ふじみ衛生組合新ごみ処理施設建設ニュースｖｏＬ６平成２１年１月発行ふじみ衛生組合（組織市：三鷹市・調布市）新年あけましておめでとうございます。新ごみ処理施設の「建設ニュース」は、昨年8月に第１号を発行してから12月の第5号まで発行いたしました。さて、今年の最初のニュースは、現況として、昨年12月26日に公表しました「ふじみ衛生組合新ごみ処理施設整備・運営事業に係る特定事業の選定について」お知らせします。なお、先に公表していました「実施方針の変更版」についても、併せて「ふじみ衛生組合ホームページ」で公表しています。１ふじみ衛生組合新ごみ処理施設整備・運営事業に係る特定事業の選定特定事業の選定とは、新ごみ処理施設の建設事業と運営事業を従来どおりの公設公営方式で実施するか公設民営方式（以下DBO 方式という）で実施するかを比較し、PFI的手法によるDBO 方式を選定した場合に、この事業を「特定事業として選定」するということになります。組合では、９月に設置しました「事業者選定委員会」において検討された結果を踏まえ、実施計画どおりDBO 方式で実施することを決定しました。 ■ 選定理由この事業をPFI的手法によるDBO 方式で実施することにより、建設から運営の期間を通じて、定量的評価における公共財政負担が、公設公営方式と比較して約7％の縮減と、定性的評価における事業リスクの低減や公共サービスの質的向上等が期待できます。２公設民営（DBO 方式）による実施 (1) DBO 方式（Design-Build-Operate） DBO 方式とは、民間事業者の設計・建設の提案を受け、本組合の資金調達により施設を建設し、民間事業者に建設・運営を一体的に委ねる民間委託方式です。施設の所有権は本組合が保有しますが、運営主体は民間事業者となります。 (2) DBO 方式の全体計画（建設から運営までの約 23 年間） ① 本組合が事業者グループの選定を行う。 ② 本組合が建設に必要な資金調達を行い、選定した事業者グループ内の建設会社との建設請負契約により、建設費を建設期間に支払う。 ③ 選定した事業者グループの出資により、施設の運転・維持管理を行う特別目的会社を設立する。 ④ 本組合は、特別目的会社が行うサービスに対してその対価を支払い、運転・維持管理を監視・指導する。 1 ■ DBO 方式の全体計画平成 25 年度 ② 運営委託費供用開始 ④ 監視・指導 288t/日ふじみ衛生組合建設費施設規模事業者選定 ① 年間処理量 77,300ｔ ③ 建設会社出資特別目的会社事業者グループ事業施設建設施設運営期間約３年間２０年間平成 22 年 3 月～25 年 3 月平成 25 年 4 月～45 年 3 月３事業スケジュール（予定）本事業に関する主要なスケジュールは、以下を予定しています。 (1) 入札公告平成21 年 2 月 (2) 落札者の決定平成21 年 9 月 (3) 基本契約の締結 (2)の後すみやかに (4) 特別目的会社の設立 (3)の後すみやかに (5) 建設請負契約の締結平成22 年 3 月 (6) 運営業務委託契約の締結平成22 年 3 月 (7) 建設工事着手平成22 年 3 月 (8) 施設の竣工及び引渡平成25 年 3 月末 (9) 供用開始平成25 年 4 月 (10)契約終了平成45 年 3 月末日ご意見やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。また、説明会開催のご要望がございましたら、お気軽にご連絡ください。連絡先ふじみ衛生組合担当：木村、田中電話０４２－４９０－５３７４ 2