平成 26 年度 事 業 計 画 書 特別養護老人ホーム 第3サンシャインビラ

平成 26 年度
事 業 計 画 書
特別養護老人ホーム 第3サンシャインビラ
短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護
(ショートステイ)事業
社会福祉法人
福
陽
会
平成 26 年度 事業計画目次
項
目
1 中長期経営計画
2 基本目標
3 基本方針
4 本年度の重点目標
5 施設管理運営
(1)職員構成
(2)経営及び運営会議構成図
(3)会議
(4)委員会
(5)懇談会
(6)職員健康管理
(7)職員研修
6 利用者処遇
介護部事業計画
医務事業計画
リハビリテーション事業計画
厨房事業計画
生活相談員・介護支援専門員事業計画
7 クラブ活動
(1)クラブ活動方針
(2)クラブ活動一覧表
8 日課表
9 週間予定表
10 直接介護支出 購入計画
11 年間行事計画及び予算表
12 施設整備及び備品購入計画並びに一般管理費
13 消防訓練予定表
短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護事業計画
ページ
1
1
1
1~2
3~8
9~13
13
13
14
15
15
16
17
18
介護老人福祉施設
事業計画書
1.
中長期経営計画(H25~H27)
1.福陽会の理念を職員全員が周知し、実践していくことで、利用者様とご家族に信頼される施設と
して実績を重ねていく。
2.中期基本方針
現在実施していることを検証し、より優れたサービス体制の構築を目指します。
(1) サービス向上への取り組み
利用者本位のサービス提供
福祉サービスの質の確保
地域との交流と連携
安全管理・リスクマネジメント
災害対策
(2) 組織強化への取り組み
魅力ある組織づくり
業務分掌と責任体制の明確化・組織統制
(3) 人材の育成・確保への取り組み
人材の確保・育成
働きやすい職場環境づくり
(4) 経営基盤充実への取り組み
取り巻く環境と経営状況の把握
収入・支出状況の把握・管理
機動的な財務管理と透明性の確保
2.
基本目標
社会福祉法人福陽会の基本理念である「人がその人らしく生活出来る環境づくり」をモットーに、
利用者様が健康で生活感あふれる日常を過ごせるよう目的を定める。
(1) 利用者様の心身共に健康な生活を提供する。
(2) 利用者様の個性を尊重した生活を配慮する。
(3) 生活に希望と生きがいをもてるよう施設環境の整備と季節感のある行事を行う。
(4) 機能維持の目的と減退を防ぐため、生活リハビリを充実させる。
3.
基本方針
加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排泄、食事等
の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する方等について、これらの利用
者様が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な介
護サービスを提供し、地域の福祉の増進を図ることを目的として事業を行う。
(1) 利用者様の健康状態、身体状況を充分考慮に入れ、各部署の職員による情報の提供と連絡、相
談を密にし、職員1人1人が利用者様を良く観察し、介助が必要な利用者様が最低限度の援助
で快適な生活が送れるための、環境作りを目指す。
(2) 地域社会との交流を深めるため、民生委員や、ボランティア、地元老人会との交流会を開催し、
情報の交換や、地域のニーズ及び利用者家族様の動向、希望等を聞き施設運営に反映させる。
(3) 利用者様が施設行事に気軽に参加出来るよう、地元ボランティアに協力をお願いし、日常生活
に変化と季節感が持てるような施設での雰囲気作り、催し物を工夫し開催する。
4.
本年度の重点目標
次期介護保険制度改正(2015 年)に向けて、核となる地域包括ケアシステムの中で特養のあるべ
き位置を見据えた施設運営を行うべく、多方面からの情報収集と地域の他施設との連携を図ってい
く。
また、認知症ケアの重要性、特養への中重度者の重点化、26 年度介護報酬改定などに対応でき
るよう、介護職員の質の確保や稼働率の向上に努めて行く。
(1) 各ユニットリーダーが中心となって、福陽会の基本理念を具現化するために、ユニット職員に
対しスーパービジョンを展開し、その方らしい生活への支援、残存能力を生かした個別ケアを
さらに進めていく。
(2) 特養への中重度者の重点化に対応できるよう質の高いサービスを提供していく。そのために内
部・外部の研修や OJT を活用し人材育成を図る。そして、職員評価への研修成果の割合を高め、
研修意欲の向上により、質の高いサービスにつなげていく。
(3) 介護記録システムの活用により、情報の共有や書類の整備を行い、効率的な業務を図る。
(4) 入所者様の高齢化・重度化による日常生活のレベル低下、それに伴う医療ニーズへの対応や介
護事故防止のためのリスクマネジメントをしっかりと行っていく。
(5) ショートステイの稼働率を 80%以上確保するために、ご家族の利用しやすい受け入れシステム
の確立や魅力あるサービスの提供を行っていく。また、地域包括ケアシステムの特養の位置づ
- 1 -
けとしてもショートステイの強化を図っていく。
(6) 施設内での看取り介護を希望のご家族様や入所者様には、安心していただけるよう各職種連携
し、最後の一瞬まで住み慣れた自分の部屋で、ご家族や顔なじみの職員と共にその方らしい生
き方ができるよう、質の高い看取り介護を進めていく。
(7) 事業者連絡会やブロック会などへ積極的に参加し、地域の高齢者福祉の情報を収集し、今後の
介護保険制度改正等に速やかに対応していく。また、地域に貢献できる施設として、より一層
地域の方々とのつながりを深めるよう図っていく。
(8) 設備投資についてはその投資が本当に必要な経費であるかの見極めに努め、過剰な設備投資を
減らし、光熱費削減のための工夫やハード・ソフト面のコスト管理を行い、施設経費の削減を
進めていく。
(9) 空床ベッド0の方針を推進し、稼働率 99%以上を目標とする。
本年度介護報酬等収入見込額:441,940,000 円
(10)今年度の施設整備借入金返済については 44,808,000 円、借入金利息は 6,169,000 円を予定し、
利子補給は 2,342,000 円を見込む。
- 2 -
5. 施設管理運営
(1)職員構成
(H26.4.1 見込)
職
種
統括施設長
常勤職員
(福陽会)
施設長
非常勤職員
合
計
1
1
1
1
顧問医師
1
1
産業医
1
1
副施設長
1
1
事務長
1
1
事務員
1
看護事務
2
3
1
1
生活相談員
2(2)
1(1)
3(3)
介護支援専門員
2(2)
1(1)
3(3)
看護職員
3
1
4
介護職員
26
25
51
29
26
55
看護職員・介護職員
小 計
機能訓練指導員
1
1
管理栄養士
2
2
調理員
2
5
7
介助員
1
3(宿直)
4
内科
(3)
(3)
精神科
(1)
(1)
(1)
(1)
医師
理学療法士
清掃・シーツ交換など
合
計
(委託業者)
44(4)
(
41(7)
)は兼務又は外部委託
人件費予算計上額:287,100,000 円
- 3 -
85(11)
(2)経営及び運営会議構成図
統括施設長
施設長
経営会議
衛生委員会
防災管理委員会
施設内研修委員会
行事計画委員会
利用者懇談会
事故防止委員会
虐待防止委員会
苦情・拘束委員会
施設長
施設長
施設長
施設長
施設長
施設長
施設長
施設長
施設長
青山美穂 Dr
青山美穂 Dr
副施設長
副施設長
副施設長
副施設長
副施設長
副施設長
副施設長
副施設長
事務長
生活相談員
ケアマネジャー
生活相談員
生活相談員
生活相談員
生活相談員
事務長
衛生管理者
防火管理者
介護リーダー等
生活相談員
ケアマネジャー
看護主任
看護主任
看護主任
看護主任
看護主任
介護リーダー
管理栄養士
利用者等
ケアマネジャー
ケアマネジャー
ケアマネジャー
生活相談員
生 活 相 談 員
ケアマネジャー
調理リーダー
介護リーダー等
介護リーダー等
ケアマネジャー
生活相談員
介助員
介護リーダー等
介助員等
介護リーダー等
副施設長
ケアマネジャー
管理栄養士
事務職員等
栄養会議
ケース会議
リーダー会議
給食懇談会
厨房会議
施設長
施設長
施設長
管理栄養士
管理栄養士
副施設長
副施設長
副施設長
調理員
調理リーダー
管理栄養士
ケアマネジャー
介護リーダー
担当介護職員
調理員等
生活相談員
生活相談員
生活相談員
利用者等
看護主任
看護主任
ケアマネジャー
調理リーダー
担当介護職員
介護職員等
介護職員等
管理栄養士
リハビリ等
- 4 -
(3)会 議
制度の推移と今後の動向を見極めると同時に、職員の知識サービスの向上を図り、利用者様及び
家族様の要望に添った処遇の向上を図る為に、既存施設をモデルに現状にあった会議構成とした。
会議は原則月1回第3水曜日の開催とする。
会議費予算計上額:50,000 円
① 経営会議
施設長、青山美穂 Dr、副施設長、事務長、経理担当職員、生活相談員、看護主任、管理栄養士等
で構成し、施設の経営方針、運営方針等につき検討し、月別及び半期、年度又は中期的や将来の方
向を決定する。開催は随時とする。
② 行事計画会議
施設長、副施設長、生活相談員、看護主任、管理栄養士、ケアマネジャー、主任及び介護リーダ
ー等で構成し、主な行事に関する事項等について、施設経営の安定を図るべく協議、検討し、必要
に応じて、施設長及び理事長に決定を具申する。
③ 衛生管理会議
青山美穂医師、施設長、副施設長、衛生管理者、医務、管理栄養士、介護、生活相談員等で構成
し、利用者様・職員に対する健康維持・増進のための情報提供や指導を目的とし、協議・対応の検
討を行う。利用者様に対しては、処遇への反映と共にサービスの向上を図る。
④ リーダー会議
施設長、副施設長、生活相談員、看護主任、管理栄養士、厨房リーダー、介護リーダーで構成。
処遇に関する事項、業務に関する問題点・改善等の情報交換、意見交換、検討を行う。決定事項を
周知するよう情報を職員間に共有し、質的サービスの向上を図る。毎月第 2 月曜日に開催とする。
⑤ ケース会議
施設長、副施設長、生活相談員、担当看護師、管理栄養士、ケアマネジャー、担当介護職員、リ
ハビリ等で構成し、利用者様個々の生活の安定と質の向上及び健康の増進、維持を図るため原状及
び将来の予想、ニーズ等を把握し、問題点についての検討を行い利用者様に添った適切できめ細か
い生活目標や援助計画による個別処遇方針の策定を実施する。会議は月2回を予定。
⑥ 厨房会議
管理栄養士及び厨房職等で構成し、厨房内の衛生、安全管理、作業分担、行事食の検討、利用者
様の希望に沿った献立、調理技術の向上及びチームワーク等について協議しその徹底を図る。
⑦ 栄養会議
管理栄養士、生活相談員、看護主任、調理リーダー等を持って構成する。利用者様の食生活の向
上、健康状態を維持し、生きがいを持てるよう協議する。嗜好調査、偏食の指導、残菜調査、療養
食等の研究を行う。
⑧ その他
全体会議を月1回開催し、施設運営や利用者様サービスに関する事例等を検討及び情報の交換を
する。
(4)委 員 会
① 防災管理委員会
施設長、幹部職員、防火管理者、自衛消防隊で構成し、第3サンシャインビラ防災計画を基に、
火災予防、消防用設備、火気使用設備、危険物設備等の自主点検、器具の定期検査、自衛消防訓練
活動の充実と利用者様及び職員の安全確保に努める。委員会は年に3~4回程度とする。
また、自衛消防審査会では、26 年度も優勝を目指し、訓練に取り組む。
② 施設内研修委員会
施設長および生活相談員、看護主任、介護リーダーから選任した委員により構成し、研修委員会
は施設職員のスキルアップと利用者様へのケアの質の向上を目指し、自己研鑽の為の環境を提供す
る。
研修委員は施設内研修の意義を理解し、率先してスキルアップに努める。
実施した研修の成果が介護業務、利用者様への接遇に反映されているか検証する。外部研修に参
加した職員が講師となり、内部研修を立案・実施していくことで、知識・技術を職員間で共有してい
く。研修会参加者はシフトにより限られるため、ユニット単位での研修も行っていく。
③ 行事計画委員会
年間行事日程の作成。委員会を開催し諸行事について意見、討議の場を設け、決定する。決定事
項は施設全体で情報の共有を図り、予算範囲内での準備を行い、最大限の成果を上げるよう遂行す
る。
④ 虐待防止委員会
施設長、副施設長、生活相談員、医務、介護より選任された委員により構成し、虐待防止に努め
る。
委員会は 2 ヵ月に 1 回開催し、虐待についての研修、アンケートの実施、集計を行い、全職員に
虐待に関する理解を促進するとともに、未然防止等の取り組みが進められるよう努める。
⑤ 苦情・拘束委員会
施設長、副施設長、生活相談員、看護主任、管理栄養士、介護より選出された委員により苦情・
拘束について協議していく。
- 5 -
苦情については月に1回委員会を実施し、その月の意見箱の内容、ご家族様からのご意見につい
て検討会を行う。
また、拘束については、拘束に関する研修を行い、職員全員が理解するよう努める。
⑥ 感染症委員会
施設長、副施設長、生活相談員、医務を中心とし、各部署より選任した委員によって入居者様の
感染症予防の取り組みを具体的に遂行していく。
委員会は月 2 回、産業医参加にて助言・指導を受け施設内で実際の活動検討や対応の統一を図る。
感染症発症時は、速やかに臨時感染症委員会を開催し、状況の把握、対応の統一、蔓延防止に努め
る。研修は年 2 回以上開催し、感染症予防に対する積極的な取り組みや職員自ら健康への自己管理
が行えるように知識・技術の向上に努める。また、感染症発症に対する動向などの情報提供を行い、
施設に菌を持ち込まない活動を実践し、感染症予防に努める。
⑦ 褥瘡予防委員会
施設長、副施設長、生活相談員、医務、管理栄養士、リハビリ、介護より選出された委員により
構成し、褥瘡予防・早期治癒に努める。
委員会は月1回開催し、各職種からの褥瘡高リスク者の提示を行い、入居者様の状態・状況の把
握をし、対応方法・予防策の検討を実施、改善への対応統一により予防や早期治癒に努める。知
識・技術の向上や予防に対する気付きが出来る職員を目指すために、研修会の開催を行う。
⑧ 事故対策委員会
施設長、副施設長、生活相談員、看護主任、管理栄養士、介護より選出された委員により、事故
防止対策を行っていく。
委員会は月に 1 回開催し、その月の事故集計、事故防止について検討会を行う。また、事故対策
についての内部研修を年に 2 回開催し、知識・技術を職員間で共有し、事故の防止に努めていく。
⑨ 職員健康管理
衛生管理者として職員健康診断の実績や施設設備・環境に関わりを持ち、職員の健康維持・増
進を目指し、入居者様の処遇や施設運営に支障を来す事が無いように、日々の指導・助言・改善
に努める。
職員の健康診断の結果に基づき、産業医による生活習慣病などの助言や指導を個別に対応でき
るよう調整する。また、産業医による定期貞なアドバイスを毎月職員全体に行えるよう調整し、
常に円滑な労働環境を整えるよう努める。
⑩ その他
業務検討、衛生委員会、感染症対策、褥瘡対策、施設内レクリエーションの各委員会を1ヶ月に
1回、苦情対策、身体拘束、事故対策、虐待防止の各種委員会を 3 ヶ月に1回実施し、利用者サー
ビスの向上を図るための検討会を行う。
(5)懇 談 会
① 給食懇談会
管理栄養士、調理員1名、相談員、ケアマネジャー又は担当介護職員1名と2ユニットの利用者
様にて開催し、利用者様の希望、要望等を聞き、厨房にて協議しその後の献立、調理に反映させる。
懇談会は月1回開催する。
② 利用者懇談会
施設長、介護職員、生活相談員、管理栄養士、ケアマネジャー及び利用者様全員等にてユニット
毎に開催、日常生活における要望事項、改善事項及び施設運営全般に関する意見交換を行い、施設
側、利用者様側の意思の疎通を図り、処遇の向上に役立てる。懇談会は年 10 回を予定。
(6)職員健康管理
衛生管理者は職員の健康管理・増進への関わりを行い、利用者様の処遇や施設運営に支障を来す
ことの無いよう、日々の指導・改善に努める。また、職員健康診断の結果に基づき、産業医による
生活習慣病等の助言・指導を個別に対応するとともに、毎月定期的なアドバイスを職員全体に行っ
ていくことで、常に円滑な労働が行えるよう努める。
福利厚生費予算計上額:3,000,000 円
① 全職員を対象とした年1回の定期健康診断を実施し、産業医と連携を図る。
(胸部レントゲン・尿一般・心電図・血液検査及び必要とする項目)
② 直接処遇職員(介護職員)は定期健康診断以外に年1回検診を実施する。
(腰部レントゲン・尿一般・聴力及び必要とする項目)
③ 管理栄養士・調理員は月1回検便を実施する。夏期(6月~9月)は月2回とする。
④ 各部署の責任者は、職員の健康状態を常に把握し、日常業務に支障のないよう配慮すると共に、
症状ある時は早期診察、治療を促す。
⑤ 職員福利厚生
1)全職員を対象とした日帰り旅行、又は一泊旅行を年1回実施し、福祉職員としての知識・見
聞を広め、職員相互の親睦を深める。
(7)職員研修
職員一人一人が施設の理念を具現化することができ、介護保険制度を含め施設運営の理解をした
うえで、介護サービスに対し適材適所で活躍できるよう、知識、技術、質の向上を図るため、職員
研修や実習を行う。
- 6 -
また、国の認知症施策の推進に伴い、認知症について職員全員が理解を深め、適切なケアを行
えるよう内部、外部の研修を充実させていく。そして、当施設職員が地域福祉のリーダーとなり、
在宅介護者への相談、援助等も行えるよう、職員の育成を図る。
研修研究費予算計上額
400,000 円
① 内部研修年間計画
施設内研修委員会が担当して毎月第2火曜日に開催。
研修内容
開催予定月
4月
個人情報・プライバシー保護
5月
ターミナルケア
6月
事故防止安全対策
7月
感染症について
8月
身体拘束・人権擁護
9月
ケアプラン・記録
10 月
虐待防止
11 月
認知症理解・ケア
12 月
感染症について
1月
事故防止安全対策
2月
褥瘡予防
3月
接遇
随時
新人研修
・介護福祉士受験予定者への支援。介護技術試験対策などを行う。
・勤務時間外の勉強会について職員からの声が上がったら随時検討していく。
・外部研修での研修内容を内部研修にて発表し、知識、技術の共有を図りケアの質の向上に努め
る。
・研修についての職員アンケートを実施し、次年度の内容検討や研修内容、実施状況等の見直し
に活用する。
② 外部研修
東京都、全社協、東社協やブロック等の主催する研修、会議等には積極的に参加し、業界の動向
や情報、知識、技術を意欲的に吸収し、朝礼、会議等を通じて発表し、職員全体の資質の向上に反
映させる。
開催予定月
研修内容
5月
介護支援専門員実務研修
5月
ユニットケアにおける看取り
5月
高齢者施設福祉部会総会
5月
西多摩保健所福生地区特定給食研究会総会
6月
ユニットケア連絡会研修会
6月
関東ブロック老人福祉施設研究総会(2 日間)
7月
安全運転管理者研修
7月
ポジショニング研修
7月
栄養研修会
7月
高齢者施設福祉部会総会
7月
看護職員研修(認知症)
7月
ケアマネジメントについての研修
9月
ユニットケア連絡会研修会
9月
東京都介護支援専門員研修
9月
会計実務研修 計3回
9月
アクティブ福祉 in 東京'14
10 月
介護報酬応用研修
10 月
高齢者施設福祉部会総会
10 月
機能訓練指導員研修
10 月
人材育成に関する研修
10 月
施設栄養士スキルアップ研修
11 月
全国老人福祉施設大会
11 月
年末調整説明会
11 月
ユニットケア連絡会研修会
- 7 -
11 月
11 月
11 月
12 月
12 月
1月
1月
1月
2月
2月
ソーシャルワーク研修
看護職員研修(看取り)
高齢者権利擁護研修
高齢者施設福祉部会総会
医療関係に関するケアマネ研修
東社協施設長研修
決算研修
介護福祉士実習指導者講習会
施設栄養士スキルアップ研修
介護福祉士実習指導者講習会
高齢者福祉施設における虐待・リスクマネジメントに
2月
関する研修
2月
高齢者施設福祉部会総会
2月
機能訓練指導員研修
2月
ケアマネジメントについての研修
3月
安全運転管理者定例講習会
3月
生活相談員研修委員会全体会
3月
ユニットケア連絡会研修会
3月
東社協 相談員研修全体会
3ヶ月に1回 秋川ブロック会
*研修内容は予定。東社協、全老施協等の研修内容により随時参加する。
- 8 -
6. 利用者処遇
介護部 事業計画
【目 標】
( あ や め )入居者様と、より密な関係を築けるよう一人一人を理解したうえで利用者様が笑顔で安
心した生活が送れるよう援助していく。
( さ ゆ り )今年度も利用者様の情報収集・共有に努め、全職員が個別ケアの統一を行えるようにし
ていく。また、ご家族との連絡調整をスムーズに行うため相談員と密に連絡を図り、利用者
様の情報共有に努める。
利用者様の ADL 維持に努め、生活動作の中で出来ることの喜びを一緒に共感できる様な
ケアを目指す。その為に、入居者様との日々の関わりを大切により深く知れるようにコミ
ュニケーションを図る。また、入居者様の残存能力を活用出来るよう、日々の観察を行う。
入居者様に笑顔で楽しく過ごして頂けるよう、レクリエーションの充実を目指し、体操、
手作業や外出等も行っていく。個別に合ったケアを模索し、提供できるよう努める。
( さ く ら )入居者様に尊敬の念を持ち、尊厳を守る立場である事を忘れずに、他職種との連携をと
り、個別ケアを行っていく。
入居者様一人一人の理解を深め笑顔を多く引き出していくよう努める。ケアの質の向上
を目指し、職員が積極的に意見を交換し、協議できるユニット作りを目指す。
季節に合ったレクリエーションを行い、入居者様の笑顔を多く引き出し、楽しい生活づ
くりにユニット職員全員で取り組んでいく。
( み も ざ )入居者様の尊厳、人格、意思を尊重し、入居者様の立場で物事を考え十分に配慮し、安
楽に安心、安全な環境づくりに取り組む。
入居者様がどのようなサービス提供を求めているのかニーズの把握に努め、最適なサー
ビス提供、生活支援、援助を行う。
質の高いケアの向上を目指すよう、職員一人一人の目標設定、評価を行い、人材育成を行
う。サービス提供の標準化を図る。
( つ ば き )入居者様の個性を尊重、尊厳を守り、入居者様に生きがいを持って生活して頂けるよう
なケアを目指す。
余暇活動の充実に努める。入居者様の気分転換として、外気浴やフロアレクリエーショ
ンの時間を作り、楽しんでいただけるようなケアを目指す。
職員間、入居者様への言葉遣いに気を付け、入居者様、職員共に笑顔の多いユニット作
りを目指す。また、一人一人に合った個別ケアを目指す。
( す み れ )入居者様の個性を尊重し、自立的な日常生活を営むことが出来るよう支援していくこと
を目指す。
入居者様との信頼関係をしっかりと築き、気配りや、些細な変化に気付けるよう、きめ
細やかなケアを行う。
職員同士なれ合いにならず、知識と技術の向上をお互いに高め合い、チームワークのあ
るユニットを目指す。
( つ つ じ )利用者様が、その人らしい生活を送り、幸せに暮らすために、一人ひとりの個性を尊重
した個別ケアを目指す。
利用様一人ひとりに対応したケアができるよう、広い視野で情報収集を行い、介護技術、
知識、判断力の向上を目指す。
職員同士の意見交換を積極的に行い、笑顔が絶えない家庭的な環境づくりを目指す
(あじさい)入居者様の個性を尊重し、ケアにあたっていくため日々の情報収集、観察を怠らず、信
頼関係を気付ける環境づくりを目指す。
入居者様が安全な生活を送れるよう、職員の介護技術・知識の向上を目指す。
入居者様の健康管理はもちろん、職員一人一人の健康管理にも気を配り、チームワーク
を大切にした笑顔あふれるユニットを目指す。
(ひまわり)入居者様が毎日を楽しく快適に過ごして頂けるよう援助を行っていきたい。そのために
ユニットとしてのレクリエーションや外出などを行い、生活に生きがいを持てるよう、季
節を感じていただけるようにしていく。また、入居者様が施設ではなく、ご自身の家で過
ごしているような環境づくりを目指す。
入居者様一人一人の声を聴き、それぞれに合った援助(身体介助・レクリエーションや
外出など)を行っていけるよう、ユニット内、他部署と話し合い、ユニット職員が同じ目
標を持ち、対応が行えるよう努める。
(コスモス)入居者一人一人の尊厳を守り、人それぞれの自立を尊重した生活のケアを行う。
プライベート空間を大切にしつつ、入居者の方々の交流を深め、和気あいあいとした楽
しく安心した生活が送れるよう努める。
職員一人一人昨年 1 年間の経験に自信を持ち、明るく・楽しくをモットーに、ケアの質
の向上を目指し、全職員協力して取り組んでいく。
- 9 -
医 務 事業計画
【年間目標】
(1)利用者様が、その人らしく生活を維持できるように身体的・精神的変化に注意観察し、異常の早
期発見に努める。
(2)終末期を安らかに迎えられるような援助に努める。
(3)感染症発症の予防、蔓延防止のための指導・活動に努める。
(4)褥瘡予防の推進に努める。
【業務内容】
(1)利用者様が、その人らしく生活を維持できるように身体的・精神的変化の注意観察し、異常の早
期発見に努める。
①必要に応じて観察(体温・脈拍・呼吸・血圧・Spo2 等の測定)を行い異常の早期発見に努める。
又、新入所時・退院時などの状況変化時も定期的に観察を行い状態観察に努める。
②年一回に利用者健康診断(胸部レントゲン・血液検査・尿検査・心電図)を施行し状態把握に
努める。又、必要時に医師の指示のもと随時血液検査など必要な検査を行い身体状況の把握に
努める。
③他職種との連携を図り、利用者様がその人らしく生活を維持できるように観察し変化の早期発
見に努める。
④高齢者の身体的・精神的変化を理解し、起こりやすい障害や疾病の悪化を未然に防げるよう観
察・早期治療に努める。
⑤身体状況の悪化がみられる際は、速やかに医師への報告を行い、必要時は医療機関へ受診対応
を行う。
⑥夜間帯の医務不在時は介護職員との連携を図る為、オンコール対応を行い異常の早期発見・迅
速な対応に努める。
⑦利用者・家族のニーズを把握し、他職種との連携を図りその人らしい生活が維持できるような
看護援助の提供に努める。
⑧日々の援助や身体的変化など統一した観察が行えるように、看護面での知識向上に努める
(2)終末期を安らかに迎えられるような援助に努める
利用者様・御家族の意思・意向・尊厳を知り、安らかな終末期を迎えられるよう支援に努める。
①苦痛の緩和に努める。
②精神的な安定を図る。
③定期的なバイタルサインを施行し、医師との連携を図り家族に情報提供を行う。
④他職種との連携を図り、食事・水分・排泄・睡眠等の管理を行う。
(3)感染症発症の予防、蔓延防止のための指導・活動に努める
①職員の感染症予防に対する知識向上を図るために、感染症委員会と連携し適宜 研修・指導を
行い、率先して活動に努める。
②一処置・一手洗いを徹底し、2 次感染の予防に努める。
③他職種との連携を図り、食事・水分摂取状況を把握し個々に合わせた対応を検討し、摂取でき
る環境を整え免疫力の維持・向上に努める。
④換気・湿度調整に留意し、環境整備を行うことで感染症発症の予防に努める。
⑤利用者様の日常生活状況を観察し、感染症発症の兆候の早期発見に努める。
⑥医師との連携を図り、簡易キットを使用し感染症の有無の判定を早期に行い適切な対応を速や
かに開始できるように努める。
⑦感染症発症時は、状況を把握し速やかに対応を実施する。又、他職種へ情報提供し連携を図る。
(4)褥瘡防止の推進に努める
①入所時に褥瘡アセスメント表を作成し、リスクを把握し早期に援助内容を検討することで、褥
瘡予防に努める。又、褥瘡ハイリスク者に対しは、個別の計画表を作成し他職種との連携を図る。
②職員の褥瘡予防に対する知識向上を図るため、適宜 研修・指導を行う。
③加齢による身体的変化への知識向上に努め、バリア機能維持に対する取り組みをする。
リハビリテーション 事業計画
【基本方針】
利用者様の身体・精神面の特性・変化を把握し、医療、看護、介護、リハビリテーションのセク
ションが一体となり、個々に合った安全で無理のない訓練を施行する。
慢性疾患や障害を持つ利用者様に対しても、運動機能を正しく評価し、その体力や残存能力から
生活の場で発揮できる能力を予測し、日常生活への適応を目指す。
また、スタッフの主観や経験から判断することなく、利用者様が訴えている言葉、動作、行為の
一つひとつを注意深く観察し、精神的高揚につながるようアプローチを行う。
【重点目標】
(1)日常生活すべてが、リハビリテーションの場であるという認識に基づき、利用者様の個別機能
- 10 -
訓練計画を作成する。今、保持している機能の活用、また、3カ月毎の評価により、機能状態
に合ったプログラムを介護職との連携により施行する。
(2)訓練室対象者に対し、コミュニケーションや機能向上の確認などにより、訓練意欲の向上、自
発的な訓練参加につなげ、起居・移乗・移動能力の他、生活の中での排泄・入浴動作などの能
力向上にも努める。また、日常生活動作におけるリスクの除去や、生活環境の整備も併せて行
う。ベットサイド対象者においても、コミュニケーションやスキンシップを大切にし、関節可
動域の維持・拡大、起居動作、座位保持、車椅子駆動など、潜在的能力の開発を進め、機能低
下防止に努める。
(3)重度認知症利用者様の、長期臥床などによる廃用的な機能低下防止に努める。看護・介護職と
の連携により、個別機能訓練計画の見直しとともに、認知症の利用者様特有の筋緊張・関節可
動域制限・座位不良・立位困難・歩行不安定などの機能低下に対し、早期取り組みにより機能
回復につなげる。
(4)拘縮・褥瘡予防また、進行防止においても、個々の利用者様の特性を評価し、体交具・クッシ
ョン等の選定及び取り扱いなど看護・介護職との連携とともに、施設内研修会のテーマ設定な
どにより進め、関節可動域制限進行防止・褥瘡予防につなげる。
(5)利用者様が有する疾病や障害を正しく理解したうえで、機能訓練を施行し、個々の機能に応じ
た、その人らしい心身共に健康な施設生活が送れるよう支援する。
厨房 事業計画
【目標】
(1)感染症の侵入を防ぎ、安全な食事を利用者様に提供する。衛生のマニュアルに従った業務を行う。
(2)利用者様に満足していただける食事を提供するために、介護職員等との連携をより深め、一人一
人の嗜好を把握し、できる限り個々に対応していけるよう努める。また、季節感のある行事食及び
利用者様に楽しんでいただける食事を提供する。
(3)味や食材の形態の統一と徹底を行う。また、調理方法や盛り付け等の工夫を重ねる。
(4)適切な栄養ケアマネジメントを行い、利用者様一人一人に合った栄養ケアを行う。
【実施】
(1)手指の洗浄・消毒や作業着、靴等の清潔保持、厨房内の消毒等、最新の衛生マニュアルに従って適
切な衛生管理・調理・盛り付けを徹底し、感染症を防ぐ。衛生管理や季節に応じた感染症・食中毒に
関する勉強会を定期的に行い、職員の知識と意識の向上を図る。
(2)季節感のある行事食を提供し、食事の楽しみを増やす。また、刺身・寿司、パン、麺等も献立に盛
り込み、日々の食事にバリエーションを持たせる。
(3)利用者様に喜んでいただけるおいしい食事を提供できるよう、毎月 1 回の厨房会議を実施し、厨房
職員全員で話し合い、意識の統一を図る。常に献立内容や調理方法、盛り付け等にも気を配り、工夫
を行う。
行事食では盛り付けに工夫を凝らし、カード装飾等の飾りつけを行い、見た目からも楽しんでいただ
けるようにする。行事食等の実施後は反省会を行い、次回へ活かしてより良い食事の提供に努める。
(4)
食事摂取量の確認や食事時の様子観察、給食懇談会での聞き取りやアンケート等を行い、厨
房職員全員が利用者様の嗜好をできるだけ把握していく。食事時の観察には、厨房職員全員が積極的
に参加できるよう努める。
(5)
医師の指示に従い、療養食の提供を行う。療養食は種類や人数も多く、様々な制限があるが、
毎日のお食事から疾病の悪化防止と改善を図り、おいしく摂取することで健康になっていただけるよ
う努める。疾患によって摂取熱量や栄養素に規制がある場合もあるが、調理方法や材料の変更等によ
り、普通食との差をなるべく感じることなく摂取していただけるよう今後も工夫していく。
(6)
栄養ケアマネジメントにおいて、低栄養の判定が中・高リスクの方は栄養状態が向上できる
よう、また低リスク判定の方は現状を維持していけるよう努める。他職種と協力し、情報交換をしな
がら利用者様の状態をきちんと把握してその人に合った適切な栄養管理を行う。
【生活相談員・介護支援専門員 事業計画】
(1)生活相談員
福陽会基本理念である「人がその人らしく生活できる環境づくりを」念頭に置いて、利用者様
一人一人がその人らしい生活ができるように、それぞれの思いや意向を聞きだし、不安や悩みを
できる限り解決できるように努める。介護、リハビリ、栄養、医務と施設全体の部署との調整役
となり、協同で様々な視点から利用者様の思いが生活に反映できるように支援する。また、利用
者様ご家族と施設との間に入り、ご家族との関係を築き、様々な場面で施設と利用者様の橋渡し
役となり、ご家族が安心して利用者様を預けられるように努める。
① 入所前相談・聞き取り
ご利用者様の状態の聞き取りを行い、その方の必要しているニーズは何かを引き出して、当施
設の提供する高齢者サービスとそのニーズが一致しているかを確認して、申し込みまでの流れを
支援する。聞き取りの際にはご家族だけでなく、必要な場合にはケアマネジャーやご希望者のい
らっしゃる病院や介護老人保健施設の職員等へ問い合わせて情報収集を行う。また、当施設の提
- 11 -
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
供するサービスが利用者様の求めるものと一致しない場合は、できる限りその方のニーズに合っ
た他の施設やサービスの情報提供を行っていく。
入所時の調整
入所が決まった利用者様の事前情報を他部署へ伝達し、ご家族、入所前のケアマネ(MSW)等と
調整を行い、円滑に入所ができるように支援する。
入所時の面接・契約
利用者様の入所時にはご家族へ聞き取りを行い、ご本人の生活歴や趣味や嗜好等々をお聞き
して、集めた情報をまとめて、ユニットをはじめ多職種に伝達、共有を行い、環境の変化に戸惑
うことなく施設の生活に移行できるよう支援する。また、聞き取り面接と同時に、入所に当たっ
ての当施設の詳しいシステムをお話ししながら、契約を取り交わす。
利用者様の相談対応
日常的に利用者様のご様子の観察やお話かけをさせていただき、ご利用者様の意向ややりたい
こと、悩みや不安等を汲み取り、生活の中で改善できるものは改善していき、利用者様が過ごし
やすい環境を整備する。
利用者様家族への対応・利用者様状態報告
ご家族へ利用者様の日頃のご様子やご本人からの訴え、お身体の状態変化、緊急の時等ご家族
に連絡を行い、利用者様の状態をご家族にも共有していただき、一緒に利用者様を支えていただ
けるようにコミュニケーションを図る。
職種間調整
相談員は施設の中での職員間の情報の仲介をすることで、関係部署との連携や利用者ケアに対
する様々な情報の共有を促し、それぞれの専門性を生かした施設チームケアの調整を図る。
苦情解決・リスクマネジメント
利用者様やそのご家族からの日々の生活の中から疑問点や苦情等があった場合には、相談員が
対応して、その出来事について関係部署に伝達し共有する。そして委員会の中で話し合いを行い、
対策を検討する等、苦情・問題の解決を行っていく。また、利用者様に事故が起こったり事故の
リスクのある場合には、都度ご家族にその説明を行い、委員会の中やユニットで事故防止や事故
後の対策を検討し、速やかに解決、改善に取り組む。
職員へのスーパーバイズ
相談員は他職員の相談役ともなり、職員間の関係や仕事の中での悩みや不安などを聞き取れる
ようコミュニケーションを図る。必要に応じて、施設長や衛生管理者等にも報告をして、問題解
決ができるよう努める。
(2)介護支援専門員
○目標
①入居者様・ご家族様の意向や生活課題を把握し、サービス担当者会議にて多職種と連携を図り情報
を共有化し、その生活課題・ニーズに沿った計画書を作成し、計画書の個別化を図っていく。
②計画書に沿った支援が出来るよう、居室担当制を継続し、介護職へのスーパービジョンを展開し、
介護職の意識向上・技術向上を目標とする。
③多職種間の意見等を引き出して、多職種の連携をスムーズに行えるようコーディネート的な役割を
発揮する。
○計画書作成について
①入所時のアセスメントを通して入所して直ぐに暫定プランの作成をする。その後暫定プランに沿っ
て様子を見させていただき、2週間後までにサービス担当者介護を開催し、計画書作成とする。
②入院され退院された入居者様については、プランの見直しを行い、暫定プランを作成し、新規入所
と同じ手順を踏んで、新規のプラン作成とする。
③明らかにADLが低下したり、反対に向上したりと変化が見られた場合には、期間内であっても見
直しを行うためにサービス担当者会議を開催し、情報を共有化することでその方に合ったプランを作
成し、計画書に沿って支援出来るよう介護職に対してスーパービジョンを展開する。
○サービス担当者会議の開催について
①基本的には第2・4火曜日の午前中に開催し、看護師・管理栄養士・機能訓練士・介護士・生活相
談員・介護支援専門員を参加メンバーとし、各専門職からの専門的な意見を引き出し、介護支援専門
員が司会・進行し、会議をコーディネートしていく。
②可能な場合には、入居者様ご本人にも参加していただき、ご本人からご意見を聞かせていただき、
プランに反映していく。また、ご本人だけにとどまらず、ご家族にも参加していただけるのであれば
参加をしていただくようお声かけをしていく。
③本人・ご家族が出席できないときには、ご意見を事前にお伺いしておき、会議でも情報を発信し、
ご意見を反映できるようなプラン作成に努める。
○モニタリングについて
①介護士は居室担当の入居者様のモニタリングを実施し、月末評価として支援経過に入力していく。
記入方法についても、何をどのように記入していくべきか等を介護職に対し再度発信し、研修などを
行っていく。
②介護支援専門員は日々の入居者様の把握と支援経過を参照しながら、月末にモニタリング用紙に評
- 12 -
価していく。1・2・4・5ヶ月は大きく取りまとめての評価とし、3か月目・6か月目に各生活課
題について細かく記載し、今後のプラン作成に反映できるように努めて行く。
7. クラブ活動
(1)クラブ活動方針
健康上、又身体的に制限のある利用者様が多い状況の中ではあるが、自己の創作意欲の向上と、
クラブ員同士のコミュニケーションや、利用者様の希望される活動も出来るように支援し、生活
に希望と生きがいが持てるよう、様々なクラブ活動を企画・立案する。
クラブ講師が決定したものから、順次開講する予定。
(2)クラブ一覧表
クラブ名
曜日
先生及びボランティア名
担当者
茶道
第 2.第 4 水曜日
片岡先生
柴田則子
華道
第 2.第 4 金曜日
根守先生
井上裕子
書道
第 1.第 3 土曜日
石井先生
清水美智子
手芸
第 3 木曜日
福田先生
井上裕子
陶芸
1 回/月
岡部先生
中嶋弘美
フラダンス
月2回
柴田則子
柴田則子
教養娯楽費予算額:2,575,000 円(行事費等含む)
8. 日
6
7
課
表
6:00 起床 洗面介助
7:15~ 朝食 与薬
8
9
9:00 全体朝礼
9:10 各ユニット引継申送り
10:00 水分補給(希望者)
11
整容介助
12
11:45~ 昼食 与薬
マ
サ
ジ
リ
ハ
ビ
リ
ー
入
浴
・
清
拭
ラジオ体操
11:00
ッ ー
10
9:30
9:30
シ
ツ
交
換
10:00
医
務
診
察
通
院
11:00
11:00
12:30
11:30
13:20
13:20
14:00
13:30
13
14
15
リ
ハ
サ
ビ
リ
ジ
15:00 おやつ・水分補給
16
レ
ク
リ
エ
ー ョ
ッ ー
マ
シ
ク
ラ
ブ
活
動
医
務
診
察
通
院
ン
17
18
16:20
15:30
15:00
17:30~ 夕食 与薬
歯磨き等の口腔ケア
19
20
20:00 水分補給 与薬
21
21:00 消灯
注1 オムツ交換・トイレ誘導は適時、交換・誘導とする。
注2 体位変換、巡回は2時間おきに行う。
注3 職員の食事は施設の給食か持参した弁当とし、入居者とともに、または利用者の緊急時
対応に備えるため、順次施設が指定した食堂にて食べること。
- 13 -
17:00
9. 週間予定表
入浴
医療診察
リハビリ
シーツ
交 換
クラブ活動(予
定)
その他
AM
日
PM
AM
慰問
入浴介助
理容(第2・4)
移動美容室(第3)
リハビリ
月
PM
AM
リハビリ
入浴介助
シーツ交
換
給食懇談会
リハビリ
火
リハビリ
医務診察
PM
AM
入浴介助
シーツ交
換
リハビリ
消防訓練(月末)
水
PM
AM
リハビリ
入浴介助
シーツ交
換
茶道(隔週)第2・
4
リハビリ
木
リハビリ
医務診察
PM
AM
入浴介助
シーツ交
換
リハビリ
医務診察
金
PM
AM
土
PM
リハビリ
入浴介助
シーツ交
換
華道(隔週)第2・
4
シーツ交
換
書道(隔週)第1・
3
PT 評価
リハビリ
PT 評価
リハビリ
慰問
利用者懇談会
(年 10 回)
*内容については、ユニット毎・月ごとに変更する場合があります。
- 14 -
10. 直接介護支出 購入計画
○給食材料
給食材料に関する経費
予算計上額:
○介護用品
オムツ、リハビリパンツ等経費
予算計上額:
○医薬品
医薬品、シャンプー、ボディーソープ等経費
予算計上額:
○保健衛生関連
全館消毒等経費
予算計上額:
○被服関連
寝具、寝巻き等経費
予算計上額:
○日用品
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、歯ブラシ等経費
予算計上額:
○電気、ガス、水道等経費
予算計上額:
○消耗器具備品 エアマット、食器、ナースコール等経費
予算計上額:
○車輌維持管理
車輌燃料、整備修繕、車検等経費
予算計上額:
29,000,000 円
9,900,000 円
3,000,000 円
1,500,000 円
4,200,000 円
1,000,000 円
23,000,000 円
900,000 円
700,000 円
11. 年間行事計画及び予算表
月
行事名
26 年
4月
観桜会
7月
納涼祭
開催
場所
地域
交流
慰問お礼
会場準備費
特設
会場
慰問お礼
会場準備費
適
模擬店準備費
模擬店準備費
用(明細)
60,000
250,000
190,000
60,000
250,000
190,000
50,000
20,000
50,000
50,000
30,000
60,000
300,000
その他
その他
8月
9月
夕涼み会
敬老会
4F
地域
交流
会場準備費 花火 飲み物等
慰問お礼
会場準備費 その他
10 月
文化祭
特設
会場
慰問お礼
会場準備費
模擬店準備費
予算額計
その他
240,000
12 月
クリスマス会
地域
交流
利用者プレゼント代
27 年
1月
元旦式典
地域
交流
慰問お礼
門松 花 お屠蘇
1月
餅つき
地域
交流
餅つき材料費
2月
豆まき
豆代
3月
ひな祭り
各階
地域
交流
50,000
50,000
20,000
70,000
その他
50,000
準備代
慰問お礼
- 15 -
30,000
30,000
5,000
5,000
20,000
20,000
12. 施設整備及び備品購入計画並びに一般管理費
整備改善備品等
施設整備
改善項目
予定なし
購入予定
備品計画
予定なし
数量
○事務用品
事務用品、書籍、パソコン関連用品等経費
○印刷関連
インクトナー、コピー等経費
○修繕関連
施設内修繕
○通信運搬関連
電話回線、切手、宅急便等経費
○広報
募集広告等経費
○委託関連
清掃委託、シーツ交換等業務委託契約経費
○保険関連
自動車保険、火災保険、賠償責任保険等経費
○賃借関連
おしぼり・マットリース等経費
○保守関連
電気、昇降機、等保守管理経費
○その他の一般管理費
単価
予定価格
予算計上額:
3,700,000 円
予算計上額:
500,000 円
予算計上額:
400,000 円
予算計上額:
700,000 円
予算計上額:
1,000,000 円
予算計上額:
6,500,000 円
予算計上額:
1,800,000 円
予算計上額:
3,150,000 円
予算計上額:
予算計上額:
2,500,000 円
8,594,000 円
- 16 -
13. 消防訓練予定表
実
施
内
容
地震・火災を想定した一連の訓練
5月
訓 練 項 目
総合訓練
(日勤帯想定)
自衛消防訓練
6月
自衛消防訓練
同上
7月
避難訓練
(日勤帯想定)
総合訓練
(夜勤帯訓練)
寝たきりの利用者を想定し、毛布・タオルケット等を使用
した訓練及び応援体制の訓練
地震・火災を想定した一連の訓練
9月
消火通報訓練
10 月
12 月
総合訓練
(日勤帯訓練)
総合訓練
(日勤帯想定)
図上訓練
消火器及びスプリンクラー設備の取扱い訓練
119番通報要領訓練
地震・火災を想定した一連の訓練
1月
防災ビデオ上映
2月
避難訓練
(夜勤帯想定)
総合訓練
(夜勤帯想定)
4月
8月
11 月
3月
秋川消防署主催の自衛消防審査会に参加するための訓練
地震・火災を想定した一連の訓練
建物の平面図等を活用し、火災が発生した場合
自衛消防隊の活動状況を確認する。
災害についての意識付けを行う。
寝たきりの利用者を想定し、毛布・タオルケット等を使用
した訓練及び応援体制の訓練
地震・火災を想定した一連の訓練
- 17 -
短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護
事業計画
【施設目標及び運営方針】
(1)利用者様・ご家族様のご要望と施設側の受け入れ体制と効率を考慮して、利用者様の生活の安
定・充実を図ると共に、ご家族様の身体的・精神的負担の軽減を図る事を目的とする。
(2)居宅ケアプランに沿って施設サービス計画書を作成し、可能な限り居宅における生活の充実を
念頭におき、入浴・排泄・食事等の介護、相談及び援助・機能訓練・健康管理を行い、利用者様
がその有する能力に応じて自立した日常生活が出来るよう支援する。
(3)土・日・祝日でも受け入れ・送迎をして、少しでもご家族のレスパイトケア出来るよう、シス
テム作りをしていく。また利用者様の生活状況を知るためにも、契約は居宅にお伺いする等して、
窓口を広げていく。
【職員の職種、員数及び職務の内容】
(1)介護保険法に基づく基準に示された所定の職員を配置する。
【基本方針】
(1)地域に暮らす利用者様の生活の安定・充実を、また、そのご家族様のレスパイトケアを図る。
(2)利用者様のリロケーションダメージを最小限にすることに努め、利用者様の能力に応じ、自立
した日常生活を営むことが出来るよう、24時間シートを活用し、食事・入浴・排泄・介護・健康
管理などに関する援助をご本人様・ご家族様に対して行っていく。
(3)ショートユニットとしての行事や外出レク等を実施し、施設での生活を楽しんでめりはりのつ
いた生活を送るここが出来るよう支援していく。
【重点目標】
(1)利用者様の要望を考慮して、居着介護支援事業所の訪問や情報交換などの活動を通じて、必要
とされる利用者様の情報収集に努める。
(2)利用者様に対して出来るだけリロケーションダメージを防いで安心して過ごしていただくため
に、前もって情報を共有すると共に、職員の知識や技術の向上を目的として研修・教育を行って
いく。
(3)各部署との連携に努め、持ち物・預かりもの・書類のチェックを迅速に行い、入退所に関わる
時間を極力少なくする。また、持ち物台帳を作成して事前にご家族にお渡しし、ご家族に記入し
ていただく事で、少しでも忘れ物がないように、今後も努めて行く。
(4)居宅ケアプランに沿った施設サービス計画書を作成し、それに沿ったサービスを提供できるよ
うに支援していく。
(5)年間稼働ベッド8床を目標とする。目標達成のために以下の事に努めて行く。
※日の出町を始め、近隣の市町村の居宅介護支援事業所のケアマネとの連絡等により、日程調整を密
に行い、長期利用者様の推進を図る。
※営業の範囲を広めて、ショート専用単独ユニットである事、土・日・祝日でも受け入れ・送迎可能
である事・契約に関しては利用者様の生活状況を知るためにも、居宅にお伺いしている等のメリ
ットを広く伝えていく。
※サービスマナー研修を行い、利用者様に対し、細やかなサービスが提供出来るように介護職に対し
スーパービジョンを展開していく。
短期入所・介護予防短期入所 介護報酬収入等年間見込額:36,764,000 円
① 平均した利用率を考慮し、近隣の市町村のケアマネジャーとの連絡等により、日程調整を密に
行い、長期利用者様の推進を図る。
② 1週間程度の利用を推進する。
③ 第2サンシャインビラのデイサービス利用者様、ご家族様への利用の促進を図る。
【経費について】
人件費・直接介護支出・一般管理支出・施設管理費用は併設特養と按分することとする。
- 18 -