女性泌尿器科外来のお知らせ泌尿器科は男性患者が多く、女性にとって受診しにくいと思われていませんか？あるいは、尿で困っていけど泌尿器科には行きにくいので、婦人科あるいは内科に行ってすましているという方はいませんか？そのように女性にとって少し敷居が高いと思われがちな泌尿器科ですが、検査は、泌尿器科でしかできないものもあります。そのため、当院では 2016 年 4 月より女性泌尿器科外来（予約制）を開設しました。頻尿、尿失禁等お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。日時：第 2、 4 月曜 14 時～ 16 時（要予約）場所：当院泌尿器科外来女性泌尿器科外来の対象疾患・急性膀胱炎、腎盂腎炎・過活動膀胱・尿失禁・間質性膀胱炎・その他、男性患者がいないときに受診を希望される方急性膀胱炎膀胱炎は、多くの女性が経験する病気で、女性の 2 人に 1 人は生涯で一度は経験するとも言われています。膀胱に細菌が入り、排尿痛、血尿、残尿感等の症状がでます。ひどくなると高熱を伴う腎盂腎炎を引き起こすことがあります。過活動膀胱突然トイレに行きたくなり、我慢するのが難しい【尿器切迫感】、トイレに行くまでに我慢できず尿がもれてしまう【切迫性尿失禁】、日中８回以上トイレに行ってしまう【頻尿】をきたす病気です。問診、排尿記録、排尿日誌を参考に、尿検査、超音波検査などの検査を行ないます。治療法は、内服薬による薬物療法、行動療法です。腹圧性尿失禁咳やくしゃみ、運動などお腹に力が入ったときに尿がもれてしまう状態をいいます。尿道をささえる骨盤底筋と呼ばれる筋肉が弱くなり尿道をうまく締められないことが原因です。切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁の両方の症状がある方もいます。診断には、問診や尿検査、場合におりレントゲンなどを行うこともあります。腹圧性尿失禁の治療は、軽症の場合、薬物療法と骨盤底筋体操、重症の場合の手術で治療することもあります。間質性膀胱炎間質性膀胱炎は、頻尿、尿意切迫感、尿が貯まった状態になると下腹部痛や不快感がでてくる慢性の疾患です。原因はいまだ明らかになってはいません。問診、尿検査、超音波検査などを行ないます。診断と治療をかねて、膀胱水圧拡張術を行なうことがあります。治療は、生活週間の見直し、食生活の改善、膀胱訓練、薬物療法を行ないます。門司メディカルセンター泌尿器科外来（０９３）３３１－３４６１（内線２１９０）