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自己チェックシート(B.医師編)
ご自身や同僚・関係者の対応・状況等を振り返り、最も当てはまる番号に○を付けてください。
※チェック項目は、医療機関の診察室を前提としています。勤務先が異なる場合は、その場面の対応を想定して
ご回答頂くか、回答しにくい場合は回答可能な箇所のみの記入で結構です。
医師は、認知症者の緊
張・不安感を取り除くよ
う、会話内容に気を配っ
ています。
B
2
医師は、家族から得た情
報を、診察前に頭に入れ
ています。
B 医師は、本人と家族の両
3 方から話しを聞くように努
めています。
B
4
医師は、早口にならない
ように配慮しています。
B
5
医師は、足を組んでしゃ
べったり、貧乏ゆすりをし
ないよう努めています。
B
6
医師は、「変わりありませ
んね、治る病気ではな
い」などと安易に言わな
いよう配慮しています。
やっていない
まったく
診察室
B
1
やっている
たまに
チェック項目
やっている
概ね
場面
番
号
やっている
常に
自己評価(○は一つ)
解説
(望ましい対応や理由など)
(本人・家族の気持ちの理解)
3
2
1
0
先ずは、診察に直接関係のない、季節や花の話題等で緊張
をほぐしましょう。
認知症者の興味・関心の度合いを知るこ
ともできます。
(本人・家族の気持ちの理解)
3
3
3
2
2
2
1
1
1
0
問診票や家族からの情報は、認知症者の日常生活を知る上
でとても大切です。必ず問診前に目を通しましょう。
0
(本人・家族の気持ちの理解)
認知症によって本人も家族も大きな不安や負担を強いられ
ています。双方の気持ちを理解し、対応することが求めら
れます。
0
(認知症の症状理解)
認知症者は、記憶障害や言語理解の障害を伴う場合もある
ので、言葉は短めに、ゆっくりと話すことが大切です。
(医師の対応・態度)
医師は、「家族に対する
B 妄想」を、家族の対応が
7 悪いと断定せず、適切な
対応法を説明していま
す。
3
3
2
2
1
1
0
0
本人や家族は、医師やスタッフの表情・言葉や動きに大変
敏感です。
ご自身の認知症者・家族との向き合い方を今一度
振り返ってみましょう。
(医師の対応・態度)
病状の変化や今後の見通しについては、伝えるタイミング
や伝え方を工夫する必要があります。
(本人・家族の気持ちの理解)
3
2
1
0
物盗られ妄想・被害妄想の対象は、身近な家族がなり易い
ことを説明したうえで、ねぎらいの言葉をかけましょう。
(医師の対応・態度)
B
8
医師は、家族にねぎらい
の言葉をかけています。
3
2
1
0
B
9
医師は、簡易テストや検
査結果を伝える際に、本
人の不安な気持ちに配
慮しています。
3
2
1
0
B
10
医師は、「認知症の疑い」
を確認した時に、専門医
療機関の受診を勧めて
います。
家族の話をきちんと聞いたうえで、
「よく頑張っていますね、
無理しないで下さいね」などの声がけをしましょう。
(医師の対応・態度)
説明は、簡潔にわかりやすく行い、かつ、本人の不安を助
長しない配慮が大切です。
(専門医療機関と連携)
3
2
1
0
本人の「認知症の判定をされる」という不安や拒絶につな
がらないよう、専門医療機関の役割や診察内容を丁寧に説
明しましょう。
(ご自身の振り返って率直な評価をお願いします。採点・答え合わせは行いません。
)S-M