10年3月期 決算説明会 主力品の強化と新製品の育成・定着 2010年5月20日 江崎グリコ株式会社 証券コード2206 1 目次 ・10年3月期の業績報告 ・11年3月期の計画 P. 3~15 P.16~25 2 10年3月期の業績報告 3 10年3月期 計画のレビュー 10年3月期重点取組み ① 国内事業の収益力強化 ・収益性の高い既存の主力品と、育成・定着を目指す2~3年目製品の売上拡大。 【製品例】 (主力品) 菓 子 :ポッキー、プリッツ、ガム 冷 菓 :ジャイアントコーン、パピコ、セブンティーンアイス 食 品 :2段熟カレー 乳製品:カフェオーレ (2~3年目製品) チーザ、かるじゃが、ドロリッチ ・不採算製品の販売終了や工場生産性のアップ等による製造原価ダウン。 ② 海外事業への積極投資の継続 ・売上拡大を狙いながら、安定した利益を稼ぐ体制作りを目指す。 <10年3月期 通期 計画> 売上高 2,877億円 (対09/3 ▲ 0.5%) 営業利益 105億円 (対09/3 +64.0%) 計画:2009年10月29日発表の業績予想 <10年3月期 通期 実績> 売上高 営業利益 2,845億円 (対09/3 ▲ 1.5%) 118億円 (対09/3 +84.4%) 4 10年3月期 業績要約 売上高と営業利益の状況(単位:億円) 売上高 営業利益 3,500 120 105 118 3,000 2,500 2,000 100 331 325 315 239 244 248 859 849 80 855 64 ◆売上高は2,845億円。営業利益は118億円。 ◆09年3月期比で、売上高は45億円の減収。 食品部門以外が09年3月期を下回った。 営業利益は54億円の増益。 ◆計画比では、売上高は32億円下回ったが、 営業利益は13億円上回った。 60 1,500 587 588 582 40 【連結】 1,000 500 (単位:億円) 09/3 実績 20 879 861 852 0 0 09/3実績 10/3計画 10/3実績 冷菓 食品 営業利益 対09/3 10/3 実績 金額 対計画 率% 金額 率% 売上高 2,890 2,877 2,845 ▲ 45 -1.5 ▲ 32 -1.1 営業利益 64 105 118 54 84.4 13 12.4 経常利益 72 107 124 52 72.1 17 15.8 ▲ 11 63 70 81 ― 7 11.6 当期純利益 菓子 牛乳・乳製品 畜産加工品 10/3 計画 計画:2009年10月29日発表の業績予想 5 連結営業利益の状況 ◆09年3月期比では、減収による減益に加え、運賃保管料比率や販売促進費が増加した が、売上原価率ダウンが大きく寄与し54億円の増益。 ◆計画比では、減収になったものの、販売促進費・広告費の効率的な運用や経費節減に より13億円の増益。 【連結】 (単位:億円) 09/3実績 金額 率% 売 上 高 売上原価 売上総利益 運賃 保管料 販売促進費 広 告 費 人件費・厚生費 経費・償却費 合 計 営 業 利 益 2,890 1,703 1,188 260 334 136 239 153 1,124 64 100.0 58.9 41.1 9.0 11.6 4.7 8.3 5.3 38.9 2.2 10/3計画 金額 率% 2,877 1,631 1,246 262 348 128 245 158 1,141 105 営業利益の増減要因 合 計 10/3実績 金額 率% 100.0 56.7 43.3 9.1 12.1 4.4 8.5 5.5 39.7 3.6 対09/3 2,845 1,607 1,238 258 341 125 245 150 1,120 118 100.0 56.5 43.5 9.1 12.0 4.4 8.6 5.3 39.4 4.1 対計画 +54億円 +13億円 売上高増減による増減益 ▲12億円 ▲8億円 売上原価率変動による増減益 +72億円 +7億円 運賃保管料比率変動による増減益 ▲2億円 +1億円 販売促進費比率・広告費増減による増減益 ▲1億円 +5億円 一般管理費増減による増減益 ▲3億円 +8億円 6 セグメント別売上高の状況 菓子は、チーザが大幅に増収。ガム、チョコレートは苦戦。 冷菓は、パリッテが好調。牧場しぼり、セブンティーンアイスが苦戦。 牛乳・乳製品は、主力のカフェオーレや新味追加のプッチンプリンが増収。清涼飲料や 発酵乳が苦戦。 食品は、主力品が総じて堅調。レトルトカレーが増収。 畜産加工品は、他社との競合が激しいソーセージが苦戦。 合 計 菓 子 冷 菓 牛乳・乳製品 食 品 畜産加工品 09/3 実績 2,890 879 587 855 239 331 10/3 計画 2,877 861 588 859 244 325 10/3 実績 2,845 852 582 849 248 315 対09/3 金額 率% ▲ 45 -1.5 ▲ 28 -3.1 ▲5 -0.9 ▲5 -0.6 9 3.8 ▲ 16 -4.8 (単位:億円) 対計画 金額 率 % ▲ 32 -1.1 ▲ 9 -1.1 ▲ 6 -1.1 ▲ 10 -1.1 4 1.6 ▲ 10 -3.1 7 会社別売上高・営業利益の状況 会社別営業利益 140 (単位:億円) ◆ 売上高は、各社とも計画を下回り、全体では計画を32億円 下回った。 ◆ 営業利益は、江崎グリコ、グリコ栄養食品は計画を上回り、 グリコ乳業、海外子会社は計画並みとなった 。全体では計画 を13億円上回った。 120 15 7 100 10 7 80 25 60 10 8 25 11 12 40 6 13 56 売上高 合 計 江崎グリコ グリコ乳業 グリコ栄養食品 海外子会社 その他 10/3 計画 2,877 1,425 836 324 145 147 10/3 実績 2,845 1,418 823 315 142 147 対09/3 金額 率 % ▲ 45 -1.5 ▲ 27 -1.9 ▲7 -0.8 ▲ 15 -4.6 ▲2 -1.6 7 5.0 09/3 実績 64 22 13 6 12 11 10/3 計画 105 56 25 7 10 7 10/3 実績 118 60 25 8 10 15 対09/3 金額 率 % 54 84.4 38 169.6 12 97.3 2 25.7 ▲ 2 -15.6 4 39.5 (単位:億円) 対計画 金額 率 % 13 12.4 4 6.9 0 0.0 1 18.3 0 3.3 8 105.9 60 営業利益 20 22 0 09/3 実績 09/3 実績 2,890 1,445 830 330 145 140 (単位:億円) 対計画 金額 率 % ▲ 32 -1.1 ▲7 -0.5 ▲ 13 -1.5 ▲9 -2.8 ▲3 -1.8 0 0.2 10/3 計画 江崎グリコ グリコ乳業 海外子会社 その他 10/3 実績 グリコ栄養食品 合 計 江崎グリコ グリコ乳業 グリコ栄養食品 海外子会社 その他 (注)営業利益の「その他」は、主にその他の連結対象会社の営業利益と、 賃貸料等のグループ内取引の連結決算における取引消去の結果である。 8 江崎グリコの単体損益の状況 売上高は計画を7億円下回った。食品は計画を上回ったが菓子・冷菓が計画を下回っ た。 営業利益は計画を4億円上回った。売上原価率は計画並みであったが、販売促進費 及び広告費の効率的な運用に努め、一般管理費も節減した。 (単位:億円) 10/3実績 【江崎グリコ単体】 09/3実績 10/3計画 売 上 高 金額 1,445 率% 100.0 金額 1,425 率% 100.0 金額 1,418 率% 100.0 売上原価 763 52.8 712 50.0 709 50.0 売上総利益 681 47.2 713 50.0 709 50.0 運賃 保管料 82 5.7 80 5.6 81 5.7 販売促進費 広 告 費 267 98 18.5 6.8 274 87 19.2 6.1 270 84 19.1 5.9 人件費・厚生費 141 9.7 144 10.1 144 10.1 経費・償却費 73 5.0 73 5.1 70 4.9 合 計 659 45.6 657 46.1 649 45.8 営 業 利 益 22 1.5 56 3.9 60 4.2 9 グリコ乳業・グリコ栄養食品の単体損益の状況 【グリコ乳業単体】 売上高は計画を13億円下回ったが、売上原価率がダウンし、一般管理費も 減ったため、営業利益は計画並み 。 09/3実績 金額 売 上 高 営 業 利 益 率% 830 13 100.0 1.5 (単位:億円) 10/3実績 10/3計画 金額 率% 836 25 金額 100.0 3.0 率% 823 25 100.0 3.0 【グリコ栄養食品単体】 売上高は計画を9億円下回ったが、売上原価率ダウンにより営業利益は計画 をやや上回る。 (単位:億円) 09/3実績 10/3計画 10/3実績 金額 売 上 高 営 業 利 益 330 6 率% 100.0 1.9 金額 324 7 率% 100.0 2.0 金額 315 8 率% 100.0 2.4 10 重点取組みの結果 ①国内事業の収益力強化 取組み計画 収益性の高い既存の主力 品と、育成・定着を目指す2 ~3年目製品の売上拡大 不採算製品の販売終了や 工場生産性のアップ等によ る製造原価ダウン 取組み結果 主力品、2~3年目製品に注力した結果、同製品の売上高は、09年に 比べ8%アップした。 不採算製品の販売終了を進めた結果、販売アイテム数(年間平均販 売アイテム数)は09年に比べ約10%減少した。 結果、主力品、2~3年目製品の販売ウエイトは3ポイントアップし、収 益性を改善した。 既存主力品+育成目指す2~3年目製品売上 高09/3を100とした指数 10%減 1,600 120 108 100 既存主力品+育成目指す2~3年目製品 売上ウエイト アイテム数比較 (年間平均販売アイテム数) (%) 40 35 1,400 32 100 1,200 80 30 1,000 800 60 20 600 40 10 400 20 200 0 0 0 09/3実績 09/3期 10/3実績 菓子 冷菓 食品 10/3期 牛乳乳製品 09/3実績 10/3実績 畜産加工品 11 重点取組みの結果 ②海外事業への積極投資の継続 <タイ> 取組み計画 売上拡大を狙いながら、 安定した利益を稼ぐ体 制作りを目指す。 取組み結果 ◆売上高 ・ 08年12月期に対し減収。 ・ポッキー、コロンといった既存ブランド 品が順調に推移、新たにスナック菓子 に参入したスピッキーも好調。 ピッコ、 プリッツは苦戦。 タイグリコ 売上高・営業利益推移 (単位:百万バーツ) 3,000 2,556 2,404 2,500 2,000 1,935 1,500 ポッキー コロン スピッキー 1,524 ポッキーイン ◆営業利益 ・08年12月期に対し、減収及び販売促 進費の増加により減益。 ◆設備投資関連 ・ポッキー新ラインの増設 ・現行の2ラインを3ラインに増設 1,355 1,000 500 190 217 249 350 307 0 05/12 実績 06/12 実績 売上高 07/12 実績 08/12 実績 09/12 実績 営業利益 12 重点取組みの結果 ②海外事業への積極投資の継続 <中国> 取組み計画 売上拡大を狙いながら、 安定した利益を稼ぐ体 制作りを目指す。 取組み結果 ◆売上高 ・主力販売エリアの上海、華東地 区での苦戦が影響し、08年12月 期に対し減収。製品別では、チョ コレートが苦戦。 上 海 格 力 高 売 上 高 ・営 業 利 益 推 移 (単 位 :百 万 元 ) 700 600 592 561 500 454 400 ポッキー プリッツ ◆営業利益 ・08年12月期に対し減収及び販 売促進費の増加により減益。 ◆設備投資関連 ・第4工場の着工 ⇒竣工は10年6月 300 200 322 227 100 12 17 16 05/12 実績 06/12 実績 07/12 実績 17 12 08/12 実績 09/12 実績 0 売上高 営業利益 13 貸借対照表の状況 総資産は増加し、流動資産のウェイトが増加。 負債総額はほぼ09年3月期並みだが、流動負債が減少し、固定負債が増加。 ⇒ 以上の結果、財務の流動性は改善。 単位;億円 単位;億円 2,500 2,500 2,116 2,026 2,000 778 2,116 1,931 2,010 2,000 651 715 771 1,500 827 2,026 1,931 626 2,010 664 763 1,500 189 174 262 161 1,000 1,000 1,337 1,310 500 1,158 1,183 1,276 500 1,225 1,001 1,083 0 0 07/3 08/3 流動資産 09/3 10/3 固定資産 07/3 流動負債 08/3 09/3 固定負債 10/3 純資産 14 設備投資、減価償却費・研究開発費 主に海外子会社における設備投資が11年3月期にずれこんだことにより、設 備投資は計画比で30億円の減少。 11年3月期も引き続き、菓子及び海外子会社を中心に積極的に投資。 (単位:億円) 09/3実績 10/3計画 10/3実績 11/3計画 その他子会社 111 53 28 7 24 0 150 70 33 5 42 0 120 68 31 5 15 1 134 65 32 7 30 0 減価償却費 研究開発費 100 47 104 50 103 47 111 51 設備投資合計 江崎グリコ グリコ乳業 グリコ栄養食品 海外子会社 15 11年3月期の計画 16 主力品の強化と新製品の育成・定着 ◆ 11年3月期は、主力品への注力を継続し、収益力強化を目指すとともに、新製品、新ブラ ンドを育成、定着させ売上げの拡大を目指す。 製品群 主力品の強化 菓子 冷菓 ポッキー ・秋の需要期に製品の見直しやキャンペーンなどを行いブランドをより強固なものにする プリッツ ・屋外消費促進の取組み強化、サブブランドの市場定着をすすめる ガム ・3ブランド(キスミント、ポスカ、スクイーズ)それぞれの特長を伸ばし訴求する ジャイアントコーン ・品質の更なる強化、CM投入などにより相次ぐ競合品に対抗する パピコ ・季節に合わせた新味の投入などでパピコブランド全体を強化する セブンティーンアイス ・有力販売拠点の拡大、製品力の強化等により収益力をアップさせる パナップ ・大幅なニューアルによりブランドの魅力アップさせる 牛乳・乳製品 カフェオーレ 食品 新製品の育成・定着 菓子 ・シリーズの新製品を展開し、分布を拡大を進める 2段熟カレー ・製品の特長である“コク”を更にアップさせ、年間を通じ店頭対策を行う クレアおばさんの家庭 料理シリーズ ・グリコ栄養食品とのブランド共有(スープシチュー)、製品のリニューアルにより ブランド価値の拡大を進める おつまみスナック ・新製品「タパスタ」を投入し、おつまみスナック全体を活性化させる かるじゃが ・製品をリニューアルし、発売地区の拡大を進める 牛乳・乳製品 ドロリッチ 海外事業 主な取組み予定 タイ 中国 ・シリーズ第4弾「カフェゼリーキャラメルクリームin」を投入し、ブランドの定着、 拡大を進める ・2年目製品「スピッキー」のラインアップを4品から8品に増やし、ブランドの定着を図る ・地方都市の所得水準に見合った規格の製品を提供し、販売エリアを拡大させる ・ビスケット市場での新ブランド立ち上げ 17 新製品の育成・定着<海外事業;タイ> ◆スティック菓子・スピッキー強化、地方開拓 (1)製品戦略 ①スティック菓子の強化 ②チョコレート製品の市場シェアアップ ③スピッキーのラインアップの増強(4品⇒8品)、 パッケージデザインの改良 タイグリコ 売上高・営業利益推移 (単位:百万バーツ) 3,000 2,523 2,500 2,556 2,404 2,000 1,935 1,500 アルフィー ポッキー 1,524 ポッキーイン スピッキー (2)営業戦略 ①増販余地の大きい地方都市の開拓の強化 ・地方都市の所得水準に見合った規格の製品を提供 ②近隣諸国への輸出拡大 ・既存輸出国におけるスティック製品の拡大 ・新規輸出国の調査及び開拓・・・ベトナム、インド (3)生産戦略 ・今後の売上拡大に対応するため、工場隣接地取得 1,000 350 500 217 249 307 272 0 06/12 実績 07/12 実績 売上高 08/12 実績 09/12 実績 10/12 計画 営業利益 18 新製品の育成・定着<海外事業;中国> ◆既存主力品強化、新製品発売、開拓深耕 (1)製品戦略 ①プリッツ、コロンのリニューアル ②新ブランドの立ち上げ 市場規模が最大であるビスケット市場での シェア拡大に取組む 「腹満たし」から「気分満たし」への消費者ニーズの変化 に対応した製品を開発する 上海格力高 売上高・営業利益推移 (単位:百万元) 700 641 600 561 592 500 454 400 300 プリッツ コロン (2)営業戦略 ・上海、華東エリアの復活と開拓エリアの深耕 322 200 100 17 16 17 06/12 実績 07/12 実績 08/12 実績 12 19 09/12 実績 10/12 計画 0 (3)生産戦略 ・第4工場竣工及びポッキー、プリッツなど主力製品の生産 設備への新技術導入による飛躍的な能力アップの実現 売上高 営業利益 19 11年3月期 計画 売上高と営業利益の状況(単位:億円) 売上高 営業利益 3,500 140 118 3,000 2,500 2,000 331 239 855 120 120 315 248 327 257 849 871 100 【連結】 1,500 500 営業利益は、10年3月期を2億円上回る120億円。 80 64 1,000 11年3月期の売上高は、既存主力品を中心に85億円の 増収を計画。 60 587 582 879 852 590 40 885 0 20 0 09/3実績 10/3実績 菓子 牛乳・乳製品 畜産加工品 (単位:億円) 09/3 10/3 11/3 実績 実績 計画 対10/3 金額 率% 売上高 2,890 2,845 2,930 85 3.0 営業利益 64 118 120 2 1.7 経常利益 72 124 119 ▲5 -3.9 ▲ 11 70 69 ▲1 -1.9 当期純利益 11/3計画 冷菓 食品 営業利益 20 11年3月期 計画 連結損益 売上高は10年3月期に比べて85億円の増収。 営業利益は増収による増益はあるが、一般管理費の増加が見込まれるため、10年3月期に対し2億円の増益。 【連結】 09/3実績 金額 売 上 高 売上原価 売上総利益 運賃 保管料 販売促進費 広 告 費 人件費・厚生費 経費・償却費 合 計 営 業 利 益 10/3実績 率% 2,890 1,703 1,188 260 334 136 239 153 1,124 64 金額 100.0 58.9 41.1 9.0 11.6 4.7 8.3 5.3 38.9 2.2 2,845 1,607 1,238 258 341 125 245 150 1,120 118 率% 100.0 56.5 43.5 9.1 12.0 4.4 8.6 5.3 39.4 4.1 営業利益の増減要因 合 計 売上高増減による増減益 売上原価率変動による増減益 (単位:億円) 11/3計画 金額 率% 2,930 1,656 1,274 263 349 128 252 162 1,154 120 100.0 56.5 43.5 9.0 11.9 4.4 8.6 5.5 39.4 4.1 対10/3実績 + 2億円 +19億円 - 運賃保管料比率変動による増減益 + 2億円 販売促進費比率・広告費増減による増減益 ▲ 1億円 一般管理費増減による増減益 ▲18億円 21 11年3月期 計画 セグメント別売上高 菓子は、主力のプリッツへの注力や、おつまみスナック(タパスタ)の地区拡大により、10年3月期に対して 3.9%の増収。 冷菓は、主力品(パナップ、パピコ)の売上拡大により、10年3月期に対して1.5%の増収。 牛乳・乳製品は、ヨーグルト製品の製品ラインナップ強化、ドロリッチへの注力継続により、10年3月期に対し て2.6%の増収。 食品は、主力のクレアシリーズや2段熟カレーの分布拡大に注力し、10年3月期に対して3.6%の増収。 畜産加工品は、主力品(ソーセージ)への注力により、10年3月期に対して3.8%の増収。 合計 菓子 冷菓 牛乳・乳製品 食品 畜産加工品 09/3 実績 2,890 879 587 855 239 331 10/3 実績 2,845 852 582 849 248 315 11/3 計画 2,930 885 590 871 257 327 (単位:億円) 対10/3 金額 率% 85 3.0 33 3.9 8 1.5 22 2.6 9 3.6 12 3.8 22 11年3月期 計画 会社別売上高・営業利益 会社別営業利益 (単位:億円) 140 各社とも11年3月期の売上高は10年3月期に比べて増収を計画。 全体では85億円の増収。 120 15 10 100 10 8 80 25 60 12 7 31 11 12 40 営業利益は増収による増益はあるが、一般管理費の増加が 見込まれるため、全体では10年3月期に対し2億円の増益。 6 13 60 売上高 合計 江崎グリコ グリコ乳業 グリコ栄養食品 海外子会社 その他 09/3 実績 2,890 1,445 830 330 145 140 10/3 実績 2,845 1,418 823 315 142 147 11/3 計画 2,930 1,445 844 327 160 154 (単位:億円) 対10/3 金額 率% 85 3.0 27 1.9 21 2.5 12 3.8 17 12.1 7 4.7 11/3 計画 120 60 31 7 10 12 (単位:億円) 対10/3 金額 率% 2 1.7 0 0.2 5 21.8 ▲1 -8.5 0 2.1 ▲3 -20.9 60 営業利益 20 22 0 09/3 実績 10/3 実績 江崎グリコ グリコ乳業 海外子会社 その他 11/3 計画 グリコ栄養食品 合計 江崎グリコ グリコ乳業 グリコ栄養食品 海外子会社 その他 09/3 実績 64 22 13 6 12 11 10/3 実績 118 60 25 8 10 15 23 11年3月期 計画 江崎グリコの単体損益 営業利益は10年3月期並み。 27億円の増収はあるが、競争激化に対応するため販売促進費や広告費の増加を 見込む。 【江崎グリコ単体】 09/3実績 金額 (単位:億円) 11/3計画 10/3実績 率% 金額 率% 金額 率% 売 上 高 1,445 100.0 1,418 100.0 1,445 100.0 売上原価 売上総利益 763 681 52.8 47.2 709 709 50.0 50.0 720 725 49.8 50.2 運賃 保管料 82 5.7 81 5.7 80 5.6 販売促進費 267 18.5 270 19.1 278 19.3 広 告 費 98 6.8 84 5.9 87 6.0 人件費・厚生費 経費・償却費 141 73 9.7 5.0 144 70 10.1 4.9 146 73 10.1 5.1 合 計 659 45.6 649 45.8 665 46.0 営 業 利 益 22 1.5 60 4.2 60 4.2 24 11年3月期 計画 グリコ乳業・グリコ栄養食品の単体損益 【グリコ乳業単体】 ◆営業利益は10年3月期に比べて6億円の増益。 ◆21億円の増収が大きく寄与。一般管理費は新製品開発強化のため増加を見込む。 09/3実績 金額 売 上 高 営 業 利 益 率% 830 13 100.0 1.5 (単位:億円) 11/3計画 10/3実績 金額 率% 823 25 金額 100.0 3.0 率% 844 31 100.0 3.6 【グリコ栄養食品単体】 ◆営業利益は10年3月期に比べて1億円の減益。 ◆12億円の増収はあるが、競争激化に対応するための販売価格低下や増量対策によ り原価率アップ。 (単位:億円) 09/3実績 10/3実績 11/3計画 金額 売 上 高 営 業 利 益 330 6 率% 100.0 1.9 金額 315 8 率% 100.0 2.4 金額 327 7 率% 100.0 2.2 25
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