40 - ロータリークラブネット

平成28年5月17日(火)
▲会長挨拶
会長の時間
晴
▲大辻青少年委員長
No.40
▲ゲスト卓話 大江与喜子氏
会長
森 隆志
最近少し目を通した本の話を少ししたいと思います。本自体は 1972 年発行で日
本人の意識構造について論及したもので、著者は西洋史専攻の博士。
その本の中で、例えば親子連れで熊と遭遇した場合、欧米型防御反応は、子を自
分の後ろにつきとばし、クマにむかって仁王立ちする。くるなら来い、です。それ
と比べると日本人は子を抱え込んで敵に後をむけてうづくまる。構わんといて、構
わんといて、あっちへ行って、だそうです。
この防御反応のタイプは多くの日本人にみられるもので、世界でも非常にユニー
クなもので、こういった防衛態勢は日本人の特性といってもよいほど深くに浸透し
ていると言うのです。
敵に襲われた時に咄嗟に敵に背をむけて腹を守るという防御姿勢をとると、当然
敵は背後からくることになります。従って、日本人は欧米人と比べてより強く「背
後」を意識する。場合によったら背後ばかり意識することもある。著者はこれを「背
後主義」と呼び、日本人の意識構造の中に深く根差しているものだとして、その論
考の一つの考えとして、フェンシングと日本刀を持ち出しています。欧米型のフェ
ンシングは前に突いて出ます。日本刀は蛤刃(はまぐりば)でそりがあり、この形
は腰をためて、抜き打ちざまにひき切るもので、前方の敵と対するのはフェンシン
グほど有効ではないが、背後から迫る敵を振り返りざまに一刀両断する攻撃に適し
ている。そこに背後主義がみえているということなのです。この背後主義は更に子
を守る、家を守る、職場を守る、国を守るといったあたり、随所に見られ、色々な
発展をひきおこしている、これがどう発展するか話はまだまだ続きます。
いよいよ本題というところなのですが、時間がありません。そこらあたりのこと
は又別の機会があればお話したいと思います。今日は、日本刀の話と背後主義が少
し面白かったので御紹介いたしました。
幹事報告
1)
例会変更のお知らせ
高砂青松RC ◇6月 1日(水)→移動例会のため 於;レストラン シェ・KIMOTO
◇6月22日(水)→創立記念例会のため 25日(土)18:30~
於;味季料理 りんどう
加古川平成RC
◇6月15日(水)→職場例会のため 於;(株)清水工業
◇6月22日(水)→最終例会のため 18日(土)・19日(日)
於;ダイアモンド佐用ソサエティ
◇6月29日(水)→休会[定款第6条第1節(C)]
高砂RC
◇6月17日(金)→引継家族例会のため
19日(日)午後6時から
於;ラ・スィート神戸オーシャンズガーデン
加古川中央RC
◇6月23日(木)→最終例会のため 午後6時から
於;加古川プラザホテル1階ボールルーム
◇6月29日(水)→休会[定款第6条第1節(C)]
ニコニコ
略  ゲスト卓話、大江様よろしくお願いします。
略  青少年フォーラムです。委員会の皆さんよろしく。
略  イベントがほとんど終わりレームダック状態です。ニコニコのネタ
がないのでカウントダウンしておきます。今日を入れてあと5回。
略  地区危機管理委員会の大江様、本日はありがとうございます。
略  5月10日の「ロータリーを語る会」出席の新会員の皆様、遅くま
でありがとうございました。淺原委員長・玉川委員・森田委員お
世話になり、ありがとうございました。
略  大江様ようこそ加古川RCへ。本日はよろしくお願い申し上げま
す。
略  大江様、大変お忙しい中お越しいただきありがとうございます。
本日の卓話宜しくお願いします。
略  誕生祝いを頂きありがとうございました。
略  ロータリーを語る会では勉強させて頂きました。淺原様・玉川
様・芝本様大変お世話になり、ありがとうございました。
略  ロータリーを語る会、ありがとうございました。楽しい時間をすご
させていただきました。
略  写真ありがとうございます。
略  矢沢永吉のライブに行きました。66才現役バリバリです。カッコ
良かったです。
略  テーブルの花いただきます。
以上13件 \20,000本年度累計\1,837,000-
省
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省
出席委員会
☆ 今
☆ 欠
席
週
者
会員数 77 名 出席 40 名 出席免除 15 名 欠席 22 名 64.51%
省略
☆ 前
☆ ゲ
々
ス
週
ト
会員数 77 名 出席 51 名 出席免除 11 名 欠席名
地区危機管理委員会委員 大江 与喜子氏
82.25%
親睦活動委員会
例会場当番
5月24日(火)
6月 7日(火)
小野、橋本忠
岡井、橋
プログラム委員会
本日5月17日(火)
ゲスト卓話
「危機管理について」
地区危機管理委員会
委員 大江与喜子氏
青少年奉仕(委)担当
5月24日(火)
卓話
「2016 年夏の
株式戦略」
岡田賢治担当
5月31日(火)
6月7日(火)
例会取り止め
クラブ協議会
一年間の反省
[定款第6条第1節(C)]
ローマ法王による特別ミサにロータリー会員が出席
4 月 30 日、バチカンで行われた特別ミサでフランシスコ・ローマ法王に謁見する K. R. ラビンドラン国際
ロータリー会長。このミサには、約 9,000 人のロータリー会員が、法王の特別ゲストとして出席しました。
4 月 30 日、フランシスコ・ローマ法王による特別ミサがバチカンで行われ、80 カ国から約
9,000 人のロータリー会員が出席しました。サンピエトロ大聖堂前の広場にロータリアンのた
めの特別席が用意された今回の特別ミサで、ローマ法王は、慈悲の心、一体感、人類への
奉仕を呼びかけました。
詰めかけた総勢 10 万人以上の出席者の中には、世界各国の警察や軍の関係者も含まれ
ていました。これは、「世界の平和、安全、連帯感の文化を築く」ことが目的です。
アルゼンチン出身のフランシスコ・ローマ法王は、ローマカトリック教会の頂点に君臨する存
在でありながら、その言葉は宗教の枠を超え、多くの人びとの心に届いています。今年発表
された世論調査の結果では、フランシスコ・ローマ法王は世界で最も好感を持たれ、信頼さ
れているリーダーであることが分かっています。
法王による「平和」のメッセージは、ロータリー会員の心にも響いています。インド・タミルナド
ゥ州の R. アショカンさんは次のように話します。「法王の平和のメッセージは『受容』を説い
ています。すべての人びとを受け入れるロータリーは、クラブや地域社会にこの平和のメッセ
ージを届けることができるでしょう」
法王とロータリーはいずれも、国境や文化を越えた存在であるため、今回のミサは、「本当に
特別なもの」だと話すのは、米国カリフォルニア州からやってきたアドリアナ・ランティングさん
(ロングビーチ・ロータリークラブ)です。「こんな特別な機会を逃すことはできませんでした」
ランティングさんのクラブ仲間であるマドリッド・ジマーマンさんは、カトリック教の信者ではあり
ませんがこのミサに出席。法王は、誰の心にも届く力を持っていると言うジマーマンさんは、
「ロータリーにも同じ力があると思います。表現の仕方は違うかもしれませんが、誰かを助け
たいというロータリアンの願いは同じです。このミサは、支援を必要とする人に手を差し伸べ
るというロータリーの目的を再確認する機会となりました。クラブにこのメッセージを持ち帰り
たいと思います」と話します。
特別ミサの後、K. R. ラビンドラン RI 会長が率いる少人数のロータリー会員がローマ法王と
謁見しました。法王はそこで、ポリオ撲滅活動の重要性を強調し、ロータリーがこの病との闘
いを継続するよう奨励しました。ヒンズー教徒であるラビンドラン会長は、法王との謁見につ
いて、次のように振り返ります。「フランシスコ・ローマ法王より、ロータリーがポリオ撲滅の闘
いを継続するようにとのお言葉をいただきました。ロータリーによるこれまでの活動に誇りを
感じただけでなく、現在の活動への信念を新たにし、未来への希望を大きくすることができま
した」
難民問題に取り組むために
特別ミサの前日、ロータリーはローマで、シリア、イラク、アフガニスタンからの難民問題への
取り組みについて話し合うパネル討論会を実施しました。第二次世界大戦以来、最大規模
であると言われている現在の難民問題。過去 40 年間で、1100 万人のシリア人を含め、6000
万人以上が戦争と暴力のために住む場所を失っています。
「Vatican Radio」によって進行されたこのパネル討論には、世界食糧計画の専門家、イエズ
ス会難民サービス、国連難民高等弁務官事務所が参加し、新天地にたどり着いたこれらの
難民への支援方法が話し合われました。
ロータリーのジョン・ヒューコ事務総長はこの場で、難民の社会融合のためにロータリークラ
ブが実施しているいくつかの取り組み(コンピューターの符号化スキルを教える学校、イタリ
ア・リミニでの職業研修プロジェクトなど)を紹介しました。
「今日の難民問題は人びとの慈悲の心を試す試金石」と語ったヒューコ事務総長は、ロータ
リー会員とパネリストに、この人道的危機に取り組むために必要なリソースと資金を集めるた
め、それぞれが持つネットワークを生かしてほしいと述べました。
「難民への支援を考えたとき、ロータリーと法王には同じ課題がある」と話すのは、
Bonaventure Fohtung さん(オーストラリア、アッパー・ブルーマウンテン・ロータリークラブ)で
す。「それぞれの国に戻って、模範を示さなければなりません。難民を支援する活動を 1 つ
でも多くクラブが行うことで、大きな違いをもたらせるでしょう」
ローマで 2 日間にわたり行われたこのパネル討論と特別ミサは、バチカンによる「いつくしみ
の特別聖年(Jubilee of Mercy)」にあわせて企画され、第 2080 地区(イタリア)が「Jubilee of
Rotarians」として推進したものです。一連の行事として、チャリティコンサートや、ポリオ撲滅
の募金を目的とした晩餐会も行われました。
ロータリーニュース 2-May-2016