富岡市立東中学校研究通信 学びの庭 N0 2 web版 発行日 2013 年 4 月 22 日(月) 発行者 研究部 ○本日の研究授業・授業検討会について ♪研究授業 :15:10~16:00 浦野正教諭、髙木慎也教諭 第6校時 3年3組「数学」 ♪授業検討会:16:10~16:40 3年3組 授業検討会について ○司会は学年主任:ファシリテ-タ-(発言内容を整理して、発言者が偏らないよう順調 に進行するように口添えする役) ○学年の職員で行うので、顔と名前、性格等を共有しているのが最大のメリット ○公開授業の時は、ビデオを視聴してから検討会に入る ○授業検討会のポイント ・各教科の立場で、学年の生徒をどう見るか(ある班のある生徒に着目する その生徒の 学びをじっくり観察する 自分の授業のときと比べてどうか等) ・教科の特徴に合わせて、自分の教科に使えるものはどのようなことか考える ○授業検討会の時間の目安は30分(終わったら学年会へ) ○検討会後、授業者は出された意見を簡単にまとめておく ※授業検討会前にお読み下さい「学校を改革する」~岩波ブックレット~ 5 教師間の同僚性の構築(P.38より抜粋) 同僚性の構築 ①学びの共同体の学校改革の中心目的の一つは、一人残らず教師が専門家として成長できる学校 を築くことである。この目的を達成するためには、すべての教師が同僚に授業を公開すること と、授業協議会を通じて教師が学び合う同僚性を校内に築くことが必要である。 ②どんな授業実践においても教師が掲げるべき三つの旗がある。子ども一人ひとりの学びの尊厳 を大切にすること、教材の発展性を大切にすること、そして教師自らの教育哲学を大切にする ことである。私はこの三つを、教師が実践において追求すべき課題であると考えている。 ③授業実践の創造と授業協議会においては、この三つの課題において互いに学び合い、互いに成 長を促進し合うことが求められよう。~中略~ これまでの授業協議会は、「どこが良かった」 「どこが悪かった」という〈評価〉を行う発言が多かった。しかし、よい授業、悪い授業とい う評価を行っている限り、教師が成長することはありえない。~中略~ どこで学びが成立し たのか、どこで学びがつまずいたのか、どこに学びの可能性があったのか、それらを事実に即 して詳細に省察して自分自身の学びに専念するのが、専門家として成熟した教師の授業研究で ある。 ④誰もが一言は発言することをル-ルにする必要がある。そもそも、授業協議会において一言も 発言しないのは、授業を提供した授業者に失礼である。貴重な学びの機会を提供してくれた授 業者に対して感謝し、その好意に敬愛の情を示してこそ、校内の同僚性は発展する基礎を形成 する。 ⑤学びの共同体の学校においては、研究授業の事前の研究よりも事後の研究を重視している。~ 中略~ したがって、「優れた授業」よりも「学びの質の向上」を追求する学びの共同体の学校 では、授業のデザインは、できるかぎり授業者自身に任せ、子どもの学びの事実の省察(リフ レクション)を中心に協議している。新しい授業研究は、〈デザイン〉と〈リフレクション〉に よる学びの研究なのである。 ♪お知らせ 第2回校内研修 ・日時 ・内容 5月2日(木) 電子黒板の使用方法を研修します
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