平成 27 年 7 月 10 日 各 位 日本ジェネリック製薬協会 ジェネリック医薬品シェア分析結果の訂正について 平成 27 年 3 月 26 日に発表した「ジェネリック医薬品シェア分析結果(速報値: 平成 26 年度第 3 四半期)」の数値に誤りがありました。 以下のとおり訂正させていただきますとともに、お詫びを申し上げます。 1.訂正箇所 平成 26 年度第 3 四半期のジェネリック医薬品の 数量シェア分析結果 (新指標、速報値) (誤) 50.0% (正) 53.2% 2.原因 (1)新指標計算式(註 1)の分母のうち [後発医薬品のある先発医薬品の 数量]に、本来含まれない分類の医薬品(註 2)の数量が算入されたため、 分母が過大となりシェア値が小さくなったことが確認されました。 (2)[後発医薬品のある先発医薬品の数量]の算出にあたっては、厚労省作成の ファイル 5 を用いますが、このたびの第 3 四半期の計算の際には、ファイ ル 5 でなく、誤ってファイル 1~4(註 3)を用いたことが確認されました。 ファイル 5 には、「準先発品」区分が掲載されていませんが、ファイル 1~4 では、「準先発品」区分が記載されています。 本作業は、アイ・エム・エス・ジャパン(株)(以下、IMS)において行 われていますが、同社内でのデータ処理の際のファイルの取り違えが今回の 誤りの原因と判明いたしました。 なお、これまでに公表した新指標の数値についても改めて検証いたしまし たが、平成 26 年度第 3 四半期のシェア値以外にファイルの取り違えはあり ませんでした。 3.今後の対応 今後の公表数値の算定に際しては、IMS における、当該シェア計算に係る データ処理手順(SOP)の履行が一層徹底されるよう求め、再発防止に万全 を期します。 4.その他 弊協会ホームページ上の平成 27 年 3 月 26 日公表資料「ジェネリック医薬 品シェア分析結果(速報値;平成 26 年度第 3 四半期)」は、本日付で前述のと おり訂正をいたしました。 (以上) (註1) [後発医薬品のシェア] = [後発医薬品の数量] [後発医薬品のある先発医薬品の数量] + [後発医薬品の数量] (註2) [後発医薬品のある先発医薬品の数量]に含まれない分類の医薬品は主に「準先発品」のこと。 「準先発品」とは昭和 42 年以前に承認・薬価収載された医薬品のうち、価格差のある後発医薬 品があるもの。これらについては、 「先発医薬品に準じたもの」とみなし「準先発品」としても 一般名処方加算を算定することができる(内用薬及び外用薬に限る) 。 (H24.6.7 厚労省保険局医療課事務連絡「疑義解釈資料の送付について(その5)」参照) (註3) 厚生労働省 所在: 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報 ファイル1 内用薬 ファイル2 注射薬 ファイル3 外用薬 ファイル4 歯科用薬剤 ファイル5 その他(各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報) 厚労省ホームページ>政策>分野別の政策一覧>健康・医療>医療保険> 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について 【照会先】 ○日本ジェネリック製薬協会 電話 03 3279 1890 ○アイ・エム・エス・ジャパン(株) 広報部 電話 03 5425 9020
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