Management Innovation

会社概要
社
英
本
設
資
事
文
本
業
名
名
社
立
金
所
株式のご案内
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
Business Brain Showa・ota Inc.
東京都港区南麻布2−12−3
1967年(昭和42年)8月
22億3,349万円
東 京
東京都港区南麻布2−12−3
大 阪
大阪市北区角田町8−1
(梅田阪急ビルオフィスタワー34F)
名古屋
名古屋市中区錦1−4−16(日銀前KDビル7F)
浜 松
浜松市中区田町324−3(住友生命田町ビル7F)
アウトソーシングサービス事業部
浜松市中区蜆塚3−13−15
(2010年3月31日現在)
■株式の状況
外国人0.12%
発行する株式の総数
発行済株式総数
株
主
数
35,600,000株
9,046,000株
4,065名
金融機関0.22%
証券会社0.27%
事業会社・その他法人
1.60%
所有者別分布
個人・その他
■ 株式のご案内
事
業
年
度
定時株主総会
基
準
日
剰余金の
配当の基準日
97.79%
4月1日∼翌年3月31日
6月
3月31日
(そのほか臨時に必要あるときはあらかじめ公告いたします)
3月31日
(中間配当を行う場合 9月30日)
上場証券取引所
大阪証券取引所
株主名簿管理人
特別口座の口座
管理機関
三菱UFJ信託銀行株式会社
同 連 絡 先
株主の皆様向けWebページのご案内
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
東京都江東区東砂七丁目10番11号(〒137-8081)
TEL 0120-232-711(通話料無料)
(ご注意)
1. 2010年4月1日にジャスダックと大阪証券取引所が合併したことにより、
当社の上場市場は大阪証券取引所となりました。
2. 株主様の住所変更、買取請求その他の各種お手続きにつきましては、原則、
口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっており
ます。口座を開設されている証券会社等にお問合せ下さい。株主名簿管理
人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意下さい。
http://www.bbs.co.jp/
http://www.bbs.co.jp/ir/
BBS Groupトップページのメインメニュー内
にある、IR情報をクリックします。
IR情報のトップページにIRメニューが表示
されます。メニューより必要な情報項目を
クリックしてご覧下さい。
〒106-0047 東京都港区南麻布2ー12ー3 TEL(03)5730-3611
3. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱
UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座
管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せ下さい。なお、三菱UFJ信託銀
行全国各支店にてもお取次ぎいたします。
4. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払い
いたします。
この印刷物は、FSC認証紙と植物油インキを使用しています。
Management
Innovation
第 43 期事 業報告
2009年4月∼ 2010年3月
株主の皆様へ
2. 対処すべき課題
株 主の皆 様におかれましては、
ますますご清 栄のこととお慶び申し
当 事 業 年 度は、景 気 低 迷による顧 客 企 業の情 報 化 投
上げますとともに、平素の格別のご支援に心から厚くお礼申し上げます。
資 抑 制の影 響を年 間にわたって受け、売 上・利 益とも大き
さて、当社は、2010年3月31日をもちまして、第43期事業年度を終了
く減 少 する結 果となりました。景 気には一 部 で明るい兆し
いたしましたので、
ここに当 期の事 業の現 況と決 算の状 況をご 報 告
が見られるものの情 報 化 投 資が本 格 的に回 復するに至る
申し上げます。
までには時 間を要 すると想 定されるため、引き続き慎 重な
対 応 が 必 要と判 断しております。一 方で、当 社グループが
顧 客や業 界 から求められる要 望は年々高 度 化しておりま
すので、市 場 の 低 迷に対 応 する組 織 構 造 や 生 産 能 力に
合わせながらも、顧 客の高 度な要 求に十 分に応えていくた
めの質 的な充 実を図る必 要があります。そのためには当社
グループ が 基 本 的な課 題と認 識している右 記 の 4 項目に
BBSグループの現況
ついて、
より一 層の 努 力を重ねる必 要 があります 。
さらに、
導 入 が 迫っております 国 際 財 務 報 告 基 準( I F R S:
1. 当事業年度の事業の経過及び成果
I nt e r na t io na l Fina nc ia l Re po r t ing St a nda r ds )は
わが 国 経 済は、当 事 業 年 度 末になって設 備 投 資 や 雇
招くこととなりました。急 激な環 境 変 化に対 応するため、人
用の底 入れ等の傾 向が現れ、景 気の先 行きに明るい兆し
員 調 整による固 定 人 件 費の削 減 、事 業 所の集 約によるグ
が 見えつつありますが、産 業 全 体としては依 然として設 備
ループ 経 営 の 効 率 化 、販 管 費 の 削 減 、賞 与を中 心とした
の過 剰 感は強く、今 後の需 要 動 向に関しては慎 重な判 断
人 件 費の圧 縮 等を行いましたが、売 上の減 少を補 填する
を要するものと考えております。
には至りませんでした。一 方で、経 済 環 境 が 厳しい中では
このような中、当 社グループにとって当 事 業 年 度は非 常
ありますが、将 来の収 益 基 盤となるソリューションの研 究 開
に厳しい年となりました。情報化投資の需要の動向は全般
発等に一定の投資を行ってまいりました。
この結果、当連結会計年度は、
に直 面したため、
グループ各 社が協 調して受 注 活 動による
売 上 高・
・
・
・ 13,351 百万円(前連結会計年度比14.3%減)
を中心とした製 造 固 定 費が売 上に対して高い水 準となり、
売 上 総 利 益を減 少させる結 果となりました。
とりわけコンサ
ルティング事 業におきましては、景 気 動 向を短 期 的に受け
やすいため、売上の大幅減少とともに利益の大幅な減少を
営 業 損 失・
・
・
・
2 コスト競争力の実現
1. 生産性の向上、高収益率の確保、発注先の見直し
2. プロジェクト管理体制、
品質管理体制の強化による原価低減
3. グループ各社の諸機能統合による運営コストの低減及び管理精度向上
4. 要員アサインの精緻化
3 人材の採用と育成
1.
2.
3.
4.
プロフェッショナルの育成
グループ間での積極的な人材交流
資格取得の奨励
優秀な人材の積極的な採用
4 コンプライアンスの遵守と機密情報漏洩等の不祥事防止
1. 法令に準拠した内部統制システムの確立と運用
2. 機密情報管理体制の整備・強化と社員教育の徹底
株 主の皆 様におかれましては、今 後も一 層のご指 導、
2 0 1 0 年 6月
が、当 事 業 年 度は顧 客 企 業の情 報 化 投 資の著しい減 退
となりました。
また、売 上 高が大 幅に減 少したために人 件 費
各 社を挙げてB B Sグループの価 値を市 場に訴 求してまい
ります。具 体 的には右 記の方 針で対 処してまいります。
1. グループ各社のシナジー発揮によるBBSブランド価値の向上
2. 製販一体となった既存顧客の維持・拡大
3. 管理会計分野でのソリューションモデルの開拓と拡大
4. 日立グループをはじめとする主要チャネルとの協業ビジネスの拡大
5. コンサルティングを前面に出した提案活動の実施
6. マネージメントサービス事業の拡大
ご支 援を賜りますようお願い申し上げます。
的な景 気 の 動 向に一 歩 遅 れて追 随 する傾 向にあります
売 上の確 保に邁 進したものの、前 年を大 幅に下 回る結 果
当社グループにとって大きな商 機となりますので、グループ
1 顧客サービスの充実
20 百万円(前連結会計年度比
−
)
経 常 損 失・
・
・
・
3 百万円(前連結会計年度比
−
)
当期純損失・
・
・
・
273 百万円(前連結会計年度比
−
)
となりました。
代表取締役社長
石川 俊彦
※前連結会計年度比において、
前年もしくは当年の数値がマイナスの場合は
「−」
としております。
1 BBS Group Annual Report 2010
Toshihiko Ishikawa
BBS Group Annual Report 2010
2
グループの事業別状況
事業別売上構成
当社グループの事業別状況につきまして
ご報告いたします。
コンサルティング
27.8%
システム開発
48.2%
アウト
ソーシング
24.0%
コンサルティング事業
システム開発事業
環境悪化を受け、各分野で売上・利益確保に苦戦
売上高 3,714 百万円 (前連結会計年度比 31.3%減)
ネット銀行関連のシステム開発、会計システムの新規開拓などに明るい兆し
営業損失 246 百万円 売上高 6,431百万円 (前連結会計年度比 −)
業務管理に関するコンサルティング分野におきましては、
(前連結会計年度比 14.7%減)
ネットワークセキュリティコンサルティングに関しましては、
内 部 統 制 関 連のビジネスが完 全に収 束したうえに景 気 低
案 件 数の大 幅な減 少により内 部 統 制 支 援サービスに関 連
迷の影響を大きく受け、案件の種別を問わず、絶対量が不
するビジネス及びログ管 理 等のI T 基 盤のセキュリティ強
足する状況となりましたが、売上規模に適した原価構成、販
化に関 するサービス、検 査 案 件 等を手 がけるテクニカル
管 費 構 成 への調 整に時 間を要したため、固 定 費を回収で
サービスが 全 般 的に不 振となりました。
また、人 員 削 減 や
きない状況が継続し、結果として大きな損失を計上すること
事 業 所の移 転 等による原 価 及び 販 管 費の削 減を図りまし
となりました。
また、会 計システムの開 発 案 件自体が減 少す
たが、売 上 が 前 年 比 6 0%程 度に減 少したことが 影 響して
ることで、それに係わる基本構想等の案件も不足したため、
大幅な損失を計上いたしました。
公 認 会 計 士 等のコンサルタントの稼 働 率が低 下し、業 務コ
ンサルティング同様に大きな損失を計上するに至りました。
サービス内容
S I 開 発 部 門におきましては、顧 客 企 業の情 報 化 投 資
I
FRSコンサルティング
内部統制コンサルティング/会計システムソリューション
(管理会計制度、連結決算制度、公会計等)
グループ連結経営/GMS−X
経営改革/業務改善
戦略管理/戦略コストマネージメント
(収益性管理コンサルティング、
活動基準原価計算、業務プロセス評価、
シェアードサービス支援、原価管理)
人事関連コンサルティング
(人事制度、
バランス・スコアカードとクォータリー・マネージメント、
成果主義)
ERPコンサルティング
情報関連コンサルティング
(システム診断、
システム監査、情報技術コンサルティング、
Webサービスビジネス構築コンサルティング)
株式公開支援
M&Aコンサルティング
(デューディリジェンス、
バリュエーション)
セキュリティマネージメントコンサルティング
I
SO、
プライバシーマーク等認証取得支援
予 算の削 減 がシステム開 発 後の定 着 化 案 件の減 少や大
手 S I e rの大 型 案 件 不 足につながっており、売 上が減
少することとなりました。売 上の減 少に伴い製 造 固 定 費を
圧 縮する必 要がありましたので、外 注 割 合を下げるために
内 製 化を進め、製 造 人 員の稼 働 率を維 持することで売 上
総 利 益の確 保に努めました。
アプリケーション統 合コンサルティングにおきましては、
S A P や O R A C L Eをベ ースとした 開 発 案 件 へ の
要 員 派 遣を中 心 にビジネス展 開しておりましたが 、大 手
S I e r における開 発 案 件 不 足に端を発した受 注 案 件
の凍 結や縮 小の影 響を受けて要 員 が 過 剰となり、利 益を
大 幅に減 少させる結果となりました。
3 BBS Group Annual Report 2010
営業利益 407 百万円 (前連結会計年度比 74.9%増)
システム開発分野におきましては、前年同様証券業界に
おける情 報 化 投 資 抑 制 傾 向は継 続しており、作 業 単 価引
き下げ 要 求 、契 約の打 切り、保 守・運 用の規 模 縮 小 、顧 客
企業の内製化などの要因が重複した環境の中、
コスト削減
及び生産効率の向上を図りましたが、売上・利益とも前年を
下回る結 果となりました。一 方で銀 行、生 保 等の金 融 機 関
の基 幹 系システム開 発に関しましては、証 券 業 界 向けシス
テム開発と同様に取引縮小、要員削減等の環境変化は生
じましたが、ネット銀 行 関 連の開 発を中心に受 注を確 保す
ることで前年を上回る売上高を確保することができました。
会計システム及び統合システムの開発におきましては、大
阪 地 区や名 古 屋 地 区を中心として重 点 顧 客としている既
存 顧 客からの継 続 案 件 確 保 及び 新 規の顧 客との関 係 構
築により受注を獲得し、前年を上回る売上・利益を確保して
おります。特に名 古 屋 地 区におきましては大 型の案 件が動
き始めており、今後の収益の基盤となるものと期待しておりま
す。一 方で、S E S(システム・エンジニアリング・サービス)
を中心とした事 業 領 域におきましては、既 存 顧 客からの要
員削減要請の影響を受け、売上・利益を減少させる結果と
なりました。以 上のような厳しい経 済 環 境ではありましたが、
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
と共同開発いたしまし
た販売・会計統合ソリューション「Fit−ONE」を中心
とする新 規ビジネスは、取り扱い案 件が着 実に増 加してお
り、当社グループの主要な会計ソリューションとして定着しつ
つあります。
また、当該ソリューションは、IFRS対応可能
なソリューションとして発展させるべく検討を重ねております。
PLM(Product Lifecycle Management)支援ソリュー
ションは、製造業を中心とした製品設計の効率化をもたらす
ソリューションを提供しておりますが、自動車産業を中心とし
た製造業全般の業績悪化により情報化投資が大幅に減退
している状況下にある中で概ね前年並みの売上を確保し、
コスト削減を進めることで前年を上回る利益を確保いたしま
した。
また、過 去の開 発ノウハウを体 系 化したソリューション
「PLMc o n s o l e 」を商 品 化することに成 功し、競 合 他 社の
既存のパッケージとの差別化を図ることが可能となりました。
サービス内容
情報システムの開発
(要件策定から導入定着化までの一括開発)
統合システム構築支援
(アプリケーション統合、生産管理・販売・物流システム構築支援)
販売・会計統合ソリューション Fit−ONE
原価管理ソリューション
ソフトウェア新技術の研究、開発
(ネットワーク、DB/DC等)
会計システムパッケージ商品の提供とソリューション開発
(ACT−Ⅱ、
ACT−CS、ACT−NetPro)
PLM支援ソリューション導入と開発
Webシステムソリューション開発
証券・金融系システムソリューション
医療福祉機関の経営改善支援、
システム開発
建設業向け、見積り、積算、購買システム開発
BBS Group Annual Report 2010
4
グループの事業別状況
グループネットワーク
※ 株式会社アドックは、2010年2月1日に会社分割を行い、新たに株式会社アイ・エス・エスを
設立いたしました。
また、株式会社アドックは、2010年4月1日に株式会社パナッシュに商号変更しております。
※ 株式会社アドファインは、2010年4月1日に株式会社ファイナンシャルブレインシステムズと
合併し、
経営統合いたしました。
アウトソーシング事業
金融業務に関するコンサルティング・システム開発
分野による差異はあるものの事業全体の売上高は、22.0%増
売上高 3,206 百万円 (前連結会計年度比 22.0%増)
営業利益 52 百万円 人事・給与・労務業務のアウトソーシング分野におきまして
向け決算支援サービスは経理要員の人材不足、高度な経
は、景気悪化の影響を受けて顧客企業の統廃合やリストラ、
理スキルの要 請 等のニーズはあるものの継 続 的な案 件に
内製化に伴う契約の減少はあるものの、新規顧客の開拓に
恵まれず、売上・利益とも前年と比較して減少しております。
位での業務改善、作業効率化を進めることによって利益率も
改善したため、売上・利益とも前年を上回る結果となりました。
人材派遣業務分野におきましては、東海地区を中心に事
業展開しておりますが、
自治体からの定例業務等は予定通
りの受 注を確 保したものの、製 造 業を中心とした要 員 派 遣
の需要減退が前年より継続しておりますので売上・利益とも
前年を大きく下回る結果となりました。
また、外資系企業に対
するITに特化した人材派遣や人材紹介サービス、
システ
ムのアウトソーシングサービスに関しましては、顧 客となる外
資系企業の情報化投資抑制の影響を受け、人材紹介サー
ビス及びシステムのアウトソーシングの需要減に対応するべ
く事 業 構 造の改 善に着 手したものの人 件 費をはじめとする
固定費を賄えなかったため、大きく損失を計上いたしました。
病 院 医 療 事 務 受 託 分 野におきましては、医 師 補 助 者の
増員等の需 要を的 確に捉えて顧 客との取引を年々増 加さ
サービス内容
シング分 野におきましては、景 気の低 迷により顧 客 企 業の
帳代行も受注が伸び悩む結果となりました。
また、上場企業
5 BBS Group Annual Report 2010
エンジニアリングイノベイター
総合人材サービスのプロフェッショナル
(株)アイ・エス・エス
設 立/2004年
(平成16年)
12月
資本金/9,900万円
(BBS 51%)
製造業全般を対象に、製品開発に関するあらゆるデジタ
ルデータを統合管理するPDMを中核としたPLMソリュー
ションを提供する専門会社
設 立/1973年
(昭和48年)
10月
資本金/4,100万円
(BBS 90.2%)
大量データ一括エントリーサービス及び技術者・専門職
の人材派遣・人材紹介の人材総合サービス会社
お客様の成長を支える経営とITの総合コンサルティングパートナー
(株)
ビジネスブレイン太田昭和
設立/1967年
(昭和42年)
8月 資本金/22億3,349万円
システムコンサルティング、
システム監査、
システム診断、
ビジネスシステム開
発、技術システム開発、
アウトソーシング、経営コンサルティング等、経営改
善からシステムの構築・定着化まで様々な分野でのトータルサービスを展開
サービス概要
人事・給与・労務業務全般における最大約85%程度の業務をア
ウトソーシング可能です。
また、
人事・給与・労務業務に限定せず、
さらにその周辺業務にまでサービス範囲を拡大し、総合的なフ
ルアウトソーシングサービスをワンストップにてご提供いたします。
人事制度・規程/業務改善
コンサルティング
人事関連システム選定/導入
経営管理に関するコンサルティング
(株)ギャブコンサルティング
設 立/1992年
(平成4年)
10月
資本金/2億円
(BBS 90%)
BBSグループのコンサルティングノウハウと日本アイ・ビー・
エムグループの情報技術を基盤に、
グループ経営、
ロー
コスト経営、顧客志向経営、
コーポレートガバナンス等を
推進する様々なソリューションを提供
ネットワークセキュリティのコンサルティングサービス
退職給付債務計算
給与・労務
アウトソーシング
人事関連システム
運用代行
従 業 員 削 減 が 給 与 計 算 受 託の減 少につながるとともに、
不 動 産 投 資ファンドに係わるS P C( 特 別目的 会 社 )の記
設 立/1973年
(昭和48年)
10月 資本金/8,650万円
(BBS 100%)
外資系企業を顧客とするITアウトソーシング、
マネージド
サービス、
人材派遣サービス、
人材紹介サービス事業を展開
(株)PLMジャパン
人事・給与・労務業務アウトソーシング
退職給付債務計算アウトソーシング
経理・財務分野アウトソーシング
I
Tアウトソーシング
医療福祉機関の運営支援
人材派遣、
データエントリー
データセンターの運営管理支援
せており、前年より売上・利益とも増加しております。
中堅中小 企 業 向け経 理・財 務 及び 人 事・給 与アウトソー
(株)パナッシュ
設 立/1982年
(昭和57年)
11月
資本金/4億1,000万円
(BBS 74.7%)
金融・証券業務に関するコンサルティング、
システムの開
発からビジネスシステム開発、
医療機関向けシステム開発
まで幅広い分野にソリューションを提供
(前連結会計年度比 55.9%減)
より順調に処理件数を伸ばしております。
また、
プロジェクト単
バイリンガルエンジニアによるITサービス
(株)ファイナンシャルブレインシステムズ
各種アウトソーサーとの完全連携
(社宅・福利厚生・人材派遣等)
人事・総務部門業務全般
アウトソーシング
グローバルセキュリティエキスパート(株)
設 立/2000年
(平成12年)
4月
資本金/2億7,000万円
(BBS 98.1%)
情報セキュリティ診断・監査、
セキュリティポリシー策定・運
用定着化、不正アクセス監視、
セキュリティインフラネット
ワーク設計等、情報セキュリティサービスの専門会社
経理・給与等のアウトソーシングサービス
(株)EOS
設 立/2001年
(平成13年)
12月
資本金/6,000万円
(BBS 100%)
経理・財務分野、
人事・給与分野のアウトソーシングサービス
の専門会社
医療・福祉機関への総合コンサルティング
(株)
ミックス
設 立/1978年
(昭和53年)
2月
資本金/4,000万円
(BBS 100%)
医療福祉機関のシステム開発・運営等、保険・医療・福祉
機関へ総合サービスを行う
BBS Group Annual Report 2010
6
BBSのミッション
サービス概要
Value Innovation
BBS 経営会計情報システム
B B Sは、経 営 会 計 情報システムの構築を通じてお客様価値の最大化に貢献します。
得意分野である
『経営会計』領域において、IFRS(国際財務報告基準)対応とグループ経営を軸に下記ソリューションに注力。
経 営 会計 情 報システムとは、現場から経営に至る会計情報の連鎖を体系的にサポートする情報システムです。
また、業務力を生かした専門性の高いマネージメントサービス
(BPOソリューション)
にも戦略的に取り組みます。
経営会計情報システム
業績管理
連結会計
連結予算
3. 予算管理ソリューション
連結原価
管理指標
現場指標
2. 原価管理ソリューション
グループ経営
経営会計
経営会計モデル
経営指標
事業戦略
IFRS
連結グループ
経営管理モデル
1. 会計情報システムソリューション
4. マネージメントサービス(BPOソリューション)
会計
予算
現場管理
原価管理
企業活動
購買物流
製 造
出荷物流
販 売
サービス
機能領域管理モデル
連結企業群
7 BBS Group Annual Report 2010
BBS Group Annual Report 2010
8
BBSのサービス
一気通貫のコンサルティングサービス
IFRSコンサルティングサービス
BBSグループでは、お客様のさらなる利益創出の視点から、各種サービスを構成し、一気通貫で提供しております。
IFRS(国際財務報告基準)対応導入を単なる会計基準の見直しと考えず、
これからますます重要視される「グループ経営管
具体的には、独自の方法論であるM-SI( マネージメント・システムズ・インテグレーション)に基づく、
「コンサルティングから業務
理制度の実用化」や「さらなる決算早期化の実現」
という命題と整合性を確保しながら、IFRS適用で生じる課題と解決のため
改革、
システム開発、定着化」、
さらに、専門スタッフによる新たなアウトソーシングサービスである、
「マネージメントサービス」です。
のアプローチを整理し、IFRSコンサルティングサービスをフェーズ別に提供します。
コンサルティング
システム開発
定着化 まで一気通貫でサービスを提供
IFRSの研究
フェーズ2
フェーズ3
フェーズ4
影響度分析
基本計画策定
対策実施
フェーズ5
適用開始
フェーズ1
フェーズ6
定着化
移行・並行
経営コンサルタント
公認会計士
ビジネスモデル
システムコンサルタント
マネージメントサービス
IFRS
プライベート
セミナー
IFRS
インパクト診断
基本構想
策定支援
IFRS
導入支援
IFRS
移行支援
決算業務支援
・経営層向け
・会計処理の
差異分析
・グループ会計基準、
方針の策定
・勘定科目体系の
作成
・移行計画書、
移行マニュアル
作成
・経理部業務の
支援
・金額的影響度
・グループ経 理 規
定、運用マニュア
ル作成
・新業務プロセス
の詳細文書化
・開始残高確定
作業
・経理担当者向け
サービス内容
業務コンサルティング
コンサルティングサービス
・情報システム
部門向け
決算支援
Management-SI
定着化
システム
コンサル
ティング
業務改革
システム開発
9 BBS Group Annual Report 2010
R
・プロジェクト計画
の策定
保守・運用
運用改善
システム改善
・新業務プロセス
の案作成
・システム改修案
の作成
・アウトソーシング
化対応
・基幹・会計システ
ムの改修
・実施計画作成
実地棚卸診断
人事総務
資格取得状況
病院事務代行
サーバー運用
※Management-SI
・
I
Tへの影響度
経理規程整備
R
・業務プロセスへ
の影響度
等
ITコーディネーター
4名
ソフトウェア開発技術者
21名
税理士
6名
社会保険労務士
4名
基本情報技術者
94名
システム監査技術者
7名
情報処理技術者(1種)
45名
日商簿記(1級)
35名
中小企業診断士
5名
情報処理技術者(2種)
94名
日商簿記(2級)
152名
公認会計士
19名
∼BBSのコンサルティングおよび開発の方法論です
BBS Group Annual Report 2010
10
連結経営の概況
当連結会計年度の連結売上高は、13,351百万円
(前期比14.3%減)、連結当期純損失は、273百万円
(前期比 −)
となりました。
連結対象子会社は、右の9社です。
売上高の推移
(百万円)
17,560
18,000
15,000
株式会社アドック
株式会社ミックス
株式会社ギャブコンサルティング
株式会社ファイナンシャルブレインシステムズ
グローバルセキュリティエキスパート株式会社
株式会社アドファイン
株式会社EOS
株式会社PLMジャパン
株式会社アイ・エス・エス
経常利益・当期純利益の推移
1,400
15,570
15,501
連結対象子会社
800
9,000
0
200
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
0
資産合計
負債の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
少数株主持分
732
615
527
616
400
3,000
流動資産
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
純資産の部
965
600
6,000
資産の部
負債合計
1,000
12,000
科 目
流動負債
固定負債
1,294
1,200
13,351
13,263
(百万円)
連結貸借対照表の要旨(平成22年3月31日現在)
249
185
経常利益 純利益
△3
△273
純資産合計
負債純資産合計
(百万円)
当 期
前 期
7,523
1,835
113
234
1,488
9,358
8,232
1,985
180
218
1,587
10,217
1,479
1,601
3,080
1,885
1,597
3,482
6,380
2,219
2,655
1,622
△116
△37
△37
392
6,735
10,217
6,040
2,233
2,669
1,253
△116
△15
△15
253
6,278
9,358
連結損益計算書の要旨(平成21年4月1日∼平成22年3月31日)
科 目
13,351
11,182
2,169
2,189
15,570
12,398
3,171
2,582
△20
589
24
7
34
7
△3
616
4
156
̶
99
△155
517
50
69
199
101
少 数 株 主 利 益 又 は
少 数 株 主 損 失( △ )
△1
32
当 期 純 利 益 又 は
当 期 純 損 失( △ )
△273
185
売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営 業 利 益 又 は
営 業 損 失 ( △ )
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経 常 利 益 又 は
経 常 損 失 ( △ )
特 別 利 益
特 別 損 失
税金等調整前当期純利益又は
税金等調整前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
連結キャッシュ・フロー計算書の要旨(平成21年4月1日∼平成22年3月31日)
区 分
第43期
第39期 第40期 第41期 第42期
前 期
売 上 高
売 上 原 価
(平成22年3月期)
当 期
(%)
総資産・純資産の推移
12,000
10,000
37.7
34.7
34.9
27.8 コンサルティング
34.9
52.8
49.8
48.4
48.2 システム開発
12.5
16.9
24.0 アウトソーシング
51.7
10,882 10,695
9,692
8,000
6,000
(百万円)
6,358
5,518
10,217
6,734
12.3
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
9,358
6,735
235
投資活動によるキャッシュ・フロー
△138
△773
11 BBS Group Annual Report 2010
△85
△166
現金及び現金同等物の増加額
△691
△704
現金及び現金同等物の期首残高
4,017
4,721
現金及び現金同等物の期末残高
3,326
4,017
連結株主資本等変動計算書(平成21年4月1日∼平成22年3月31日)
純資産
6,278
4,000
0
前 期
△468
総資産
2,000
13.4
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
事業別売上構成の推移
(百万円)
当 期
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
平成21年3月31日 残高
当期変動額
新株の発行
剰余金の配当
当期純利益又は当期純損失(△)
自己株式の取得
株主資本以外の項目の連結会計年度中の変動額(純額)
当期変動額合計
平成22年3月31日 残高
資本金
2,219
資本剰余金
2,655
14
̶
̶
̶
̶
14
2,233
14
̶
̶
̶
̶
14
2,669
(百万円)
株主資本
利益剰余金 自己株式
1,622
△116
̶
△96
△273
̶
̶
△369
1,253
̶
̶
̶
△0
̶
△0
△116
株主資本合計
6,380
29
△96
△273
△0
̶
△340
6,040
評価・換算差額等
その他有価証券
評 価 差 額 金
評価・換算
差額等合計
少数株主
持 分
純資産
合 計
△37
△37
392
6,735
̶
̶
̶
̶
22
22
△15
̶
̶
̶
̶
22
22
△15
̶
̶
̶
̶
△139
△139
253
29
△96
△273
△0
△117
△457
6,278
BBS Group Annual Report 2010
12
単独経営の概況
売上高の推移
(百万円)
10,000
(百万円)
8,101
7,861
6,564
資産の部
600
6,000
551
資産合計
466
400
4,000
200
2,000
0
0
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
流動資産
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
804
800
6,454
貸借対照表の要旨(平成22年3月31日現在)
科 目
1,000
9,540
8,000
経常利益・当期純利益の推移
361
368
負債の部
403
流動負債
固定負債
経常利益
106
135 121
純利益
△18
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純資産合計
負債純資産合計
総資産・純資産の推移
7,559
5,350
8,114
5,667
7,879
5,837
総資産
7,429
5,824
純資産
5,760
4,000
2,000
0
4,764
2,665
74
133
2,458
7,429
5,243
2,636
117
111
2,408
7,879
782
887
1,669
1,157
897
2,054
5,775
2,233
2,669
989
△116
△15
△15
5,760
7,429
5,862
2,219
2,655
1,103
△116
△37
△37
5,824
7,879
科 目
売 上 高
売 上 原 価
売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営 業 利 益
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経 常 利 益
特
特
別 利 益
別 損 失
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当 期 純 利 益 又 は
当 期 純 損 失 (△)
(百万円)
当 期
前 期
6,454
5,282
1,171
1,110
61
64
4
121
0
84
37
10
45
7,861
6,165
1,696
1,358
338
71
6
403
̶
123
280
78
67
△18
135
株主資本等変動計算書(平成21年4月1日∼平成22年3月31日)
8,503
6,000
前 期
(百万円)
10,000
8,000
損益計算書の要旨(平成21年4月1日∼平成22年3月31日)
(百万円)
当 期
(百万円)
株主資本
評価・換算差額等
資本剰余金
利益剰余金
株主資本 そ の 他 評 価 ・ 純資産
資本金
その他利益剰余金
合 計
自己株式
資本準備金 そ の 他 資本剰余金 利 益 別 途 繰越利益 利益剰余金
合 計 有 価 証 券 換算差額等
資本剰余金 合 計 準備金 積立金
合 計
評価差額金 合 計
剰余金
△37 5,824
821 1,104 △116 5,862 △37
201
82
2,219 1,019 1,636 2,655
平成21年3月31日 残高
当期変動額
14
14
新株の発行
̶
̶
剰余金の配当
̶
̶
当期純利益又は当期純損失(△)
̶
̶
自己株式の取得
̶
̶
株主資本以外の項目の事業年度中の変動額(純額)
14
14
当期変動額合計
2,233 1,033
平成22年3月31日 残高
̶
̶
̶
̶
̶
̶
1,636
14
̶
̶
̶
̶
14
2,669
̶
̶
̶
̶
̶
̶
82
̶
̶
△96
̶
△18
̶
̶
̶
̶
̶
̶ △115
706
201
̶
△96
△18
̶
̶
△115
989
̶
̶
̶
△0
̶
△0
△116
29
△96
△18
△0
̶
△86
5,775
̶
̶
̶
̶
22
22
△15
̶
̶
̶
̶
22
22
△15
29
△96
△18
△0
22
△64
5,760
第39期 第40期 第41期 第42期 第43期(平成22年3月期)
13 BBS Group Annual Report 2010
BBS Group Annual Report 2010
14