平成 28 年 8 月 24 日 こんにちは。改めて自己紹介をさせていただきます。友住 優介と申します。 本日、行橋市の経済を牛耳っておられる、皆さまの貴重な時間をいただい て、私の職業のお話しをさせていただく機会を作っていただき、大変ありが とうございます。私が営む仕事は建具屋です。少し回りくどくお話しさせて いただくと、住宅もしくは店舗、施設などの空間を仕切る、建材のことです。 大きくわけって、木を組んで作る木製建具と鉄、アルミなどで作る鋼製建具 があります。木製建具は私の工場においてフルオーダーメイドで作っております。木製建具には大別して、 白木をそのまま仕上がりにした、無垢材を組んで作るシンコ障子、組子障子等と芯材を木で組んで、仕上が り面に塩化ビニールやポリエスチルなどを貼った、フラッシュドア、また表面にふすま紙を貼った戸襖等が あります。これらの木製建具を作成する設備があるので、それに付随した修繕等も行っております。 鋼製建具の方は近年では当たり前になりましたが、外壁周りに取り付けるアルミ製のアルミサッシの販売 取付を行っております。その過程で必要になるガラスの取り扱いもしております。また、アルミサッシを作 成する設備等はないので、メーカーによる既成品を使っておりますが、その構造は熟知しているので、修繕 等も行っております。また、施設、店舗でみられる注文製作型のスチールドア等は取り扱いをしていないの で今後の課題ではあります。また、木製建具と鋼製建具をメインとして、付随するブラインド、カーテン、 アコディオンドアなどの販売取付を行っております。 さらに、木製建具の技術を生かして、木製の家具の作成も行っております。メーカーの作る既成品は扱っ ておりませんが、住空間に合わせた棚、テーブル等を注文製作で作っております。 この建具屋は先代である私の父から引き続きました。場所は築上町であり、私で 4 代目になります。事 業を始めたのは私の曽祖父で、明治時代に中津街道でさかえた旧椎田町が車の登場で衰退し始めたので、旅 館から建具屋に事業を切り替えたそうです。2 代目の祖父は豊前西ロータリークラブに入っており、ロータ リーとは深い縁があるように思います。仕事の話に戻します。 建具、家具の製作、販売をメインとして最近 では、自分の前職であり、大学でも勉強してき た設計の知識と技術を生かして、住宅のリフォ ームを手掛けるようになりました。個人のお客 様の意図をくみ取り、こちらからプランを提案 してそれに付随する大工工事、クロス工事など を手配してリフォームを取り組んでおります。 おかげさまで、徐々に仕事の件数を積み重ねる ことができておりますが、まだまだ未熟者です ので、今後、立派なロータリアンになれるよう に、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いしま す。 ご静聴ありがとうございました。
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