プログラミング演習( Exercise in Computer Programming )

教
科
プログラミング演習(
名
学年・学科名
Exercise in Computer Programming
【担当教員氏名】
第 1 学年
常勤 太刀川 寛 【教員室】 情報棟4階
情報工学科
常勤 今野 慎介 【教員室】 情報棟2階
1単位
週1時間
通年
必修
総時間 30 時間
戸川隼人 著 「ザ・PASCAL」 (サイエンス社)
TYPEQUICK 学校研修キット (日本データパシフィック)
情報処理実験室(情報棟 4 階)のコンピュータシステムを利用する
)
内線6445
内線6449
単位数・期間
教科書など
補 助 教 材
参 考 書など
学習到達目標:
プログラミングⅠの授業と連動し、コンピュータを理解するための基礎知識を実際にパソコンを操作すること
で身につけ、構造化プログラミングの学習に最適なプログラミング言語PASCALを学習し、第2学年の修了
時点で問題解決のため自由にプログラミングできるようになることを目標とする。
(B)
(C)
函館高専教育目標との関連:
(B)専門技術に関する基礎知識を持った技術者
(C)情報技術を活用できる技術者
学習上の留意点:
ひとつのプログラミング言語をしっかりと身につけることが、他のプログラミング言語を学習する上での早道
となる。積極的に演習に取り組むこと。プログラミングの教科書、ノートを忘れずに持参すること
キーボードのタッチタイピングは、学習効率を上げる効果があるので必ず身につけること。
評価方法:
前期中間:タッチタイピング 60%、演習課題(プログラム)40%
前期期末、後期中間、後期期末:演習課題(プログラム 80%、PAD 20%)
これらの平均を学年評価とする(B,C)
必要とされる予備知識: プログラミングⅠの講義内容
関連する科目: プログラミングⅠ・Ⅱ、アルゴリズム
授 業 内 容
授
業
項
目
時間
各 項 目 到 達 目 標
ガイダンス
1.コンピュータの基本的操作
2.タッチタイピング
0.5
0.5
1
・コンピュータの基本操作が出来る。
・タッチタイピングを身につける。(目標:20 語/分、正
確率 93%以上)
・プログラム開発ツール(Delphi)の操作ができる。
3. Delphi の使い方
4. 式の計算と入出力
(1)プログラムの基本形
1
(2)整数型、実数型
1
(3)定数
(4)標準関数
1
1
・入力、計算、出力といった流れの簡単なプログラムが書
ける。
・整数型、実数型の変数(データ)の違いを理解し、変数
宣言、代入、出力指定ができる。
・定数を定義し、式が書ける。
・標準関数、標準手続きを使ったプログラムが書ける。
5.一定回数の繰り返しと配列
(1)for 文
(2)配列
4
3
・for 文を使った一定回数の繰り返しが書ける。
・1次元配列、2次元配列を使ったデータの操作ができる。
6.判断と枝分かれ
(1)if 文
(2)repeat∼until
(3)while 文
(4)case 文
2
2
2
1
・論理式を使い、if 文が書ける。
・repeat∼until を使った繰り返しが書ける。
・while 文を使った繰り返しが書ける。
・case 文を使った選択が書ける。
7. 文字列とテキストファイル
(1)文字型
1
(2)文字列型
(3)論理型
(4)テキストファイル
2
1
3
追加指導
2
・文字コード、文字定数、文字変数について理解し、文字
データの扱いが出来る。
・文字列を扱うことが出来る。
・論理型を宣言し、操作できる。
・テキストファイルの構造、行末、ファイル末、入出力変
換を理解し、入出力が出来る。
(提出された演習課題への指導を行なう)
1