クイックガイド Quick Guide Quantum Prep Plasmid 所要 時間 約 Maxi Prep Kit あらかじめWash Buffer には95−100%EtOHを 1:1になるように(270ml)加えておきます。 90 分 ■キット構成内容: ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Maxiprep Resuspension Solution ……………………………………………………165ml Cell Lysis Solution …………………………………………………………………………250ml Neutralization Solution……………………………………………………………………165ml Quantum Prep Matrix ……………………………………………………………………110ml Maxiprep Wash Buffer ……………………………………………………………………270ml Maxiprep Spin Baskets ……………………………………………………………………10 本 5M NaCl …………………………………………………………………………………………5ml ■キット以外に必要な試薬: 95−100%エタノール/TE もしくは滅菌済超純水 操 集 菌 上清廃棄 作 手 順 100∼500mlを5000×gで5min遠心 TBや2×YT 8OD/ml→ 250ml LB 4OD/ml→ 500ml 細胞ペレット 再懸濁 Cell Resuspension Solution 15ml 完全に再懸濁する。 アルカリ溶菌 Cell Lysis Solution 23ml 穏やかにチューブを転倒懸濁。 中 和 Neutralization Solution 15ml 穏やかに振り混ぜて懸濁。 5min以上放置せず次のステップへ。 遠心 8∼10000×g 20min 10分以上放置せず次のステップへ。 沈殿廃棄 吸 着 上清廃棄 洗 浄 上清廃棄 上清を回収 Quanturm Matrix 10ml 15-30sec穏やかに懸濁 遠心 3000×g 5min Wash Buffer 25ml を加え懸濁 遠心 3000×g 3∼5min 沈殿物を取らないように十分気をつける。 マトリクスを完全に懸濁する。 懸濁は穏やかに行う。 スイングロータを使用してください。 50ml遠沈管に25mlスピンバスケット を収める。必要であればアダプターリ ングを使用する。 Wash Buffer 15ml を加え懸濁 スピンバスケット/遠沈管 へ懸濁液を入れる スピンバスケットのフィルターを 傷つけないないように注意。 ふたはしない。 遠心 3000×g 5min 流出液廃棄 洗 浄 流出液廃棄 Wash Buffer 10ml 遠心 3000×g 5min スピンバスケットを新しい遠沈管 へ移す 溶 出 滅菌水またはTE 5ml 70℃に温めて溶出することにより 遠心 3000×g 5min よい収率が得られる。 必要であればEtOH沈殿を行う。 精製プラスミドDNA ※詳細は英文取扱説明書を参照してください。 Quantum Prep プラスミドプレップキット トラブルシューティング 問 題 考えられる原因 確認してください Trouble Shooting 解決方法 ローコピー プラスミド ローコピープラス ミドを使用していま せんか? 濃厚培地を使用し、細胞量を増やしてくださ い。もしくはハイコピープラスミドを使用 してみてください。 細胞数が 不十分 大腸菌のオーバー ナイト培養していま すか? 濃厚な培地を使用してください;培養時間、 容量を調節してください。OD 600 を測定し OD /ml を確認してください。 培養液が 古い 大腸菌はどのようなも のを使用していますか? 単離した大腸菌を 37 ℃でオーバーナイト培 養し、培養後すぐに使用してください。 回収されて いない マトリクスに吸着さ れているか確認する 溶出バッファー(dw か TE)を 70 ℃に温めて 溶出してください。溶出バッファー量を増や す、あるいは 2回にして溶出してください。 ゲノムの コンタミネーション 低から高分子量のス メアがありますか? 溶菌後なるべく穏やかに懸濁してください。 培養液を減らしてください。 Endonuclease A のコンタミネーション 低分子量のスメアが ありますか? 洗浄ステップの回数を増やしてください。 ホスト株を変えてみてください。 細胞のオーバー ロード;Cell Resuspension Solution の劣化 260/280>2.0で すか? 泳動した際、ゲ ルに低分子量のバン ドが見られますか? オーバーロードを避けてください;新しい CellResuspensionSolution を用いてくだ さい。 (CellResuspensionSolution には RNaseが含まれています) タンパク質のコン 細胞構成タンパク タミネーション が混入している 260 /280 <1.5 ですか? クリアライセートを回収する際、白色の沈殿 が混入しないように気をつけてください。 スピンカラム からマトリク スが漏れる キット指定の速度で遠心してください。rpm 遠 心 機 の 回 転 速 度 (revolutions per minute)への変換方法 (rpm)2 r は速すぎませんか? RCF(g)=(1.12×10-5 ) r:ローターの中央からチューブの中央までの半径(cm) 回収率が 低い スメアリング RNA コンタ ミネーション スピンバスケット の破損 遠心をした際マ スピンバスケットへ トリクスが遠心 のオーバーロード 機内に飛び散る マトリクス+クリア ライセートの量が 多すぎませんか? マトリクス+クリアライセート懸濁液がスピ ンカラムに入りきらない場合は遠心を 2 回に 分けて行なってください。 塩基配列が 決定出来ない 泳動によるバンドの 確認をしていますか? 260 /280 比率測 定していますか? 培養のOD600 を確認してください。細胞の オーバーロードを避けてください。 260/280比率を測定し、 260/280<1.5 の場合はタンパク質、 260/280>2.0 の場合はRNAが混入し ている可能性があります。 精製度が不十分 日本バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社 ライフサイエンス事業本部 本 社 神奈川営業所 つくば営業所 大阪営業所 名古屋営業所 福岡営業所 〒 116-0014 〒 222-0033 〒 305-0031 〒 532-0025 〒 465-0093 〒 812-0013 東京都荒川区東日暮里 5-7-18 横浜市港北区新横浜 2-7-3 つくば市吾妻 1-15-1 大阪市淀川区新北野 1-14-11 名古屋市名東区一社 3-121-1 福岡市博多区博多駅東2-18-30八重洲博多ビル ※技術的なお問い合わせは 1(03)5811-6270 1(045)476-0351 1(029)852-0835 1(06)6308-6568 1(052)702-2358 1(092)475-4856 1(03)5811-6271 FAX(03)5811-6272 FAX(045)476-0350 FAX(029)852-0829 FAX(06)6308-3064 FAX(052)702-2812 FAX(092)475-4858 FAX(03)5811-6272
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