2016年 No,2574(10月7日発行)

第2575例会 Toyama South Rotary Club Weekly
創立/1963(昭 38)12.20
承認/1964(昭 39)6.24 会長/草野 繁
第2296回例会 Toyama South Rotary Club Weekly
第2570例会 Toyama South Rotary Club Weekly
幹事/津島久和
H28.10.14
№14
会報委員長/藤谷弦一郎
H22.10.15
№14
H28.9. 2 №9
*次回の予定*( 10月 21日)
・卓話「地域に向き合うラジオ
第2262回例会
Toyama2 階
South
Rotary Club Weekly
H22.1.29
№
例 会:国際会議場
201 号室
テレビの制作現場」
第2262回例会 Toyama South Rotary Club Weekly
H22.1.29
№
お食事:ANA クラウンプラザホテル富山
北日本放送 営業局
1 階 カフェ イン ザ パーク
営業部長 土肥尚彦 氏
・卓話「帰国報告」
*本日の予定*( 10月 14日)
・例会変更/夜間例会(18:30~)
国際青少年短期交換留学生
本谷未樹さん
*ロータリー・レートのお知らせ*
国際ロータリー為替レート 10 月 1 ドル 102 円
経済と地域社会の発展月間
米山月間
(2574 回)
平成 28 年 10 月 7 日(金)
司
会 高見SAA
開 会 点 鐘 草野会長
ソ ン グ 斉 唱 「君が代」「奉仕の理想」
四つのテスト唱和 田島職業奉仕委員長
会 長 挨 拶 草野会長
ビ ジ タ ー 紹 介 中尾哲雄パストガバナー(富山西RC)
伊藤幸一さん(富山西RC) 押田邦夫さん(富山みらいRC)
幹 事 報 告 津島幹事
委 員 会 報 告
ニコボックス紹介 牧野親睦委員
出 席 報 告( )はメークアッ プ
当
日
例会修正
10/7
9/16
36(2)55
37(4)53
65.45%
69.81%
藤井さん卓話お願いします
草野 繁さん
俳句のりました
升田義次さん
結婚記念日祝いをいただいて
草野寛行さん
結婚記念日のお祝いをいただいて
澤田悦守さん
結婚記念日お祝いをいただいて
古野克彦さん
結婚記念日のお祝いをいただいて
芝田 実さん
例会には復帰しました
黒川伸一さん
藤井さん卓話ありがとうございます 津島久和さん
結婚記念日のお祝いをいただいて
赤瀬弘行さん
18 回目の結婚記念日のお祝いをいただき
ありがとうございました
本谷博幸さん
誕生日お祝いありがとうございます 岡本光浩さん
誕生祝いをいただきありがとうございます
押田 通さん
誕生日お祝い
中井 龍さん 10/7 藤井幹雄さん 10/9
岡本光浩さん 10/13 押田 通さん 10/18
土地敦子さん 10/8
結婚記念日お祝い
小林雅樹さん 10/7 赤瀬弘行さん 10/10
本谷博幸さん 10/10 古野克彦さん 10/14
芝田 実さん 10/16 草野寛行さん 10/18
卓
話 「チョコレートの話」
(有)パウンドハウス富山 代表取締役社長 藤井範雄さん
閉 会 点 鐘 草野会長
ご協力をいただきありがとうございます
例会日:毎週金曜日 12 時 30 分~13 時 30 分 例会場:富山電気ビル階「光の間」事務所:富山市桜橋通り 3-1
富山電気ビル 2 階 228 号室 TEL(076)441-2351 FAX(076)441-2354 E-mail:[email protected]
事務局携帯:090‐2375‐1963 URL:http://www.toyama373.org/
事務局執務時間 9:30~16:30
(10 月 7 日 会員卓話)
「 チョコレートの話」
有限会社 パウンドハウス富山
代表取締役社長 藤井範雄さん
●チョコレートの歴史
紀元前~17 世紀:カカオから作られる高級飲料“チョコレート”の普及
紀元前
1502 年
1519 年
1528 年
1580 年
1613 年
1615 年
1656 年
中南米のマヤ、インカ、およびアステカ族、カカオを栽培。貴重な飲料として使用。ま
た通貨としても流通していた。
コロンブスは第 4 次航海で現在のホンジュラスにおいてカカオ豆を入手していたが興味
を持たず、スペインに持ち帰るが用途も知らずに終わる。
エルナン・コンテス(スペイン)が、メキシコ東岸に到着。コルテス、アステカの首都
(現在のメキシコシティ)に入城。モンテスマ二世よりカカオ飲料をもてなされ、現地
人より作り方を知る。
コルテス、アステカを制圧。数々の略奪品とともにカカオ豆をスペインに持ち帰った。
時のスペイン帝国カルロス王に献上。これが、カカオの実質的なヨーロッパへの伝来と
なる。
スペイン宮廷、僧侶を中心に飲料チョコレートが普及する。この年初めてチョコレート
ブロックが作られる。
仙台の伊達政宗家臣・支倉六右衛門恒長一行g出航、太平洋を渡り、メキシコを経由、
大西洋を横断してヨーロッパに向かう。翌年渡欧(1620 年 9 月 22 日帰国)。チョコレート
を口にした最初の日本人と思われる。
スペイン王女アンヌ・ドートリッシュがフランスのルイ十三世と結婚。皇女は希代のチ
ョコレート愛飲者だったのでチョコレートコックを連れての嫁入りとなった。以降、シ
ョコラ飲料は、たちまちフランス宮廷の最新流行となる。
イギリスでフランス人がチョコレートハウスを開店。スペイン王女マリア・テレサがフ
ランスのルイ十四世と結婚。彼女もチョコレート愛飲家だったため、フランスでチョコ
レートが定着した。
18 世紀~19 世紀前半:チョコレートの医学的効果発見
1715 年
1760 年
1797 年
1824 年
1828 年
1847 年
フランス・アカデミーのニコラス・メリーが医学的にチョコレートの効用を強調する。
フランス王室は、ショコラ調進所を設立。薬剤師ドボーヴはショコラ師として活躍。
長崎丸山の遊女のもらい品目に「コオヒ豆一箱、チョクラート・・・」の記載がある。
ジョン・キャドバリー、コーヒー、紅茶、ココアを売る店をバーミンガムに開く。
コンラート・ヴァン・ホーテン(オランダ)は、ウェースプの町でチョコレート工場を
営んでおり、チョコレートを消化の良い飲物にすることを研究。カカオから脂肪分を分
離させる原始的なココアしぼり機を発明。また“ダッチング”として知られているアル
カリ処理の工程法も発明、低脂肪でなめらかなココアが誕生した。
フライ社が初めて食べるチョコレートである板チョコを販売。カカオのペーストに佐藤
を混ぜた飲料用の固形物は食べると苦いものだったが、これにココアバターを加えたと
ころ苦味は薄められ、多くの砂糖を加えることができ、しかも冷やせばきれいに型抜き
もできるようになった。
19 世紀後半~20 世紀初頭:ココア・ミルクチョコレート一般化と日本での発売
1866 年
1876 年
19 世紀末頃
1918 年
1919 年
キャドバリー社が、添加物ゼロの純粋なココア<ココアエッセンス>を市場に出す。この
商品はカカオペーストから余分なココアバターを取り除いたもの。
ダニエル・ピーター(スイス)がミルクチョコレートを発売。飲料のチョコレートに牛乳
を加えることは当時も行われていたが、固形チョコレートには牛乳の水分のため加える
ことができなかった。ピーターは牛乳入りのチョコレートドリンクを乾燥させて、ここ
にココアバターを加える方法を発明。
レファイナー・コンチェの発明
コンチェという機械で、長い時間チョコを練り上げ、レファイナーという機械で磨砕く
の作業を何日間も連続してできるようにしたため、口溶けが良くクリームのような舌触
りとなった。
森永製菓が日本で初めてカカオ豆からチョコレートの一貫製造を開始。森永「ミルクチョ
コレート」を販売。
森永製菓は森永ミルクココアを発売。国産第一号です。
●カカオの実:幹にぶら下がるラグビーボール
カカオの実は、カカオ実、またはカカオポッドといわれます。
始めは緑色ですが、やがて黄色味をおび、最後は赤褐色のざらざらした立派なカカオ
ポッドになります。よく熟したものほど色は濃いです。大きさは長さ 12cmから 25c
m、直径は 15cmほどです。その形はひと言でいえば、まさにラグビーボール。
これがカカオの樹の幹といわず、
びっしりとぶら下がるように実
ります。カカオ豆は、このカカオ
ポッドの中にあります。豆は白い
パルプに覆われていて、カカオポ
ッド 1 個に 20~40 粒入っていま
す。カカオ豆は白いパルプごと実
からはがされ、発酵・乾燥という
課程を経て、ようやくココアやチ
ョコレートの原料となるカカオ
豆となるのです。
●カカオの生産地
カカオの樹の生育条件はいろいろな点で非常に限定されています。
平均気温 27 度以上で、年間を通じて気温の上下幅が狭く、日照時間の平均が 1 日
5 時間から 7 時間。降雨量は年間 2,000mm以上の高温。土壌や土質も大切で、ロ
―ム層系の粘土質 40%以下の水はけの良いところとされています。
カカオ豆はこれらの限定された条件をクリアできる地域、主に赤道を挟んで南北
緯 20 度以内の狭い地域に位置する、西アフリカ、東南アジア、中南米で生産され
ています。
・エクアドル:フォステロ種の「アリバ」という品種が有名。フレーバービーンズに最適で、
高品質、高価格なことで世界的に通名
・ベネズエラ:カカオ豆の中でも最高品質といわれるマラカイボ・カカオ(別名ボルセラー
ナ)の唯一の生産国
・ブラジル:近年カカオの生産量は急激に減少。「バヒア」という酸度の高いカカオが代表
・コートジボアール(アイボリーコースト):世界最大の生産国。主にベースビーンズにな
るカカオ豆を栽培
・ガーナ:かつては世界一の生産量を誇っていた。主にマイルドなカカオを生産
・インドネシア:近年飛躍的に生産量を伸ばしている。アジアでは最大の生産国
●チョコレートのテイスティング
1. アリバ
エクアドル産
アリバ高原と呼ばれるエクアドル北域産アリバ・ナシオナル種カカオ。ジャスミンや
シトラスの香りをあわせもつ爽やかなアロマ
2. サンビラーノ
マダガスカル産
レッドベリーやシナモンを思わせる際立った酸味と上質なアロマ。渋味、苦味ともに穏やかで
フルーティな風味。
3. スルデルラゴ
ベネズエラ産
アーモンドやコーヒーを思わせる奥深いアロマ。力強く余韻の長い濃厚でスモーキーな風味。
4. アプリマク
ペルー産
華やかでロマンティックな花の香り。柑橘類やビターキャラメルの余韻をもつ繊細な風味。
まずは、チョコレートを少しかじってみることから始めましょう。それを舌の上で溶かして、最初の風味と
香り、さらにその一貫性を味わってください。舌をやさしく上あごにすべらせると、チョコレートの温度がゆ
っくりと上昇し、その結果、チョコレートの風味と香りが昇華します。チョコレートの香りはカカオバターの
中に含まれているため、口に含みチョコが溶けることで感じられます。その香りが解き放たれる瞬間に、鼻か
らやさしく息をだし、そしてしっかりと吸い込んで、フローラル、フルーティ、スパイシーといった多彩で香
りを体験してください。口笛を吹くように息をを吐いてから、口の中に空気を吸い込むと、舌と上あごの動作
によってチョコレートから引き出された香りはまとめて鼻の方へと上がっていきます。まずは酸味、そして少
し長めに待ってみると、苦味を体験できるかもしれません。もう一度チョコレートを口に含み、テイスティン
グしてみましょう。今度は鼻に注意を集中させて、香りを感じとっていきます。ワインと同じく、最初に感じ
られるのはもっとも揮発性の高い香り(ファーストノート)です。これらの香りは瞬間的ですぐに消え去って
しまう花やフルーツの香りを感じ取っていただけます。その次に現れる香りは、ボディノートとして知られて
います。基本的にローストアーモンド、トーストしたパンの耳、スパイスミックスなどといった温かみのある
アロマです。もう少しじっくりとテイスティング体験を続けるとラストノートとして、余韻として長く感じら
れるチョコレ―トの香りを堪能することができます。多くは、ウッディやローストしたカカオニブ、麦芽のよ
うな香りが特徴です。
現地集合
現地解散です
日
時:2016 年 10 月 28 日(金)AM11:00~13:30 予定
場
所:森記念秋水美術館 富山市千石町 1-3-6 ℡076-425-5700
お食事場所:和 Cafe Shusui(美術館入口左側)
スケジュール(AM11:00~受付(和 Cafe Shusui 前にて)
11:30~和 Cafe Shusui にて、お食事を召し上がれます。
(Cafe の収容席が 24~25 席しかございませんので
お食事の前後、美術館の見学を先にする事も可能です)
12:30~研修室にて例会
開会点鐘 ソング斉唱 四つのテスト唱和 会長挨拶 幹事報告
12:40~担当学芸員より説明(約 20 分)
閉会点鐘
13:00~美術館見学 → 自由解散
※美術館駐車場は台数に限りがございますので、なるべく乗り合せの上、
お越しいただきますようお願い申し上げます。
会員企業紹介
山
専
務
( 造
富山市西金屋 101
崎
園
山崎
健一
園 )
☎ 436-7108
Fax 436-2641
株式会社 OSCAR
代表取締役
(
藤谷
弦一郎
不 動 産 販 売
富山市二口町 4-7-14
)
☎ 422-4411
Fax 422-8781