券業協会名
普通株式
48,261
非上場
計
48,261
―
(2) 【新株予約権等の状況】
①
新株予約権
第2回新株予約権
(平成16年1月16日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
210
130
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
210
130
30,000
30,000
平成16年1月20日から
平成21年1月19日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成16年1月20日から
平成21年1月19日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)4
(注)4
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
代用払込みに関する事項
―
―
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
関する事項
―
―
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
― 43 ―
(注) 1
会社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により調整するものとする。但し、かかる調整
は新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、
調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
2 時価を下回る払込金額で新株の発行または自己株式の処分をするときは、次の算式により払込価額を調
整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
調整後
払込価額
=
調整前
払込価額
×
既発行
株式数
+
新規発行または
処分株式数
×
時
1株当たり払込金額
または処分価額
価
既発行株式数+新規発行株式数または処分株式数
また、株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により払込価額を調整し、1円未満の端数は切り
上げる。
1
調整後払込価額 = 調整前払込価額 ×
分割・併合の比率
3 権利行使請求期間の最終日が銀行休業日に当たる場合は、その前営業日に最終日を繰り上げる。
4 新株予約権の行使条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 各新株予約権の一部行使はできないものとする。
② その他の権利行使の条件は、新株予約権割当契約書により定める。
5 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
なし
第3回新株予約権
(平成16年6月18日開催の定時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
180
0
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
180
0
30,000
30,000
平成16年7月28日から
平成21年7月31日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成16年7月28日から
平成21年7月31日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)4
(注)4
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
―
―
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
代用払込みに関する事項
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 会社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により調整するものとする。但し、かかる調整
は新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、
調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
2 時価を下回る払込金額で新株の発行または自己株式の処分をするときは、次の算式により払込価額を調
整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
― 44 ―
調整後
払込価額
=
調整前
払込価額
×
既発行
株式数
+
新規発行または
処分株式数
×
時
1株当たり払込金額
または処分価額
価
既発行株式数+新規発行株式数または処分株式数
また、株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により払込価額を調整し、1円未満の端数は切り
上げる。
1
調整後払込価額 = 調整前払込価額 ×
分割・併合の比率
3 権利行使請求期間の最終日が銀行休業日に当たる場合は、その前営業日に最終日を繰り上げる。
4 新株予約権の行使条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 各新株予約権の一部行使はできないものとする。
② その他の権利行使の条件は、新株予約権割当契約書により定める。
5 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
なし
第4回新株予約権
(平成17年2月10日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
30
0
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
30
0
40,000
40,000
平成17年2月25日から
平成22年2月24日まで
発行価格
40,000
資本組入額 20,000
平成17年2月25日から
平成22年2月24日まで
発行価格
40,000
資本組入額 20,000
(注)4
(注)4
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
―
―
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
代用払込みに関する事項
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 会社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により調整するものとする。但し、かかる調整
は新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、
調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
2 時価を下回る払込金額で新株の発行または自己株式の処分をするときは、次の算式により払込価額を調
整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
調整後
払込価額
=
調整前
払込価額
×
既発行
株式数
+
新規発行または
処分株式数
×
時
1株当たり払込金額
または処分価額
価
既発行株式数+新規発行株式数または処分株式数
また、株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により払込価額を調整し、1円未満の端数は切り
上げる。
― 45 ―
1
調整後払込価額 = 調整前払込価額 ×
分割・併合の比率
3 権利行使請求期間の最終日が銀行休業日に当たる場合は、その前営業日に最終日を繰り上げる。
4 新株予約権の行使条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 各新株予約権の一部行使はできないものとする。
② その他の権利行使の条件は、新株予約権割当契約書により定める。
5 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
なし
第5回新株予約権
(平成17年12月2日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
5,700
5,700
―
―
普通株式
普通株式
5,700
5,700
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
50,000
50,000
平成19年12月21日から
平成27年12月1日まで
発行価格
50,000
資本組入額 25,000
平成19年12月21日から
平成27年12月1日まで
発行価格
50,000
資本組入額 25,000
(注)4
(注)4
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
―
―
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
代用払込みに関する事項
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 会社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により調整するものとする。但し、かかる調整
は新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、
調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
2 時価を下回る払込金額で新株の発行または自己株式の処分をするときは、次の算式により払込価額を調
整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
既発行
株式数
新規発行または
処分株式数
×
1株当たり払込金額
または処分価額
+
調整前
調整後
時 価
×
=
払込価額
払込価額
既発行株式数+新規発行株式数または処分株式数
また、株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により払込価額を調整し、1円未満の端数は切り
上げる。
1
調整後払込価額 = 調整前払込価額 ×
分割・併合の比率
3 権利行使請求期間の最終日が銀行休業日に当たる場合は、その前営業日に最終日を繰り上げる。
4 新株予約権の行使条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 各新株予約権の一部行使はできないものとする。
② その他の権利行使の条件は、新株予約権割当契約により定める。
5 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
なし
― 46 ―
第6回新株予約権
(平成17年12月2日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
8,500
0
―
―
普通株式
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
8,500
0
新株予約権の発行価額(円)
5,000
5,000
新株予約権の行使時の払込金額(円)
50,000
50,000
平成17年12月21日から
平成20年3月19日まで
発行価格
55,000
資本組入額 27,500
平成17年12月21日から
平成20年3月19日まで
発行価格
55,000
資本組入額 27,500
(注)4
(注)4
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
―
―
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
代用払込みに関する事項
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 会社が株式分割または株式併合を行う場合は、次の算式により調整するものとする。但し、かかる調整
は新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数について行われ、
調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。
調整後株式数=調整前株式数×分割・併合の比率
2 時価を下回る払込金額で新株の発行または自己株式の処分をするときは、次の算式により払込価額を調
整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
調整後
払込価額
=
調整前
払込価額
×
既発行
株式数
+
新規発行または
処分株式数
×
時
1株当たり払込金額
または処分価額
価
既発行株式数+新規発行株式数または処分株式数
また、株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により払込価額を調整し、1円未満の端数は切り
上げる。
1
調整後払込価額 = 調整前払込価額 ×
分割・併合の比率
3 権利行使請求期間の最終日が銀行休業日に当たる場合は、その前営業日に最終日を繰り上げる。
4 新株予約権の行使条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 各新株予約権の一部行使はできないものとする。
② その他の権利行使の条件は、新株予約権割当契約により定める。
5
会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
なし
― 47 ―
②
新株予約権付社債等
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債
(平成15年5月15日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
6
0
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
600
0
30,000
30,000
平成15年5月19日から
平成20年5月17日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成15年5月19日から
平成20年5月17日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)6
(注)6
新株予約権の譲渡に関する事項
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
新株予約権付社債の残高(円)
18,000,000
0
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
代用払込みに関する事項
(注)6
①
(注)6
①
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 調整前転換価額を下回る払込金額をもって普通株式を発行する場合、株式の分割により普通株式を発行
する場合及び、調整前転換価額を下回る価額をもって会社の普通株式に転換される証券もしくは転換で
きる証券、または普通株式の予約権を有する証券または権利を発行または付与する場合は、転換価額を
次に定める算式(以下「転換価額調整式」という。)をもって調整する。
既発行
調整前
新規発行
1株当たり
×
+
×
株式数
転換価額
株式数
払込金額
調整後転換価額 =
既発行株式数+新規発行株式数
2 転換価額調整式の計算については1円未満小数第1位まで算出し、小数第1位を四捨五入する。転換価
額調整式で使用する既発行株式数は、株主割当日がある場合はその日、また、株主割当日がない場合は
調整後の転換価額を適用する日の前日における会社の発行済株式数とする。但し、既発行株式数には会
社が有する会社普通株式は含まないものとする。また、新規発行株式数には、本新株予約権の行使に際
し会社が有する会社普通株式を交付する場合の当該株式数を含むものとする。
3 1に掲げた事由によるほか、次の各号に該当する場合には、会社は本社債権者に対して、あらかじめ書
面によりその旨並びにその事由、調整後の転換価額、適用の日及び必要な事項を通知または公告したう
え、転換価額の調整を適切に行うものとする。
① 合併、資本の減少、もしくは株式の併合のために転換価額の調整を必要とするとき。
② 前号のほか、会社の発行済株式数の変更または変更の可能性を生ずる事由の発生によって転換価額の
調整を必要とするとき。
③ 1に掲げた証券または権利の行使請求期間が終了したとき。但し、その証券または権利の全額が転換
または行使された場合を除く。
4 金銭以外の財産を各新株予約権の行使に際して出資する旨並びに内容及び価額
新株予約権1個の行使に際しては、当該新株予約権に係る社債を出資するものとし、当該社債の価格は、
その発行価格と同額とする。
5 行使することができる最終日が会社休業日に当たる場合は、その前会社営業日が最終日となる。
6 新株予約権の行使の条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 本新株予約権を行使しようとする者の請求があるときは、その新株予約権が付された本社債の全額償
還に代えて本新株予約権の行使に際して払込がなされたものとし、本新株予約権が行使された場合に
は、かかる請求がなされたものとみなす。
― 48 ―
② 本新株予約権が付された社債につき買入消却がなされたときは、本新株予約権は消滅する。
③ 1個の本新株予約権の部分行使は認められない。
7 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
会社による本社債の買入消却の場合、本社債が償還される場合には本新株予約権を取得することができ
る。
第2回無担保新株予約権付社債
(平成15年5月15日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
4
4
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
100
100
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
30,000
30,000
平成15年5月29日から
平成20年5月17日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成15年5月29日から
平成20年5月17日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)6
(注)6
新株予約権の譲渡に関する事項
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
新株予約権付社債の残高(円)
0
0
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
代用払込みに関する事項
(注)6
①
(注)6
①
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 調整前行使価額を下回る払込金額をもって普通株式を発行する場合、株式の分割により普通株式を発行
する場合及び、調整前行使価額を下回る価額をもって会社の普通株式に行使される証券もしくは行使で
きる証券、または普通株式の予約権を有する証券または権利を発行または付与する場合は、行使価額を
次に定める算式(以下「行使価額調整式」という。)をもって調整する。
既発行
調整前
新規発行
1株当たり
×
+
×
株式数
行使価額
株式数
払込金額
調整後行使価額 =
既発行株式数+新規発行株式数
2 行使価額調整式の計算については1円未満小数第1位まで算出し、小数第1位を四捨五入する。行使価
額調整式で使用する既発行株式数は、株主割当日がある場合はその日、また、株主割当日がない場合は
調整後の行使価額を適用する日の前日における会社の発行済株式数とする。但し、既発行株式数には会
社が有する会社普通株式は含まないものとする。また、新規発行株式数には、本新株予約権の行使に際
し会社が有する会社普通株式を交付する場合の当該株式数を含むものとする。
3 1に掲げた事由によるほか、次の各号に該当する場合には、会社は本社債権者に対して、あらかじめ書
面によりその旨並びにその事由、調整後の行使価額、適用の日及び必要な事項を通知または公告したう
え、行使価額の調整を適切に行うものとする。
① 合併、資本の減少、もしくは株式の併合のために行使価額の調整を必要とするとき。
② 前号のほか、会社の発行済株式数の変更または変更の可能性を生ずる事由の発生によって行使価額の
調整を必要とするとき。
③ 1に掲げた証券または権利の行使請求期間が終了したとき。但し、その証券または権利の全額が行使
された場合を除く。
4 金銭以外の財産を各新株予約権の行使に際して出資する旨並びに内容及び価額
新株予約権1個の行使に際しては、当該新株予約権に係る社債を出資するものとし、当該社債の価格は、
その発行価格と同額とする。
5 行使することができる最終日が会社休業日に当たる場合は、その前会社営業日が最終日となる。
― 49 ―
6
新株予約権の行使の条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 本社債の償還に代えて、その発行価額をもって新株の払込金に充当することはできない。
② 1個の本新株予約権の部分行使は認められない。
7 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
会社は次の各号に該当することとなったときには、本新株予約権をその発行価額にて取得することがで
きる。
① 会社が他の法人の完全子会社となる株式交換または株式移転を行うことを会社の株主総会で決議した
場合において、会社が本社債権者に対してあらかじめ書面により本新株予約権を取得する旨並びにそ
の事由、その他必要な事項を通知したうえ、本社債権者の承諾を得たとき。
② 会社について次のいずれかの事実が生じた場合において、本社債権者の請求によって本社債の期限の
利益を喪失し、本社債権者が会社に対して社債全額の償還を求めることとなったとき。
一、会社が本社債について所定の元金または利息を期限に支払わなかったとき。
二、会社が本社債以外の債務について期限の利益を喪失し、または弁済期限に弁済しないとき。
三、会社が租税公課を滞納して督促を受けたとき、または保全差押を受けたとき。
四、会社が支払の停止または手形交換所の取引停止処分を受けたとき。
五、会社の所有物件に対して、差押もしくは競売の申請があったとき。
六、会社につき破産、民事再生手続き開始、会社整理開始、特別清算開始または会社更生手続開始の申立
があったとき。もしくは、会社が解散(合併の場合を除く)の決議をしたとき。
七、会社につき、前項に定める以外の倒産法制に規定された手続きの開始の申立等があったとき。
八、会社がその事業の全部または一部を休止し、もしくは廃止または譲渡した等のため、本社債権者が本
社債の存続を不適当と認めたとき。
九、会社に本社債の債権保全を必要とする相当の事由が生じたとき。
十、その他会社が株式会社マネースクウェア・ジャパン第2回無担保新株予約権付社債の発行要項に違反
したとき。
③ 前各号のほか、本社債を買入消却する場合において、会社が本社債権者に対してあらかじめ書面によ
り本新株予約権を取得する旨並びにその事由、その他必要な事項を通知したうえ、本社債権者の承諾
を得たとき。
第4回無担保転換社債型新株予約権付社債
(平成16年1月16日開催の臨時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
13
9
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
1,300
900
新株予約権の行使時の払込金額(円)
30,000
30,000
平成16年1月20日から
平成21年1月18日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成16年1月20日から
平成21年1月18日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)6
(注)6
新株予約権の譲渡に関する事項
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
新株予約権付社債の残高(円)
39,000,000
27,000,000
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
代用払込みに関する事項
(注)6
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
関する事項
―
― 50 ―
①
(注)6
―
①
(注) 1
調整前転換価額を下回る払込金額をもって普通株式を発行する場合、株式の分割により普通株式を発行
する場合及び、調整前転換価額を下回る価額をもって会社の普通株式に転換される証券もしくは転換で
きる証券、または普通株式の予約権を有する証券または権利を発行または付与する場合は、転換価額を
次に定める算式(以下「転換価額調整式」という。)をもって調整する。
既発行
調整前
新規発行
1株当たり
×
+
×
株式数
転換価額
株式数
払込金額
調整後転換価額 =
既発行株式数+新規発行株式数
2 転換価額調整式の計算については1円未満小数第1位まで算出し、小数第1位を四捨五入する。転換価
額調整式で使用する既発行株式数は、株主割当日がある場合はその日、また、株主割当日がない場合は
調整後の転換価額を適用する日の前日における会社の発行済株式数とする。但し、既発行株式数には会
社が有する会社普通株式は含まないものとする。また、新規発行株式数には、本新株予約権の行使に際
し会社が有する会社普通株式を交付する場合の当該株式数を含むものとする。
3 1に掲げた事由によるほか、次の各号に該当する場合には、会社は本社債権者に対して、あらかじめ書
面によりその旨並びにその事由、調整後の転換価額、適用の日及び必要な事項を通知または公告したう
え、転換価額の調整を適切に行うものとする。
① 合併、資本の減少、もしくは株式の併合のために転換価額の調整を必要とするとき。
② 前号のほか、会社の発行済株式数の変更または変更の可能性を生ずる事由の発生によって転換価額の
調整を必要とするとき。
③ 1に掲げた証券または権利の行使請求期間が終了したとき。但し、その証券または権利の全額が転換
または行使された場合を除く。
4 金銭以外の財産を各新株予約権の行使に際して出資する旨並びに内容及び価額
新株予約権1個の行使に際しては、当該新株予約権に係る社債を出資するものとし、当該社債の価格は、
その発行価格と同額とする。
5 行使することができる最終日が会社休業日に当たる場合は、その前会社営業日が最終日となる。
6 新株予約権の行使の条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 本新株予約権を行使しようとする者の請求があるときは、その新株予約権が付された本社債の全額償
還に代えて本新株予約権の行使に際して払込がなされたものとし、本新株予約権が行使された場合に
は、かかる請求がなされたものとみなす。
② 本新株予約権が付された社債につき買入消却がなされたときは、本新株予約権は消滅する。
③ 1個の本新株予約権の部分行使は認められない。
7 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
会社による本社債の買入消却の場合、本社債が償還される場合には本新株予約権を取得することができ
る。
― 51 ―
第5回無担保転換社債型新株予約権付社債
(平成16年6月18日開催の定時株主総会決議)
最近事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年8月31日)
新株予約権の数(個)
18
0
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
―
普通株式
普通株式
新株予約権の目的となる株式の数(株)
1,800
0
新株予約権の行使時の払込金額(円)
30,000
30,000
平成16年7月28日から
平成21年7月31日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
平成16年7月28日から
平成21年7月31日まで
発行価格
30,000
資本組入額 15,000
(注)6
(注)6
新株予約権の譲渡に関する事項
取締役会の承認を要する
取締役会の承認を要する
新株予約権付社債の残高(円)
54,000,000
0
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
代用払込みに関する事項
(注)6
①
(注)6
①
組織再編行為に伴う新株予約権の交付に
―
―
関する事項
(注) 1 調整前転換価額を下回る払込金額をもって普通株式を発行する場合、株式の分割により普通株式を発行
する場合及び、調整前転換価額を下回る価額をもって会社の普通株式に転換される証券もしくは転換で
きる証券、または普通株式の予約権を有する証券または権利を発行または付与する場合は、転換価額を
次に定める算式(以下「転換価額調整式」という。)をもって調整する。
既発行
調整前
新規発行
1株当たり
×
+
×
株式数
転換価額
株式数
払込金額
調整後転換価額 =
既発行株式数+新規発行株式数
2 転換価額調整式の計算については1円未満小数第1位まで算出し、小数第1位を四捨五入する。転換価
額調整式で使用する既発行株式数は、株主割当日がある場合はその日、また、株主割当日がない場合は
調整後の転換価額を適用する日の前日における会社の発行済株式数とする。但し、既発行株式数には会
社が有する会社普通株式は含まないものとする。また、新規発行株式数には、本新株予約権の行使に際
し会社が有する会社普通株式を交付する場合の当該株式数を含むものとする。
3 1に掲げた事由によるほか、次の各号に該当する場合には、会社は本社債権者に対して、あらかじめ書
面によりその旨並びにその事由、調整後の転換価額、適用の日及び必要な事項を通知または公告したう
え、転換価額の調整を適切に行うものとする。
① 合併、資本の減少、もしくは株式の併合のために転換価額の調整を必要とするとき。
② 前号のほか、会社の発行済株式数の変更または変更の可能性を生ずる事由の発生によって転換価額の
調整を必要とするとき。
③ 1に掲げた証券または権利の行使請求期間が終了したとき。但し、その証券または権利の全額が転換
または行使された場合を除く。
4 金銭以外の財産を各新株予約権の行使に際して出資する旨並びに内容及び価額
新株予約権1個の行使に際しては、当該新株予約権に係る社債を出資するものとし、当該社債の価格は、
その発行価格と同額とする。
5 行使することができる最終日が会社休業日に当たる場合は、その前会社営業日が最終日となる。
6 新株予約権の行使の条件(払込価額及び行使期間を除く)
① 本新株予約権を行使しようとする者の請求があるときは、その新株予約権が付された本社債の全額償
還に代えて本新株予約権の行使に際して払込がなされたものとし、本新株予約権が行使された場合に
は、かかる請求がなされたものとみなす。
② 本新株予約権が付された社債につき買入消却がなされたときは、本新株予約権は消滅する。
③ 1個の本新株予約権の部分行使は認められない。
7 会社が新株予約権を取得することができる事由及び取得の条件
会社による本社債の買入消却の場合、本社債が償還される場合には、本新株予約権を取得する。
― 52 ―
(3) 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
― 53 ―
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式
総数増減数
(株)
発行済株式
総数残高
(株)
資本金増減額
資本金残高
(千円)
(千円)
資本準備金
増減額
(千円)
資本準備金
残高
(千円)
平成14年10月10日
6,500
6,500
65,000
65,000
―
―
(注1)
平成14年11月19日
3,000
9,500
30,000
95,000
―
―
(注2)
平成15年1月18日
1,000
10,500
15,000
110,000
15,000
15,000
(注3)
平成15年1月30日
750
11,250
11,250
121,250
11,250
26,250
(注4)
平成15年3月18日
580
11,830
8,700
129,950
8,700
34,950
(注5)
平成15年4月26日
500
12,330
7,500
137,450
7,500
42,450
(注6)
平成15年6月19日
1,815
14,145
27,225
164,675
27,225
69,675
(注7、18)
平成15年10月23日
1,600
15,745
24,000
188,675
24,000
93,675
(注8)
平成15年12月23日
1,150
16,895
17,250
205,925
17,250
110,925
(注9)
平成16年1月21日
1,010
17,905
15,150
221,075
15,150
126,075
(注10)
平成16年1月21日
800
18,705
12,000
233,075
12,000
138,075
(注11、18)
平成16年10月15日
1,025
19,730
15,375
248,450
15,375
153,450
(注12)
平成16年12月20日
1,050
20,780
15,750
264,200
15,750
169,200
(注13)
平成17年2月25日
2,000
22,780
40,000
304,200
40,000
209,200
(注14)
平成17年2月25日
1,000
23,780
20,000
324,200
20,000
229,200
(注15、18)
平成17年6月20日
4,973
28,753
24,865
349,065
24,865
254,065
(注16)
平成17年6月21日
6,000
34,753
150,000
499,065
150,000
404,065
(注17)
平成19年3月16日
1,918
36,671
28,770
527,835
28,770
432,835
(注19)
平成19年8月9日
600
37,271
9,000
536,835
9,000
441,835
(注20)
平成19年8月9日
400
37,671
6,000
542,835
6,000
447,835
(注21)
平成19年8月9日
1,800
39,471
27,000
569,835
27,000
474,835
(注22)
平成19年8月9日
80
39,551
1,200
571,035
1,200
476,035
(注23)
平成19年8月9日
180
39,731
2,700
573,735
2,700
478,735
(注24)
平成19年8月9日
30
39,761
600
574,335
600
479,335
(注25)
平成19年8月9日
8,500
48,261
233,750
808,085
233,750
713,085
(注26)
(注) 1 発起設立
2 有償第三者割当増資
発行価格 10,000円、資本組入額 10,000円
割当先 山本久敏、相葉斉、渡邊悟、田中義博、馬田直博、武藤伸一、菅原敦子、篠塚伸幸、萩原実
加子、堀井桂子、吉田恒、大須賀敏剛、平野通郎
― 54 ―
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 ㈱メディアスタッフ、野心満々ファンド1号投資事業有限責任組合、㈲フォレストヒルコン
サルティング、㈲エアロジック、高橋満雄、三浦純健、佐藤幹雄、坪井一呂志、高橋真治、
野田俊介、山本久敏
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 ファースト・パシフィック・キャピタル㈲、森英也、佐藤幹雄
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 野心満々ファンド1号投資事業有限責任組合、エー・アンド・アイ システム㈱、佐藤幹雄、
吉田弘一、児島一伸
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 太田明、大須賀敏剛
有償第三者割当増資(A種優先株式)
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 Apax Globis Japan Fund, L.P. 、あおぞらインベストメント一号投資事業有限責任組合
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 T&C Capital, Ltd.
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 ㈲啓尚、武藤伸一、藤森昭彦、田中和紀、貴堂素明、萩原実加子、木村由紀、宮里勇賜
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 小倉啓満、古田善香
有償第三者割当増資(A種優先株式)
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 三生3号投資事業組合
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 T&C CAPITAL, LTD. 、村田佳之
有償第三者割当増資
発行価格 30,000円、資本組入額 15,000円
割当先 T&C CAPITAL, LTD.
有償第三者割当増資
発行価格 40,000円、資本組入額 20,000円
割当先 ㈱白井産業、アドマックス㈱、㈱アップコーポレーション、谷川潤一、渡邊悟、飯塚洋、飯
塚晃
有償第三者割当増資(B種優先株式)
発行価格 40,000円、資本組入額 20,000円
割当先 Apax Globis Japan Fund, L.P.
第1回新株予約権の権利行使
権利行使価格 10,000円、資本組入額 5,000円
有償第三者割当増資
発行価格 50,000円、資本組入額 25,000円
割当先 T&C CAPITAL, LTD. 、Apax Globis Japan Fund, L.P. 、あおぞらインベストメント一号投
資事業有限責任組合、野心満々グロースファンド投資事業有限責任組合、三生4号投資事業
組合、古田善香、ビービーエス・ラボ㈱、安田企業投資3号投資事業有限責任組合、野心
満々ファンド2号投資事業有限責任組合、㈱エクソル、芥田俊彦、相葉斉、渡邊悟、西田慎、
武藤伸一、橘田昭次、藤森昭彦、菊池英彦、福田将人、金正浩
― 55 ―
18
19
20
21
22
23
24
25
26
優先株式の転換
A種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の全てについて、これら優先株式株主からの取得請求
に基づき、平成19年2月6日付にて取得し、同日、普通株式3,615株を交付しております。なお、同日
付でA種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の消却を行っているため、発行済株式総数残高、資
本金残高及び資本準備金残高の変動はございません。
交付価額30,000円(A種優先株式)、40,000円(B種優先株式)
交付先 Apax Globis Japan Fund, L.P. 、あおぞらインベストメント一号投資事業有限責任組合、
三生3号投資事業組合
第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第4回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第5回無担保転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第2回新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第3回新株予約権の権利行使
権利行使価格 30,000円、資本組入額 15,000円
第4回新株予約権の権利行使
権利行使価格 40,000円、資本組入額 20,000円
第6回新株予約権の権利行使
発行価格 55,000円、資本組入額 27,500円
― 56 ―
(5) 【所有者別状況】
平成19年8月31日現在
株式の状況
区分
外国法人等
単元未満
株式の状況
(株)
政府及び
地方公共
団体
金融機関
―
―
―
10
2
―
66
78
―
―
―
―
4,210
9,953
―
34,098
48,261
―
―
―
―
8.7
20.6
―
70.7
100
―
株主数
(人)
所有株式数
(株)
所有株式数
の割合(%)
その他の
法人
証券会社
個人以外
個人
個人
その他
計
(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成19年8月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
―
―
―
完全議決権株式(その他)
普通株式
単元未満株式
48,261
48,261
権利内容に何ら限定のない
当社における標準となる株式
―
―
―
発行済株式総数
48,261
―
―
総株主の議決権
―
48,261
―
② 【自己株式等】
平成19年8月31日現在
発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)
自己名義
所有株式数
(株)
他人名義
所有株式数
(株)
所有株式数
の合計
(株)
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
― 57 ―
(7) 【ストックオプション制度の内容】
当社は、新株予約権方式によるストックオプション制度を採用しております。
当該制度は、旧商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づき、当社の取締役及び従業員に対
して新株予約権を発行する方法によるものであります。
当該制度の内容は次のとおりであります。
平成17年12月2日開催の臨時株主総会決議に基づく新株予約権の付与
決議年月日
平成17年12月2日
付与対象者の区分及び人数
当社の取締役2名、従業員1名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況、第5回新株予約権」に記載しております。
株式の数
同上
新株予約権の行使時の払込金額
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
同上
組織再編行為に伴う新株予約権の
交付に関する事項
同上
― 58 ―
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】普通株式
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議または取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
該当事項はありません。
【株式の種類等】会社法第155条第4号の規定に基づくA種優先株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議または取締役会決議に基づかないものの内容】
区分
株式数(株)
価額の総額(千円)
2,615
78,450
―
―
最近事業年度における取得自己株式
最近期間における取得自己株式
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
最近事業年度
区分
引き受ける者の募集を行った取得自
己株式
消却処分を行った取得自己株式
最近期間
株式数(株)
処分価額の総額
(千円)
株式数(株)
処分価額の総額
(千円)
―
―
―
―
2,615
78,450
―
―
合併、株式交換、会社分割に係る移
転を行った取得自己株式
―
―
―
―
その他
―
―
―
―
保有自己株式数
―
―
―
―
― 59 ―
【株式の種類等】会社法第155条第4号の規定に基づくB種優先株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分
株式数(株)
価額の総額(千円)
1,000
40,000
―
―
最近事業年度における取得自己株式
最近期間における取得自己株式
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
最近事業年度
区分
引き受ける者の募集を行った取得自
己株式
消却処分を行った取得自己株式
最近期間
株式数(株)
処分価額の総額
(千円)
株式数(株)
処分価額の総額
(千円)
―
―
―
―
1,000
40,000
―
―
合併、株式交換、会社分割に係る移
転を行った取得自己株式
―
―
―
―
その他
―
―
―
―
保有自己株式数
―
―
―
―
― 60 ―
3 【配当政策】
当社は株主に対する利益還元を経営の重要な課題の一つとして位置づけております。剰余金の配当
に関しては、配当原資確保のための収益力を強化し、中期的な業績動向を考慮に入れながら、各期の
業績に対応して配当額を決定し、安定的に剰余金の配当を実施していくことを目標にしていきたいと
考えております。
当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針として考えております。配
当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
第5期事業年度の剰余金の配当につきましては、1株当たり2,200円(中間配当はありません)、配
当金総額80,676千円と創業来初の配当を実施いたしました。この結果、第5期事業年度の配当性向は
14.0%となりました。
内部留保資金の使途につきましては、今後の事業展開への備え、設備投資及び財務基盤安定のため
に充当していくこととしております。
なお、当社は「取締役会の決議により、毎年9月30日の株主名簿に記載または記録された株主もし
くは登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
(注)基準日が第5期事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日
配当金の総額(千円)
平成19年6月28日
定時株主総会決議
80,676
4 【株価の推移】
(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
当社株式は、非上場であるため、該当事項はありません。
(2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】
当社株式は、非上場であるため、該当事項はありません。
― 61 ―
1株当たり配当額(円)
2,200
5 【役員の状況】
役名
代表取締役
社長
代表取締役
副社長
取締役
職名
氏名
山本
相葉
業務管理部
芥田
担当
生年月日
久敏
昭和34年10月8日
斉
昭和38年11月11日
俊彦
昭和19年12月14日
取締役
秦
孝昭
昭和47年9月8日
常勤監査役
菱倉
明彦
昭和11年10月13日
監査役
長尾
隆史
昭和33年9月12日
監査役
古田
善香
昭和17年12月10日
略歴
昭和57年4月 エース交易㈱入社
平成11年1月 ダイワフューチャーズ㈱(現・ひまわりホー
ルディングス㈱)入社 事業開発部長
平成11年11月 トレイダーズ証券㈱(現・トレイダーズホー
ルディングス㈱)入社
平成12年4月 同社 代表取締役社長就任
平成13年6月 イ・システム㈱(現・トレイダーズ投資
顧問㈱)代表取締役社長
平成14年10月 当社設立 代表取締役社長就任(現任)
昭和62年4月 ㈱三菱銀行(現・㈱三菱東京UFJ銀行)
入行
平成9年12月 サンタンデール・セントラル・ヒスパノ
銀行 入行
平成11年9月 ダイワフューチャーズ㈱(現・ひまわりホー
ルディングス㈱)入社
平成11年11月 トレイダーズ証券㈱(現・トレイダーズホー
ルディングス㈱)入社
平成13年6月 同社 取締役就任
平成14年5月 同社 専務取締役就任
平成14年10月 当社設立 代表取締役副社長就任(現任)
平成2年7月 大和証券㈱ 公開引受部長
平成7年6月 同社 取締役 公開引受副本部長
平成11年4月 大和証券SBキャピタルマーケッツ㈱
常務執行役員
平成12年6月 同社 監査役
平成13年6月 つばさ証券㈱(現・三菱UFJ証券㈱)執行役員
平成14年3月 UFJつばさ証券㈱(現・三菱UFJ証券㈱)
常務執行役員
平成16年8月 ㈱エフェクター細胞研究所 監査役
平成17年3月 ㈱メディアグローバルリンクス 監査役
(現任)
平成17年3月 ㈱ライブレボリューション 監査役(現任)
平成17年6月 当社 監査役就任
平成18年2月 当社 取締役就任 業務管理部担当(現任)
平成7年4月 三井物産㈱ 入社
平成12年5月 General Electric Company 入社
平成14年9月 GE Capital UK 転籍
平成16年7月 ㈱グロービス・キャピタル・パートナーズ
入社(現任)
平成17年2月 当社 取締役就任(現任)
平成4年6月 東邦アセチレン㈱ 取締役
平成7年3月 同社 取締役経営管理部長
平成9年6月 同社 監査役
平成18年4月 当社 顧問
平成18年6月 当社 監査役就任(現任)
昭和60年4月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
昭和60年4月 さくら共同法律事務所
平成4年9月 米津合同法律事務所
平成8年6月 長尾法律事務所 設立 (現任)
平成18年2月 当社 監査役就任(現任)
昭和55年7月 国税庁直税部審理課審理第1係長
平成2年7月 大蔵省主税局総務課主税調査官
平成7年7月 国税不服審判所国税審判官
平成11年7月 東京国税局課税第一部次長
平成12年7月 京橋税務署長
平成13年8月 古田善香税理士事務所開業(現任)
平成15年6月 フィールズ㈱監査役(現任)
平成19年2月 当社 監査役就任(現任)
計
任期
所有株式数
(株)
注1
10,958
注1
4,490
注1
500
注1
―
注2
3
注2
20
注2
310
16,281
(注) 1 平成19年2月15日選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の時まで。
2 平成19年2月15日選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の時まで。
3 取締役秦孝昭は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
4 監査役菱倉明彦、長尾隆史、古田善香は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
― 62 ―
6 【コーポレート・ガバナンスの状況】
(1)
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は「企業は株主、顧客、従業員、関連企業などのステークホルダーがそれぞれの目的を達成する
ために関わっており、全てのステークホルダーが共存共栄し、発展していくため最大限に努めるもので
ある。」という考えに基づき、透明性、公平性、スピード、グローバル、そして株主重視の経営姿勢を
強く意識したコーポレート・ガバナンスを推進して参りたいと考えております。また、当社は外国為替
証拠金取引業務を主業務に行う金融機関として、更なる業容拡大及び企業価値向上の観点から、リスク
管理体制の強化、内部統制システムの構築、企業倫理及びコンプライアンスの徹底を図ることを課題と
認識し、ディスクロージャー及びアカウンタビリティーの充実に注力して、コーポレート・ガバナンス
を有効に機能させることが経営上最重要課題の一つであると考えております。
(2)
会社の機関の内容
当社の経営上の意思決定、業務執行、監督、内部統制に係わる経営管理組織及びコーポレート・ガバ
ナンス体制の状況は次のとおりです。
①
取締役会
当社の取締役会は経営上の最高意思決定機関である株主総会にて選任された取締役4名で構成され、
監査役3名の出席のもと、定例取締役会を毎月1度、その他必要に応じて臨時取締役会を開催してお
ります。取締役会では、取締役会規程で決められた事項に基づき、重要事項の決定(経営方針、経営
計画、事業計画、重要な財産の取得及び処分等)及び業務執行状況の監督を行っており、少人数で迅
速な意思決定が可能な体制のもと効率的な運営を実施しております。
②
監査役会
当社は監査役制度を採用しておりましたが、平成19年6月より監査役会設置会社へ移行しておりま
す。これにより、今後の当社の会社規模拡大や事業展開に応じた監査体制が整えられ、監査役会制度
がより有効に機能していくと考えております。
③
内部監査室
当社の内部監査は、社長直轄の内部監査室が担当いたします。内部監査室責任者を1名配置し、内
部監査規程に基づく各業務執行部門に対する監査を定期的に行っております。
④
経営会議
当社は経営会議に準ずる位置付けの会議体として、経営連絡会、営業戦略会議、責任者会議の3つ
の会議体を開催しております。経営連絡会は社内取締役、業務管理部長で構成され、オブザーバーと
して常勤監査役も毎回出席し、原則として毎週月曜日に開催しております。内容は取締役会において
決定された経営方針等に基づいて、業務執行に関する重要事項の報告、検討及び決議を行い、より具
体的な事業運営に関する討議も実施しております。また、責任者会議において議論された立案事項に
ついての協議、または取締役会付議事項の事前審議等も行っており、一定の業務執行に係る意思決定
を行っております。
営業戦略会議は社内取締役、各事業部責任者で構成され、同じくオブザーバーとして常勤監査役も
毎回出席し、原則として毎月第2営業日に開催しております。内容は業務執行に関する重要事項の説
明を行った上で、各事業部からの現状報告、業務推進状況の報告が行われ、主にその月の当社の営業
戦略について議論いたします。
― 63 ―
責任者会議は各事業部責任者で構成され、オブザーバーとして内部監査室責任者も毎回出席し、原
則として毎週金曜日に開催しております。内容は部署間のコミュニケーションを図り、現状や業務進
捗の詳細な説明とともに、部署間での業務の調整、連携や討議を行い、経営連絡会への立案の審議も
行っております。
⑤
弁護士、監査法人
重要な法務的課題及びコンプライアンスに係る事象等については、随時外部の法律アドバイザーに
相談して検討を行っております。監査法人に関しては、あずさ監査法人と監査契約を締結し、監査業
務が執行されております。分別管理信託についても、当社では証拠金残高の正確性を確認することを
目的としたチェックを行っており、証拠金残高に関連しては監査法人が当社と合意した手続きを実施
しております。
以上、当社の経営上の意思決定、業務執行、監督、内部統制に係る経営管理組織及びコーポレート・
ガバナンス体制の状況を図に表すと、以下のようになっております。
― 64 ―
(3)
内部統制システムの整備状況
当社は、平成18年5月1日より施行された会社法に則り社内整備の強化及び明文化を目的に平成18
年5月16日に開催した取締役会において内部統制システムに関する基本方針を決議いたしました。そ
の概略は以下のとおりであります。
1.役職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務
の適正を確保するための体制の整備
2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
4.取締役の職務の執行が効率的に行われていることを確保するための体制
5.当該株式会社並びにその親会社及び子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するため
の体制
6.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
及び使用人の取締役からの独立性に関する事項
7.取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する事項
8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
当社は社内規程及びそれらに附随する各種方針(ポリシー)を整備しており、全役職員がルールに
則り適正に業務を遂行しております。また、社長直轄の内部監査室を設置し、内部牽制機能を強化し、
内部監査計画に基づいた全ての部署に対する内部監査を実施し、実施した内容について内部監査報告
書にて代表取締役社長に報告し、取締役会及び各会議体に報告しており、問題がある場合には、内部
監査室より改善指導を行い、重要な問題や全社的な問題に該当する場合には代表取締役社長の指示を
受けて改善命令を行い、改善報告書の提出を求めるなど、改善状況のチェックを随時行う体制をとっ
ております。さらに内部監査室は監査役、会計監査人とも連携しつつ、必要に応じて情報や意見交換
を行い、より質の高い内部監査を実施できるように努め、内部牽制機能が十分機能した組織を確立す
るよう努めております。
(4)
内部監査及び監査役監査、会計監査の状況
内部監査及び監査役監査に会計監査を加えた3つの監査機能は、財務報告に対する信頼性向上のた
め、必要に応じて会合を設け、それぞれの監査結果について情報共有を図りながら、効果的かつ効率
的な監査及び適宜連携し必要な助言を受け、適正な会計処理及び透明な経営確保に努めております。
― 65 ―
①
内部監査
当社の内部監査につきましては、社長直轄の内部監査室が担当いたします。内部監査室責任者1名
が、内部監査規程に基づき事業年度毎に作成する内部監査計画を策定し、定期的に各部門の業務遂行
状況について、内部監査通知∼監査実施∼被監査部門との事実確認∼結果分析∼内部監査報告∼指摘
事項の改善指導∼フォローアップ監査の手順で実施し、各部門の日々の業務が法令・会社の諸規則等
に準拠して遂行されているかを監査するとともに、実施した内容について内部監査報告書にて代表取
締役社長に報告し、取締役会、監査役会及び各会議体にも報告しております。問題がある場合には、
内部監査室より業務改善、効率性向上のための必要な助言や改善指導を行い、重要な問題や全社的な
問題に該当する場合には代表取締役社長の指示を受けて改善命令を行い、改善報告書の提出を求める
など、改善状況のチェックを随時行う体制をとっております。また、財務報告に関わる内部統制の有
効性の状況についても検証を行っております。その他、随時必要に応じて臨時の内部監査を実施し、
定期的な内部監査時以外の運用状況についても検証を行っております。そして、それぞれの監査結果
については代表取締役社長、各監査役、取締役会及び各会議体に報告しております。今後は、会社の
業務、財産の状況、法令遵守及びコンプライアンス状況に関し検査の徹底を図り、内部牽制機能が十
分機能した組織の確立に努めて参ります。
②
監査役監査
当社は監査役会制度を採用しております。監査役会は3名(常勤監査役1名)で構成され、常勤監
査役を含め、監査役全員が社外監査役であります。監査役会は原則として、毎月1回開催しており、
監査役会で策定された監査方針及び監査計画に基づき、取締役会や他の重要な経営会議に出席し、取
締役への意見聴取、会社財産の調査、資料及び重要な決裁書類の閲覧、内部監査部門員等との意見交
換、報告聴取等を通して、業務監査並びに会計監査について取締役の職務遂行を監査しております。
また、会計監査人から監査方針及び監査計画等を聴取し、監査の結果について随時報告もしくは説明
を受ける等を行い、会計監査人と相互連携を図っております。
③
会計監査
当社は、会計監査人としてあずさ監査法人を選任しており、下記の公認会計士により監査業務が執
行されております。
・業務を執行した公認会計士の氏名及び所属する監査法人名
指定社員
業務執行社員
:
宮
指定社員
業務執行社員
:
筆
直
野
仁
(あずさ監査法人)
力
(あずさ監査法人)
※継続監査年数については、全員7年以下であるため、記載をしておりません。
・監査業務に係る補助者の構成
公認会計士
3名
その他
4名
― 66 ―
(5)
会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係または取引関係、その他利害関係
の概要
当社の社外取締役である秦孝昭は、㈱グロービス・キャピタル・パートナーズのプリンシパルであ
り、㈱グロービス・キャピタル・パートナーズが運営する Apax Globis Japan Fund, L.P. は当社の
株主であります。社外監査役には菱倉明彦、長尾隆史(弁護士)、古田善香(税理士、フィールズ㈱
非常勤監査役)の3名が就任しております。3名とも当社の株主ではありますが、当社と社外監査役
の間に人的関係、取引関係、その他の利害関係はありません。
(6)
リスク管理体制の整備の状況
当社は当社事業に関するリスクについて、①市場リスク、信用リスク、取引先リスク、流動性リス
ク、②システムリスク、事務リスク、③その他のリスク(法務リスク、レピュテーションリスク等)
の3つに分類しております。これらリスクについて、当社は法令等の遵守及び社内ルールの遵守を基
本にリスク管理規程及び危機管理規程等に基づいて、会社機関と内部統制システムを一層充実させ、
それぞれのリスク毎に対応を整備し、リスクの種類と所在を明確化した上で管理する体制としており
ます。また、当社の内部管理統括責任者がリスク全般の管理統括を行っております。リスクに関する
重要事項の審議決定については、取締役会がリスク全般に関して報告を受けることにより急激な環境
変化等に機動的に対応しております。
(7)
コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間における実施状況
当社は、毎月1回の定例取締役会を開催し、必要に応じて臨時取締役会を開催いたしました。取締
役会には、監査役が毎回出席し意見を述べております。また、コンプライアンスを徹底するための勉
強会や個人情報保護の徹底を行うための勉強会、また、広域災害発生時等の危機管理のための社内連
絡体制の構築を行いました。
(8)
役員報酬の内容
第5期事業年度における当社の取締役及び監査役に対する役員報酬は以下のとおりであります。
取締役に支払った報酬: 91,758千円(うち社外取締役:
― 千円)
監査役に支払った報酬: 13,200千円(うち社外監査役:13,200千円)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
計
104,958千円
(注)取締役に支払った報酬には、役員賞与引当金繰入額30,000千円を含んでおります。
(9)
監査報酬の内容
第5期事業年度における当社の監査法人に対する監査報酬は以下のとおりであります。
公認会計士法第2条第1項に規定する業務に基づく報酬:13,000千円
上記以外の報酬(注)
: 2,500千円
――――――――――――――――――――――――――――――――――
計
15,500千円
(注)証拠金残高に関連して実施された合意した手続に係る報酬になります。
― 67 ―
(10)
①
定款で定める取締役の定数及び取締役の選解任の決議要件
定款で定める取締役の定数
当社の取締役は4名以内とする旨を定款で定めております。
②
取締役の選解任の決議要件
当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有す
る株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、解任決議は、議決権を行使することができる株
主の議決権の過半数を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定め
ております。
(11)
責任限定契約の内容の概要
当社は、定款において、取締役会の決議をもって、取締役(取締役であった者を含む。)及び監査
役(監査役であった者を含む。)の当社に対する損害賠償責任を法令が定める範囲で免除することが
できるとしており、また、社外取締役及び社外監査役との間においても、当社に対する損害賠償責任
に関する契約を締結することができるとしております。取締役が職務の遂行にあたり、その能力を十
分に発揮し、期待される役割を発揮できるようにするためには、責任を限定する必要があるとの判断
から導入しております。また、監査役についても同様に、その能力を十分に発揮し、期待される役割
を発揮できるようにするためには、責任を限定する必要があるとの判断から導入しております。社外
取締役及び社外監査役については、外部から人を迎え入れるということもあり、社外取締役及び社外
監査役として優秀な人材を確保するためには責任を限定する必要があるとの判断から導入しておりま
す。
(12)
自己株式取得の決定機関
当社は、自己株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に
遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会決議によって市場取
引等により自己株式の取得を可能とする旨を定款で定めております。
(13)
株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することが
できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う
旨を定款で定めております。これは株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主
総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
― 68 ―
第5 【経理の状況】
1
財務諸表の作成方法について
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59
号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に
基づき、当事業年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に
基づいて作成しております。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前事業年度(平成17年4月1日から平成18年3月
31日まで)及び当事業年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)の財務諸表について、あずさ
監査法人により監査を受けております。
3
連結財務諸表について
当社は子会社がありませんので、連結財務諸表は作成しておりません。
― 69 ―
【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
1,386,379
1,724,113
2
分別管理信託
13,043,599
22,361,236
3 前払費用
12,388
10,672
4
繰延税金資産
13,501
25,516
5
その他
2,925
―
※1
流動資産合計
Ⅱ
14,458,794
97.6
24,121,537
98.5
固定資産
1 有形固定資産
(1) 建物
減価償却累計額
(2) 工具器具及び備品
減価償却累計額
有形固定資産合計
2
62,582
△1,016
62,582
61,566
△7,104
65,848
△11,007
55,478
78,910
54,840
116,407
△30,177
0.8
48,733
104,211
0.4
無形固定資産
(1) ソフトウェア
69,332
60,008
975
957
(2) その他
無形固定資産合計
3
70,308
0.5
60,966
0.2
投資その他の資産
(1) 投資有価証券
103,849
153,374
(2) 長期前払費用
187
681
56,891
56,597
3,132
3,680
110
174
(3) 差入保証金
(4) 繰延税金資産
(5) その他
投資その他の資産合計
164,170
1.1
214,508
0.9
固定資産合計
350,886
2.4
379,686
1.5
14,809,680
100.0
24,501,224
100.0
資産合計
― 70 ―
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
1年以内償還予定
新株予約権付社債
2
未払金
3
未払法人税等
4
顧客預り勘定
5
新株予約権
6
役員賞与引当金
7
その他
※2
流動負債合計
Ⅱ
9,590
―
78,480
87,715
152,755
346,266
13,256,209
22,193,338
42,500
―
―
30,000
3,139
4,826
13,542,675
91.4
22,662,146
92.5
固定負債
1 新株予約権付社債
158,950
固定負債合計
158,950
1.1
111,000
0.4
13,701,625
92.5
22,773,146
92.9
499,065
3.4
―
―
負債合計
111,000
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
1
Ⅲ
資本準備金
404,065
資本剰余金合計
404,065
―
2.7
―
―
利益剰余金
1
Ⅳ
※3
当期未処分利益
203,235
利益剰余金合計
203,235
1.4
―
―
1,689
0.0
―
―
1,108,055
7.5
―
―
14,809,680
100.0
―
―
その他有価証券評価差額金
資本合計
負債及び資本合計
― 71 ―
―
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(純資産の部)
Ⅰ
株主資本
1
資本金
2
資本剰余金
(1) 資本準備金
―
―
527,835
2.2
432,835
1.8
432,835
―
資本剰余金合計
3
―
―
利益剰余金
(1) その他利益剰余金
繰越利益剰余金
―
利益剰余金合計
株主資本合計
Ⅱ
―
―
720,534
2.9
―
―
1,681,204
6.9
評価・換算差額等
1
その他有価証券評価
差額金
―
4,373
―
―
4,373
0.0
―
―
42,500
0.2
純資産合計
―
―
1,728,077
7.1
負債純資産合計
―
―
24,501,224
100.0
評価・換算差額等合計
Ⅲ
720,534
新株予約権
― 72 ―
② 【損益計算書】
区分
Ⅰ
注記
番号
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
百分比
金額(千円)
(%)
営業収益
Ⅱ
1
トレーディング損益
2
その他
1,421,040
2,610
1,765,184
1,423,650
100.0
594,764
828,885
360
1,765,544
100.0
41.8
815,518
46.2
58.2
950,025
53.8
2,402
0.1
5,913
0.3
946,515
53.6
―
―
946,515
53.6
399,216
22.6
547,298
31.0
営業費用
1
販売費及び一般管理費
※1
営業利益
Ⅲ
営業外収益
1 受取利息
2 受取手数料
3 情報機器売却代金
4 その他
Ⅳ
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
金額(千円)
(%)
85
2,099
490
―
47
―
3
626
0.0
303
営業外費用
1 支払利息
―
179
2 社債利息
4,327
5,490
3 新株発行費
1,923
―
4 株式交付費
―
241
5 その他
―
経常利益
Ⅴ
6,250
0.4
823,261
57.8
1
特別損失
1 固定資産売却損
※2
385
2 固定資産除却損
※3
14,658
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業
税
法人税等調整額
―
15,044
1.0
808,217
56.8
146,373
△17,793
―
413,620
128,579
9.1
当期純利益
679,637
47.7
前期繰越損失
476,402
―
当期未処分利益
203,235
―
― 73 ―
△14,403
③ 【株主資本等変動計算書】
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
資本金
株主資本合計
その他利益剰余金
資本準備金
繰越利益剰余金
平成18年3月31日残高(千円)
499,065
404,065
203,235
1,106,365
87,995
87,995
―
175,990
―
―
△30,000
△30,000
―
―
547,298
547,298
△59,225
△59,225
―
△118,450
事業年度中の変動額
新株の発行(千円)
役員賞与(千円)
(注)
当期純利益(千円)
自己株式の取得及び処分(千円)
株主資本以外の項目の事業年度
中の変動額(純額) (千円)
事業年度中の変動額合計(千円)
平成19年3月31日残高(千円)
―
―
―
―
28,770
28,770
517,298
574,838
527,835
432,835
720,534
1,681,204
評価・換算差額等
新株予約権
その他有価証券
評価差額金
平成18年3月31日残高(千円)
純資産合計
1,689
42,500
1,150,555
新株の発行(千円)
―
―
175,990
役員賞与(千円)
―
―
△30,000
―
―
547,298
事業年度中の変動額
(注)
当期純利益(千円)
自己株式の取得及び処分(千円)
―
―
△118,450
株主資本以外の項目の事業年度
中の変動額(純額) (千円)
2,683
―
2,683
事業年度中の変動額合計(千円)
2,683
―
577,522
平成19年3月31日残高(千円)
4,373
42,500
1,728,077
(注)役員賞与は、平成18年6月に開催した定時株主総会における利益処分項目であります。
― 74 ―
④ 【キャッシュ・フロー計算書】
区分
Ⅰ
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
注記
番号
営業活動によるキャッシュ・フロー
1
税引前当期純利益
808,217
946,515
2
減価償却費
26,530
44,366
3
新株発行費
1,923
―
4
株式交付費
―
241
5
役員賞与引当金の増減額
―
30,000
6
受取利息
△85
△2,099
7
支払利息及び社債利息
4,327
5,670
8
為替差損益
△237
△17
9
固定資産売却損
385
―
10
固定資産除却損
14,658
―
11
分別管理信託の増減額(△は増加)
△9,906,533
△8,952,050
12
前払費用の増減額(△は増加)
13
未払金の増減額(△は減少)
14
顧客預り勘定の増減額(△は減少)
15
役員賞与の支払額
16
17
利息の受取額
18
利息の支払額
19
△7,341
1,715
51,504
18,299
9,902,009
8,937,129
―
△30,000
その他
6,721
2,652
小計
902,080
1,002,423
85
2,099
△4,233
△6,012
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ
△290
△218,644
897,642
779,865
投資活動によるキャッシュ・フロー
1 定期預金の預入による支出
―
△1,000,000
2 投資有価証券の取得による支出
△101,000
△45,000
3
有形固定資産の取得による支出
△110,075
△21,784
4
有形固定資産の売却による収入
62
―
5
無形固定資産の取得による支出
△63,875
△9,766
6
差入保証金の差入による支出
△52,901
△452
7 差入保証金の回収による収入
10,514
746
8 保険積立金の払込による支出
△60
△64
△317,335
△1,076,321
投資活動によるキャッシュ・フロー
― 75 ―
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
注記
番号
区分
Ⅲ
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
1 短期借入による増加
2 短期借入金返済による減少
3
株式の発行による収入
4
株式発行による支出
5
新株予約権発行による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ
―
200,000
―
△200,000
347,806
―
―
△241
42,500
―
390,306
△241
237
17
現金及び現金同等物の換算差額
Ⅴ
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
970,851
△296,679
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残高
164,271
1,135,123
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
1,135,123
838,443
※1
⑤ 【利益処分計算書】
前事業年度
(平成18年6月16日)
区分
注記
番号
金額(千円)
Ⅰ 当期未処分利益
203,235
Ⅱ 利益処分額
取締役賞与金
30,000
Ⅲ 次期繰越利益
(注)
30,000
173,235
日付は株主総会承認日であります。
― 76 ―
重要な会計方針
項目
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
時価法を採用しております。
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
同 左
1
分別管理信託の評価基準
及び評価方法
2
デリバティブの評価基準
及び評価方法
時価法を採用しております。
3
有価証券の評価基準及び
評価方法
その他有価証券
・時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時
価法(評価差額は、全部資本直入法に
より処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)を採用しております。
その他有価証券
・時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時
価法(評価差額は、全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)を採用しております。
4
固定資産の減価償却の方
法
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。
但し、建物(建物附属設備は除
く)については定額法を採用してお
ります。
なお、主な耐用年数は以下のとお
りです。
・ 建
物:8∼15年
・ 工具器具及び備品:4∼20年
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウェアに
ついては利用可能期間(5年)に基
づく定額法を採用しております。
(1) 有形固定資産
同 左
新株発行費
支出時に全額費用として処理してお
ります。
株式交付費
支出時に全額費用として処理してお
ります。
5 繰延資産の処理方法
6
引当金の計上基準
―――――――――――
同
左
(2) 無形固定資産
同 左
役員賞与引当金
役員に対する賞与の支出に備えるた
め、支給見込額を計上しております。
7
リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転す
ると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっております。
同
左
8
キャッシュ・フロー計算
書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及
び容易に換金可能であり、かつ、価値
の変動について僅少なリスクしか負わ
ない取得日から3ヶ月以内に償還期限
の到来する短期投資からなっておりま
す。
同
左
― 77 ―
項目
9
その他財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事
項
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
消費税及び地方消費税の会計処理
税抜方式を採用しております。
また、控除対象外消費税等は、発生
事業年度の費用として処理しておりま
す。
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
同 左
会計方針の変更
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
固定資産の減損に係る会計基準
当事業年度から「固定資産の減損に係る会計基準」
(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見
書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))及び「固
定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基
準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指針第
6号)を適用しております。
これによる損益への影響はありません。
―――――――――――――――
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準
当事業年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に関
する会計基準」(企業会計基準第5号平成17年12月9
日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計
基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号平成
17年12月9日)を適用しております。
従来の資本の部の合計に相当する金額は1,685,577千
円であります。
なお、財務諸表等規則の改正により、当事業年度末に
おける貸借対照表の純資産の部については改正後の財務
諸表等規則により作成しております。
役員賞与に関する会計基準
当事業年度から「役員賞与に関する会計基準」(企業
会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用しておりま
す。
これにより、営業利益、経常利益、税引前当期純利益
がそれぞれ30,000千円減少しております。
表示方法の変更
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
―――――――――――――――
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い)
当事業年度から、「繰延資産の会計処理に関する当面
の取扱い」(企業会計基準委員会 平成18年8月11日
実務対応報告第19号)を適用しております。
なお、前事業年度において、損益計算書の営業外費用
の内訳として表示していた「新株発行費」は、当事業年
度から「株式交付費」として表示しております。
また、前事業年度において、営業活動によるキャッシ
ュ・フローの内訳として表示していた「新株発行費」
は、当事業年度から「株式交付費」として表示しており
ます。
― 78 ―
注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成18年3月31日)
※1
※1 分別管理信託
外国為替証拠金取引に係る顧客から受け入れた取
引証拠金等を分別保管するため、信託銀行と外為
証拠金分別管理信託契約を締結しております。
※2 顧客預り勘定
※2
顧客との外国為替証拠金取引により発生するもの
であり、顧客から受け入れた取引証拠金に顧客の
損益を含めた残高で表示しております。
なお、顧客預り勘定の内訳は下記のとおりであり
ます。
預り証拠金
確定損益未受渡分
未決済残高評価損益
顧客預り勘定
合計
15,151,861千円
32,976千円
△1,928,628千円
13,256,209千円
当事業年度
(平成19年3月31日)
同
左
顧客預り勘定
顧客との外国為替証拠金取引により発生するもの
であり、顧客から受け入れた取引証拠金に顧客の
損益を含めた残高で表示しております。
なお、顧客預り勘定の内訳は下記のとおりであり
ます。
預り証拠金
確定損益未受渡分
未決済残高評価損益
顧客預り勘定
合計
24,365,488千円
124,556千円
△2,296,705千円
22,193,338千円
※3
会社が発行する株式の総数
普通株式
A種優先株式
B種優先株式
発行済株式の総数
普通株式
A種優先株式
B種優先株式
――――――――――
103,615株
100,000株
2,615株
1,000株
34,753株
31,138株
2,615株
1,000株
4 (配当制限)
有価証券の時価評価により、純資産が1,689千円
増加しております。
なお、当該金額は商法施行規則第124条第3号の
規定により、配当に充当することが制限されてお
ります。
― 79 ―
――――――――――
(損益計算書関係)
前事業年度
当事業年度
(自 平成17年4月1日
(自 平成18年4月1日
至 平成18年3月31日)
至 平成19年3月31日)
※1 販売費に属する費用のおおよその割合は48%、一 ※1 販売費に属する費用のおおよその割合は54%、一
般管理費に属する費用のおおよその割合は52%で
般管理費に属する費用のおおよその割合は46%で
あります。
あります。
主な内訳は次のとおりであります。
主な内訳は次のとおりであります。
役員報酬
74,958千円
役員報酬
48,473千円
給与手当
109,698千円
役員賞与引当金繰入額
30,000千円
賞与
29,800千円
給与手当
180,834千円
広告宣伝費
94,279千円
広告宣伝費
56,067千円
減価償却費
26,530千円
減価償却費
44,366千円
支払報酬
64,919千円
租税公課
32,222千円
地代家賃
67,584千円
支払報酬
47,234千円
地代家賃
30,107千円
電算機費
62,489千円
※2 固定資産売却損
固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。
工具器具及び備品
385千円
――――――――――
※3 固定資産除却損
固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。
ソフトウェア
8,012千円
建物
3,601千円
工具器具及び備品
3,044千円
計
――――――――――
14,658千円
(株主資本等変動計算書関係)
当事業年度(自
1
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
発行済株式に関する事項
株式の種類
普通株式(株)
前事業年度末
増加
減少
当事業年度末
31,138
5,533
―
36,671
A種優先株式(株)
2,615
―
2,615
―
B種優先株式(株)
1,000
―
1,000
―
34,753
5,533
3,615
36,671
合計(株)
(変動事由の概要)
増減数の主な内訳は、次のとおりであります。
・平成19年2月6日付にてA種優先株式(取得請求権付株式)の種類株主である Apax Globis Japan Fund, L.P.、
三生3号投資事業組合、あおぞらインベストメント一号投資事業有限責任組合から、それぞれA種優先株式の取
得請求が行われ、同日付で普通株式2,615株を交付しております。
・平成19年2月6日付にてB種優先株式(取得請求権付株式)の種類株主である Apax Globis Japan Fund, L.P.
から、B種優先株式の取得請求が行われ、同日付で普通株式1,000株を交付しております。
・平成19年3月16日付にて第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の社債権者である Apax Globis Japan Fund,
L.P. から早期一括償還による新株予約権行使請求及び転換請求が行われ、同日付で普通株式1,918株を交付して
おります。
― 80 ―
2
自己株式に関する事項
株式の種類
前事業年度末
増加
減少
当事業年度末
A種優先株式(株)
―
2,615
2,615
―
B種優先株式(株)
―
1,000
1,000
―
―
3,615
3,615
―
合計(株)
(変動事由の概要)
増減数の主な内訳は、次のとおりであります。
・平成19年2月6日付にてA種優先株式(取得請求権付株式)の種類株主である Apax Globis Japan Fund, L.P.、
三生3号投資事業組合、あおぞらインベストメント一号投資事業有限責任組合から、それぞれA種優先株式の取
得請求が行われ、同日付でA種優先株式2,615株を取得し、同時に消却を行っております。
・平成19年2月6日付にてB種優先株式(取得請求権付株式)の種類株主である Apax Globis Japan Fund, L.P.
から、B種優先株式の取得請求が行われ、同日付でB種優先株式1,000株を取得し、同時に消却を行っております。
3
新株予約権等に関する事項
新株予約権の内訳
目的となる
株式の種類
目的となる株式の数(株)
前事業
年度末
増加
減少
当事業
年度末
当事業年
度末残高
(千円)
第1回無担保転換社債型
新株予約権付社債
普通株式
600
―
―
600
―
第2回無担保新株予約権付社債
普通株式
100
―
―
100
―
普通株式
1,918
―
1,918
0
―
普通株式
1,300
―
―
1,300
―
普通株式
1,800
―
―
1,800
―
第2回新株予約権
普通株式
210
―
―
210
―
第3回新株予約権
普通株式
180
―
―
180
―
第4回新株予約権
普通株式
30
―
―
30
―
第5回新株予約権(ストック・
オプションとしての新株予約権)
普通株式
5,700
―
―
5,700
―
第6回新株予約権
普通株式
8,500
―
―
8,500
42,500
20,338
―
1,918
18,420
42,500
第3回無担保転換社債型
新株予約権付社債
第4回無担保転換社債型
新株予約権付社債
第5回無担保転換社債型
新株予約権付社債
合計
(注) 1
摘要
(注)1
(注)2
目的となる株式の数の変動理由
第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の減少は社債権者である Apax Globis Japan Fund, L.P. か
ら平成19年3月16日付にて早期一括償還による新株予約権行使請求及び転換請求が行われ、同日付で新
株予約権1,918株全ての行使が行われたことによるものであります。
2 第5回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
― 81 ―
4
配当に関する事項
(1) 配当金支払額
該当事項はありません。
(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
決議
平成19年6月28日
定時株主総会
株式の種類 配当の原資
普通株式
利益剰余金
配当金の総額
(千円)
1株当たり
配当額(円)
80,676
基準日
効力発生日
2,200.00 平成19年3月31日 平成19年6月29日
(キャッシュ・フロー計算書関係)
前事業年度
当事業年度
(自 平成17年4月1日
(自 平成18年4月1日
至 平成18年3月31日)
至 平成19年3月31日)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲 ※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲
記されている科目の金額との関係
記されている科目の金額との関係
現金及び預金
1,724,113千円
現金及び預金
1,386,379千円
外国為替証拠金取引顧客分別金
△231,002千円
外国為替証拠金取引顧客分別金
△457,330千円
分別管理信託(自己勘定)
345,331千円
分別管理信託(自己勘定)
206,073千円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △1,000,000千円
現金及び現金同等物
1,135,123千円
現金及び現金同等物
2
838,443千円
重要な非資金取引の内容
第3回無担保転換社債型新株予約権付社債の転換
転換による資本金増加額
28,770千円
転換による資本準備金増加額
28,770千円
転換による社債の減少額
57,540千円
― 82 ―
(リース取引関係)
1
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1
もの以外のファイナンス・リース取引に係る注記
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引に係る注記
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当 (1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
額及び期末残高相当額
取得価額
相当額
(千円)
工具器具及
び備品
7,262
減価償却
累計額
相当額
(千円)
1,787
期末残高
相当額
(千円)
取得価額
相当額
(千円)
5,474
工具器具及
び備品
7,430
減価償却
累計額
相当額
(千円)
3,796
期末残高
相当額
(千円)
3,634
(注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有 (注) 取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が有
形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、
形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、
支払利子込み法により算定しております。
支払利子込み法により算定しております。
(2) 未経過リース料期末残高相当額
(2) 未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
1年以内
1年超
1,972千円
3,502千円
合計
5,474千円
(注) 未経過リース料の期末残高相当額は、未経過リ
ース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法により算定
しております。
(3) 支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
1,572千円
2,061千円
合計
3,634千円
(注) 未経過リース料の期末残高相当額は、未経過リ
ース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法により算定
しております。
(3) 支払リース料及び減価償却費相当額
1,298千円
1,298千円
支払リース料
減価償却費相当額
2,005千円
2,005千円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする
定額法によっております。
定額法によっております。
― 83 ―
(有価証券関係)
前事業年度(自 平成17年4月1日
1
至
平成18年3月31日)
時価のある有価証券
区分
前事業年度末(平成18年3月31日)
その他有価証券
取得原価
(千円)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
差額
(千円)
貸借対照表計上額が取得原価
を超えるもの
①
株式
―
―
―
②
債券
―
―
―
③
その他
101,000
103,849
2,849
101,000
103,849
2,849
小計
貸借対照表計上額が取得原価
を超えないもの
①
株式
―
―
―
②
債券
―
―
―
③
その他
―
―
―
小計
―
―
―
合計
101,000
103,849
2,849
当事業年度(自
1
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
時価のある有価証券
区分
その他有価証券
当事業年度末(平成19年3月31日)
取得原価
(千円)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
差額
(千円)
貸借対照表計上額が取得原価
を超えるもの
①
株式
25,000
32,700
7,700
②
債券
―
―
―
③
その他
―
―
―
25,000
32,700
7,700
小計
貸借対照表計上額が取得原価
を超えないもの
①
株式
―
―
―
②
債券
―
―
―
③
その他
101,000
100,674
△325
小計
101,000
100,674
△325
合計
126,000
133,374
7,374
― 84 ―
2
時価評価されていない有価証券
区分
当事業年度末(平成19年3月31日)
その他有価証券
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
その他
20,000
― 85 ―
(デリバティブ取引関係)
1
取引の状況に関する事項
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1
1 取引の内容及び利用目的等
当社は、顧客との間で外国為替証拠金取引を行って
おります。また、当該取引から生ずる為替変動リスク
を回避するために、カウンターパーティーに対して分
別管理信託においてカバー取引(スポット取引及びフ
ォワード取引)を行っております。
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
取引の内容及び利用目的等
2
2 取引に対する取組方針
顧客資産については、金融先物取引法第91条のも
と、金融先物取引業者業務方法書第6条及び金融先物
取引業務に係る分別保管に関する内規に基づき、自己
資産とは分別して管理を行い、信託財産として顧客の
時価資産を保全する措置を講じております。また、顧
客との取引により生ずる当社の為替の持高について
は、適時にカウンターパーティーに対してカバー取引
を行うことにより為替変動リスクを回避しており、当
該業務運用時の損失限度基準を含む為替の持高限度基
準は為替持高管理事務に係る内規において定めており
ます。
取引に対する取組方針
3
3 取引に係るリスクの内容
外国為替証拠金取引は、顧客との相対取引であるた
め、同数量のカバー取引を行うまでの間、為替変動に
よるリスクを有しております。
なお、顧客との外国為替証拠金取引は、当社の定め
る取引証拠金を収受しない限り発注できず、かつ取引
成立後の為替変動によっては顧客より追加預託を受け
るか、もしくは顧客の為替持高の全部あるいは一部を
強制決済することになっているため、契約不履行によ
るリスクは少ないものと認識しております。
また、カウンターパーティーとのカバー取引は、信
用度の高い金融機関とのみ取引を行っているため、契
約不履行によるリスクは少ないものと認識しておりま
す。
取引に係るリスクの内容
4
4 取引に係るリスク管理体制
当社は、為替持高管理事務に係る内規に基づき、デ
ィーリング部門(市場業務部)から独立している管理
部門(業務管理部)が日次においてポジション及び売
買損益の状況をチェックすることにより、ディーリン
グ部門に対する牽制を行っております。
またその内容については、役員及び関連部署に日次
で報告されております。
取引に係るリスク管理体制
― 86 ―
同
同
同
同
左
左
左
左
2
取引の時価等に関する事項
(1) 通貨関連
前事業年度末(平成18年3月31日)
顧客とのデリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(千円)
種類
契約額等のうち
1年超
契約額等
時価
評価損益
外国為替証拠金取引
売建
93,533,492
―
92,019,491
1,514,000
買建
16,251,422
―
16,666,050
414,628
―
―
―
1,928,628
合計
(注)
顧客との未決済の外国為替証拠金取引に係る上記評価損益については、貸借対照表において顧客預り勘定
に含めて表示しております。
カウンターパーティーとのデリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(千円)
種類
契約額等のうち
1年超
契約額等
時価
評価損益
為替予約
売建
131,225,269
―
131,244,181
△18,911
買建
219,844,028
―
219,533,171
△310,856
―
―
―
△329,767
合計
(注)
カウンターパーティーとのカバー取引は分別管理信託において実施されており、上記評価損益については、
貸借対照表において分別管理信託に含めて表示しております。
当事業年度末(平成19年3月31日)
顧客とのデリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(千円)
種類
契約額等のうち
1年超
契約額等
時価
評価損益
外国為替証拠金取引
売建
93,760,189
―
93,649,027
111,162
買建
49,711,229
―
51,896,773
2,185,543
―
―
―
2,296,705
合計
(注)
顧客との未決済の外国為替証拠金取引に係る上記評価損益については、貸借対照表において顧客預り勘定
に含めて表示しております。
― 87 ―
カウンターパーティーとのデリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
(千円)
種類
契約額等のうち
1年超
契約額等
時価
評価損益
為替予約
売建
265,568,555
―
266,049,173
△480,618
買建
355,228,422
―
356,800,717
1,572,295
―
―
―
1,091,676
合計
(注)
カウンターパーティーとのカバー取引は分別管理信託において実施されており、上記評価損益については、
貸借対照表において分別管理信託に含めて表示しております。
(退職給付関係)
前事業年度(自
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
当社は、退職給付制度を採用していないため、該当事項はありません。
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当社は、退職給付制度を採用していないため、該当事項はありません。
(ストック・オプション等関係)
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
1.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1) ストック・オプションの内容
第5回新株予約権
付与対象者の区分及び人数
当社の取締役
当社の従業員
ストック・オプション数(注)1
普通株式
付与日
平成17年12月20日
権利確定条件(注)2
対象勤務期間(注)2
2名
1名
5,700株
付与日(平成17年12月20日)以降、権利確定日(平成19年12月20日)まで
継続して勤務していること。但し、任期満了による退任、定年退職その他こ
れに準ずる正当な理由のある場合はこの限りではありません。
自 平成17年12月20日
至 平成19年12月20日
平成19年12月21日から
平成27年12月1日まで
権利行使期間
(注) 1 株式数に換算して記載しております。
2 権利確定条件及び対象勤務期間は、新株予約権割当契約書に明記されておりません。新株予約権割当契
約書における新株予約権の行使期間及び行使の条件を基に、ストック・オプション等に関する会計基準
に基づきストック・オプションの権利行使期間の開始日の前日を権利確定日と見なした上で権利確定条
件及び対象勤務期間を記載しております。
― 88 ―
(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数につい
ては、株式数に換算して記載しております。
①
ストック・オプションの数
第5回新株予約権
権利確定前
(株)
前事業年度末
5,700
付与
―
失効
―
権利確定
―
未確定残
5,700
権利確定後
(株)
前事業年度末
―
権利確定
―
権利行使
―
失効
―
未行使残
―
②
単価情報
第5回新株予約権
権利行使価格
(円)
50,000
行使時平均株価
(円)
―
公正な評価単価
(円)
―
― 89 ―
(税効果会計関係)
前事業年度
当事業年度
(自 平成17年4月1日
(自 平成18年4月1日
至 平成18年3月31日)
至 平成19年3月31日)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別
の内訳
の内訳
繰延税金資産
(千円)
繰延税金資産
(千円)
未払事業税
13,501
未払事業税
25,516
控除対象外消費税額等
897
控除対象外消費税額等
437
減価償却超過額
3,394
減価償却超過額
5,566
長期前払費用
676
繰延税金資産合計
17,793
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
2
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
1,159
繰延税金負債合計
1,159
繰延税金資産の純額
16,634
32,197
3,000
繰延税金負債合計
3,000
繰延税金資産の純額
29,196
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
40.7%
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
(調整)
率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であ
交際費等永久に損金に算入されない項目
0.2%
るため注記を省略しております。
繰越欠損控除
△23.5%
租税特別措置法に基づく特別控除
△1.2%
その他
△0.3%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
15.9%
(持分法損益等)
前事業年度(自
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
当社は、関連会社を有しておりませんので、該当事項はありません。
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
当社は、関連会社を有しておりませんので、該当事項はありません。
― 90 ―
【関連当事者との取引】
前事業年度(自
1
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
親会社及び法人主要株主等
属性
会社等の名称
住所
議決権等
資本金又
事業の内容 の所有
は出資金
又は職業 (被所有)
(千円)
割合(%)
B.W.I.
法 人 主 T&C CAPITAL,
Grand
要株主 LTD.
Cayman
関係内容
取引の内容
役員の
兼任等
取引金額
(千円)
期末残高
(千円)
科目
資金の運
投資有価
用(注)
100,000
証券
外国為替 1
― 証拠金取
引の受託 外 国 為 替
顧客預り
証拠金取
77,074,634
引(注)
勘定
2、3
(被所有)
直接13.2
10,000 投資事業
事業上
の関係
103,849
621,941
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1
2
取引条件及び取引条件の決定方法等については、取引先の提示による内容に基づき決定しております。
2
取引条件及び取引条件の決定方法等については、一般取引条件と同様に決定しております。
3
外国為替証拠金取引については、売買取引高(円換算額)を取引金額欄に記載しております。
役員及び個人主要株主等
属性
会社等の名称
個 人 主 大椋 正男
要株主 (注)3
住所
―
議決権等
資本金又
事業の内容 の所有
は出資金
又は職業 (被所有)
(千円)
割合(%)
―
―
関係内容
取引の内容
役員の
兼任等
(被所有)
直接9.5
事業上
の関係
役員及
び そ の 相葉
近親者
久敏
―
―
当社代表取
締役社長
(被所有)
直接15.9
―
当社が発行す
る社債に対す
る債務被保証
― (注)9
新株予約権の
行使
(注)7
新株予約権の
付与
(注)10、12
新株予約権の
行使
(注)7
斉
―
―
当社代表取
締役副社長
(被所有)
直接3.7
―
―
増資の払込
(注)11、12
新株予約権の
付与
(注)10、12
新株予約権の
行使
(注)7
役員及
渡邊 悟
びその
(注)13
近親者
―
―
当社取締役
(注)13
(被所有)
直接3.4
― 91 ―
科目
期末残高
(千円)
外国為替証拠
4,009,026 顧 客 預 100,328
外 国 為 替 金取引
(注)4 り勘定 (注)5
(注)6
― 証拠金取
引の受託
新株予約権の
3,000
―
―
行使(注)7
社宅家賃
(注)8
役員及
び そ の 山本
近親者
取引金額
(千円)
―
―
1,373
―
―
168,540
―
―
24,300
―
―
5,300株 新 株 予
26,500 約権
26,500
5,500
―
―
3,000
―
―
3,100株 新 株 予
15,500 約権
15,500
5,000
―
―
増資の払込
(注)11、12
2,000
―
―
新株予約権の
付与
(注)10、12
100株 新 株 予
500 約権
500
属性
会社等の名称
役員及
びその
近親者
役員及
びその
近親者
個人主
要株主
が議決
権の過
半数を
所有す
る会社
個人主
要株主
が議決
権の過
半数を
所有す
る会社
住所
議決権等
資本金又
事業の内容 の所有
は出資金
又は職業 (被所有)
(千円)
割合(%)
関係内容
取引の内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引金額
(千円)
増資の払込
(注)11、12
科目
期末残高
(千円)
芥 田
俊 彦
(注)14
―
―
当社監査役
(注)14
(被所有)
直接0.3
―
―
田中 義博
(注)15
―
―
当社監査役
(注)15
(被所有)
直接5.8
―
新株予約権の
― 行使
(注)7
アドマックス
㈱
(注)3、16
東京都
文京区
16,000
広告企画・
販売代理業
―
外 国 為 替 外国為替証拠
4,103,392 顧客預 138,253
― 証 拠 金 取 金取引
(注)4 り勘定 (注)5
引の受託 (注)6
㈱アップコー
ポレーション
(注)3、17
東京都
新宿区
10,000
屋外広告媒
体管理業
―
外 国 為 替 外国為替証拠
5,709,425 顧客預 184,378
― 証 拠 金 取 金取引
(注)4 り勘定 (注)5
引の受託 (注)6
5,000
―
―
10,000
―
―
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 上記金額には消費税等は含まれておりません。
2 取引条件及び取引条件の決定方法等については、一般取引条件と同様に決定しております。
3
個人主要株主大椋正男については、平成17年6月21日付の発行済株式総数の増加(第三者割当増資)に
より、持株比率が10%未満となったため、個人主要株主に該当しなくなりました。
4 平成17年6月21日までの取引金額となっております。
5 平成17年6月21日時点の残高となっております。
6 外国為替証拠金取引については、売買取引高(円換算額)を取引金額欄に記載しております。
7
平成17年6月20日付にて新株予約権が行使され、1株につき10,000円の払込が行われたことによるもの
であります。
8 当社が業務上の必要に伴い社宅を賃貸しておりましたが、平成17年12月1日より解消しております。
9
上記のほか社債利息の支払いに対しても保証を受けておりますが、上場申請日の前日までに全ての社債
権者と取引について解消しております。なお、上記保証に関し、保証料の支払いを行っておりません。
10
平成17年12月2日開催の臨時株主総会にて決議された新株予約権の付与によるものであります。取引金
額欄においては、新株予約権の発行による払込金額及び割当株数を記載しております。なお、1株当た
りの新株予約権の発行価額は5,000円、行使時の払込価額は50,000円となっております。
11 平成17年6月21日付にて、1株につき50,000円で第三者割当増資を行ったものであります。
12
株式の発行価格及び行使に際して払込みをなすべき金額は、ディスカウントキャッシュフロー方式によ
13
取締役渡邊悟は、平成17年11月17日付にて、取締役を退任しております。
14
監査役芥田俊彦は、平成18年2月2日付にて、監査役を退任し、取締役に就任しております。
15
監査役田中義博は、平成19年2月15日付にて、監査役を退任しております。
16
当社個人主要株主大椋正男が議決権の100%を所有しております。
り算出した価格、また直近での第三者割当増資価格を考慮して決定しております。
17
当社個人主要株主大椋正男が議決権の100%を所有しているアドマックス㈱が議決権の100%を所有して
おります。
― 92 ―
当事業年度(自
1
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
親会社及び法人主要株主等
属性
会社等の名称
住所
議決権等
資本金又
事業の内容 の所有
は出資金
又は職業 (被所有)
(千円)
割合(%)
B.W.I.
法 人 主 T&C CAPITAL,
Grand
要株主 LTD.(注)3
Cayman
10,000 投資事業
関係内容
取引の内容
事業上
の関係
外 国 為 替 外国為替証
― 証拠金取 拠 金 取 引
引の受託 (注)1、2
役員の
兼任等
(被所有)
直接5.2
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
7,533,696 顧 客 預 448,733
(注)4 り勘定 (注)5
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 取引条件及び取引条件の決定方法等については、一般取引条件と同様に決定しております。
2 外国為替証拠金取引については、売買取引高(円換算額)を取引金額欄に記載しております。
3
法人主要株主T&C CAPITAL, LTD. については、平成18年6月22日付で株式の譲渡が行われ、持株比率が
10%未満となったため、法人主要株主に該当しなくなりました。
2
4
平成18年6月22日までの取引金額となっております。
5
平成18年6月22日時点の残高となっております。
役員及び個人主要株主等
属性
会社等の名称
役員及
び そ の 山本
近親者
住所
久敏
議決権等
資本金又
事業の内容 の所有
は出資金
又は職業 (被所有)
(千円)
割合(%)
―
当社代表取
―
締役社長
関係内容
役員の
兼任等
(被所有)
直接15.4
取引の内容
取引金額
(千円)
当社が発行
する社債に
― 対する債務
被保証
(注)3、4
111,000
事業上
の関係
―
期末残高
(千円)
科目
―
―
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1
2
3
上記金額に消費税等は含まれておりません。
取引条件及び取引条件の決定方法等については、一般取引条件と同様に決定しております。
上記のほか、社債利息の支払いに対しても保証を受けておりますが、上場申請日の前日までに全ての社
債権者と取引について解消しております。
4
上記保証に関し、保証料の支払いを行っておりません。
(企業結合等関係)
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
該当事項はありません。
― 93 ―
(1株当たり情報)
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
項目
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1株当たり純資産額
30,817円81銭
45,964円87銭
1株当たり当期純利益
20,092円71銭
15,710円27銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額については、当社株式
は非上場であり、期中平均株価が把
握できませんので記載しておりませ
ん。
なお、潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額については、当社株式
は非上場であり、期中平均株価が把
握できませんので記載しておりませ
ん。
(注) 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は以下のとおりであります。
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
損益計算書上の当期純利益 (千円)
679,637
547,298
普通株主に帰属しない金額(千円)
30,000
―
(30,000)
(―)
649,637
547,298
32,332
28,717
2,615
1,000
新株予約権(年度末時点
新 株 予 約 権 の 数 20,338
個)
詳細は「第4 提出会社
の状況 1 株式等の状
況(2)新株予約権等の
状況」に記載のとおりで
あります。
34,837
31,757
2,228
852
新株予約権(年度末時点
新 株 予 約 権 の 数 18,420
個)
詳細は「第4 提出会社
の状況 1 株式等の状
況(2)新株予約権等の
状況」に記載のとおりで
あります。
項目
(うち利益処分による役員賞与金)
普通株式に係る当期純利益 (千円)
普通株式及び普通株式と同等の株式の期中平均株式数(株)
普通株式
(株)
A種優先株式(株)
B種優先株式(株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要
― 94 ―
(重要な後発事象)
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
――――――――――――
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
転換社債型新株予約権付社債への転換
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債、第4回無
担保転換社債型新株予約権付社債の一部、及び第5回無
担保転換社債型新株予約権付社債が、平成19年8月9日
付にて新株予約権の権利行使による新株への転換が行わ
れました。その内容は以下のとおりであります。
(1) 転換社債型新株予約権付社債の減少額
第1回転換社債型新株予約権付社債の減少額
18,000千円
第4回転換社債型新株予約権付社債の減少額
12,000千円
第5回転換社債型新株予約権付社債の減少額
54,000千円
(2) 資本金の増加額
42,000千円
(3) 資本準備金の増加額
42,000千円
(4) 増加した株式の種類及び数
普通株式
2,800株
新株予約権の行使による新株の発行
平成19年8月9日付にて、第2回新株予約権の一部、
第3回新株予約権、第4回新株予約権及び第6回新株予
約権の行使が行われ、同日、新株が発行されました。そ
の内容は以下のとおりであります。
(1) 資本金の増加額
238,250千円
(2) 資本準備金の増加額
238,250千円
(3) 増加した株式の種類及び数
普通株式
― 95 ―
8,790株
⑥ 【附属明細表】(平成19年3月31日現在)
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額(千円)
(投資有価証券)
㈱T&Cホールディングス
計
100
32,700
100
32,700
【その他】
種類及び銘柄
投資口数等(口)
貸借対照表計上額(千円)
(投資有価証券)
F.o.F Strategy Note Series Ⅲ
American Pastime
計
10
100,674
2
20,000
12
120,674
【有形固定資産等明細表】
資産の種類
当期末減価
差引当期末
前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 償却累計額 当期償却額
残高
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
又は償却累
(千円)
(千円)
計額(千円)
有形固定資産
建物
62,582
―
―
62,582
7,104
6,087
55,478
工具器具及び備品
65,848
13,062
―
78,910
30,177
19,169
48,733
有形固定資産計
128,431
13,062
―
141,493
37,281
25,257
104,211
89,558
9,766
―
99,325
39,316
19,091
60,008
1,036
―
―
1,036
78
17
957
90,594
9,766
―
100,361
39,394
19,108
60,966
204
795
―
999
317
300
681
無形固定資産
ソフトウェア
その他
無形固定資産計
長期前払費用
(注) 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
工具器具及び備品
社内用・システム用サーバー他
工具器具及び備品
事務用設備
ソフトウェア
新システム用構築用ソフト
― 96 ―
10,265千円
1,211千円
9,766千円
【社債明細表】
前期末残高
(千円)
当期末残高
(千円)
利率
(%)
担保
償還期限
平成15年5月19日
18,000
18,000
※1
無担保
平成20年5月18日
平成15年6月18日
57,540
―
※1
無担保
平成20年6月17日
平成16年1月20日
39,000
39,000
※1
無担保
平成21年1月19日
平成16年7月28日
54,000
54,000
※1
無担保
平成21年7月31日
―
168,540
111,000
―
―
―
銘柄
発行年月日
第1回無担保転換社債型
新株予約権付社債
第3回無担保転換社債型
新株予約権付社債
第4回無担保転換社債型
新株予約権付社債
第5回無担保転換社債型
新株予約権付社債
合計
(注) ※1 各利払期間の初日における長期プライムレートに1%加算した年利率を適用しております。
2 新株予約権付社債に関する記載は以下のとおりであります。
銘柄
新株予約権の行使に
発行すべ 新株予約 株式の
新株予約権
発行価額の より発行した株式の
き株式の 権の発行 発行価格
の付与割合
総額(千円)
発行価額の総額
内容
価額(円) (円)
(%)
(千円)
新株予約権の
行使期間
代用払込
に関する
事項
自 平成15.5.19
(注)
至 平成20.5.17
自 平成16.1.20
(注)
第4回 普通株式
無償
30,000
39,000
―
100
至 平成21.1.18
自 平成16.7.28
(注)
第5回 普通株式
無償
30,000
54,000
―
100
至 平成21.7.31
(注) 本新株予約権付社債の社債権者が本新株予約権を行使したときは本社債の全額の償還に代えて当該本新株
予約権の行使に際して払込をなすべき額の全額の払込とする請求があったものとみなす。
第1回
普通株式
3
無償
30,000
18,000
―
100
貸借対照表日後5年内における1年ごとの償還予定額は次のとおりであります。
1年以内
(千円)
1年超2年以内
(千円)
―
2年超3年以内
(千円)
57,000
3年超4年以内
(千円)
54,000
4年超5年以内
(千円)
―
―
【借入金等明細表】
該当事項はありません。
【引当金明細表】
区分
役員賞与引当金
前期末残高
(千円)
―
当期増加額
(千円)
30,000
― 97 ―
当期減少額
(目的使用)
(千円)
―
当期減少額
(その他)
(千円)
―
当期末残高
(千円)
30,000
(2) 【主な資産及び負債の内容】(平成19年3月31日現在)
①
現金及び預金
区分
金額(千円)
預金
普通預金
627,945
外貨預金
96,168
定期預金
1,000,000
合計
②
1,724,113
分別管理信託
相手先
金額(千円)
住友信託銀行株式会社
22,361,236
計
③
22,361,236
顧客預り勘定
相手先
金額(千円)
顧客から受け入れた取引証拠金等
22,193,338
計
22,193,338
(3) 【その他】
該当事項はありません。
― 98 ―
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
4月1日から3月31日まで
定時株主総会
6月
基準日
3月31日
株券の種類
1株券、10株券、100株券
剰余金の配当の基準日
3月31日、9月30日
1単元の株式数
―
株式の名義書換え
取扱場所
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番4号
住友信託銀行㈱ 証券代行部
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行㈱
取次所
住友信託銀行㈱ 全国本支店
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
無料
単元未満株式の買取り
取扱場所
―
株主名簿管理人
―
取次所
―
買取手数料
―
公告掲載方法
株主に対する特典
電子公告の方法により行います。
但し、電子公告を行うことができない事故その他のやむを得ない事由が生じたとき
は、日本経済新聞に掲載して行います。
なお、電子公告は当社ホームページに記載しており、そのアドレスは以下のとおり
であります。
http://www.m2j.co.jp/index.php
該当事項はありません。
― 99 ―
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には親会社等がないため、該当事項はありません。
2 【その他の参考情報】
該当事項はありません。
― 100 ―
第四部 【株式公開情報】
第1 【特別利害関係者等の株式等の移動状況】
移動
年月日
平成17年
6月10日
移動前
所有者の
氏名又は名称
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
移動前
所有者の
住所
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
Leeward
One
building,
West Bay 特 別 利 害 関
Road, PO 係者等
Box 31106 (大株主上位
SMB,
10名)
Grand
Cayman,
B.W.I.
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
Its General
Partner Apax
Globis LLC
移動後
所有者の
住所
C/O Apax
Globis
LLC, 445
Park
Avenue,
New York,
New York
10022
移動後
所有者の
移動株数 価格(単価)
提出会社との関 (株)
(円)
係等
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社監査役)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役副社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社取締役)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役副社長)
移動理由
700
35,000,000
(50,000)
(注)4
所有者の事
情による
2,430
24,300,000
(10,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
1,000
10,000,000
(10,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
550
5,500,000
(10,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
500
5,000,000
(10,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
300
3,000,000
(10,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
100
5,000,000
(50,000)
(注)4
退職に伴う
譲渡
30
1,500,000
(50,000)
(注)4
退職者から
の譲受に基
づく資本政
策上の譲渡
平成17年
6月20日
―
―
―
山本
久敏
東京都港
区
平成17年
6月20日
―
―
―
田中
義博
東京都杉
並区
平成17年
6月20日
―
―
―
相葉
斉
東京都中
央区
平成17年
6月20日
―
―
―
渡邊
悟
埼玉県さ
いたま市
南区
平成17年
6月20日
―
―
―
大椋
正男
東京都新
宿区
平成17年
11月22日
佐藤
信也
東京都世
田谷区
当社の元従
業員
山本
久敏
東京都港
区
相葉
斉
東京都中
央区
渡邊
悟
埼玉県さ
いたま市
南区
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
当社従業員
30
1,500,000
(50,000)
(注)4
退職者から
の譲受に基
づく資本政
策上の譲渡
西田
大助
東京都江
戸川区
当社従業員
20
1,000,000
(50,000)
(注)4
退職者から
の譲受に基
づく資本政
策上の譲渡
平成17年
11月22日
山本
久敏
東京都港
区
平成17年
11月22日
山本
久敏
東京都港
区
平成17年
11月22日
山本
久敏
東京都港
区
特別利害関
係者等
(大株主上
位10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関
係者等
(大株主上
位10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関
係者等
(大株主上
位10名)
(当社代表取
締役社長)
― 101 ―
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
移動前
所有者の
住所
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
平成17年
12月20日
吉田
恒
千葉県浦
安市
社外協力者
山本
久敏
東京都港
区
平成17年
12月20日
吉田
恒
千葉県浦
安市
社外協力者
芥田
俊彦
神奈川県
鎌倉市
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
山本
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関係
者等
(当社監査役)
移動理由
20
1,000,000
(50,000)
(注)4
所有者の事
情による
10
500,000
(50,000)
(注)4
所有者の事
情による
100
8,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
久敏
東京都港
区
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役副社長)
100
8,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
相葉
斉
東京都中
央区
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
芥田
俊彦
神奈川県
鎌倉市
特別利害関係
者等
(当社取締役)
125
10,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
菱倉
明彦
神奈川県
横須賀市
特別利害関係
者等
(当社監査役)
3
240,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
長尾
隆史
東京都世
田谷区
特別利害関係
者等
(当社監査役)
20
1,600,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
悟
埼玉県さ
いたま市
南区
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
当社従業員
25
2,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
渡邊
― 102 ―
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
移動前
所有者の
住所
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
移動理由
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
北浦
徹治
千葉県船
橋市
当社従業員
105
8,400,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
谷川
潤一
東京都国
分寺市
当社従業員
65
5,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
西田
大助
東京都江
戸川区
当社従業員
50
4,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
貴堂
素明
東京都大
田区
当社従業員
40
3,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
福田
将人
千葉県柏
市
当社従業員
40
3,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
小野澤
東京都台
東区
当社従業員
40
3,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
武藤
東京都文
京区
当社従業員
40
3,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
賢二
伸一
― 103 ―
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
移動前
所有者の
住所
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
移動理由
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
山田
奈津子
東京都品
川区
当社従業員
15
1,200,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
村田
佳之
東京都練
馬区
当社従業員
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
山口
信吾
埼玉県入
間郡
当社従業員
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
菊池
英彦
東京都千
代田区
当社従業員
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
斉藤
由希子
千葉県八
千代市
当社従業員
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
大蔵
直樹
埼玉県新
座市
当社従業員
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
金
東京都足
立区
当社従業員
5
400,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
正浩
― 104 ―
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
移動前
所有者の
住所
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
移動理由
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
中村
整
千葉県長
生郡
当社従業員
5
400,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
青木
陽二
東京都目
黒区
当社従業員
3
240,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
長岡
哲生
東京都墨
田区
当社従業員
3
240,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
齋藤
義晃
東京都世
田谷区
当社従業員
3
240,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
株式会社白井
産業 代表取
締役社長
白井 壽一
静岡県島
田市御請
45-1
当社株主
400
32,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
青木
東京都港
区
―
423
33,840,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
森
New Jersey
NJ, 07450
U.S.A.
―
50
4,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
仁志
崇
― 105 ―
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
6月22日
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
平成18年
7月31日
森
英也
移動前
所有者の
住所
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
Leeward
One
building,
West Bay
Road, PO
Box 31106
SMB,
Grand
Cayman,
B.W.I.
兵庫県神
戸市
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
移動理由
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
松島
新
Santa
Monica
CA, 90403
U.S.A.
―
50
4,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
窪寺
英雄
千葉県松
戸市
―
30
2,400,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
生島
博
東京都世
田谷区
―
20
1,600,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
菅下
清廣
神奈川県
横浜市青
葉区
―
20
1,600,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
山岸
久美
神奈川県
横浜市神
奈川区
―
150
12,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
照屋
亮
沖縄県那
覇市
―
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
特別利害関
係者等
(大株主上位
10名)
河合
一郎
沖縄県那
覇市
―
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
久敏
東京都港
区
18
1,440,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
―
山本
― 106 ―
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
移動
年月日
移動前
所有者の
氏名又は名称
移動前
所有者の
住所
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
移動後
所有者の
住所
平成18年
7月31日
森
英也
兵庫県神
戸市
―
芥田
俊彦
神奈川県
鎌倉市
平成18年
7月31日
森
英也
兵庫県神
戸市
―
渡邊
悟
埼玉県さ
いたま市
南区
平成18年
11月10日
吉田
千葉県浦
安市
社外協力者
山本
久敏
東京都港
区
恒
T&C Capital,
LTD.
President
田中茂樹
Leeward
One
building,
West Bay 特 別 利 害 関
Road, PO 係者等
Box 31106 (大株主上位
SMB,
10名)
Grand
Cayman,
B.W.I.
平成18年
11月10日
田中
平成18年
11月10日
田中
平成18年
11月10日
平成19年
2月6日
平成19年
2月6日
―
―
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
特別利害関係
者等
(当社取締役)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
当社従業員
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
移動理由
250
20,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
25
2,000,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
10
800,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
680
54,400,000
(80,000)
(注)5
所有者の事
情による
10
800,000
(80,000)
(注)5
退職に伴う
譲渡
15
1,200,000
(80,000)
(注)5
退職に伴う
譲渡
株 式 会 社 T&C
ホールディン
グス
代表取締役
田中茂樹
東京都港区
東 新 橋 2-41
和紀
東 京 都 港 当社の元従業
区
員
相葉
斉
東京都中
央区
和紀
東 京 都 港 当社の元従業
区
員
芥田
俊彦
神奈川県
鎌倉市
―
―
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
445 Park
Avenue,
New York,
New York
10022
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
1,415
42,450,000
(30,000)
(注)6
A種優先株
式の普通株
式への転換
―
あおぞらイ
ンベストメ
ント一号投
資事業有限
責任組合
東京都千
代田区九
段南1−3
−1
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
400
12,000,000
(30,000)
(注)6
A種優先株
式の普通株
式への転換
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
1,000
40,000,000
(40,000)
(注)7
B種優先株
式の普通株
式への転換
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
1,918
57,540,000
(30,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
5,300
265,000,000
(50,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
3,100
155,000,000
(50,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
100
5,000,000
(50,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
―
平成19年
2月6日
―
―
―
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
平成19年
3月16日
―
―
―
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
445 Park
Avenue,
New York,
New York
10022
445 Park
Avenue,
New York,
New York
10022
平成19年
8月9日
―
―
―
山本
久敏
東京都港
区
平成19年
8月9日
―
―
―
相葉
斉
東京都中
央区
平成19年
8月9日
―
―
―
渡邊
悟
埼玉県さ
いたま市
南区
― 107 ―
―
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役副社長)
特別利害関係
者等
(当社取締役)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
(当社代表取
締役副社長)
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
当社従業員
移動前
所有者の
氏名又は名称
移動
年月日
移動前
所有者の
住所
移動前
移動後
所有者の
所有者の氏名又
提出会社との
は名称
関係等
平成19年
8月9日
―
―
―
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
平成19年
8月9日
―
―
―
Apax Globis
Japan Fund,
L.P.
―
あおぞらイ
ンベストメ
ント一号投
資事業有限
責任組合
平成19年
8月9日
―
―
移動後
所有者の
住所
445 Park
Avenue,
New York,
New York
10022
445 Park
Avenue,
New York,
New York
10022
東京都千
代田区九
段南1−3
−1
(注) 1
移動後
移動株数 価格(単価)
所有者の
提出会社との関 (株)
(円)
係等
移動理由
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
1,980
59,400,000
(30,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
30
1,200,000
(40,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
特別利害関係
者等
(大株主上位
10名)
1,000
30,000,000
(30,000)
新株予約権
の行使に伴
う取得
当社は、株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット―「ヘラクレス」への上場を予定して
おりますが、同取引所が定める「上場前の公募又は売出し等に関する規則」(以下、「上場前公募等規
則」という。)第15条及び「上場前公募等規則の取扱い」第14条の規定に基づき、特別利害関係者等(従
業員持株会を除く。以下1について同じ。)が、上場申請日の直前事業年度の末日の2年前の日(平成17
年4月1日)から上場日の前日までの期間において、当社の発行する株式または新株予約権の譲受けま
たは譲渡(新株予約権の行使を含み、新規上場申請者の発行する株式が、日本証券業協会が指定するグ
リーンシート銘柄である場合を除く。以下「株式等の移動」という。)を行っている場合には、当該株
式等の移動の状況をニッポン・ニュー・マーケット―「ヘラクレス」に関する有価証券上場規程の特例
の取扱い2.(2)に規定する「上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」に記載することとされており
ます。
2 当社は、上場前公募等規則第16条及び上場前公募等規則の取扱い第14条の2の規定に基づき、上場日か
ら5年間、上記株式等の移動状況に係る記載内容についての記録を保存することとし、幹事証券会社は、
当社が当該記録を把握し、かつ、保存するための事務組織を適切に整備している状況にあることを確認
することとされております。
また、当社は、当該記録につき、同取引所が必要に応じて行う提出請求に応じなければならないとされ
ております。同取引所は、当社が当該提出請求に応じない場合は、当社の名称及び当該請求に応じない
状況にある旨を公表することができるとされております。また、同取引所は、当該提出請求により提出
された記録を検討した結果、上記株式等の移動の状況に係る記載内容が明らかに正確でなかったと認め
られる場合には、当社及び幹事証券会社の名称並びに当該記載内容が正確でなかったと認められる旨を
公表することができるとされております。
3 特別利害関係者等の範囲は次のとおりであります。
(1) 当社の特別利害関係者…………役員、その配偶者及び二親等内の血族(以下、「役員等」という。)、
役員等により総株主の議決権の過半数を所有されている会社並びに関
係会社及びその役員。
(2) 当社の大株主上位10名
(3) 当社の人的関係会社及び資本的関係会社並びにこれらの役員
(4) 証券会社(外国証券会社も含む。)及びその役員並びに証券会社の人的関係会社及び資本的関係会社
4 移動価格は、直近取引事例を参考にし、当事者間の協議により決定しております。
5 移動価格は、純資産価額方式と類似会社比準方式の併用により算定した価格を基礎に決定しております。
6 A種優先株式の発行価額(30,000円)に対し、A種優先株式の取得請求が行われた場合の普通株式の交
付価額は30,000円でありました。このため、A種優先株式1株につき普通株式1株を交付しております。
なお、普通株式の交付に伴う追加払込金はありません。
7 B種優先株式の発行価額(40,000円)に対し、B種優先株式の取得請求が行われた場合の普通株式の交
付価額は40,000円でありました。このため、B種優先株式1株につき普通株式1株を交付しております。
なお、普通株式の交付に伴う追加払込金はありません。
― 108 ―
第2 【第三者割当等の概況】
1 【第三者割当等による株式等の発行の内容】
項目
株式(1)
株式(2)
株式(3)
平成17年6月21日
平成19年2月6日
平成19年2月6日
種類
普通株式
普通株式
普通株式
発行数
6,000株
2,615株
1,000株
発行価格
50,000円
(注)2
30,000円
(注)2
40,000円
(注)2
資本組入額
25,000円
(注)3
(注)3
発行価額の総額
300,000,000円
(注)3
(注)3
資本組入額の総額
150,000,000円
(注)3
(注)3
第三者割当
(注)3
(注)3
―
―
―
新株予約権(1)
新株予約権(2)
平成17年12月20日
平成17年12月20日
第5回新株予約権
(ストックオプション)
第6回新株予約権
発行数
5,700株
8,500株
発行価格
50,000円
50,000円
資本組入額
25,000円
25,000円
発行価額の総額
285,000,000円
425,000,000円
資本組入額の総額
142,500,000円
212,500,000円
旧商法第280条ノ20及び
旧商法第280条ノ21の
規定に基づく
旧商法第280条ノ20及び
旧商法第280条ノ21の
規定に基づく
(注)4
―
発行年月日
発行方法
保有期間等に関する確約
項目
発行年月日
種類
発行方法
保有期間等に関する確約
― 109 ―
(注)1
株式会社大阪証券取引所の定める「上場前公募等規則」第17条並びに「上場前公募等規則の取扱い」第15
条の規定に基づき、当社が上場申請日の直前事業年度の末日の1年前の日(平成18年4月1日)以後におい
て、株主割当その他同取引所が適当と認める方法以外の方法(以下、「第三者割当等」という。)による募
集株式(会社法第199条第1項に規定する募集株式をいう。)の割当を行っている場合には、当社は割当を
受けた者との間で、書面により募集株式の継続所有、譲渡時及び同取引所からの当該所有状況に係る照会時
の同取引所への報告並びに当該書面及び報告内容の公衆縦覧その他の同取引所が必要と認める事項について
確約を行うものとし、当該書面を同取引所が定めるところにより提出するものとされております。当社が同
規定に基づく書面の提出を行わないときは、同取引所は上場申請の不受理又は受理の取消しの措置をとるこ
ととしております。
2
株式の発行価格及び行使に際して払込みをなすべき金額は、ディスカウントキャッシュフロー方式により
算出した価格、また直近での第三者割当増資価格を考慮して決定しております。
3
A種優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の全てについて、これら優先株式株主からの取得請求に基
づき、平成19年2月6日付にて取得し、同日、普通株式3,615株を交付しております。なお、同日付でA種
優先株式2,615株及びB種優先株式1,000株の消却を行っているため、発行済株式総数残高、資本金残高及び
資本準備金残高の変動はございません。
交付価額30,000円(A種優先株式)、40,000円(B種優先株式)
4
新株予約権の行使時の払込金額、行使請求期間、行使の条件及び譲渡に関する事項については、以下のと
おりであります。
項目
行使時の払込代金
行使請求期間
行使の条件及び譲渡に
関する事項
5
第5回新株予約権
第6回新株予約権
50,000円
50,000円
平成19年12月21日から
平成27年12月19日まで
平成17年12月20日から
平成21年3月19日まで
①各新株予約権の一部行使
①各新株予約権の一部行使
はできないものとする。
はできないものとする。
②その他の権利行使の条件
②その他の権利行使の条件
は、新株予約権割当契約
は、新株予約権割当契約
書により定める。
書により定める。
③新株予約権を譲渡するに ③新株予約権を譲渡するに
は、取締役会の承認を要 は、取締役会の承認を要
する。
する。
当社は、割当を受けた当社の役員及び従業員との間で、割当を受けた新株予約権を原則として新株予約権
の発行日から上場日以降6ヶ月間を経過する日(当該日において新株予約権の発行日以降1年間を経過して
いない場合には、新株予約権の発行日以降1年間を経過する日)まで継続的に所有する旨の確約を行ってお
ります。また、割当を受けた当社の役員及び従業員との間で、割当を受けた新株予約権を所定の行使期間に
関わらず、当社株式が日本国内の証券取引所に上場し、上場した日より6ヶ月が経過するまでは行使するこ
とができない旨の確約を行っております。
― 110 ―
2 【取得者の概況】
株式(1)
取得者の氏名
又は名称
T&C CAPITAL, LTD.
President 田中茂樹
資本金 10百万円
取得者の住所
取得者の
職業及び 割当株数
(株)
事業の内容
等
Leeward One building,
West Bay Road, PO Box
投資業
31106
SMB,
Grand
Cayman, B.W.I.
価格(単価)
(円)
取得者と
提出会社との関係
1,180
59,000,000 特別利害関係者等
(50,000) (大株主上位10名)
Apax Globis Japan Fund,
L.P. its General Partner
Apax Globis LLC
445 Park Avenue, New 投 資 事 業
常任代理人 東西総合法律事 York, New York 10022
組合
務所
弁護士 立石則文
1,000
50,000,000 特別利害関係者等
(50,000) (大株主上位10名)
あおぞらインベストメント一
号投資事業有限責任組合
東京都千代田区九段南1 投 資 事 業
無限責任組合員 あおぞらイ
−3−1
組合
ンベストメント株式会社
代表取締役 鷹箸一成
1,000
50,000,000 特別利害関係者等
(50,000) (大株主上位10名)
野心満々グロースファンド投
資事業有限責任組合
東京都中央区日本橋茅 投 資 事 業
無限責任組合員 株式会社野
場町2−7−3
組合
心満々
代表取締役 佐藤幹雄
800
40,000,000
―
(50,000)
三生4号投資事業有限責任組
合
東京都千代田区大手町1 投 資 事 業
無限責任組合員 三生キャピ
−2−3
組合
タル株式会社
代表取締役社長 藤岡昭裕
500
25,000,000
―
(50,000)
税理士事
務所長
300
15,000,000
社外協力者
(50,000)
ビービーエス・ラボ株式会社
代表取締役社長 久保田明史
資本金 10百万円
東京都世田谷区代田5− 健 康 食 品
9−5
販売業
250
12,500,000
一般投資家
(50,000)
株式会社エクソル
代表取締役 山本雅人
資本金 10百万円
コンサル
東京都新宿区百人町1ティング
12−2
業
200
10,000,000
一般投資家
(50,000)
野心満々ファンド二号投資事
業有限責任組合
東京都中央区日本橋茅 投 資 事 業
無限責任組合員 株式会社野
場町2−7−3
組合
心満々
代表取締役 佐藤幹雄
200
10,000,000
―
(50,000)
安田企業投資3号投資事業有
限責任組合
東京都新宿区新宿2−19 投 資 事 業
無限責任組合員 安田企業投
−1
組合
資株式会社
代表取締役社長 岡稔
200
10,000,000
―
(50,000)
芥
田 俊 彦
神奈川県鎌倉市
会社役員
100
相
葉 斉
東京都中央区
会社役員
60
古
田 善 香
千葉県習志野市
― 111 ―
5,000,000 特別利害関係者等
(50,000) (当社監査役)
特別利害関係者等
3,000,000 (大株主上位10名)
(50,000) (当社代表取締役副
社長)
取得者の氏名
又は名称
取得者の
職業及び 割当株数
事業の内容
(株)
等
取得者の住所
価格(単価)
(円)
取得者と
提出会社との関係
渡
邊 悟
埼玉県さいたま市南区
会社役員
40
特別利害関係者等
2,000,000
(大株主上位10名)
(50,000)
(当社取締役)
武
藤 伸 一
東京都文京区
会社員
40
2,000,000
当社従業員
(50,000)
西
田 慎
東京都千代田区
会社員
40
2,000,000
当社従業員
(50,000)
藤
森 昭 彦
神奈川県横浜市青葉区
会社員
20
1,000,000
当社従業員
(50,000)
橘
田 昭 次
東京都世田谷区
経済評論
家
20
1,000,000 当社セミナーの
(50,000) 外部講師
菊
池 英 彦
東京都千代田区
会社員
20
1,000,000
当社従業員
(50,000)
福
田 将 人
千葉県柏市
会社員
20
1,000,000
当社従業員
(50,000)
金
正 浩
東京都足立区
会社員
10
500,000
当社従業員
(50,000)
(注)
あおぞらインベストメント一号投資事業有限責任組合は、当該第三者割当増資により特別利害関係者等
(大株主上位10名)に該当することになりました。
株式(2)
取得者の氏名
又は名称
取得者の住所
取得者の
職業及び 割当株数
(株)
事業の内容
等
価格(単価)
(円)
取得者と
提出会社との関係
Apax Globis Japan Fund,
L.P. its General Partner
445 Park Avenue, New 投 資 事 業
Apax Globis LLC
組合
常任代理人 東西総合法律事 York, New York 10022
務所
弁護士 立石則文
1,415
42,450,000 特別利害関係者等
(30,000) (大株主上位10名)
あおぞらインベストメント一
号投資事業有限責任組合
東京都千代田区九段南1 投 資 事 業
無限責任組合員 あおぞらイ
−3−1
組合
ンベストメント株式会社
代表取締役 鷹箸一成
400
12,000,000
特別利害関係者等
(30,000)
(大株主上位10名)
三生3号投資事業組合
業務執行組合員 三生キャピ 東京都千代田区大手町1 投 資 事 業
−2−3
組合
タル株式会社
代表取締役社長 藤岡昭裕
800
24,000,000
―
(30,000)
― 112 ―
株式(3)
取得者の氏名
又は名称
取得者の
職業及び 割当株数
(株)
事業の内容
等
取得者の住所
Apax Globis Japan Fund,
L.P. its General Partner
445 Park Avenue, New 投 資 事 業
Apax Globis LLC
組合
常任代理人 東西総合法律事 York, New York 10022
務所
弁護士 立石則文
1,000
価格(単価)
(円)
取得者と
提出会社との関係
40,000,000 特別利害関係者等
(40,000) (大株主上位10名)
新株予約権(1)
取得者の氏名
又は名称
取得者の
職業及び 割当株数
事業の内容
(株)
等
取得者の住所
山
本 久 敏
東京都港区
会社役員
1,900
相
葉 斉
東京都中央区
会社役員
1,900
渡
邊 悟
埼玉県さいたま市南区
会社員
1,900
価格(単価)
(円)
取得者と
提出会社との関係
特別利害関係者等
95,000,000 (大株主上位10名)
(50,000) (当社代表取締役社
長)
特別利害関係者等
95,000,000 (大株主上位10名)
(50,000) (当社代表取締役副
社長)
特別利害関係者等
95,000,000
(大株主上位10名)
(50,000)
当社従業員
新株予約権(2)
取得者の氏名
又は名称
取得者の
職業及び 割当株数
事業の内容
(株)
等
取得者の住所
山
本 久 敏
東京都港区
会社役員
5,300
相
葉 斉
東京都中央区
会社役員
3,100
渡
邊 悟
埼玉県さいたま市南区
会社員
100
価格(単価)
(円)
特別利害関係者等
265,000,000 (大株主上位10名)
(50,000) (当社代表取締役社
長)
特別利害関係者等
155,000,000 (大株主上位10名)
(50,000) (当社代表取締役副
社長)
特別利害関係者等
5,000,000
(大株主上位10名)
(50,000)
当社従業員
3 【取得者の株式等の移動状況】
「第1
特別利害関係者等の株式等の移動状況」に記載のとおりであります。
― 113 ―
取得者と
提出会社との関係
第3 【株主の状況】
所有株式数
(株)
12,858
(1,900)
株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
23.34
(3.45)
8,043
14.60
東京都中央区
6,390
(1,900)
11.60
(3.45)
東京都千代田区九段南1−3−1
3,530
(1,130)
6.41
(2.05)
3,300
5.99
3,221
(1,900)
5.85
(3.45)
東京都調布市
2,000
3.63
Leeward One building, West Bay
Road, PO Box 31106 SMB, Grand
Cayman, B.W.I.
1,910
3.47
東京都目黒区碑文谷3−8−1
1,000
1.82
東京都目黒区
1,000
1.82
氏名又は名称
住所
山 本 久 敏
(注)3,4
東京都港区
Apax Globis Japan Fund, L.P.
(注)3
153 East 53rd Street,53rd
Floor, New York, New York
10022
相 葉
斉
(注)3、5
あおぞらインベストメント一号
投資事業有限責任組合
(注)3
大 椋 正 男
(注)3
渡 邊
悟
(注)3、8
田 中 義 博
(注)3
T&C CAPITAL, LTD.
(注)3
㈲啓尚
(注)3
小 倉 啓
(注)3
満
東京都新宿区
埼玉県さいたま市南区
㈱白井産業
静岡県島田市御請45−1
900
1.63
三生3号投資事業組合
東京都千代田区大手町1−2−3
880
1.60
野心満々グロースファンド投資
事業有限責任組合
東京都中央区日本橋2−15−3
800
1.45
㈱T&Cホールディングス
東京都港区東新橋2−4−1
680
1.23
芥 田 俊
(注)6
神奈川県鎌倉市
500
0.91
三生4号投資事業有限責任組合
東京都千代田区大手町1−2−3
500
0.91
大須賀 敏
剛
埼玉県志木市
430
0.78
青
志
東京都港区
423
0.77
アドマックス㈱
東京都文京区本郷4−9−15
400
0.73
㈱アップコーポレーション
東京都新宿区南町34−2
400
0.73
野心満々ファンド1号投資事業
有限責任組合
東京都中央区日本橋2−15−3
400
0.73
飯
塚
晃
千葉県東金市
375
0.68
日
野 洋
一
東京都目黒区
350
0.64
川
本 昌
寛
東京都目黒区
350
0.64
平
野 通
郎
東京都世田谷区
330
0.60
木 仁
彦
― 114 ―
氏名又は名称
佐
藤 幹
雄
古 田 善
(注)7
香
住所
所有株式数
(株)
株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
東京都江東区
330
0.60
千葉県習志野市
310
0.56
㈱メディアスタッフ
東京都新宿区高田馬場1−26−12
300
0.54
ビービーエス・ラボ㈱
東京都世田谷区代田5−9−5
250
0.45
武 藤 伸
(注)8
一
東京都文京区
245
0.44
飯
洋
東京都港区
225
0.41
野心満々ファンド2号投資事業
有限責任組合
東京都中央区日本橋2−15−3
200
0.36
㈱エクソル
東京都新宿区百人町1−12−2
200
0.36
東京都千代田区麹町4−2−7
200
0.36
東京都国分寺市
150
0.27
塚
安田企業投資3号投資事業有限
責任組合
谷 川 潤 一
(注)8
山
岸 久
美
神奈川県横浜市神奈川区
150
0.27
高
橋 満
雄
神奈川県横浜市青葉区
130
0.24
藤 森 昭
(注)8
北 浦 徹
(注)8
彦
神奈川県横浜市青葉区
110
0.20
千葉県船橋市
105
0.19
山
科
誠
神奈川県逗子市
100
0.18
三
浦 純
健
東京都新宿区
100
0.18
西 田 大
(注)8
西 田
(注)8
貴 堂 素
(注)8
福 田 将
(注)8
菅 原 敦
(注)8
助
東京都江戸川区
75
0.14
東京都千代田区
72
0.13
東京都大田区
61
0.11
千葉県柏市
60
0.11
東京都東久留米市
55
0.10
吉
一
千葉県市川市
50
0.09
㈱野心満々
東京都中央区日本橋2−15−3
50
0.09
森
崇
New Jersey NJ,07450 U.S.A.
50
0.09
松
Santa Monica CA,90403 U.S.A.
50
0.09
東京都大田区
48
0.09
東京都台東区
40
0.07
東京都千代田区
35
0.06
東京都練馬区
30
0.05
田 弘
治
慎
明
人
子
島
新
馬 田 直
(注)8
明
小野澤 賢
二
菊 池 英
(注)8
彦
村
之
田 佳
― 115 ―
氏名又は名称
住所
所有株式数
(株)
株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
㈲フォレストヒルコンサルティ
ング
東京都港区芝大門2−10−4
30
0.05
坪
井 一呂志
神奈川県川崎市宮前区
30
0.05
児
島 一
伸
東京都葛飾区
30
0.05
窪
千葉県松戸市
30
0.05
東京都世田谷区
20
0.04
寺 英
雄
長 尾 隆
(注)7
史
吉
田
恒
千葉県浦安市
20
0.04
橘
田 昭
次
東京都世田谷区
20
0.04
高
橋 真
治
神奈川県横浜市鶴見区
20
0.04
菅
下 清
廣
神奈川県横浜市青葉区
20
0.04
生
島
博
東京都世田谷区
20
0.04
東京都足立区
15
0.03
東京都品川区
15
0.03
埼玉県新座市
10
0.02
金
正 浩
(注)8
山 田 奈津子
(注)8
大 蔵 直 樹
(注)8
野
田 俊
介
神奈川県横浜市青葉区
10
0.02
照
屋
亮
沖縄県那覇市
10
0.02
河
合 一
郎
沖縄県宜野湾市
10
0.02
谷
博
(注)8
中 村
(注)8
齋 藤 義
(注)8
文
東京都千代田区
5
0.01
千葉県長生郡
5
0.01
東京都世田谷区
5
0.01
杉
本
宏
東京都世田谷区
5
0.01
菱 倉 明
(注)7
青 木 陽
(注)8
長 岡 哲
(注)8
宮 里 勇
(注)8
彦
神奈川県横須賀市
3
0.01
東京都目黒区
3
0.01
東京都墨田区
3
0.01
神奈川県川崎市中原区
1
0.00
整
晃
二
生
賜
55,091
(6,830)
株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。
(
)内は潜在株式数及びその割合であり、内数であります。
特別利害関係者等(当社の大株主上位10名)
特別利害関係者等(当社の代表取締役社長)
特別利害関係者等(当社の代表取締役副社長)
特別利害関係者等(当社の取締役)
特別利害関係者等(当社の監査役)
当社の従業員
計
(注) 1
2
3
4
5
6
7
8
―
― 116 ―
100.00
(12.40)
独立監査人の監査報告書
平成 19 年9月 18 日
株式会社マネースクウェア・ジャパン
取締役会
御中
あ ず さ 監 査 法 人
指 定 社 員
公認会計士
業務執行社員
宮
指 定 社 員
公認会計士
業務執行社員
筆 野
直 仁
㊞
力
㊞
当監査法人は、証券取引法第 193 条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の
状況」に掲げられている株式会社マネースクウェア・ジャパンの平成 17 年4月1日から平
成 18 年3月 31 日までの第4期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、
キャッシュ・フロー計算書及び利益処分計算書について監査を行った。この財務諸表の作
成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査
を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合
理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用し
た会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし
ての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見
表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会
計の基準に準拠して、株式会社マネースクウェア・ジャパンの平成 18 年3月 31 日現在の
財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況
をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき
利害関係はない。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
(有価証券届出書提出会社)が別途保管しております。
― 117 ―
独立監査人の監査報告書
平成 19 年9月 18 日
株式会社マネースクウェア・ジャパン
取締役会
御中
あ ず さ 監 査 法 人
指 定 社 員
公認会計士
業務執行社員
宮
指 定 社 員
公認会計士
業務執行社員
筆 野
直 仁
㊞
力
㊞
当監査法人は、証券取引法第 193 条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の
状況」に掲げられている株式会社マネースクウェア・ジャパンの平成 18 年4月1日から平
成 19 年3月 31 日までの第5期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、
株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書及び附属明細表について監査を行った。
この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に
対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査
を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合
理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用し
た会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体とし
ての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見
表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会
計の基準に準拠して、株式会社マネースクウェア・ジャパンの平成 19 年3月 31 日現在の
財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況
をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき
利害関係はない。
以
※
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
(有価証券届出書提出会社)が別途保管しております。
― 118 ―
上
新株式発行並びに株式売出届出目論見書(平成
新株式発行並びに株式売出届出目論見書
平成19年9月
年9月)
19
Private Banking Solution…
株式会社マネースクウェア・ジャパン
株式会社マネースクウェア・ジャパン