文学の力 - La France au Japon

第 5 回文学フェスティバル
回文学フェスティバル『
フェスティバル『読書の
読書の秋 2012』
2012』
文学の
文学の力 パトリック・
パトリック・シャモワゾー+
シャモワゾー+大江健三郎(
大江健三郎(司会 : 堀江敏幸)
堀江敏幸)
11 月 12 日(月)に、日本の
日本の有名な
有名な書店の
書店の企画による
企画によるパトリック
によるパトリック・
パトリック・シャモワゾーと
シャモワゾーと大江健三
郎の対談が
対談が多くの来場者
くの来場者を
来場者を迎えて行
えて行われました。
われました。この対談
この対談は
対談は紀伊國屋書店の
紀伊國屋書店の協賛で
協賛で『読書
の秋 2012』
2012』をスタートを
スタートを飾るイベントです
イベントです。
です。
パトリック・シャモワゾーと大江健三郎のテレビ対談に続いて、紀伊國屋書店での講演会
は、日仏のニ大作家が『文学の力』というテーマについて語りあう場になりました。
2002 年のゴンクール賞を受賞した小説『テキサコ』
、また小説大全『カリブ海偽典』の著者
シャモワゾー、1994 年にノーベル文学賞を受賞し、
『ヒロシマノート』の著者である大江健
三郎、二人の偉大な作家はお互いにこの再会を喜びました。
対談は、在日フランス大使、続いて紀伊國屋書店社長のスピーチの後、50 人の東京国際フ
ランス学園の生徒を含む 450 席の紀伊国屋ホ-ルの来場者を前にして始まりました。
2000 年に『熊の敷石』で芥川賞を受賞し、自らもフランス語に長けた堀江敏幸の息のあった司会のもとに、二人の大作家は
お互いの作品に認められる、「考えられないようなこと」を再び書き起こすこと、を始めとする様々なテーマについて意見
を交わしました。「考えられないようなこと」とは、シャモワゾーにおいては、奴隷制度と奴隷売買であり、大江健三郎に
とっては原爆の経験です。この対談は、一方で、日本の読者がクレオール文学に関心をもつ良い機会となりました。クレオ
ール文学について、大江健三郎は自ら代弁者を名乗り出て、パトリック・シャモワゾーの小説との出会いと、シャモワゾー
の文学が持つ「声」に対する称賛を感動を込めて語りました。
今回の『読書の秋 2012』開催に伴うシャモワゾーの来日に際して、アンスティチュ・フランセ はサミア・カサブ‐シャル
フィによる作家の伝記の WEB 日本語版をインターネット上に掲載しています。アンスティチュ・フランセのサイトからご自
由にダウンロード できますのでご利用ください。
文学の
文学の力 パトリック・
パトリック・シャモワゾー+
シャモワゾー+大江健三郎(
大江健三郎(司会 : 堀江敏幸)
堀江敏幸)
11 月 12 日(月) 18 :30 開演 (18 :00) 開場
紀伊國屋サザンシアター
サミア・カサブ‐シャルフィによる作家パトリック・シャモワゾーの伝記が WEB 上で閲覧できます。
http://www.institutfrancais.com/fr/feuilles-d-automne-au-japon