レスリング教室パンフレットリリース【ちびっ子】

楽 しく、逞 し く 。
2010 年度版
指導者の
ご紹介
太田 拓弥
'96 アトランタオリンピック 74kg級 銅メダリスト
和 歌山県出身。 霞ヶ浦高校 、日本体育大学、筑 波大学大学院 修士 課 程 、卒 業 。
日本体育大学レスリング研究室助手 − 霞ヶ浦高校保健体育科教諭 − 和歌山県庁保健体育課 を 経て
現
早稲 田大学レスリング 部 専任ヘッドコーチ
早稲田大学オープン教育センター 講 師
NPO法人ワセダクラブ・レスリング ディビジョン指導員
他者とふれあう事で、自分を知る事ができる。
目指すのは「 困 難にも立ち向かえる精 神力 」
今、子供はいろいろな意味で難しい環境に置かれていると感じ
もちろんレスリングを始めたからといってすぐに身に付く事で
ま す。い じ め、ひ き こ も り、学 習 障 害、ニ ー ト、う つ、虐 待、
はありません。しかし、困難な状況に直面しても決して逃げず、
犯罪の低年齢化など。これらの問題の大きな一端は、家族との
慌てず、自分の頭で考え、解決法を探す、たとえ、うまくいか
関係や友達との関係、また地域の人との関係などで「健康な人
なくても諦めずに自分の出来るベストをつくす。そんな力を持
間関係を作れるかどうか」が非常に大きく影響していると常に
つきっかけに少しでもなればと願っています。
感じています。そこで私は自分の培ってきたレスリングという
レスリングという競技はマットに立てば自分一人で戦わなけれ
スポーツを通して子供たちの「人との 関係作りの力」を養ってゆ
ばなりません。誰も助けてくれません。道具もなければ道着も
きたいと願いこの教室を立ち上げました。レスリングは危険性
ありません。まさに自分だけで戦う競技です。そこでは練習で
は低いスポーツですが、しかしまさにボディコンタクトのある
培ってきた、気力、体力、知力、技術すべてを総動員して自分
格闘技です。相手とのやりとりの中で自分を感じ、だからこそ、
を表現します。この事は日常の子供の社会であっても、また大
無意識のうちにも相手を思いやる気持ちが育まれるスポーツだ
人になってからの社会であっても困難に直面した時には同じ事
と確信しています。また個人競技ではありますがクラブの仲間
ではないかと思います。それが私の目指す
「自立した人材を育む」
はともに切磋琢磨するまさに「戦う仲間たち」であり、腹を割っ
ことだと考えています。
た人間関係が育まれる貴重な環境だと思います。
色々な仲間と、お互いやっていく逞しさを。
「 楽しい」が 一 番 の吸 収 剤。
子供たちの社会はまさに、さまざまな個性の集まりです。例えば、
現在は全国に多数のクラブがあり中にはスパルタ式の指導をす
おとなしいのに強いヤツ、口は達者でも弱いヤツ、目立たない
るチームもあります。しかし私は、小学生のうちは「まず楽し
所でずるいヤツ、無愛想だけど優しいヤツなど。本当にいろい
い事」が一番重要なことだと考えています。楽しいとは決して、
ろな個性があり、またその個性がごちゃ混ぜで存在するのが社
おもしろおかしく、という事ではありません。
「真剣に取り組む
会ではないかと思います。私は今、姉妹クラブとして「ダウン
事の楽しさ」という意味です。好きこそものの上手なれ、とい
症児・自閉症児のレスリングクラブ」も同時に主催しています。
う言葉がありますが本当にそう思います。好きである事が一番
そこで、障害のある子もひとつの個性として、当教室と一緒に
の吸収剤になります。そして好きであるためには、やはり「楽
練習をする機会を作ってみたいと思っています。それは障害の
しい」が最も重要だと考えています。さらに私の大学院での研
ある子もない子も、それこそごちゃ混ぜに存在することが社会
究で、競技性を追求するとしても中学生くらいから本格的にト
であり、お互いに尊重しあうことで健全な人間関係を強くして
レーニングする事が、最もパフォーマンスが上がるという理論
ゆけると考えるからです。もちろんレスリングの練習として共
にも基づいています。実は私自身、現役の頃、一時期やりすぎて、
通できることとそうでない事はありますので、細心の注意をもっ
その後非常に苦労した経験があります。やはりスポーツは楽し
て指導してゆきますが、月に一度くらいは合同練習なども実現
いことこそが一番の基本だと考えています。
したいと考えています。
NPO 法人ワセダクラブについて。
特 定 非 営 利 活 動 法 人 W A S E D A C L U B ( 通 称 ワセダクラブ )は 早 稲 田 大 学 の 体 育 部 が 参 画 し 、大 学 の ス ポ ー ツ 施 設 と
人 材 を 開 放 して、地 域 の 人 々へ ス ポ ー ツ と 共 に 生 き る 場 を 提 供 す る こ と を 目 的 と し た 総 合 型 ス ポ ー ツ ク ラ ブ で す 。
2
大学生
コーチ陣
2010
子供 達にとって、普 段は接 点の少ない「大きいお兄さん、
お姉
さん」。早稲田大学レスリング部の中でも、特に教育への意 欲
があり、競 技 経 験 も豊 富 な大 学生サポートコーチ陣。
「ちびっ子レスリング教室で指導をしたい」と自ら手をあげた意欲ある大学生コーチたち。毎回3∼4人の編成でコーチングに
あたります。子供たちにとっては「大きなお兄さん、お姉さん」役でもあり、また大学日本一のチームとして最高峰の見本を
身近に見せることができる貴重な存在でもあります。一方、学生自身にとっても「子供たちの良い手本となるよう、いい試合
をしなければ」と良い意味での刺激にもなり、選手としての競技成績の向上にもつながるようです。もちろん、レスリング指
導だけではなく、
教育という視点からも太田コーチから「指導法の指導」を受け、専門性のある視点から子供たちに接しています。
松本 桂
まつ も と け い
石田 智嗣
いしだ ともつぐ
●スポーツ科学部 4 年
● スポーツ 科 学 部3年
● 島 原 工 業 高 校 ● レス 歴 13 年
● 立 命 館 宇治 高 校 ● レス 歴 17 年
● J O C 杯 優 勝 ( 0 8 年 )、国 体 2 位 ( 0 9 年 )
● インカレ 優 勝 、世 界 ジュニア5位
レスリングの基本を楽しみながら習得させること。
子供と一緒に全力少年。
社会的な行動も身につけさせること。
ケガせず元気に楽しみたいです。
田 中 幸太 郎
たなか こうたろう
杉本 恵
すぎもと めぐみ
●社会科学部2年
●社会科学部 2 年
● 京 都 八 幡 高 校 ● レス 歴 9 年
● 山 形 商 業 高 校 ● レス 歴 7 年
●インカレ 60kg級2位
●天皇杯ベスト 8
チビレスでは、楽しく時には厳しく
ちびっ子達に強くなってもらうために、
皆で強いチームになるようにがんばります。
私が今まで学んできたレスリングをみんなに
柏木健太
藤川 千晶
かし わぎ けん た
伝えられるよう努力しています。
ふじかわちあき
●社会科学部2年
●社会科学部 2 年
● 花 咲 徳 栄 高 校 ● レス 歴 8 年
● 埼玉栄高校 ●レス歴 15 年
●東日本秋季学生新人戦優勝
● 世界 Jr. 大会 準優 勝
自分が経験してきたことを活かして、
子 供たちが楽しくレスリングできる環境を
楽しくメリハリのある練習を
提 供していきたいと思います。
していきたいと思います。
殿村幸城
との むら こうき
西 洸大
にし こうだい
●スポーツ科学部 2 年
● スポーツ科 学部 1 年
● 秋 田 商 業 高 校 ● レス 歴 4 年
● 京 都 府 立 網 野 高 校 ● レス 歴12年
● 0 9 年 新 人 戦 8 4 kg 級 、9 6 k g 級 優 勝
● 全国選抜大会 優 勝 、インターハイ、国 体3位
教える立場ですが、
どんな子どもでも楽しく元気よく、
接 して 行く中で子 供 達 からも 色々 教 わりたいで す 。
時には厳しく一緒に練習していきたいです!
池田圭介
北村公平
いけだ けいすけ
きたむら こうへい
●スポーツ科学部 1 年
● 教 育 学 部 1年
● 群 馬 県 立 館 林 高 校 ● レス 歴 14 年
● 京 都八 幡 高校 ● レス 歴 10年
● 全 国 グレコ 1 位 、国 体 2 位 、インターハイ 5 位
● インターハイ 74kg 級 優 勝 、
誰 でも気 軽に出来 、楽し め、レスリング が
全 国 選抜 74kg 級優 勝、国体 96kg 級 優勝
好 きになれるように指 導していきたいと
厳しくも楽しいレスリング指導が
おもいます。よろしくお願いします。
できるように頑張ります。
花山和寛
堀井研作
はなやま かずひろ
●社会科学部 1 年
ほりい けんさく
●教育学部 1 年
● 愛 媛 県 立 八 幡 浜 工 業 高 校 ● レス 歴 6年
● 常 総 学 院 高 校 ● レス 歴 3 年
● インターハイ 66kg 級 優 勝 、国 体 66kg 級 優 勝
子どもたちが楽しく参加できるように、
わかりやすい指導ができるようにがんばります。
やさしく丁寧な態度で接したい。
2010 年 4 月現在
3
練習内容
紹介
真 剣 に取り組むことの楽しさを
何をおいてもまずは 挨 拶です。格 闘 技だからこそ気 持ちを切り替えて練 習に臨みます。そして、練習内容は基本的 に「身
体能力の向上」と「レスリング技術の向上 」が2大テーマとなります。中でも子供のころは、身 体能力の向上を特に重 視
しています。ここで挙げた練習はごく基本的な流れであり一 例です。練習の中には「飽きないように変化をつける」部
分と、
「 飽きようとも反復が大切」な部分があります。それらの練習を、日常の遊ぶ 楽しさとは違う「真 剣に取り組む事
の楽しさ」の中で経 験してほしいと願っています。
1
挨拶
ウォーミング アップ
気 持ちの良い 挨 拶 からはじまります。その日の注
意事項などの後、ウォーミングアップへ。ジョギ
ングや体操で徐々に体温を上げ、気持ちと体をこ
れからの練習に向け集中を高めてゆきます。
前 転、後 転、倒 立 など、器 械 体 操 のような 練 習が
2
3
マット運動
続きます。身体能力を上げる、レスリングには必 須
かつ、子供たちにも人気の練 習。初めて出来た時の
嬉しさは格別です。
ゲーム の 要 素 の ある 基 礎 練 習 です。ケンケン鬼
トレーニング ゲーム
ごっこや、サ イドステップ 鬼 ごっこなど、基 礎 的
な体の動きをゲームの中で自然と体が覚 える、楽
しいけど、けっこうきつい 練 習です。
4
基礎練習
技術練習
ブリッジ や 股くぐりなど、レスリング に重 要な 柔
軟性や 首の強 化 、俊 敏 性や 体の 調 整 力などを 高
め ます。さらに「 構 え 」や技 術 練 習 など、レスリ
ングで非常に重要な 基礎 の 動きを指導します。
5
レスリングに おいて 最 も 重 要 な 練 習 のひとつ。
打ち込み
タックルなどの 技の 動きを反 復し、自 分の体 がス
ムーズ に 動くよう覚 えさせます。バリエーション
も豊富でイメージ力と身体 能力が求められます。
今まで教わった事、練習した事を 総 動 員して、試
6
7
実戦練習
(スパーリング)
合 想定の 練習をします。相 手をどんどん変えるこ
とにより、さまざまなタイプの 相 手 に 対 応 できる
力を養います。
スパーリング など 息 の上がったところで、さらに
補強
体 力強 化 練 習 をします。ここで の が ん ばりが ス
タミナ、集 中力 の向上 につながります。
4
キッズレスリング考
太田 拓 弥
今、キッズレスリング人口は年々増 加 傾 向にあります。
競 技経 験者として嬉しい反面、少し心配に思う事もあり
ます。子供たちの逞しい成長を願う指導者として、現在、
思うところをお話しさせていただきます。
ここでは子供のレスリング競技について、少し専門的な視点
もうひとつの心配は「レスリング上の早熟」です。練習、試
からのお話をしたいと思います。今、キッズレスリングは年々
合に打ち込みすぎて生活の大半をレスリングが占め、また技術
競技人口が増え、数年前と比べても本当に盛んになってきてい
的に高度な技などを早くから取り組みすぎることです。実は子
ます。これは現在の不安定な社会の中で、逞しく育ってほしい
供のうちはあるテクニックを覚えればそれなりのレベルまでは
と願い武道や格闘技を習わせたいと考えるご父母の方が増えて
勝つことができます。しかし、それは「短期的に勝つ選手」で
いるからかもしれません。私は競技経験者としてとても嬉しく
はありますが決して「強い選手」にはなりません。例えば相撲
思うのですが、しかし一方、少し心配に感じるような状況も目
の立ち会いで、正面からぶつからずに常に変化を選べば、ある
立ち始めています。
程度は勝っても、強い力士ではないのと同じではないでしょう
その心配のひとつは「ご父母の過干渉」です。やはり1対1
か。私はかつて大学院で「日本レスリング界におけるジュニア
で勝敗を決するスポーツですから勝てば非常に嬉しいし、負け
育成システムに関する研究」という論文を書きました。それは
れば本当に悔しいものです。個人競技ということもあり自宅で
国内外のさまざまな競技の選手を追跡し、競技に集中し始めた
出来る練習もあるので、それを身近に見ているうちに当然応援
年齢とその後成人してからの競技成績との関係などを研究しま
したくなる気持ちが高まります。そしてご父母から応援されて
した。その結果、レスリング競技においては(例外はあります
いる子供にとっては自分が肯定される安心感や自信にもなり、
が)総じて第二次 性 徴が始まる12歳 前後あたりから本格的に
いっそう練習に集中するようになります。ここまではよくある
取り組むのが最も最高実績が上がる傾向が強いとの結論に至り
話しですし問題はないと思います。しかし、その度を越えて叱
ました。しかし一方、現在キッズレスリングの技術レベルが非
咤激励をするようになると「試合中にコーチを見ずに親を見る」 常に高くなってしまったことで、当教室の子供たちが簡単には
というようにエスカレートしてゆきます。これは大げさな話し
勝てない状況に至り、指導者としても非常に悩ましい時期に来
ではなく実際に体験したことです。しかしなぜそれが問題なの
ています。
か、それは自立心を妨げるからなのです。レスリングは強靭な
やはり勝つことでモチベーションが上がるのも確かではある
肉体を必要とする格闘技ですが一方、瞬間的な自己判断の連続
し、私自身も子供たちが負ける姿を見るのは自分が試合に負け
と言えるほど頭脳的なゲームでもあります。言わば「フィジカ
る以上に悔しいことです。しかし前述したように、短期的に勝
ル・チェス」のような感覚です。高いレベルになると瞬時の自
てる技を教えても強い選手には育たない。そこで今、基礎基本
己判断がなければ一瞬で負けてしまいます。さらに私自身の経
を楽しく身に付ける方法と、楽しく競技レベルを上げられる練
験でも、海外の試合でアウェージャッジの中、観衆もすべて敵、 習法などに取り組み始めています。やはり少年少女期はモチ
という状況で、それでも勝利するためには本当に自己の気持ち
ベーションを維持するために勝つ楽しさもある程度経験しなが
の強さを身につける以外にありませんでした。だからこそ子供
ら、レスリング選手として強くなるための基礎作りの時期とい
を強くするためには自立心を強くすることがどうしても必要で
う位置づけは私の中で変わることはありません。
す。このことは実はトップアスリートである大学生の指導でも
ここでお話しした事はレスリング競技という少し専門的な視
感じることです。やはり子供の頃からあまり親御さんが過熱し
点からの話しです。幼児のご父母や初心者のご父母の方々には、
すぎることは子供の逞しい成長を妨げると心配しています。
今のキッズレスリングの状況の知識としてご了解ください。
5
Q&A
Q
レスリングって、危 険じゃありませんか?
A 決して危険なスポーツではありません 。準 備 体操 や マット運 動など 楽しく練 習するうちに身体能力も
向上し、また階級でも細かく分かれる競 技なので、子供でも充分 楽しめるスポーツです。
Q
幼児や低学年だと練習 についていかれないのが心配です。
A 体力やレベルに応じて徐々に練習を進め、状 況に応じて複 数のコーチが分担し、低 学 年専門 で担当する
場合などもありますので、心 配 いりません。
Q
同学年 が少ないと 、ちょうど良い 練習相手がいないので、迷ってます。
A 確かに学年により在 籍人 数の差はあります。しかし、上下の学年でも近い体重・レベル の子 はいるので、
充 分、楽しく練 習できると思います。
Q
土日は他の習い事 もあるのですが、必ず週2回、または3回、参加しないとだめですか?
A 基本的にはコース日数の参加 が 望 ましいですが、しかし、やむなき事情 の場合 はその 限りではありません。
Q
興味はあるのですが、続 けられそうかどうか迷っています。
A まずは見学または体験参加されてはいかがでしょう。その上でお子さんとご検討ください。
Q
女の子なので、ちょっと迷ってるんですが。
A
Q
器 械体操 やマット運 動 の練 習も多く、それが 楽しみで 参加する女の子会員 もいます。
女子の大学生コーチも指導するので、女の子でも充分 楽しんで練 習できます。
親 の「 練 習当番 」など、役 割 はありますか。また 何か父母で 手伝う事 はありますか。
A 基本的に毎回の練習や試合等での役 割 はありません。ただし「 父 母 の会 」として世 話 役 をしていただく
方と、有 志 父母による「サポート保 護者 」として 練 習の 補 助 などにご 協 力 いただいています。
Q
大会などの上位入賞者 が最 近は出ていませんが、クラブのレベル が低 いのですか?
A 少 年期 にあまり技術レベル ばかりを上げることが 良いとは考 えていません。
これは長年の指導 歴の 研究の結果であり、少 年期 には身体 能 力 の 向 上と、楽しく競 技に向き合う、
という姿 勢づくりが最 重 要だと考えています。詳しくは前 ページ で お 話しした通りです。
Q
太 田コーチがしばしば欠席されると聞きますが、その 場合 は休 講 なんですか?
A 大 学チームの活 動等 で不在 になることは ありますが、極 力 、休 講 にはしません。
指 導参加 できる大学 生コーチ4名を決めて練 習を 行っています。
6
会員の声
● 器 械 体 操の練習のようで運動神経の発育にとても良いと思いました。
はじめて練 習を見た時に驚きました 。前 転、後 転 、倒立など、まるで体 操 選 手の 練習で。
これならどんなスポーツにも 通 用する 運 動 神 経 が 養われると思いました。
● 上 級 生 、下 級 生 と タテの 仲 間 がいて良い。
学 年を超えて練習する姿を見て、同年齢だけの 学校のクラスと違い、年上の子に挑 戦したり、年下の子の
面 倒を見たり、コミュニティで自分の位 置 を作ってゆく、とても良い訓 練にもなると思いました。
● 学校以外の仲間ができて良い。
学 校 以 外 の 仲 間ができ、人 間 関 係 に 幅 が で き る こ と が 良 い と 思 い ま し た 。
● チーム競 技と違 い、大会 に容 易に参 加できて楽しい。
サッカーや野球では全国大会出場なんて、運も含めて本当にまれな事だけど、個人競技だからエントリーのみで
全 国大会に出場でき、自分の力を試すことができるなんて、すばらしい経験 ができてうらやましい。
● 自分に自信ができる事で「いじめられ」防止になるかも、と期待している。
少し内気な子でも、マット運動 で バック転が 出 来るようになったり、ボディコンタクトに慣れたり
することで自分 に自信がつけば「いじめられ防 止 」につながるかも、と期待しています。
● 普段はなかなか接しない大学生のお兄さん、お 姉さんが 相手をしてくれることも喜んでいる。
現 在は兄弟も少ない状況で、人 間的にも信 頼できる大学生( コーチ )のお 兄さん、お 姉さんに
相 手 をしてもらうことも、とても楽しいみたい。
● いわゆる「 取っ組み合い」の 経 験で、自分の 痛みと他人の 痛みが 理 解できるようになる事が良い。
格 闘 技なので、自分の痛み、他人の痛みが 肌で理解できる。今 は学校で「取っ組み合いのけんか」などしたら、
すぐに 問 題視されてしまうので、貴 重 な 経 験 をさせてもらっている。
● 身体能力が向上するので、他のスポーツでも能力が向上した。
同 時 にサッカーチームにも所 属してるが、いつの 間にかボ ディバランス が 良くなったのは、
おそらくレスリング の練 習のおかげだと思う。
このパンフレットは 、映 像 制 作 会 社 の「 株式会社 BIS 」さんより、
レスリングを愛する仲間としてワセダクラブの活 動にご賛同とともに賛助金をいただく事で、
HPへの掲 載が実現しました。
なお、ご協力いただいた BIS さんの C Mプロデューサー、沼 田 雄生さんは北海道代表としてインターハイ出場 経 験もあるレスリング 経 験者とのことです。
Special Thanks 株 式会社 BIS 〒106-0032 港区六本木 6-8-19 水経ビル 1・2F Tel . 03-3479 -2225
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