小茄子川 歩 KONASUKAWA, Ayumu 【専 門 分 野】 考古学 【キ ー ワ ー ド】 南 ア ジ ア、 イ ン ダ ス 文 明、 古 代 都 市、 南アジア型発展径路 【研 究 テ ー マ】 専 門 分 野 は 「 考 古 学 」 で す が 、 私 は 、「 考 古 学 と は 、 歴 史 学 で も あ り 、 人 類 学 で も あ る 」 と い う ス タ ン ス の も と 考 古 学 的 研 究 を 行 っ て い ま す。 2008 年 か ら 2013 年 ま で 、 イ ン ド 政 府 招 聘 留 学 生 と し て イ ン ド 共 和 国 ・ プ ネ ー に 所 在 す る デ カ ン 大 学 院 大 学 考 古 学 科 (Department of Archaeology, Deccan College Post-Graduate and Research Institute (Declared as Deemed-to-be-University under Section 3 of the University Grants Commission Act, 1956), Pune, Maharashtra, India) に 学 び 、 イ ン ダ ス 文 明 遺 跡 の 調 査 に 参 加 し て き ま し た。 現 在 は、 同 大 学 院 大 学 が 行 う イ ン ダ ス 文 明 遺 跡 の 調 査 に 発 掘 区 画 ・ 整 理 作 業 責 任 者 と し て 従 事 し て い ま す。 研 究 テ ー マ は 、 日 本 学 術 振 興 会 特 別 研 究 員 PD の 研 究 課 題 名 「 イ ン ダ ス 文 明 の 社 会 構 造 に 関 す る 研 究 : 統 一 性 と 多 様 性 の 均 衡 に 基 づ く 二 重 社 会 と し て」 に あ り ま す よ う に、 イ ン ダ ス 文 明 の 社 会 構 造 を 解 明 す る こ と で す 。 ま た イ ン ダ ス 文 明 社 会 の 古 代 都 市 を 研 究 対 象 と し て 、「 都 市 と は 何 か 」「 都 市 と よ ば れ る 空 間 が 人 類 史 あ る い は 世 界 史 上 に お い て 普 遍 的 に 認 め ら れ る の は な ぜ か」 を 追 求 し て い ま す。 く わ え て、 イ ン ダ ス 文 明 研 究 あ る い は 考 古 学 の 立 場 か ら、 長 期 間 に わ た り 南 ア ジ ア と い う 地 域 を 特 徴 づ け て き た 「 構 造 」、す な わ ち 「 南 ア ジ ア 型 発 展 径 路 」 を 検 討 す る な か で 、現 代 グ ロ ー バ ル 世 界 の 抱 え る 諸 問 題 に 積 極 的 に 向 き 合 っ て い く こ と も、 重 要 な 研 究 テ ー マ の 一 つ で あ る と 考 え て い ま す。 【略 歴】 1981 年 9 月 宮 城 県 生 れ 、 涌 谷 町 育 ち 1999 年 3 月 宮 城 県 石 巻 高 等 学 校 卒 業 2005 年 3 月 東 海 大 学 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 卒 業 2007 年 3 月 東 海 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 史 学 専 攻 ( 考 古 学 ) 修 士 課 程 修 了 2008 年 8 月 東 海 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 史 学 専 攻 ( 考 古 学 )博 士 課 程 退 学 2009 年 9 月 デ カ ン 大 学 院 大 学 考 古 学 科 P.G. Diploma 課 程 首 席 修 了(2008 年 度 イ ン ド 政 府 招 聘 留 学 生 ) 2013 年 8 月 Ph.D. 取 得 (8 月 7 日 ) デ カ ン 大 学 院 大 学 (2010 年 度 イ ン ド 政 府 招 聘 留 学 生 ) 2013 - 2015 年 東 海 大 学 文 学 部 非 常 勤 講 師 2016 年 4 月 日 本 学 術 振 興 会 特 別 研 究 員 PD ( 東 京 大 学 東 洋 文 化 研 究 所 )・ 東 海 大 学 文 学 部 非 常勤講師:現在に至る 【教 育 活 動】 2011 年 度 東 海 大 学 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 ( 非 常 勤 講 師 ):「 南 ア ジ ア 考 古 学 講 義 B」「 南 ア ジ ア 考 古 学 演 習 B」; 東 海 大 学 文 学 部 ア ジ ア 文 明 学 科 ( 非 常 勤 講 師 ):「 イ ン ダ ス 文 明 の 構 造 」 2013 年 度 東 海 大 学 文 学 部 ア ジ ア 文 明 学 科 ( 非 常 勤 講 師 ):「 イ ン ダ ス 文 明 / イ ン ダ ス 文 明 の 構 造 」 2014 年 度 東 海 大 学 文 学 部 ア ジ ア 文 明 学 科 ( 非 常 勤 講 師 ):「 イ ン ダ ス 文 明 / イ ン ダ ス 文 明 の 構 造 」 2015 年 度 東 海 大 学 文 学 部 ア ジ ア 文 明 学 科 ( 非 常 勤 講 師 ):「 イ ン ダ ス 文 明 」 2016 年 度 東 海 大 学 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 ( 非 常 勤 講 師 ):「 南 ア ジ ア 考 古 学 講 義 A」「 南 ア ジ ア 考 古 学 演 習 A」「 南 ア ジ ア 考 古 学 講 義 B」「 南 ア ジ ア 考 古 学 演 習 B」; 東 海 大 学 文 学 部 ア ジ ア 文 明 学 科 ( 非 常 勤 講 師 ):「 イ ン ダ ス 文 明 」 【主 要 論 文 等】 (1) Ph.D. 論 文 August 2013. KONASUKAWA Ayumu, “Diversity of Harappan Civilization: A Case Study of the Ghaggar Basin (with Special Reference to Seals),” Ph.D. dissertation, Deccan College Post-Graduate and Research Institute (Declared as Deemed-to-be University under Section 3 of the University Grants Commission Act, 1956), Pune, India. (2) 著 書 2016 年 秋 頃 予 定 小 茄 子 川 歩 、『 イ ン ダ ス 文 明 の 成 立 と 社 会 変 革 — 都 市 と は 何 か —』 同 成 社 。 (3) 査 読 あ り 論 文 2007 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の デ ザ イ ン シ ス テ ム — 印 面 に 刻 ま れ た 図 像 の 構 造 と 変 遷 を 手 掛 か り と し て —」『 東 海 史 学 』 41 号 、 67-89 頁 、 東 海 大 学 史 学 会 。 2008 年 3 月 上 杉 彰 紀 ・ 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 文 明 社 会 の 成 立 と 展 開 に 関 す る 一 考 察 — 土 器 編 年 を 手 掛 か り と し て —」『 西 ア ジ ア 考 古 学 』 9 号 、 101-118 頁 、 日 本 西 ア ジ 考 古 学 会 。 2008 年 6 月 小 茄 子 川 歩 、「 都 市 と 伝 統 の 創 出 — 彩 文 土 器 の 変 容 か ら み た イ ン ダ ス 文 明 の 成 立 と 展 開 —」『 考 古 学 研 究 』 55 巻 1 号 、 61-81 頁 、 考 古 学 研 究 会 。 2008 年 9 月 小 茄 子 川 歩 、「 コ ー ト ・ デ ィ ジ ー 式 土 器 と ハ ラ ッ パ ー 式 土 器 — ハ ラ ッ パ ー 式 土 器 の 起 源 に 関 す る 一 考 察 —」『 古 代 文 化 』 60 巻 II 号 、 70-83 頁 、( 財 ) 古 代 学 協 会 。 2011 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 右 向 き の モ チ ー フ が 刻 ま れ た イ ン ダ ス 式 印 章 — ハ ラ ッ パ ー 文 化 の 多 様 性 に 関 す る 一 考 察 —」『 西 ア ジ ア 考 古 学 』 12 号 、 15-32 頁 、 日 本 西 ア ジ ア 考 古 学 会 。 2012 年 9 月 小 茄 子 川 歩 、「 先 イ ン ダ ス 文 明 期 に お け る 印 章 の 基 礎 的 研 究 : ク ナ ー ル 遺 跡 出 土 資 料 の 検 討 を 中 心 と し て 」『 オ リ エ ン ト 』 55 巻 1 号 、 22-35 頁 、 日 本 オ リ エ ン ト 学 会 。 2013 年 9 月 小 茄 子 川 歩 、 「彫 刻 技 術 に 基 づ い た イ ン ダ ス 式 印 章 の 分 類」 『 オ リ エ ン ト 』56 巻 1 号 、 35-54 頁 、 日 本 オ リ エ ン ト 学 会 。 in press. KONASUKAWA Ayumu, “Regional Variations of the Harappan Seals in Light of Their Design and Carving Techniques through SEM and PEAKIT (3D) Analyses,” South Asian Archaeology 2014, European Association for South Asian Archaeology and Art, Stockholm, Sweden. in press. KONASUKAWA Ayumu, “Comparative Analysis of the Seals in the Pre-/Early Harappan Period and Harappan Seals through SEM and PEAKIT (3D) Analyses,” Puratattva, Indian Archaeological Society, New Delhi, India. (4) 査 読 な し 論 文 ( 書 評 等 を 含 む ) 2007 年 3 月 近 藤 英 夫 ・ 上 杉 彰 紀 ・ 小 茄 子 川 歩 、「 ク ッ リ 式 土 器 と そ の 意 義 — 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 所 蔵 資 料 の 紹 介 を 兼 ね て —」『 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 研 究 紀 要 』 21 号 、15-50 頁 、 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館。 2008 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 ナ ー ル 式 土 器 と そ の 意 義 — 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 所 蔵 資 料 の 紹 介 を 兼 ね て —」『 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 研 究 紀 要 』 22 号 、 29-55 頁 、 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館。 March 2009. SHUDAI Hideaki, KONASUKAWA Ayumu, ENDO Hitoshi and KIMURA Satoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 1: Painted Pottery of Nal Ware,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 46, No. 4, pp. 75-108, Tsurumi University, Yokohama. 2009 年 11 月 小 磯 学 ・ 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の サ イ ズ と そ の 意 義 」『 日 々 の 考 古 学 2』、 397-418 頁 、 東 海 大 学 考 古 学 研 究 室 。 March 2010. SHUDAI Hideaki, KONASUKAWA Ayumu, ENDO Hitoshi, KIMURA Satoshi and UENO Thuyoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 2: Kulli Ware,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 47, No. 4, pp. 53-115, Tsurumi University, Yokohama. 2010 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 フ ァ イ ズ ・ ム ハ ン マ ド 式 土 器 と そ の 意 義 — 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 所 蔵 資 料 の 紹 介 を 兼 ね て —」『 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 研 究 紀 要 』 24 号 、 43-82 頁 、 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館。 March 2011. KONASUKAWA Ayumu, SHUDAI Hideaki, KIMURA Satoshi, UENO Thuyoshi and ENDO Hitoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 3: Emir Ware and Quetta Style pottery,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 48, No. 4, pp. 73110, Tsurumi University, Yokohama. March 2011. KONASUKAWA Ayumu, ENDO Hitoshi and UESUGI Akinori, “Chapter 7: Minor Objects from the Settlement Area,” in Shinde, V., T, Osada, and M. Kumar (eds.) Excavations at Farmana: District Rohtak, Haryana, India, 2006-08, pp. 369-526, Indus Project, Research Institute For Humanity And Nature, Kyoto. 2011 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 一 角 獣 が 刻 ま れ た イ ン ダ ス 式 印 章 : 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 所 蔵 資 料 の 紹 介」 『 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 研 究 紀 要 』25 号 、1-14 頁 、岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 。 2011 年 7 月 小 茄 子 川 歩 、「 書 評 上 杉 彰 紀 著 『 イ ン ダ ス 考 古 学 の 展 望 : イ ン ダ ス 文 明 関 連 発 掘 調 査 遺 跡 集 成 』」『 イ ン ド 考 古 研 究 』 32 号 、 93-97 頁 、 イ ン ド 考 古 研 究 会 。 March 2012. KONASUKAWA Ayumu, SHUDAI Hideaki, ENDO Hitoshi and KIMURA Satoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in the Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 4: Togau Ware, Kechi-Beg Ware and Other Prehistoric Balochistan Potteries,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 49, No. 4, pp. 141-158, Tsurumi University, Yokohama. 2012 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 レ プ リ カ ・ セ ム 法 に よ る イ ン ダ ス 式 印 章 の 観 察 — 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 所 蔵 資 料 の 紹 介 」『 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館 研 究 紀 要 』 26 号 、 1-23 頁 、 岡 山 市 立 オ リ エ ン ト 美 術 館。 2012 年 7 月 小 茄 子 川 歩 、「 書 評 近 藤 英 夫 著 『 イ ン ダ ス の 考 古 学 』」『 イ ン ド 考 古 研 究 』 33 号 、 68-73 頁 、 イ ン ド 考 古 研 究 会 。 2012 年 11 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 文 明 成 立 期 に お け る 印 章 の 製 作 技 術 と そ の 変 遷 に 関 す る 考 古 学 的 研 究」 『 公 益 財 団 法 人 三 島 海 雲 記 念 財 団 研 究 報 告 書 』49 号 、131-136 頁 、三 島 海 雲 記 念 財 団 。 March 2013. SHUDAI Hideaki, KONASUKAWA Ayumu, KIMURA Satoshi and ENDO Hitoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in the Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 5: Archaeological Considerations on the Pottery and Cultures in the Pre-/Protohistoric Balochistan,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 50, No. 4, pp. 81-123, Tsurumi University, Yokohama. 2014 年 6 月 小 茄 子 川 歩 、 「 書 評 長 田 俊 樹 著『 イ ン ダ ス 文 明 の 謎 古 代 文 明 神 話 を 見 直 す 』」 『古 代 文 化 』 66 巻 1 号 、 153-155 頁 、( 財 ) 古 代 学 協 会 。 2015 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 キ リ ス ト 教 の 普 及 と 伝 統 的 ナ ガ 社 会 の 解 体 — 紅 玉 髄 製 ビ ー ズ を 用 い た 首 飾 り の 消 失 プ ロ セ ス と そ の 意 義 —」 小 磯 学 編 著 『 平 成 25 - 26 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 挑 戦 的 萌 芽 研 究 成 果 報 告 書 南 ア ジ ア の 紅 玉 髄 製 工 芸 品 の 流 通 と 価 値 観 —「伝 統」 を 支 え る 社 会 シ ス テ ム の 考 察 』、 34-45 頁 。 March 2015. SHUDAI Hideaki, YONEYAMA Akane, SHUDAI Fukiko, KONASUKAWA Ayumu, KIMURA Satoshi and ENDO Hitoshi, “Report on the Survey of the Archaeological Materials of Prehistoric Pakistan stored in the Aichi Prefectural Ceramic Museum. Part 6: Human Figurines and Some Remarks on the Social Development in the Prehistoric Balochistan,” The Bulletin of Tsurumi University: Studies in Humanities, Social and Natural Sciences, Vol. 52, No. 4, pp. 7-29, Tsurumi University, Yokohama. 印 刷 中 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド ・ ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に お け る 牛 糞 燃 料 の 多 角 的 利 用 方 法 に つ い て : ラ キ ー ・ カ ー ス 村 と ラ キ ー ・ シ ャ プ ー ル 村 の 事 例 か ら 」『 砂 漠 研 究 』、 日 本 砂 漠 学 会 。 印 刷 中 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 製 作 技 術 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : 製 作 実 験 に 基 づ い た 実 証 的 研 究 か ら の ア プ ロ ー チ 」『 平 成 26 年 度 笹 川 科 学 研 究 助 成 完 了 報 告 書 』、 公 益 財 団 法 人 日 本 科 学 協 会。 印 刷 中 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 製 作 技 術 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : 製 作 実 験 に 基 づ い た 実 証 的 検 討 か ら の ア プ ロ ー チ 」『 平 成 26 年 度 高 梨 学 術 奨 励 金 ( 若 手 研 究 助 成 ) 成 果 報 告 書 』、 公 益 財 団 法 人 高 梨 学 術 奨 励 基 金。 (5) そ の 他 ( 連 載 ) 2009 年 12 月 - 2014 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド 考 古 学 通 信 (1) 〜 (18)」『 古 代 文 化 』 61 巻 3 号 〜 65 巻 4 号 、( 財 ) 古 代 学 協 会 。 2014 年 11 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド 考 古 学 通 信 ( 番 外 編 ) — イ ン ド 留 学 を 通 し て 学 ん だ デ ィ シ プ リ ン の 重 要 性 —」『 土 車 』 第 127 号 、 7-8 頁 、( 財 ) 古 代 学 協 会 。 【主 要 学 会 発 表 等】 a. 国 際 会 議 ・ 学 会 等 に お け る 発 表 (1) 査 読 あ り 口 頭 発 表 February 2014. KONASUKAWA Ayumu, “Classification of the Harappan Seals in Light of Their Carving Techniques,” 5th International Congress of Society of South Asian Archaeology (SOSAA), Pandit Ravi Shankar Shukla University, Raipur, Chhattisgarh, India. July 2014. KONASUKAWA Ayumu, “Regional Variations of the Harappan Seals in Light of Their Designs and Carving Techniques through SEM and 3D (PEAKIT) Analyses,” 22nd conference of the European Association for South Asian Archaeology and Art (EASAA), Stockholm, Sweden. July 2015. KOISO Manabu, ENDO Hitoshi and KONASUKAWA Ayumu, “Necklace of Ethnic Groups of Naga, India: Their Meaning and Function through Time,” 15th International Conference of Southeast Asian Archaeologists (EurASEAA), Université Paris Ouest Nanterre la Défense, Paris. July 2016. KONASUKAWA Ayumu, “The Seals of the Pre-Indus Period in light of the Seals Discovered at Kunal,” 23nd conference of the European Association for South Asian Archaeology and Art (EASAA), Cardiff, Wales, UK. (2) 査 読 な し 口 頭 発 表 February 2012. KONASUKAWA Ayumu, “New Perspectives on the Study of Harappan Seals and Seals of the Pre-/Early Harappan Period,” Annual Conference in Archaeology and Anthropology Museum of Shah Abdhul Latif University, Shah Abdul Latif University, Khairpur, Sindh, Pakistan. October 2014. KONASUKAWA Ayumu, “Comparative Analysis of the Seals in the Pre-/Early Harappan Period and the Harappan Seals through SEM and PEAKIT (3D) Analyses,” Special Seminar on Archaeology and Language at Deccan College Post-Graduate and Research Institute, Pune, India. August 2015. KOISO Manabu, ENDO Hitoshi and KONASUKAWA Ayumu, “Stone Bead Users (Symbolic Value and Trade): The Naga,” Short Term Course cum Workshop on History, Science and Technology of Stone Beads, Indian Institute of Technology Gandhinagar, Gandhinagar, India. b. 国 内 学 会 ・ シ ン ポ ジ ウ ム 等 に お け る 発 表 (1) 査 読 な し 口 頭 発 表 2006 年 4 月 小 茄 子 川 歩 、 「彩 文 土 器 の 変 容 か ら 見 た イ ン ダ ス 文 明 の 成 立 過 程 — バ ロ ー チ ス タ ー ン 地 方 に お け る 土 器 の デ ザ イ ン シ ス テ ム の 改 変 と 再 編 —」 第 3 回 大 学 考 古 学 交 流 会 、 慶 応 義 塾 大 学 ・ 東 京。 2006 年 6 月 小 茄 子 川 歩 、「 ハ ラ ッ パ ー 式 土 器 の 彩 文 研 究 予 察 — 彩 文 変 遷 の 背 景 を さ ぐ る —」 東 海 大 学 史 学 会 2006 年 度 大 会 、 東 海 大 学 ・ 神 奈 川 。 2007 年 6 月 上 杉 彰 紀 ・ 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 文 明 期 の 地 域 社 会 構 造 に 関 す る 一 考 察 — ク ッ リ 式 土 器 を 手 掛 か り と し て —」 日 本 西 ア ジ ア 考 古 学 会 第 12 回 大 会 、 天 理 大 学 ・ 奈 良 。 2010 年 6 月 小 茄 子 川 歩 、「 右 向 き の モ チ ー フ が 刻 ま れ た イ ン ダ ス 式 印 章 」、 日 本 西 ア ジ ア 考 古 学 会 第 15 回 大 会 、 国 士 舘 大 学 ・ 東 京 。 2011 年 11 月 小 茄 子 川 歩 、 「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 「 発 明 」」、日 本 オ リ エ ン ト 学 会 第 53 回 大 会 、ノ ー ト ル ダ ム 聖 心 女 子 大 学 ・ 岡 山。 2012 年 6 月 小 茄 子 川 歩 ・ 中 山 誠 二 、「 レ プ リ カ ・ セ ム 法 に よ る イ ン ダ ス 式 印 章 の 観 察 」、 日 本 西 ア ジ ア 考 古 学 会 第 17 回 大 会 、 筑 波 大 学 ・ 茨 城 。 2012 年 11 月 小 茄 子 川 歩 、「 先 イ ン ダ ス 文 明 期 と イ ン ダ ス 文 明 期 に お け る 凍 石 製 印 章 の 製 作 技 術 と そ の 変 遷 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 」、 日 本 オ リ エ ン ト 学 会 第 54 回 大 会 、 東 海 大 学 ・ 神 奈 川 。 2014 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド ・ ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に お け る 牛 糞 燃 料 の 使 用 方 法 に つ い て 」、 シ ン ポ ジ ウ ム 「 ア ジ ア の 土 と 炎 : 民 族 誌 と 実 験 考 古 学 の 最 前 線 」、 早 稲 田 大 学 ・ 東 京 。 2014 年 9 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 文 明 の 社 会 構 造 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : 均 質 性 と 多 様 性 の 均 衡 構 造 」、 2014 年 度 現 代 イ ン ド ・ 南 ア ジ ア セ ミ ナ ー 、 広 島 大 学 ・ 広 島 。 2014 年 12 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド ・ ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に お け る 牛 糞 燃 料 の 多 角 的 利 用 方 法 に つ い て : ラ キ ー ・ カ ー ス 村 と ラ キ ー ・ シ ャ プ ー ル 村 の 事 例 か ら 」、 世 界 の 半 乾 燥 地 に お け る 家 畜 糞 利 用、 総 合 地 球 環 境 学 研 究 所 ・ 京 都。 2015 年 8 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 印 面 彫 刻 に 用 い ら れ た 彫 刻 工 具 に か ん す る 考 古 学 的 研 究 : 製 作 実 験 に も と づ い た 実 証 的 検 討 か ら の ア プ ロ ー チ 」 ア ジ ア 鋳 造 技 術 史 学 会 2015 愛 知 大 会、 中 部 大 学 ・ 名 古 屋。 (2) 査 読 な し ポ ス タ ー 発 表 2014 年 10 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 製 作 技 術 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : SEM と PEAKIT を 用 い た 彫 刻 お よ び 穿 孔 技 術 の 検 討 」 日 本 オ リ エ ン ト 学 会 第 56 回 大 会 、 上 智 大 学 ・ 東 京 。 (3) カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 等 に お け る 講 義 2015 年 12 月 小 茄 子 川 歩 、 「 イ ン ダ ス 文 明 — 都 市 = 市 場 で 創 り だ さ れ た 権 力 —」朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 『 古 代 文 明 に み る 権 力 の 誕 生 』、 朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 新 宿・朝 日 JTB・交 流 文 化 塾・ 東 京。 2015 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、 「ヒ ン ド ゥ ー の 神 々 現 代 に 息 づ く 多 神 教」 朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 『 古 代 文 明 に み る 権 力 の 誕 生 』、 朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 新 宿 ・ 朝 日 JTB ・ 交 流 文 化 塾 ・ 東 京 。 2016 年 7 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ド ・ パ キ ス タ ン と そ の 周 辺 の 古 代 都 市 モ ヘ ン ジ ョ ダ ロ か ら の ア プ ロ ー チ 」朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー『 古 代 文 明 に み る 権 力 の 誕 生 』、朝 日 カ ル チ ャ ー セ ン タ ー 新 宿 ・ 朝 日 JTB ・ 交 流 文 化 塾 ・ 東 京 。 【競 争 的 資 金 獲 得 状 況】 September 2008 - August 2009. KONASUKAWA Ayumu, “Regional Variations of Harappan Culture at Farmana in the Ghaggar Basin,” Indian Council For Cultural Relationship (ICCR) Scholarship 2008 (2008 年 度 イ ン ド 政 府 奨 学 金 、 国 費 ) . October 2010 - August 2013. KONASUKAWA Ayumu, “Diversity of Harappan Civilization: A Case Study in the Ghaggar Basin (with Special Reference to Seals),” Indian Council For Cultural Relationship (ICCR) Scholarship 2010 (2010 年 度 イ ン ド 政 府 奨 学 金、 国 費). 2011 年 7 月 - 2012 年 6 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 文 明 成 立 期 に お け る 印 章 の 製 作 技 術 と そ の 変 遷 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 」、 平 成 23 年 度 公 益 財 団 法 人 三 島 海 雲 記 念 財 団 学 術 研 究 奨 励 金 ( 人 文 科 学 部 門 )。 2014 年 4 月 - 2015 年 2 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 製 作 技 術 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : 製 作 実 験 に 基 づ い た 実 証 的 研 究 か ら の ア プ ロ ー チ 」、 平 成 26 年 度 笹 川 科 学 研 究 助 成 金 ( 学 術 研 究 部 門 )。 2014 年 6 月 - 2015 年 3 月 小 茄 子 川 歩 、「 イ ン ダ ス 式 印 章 の 製 作 技 術 に 関 す る 考 古 学 的 研 究 : 製 作 実 験 に 基 づ い た 実 証 的 検 討 か ら の ア プ ロ ー チ (Archaeological Study on Manufacturing Techniques of IndusType Seals: An Empirical Approach based on Experimental Analysis of Manufacture)」、 平 成 26 年 度 公 益 財 団 法 人 髙 梨 学 術 奨 励 基 金 ( 若 手 研 究 助 成 )。 【従 事 し た プ ロ ジ ェ ク ト ・ 海 外 調 査 等】 a. 完 了 し た プ ロ ジ ェ ク ト 2004・2005 年 度 明 治 大 学 大 久 保 忠 和 考 古 学 振 興 基 金 公 募 研 究 B-2 「 コ ー ト ・ デ ィ ジ ー 文 化 再 考 」 (研 究 代 表 者 : 野 口 淳) の 一 環 と し て、 パ キ ス タ ン ・ イ ス ラ ー ム 共 和 国 ペ シ ャ ー ワ ル 大 学 考 古 学 博 物 館 に お け る 所 蔵 資 料 調 査 に、 研 究 協 力 者 と し て 従 事。 2007 ・ 2008 年 度 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 人 間 文 化 研 究 機 構 総 合 地 球 環 境 学 研 究 所 (Research Institute for Humanity and Nature) の プ ロ ジ ェ ク ト 「 環 境 変 化 と イ ン ダ ス 文 明 」(3-3FR)( 研 究 代 表 者 : 長 田 俊 樹) の 一 環 と し て、 イ ン ド 共 和 国 ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に 所 在 す る イ ン ダ ス 文 明 遺 跡 フ ァ ル マ ー ナ ー (Farmana) の 発 掘 調 査 お よ び 出 土 資 料 整 理 作 業 に 、 研 究 協 力 者 と し て 従 事 。 2009 - 2011 年 度 デ カ ン 大 学 院 大 学 考 古 学 科 (Department of Archaeology, Deccan College Post-Graduate and Research Institute) と 総 合 地 球 環 境 学 研 究 所 が 共 同 で 実 施 し た プ ロ ジ ェ ク ト “Excavations at Farmana” ( 研 究 代 表 者 : Vasant Shinde ・ 長 田 俊 樹 ) の 一 環 と し て 、 イ ン ド 共 和 国 ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に 所 在 す る イ ン ダ ス 文 明 遺 跡 フ ァ ル マ ー ナ ー の 発 掘 調 査 お よ び 出 土 資 料 整 理 作 業 に、 デ カ ン 大 学 院 大 学 側 の 発 掘 区 画 ・ 整 理 作 業 責 任 者 と し て 従 事。 2013 ・ 2014 年 度 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ・ 挑 戦 的 萌 芽 研 究 (H25 - 26)「 南 ア ジ ア の 紅 玉 髄 製 工 芸 品 の 流 通 と 価 値 観 -「 伝 統 」を 支 え る 社 会 シ ス テ ム の 考 察 」 ( 研 究 代 表 者・小 磯 学 )の 一 環 と し て 、 イ ン ド ・ ナ ガ ラ ン ド 州 に お け る 民 族 学 的 調 査 に、 研 究 協 力 者 と し て 従 事。 2015 年 度 人 間 文 化 研 究 機 構 現 代 イ ン ド 地 域 研 究 ( 第 2 期 ) 京 都 大 学 拠 点・研 究 グ ル ー プ 1 「 南 ア ジ ア に お け る 人 口・資 源・環 境 」( 研 究 代 表 者・藤 田 幸 一 ) の 一 環 と し て 、 研 究 グ ル ー プ 1A 「 南 ア ジ ア の 長 期 発 展 経 路 」 お よ び 研 究 グ ル ー プ 1B 「 南 ア ジ ア の 開 放 経 済 」 に お け る 調 査・研 究 に 、 研 究 協 力 者 と し て 従 事 中。 b. 進 行 中 の プ ロ ジ ェ ク ト 2013 - 2017 年 度 ( 予 定 ) デ カ ン 大 学 院 大 学 考 古 学 科 が Global Heritage Funds 等 に も と づ き 実 施 し て い る プ ロ ジ ェ ク ト “Rakhigarhi Archaeology Research Project” ( 研 究 代 表 者 : Vasant Shinde) の 一 環 と し て 、 イ ン ド 共 和 国 ハ リ ヤ ー ナ ー 州 に 所 在 す る イ ン ダ ス 文 明 遺 跡 ラ キ ー ・ ガ リ ー (Rakhigarhi) の 発 掘 調 査 お よ び 出 土 資 料 整 理 作 業 に、 発 掘 区 画 ・ 整 理 作 業 責 任 者 と し て 従 事 中。 2015 - 2017 年 度 ( 予 定 ) 科 学 研 究 費 助 成 事 業 ・ 基 盤 研 究 (B)( 海 外 調 査 )(H27 - 29)「 南 ア ジ ア の 紅 玉 髄 製 工 芸 品 の 流 通 と 価 値 観 - 「 伝 統 」 と 社 会 シ ス テ ム の 変 容 の 考 察 」( 研 究 代 表 者 ・ 小 磯 学) の 一 環 と し て、 イ ン ド ・ ナ ガ ラ ン ド 州 や ミ ャ ン マ ー 等 に お け る 民 族 学 的 調 査 に、 研 究 協 力 者 と し て 従 事 中。 2016 - 2021 年 度( 予 定 ) 人 間 文 化 研 究 機 構 南 ア ジ ア 地 域 研 究 京 都 大 学 拠 点・研 究 グ ル ー プ 1「 南 ア ジ ア に お け る 人 口・資 源・環 境 」( 研 究 代 表 者・藤 田 幸 一 ) の 一 環 と し て 、 研 究 グ ル ー プ 1A 「 南 ア ジ ア の 長 期 発 展 経 路 」 お よ び 研 究 グ ル ー プ 1B 「 南 ア ジ ア の 開 放 経 済 」 に お け る 調 査・研 究 に 、 研 究 協 力 者 と し て 従 事 中。 【免 許 ・ 資 格】 2002 年 9 月 中 型 車 運 転 免 許 2005 年 3 月 学 芸 員 免 許 【所 属 学 会 ・ 研 究 会】 Indian Archaeological Society、 Indian Society for Prehistoric and Quaternary Studies (ISPQS)、 Society of South Asian Archaeology (SOSAA)、 European Association for South Asian Archaeology and Art (EASAA)、 イ ン ド 考 古 研 究 会 、 考 古 学 研 究 会 、 古 代 学 協 会、 日 本 オ リ エ ン ト 学 会、 ア ジ ア 鋳 造 技 術 史 学 会 【連 絡 先】 〒 113-0033 東 京 都 文 京 区 本 郷 7-3-1 東 京 大 学 東 洋 文 化 研 究 所 E-mail : [email protected]
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