議員提出議案第14号 調布飛行場自家用飛行機墜落事故について

議員提出議案第14号
調布飛行場自家用飛行機墜落事故について,改めて調布市議会の
決議を重く受けとめるよう求める意見書提出について
上記の議案を提出する。
平成28年 6 月21日
提出者
調布市議会議員
田
中
久
和
賛成者
調布市議会議員
川
畑
英
樹
同
小
林
市
之
同
雨
宮
幸
男
同
大
河
巳渡子
同
二
宮
陽
1-438
子
調布飛行場自家用飛行機墜落事故について,改めて調布市議会の
決議を重く受けとめるよう求める意見書
平 成 27年 7 月 26日 に 慣 熟 飛 行 を 目 的 と し た 自 家 用 小 型 飛 行 機 が , 調 布 飛 行
場を離陸直後,調布市富士見町1丁目の住宅密集地に墜落炎上し,住民1名,
乗員2名が死亡し,市民に大きな不安と恐怖を与えた大変痛ましい事故が発
生した。
事故から間もなく1年が経過しようとしている現在に至っても,その原因
は明らかになっておらず,被害者への救済措置も到底十分であるとは言えな
い。
こ の よ う な 状 況 に あ る 中 で , 東 京 都 は 去 る 平 成 28 年 6 月 16 日 に 開 催 さ れ た
住民説明会において,自家用機の運航自粛の要請は継続するが,法令に規定
されている耐空証明検査や技量維持など必要最小限の運航を認めるとの考え
を示した。しかし,自家用機の運航再開については,多くの地域住民の理解
が得られていないのが現状である。このことを厳しく認識するとともに,改
め て , 平 成 27 年 第 3 回 調 布 市 議 会 定 例 会 に お い て 満 場 一 致 で 可 決 し た 「 被 害
者及び不安を抱える周辺住民への支援」「自家用機の運航停止」など5項目
を盛り込んだ「調布飛行場自家用飛行機墜落事故について東京都に抗議する
決議」を重く受けとめるよう強く求める。
以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成28年 6 月
日
調布市議会議長
提出先
東京都知事
1-439
鮎
川
有
祐