【賞金・賞品】大賞5万円。入賞者全員に記念盾。

当法人は1953年創立以来、障がい者児福祉一筋に歴史を刻み、2013年に60周年を迎えました。当法人施設は九十九里浜に面した温暖な地帯に
所在しますが、その頃、在宅の福祉制度は無く東京や全国各地から入所された施設の利用者たちは、長生村の駅近くだけではなく、太平洋に注ぐ一宮川を隔てた
隣町の一宮町に散歩や車を利用して買い物に行くことを無上の喜びとして暮らしてきました。
歳月は遡って大正5年(1916年)2月、「鼻」を発表して師の夏目漱石の激賞を受けた芥川龍之介は、8月17日から9月2日まで、親友の久米正雄と二人で
一宮町の海沿いの旅館「一宮館」に滞在して、後に夫人となる塚本文(つかもとふみ)に24歳の時に熱烈な恋文を送りました。
そこで、当法人は創立60周年を迎えるにあたり、この歴史と文化の町に慣れ親しんだ利用者の心情を酌み、人知れず施設から空を見上げて遠い故郷の恋人を
偲んだ有情の日常を、また障がいを越えて愛と夢の人生を謳歌するためにも、広く世に伝える文芸的行事としてはがきによる恋文を募集するものです。
【募集対象】主として首都圏域の障がい者施設・在宅の障がい者児・年齢不問
【記入事項】ハガキ裏面に200字以内であなたの恋文を(パソコン・代筆可)、表面に住所・氏名・電話番号・年齢・
性別を ご記入の上、下記宛先へ郵送下さい。
【選考方法】作詞家の東 逸平ほか専門家の審査により入賞者10名の中から大賞(グランプリ)を決定。
【審査結果】平成26年2月末日までに、入賞者のみにご通知致します。
【賞金・賞品】大賞5万円。入賞者全員に記念盾。
【発
表】平成26年3月16日(日) 9:30より 芥川龍之介ゆかりの宿「一宮館」会場。
【主
催】社会福祉法人 愛の友協会
【後
援】芥川龍之介ゆかりの宿 一宮館・一宮町・(福)一宮町社会福祉協議会・(福)長生村社会福祉協議会・
(福)千葉県社会福祉協議会・(福)東京都社会福祉協議会・(福)愛光(千葉視覚障害者センター)・
千葉県手をつなぐ育成会・(福)千葉県身体障害者福祉協会・(公財)千葉県肢体不自由児協会・
(福)日本肢体不自由児協会・茂原市文芸協会・東京作家クラブ・全作家協会・
日本郵便株式会社関東支社(茂原・一宮・長生・一松)・NHK千葉放送局・千葉テレビ放送・
読売新聞社千葉支局・毎日新聞社・東京新聞千葉支局・千葉日報社・茨城新聞社