平成18年2月23日 成田国際空港株式会社 ますます便利になります! “手ぶら旅行”がますます便利になります。これまでの手ぶら旅行サービスは、お客様が自 宅から最終到着空港まで手ぶらで移動することを可能にするサービスでしたが、このたび、 渡航先空港からホテルまでの荷物搬送サービスを行うツアーと連動して、自宅から渡航先 ホテル、渡航先ホテルから自宅までの旅行全体を通じての手ぶら旅行を実現するサービス モデルの試行運用を行うことになりました。 これによりお客様は移動の間、お荷物を運ぶ煩わしさから解放されて、これまで以上に 快適な旅行をお楽しみ頂けるようになります。 記 1. 試行運用の目的: これまでの手ぶら旅行サービスと旅行代理店ツアーが実施している渡航先空港か らホテル、ホテルから渡航先空港までの手荷物搬送サービスを連動することにより、 将来の自宅∼渡航先ホテル間の往復手荷物配送サービスの実現可能性を検討するた めの運用評価を行います。 2. 実施主体及び協力会社 本試行運用はASTREC(次世代空港システム技術研究組合)が主体となり、NAA及 び以下の旅行代理店、航空会社、空港宅配事業者等の協力により実施されます。 ・旅行代理店:JTB ・航空会社: ANA ・空港宅配事業者:NPS ・宅配事業者:佐川急便 3. 試行運用期間 : JTB指定の2006年3月出発のツアー (欧州向けツアー、ロンドン、パリを予定) 4. 対象者 :指定のツアー参加者(200名程度) JTBより該当ツアー参加者に向けて、実験参加を勧誘 5. 試行運用の概要 試行運用の流れは以下の通りです。 出発時 ①JTBツアー参加者を対象にモニターを募集し、お客様の参加申込みを受け付けま す。 ②お客様の手荷物は手ぶら旅行サービスにより、渡航先空港まで運ばれます。 ③渡航先空港からホテルまでは、JTBが手荷物を搬送します。 ④お客様は、ホテルのお部屋で手荷物を受け取ります。 帰国時 ⑤JTBがホテルでお客様の手荷物をピックアップ。 ⑥お客様は、渡航先空港で手荷物を受取り、航空会社に預託します。 ⑦成田空港に到着した手荷物は、手ぶら旅行サービスにより、お客様の自宅まで届 けられます。 なお、モニターに対しては手ぶら旅行サービスをご利用いただくとともに、アンケー ト調査にご協力頂きます。これをふまえて試行運用の評価等を行います。 実験フロー 往路 自宅 成田空港 チェックイン 手ぶら 申込 e-タグ( RFID) 取り付け 到着空港 搭乗 ホテル チェックイン 降機 手荷物 預託 手荷物 通関 ピックア ップ 手荷物 保管 ホテル 手荷物 搭載 手荷物 取卸 手荷物 預託 手荷物 受領 手荷物 テーブル 旅行会社のサービス これまでの手ぶら旅行 復路 自宅 現地空港 成田空港 降機 手荷物 受領 手荷物 預託 通関 ホテル チェックアウト 搭乗 手荷物 ピックア ップ 手荷物 テーブル チェックイン 手荷物 取卸 ホテル 手荷物 搭載 手荷物 受取 手荷物 預託
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