2009年10月号

す み し ん 確 定 拠 出 年 ⾦ NEWS
NE WS L
LETTER
ETTER
-マーケット概況マ ケット概況マーケット概況
2009年
2009
年10
10⽉号
⽉号
市場振り返り (2009年9月)
国内債券 321.10↑(前月比 +0.34%)NOMURA-BPI総合インデックス
9月の国内長期金利は、ボックス圏で推移しました。上旬は、米国長期金利の上昇の流れを引き継ぎ、国内長
期金利は上昇で始まりましたが、その後、国債入札の結果が市場予想よりも順調であったことから、好調な需
給環境が確認され、長期金利は低下しました。中旬は、米経済指標の改善等による国内株式の反発を受けて、
長期金利は上昇しました。下旬は、円高進行等によって国内株式が下落に転じたことを受けて、長期金利は低
下し、結局、国内長期金利は1.30%(前月比▲0.01%)で月末を迎え、債券価格はやや上昇しました。
外国債券 310.49↓(前月比 ▲1.96%)シティグループ世界国債インデックス(円ベース・日本除く)
9月の米国長期金利は、ボックス圏で推移しました。上旬は、強弱入り混じる経済指標の中で長期金利は株式
市場の動向に振り回される展開となりましたが、30年債の入札が好調な結果となったことから、長期金利は
急低下しました 中旬は 米小売売上高や米生産者物価等が強い内容となったことを受けて長期金利は上昇し
急低下しました。中旬は、米小売売上高や米生産者物価等が強い内容となったことを受けて長期金利は上昇し
ました。下旬は、7月のFHFA住宅価格指数等の経済指標が弱めの内容であったことやFOMC声明文において
一部の市場参加者が懸念していた利上げのタイミングに関する言及がなかったこと等を受けて、長期金利は低
下し、結局、米国長期金利は3.31%(前月比▲0.09%)で月末を迎えました。一方、欧州債券市場でも、独
長期金利等が低下して債券価格が上昇しました。(ただし、円高が進行したため、円換算ベースの外国債券指
数は下落しました。)
国内株式 1,119.67↓(前月比 ▲5.10%)東証株価指数(配当込み)
9月の国内株式市場は6ヶ月ぶりの下落となりました。上旬は、商品市況の悪化が嫌気された資源関連株や資
9月の国内株式市場は6ヶ月ぶりの下落となりました
上旬は 商品市況の悪化が嫌気された資源関連株や資
本規制強化の影響が懸念された金融関連株を中心に下落しましたが、その後は、米雇用統計が市場予想ほど悪
くなかったことや外国株式市場が堅調に推移したことなどを背景に回復しました。中旬は、米国の消費関連や
生産関連指標の改善を受けて反発する局面もありましたが、円高進行が嫌気された輸出関連株や返済猶予政策
の影響が懸念された金融関連株を中心に軟調に推移しました。下旬も、円高進行が嫌気された輸出関連株や資
本規制強化の影響や増資による希薄化が懸念された金融関連株を中心に軟調に推移し、結局、日経平均株価は
10,133.23円(前月比▲3.42%)で月末を迎えました。
外国株式 1,048.12↑(前月比 +1.07%)MSCI-KOKUSAIインデックス(円ベース)
9月の米国株式市場はNYダウが3ヶ月連続の上昇となりました。上旬は、金融株を中心に下落して始まりまし
たが、ISM製造業指数や雇用統計等のマクロ指標が概ね良好だったこと等が好感されて堅調に推移し、中旬も、
消費関連や生産関連指標の改善を受けて堅調に推移しました。下旬は、FRBが景気認識を上方修正した一方で
資金供給ペースを緩めると発表したこと等が嫌気されて軟調に推移し、その後もM&A関連のニュースがプラ
ス材料視される局面もありましたが、マクロ指標の内容が強弱入り混じる結果となって上値の重い展開となり、
結局、NYダウは9,712.28ドル(前月比+2.27%)で月末を迎えました。
外国為替
円/ドル相場
89 54↓(前月比 ▲3.48%)
89.54↓(前月比
▲3 48%)円/ユ
円/ユーロ相場
ロ相場 130.87↓(前月比
130 87↓(前月比 ▲1.69%)
▲1 69%)
9月の円/ドル相場は93円台前半で始まり、円高基調で推移しました。上旬は、米国株式が上昇するとリスク
選好によりドルが売られました。中旬は藤井財務大臣による為替介入への否定的な発言等を受けて、円高で推
移しましたが、米消費関連や米生産関連指標の改善を受けて米国株式が上昇し、円安・ドル高に転じました。
下旬は、FOMCにおける米景況感の上方修正等を受けてドルが買われましたが、FRBの緩和政策維持見通しか
ら米金利が低下すると円高・ドル安で推移し、結局、円/ドル相場は89.54円(前月比▲3.23円)で月末を迎
えました。一方、円/ユーロ相場は133円台前半で始まり、ドル同様に藤井財務大臣の発言等を受けて、円
高・ユーロ安で推移し、結局、円/ユーロ相場は130.87円(前月比▲2.25円)で月末を迎えました。
~留意事項~
本資料は、お客様の運用戦略や投資判断等の参考となる情報の提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資等に係る
最終的な決定は、商品に関する詳細資料を参照の上、お客様ご自身のご判断で行なっていただきますようお願い申し上げます。
シミュレーションやバックテスト等のデータ、運用実績やリスク・リターン等による商品分類図を含めた本資料の内容は、将来の運用成果の向上を保証するものではありません。ま
た、データの一部は、弊社が信頼できると判断した各種情報源から入手した情報等に基づくものですが、その情報の正確性・確実性について弊社が保証するものではありませ
ん。なお、本資料は、作成日において入手可能な情報等に基づいて作成したものであり、今後の金融情勢・社会情勢等の変化により、内容が変更となる場合がございます。
本資料に関わる一切の権利は、他社資料等の引用部分を除き、住友信託銀行に属し、いかなる目的であれ本資料の
一部または全部の無断での使用・複製、流用は固くお断り致します。
Copyright © 2009. The Sumitomo Trust & Banking Co.,Ltd. All rights reserved.