jet Electone Parade エレクトーンパレードはエレクトーンの持つ多彩な音色や機能・演奏補助機能などを積極的に指導に取り上 げ、エレクトーンの楽しさやエレクトーンの素晴らしさを指導を通じてたくさんの人々に体験し、楽しんで もらうための教材です。老若男女を問わず音楽をより身近に、生活の中の素晴らしいパートナーとしていつ までもステキに付き合う人々を一人でも多くしたいという願いはエレクトーンを指導している私たちの真 摯な気持ちでもあります。 エレクトーン・パレードの使用対象 *エレクトーンを楽しんで欲しい保護者や、成人の生徒さん *グレードと関係なくエレクトーンを楽しみたい子どもの生徒さん *受験期で通常のレッスンがスムーズに進められない生徒さん *中級指導で自由曲編曲のアイディアに詰まっている生徒さん *レジストレーションやエレクトーン機能の理解を深めたい生徒さん エレクトーン・パレードの使用にあたっての留意 *教材通りの演奏ではグレードテストの自由曲・既成曲の対象とはなりませんが、自由編曲の効果的な素材 として活用できます。 *エレクトーンを楽しむ教材です。従って子どもの生徒さんから成人の生徒さんまで自由に導入するため、 特定のカリキュラムはありません。使用する生徒さんの能力や目的によって自由に扱います。 *エレクトーン・パレードは3巻によって構成されていますが、イニシャルA・Bを含め各教材の指導期間 は特別に定めません。 教材の対象と目安 グレードによる程度の目安 6級 7級 8級 9級 10 級 11 級 12 級 導入・13 級 成人教材の位置付け エレクトーンパレード ③ エレクトーンライブ Book2 エレクトーンライブ Book1 エレクトーンパレード ② パレードイニシャル A・B エレクトーンパレード ① 【教材の構成と内容】 教 材 各巻 16 曲ずつの教材に よって構成されています トレーニング その曲のポイントとなって いるテクニックを抽出 レッスンノート その教材でマスターすることや発展の内容 伴奏の発展やメロディーの発展で仕上げる あまり機能に こだわらない指導 編曲指導に発展 参考レジストレーションで仕上げる エレクトーン機能を重視した指導 先生や生徒によるセカンドレジストレーション作成 楽 曲 すべての教材はシングルフィンガーコード、フィンガーコード、カスタムABCあるいはノーマル奏を前提 に作られエレクトーン機能を含めたテクニックが身に着くよう配慮されている。 (シングルフィンガーコード:S.F.C.、フィンガーコード:F.C.、カスタムABC:C.A.B.C.) トレーニング その教材を演奏するためのポイントとなるテクニックをトレーニング・フレーズとして4小節~8小節のパ ターンにまとめてあります。このトレーニングフレーズで教材演奏のポイントとなるトレーニングを行いま す。 レッスン・ノート その教材のレッスンで覚える内容が示されています。 *jet資料室より『教材レジスト』にあるレジストデータ「エレクトーンパレード」の Book1・2・3 と「レジストデータ活用ノート」をダウンロードしてご使用下さい。 Electone Parade Book1 指導のポイントと留意点 ●読譜ができてから音源と合わせます。始めは少しゆっくりなテンポで演奏します。 ●しっかりテンポがとれたら 100%のテンポで演奏します。 ●ノーマル演奏志向の生徒にも Book1 ではシングルフィンガーコードやフィンガーコード を導入します。 B1-1 第九交響曲「合唱」のテーマ 指導ポイント ・右手ファーストポジションのメロディー演奏 ・左手低音部譜表のC音及びG音と全音符の長さ ・読譜ができるまではシングルフィンガーコードはOFF L.v.ベートーヴェン 伴奏の発展 ・左手シングルフィンガー コードの伴奏にリズム感を 与えます。 指導留意点 ・4分音符と全音符のカウントを理解させましょう。 ・読譜が出来てからレジストセットの音色、機能を活用しましょう。 B1-2 ちょうちょ 指導ポイント ・4分音符と2分音符の音価 ・リズムと伴奏型による演奏 ・メロディーのオクターブ移動 ドイツ民謡 伴奏の発展 ・オートリズム無しで S.F.C の伴奏リズムに変化を与え ます。 指導留意点 ・メロディーはレガートで演奏せずスタッカートで弾きましょう。 B1-3 B1-2 茶色のこびん ちょうちょ 指導ポイント ・ミとラのポジションによるメロディー ・2指の指超え ・左手F音のシングルフィンガーコード 指導留意点 ・カウントの指導を充分行います。 ・左手はコードが変わるごとに4分音符スタッカートで演奏させましょう。 アメリカ民謡 ドイツ メロディーの発展 ・生徒にとって難しい場合は 指導者の範奏だけでよい。 B1-4 聖者の行進 指導ポイント ・左手コード奏、C・F/G7 ・フィンガーコードの導入 ・読譜が出来るまではフィンガーコードOFF 指導留意点 アメリカ民謡 伴奏の発展 ・フィンガーコードでリズム 伴奏に変化を与えます。 ・ノーマル演奏を指導する時 1拍目にベース音を指導 してもよい。 ・トレーニングで充分左手のコード練習を行います。 ・メモリーを使用して演奏する場合、左手4分音符スタッカート気味に 指導します。 B1-5 草競馬 指導ポイント ・スタッカートとレガートの演奏 ・オクターブのフレーズと指広げ 指導留意点 ・前半のスタッカート奏と中間部のレガート奏は音色を変えて指導しましょう。 B1-6 大脱走マーチ 指導ポイント ・指くぐりと指よせのメロディー ・臨時記号 ・左手和音の正確反応 S.C.フォスター 伴奏の発展 ・フィンガーコードでリズム 伴奏に変化を与えます。 ・メモリーやリズムは使用せ ず4分音符のリズムはスタ ッカートで指導します。 A..スティルマン&E.バーンスタイン 伴奏の発展 ・2分音符の音価のリズムで 行進のイメージを作りまし ょう。 指導留意点 ・リズムパターン1小節分を楽譜では2小節で演奏します。 ・5小節目リピート時の指使い5指にします。 B1-7 B1-6 四季の歌 ちょうちょ 指導ポイント ・ラのポジションによるイ短調の曲 ・8分音符のメロディー ・Am・Dm・E7 のコード 指導留意点 ・右手左手のトレーニングを充分に行います。 荒木とよひさ ドイツ 伴奏の発展 ・A部C部はピアノ式の伴奏 発展。B部はフィンガー コードでレガートに演奏し ます。 B1-8 トリオ 指導ポイント ・3拍子の楽曲 ・メロディーのレガート奏とオクターブ移動。美しく演奏 W.A.モーツァルト 伴奏の発展 ・B部はA部よりも音量を 下げて演奏します。 指導留意点 ・美しい演奏のためにフレーズの開始音を丁寧に打鍵します。 ・GコードとG7 コードを指導します。 B1-9 B1-6 夕やけ小やけ ちょうちょ 指導ポイント ・ベースの導入 ・カスタムABCによる演奏 指導留意点 草川 信 ドイツ 伴奏の発展 ・カスタムABCを使わない ノーマル演奏に挑戦してみ ましょう。 ・L.K. P.K. にメモリーを使用した場合、左手コードをスタッカートで 演奏させましょう。 ・メロディーは指・手の力をぬいて、ゆったりした気分で演奏させましょう。 B1-10 シュワジュ・ベチカ 指導ポイント ・イ短調のベース ・右手3指の指超え 指導留意点 ロシア民謡 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏形に 挑戦しましょう。 ・生徒の能力でABCを 使い分けます。 ・レのポジションから指超えによって自然にポジション移動が行えることを 認識させましょう。 ・メロディーを一音一音ずつしっかり打鍵することを音色のフィーリングから 掴ませましょう。 B1-11 想い出のグリーングラス 指導ポイント ・メロディーのシンコペーション ・同音の指かえ ・変化記号の理解 シャープ・フラット・ナチュラル ・既習のコードで和音の複雑な変化を体験 指導留意点 ・フレーズが長いのでエクスプレッションペダルも指導しましょう。 C.プットマン 伴奏の発展 ・ノーマル演奏のベースと 8ビートのパターン。 B1-12 バラが咲いた 指導ポイント ・曲の形式の認識 ・形式とレジストレーションの基本 ・曲想(エクスプレッションペダル) 浜口庫之助 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏形 (A部はベースをB部と 同じにしてもよい) 指導留意点 ・A部はリピート時メロディーもオクターブ上げましょう。 B1-13 碧い瞳のエリス 指導ポイント ・指よせとポジションの組み合わせによるメロディー奏 ・前半A部と後半B部C部の曲想の変化 指導留意点 ・指よせは指の関節を少し立ててメロディーを演奏するように指導します。 ・トレーニングフレーズの反復練習をしっかり指導しましょう。 B1-14 スカボロー・フェアー 指導ポイント ・ノーマル演奏 ・ベースのフレーズ 玉置浩二 メロディーの発展 ・変奏のアイディアを完成 させましょう。 伴奏の発展 ・A部からB部への発展を 工夫しましょう。 サイモン&ガーファンクル 伴奏の発展 ・左手のアルペジオと指の 保持 指導留意点 ・メロディーをしっかりしたタッチで演奏させます。 ・ベースも足首を使ってしっかり演奏します。 B1-15 ケサラ 指導ポイント ・同音の指かえ 指導留意点 ・同音の指かえは読譜が出来てから与えましょう。 ・1小節のリズムを2小節で演奏します。 ・メロディーはオクターブ上で演奏します。 J.フォンタナ&C.ベス&I.N.グレコ 伴奏の発展 ・2分音符を4分音符の感覚 で演奏させます。 B1-16 トリオ ・生徒はソロパートだけでも良いが、出来れば伴奏パートも指導しましょう。 ・伴奏パートが弾ける生徒にはMDRで分離録音に挑戦してみましょう。 ・生徒と先生のデュエット。 MEMO W.A.モーツァルト Electone Parade Book2 指導のポイントと留意点 ●楽曲自体の構成や演奏難度が高まるのでトレーニングフレーズを使った指導を充実させましょう。 ●フレーズの入りと終りを丁寧に、そして手の形にも留意してください。 ●使われている和音の転回位がハーモニーの外声やカウンターを意識して使われていますので転回位 の指導に留意してください。 B2-1 世界は日の出を待っている 指導ポイント ・2拍子のノリ。 ・イニシャルタッチの指導。ベースのタッチは足首。 ・メロディーのリズムフェイク E.ザイツ 伴奏の発展 ・ベースのタッチは足首で 指導留意点 ・テンポはだんだん早めていきましょう。 ・タッチをやや鋭くして一音一音しっかり演奏させましょう。 B2-2 エーデルワイス 指導ポイント ・メロディーの対比と音色 ・ベースのブリッジと表現 ・伴奏和音の流れ 指導留意点 R.ロジャース 伴奏の発展 ・ワルツのリズム伴奏形に よるノーマル演奏 ・中間部にカウンターをつけ て演奏してみましょう ・前半と後半の奏法を対比させて演奏させます。 ・左手D7-G-G7-Cの和音の流れはバックハーモニーの流れの美しさを意識した 転回形になっています。 B2-3 女ひとり 指導ポイント ・メロディーのシンコペーション ・ベースの4拍目の動き 指導留意点 ・ユーザーリズムを作成する場合はクォンタイズ8分音符でステップ入力 あるいはリアルタイム入力を指導します。 ・リズム楽器のパターンの工夫をしてみます。 いずみたく 伴奏の発展 ・ノーマル演奏のための 左手指保持のアルペジオ B2-4 オー・シャンゼリゼ M.ウィルシャウ&M.A.ディーガン 指導ポイント ・3連音符のメロディーとバランスのノリ ・ベースの順次進行 伴奏の発展 ・カウンターラインの伴奏 ・ウォーキングベース 指導留意点 ・3連音符のトレーニングはスローロックのリズムを使用して行うと効果的です。 ・3連音符と付点8分音符 16 分音符は同じ感覚で指導します。 B2-5 スマイル 指導ポイント ・装飾音のついたメロディー(複前打音) ・イニシャルタッチの音色奏法と持続音色の奏法対比 ・リピート時は複前打音は省略 C.チャップリン 伴奏の発展 ・8ビートのノーマル演奏 ・C部カウンターメロディー 指導留意点 ・複前打音を手首を右へ廻すフィーリングで演奏します。 ・1コーラス目のメロディーはイニシャルタッチを意識してやや強めに演奏します。 B2-6 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 指導ポイント ・スケール・ワイズのメロディー指使い ・メロディーのリズムフェイク 指導留意点 B.ハワード メロディーの発展 ・ノーマル演奏は、左手ベタ 弾き。ベースは8ビートの パターン ・スケール・ワイズのメロディーは2小節をまとめてトレーニングします。 ・リズムフェイクは休符を上手に使ってメロディーに動きを与えます。 ・シンコペーションはあまり乱用しない方が効果的です。 B2-7 ラストダンスは私に 指導ポイント ・同音の指かえ ・G、G7 のハーモニーカウンター 指導留意点 ・メロディーをノンレガートで指導しましょう。 D.ポムス&M.シューマン 伴奏の発展 ・ラテンリズムの基本的な 伴奏形 ・左手はスタッカートで B2-8 ウォーター・メロンマン 指導ポイント ・シンコペーションのメロディー ・ノンレガートの奏法 ・2nd コーラスのフェイク H.ハンコック 伴奏の発展 ・左手のバッキング ・自由にバッキングを工夫 指導留意点 ・ベースはたっぷり、少しハードに演奏します。 ・左手はメモリーを使用していても小節ごとにやや強く弾きます。 B2-9 見上げてごらん空の星を 指導ポイント ・指寄せと指広げ(オクターブ跳躍) ・A部左手の運指 指導留意点 いずみたく メロディーの発展 ・音色の工夫 ・再現部をダブルノートで 演奏 ・同音指替えは鍵盤からあまり指を離さないで、指先で鍵盤をなぞるように 指導します。 B2-10 ネバーエンディング・ストーリー 指導ポイント ・シンコペーションのメロディー ・E♭・A♭のコード ・ロアーメモリーを使った変化コードの奏法 G.モロダー&K.フォルセイ 伴奏の発展 ・ノーマル演奏 指導留意点 ・メロディーのシンコペーションと左手コード奏のタイミングをリズムトレーニング しましょう。 ・Gsus4-Gとすべてのタテの音をレッスンノートのように弾きなおします。 B2-11 いっそセレナーデ 指導ポイント ・指くぐりを伴ったアウフタクトのフレーズ ・音色に合った奏法 ・16 ビートとメロディー 指導留意点 ・フレーズの開始音を弾く指が美しい演奏のポイントとなります。 井上陽水 伴奏の発展 ・B部の伴奏形 ・前半は左手アルペジオで 伴奏しましょう B2-12 いい日旅立ち 指導ポイント ・右手オクターブ以上のアルペジオ ・ベースの半音進行 指導留意点 谷村新司 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏 ・C部はカウンターの工夫も しましょう ・イントロのメロディーは力を入れすぎず、軽やかなタッチで演奏します。 ・シンコペーションになっている2拍ウラの音符はていねいに演奏するよう指導します。 B2-13 翼を下さい 指導ポイント ・ベースパターンの組み合わせ ・細かいシンコペーション 指導留意点 村井邦彦 伴奏の発展 ・A部B部C部とだんだん 伴奏パターンの緊張感が高 まりリズムも8ビートから 16 ビートへ変えましょう。 ・8ビートのベース、16 ビートのベースは基本的に音価通りに指導してから フィーリングをつけます。 ・発展部のメロディーはしっかり演奏します。 B2-14 哀しみのソレアード 指導ポイント ・伴奏パターンの工夫 ・左手の重音奏 ザカー 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏形の 工夫 指導留意点 ・しっかり指広げをしてフレーズを美しく表現します。 ・E部ベースパターンは2小節ずつのフィーリングで演奏します。 B2-15 アルハンブラの想い出 指導ポイント ・同主短調と同主長調のフィーリング ・装飾音のメロディー 指導留意点 ・短調と長調でエクスプレッションの変化をつけます。 ・複前打音はやわらかく、mp.p のフィーリングで演奏します。 F.タルレガ 伴奏の発展 ・ノーマル演奏のアルペジオ と発展部の伴奏 B2-16 へ調のメロディー ・生徒はソロパートだけでもよいが、出来れば伴奏パートも指導しましょう。 ・伴奏パートが弾ける生徒には MDR で分離録音に挑戦してみましょう。 ・生徒と先生のデュエット。 MEMO A.ルービンシュタイン Electone Parade Book3 指導のポイントと留意点 ●読譜の要素が増え、素材自身の難度も高く、トレーニングフレーズによる反復練習を充実させましょう。 ●参考レジストレーションに頼らず、自分のレジスト作りに挑戦させましょう。 B3-1 白い恋人たち 指導ポイント F.レイ 伴奏の発展 ・前半の伴奏形 ・発展部のカウンター ・ターンの指使い ・ブロック奏 指導留意点 ・ターンは手首を上げる指導をします。 ・ブロック奏が出来ない時は M.O.C を活用しましょう。 ・ブロック奏はあまり右手を鍵盤から離さずに指導します。 B3-2 いつか王子様が 指導ポイント ・ジャズ・ワルツのフィーリング ・オーギュメントコード、ディミニッシュコードの体験 F.チャーチル 伴奏の発展 ・ベースのバランス 指導留意点 ・左手のコード aug、dim を正確に演奏します。 B3-3 渚のアデリーヌ 指導ポイント ・両手によるアルペジオ奏 ・同音フレーズの指かえ ・イニシャルタッチの奏法 指導留意点 ・アルペジオは抽出練習します。 P.セネビル&O.トーシーセ 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏 パターン B3-4 この世の果てまで 指導ポイント ・三連音符のメロディー ・高音位の伴奏ハーモニーとベースライン S.ディー&A.ケント 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏 パターン 指導留意点 ・メロディーのリズムを抽出練習します。 ・ベースと平行の高音ハーモニーは弾き難いので抽出練習します。 ・ディレイは色々試してその効果とタッチを比べてみます。 B3-5 マイ・ディア・ライフ 指導ポイント ・メロディー音色のタッチ ・アドリブフレーズの演奏 ・DMixo-Lydian の体験 渡辺貞夫 メロディーの発展 ・より Sax らしいアドリブ フレーズ 指導留意点 ・メロディータッチはしっかり演奏させます。 ・伴奏コードはコードが変わるごとにしっかり弾きます。 ・アフタータッチも工夫してみましょう。 B3-6 月光値千金 指導ポイント ・バウンスメロディーのフィーリング ・シンコペーション・アンティシペーション L.シェイ 伴奏の発展 ・テーマのフェイクフレーズ に挑戦しましょう。 指導留意点 ・アルペジオメロディーの指使いを指導します。 ・C部 重音フレーズのフィーリングと指使いを指導します。 B3-7 オリーブの首飾り 指導ポイント ・指よせのパターンと指超え ・トリラーの演奏 指導留意点 ・メロディーはイニシャルタッチを意識して演奏します。 ・トリラーが難しい時はE音の上のF音と一緒に和音で演奏します。 ・ダブルシャープに注意します。 C.モーガン 伴奏の発展 ・リズムを使用する時は 左手ベタ弾きでも効果的 ・ベースもサンバのパターン にしてもよい B3-8 アベ・マリア 指導ポイント ・3連音符と2連音符の混合メロディー ・左手のハーモニーの動き F.シューベルト 伴奏の発展 ・スローロックの伴奏 パターン 指導留意点 ・3連と2連の混合が難しい時は、2連の8分音符は三連符バウンスにします。 ・コーラスのハーモニー転回形に注意します。 B3-9 ラ・バンバ 指導ポイント ・シンコペーションと2拍3連のメロディー ・伴奏パターンのリズム R.バーレン 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏 パターン 指導留意点 ・メロディーは同じように見えてもそれぞれフィーリングが違っています。 ・2拍3連は抽出練習します。 ・伴奏パターンもシャープに練習します。 ・他のラテンリズムでも工夫してみましょう。 B3-10 スウィート・メモリー 指導ポイント ・3連音符のタイ ・ベースの順次進行 ・4音の和音奏 木村雅朗 伴奏の発展 ・スローロックのノーマル 伴奏 指導留意点 ・指くぐり、フレーズの開始音をていねいに演奏します。 ・オクターブ下降は1-2の指変え(27・28 小節)を指導しましょう。 ・ディレイを使ってフレーズはメゾ・スタッカートで演奏します。 B3-11 ピンク・パンサー 指導ポイント ・ノンレガートの演奏、フレーズの表情 ・高音域の読譜 F.マンシーニ 伴奏の発展 ・ノーマル演奏の伴奏 パターン 指導留意点 ・ノンレガートは一音一音確認するフィーリングで指導しましょう。 ・指に力が入り過ぎないよう、また硬くならにように注意しフレーズの終りは大切に演奏します。 B3-12 マイ・ウェイ 指導ポイント ・ベースラインの奏法を美しく ・編曲構成 指導留意点 ・息の長いフレーズなので、あまりエクスプレッションを大きくつけないで フレーズの中の小さな cresc. dim.を工夫します。 ・ベースのパターン(タタンタ)があまり極端にならないように注意します。 B3-13 J.レバン&C.フランソワ 伴奏の発展 ・左手のバッキングはシャー プに演奏 メロディーの発展 ・M.O.C をかけずにダブル ノート奏で完成して みましょう。 昴 指導ポイント ・メロディーの音色奏法 ・ベースパターンの発展 ・L.K.のカウンター 谷村新司 伴奏の発展 ・後半の伴奏 左手が重くならないように 指導留意点 ・メロディーはあまり力を入れずに一音一音ていねいに演奏します。 ・ベースのパターンが順に変化します。 ・左手の和音を正確に演奏します。 B3-14 G線上のアリア 指導ポイント ・ストリングアンサンブル ・ベースのレガート奏 ・表情 ・指かえ J.S.Bach 伴奏の発展 ・ベースでリズムを作る 指導留意点 ・メロディーのタッチに注意し、各々のフレーズは指を上からていねいに指導します。 ・ベースの半音上向はトゥー&ヒール(つま先と踵)の演奏を指導しましょう。 ・同音指かえはあせらずにゆっくりと行います。 B3-15 慕情 指導ポイント ・シンフォニックオーケストラ ・コードの複雑な変化 ・転調を伴った演奏構成 S.フェイン 伴奏の発展 ・スローバラードの演奏 指導留意点 ・音色による対比をしっかり指導します。 ・テンションコードは次のコードとカップル(進行)で抽出練習します。 B3-16 パセティック ・生徒はソロパートだけでもよいが、出来れば伴奏パートも指導しましょう。 ・伴奏パートが弾ける生徒には MDR で分離録音に挑戦してみましょう。 ・生徒と先生のデュエット。 *レジストデーターには Song17 に伴奏パートの音源が入っています。 MEMO L.v.ベートーヴェン
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